JP2012086408A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】場所を問わず、手動動作によって充電することができる、液体噴射装置を提供する。
【解決手段】記録媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドを保持するキャリッジ5と、キャリッジ5を移動可能に保持するガイド軸4と、ガイド軸4に沿ってキャリッジ5が強制的に移動された際に誘導電流を発生させる発電部10,15と、発電部10,15により発生した誘導電流を充電可能な電源部20と、を備えた液体噴射装置である。
【選択図】図4

Description

本発明は、液体噴射装置に関するものである。
従来から、インク滴を記録紙(媒体)に対して噴射させる液体噴射装置として、インクジェットプリンター(以下、「プリンター」という。)が広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−203118号公報
ところで、近年、このようなプリンターにおいては、種々の場所での利用を目的としてバッテリー駆動されるものがある。しかしながら、このようなバッテリー駆動のプリンターでは、バッテリーが切れてしまうと使用できなくなってしまうことから、場所を問わず、手動動作によって充電可能とされる構成の提供が望まれていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、場所を問わず、手動動作によって充電することができる、液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の液体噴射装置は、記録媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドを移動可能に保持するガイド軸と、前記ガイド軸に沿って前記キャリッジが強制的に移動された際に誘導電流を発生させる発電部と、前記発電部により発生した前記誘導電流を充電する充電部と、を備えることを特徴とする。
本発明の液体噴射装置によれば、キャリッジを強制的にガイド軸に沿って移動させることで発生した誘導電流を電源部に充電することができる。よって、場所を問わず、手動動作により充電可能な液体噴射装置を提供できる。この液体噴射装置によれば、電源部に充電された電力を利用することで場所を問わず、液体噴射動作を行うことができる。
また、上記液体噴射装置においては、前記発電部は、前記ガイド軸に設けられた磁石と、前記キャリッジに設けられ、前記磁石を挿通させることで前記誘導電流が発生するコイル部材と、を含むのが好ましい。
この構成によれば、キャリッジをガイド軸に沿って移動させることで磁石が挿通されることにより、コイル部材に誘導電流を簡便且つ確実に生じさせることができ、操作性に優れたものとなる。
また、上記液体噴射装置においては、前記キャリッジは、前記液体噴射ヘッドの強制移動時に把持可能な把持部が設けられているのが好ましい。
この構成によれば、把持部を把持することでキャリッジをガイド軸に沿って簡便且つ確実に移動させることができ、充電動作の操作性を向上させることができる。
液体噴射装置の一例を示す斜視図である。 キャリッジの要部構成を示す図である。 ガイド軸の要部構成を示す図である。 プリンターにおける発電動作を説明するための図である。 プリンターの電気的な構成を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態について図を参照にしながら説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態に係る液体噴射装置の一例を示す斜視図である。なお、以下の説明では、液体噴射装置の一例として、インクジェットプリンター(以下、単にプリンターと称す)について説明する。
図1に示すように、プリンター1は、上側が開口する略直方体形状のフレーム2を備えている。フレーム2には、プラテン3が架設されており、紙送りモーター9により、このプラテン3上を印刷用紙Pが副走査方向(図1中Y軸方向)に給送されるようになっている。
そして、フレーム2にはプラテン3と平行にガイド軸4が架設されており、このガイド軸4には、キャリッジ5がガイド軸4の軸線方向に移動可能に挿通支持されている。また、このキャリッジ5は、タイミングベルト14を介してキャリッジモーター13に駆動連結されており、キャリッジモーター13の駆動によってガイド軸4に沿って主走査方向(図1中X軸方向)に往復移動されるようになっている。また、キャリッジ5のプラテン3に対向する面には、記録ヘッド(液体噴射ヘッド)6が搭載されている。これにより、記録ヘッド6はキャリッジ5とともにガイド軸4に沿って移動可能となっている。
