JP2012081707A - 転写型インクジェット記録方法 - Google Patents

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【課題】 中間転写体上の画像形成面での中間画像の乱れを抑制し、かつ記録媒体へと良好に転写することができる転写型インクジェット記録方法を提供すること
【解決手段】 画像形成面の中間画像が形成されない領域に、インクジェット記録方法によって中間画像の輪郭を囲むように補助液を付与する補助液付与工程を有することを特徴とする転写型インクジェット記録方法。
【選択図】 図2

Description

本発明は転写型インクジェット記録方法に関する。
インクジェット記録方法の一例として、転写型インクジェット記録方法がある。この方法は、中間転写体の画像形成面にインクジェット記録方法によってインクを付与することにより中間画像を形成する中間画像形成工程と、中間画像に記録媒体を圧着して中間画像を画像形成面から記録媒体へ転写する転写工程とにより、最終画像を形成する。
中間転写体の画像形成面に形成された中間画像に、インクやインク中の色材成分を凝集させる凝集液由来の溶媒が多量に残存していると、記録媒体に圧着する際に中間画像が溶媒と共に流れてしまうことがある。記録媒体に圧着する前に乾燥手段によって中間画像中に含まれる溶媒の除去を行えば、画像の流れは抑制できるが、乾燥が過剰に行われると、中間画像の記録媒体への転写性が低下する傾向にある。
このような課題に対して、特許文献1には、中間画像を一度乾燥させた後、中間画像を含む画像形成面に塗布ローラによって溶媒を一様に付与する方法が記載されている。この方法によれば、過剰な乾燥による中間画像の転写性低下を抑制できる。
特開平5−330035号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、中間画像上にも溶媒を付与するため、中間画像が乱れてしまうことがあった。特に、特許文献1に記載の方法は溶媒を塗布ローラで付与するので、中間画像が乱れやすかった。また、溶媒をインクジェット記録方法で付与したとしても、中間画像上への溶媒(インク滴)の着弾により中間画像は乱れやすかった。
特許文献1において、このような中間画像の乱れを抑制するためには、中間画像の形成に先立って画像形成面に溶媒を付与しておくことが考えられる。しかし、付与した溶媒の上に中間画像を形成すると、中間画像が流れやすく、転写によって安定した最終画像を形成することが困難である。
加えて、さらなる検討によると、中間画像を乾燥させた場合、画像の輪郭(外側のエッジ)の部分では乾燥が早く進み、画像の内側の部分では乾燥の進みが遅い傾向があった。これは、周辺の空間における溶媒の存在量の差によるものであると考えられる。即ち、画像の輪郭の部分では周辺の空間における溶媒の存在量が少ないため乾燥の進みが早く、画像の内側の部分では周辺の空間における溶媒の量が相対的に多いため乾燥の進みが遅い。このように中間画像の輪郭の部分と内側の部分とで乾燥の進行に差があると、部位による乾燥状態の違いによって中間画像を記録媒体へと良好に転写することが困難となる。
以上のような課題を鑑み、本発明は、中間転写体上の画像形成面での中間画像の乱れを抑制し、かつ記録媒体へと良好に転写することができる転写型インクジェット記録方法を提供することを目的とする。
上記課題は、以下の本発明によって解決される。即ち本発明は、画像形成面の中間画像が形成されない領域に、インクジェット記録方法によって中間画像の輪郭を囲むように補助液を付与する補助液付与工程を有することを特徴とする転写型インクジェット記録方法である。
本発明によれば、中間転写体上の画像形成面での中間画像の乱れを抑制し、かつ記録媒体へと良好に転写することができる転写型インクジェット記録方法を提供することができる。
転写型インクジェット記録装置の一例を示す図。 本発明の実施形態の一例を示す図。 本発明の実施形態の一例を示す図。 本発明の実施形態の一例を示す図。
以下、本発明の転写型インクジェット記録方法を詳細に説明する。
