JP2012085559A - 土供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】土供給装置の土繰出ベルト5を、駆動ローラー15と従動ローラー16との間に掛け回す。従動ローラー16の従動軸18はフレーム側板10の長孔19に前後移動自在であって繰出ベルト5の張り具合を調節するテンション機構Tを介して軸装する。テンション機構Tは、フレーム側板10の支持板部23に対して前後移動する螺子軸22と、該螺子軸22に螺合して前記支持板部23に当接するロックナット25を有して構成する。テンション機構Tには、前記支持板部23とロックナット25の間に位置する作業位置と、前記支持板部23とロックナット25の間から退避する退避位置とに移動するテンション開放部材26を設ける。
【選択図】図7
Description
この土供給装置の繰出ベルトはテンション機構により張り具合を調節自在としており、テンション機構はフレーム側板の支持板部に対して螺子軸を前後移動自在に設け、螺子軸に二個のナットを螺合させ、この二個の両方のナットを一つずつ回転させて、フレーム側板の支持板部に対して螺子軸を前後移動させ、繰出ベルトの従動ローラーの従動軸を繰出ベルトの張力に抗して前後動させて、張り具合を調節する構成が一般的である。
公知例では、ナットが振動等で弛まないように二個のナットを螺子軸に螺合させているため、一旦調節すると、不使用時もそのままであり、作業終了後であっても、繰出ベルトを張った状態で格納していた。
これは、繰出ベルトを弛めるには、二個のナットを逆回転させて、螺子軸を移動させなければ弛めることができないから、作業再開時には、必ず、繰出ベルトの張り具合調節をする必要が生じる。
そのため、繰出ベルトは一旦調節すると、不使用時(格納時)もそのままであり、耐久性が低下するという課題がある。
本願は、テンション機構の構成を工夫し、作業再開時の繰出ベルトの張り具合調節を不要とした繰出ベルトを弛緩させられるようにし、操作性および作業性を向上させたものである。
本発明は、前記テンション開放部材26は、所定厚さを有する板部材により形成した係合板部27と該係合板部27と平行状態に設けた操作板部28を有し、係合板部27と操作板部28の間の係合溝32を前記支持板部23に嵌合させる構成とした土供給装置としたものである。
本発明は、前記テンション開放部材26は、前記操作板部28に、前記螺子軸22に挿通する長孔30を設けて、螺子軸22に対して操作板部28を上下移動自在とし、前記係合板部27には、上方から螺子軸22に係合して側面視において螺子軸22と重ねられる係合溝29を形成した土供給装置としたものである。
本発明は、前記ロックナット25は螺子孔33内に樹脂部34を設けて構成した土供給装置としたものである。
請求項2の発明では、テンション開放部材26を、所定厚さを有する板部材により形成した係合板部27と該係合板部27と平行状態に設けた操作板部28により構成しているので、頗る簡素な構成で、操作性および作業性の向上を実現できる。
請求項3の発明では、テンション開放部材26は、操作板部28に長孔30を、係合板部27に係合溝29を設けているので、簡単に、テンション開放部材26を螺子軸22から退避あるいは装着させる構成を実現できる。
請求項4の発明では、ロックナット25を螺子孔33内に樹脂部34を設けているので、振動等に起因するロックナット25の弛みを防止できる。
前記床土供給ホッパー4と前記繰出ベルト5との間に供給口6を形成し、該供給口6には供給量調節用の供給シャッター7を設ける。供給シャッター7は、枢支軸9により前記移送台1に設けたフレーム側板10に軸装し、枢支軸9と軸芯方向を並行に設けた操作軸11に固定の開閉操作ダイヤル12により供給量を調節するように構成する。
テンション機構Tは、左右の長孔19に前後移動のみ自在に嵌合させた一対の移動部材20を有する。各移動部材20には従動軸18を両端を軸装する。各移動部材20には取付板部21を夫々設け、取付板部21には螺子軸22の基部を固定する。前記フレーム側板10の所定位置には側方に突出する支持板部23を設ける。前記螺子軸22は支持板部23の挿通孔24より後側に突出させる。支持板部23より突出した螺子軸22にはロックナット25を螺合させる。ロックナット25を回転させると、螺子軸22は支持板部23に対して前後移動して繰出ベルト5の張り具合を調節する。