また、キャリッジ5には、4つのインクカートリッジ(液体収容容器)Cが着脱可能に装着されている。具体的には、第一〜第四インクカートリッジC1〜C4が着脱可能に装着されている。
第一インクカートリッジC1は、内部に、ブラックインクを収容している。第二〜第四インクカートリッジC2〜C4は、内部に、各種カラーインクを収容している。各種インクは、例えば、分散媒に色材である顔料を分散させた、いわゆる顔料インクである。
なお、第一〜第四インクカートリッジC1〜C4を互いに区別しないで説明する場合には、単にインクカートリッジCとして説明する。また、ブラックインク及び各種カラーインクを総称して、インクとして説明する。
記録ヘッド6の下面には不図示のノズル列の開口が形成されている。
各ノズル列は、各インクにそれぞれ対応しており、不図示の圧電素子の駆動により、印刷用紙P上にインクの液滴が吐出されるようになっている。
また、フレーム2内には、メンテナンスユニット7が備えられている。メンテナンスユニット7は、キャリッジ5の移動範囲内であって、印刷用紙Pの搬送経路外の領域である非印刷領域に設けられており、本実施形態では図1中右側に設けられたホームポジションに配設されている。ホームポジションは、例えばプリンター1の電源がオフである時(後述する充電動作時)や、長時間に亘って記録が行われない時などに、記録ヘッド6が待機する場所である。
メンテナンスユニット7は、記録ヘッド6を封止するためのキャッピング装置7aと、記録ヘッド6のノズル面に付着したインクを払拭するためのワイピング装置7bと、を含んでいる。
キャッピング装置7aは、非印刷状態のときに、記録ヘッド6のノズル面を封止する、所謂キャッピング動作に用いられるものである。また、キャッピング装置7aは、メンテナス時に、記録ヘッド6のノズルからインクを強制的に噴射する、所謂フラッシング動作に用いられるものである。また、キャッピング装置7aは、メンテナス時に、負圧により記録ヘッド6のノズルからインクを強制的に排出させる、所謂吸引動作に用いられるものである。
キャッピング動作は、ノズル面を封止することで、ノズル内のインクが増粘或いは固化することに起因した吐出不良の発生を防止することができる。
また、フラッシング動作は、ノズルからインクを強制的に噴射させることで、ノズル内のインクが増粘或いは固化することに起因した吐出不良の発生を防止することができる。
また、吸引動作は、負圧によりノズル内からインクを強制的に排出させることにより、上記フラッシング動作では排出することができない固化インクや異物をノズルから排出し、吐出不良の発生をすることができる。
また、ワイピング装置7bは、上述のフラッシング動作後に、ノズル面に付着したインクを払拭するためのものであり、プリンター1内が廃インクにより汚染されるのを防止することができる。
図2はキャリッジ5の要部構成を示す図であり、図3はガイド軸4の要部構成を示す図である。図2に示すように、キャリッジ5には、ガイド軸4を挿通させるためのガイド孔5aが形成されており、該ガイド孔5aの内周面に沿ってコイル部材10が設けられている。これにより、ガイド軸4は、コイル部材10に対して挿通された状態となっている。
また、キャリッジ5には取手部(把持部)11が取り付けられている(図4参照)。プリンター1の使用者は、取手部11を把持することでキャリッジ5をガイド軸4に沿って強制的に移動させることが可能になっている。よって、後述する充電動作時の操作性を向上させている。
ガイド軸4の中央部には、図3に示すように磁石15が設けられている。磁石15は、N極部15aとS極部15bとを含んでいる。磁石15は、上記キャリッジ5がガイド軸4に沿って移動する際、キャリッジ5に設けられたコイル部材10に対して誘導電流を発生させるようになっている。すなわち、磁石15及びコイル部材10は、本発明に係る発電部を構成している。
図4はプリンター1における発電動作を説明するための図である。
図4に示すように、キャリッジ5は取手部11を把持することでガイド軸4に沿って移動されると、コイル部材10にファラデーの法則による誘導電流が発生する。ここで、ファラデーの法則とは、閉じた電気回路(導体コイルなど)と鎖交する磁束が変化すると、電気回路中には変化した磁束を打ち消す向きの磁界が発生するように、誘導電流が流れるというものである。
具体的には、キャリッジ5がガイド軸4の左端まで移動した後、+X方向にキャリッジ5を移動すると、キャリッジ5に設けられたコイル部材10には、磁石15(N極部15a)の磁界を打ち消そうとしてN極を生じるような誘導電流Iaが流れる。また、同様に、キャリッジ5がガイド軸4の右端まで移動した後、−X方向にキャリッジ5を移動すると、キャリッジ5に設けられたコイル部材10には、磁石15(S極部15b)の磁界を打ち消そうとしてS極を生じるような誘導電流Iaが流れる。なお、誘導電流Iaを大きくするためには、キャリッジ5の移動速度を大きくする、磁石15として磁力の強いものを採用する、或いは、コイル部材10の巻数を多くすることが必要である。