図1は、本発明の転写型インクジェット記録方法を行う転写型インクジェット記録装置の一例を示す図である。図1の記録装置では、中間転写体13は、支持体11及び部材12上に配置されている。中間転写体は、軸Aを中心に矢印方向に回転駆動する。図1では、中間転写体の画像形成面(支持体と反対側の面)に、付与装置14により凝集液が付与される。次に、中間転写体の画像形成面に、インクジェット記録ヘッド15(15a〜15d)を用いてインクジェット記録方法によってインクが付与される。このようにして、中間転写体の画像形成面に中間画像を形成する中間画像形成工程を行う。続いて、インクジェット記録ヘッド16によって、画像形成面の中間画像が形成されていない領域に、インクジェット記録方法によって中間画像の輪郭を囲むように補助液を付与する補助液付与工程を行う。補助液付与工程は、図1のように中間画像を形成した後に行ってもよいし、中間画像を形成する前に行ってもよい。中間画像を形成した後に補助液を付与する場合は、先に形成した中間画像の輪郭を囲むように補助液を付与する。中間画像を乱さないために、補助液は中間画像に接触しないように付与することが好ましい。中間画像を形成する前に補助液を付与する場合は、後で中間画像を形成する位置を避けるようにして、かつ中間画像の輪郭を囲むように補助液を付与しておく。
図1の記録装置では、中間画像を送風装置17及びヒータ18で乾燥している。このようにして、中間画像及びその周辺の補助液中の溶媒等を蒸発させている。そして、中間画像に加圧ローラ20にて記録媒体19を圧着し、中間画像を画像形成面から記録媒体へ転写する転写工程を行う。記録媒体19に形成された最終画像は、定着ローラ21によって記録媒体に定着する。
次に本発明の転写型インクジェット記録方法の各工程及び各構成について、具体例を挙げながらより詳細に説明する。
(中間転写体)
本発明における中間転写体は、支持体上に設けられていることが好ましい。支持体上に設けることにより、全体的な形状を、シート形状、ローラ形状、ドラム形状、ベルト形状、無端ウエブ形状等にすることができる。また、この形状は、適用する印刷装置の形態、記録媒体への転写態様等に合わせて適宜選択することができる。また中間転写体のサイズは、目的の印刷画像サイズに合わせて自由に選択することができる。支持体としては、搬送精度や耐久性の観点からある程度の構造強度が求められる。従って、支持体には金属、セラミック、樹脂等を用いることが好ましい。中でも、転写時の加圧に耐え得る剛性や寸法精度のほか、動作時のイナーシャを軽減して制御の応答性を向上するために要求される特性から、以下のような材料を用いることが好ましい。即ち、アルミニウム、鉄、ステンレス、アセタール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリウレタン、シリカセラミクス、アルミナセラミクス等である。またこれらを組み合わせて用いることも好ましい。支持体は、適用する記録装置の形態または記録媒体への転写態様に合わせ、例えばローラ状、ベルト状とする。いずれにしてもドラム状の支持部材やベルト状の無端ウエブ構成の支持部材を用いると、同一の中間転写体を連続して繰り返し使用することが可能となり、生産性の面から好ましい。
中間転写体は、その表面において中間画像を剥離しやすい性質(離型性)を有することが好ましい。尚、表面とは、中間転写体が1層からなる場合は、その層の表面を指し、中間転写体が複数層からなる場合は、それらの層のうちの最表層の表面を指す。シリコーンゴム及びフッ素ゴムは、表面エネルギーが低く離型性が高いため、中間転写体の最表層を形成する好ましい材料である。中間転写体の最表層を形成する材料はこれらに限定されるものではなく、好ましい離型性及び弾性特性を有して、中間画像を記録媒体に転写する際の転写率に優れているものを適宜用いることができる。また、これらの材料は、中間転写体が複数の層からなる場合は、最表層だけでなく、他の層にも用いることができる。中間転写体は2層以上の構成とすることもでき、適宜、その層構成を変更してもよい。中間転写体の各層を形成する材料の他の例としては、樹脂、セラミックなど各種材料を適宜用いることができるが、各種エラストマー材料、及びゴム材料が好ましく用いられる。各種エラストマー材料、及びゴム材料としては、例えばフルオロシリコーンゴム、フェニルシリコーンゴム、フッ素ゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、天然ゴム、スチレンゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、エチレン/プロピレン/ブタジエンのコポリマー、ニトリルブタジエンゴム等が挙げられる。特に、シリコーンゴム、フルオロシリコーンゴム、フェニルシリコーンゴム、フッ素ゴム、クロロプレンゴムは寸法安定性、耐久性、耐熱性等の面から好ましく用いることができる。