前記係合板部27には、係合溝29を形成し、係合溝29を上方から螺子軸22に係合させる。係合板部27は、側面視において螺子軸22と重なっていると作業位置となり、上方に引き上げると側面視において螺子軸22に重ならない退避位置となる。
前記ロックナット25は螺子孔33内に樹脂部34を設けて構成する。
そのため、ロックナット25は回転させると、螺子軸22に対して軸方向(前後方向)に移動するが、回転させないと、樹脂部34と螺子軸22との接触により、ロックナット25自体が回転して弛むのを防止する。
床土供給装置3の移送方向下手側の前記移送台1には、床土均平装置37を一体状態で着脱自在に設ける(図1、図11)。床土均平装置37は回転ブラシ38を有し、回転ブラシ38は前記育苗容器Aに余分に供給した床土を所定量掻取りながら均平
すると共に、育苗容器Aの前後および左右の壁上面の土を除去するものである。
床土均平装置37の構成は任意であるが、一例を示すと、前記移送台1の上方に回転ブラシ38をアーム39により回動自在に取付ける。アーム39の内側の移送台1には左右一対のフレーム側板40を所定間隔をおいて並設する。前記フレーム側板40には回転ブラシ38のブラシ回転軸41を上下させる高さ調節装置42を設ける。
高さ調節装置42は、播種方法の変更および高さの相違する育苗容器Aに対応させるために上下させる。
回転ブラシ38は移送台1の移送ロール2からの回転を伝達して駆動回転させる。
床土均平装置37の移送方向下手側の前記移送台1には、隅取り均平装置46を着脱自在に取付ける。
隅取り均平装置46の移送方向下手側の前記移送台1には、床土の上面に条溝を形成する条付けローラー47を上下自在に設ける。条付けローラー47は育苗容器Aの前壁を乗り越えるときに上動し、前壁を通過すると、床土の上面に接触して駆動回転し、床土の上面に条溝を形成する。条付けローラー47は移送台1に着脱自在に取付ける。条付けローラー47は移送台1の移送ロール2からの回転を伝達して駆動回転させる。
種子供給ホッパー53の下部は漏斗状に前側誘導板55と後側誘導板56を設ける。前側誘導板55の下端は、後側誘導板56に対して所定間隔を置いて設けてホッパー供給口57を形成する。前記前側誘導板55の下面には前記ホッパー供給口57の開口量を調節する供給量調節板58を移動自在に取付ける。59は供給量調節板58を移動調節させる調節ダイヤルである。
即ち、種子供給ホッパー53は、側板60の係合ピン61を側板52の係合溝62に上方から係合させ、種子供給ホッパー53の前側誘導板55の取付軸63を側板52に固定の前側傾斜板64の挿通孔65に挿通し、取付軸63に前側傾斜板64の固定ダイヤル66を螺合させて取付ける。
この場合、種子供給ホッパー53の後側誘導板56の下方には、種子を繰出す軸心が左右方向の大径の横軸繰出ロール69を設け、種子供給ホッパー53を外すと横軸繰出ロール69の上面も開放でき、横軸繰出ロール69の繰出凹部70に残った種子も全て除去でき、播種用種子の品種交換の際の残留種子の除去を容易にする。
74は前記横軸繰出ロール69の上方位置(正確には横軸繰出ロール69の真上よりも稍後側)に設けた種子戻し回転ブラシ、75は種子誘導体である。
種子供給装置50は、フレーム51を移送台1に対して上下機構76を介して上下動自在に取付ける。上下機構76は、所謂撒播の播種方法のときには移送台1を移送される床土正面に対してすれすれの低位置に位置させ、所謂条播の播種方法では、後述する条付けローラー47によって形成される床土の条溝に種子を誘導する誘導体(図示省略)を装着するので、その分高位置に位置させる。
また、高さの相違する育苗容器Aに対応させるために上下させるときもある。
鎮圧ローラー78の下手側には、灌水装置80を設ける。灌水装置80の構成は任意であるが、一例を示すと、前後一対の灌水横筒部81に所定間隔を置いてノズル孔82を形成する。灌水装置80には水量計(圧力計)83と調節バルブ84と開閉バルブ85とリリーフ弁86とホース接続部87を設けている。ホース接続部87には水源(図示省略)に接続したホース(図示省略)を接続する。88は開閉バルブ85の開閉レバー、89は薬剤を入れたタンク(図示省略)に接続したホース(図示省略)を接続する薬剤吸引部である。