キャリッジ5がガイド軸4に沿って移動することで生じる誘導電流は交流であることから、本実施形態ではAC/DCコンバータ12を介してコイル部材10に電源部20が接続されている。これにより、上述のようにキャリッジ5をガイド軸4に沿って移動した際に発生した誘導電流を電源部20内に設けられたバッテリー20aに充電することが可能となっている。
図5はプリンター1の電気的な構成を示すブロック図である。本実施形態におけるプリンター1は、プリンター1全体の動作を制御する制御装置30を備えている。この制御装置30には、プリンター1の動作に関する各種情報を記憶した記憶装置31、紙送りモーター9、キャリッジモーター13、メンテナンス装置33、及び記録ヘッド6が電気的に接続されている。制御装置30は、電源部20から供給される電力を上記紙送りモーター9、キャリッジモーター13、メンテナンス装置33、記録ヘッド6に供給することで、これらを駆動させることが可能となっている。
制御装置30は、記録ヘッド6の圧電素子(不図示)に入力する吐出パルスを制御することで、記録ヘッド6の下面に設けられた複数のノズルからインクを吐出することが可能となっている。
以上述べたように、本実施形態に係るプリンター1によれば、キャリッジ5を強制的にガイド軸4に沿って移動させることで発生した誘導電流を電源部20のバッテリー20aに充電することができる。よって、このプリンター1によれば、手動動作により場所を問わず、充電可能な構成を提供できる。また、このプリンター1は、電源部20(バッテリー20a)に充電された電力を利用することで場所を問わず、インク噴射動作を行うことができるので、携帯用プリンターとして最適である。
また、上記プリンター1によれば、キャリッジ5をガイド軸4に沿って移動させるだけで誘導電流を簡便且つ確実に生じさせることができるので、操作性に優れたものとなる。また、上記プリンター1によれば、キャリッジ5に取手部11が設けられているので、取手部11を把持することでキャリッジ5をガイド軸4に沿って簡便且つ確実に移動させることができ、充電動作における高い操作性を得ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能である。
例えば、制御装置30はプリンター1の印刷動作時において、キャリッジ5がガイド軸4に沿って移動する際に発生した誘導電流をプリンター自身の駆動源として用いる構成であっても構わない。このような構成によれば、電源部20のバッテリー20aの減りを抑えることができ、バッテリー20aの持ちを長くすることができる。
また、上記実施形態では、ガイド軸4の中央部に磁石15を設ける場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。具体的には、ガイド軸4の長さ方向の全域に亘って磁石を設ける事で、N極部15aとS極部15bとが繰り返し配置される構成としても構わない。このような構成にすれば、キャリッジ5をガイド軸4に沿って移動させる毎に、コイル部材10に誘導電流が発生させることができる。
よって、発電効率を向上させることができ、キャリッジ5におけるガイド軸4に対する往復回数を減らすことができる。したがって、充電動作を短時間で終了させることができる。
1…プリンター(液体噴射装置)、4…ガイド軸、5…キャリッジ、6…記録ヘッド(液体噴射ヘッド)、10…コイル部材、11…取手部(把持部)、15…磁石、20…電源部

Claims (3)

  1. 記録媒体に液体を噴射する液体噴射ヘッドを保持するキャリッジと、
    前記キャリッジを移動可能に保持するガイド軸と、
    前記ガイド軸に沿って前記キャリッジが強制的に移動された際に誘導電流を発生させる発電部と、
    前記発電部により発生した前記誘導電流を充電可能な電源部と、
    を備えることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記発電部は、前記ガイド軸に設けられた磁石と、前記キャリッジに設けられ、前記磁石を挿通させることで前記誘導電流が発生するコイル部材と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記キャリッジは、前記強制移動時に把持可能な把持部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体噴射装置。
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