また、本発明の中間転写体としては、複数材料を積層して形成する(異なる組成の層を複数有する)ことも好ましい。例えばポリウレタンベルトにシリコーンゴムを薄く被膜させた積層材料である。中間転写体中の各層は適当な表面処理を施して用いることができる。例として、フレーム処理、コロナ処理、プラズマ処理、研磨処理、粗化処理、活性エネルギー線照射処理(UV・IR・RFなど)、オゾン処理、界面活性剤処理などが挙げられる。またこれらを複数組み合わせて施してもよい。本発明の中間転写体には、厚さ数μm程度の表面処理層を設けてもよい。さらに、中間転写体と支持体との間に中間転写体を固定・保持するための各種接着材や両面テープが存在していてもよい。
(凝集液付与工程)
中間転写体の画像形成面にインクジェット記録方法によって中間画像を形成する場合、中間転写体上に先に付与されたインクが十分乾燥する前に次のインクが接触すると、ビーディングやブリーディングを生じることがある。これらを抑制するために、画像形成面にインク中の色材成分を凝集させる成分を含有する液(以後、凝集液と称する)を付与することが好ましい。図1の記録装置を用いる場合には、付与装置14で凝集液を付与する。
凝集液は、中間画像形成に使用するインクの種類によって適切に選択するのが好ましい。例えば、微粒子が分散されてなる顔料系のインクに対しては、金属イオンや水素イオンを使用することが有効である。また、染料系のインクに対しては高分子凝集剤を用いることが有効である。
上記金属イオンとしては、例えば、Ca2+、Cu2+、Ni2+、Mg2+、Sr2+、Ba2+及びZn2+等の二価の金属イオンや、Fe3+、Cr3+、Y3+及びAl3+等の三価の金属イオンが挙げられる。そして、これらの金属イオンを含有する液体を塗布する場合には、金属塩水溶液として塗布することが望ましい。金属塩の陰イオンとしては、Cl、NO 、CO 2−、SO 2−、I、Br、ClO 、HCOO、RCOO(Rはアルキル基)等が挙げられる。
上記水素イオンとしては、例えばpHが7未満の酸性溶液が好ましい。具体的には、塩酸、リン酸、硫酸、硝酸、ホウ酸等の無機酸、蓚酸、ポリアクリル酸、酢酸、グリコール酸、マロン酸、リンゴ酸、マレイン酸、アスコルビン酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、乳酸、ピロリドンカルボン酸、ピロンカルボン酸、ピロールカルボン酸、フランカルボン酸、ビリジンカルボン酸、クマリン酸、チオフェンカルボン酸、ニコチン酸等の有機酸が挙げられる。またこれらの化合物の誘導体、又はこれらの塩の溶液も同様に好ましく用いることができる。
またpH緩衝能を有する酸緩衝液(バッファー)は、インクにより見かけ上の凝集液の濃度が低下してもpHの変動が少ないため、インクとの反応性が衰えないので、極めて好適に用いられる。pH緩衝能を得るためには、凝集液中に緩衝剤を含有させることが好ましい。緩衝剤の具体例としては、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸リチウム等の酢酸塩、リン酸水素塩、炭酸水素塩、或いは、フタル酸水素ナトリウム、フタル酸水素カリウム等の多価カルボン酸の水素塩等が挙げられる。更に、多価カルボン酸の具体例としては、フタル酸以外にも、マロン酸、マレイン酸、コハク酸、フマル酸、イタコン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマー酸、ピロメリット酸、トリメリット酸等が挙げられる。これら以外でも、添加することによってpHに対して緩衝作用を発現させる化合物は、いずれも好適に用いることができる。また、本発明に係る凝集液は、適量の水や有機溶剤等を含有させてもよい。