育苗容器Aに供給した床土に灌水装置80により灌水する場合、床土の性状や種子の品種等により、種子供給の前に灌水する方法を「前灌水」と当業者は呼び、種子供給の後に床土および種子にも灌水する方法を「後灌水」と当業者は呼んでおり、この「前灌水」と「後灌水」とに対応するように、灌水装置80は取付位置切替自在に構成している。
灌水装置80の種子供給装置50の下手側には、覆土供給装置92を設ける。覆土供給装置92は床土供給装置3の構成と同一であり、上部に覆土供給ホッパー4を設け、覆土供給ホッパー4の下方に覆土繰出ベルト5を設け、供給ホッパー4と前記繰出ベルト5との間の供給口6に床土供給装置3と同様な供給量調節用の供給シャッター7を設け、覆土供給装置92の覆土繰出ベルト5にもテンション機構Tを設け、テンション機構Tには、床土供給装置3と同様な、繰出ベルト5の張り具合を弛めるテンション開放部材26を設けている。
しかして、育苗容器Aを移送する移送台1は、所定間隔を置いて複数の支脚93を設けて、床上に載置するように形成する。
移送台1は、中央のメインフレーム94の移送方向の前後両側に補助レール95を着脱自在に取付けて構成する。
前記補助レール95のうち始端側の補助レール95は、左右一対の補助フレーム部材98に移送ベルト99を掛け回すローラー100を始端側に設ける。移送ベルト99は補助レール95のローラー100とメインフレーム94側に設けたメイン側ローラー101の間に掛け渡すように巻回する。
前記移送台1のメインフレーム94には上側取付部材107を設け、上側取付部材107には取付孔108を設け、取付孔108を補助レール95の補助フレーム部材98に設けた取付孔109と一致させ、ボルト等の固定具110により固定する。
また、前記補助レール95のうち終端側の補助レール95には、移送ローラー2Aを複数並設する。移送ローラー2Aには駆動を伝達させずに、自由回転とし、先行する育苗容器Aを後続の育苗容器Aにより押して、終端側の補助レール95に移送し、終端側の補助レール95で播種済み育苗容器Aを回収する。
しかし、これらの自動化した種々の装置の基本構成は、移送台1の上方に各種供給装置を設けたものであるが、移送台1に設ける供給装置の種類により、移送台1自体の長さや、各供給装置との間隔が相違し、しかも、不使用時の格納を考慮して全長を短くするように各装置の間隔を短くしているため、多様な種類の播種装置が存在することになっている。
図23〜図26は、図1の条播用播種装置Hと移送台1を共用し、予め床土を供給した育苗容器Aに、種子および覆土を供給する播種装置Hであり、共用する移送台1のメインフレーム94に対し、始端側の補助レール95および床土供給装置3を取り外して、移送台1の全長を短くしたものである。
そのため、所謂簡易撒播用播種装置Hとなる。
図27、図28は、予め床土を供給した育苗容器Aに、種子を条播して覆土する簡易条播用播種装置Hであり、「後灌水」の簡易撒播用播種装置Hに、条付けローラー47および鎮圧ローラー78を装着し、更に、種子供給装置50を上下機構76により条播用の高位置に切り替えている。
なお、図23〜図28の播種装置では、育苗容器Aの前後壁および左右壁の上面に落下した覆土を除去するため、床土均平装置37の回転ブラシ38を、覆土供給装置92の下手側に取付け、回転ブラシ38を供給した覆土上面に接触しないように高さを調節して共用しているが、覆土を除去する覆土落体92Aを設けてもよい。
また、覆土を除去するための床土均平装置37の回転ブラシ38を設ける場合、隅取り均平装置46が床土均平装置37のフレームに取り付けられているため、隅取り均平装置46を床土均平装置37の回転ブラシ38と共に装着しているが、隅取り均平装置46は育苗容器Aに接触しない高させにセットしておく。
そのため、所謂撒播式の全自動撒播用播種装置Hとなる。
図1は、育苗容器Aに、種子を条播する全自動条播用播種装置Hであり、共用するメインフレーム94に対し、始端側に補助レール95を装着して育苗容器Aの供給スペースとし、始端側の補助レール95と種子供給装置50の間に床土供給装置3と床土均平装置37と隅取り均平装置46と条付けローラー47を設け、種子供給装置50の下手側に鎮圧ローラー78を装着し、種子供給装置50を上下機構76により条播用の高位置に切り替えている。
また、各播種装置Hにおいて、床土供給装置3と種子供給装置50と灌水装置80と覆土供給装置92の下方には、育苗容器Aに入らない土や水等を受け止める受けシート112を設ける。
この場合、受けシート112は着脱自在に移送台1に取付け、更に、種子供給装置50と灌水装置80の下方の受けシート112は、種子受け箱(図示省略)の挿入口と「前灌水」および「後灌水」に伴う種子供給装置50と灌水装置80の位置変更に対応させた形状に形成している。
先ず、すじ播きの条播用播種装置Hの播種方法にて以下説明する。
移送台1の補助レール95の始端部に、育苗容器Aを供給すると、育苗容器Aは移送ロール2により床土供給装置3の下方に至る。
床土供給装置3では床土繰出ベルト5が回転しているので、床土供給ホッパー4内の床土が床土供給ホッパー4と前記繰出ベルト5との間に供給口6から床土繰出ベルト5により繰り出され、供給口6から繰り出された床土は下方を通過する育苗容器Aに供給される。
このテンション開放部材26は、ロックナット25と支持板部23の間に出入りする所定厚さの係合板部係合板部27を有して構成しているので、ロックナット25と支持板部23の間に係合板部27を位置させて、作業位置とし、テンション機構Tにより繰出ベルト5を緊張させて、土供給作業を行う。
このテンション開放部材26は、係合板部27と該係合板部27と平行状態に設けた操作板部28を有して構成し、係合板部27には係合溝29を形成し、操作板部28には長孔30を設けているので、操作板部28の長孔30を螺子軸22に挿通して螺子軸22に装着する。
次に、操作ツマミ31により操作板部28を上方に引き抜くと、ロックナット25と支持板部23の間から係合板部27を外すことができるので、繰出ベルト5は弛み、テンション機構Tによる緊張状態から開放させる。
しかも、係合板部27をロックナット25と支持板部23の間に差し込むだけで、ロックナット25を回転させないで、テンション機構Tを作用させられるので、作業再開時の初期設定の再調整を不要にでき、頗る容易になる。
このロックナット25は、螺子孔33内に樹脂部34を設けて構成しているので、回転させると、螺子軸22に対して螺合して前後方向に移動するが、テンション機構Tによる繰出ベルト5の張り具合調節後は、樹脂部34と螺子軸22との接触により、振動等に起因するロックナット25の弛み発生を防止する。
次に、床土均平装置37により床土上面が均平された育苗容器Aは、隅取り均平装置46の下方に至り、隅取り均平装置46により育苗容器Aの後壁の隅の床土を均平される。
種子供給装置50の移送方向下手側の前記移送台1には、鎮圧ローラー78を設けているので、種子の供給を受けた育苗容器Aは、鎮圧ローラー78により床土の上面が鎮圧され、条溝を形成した山が崩され、床土内に種子が埋められる。
種子の種子の供給を受けた育苗容器Aは、灌水装置80により床土および種子に灌水する。
この覆土供給装置92の繰出ベルト5も、テンション機構Tにより緊張させられているので、作業終了後には、テンション開放部材26により繰出ベルト5を弛め、繰出ベルト5の耐久性を向上させられる。
次に、補助レール95の係合ピン105は左右何れか一方の同方向に向けて突出するように設けているので、補助レール95をメインフレーム94に対して横方向に移動させると、各係合ピン105は各長孔104から同時に外れ、更に移送ベルト99が弛むので、輪状の弛んだ移送ベルト99から補助レール95を横に抜くことができ、補助レール95の取り外しを容易にする。
反対に、補助レール95の装着は、弛んでいる移送ベルト99の輪の中に横方向から補助レール95を差し込み、次に、係合ピン105を長孔104に挿入係合させ、係合ピン105を中心に補助レール95を上方回動させる。
補助レール95を上方回動させると、係合ピン105が長孔104内を後側に移動し、補助レール95の前端がメインフレーム94の後端に当たり、補助レール95の取付孔109とメインフレーム94の上側取付部材107の取付孔108とを一致させ、固定具110により固定する。