また、上記高分子凝集剤としては、例えば、陽イオン性高分子凝集剤、陰イオン性高分子凝集剤、非イオン性高分子凝集剤、両性高分子凝集剤等が用いられる。
凝集液の付与量は、中間画像の乱れや乾燥性の面から少ない方がよいが、凝集性の面では、金属イオンや水素イオンの総電荷数がインク中の逆極性イオン総電荷数の2倍以上となるようにすることが好ましい。凝集液の付与手段としては、図1ではロールコーター形態の塗布装置14を例示しているが、例えばスプレーコーターを用いることもできる。また、インクジェット記録方法等を用いることもできる。凝集液の付与後に乾燥工程を加えて、凝集液を十分に乾燥させた後にインクを付与してもよい。
また、記録媒体に最終的に形成される最終画像の堅牢性を向上させるために、凝集液中に水溶性樹脂や水溶性架橋剤を添加することもできる。水溶性樹脂としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の有機ポリマーが好適に用いられる。水溶性架橋剤としては、オキザゾリンやカルボジイミド等が好適に用いられる。また、アリジンはインクの凝集と画像堅牢性との双方を比較的両立させることのできるため好ましい。これらの樹脂は凝集液に溶解させてもよいし、エマルション状態やサスペンション状態で添加してもよい。また、凝集液を均一塗布するために、凝集液に界面活性剤を添加してもよい。
(中間画像形成工程)
中間画像形成工程では、中間転写体の画像形成面にインクジェット記録方法によってインクを付与する。インクジェット記録方法は、そのインク吐出方式はコンティニュアス方式のほか、電気熱変換素子(発熱素子)や電気機械変換素子(ピエゾ素子)等を用いるオンデマンド方式でもよい。また、インクジェット記録ヘッドの形態としては、中間転写体の進行方向と垂直方向にインク吐出口を配列してなるラインヘッド形態や、中間転写体の進行方向と垂直にヘッドを走査しながら記録を行うシャトル形態等が挙げられる。記録ヘッドは、画像形成に使用するインクの色に応じた数だけ用いることが好ましく、図1の記録装置ではブラック(15a)、シアン(15b)、マゼンタ(15c)、イエロー(15d)の4色のインク用の記録ヘッドが用いられている。
インクとしては、インクジェット記録用インクとして広く用いられているインク、具体的には染料や顔料といった色材を溶解或いは分散させた各種インクを用いることができる。特に顔料インクは、耐候性や発色性の良い画像が得られるため好ましい。使用時の臭気の観点から、成分に水を含む水性インクが好ましい。水性インクとしては、水分を45.0質量%以上含有していることが好ましい。インクは、インク中の色材含有量は0.1質量%以上であることが好ましく、0.2質量%以上であることがより好ましい。また、15.0質量%以下であることが好ましく、10.0質量%以下であることがより好ましい。色材としては染料や顔料、及びそれに付随する樹脂等が含まれ、特開2008−018719号公報に記載されているような従来公知の色材を用いることができる。顔料は、例えば、自己分散タイプ、樹脂分散タイプ、マイクロカプセルタイプ等のものをいずれも使用することが可能である。その際に使用する顔料の分散剤としては、水溶性で、重量平均分子量が1000以上15000以下の分散樹脂が好ましい。具体例としては、ビニル系水溶性樹脂、スチレン及びその誘導体、ビニルナフタレン及びその誘導体、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の脂肪族アルコールエステル、アクリル酸及びその誘導体、マレイン酸及びその誘導体、イタコン酸及びその誘導体、フマル酸及びその誘導体からなるブロック共重合体あるいはランダム共重合体、また、これらの塩等が挙げられる。また、最終的に形成された画像の堅牢性を向上させるために、水溶性樹脂や水溶性架橋剤をインクに添加することもできる。水溶性樹脂や水溶性架橋剤として用いられる材料には、インク成分と共存できるものであれば適宜用いることができる。例えば、水溶性樹脂としては上に例示した分散樹脂をそのまま用いることができる。水溶性架橋剤としては、オキザゾリンやカルボジイミドがインク安定性の面で好適に用いられる。またポリエチレングリコールジアクリレートやアクリロイルモルフォリンのような反応性オリゴマーも好適に用いることができる。またインクには、インクジェットデバイスの吐出安定の為に適量の添加剤を含有させることができる。本用途に用いられる添加剤としては、例えばエチルアルコールやイソプロピルアルコール等のアルコール類や界面活性剤が吐出安定の為に好適である。