なお、終端側の補助レール95も、長孔104と係合ピン105を有する取付部材102により取付けてもよい。
しかして、以上は、床土供給装置3と条付けローラー47等を全て設けた図1の全自動条播用播種装置Hによる播種作業の概略であるが、播種作業は、従来、土や種子の手作業による供給形態から図1の全自動条播用播種装置Hによる供給形態にまで進化している。
本願では、この各種供給装置の配置等を予め予測して変更可能にすることにより、移送台1を共用化でき、製造コストの削減や、品質および商品管理の容易化が図れ、全体のコストの削減に寄与する。
この簡易撒播用播種装置Hでは、育苗容器Aに供給した床土に予め灌水すると、育苗容器Aの運搬が大変になるので、灌水装置80により床土に灌水するが、種子供給前に灌水する方法を「前灌水」と当業者は呼び、種子供給後に床土(種子)に灌水する方法を「後灌水」と当業者は呼んでおり、簡易撒播用播種装置Hのうち図23,図24の播種装置では、図1の条播用播種装置Hと比較して種子供給装置50を「前位置」に移動させ、種子供給装置50の後側のメインフレーム94に灌水装置80を設置しているので、「前灌水」の簡易撒播用播種装置Hとなる。
また、図27、図28では、予め床土を供給した育苗容器Aに種子を供給する播種装置であるが、図1と同じく種子供給装置50を「後位置」に設置し、種子供給装置50の後側に条付けローラー47を配置し、種子供給装置50の前側のメインフレーム94に鎮圧ローラー78および灌水装置80を設置しているので、床土供給装置3を省略した簡易条播用播種装置Hを提供でき、全自動条播用播種装置Hに対して安価に提供できる。
このうち、図29,図30では、種子供給装置50の後側のメインフレーム94に灌水装置80を設置しているので、「前灌水」の全自動撒播用播種装置Hとなり、図31,図32では、種子供給装置50の前側のメインフレーム94に灌水装置80を設置しているので、「後灌水」の全自動撒播用播種装置Hとなる。
なお、前記した各播種装置Hの実施例は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示および説明しているが、これらの実施例は夫々種々組合せ可能であり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
Claims (4)
- 育苗容器Aを移送する移送台1に、前記育苗容器Aに床土または覆土を供給する土供給装置を設け、該土供給装置は、上部に土供給ホッパー4を設け、土供給ホッパー4の下方に土繰出ベルト5を設け、該繰出ベルト5は、駆動ローラー15と従動ローラー16との間に掛け回し、前記従動ローラー16は、前記育苗容器Aの移送方向後側に位置させて従動軸18によりフレーム側板10に軸装し、前記従動軸18は前記フレーム側板10の長孔19に前後移動自在であって繰出ベルト5の張り具合を調節するテンション機構Tを介して軸装し、該テンション機構Tは、前記フレーム側板10の支持板部23に対して前後移動する螺子軸22と、該螺子軸22に螺合して前記支持板部23に当接するロックナット25を有して構成し、前記テンション機構Tには、前記支持板部23とロックナット25の間に位置する作業位置と、前記支持板部23とロックナット25の間から退避する退避位置とに移動するテンション開放部材26を設けた土供給装置。
- 請求項1において、前記テンション開放部材26は、所定厚さを有する板部材により形成した係合板部27と該係合板部27と平行状態に設けた操作板部28を有し、係合板部27と操作板部28の間の係合溝32を前記支持板部23に嵌合させる構成とした土供給装置。
- 請求項2において、前記テンション開放部材26は、前記操作板部28に、前記螺子軸22に挿通する長孔30を設けて、螺子軸22に対して操作板部28を上下移動自在とし、前記係合板部27には、上方から螺子軸22に係合して側面視において螺子軸22と重ねられる係合溝29を形成した土供給装置。
- 請求項1または請求項2または請求項3において、前記ロックナット25は螺子孔33内に樹脂部34を設けて構成した土供給装置。
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