転写型インクジェット記録方法においては、記録媒体に転写するときのインクはほぼ色材と高沸点有機溶剤だけになることがあるので、転写性向上のために適量の有機溶剤をインクに含有させることが好ましい。使用する有機溶剤は、高沸点で蒸気圧の低い水溶性の材料であることが好ましい。有機溶剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリエチレングリコール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、グリセリン等が好適に用いられる。また、これらの中から2種類以上の物を選択して混合して用いることもできる。インクを構成する成分の配合比については限定を受けることなく、選択した記録ヘッドの吐出力、ノズル径等から吐出可能な範囲で、適宜に調製することが可能である。尚、当然であるが、中間画像形成時には、中間転写体上に所望の画像が反転した画像(ミラー画像)を形成する。
(補助液付与工程)
補助液は、中間画像の乾燥状態が部位によって異なることを抑制し、中間画像の記録媒体への良好な転写を補助する液である。補助液の付与は、画像形成面の中間画像が形成されない領域に、中間画像の輪郭を囲むように行うために、選択的な付与が容易なインクジェット記録方法によって行う。インクジェット記録方法は、そのインク吐出方式や形態について特に限定されるものではない。コンティニュアス方式のほか、電気熱変換素子(発熱素子)や電気機械変換素子(ピエゾ素子)などを用いるオンデマンド方式にてインク吐出を行うものを用いることもできる。また、インクジェット記録ヘッドの形態としては、中間転写体の進行方向と垂直方向にインク吐出口を配列してなるラインヘッド形態や、中間転写体の進行方向と垂直にヘッドを走査しながら記録を行うシャトル形態等が挙げられる。図1は、中間画像を形成してから補助液を付与する形態であるが、補助液を付与してから中間画像を形成する形態であってもよい。即ち、本発明における「中間画像が形成されない領域」とは、中間画像を形成してから補助液を付与する場合には、実際に中間画像が形成されていない領域を意味する。また、補助液を付与してから中間画像を形成する場合には、後で中間画像が形成される予定となっている領域以外の領域を意味する。この場合は、後に形成する中間画像の画像データから、画像形成面の中間画像が形成される領域を予測し、この領域以外に補助液を付与する。
本発明において、補助液は、画像形成面の中間画像が形成されない領域に、インクジェット記録方法によって中間画像の輪郭を囲むように付与される。補助液を用いない場合、中間画像中の溶媒の蒸発は、周辺に溶媒が多く存在する画像の内側の部分よりも、周辺に溶媒があまり存在しない部分と隣接する輪郭の部分の方が、進行しやすい。本発明では、補助液により輪郭の部分の周辺も溶媒成分で囲まれるため、画像の内側の部分と輪郭の部分の溶媒蒸発が同程度に進行する。これにより画像の内側の部分よりも溶媒の蒸発が進行しやすい輪郭部分における蒸発を抑制することができ、中間画像を記録媒体へと良好に転写することができる。
中間画像の輪郭を囲むように付与される補助液の量が多いほど、画像の輪郭部分の溶媒蒸発抑制効果が大きい。具体的には、中間転写体の画像形成面に付与する補助液は、幅を1000μm以上とすることが好ましい。より好ましくは、3000μm以上である。上限は特になく、画像形成面の中間画像が形成されない部分の全面に補助液を付与してもよい。付与する補助液の幅は乾燥条件に応じて調整することが好ましい。また付与する補助液の幅は中間画像の面積や外周長さに応じて可変にしてもよい。小さい面積の中間画像、例えば単ドットや細線は、画像形成に使用されるインク量が少ないため、溶媒の蒸発が進行しやすく、過剰乾燥が発生しやすい。そのため、小さい面積の中間画像に対しては付与する補助液の幅を通常よりも広くするように変化させることが好ましい。尚、付与した補助液の「幅」とは、中間転写体の画像形成面に平行な方向で、かつ中間画像の外周に対して垂直な方向の距離のことをいう。中間画像を囲む補助液の幅が均一でない場合には、偏りがないように10点を選び、この平均値を幅とする。
本発明において、補助液を中間画像の輪郭を囲むように付与するとは、補助液を中間画像の輪郭に沿って中間画像の外側に付与するということであり、中間画像上に積極的には付与しないことを意味する。補助液は、中間画像と接触するように付与しても、中間画像と接触しないように付与してもよい。中間画像の輪郭と補助液の間に一定の間隔を設けることで、補助液中の溶媒の中間画像への流れ込みを抑制できるため好ましい。また、インクジェット記録方法によって付与される液滴(補助液)が、着弾衝撃によって中間画像を乱してしまうことを抑制できる。補助液を中間画像に接触しないように付与する場合、インクジェット記録方法の液滴の着弾ずれを考慮して中間画像との距離をとることが好ましい。但し、中間画像と付与した補助液の間隔が広くなりすぎると、中間画像の輪郭部分の蒸発抑制効果が低下する。これらを考慮すると、中間画像と付与した補助液との間隔(最も近接した端部間の距離)は、10μm以上2000μm以下とすることが好ましい。より好ましくは50μm以上である。また、1000μm以下である。
凝集液を用いる場合、補助液は凝集液によって凝集する材料を含有することが好ましい。このような材料としては水溶性樹脂が好ましい。水溶性樹脂としては、例えば、スチレン、スチレン誘導体、ビニルナフタレン、ビニルナフタレン誘導体、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の脂肪族アルコールエステル等、アクリル酸、アクリル酸誘導体、マレイン酸、マレイン酸誘導体、イタコン酸、イタコン酸誘導体、フマル酸、フマル酸誘導体、酢酸ビニル、ビニルアルコール、ビニルピロリドン、アクリルアミド、及びその誘導体等から選ばれた少なくとも二つ以上の単量体(このうち少なくとも1つは親水性の重合性単量体)からなるブロック共重合体、或いはランダム共重合体、グラフト共重合体、またはこれらの塩等が挙げられる。重量平均分子量は1000以上30000以下であることが好ましい。より好ましくは3000以上である。また、15000以下である。水溶性樹脂は、補助液の全質量に対して0.1質量%以上20.0質量%以下とすることが好ましい。より好ましくは10.0質量%以下である。
また、補助液は水と水溶性有機溶剤の混合溶媒を含有することが好ましい。水の含有量は50.0質量%以上90.0質量%以下であることが好ましい。水溶性有機溶剤としては、インクに用いられる水溶性有機溶剤と同じものが挙げられる。水溶性有機溶剤の含有量は、5.0質量%以上40.0質量%以下であることが好ましい。また、補助液は、上記成分以外にも必要に応じて、pH調整剤、防錆剤、防腐剤、防黴剤、酸化防止剤、還元防止剤、水溶性樹脂の中和剤、塩等の、種々の添加剤を含有してもよい。また必要に応じて界面活性剤を加えて補助液の表面張力を適宜調整することも好ましい。界面活性剤の含有量は、0.01質量%以上5.00質量%以下であることが好ましい。
(乾燥工程)
中間画像形成工程或いは補助液付与工程と、中間画像を画像形成面から記録媒体へと転写する転写工程までの時間が極端に短いと、中間画像や補助液中の水分や溶媒の量が十分に減らず、最終画像が乱れる場合がある。かかる場合を考慮して、図1のように、補助液の付与が行われる位置から転写が行われる位置までの間に、乾燥を行う装置を設けることが好ましい。例えば送風装置17(温風を送風するものでもよい)や中間転写体13の裏面側に接触して加熱を行う加熱ヒータ18等を配置し、乾燥を促進することが好ましい。
(転写工程)
転写工程を、図1を用いて説明する。転写工程は、中間転写体13の画像形成面に形成された中間画像を、記録媒体19に転写する工程である。記録媒体は、カットシートのほか、ロール紙やファンフォールド紙等の連続紙の形態でもよい。記録媒体19は、加圧ローラ20によって中間転写体13の画像形成面と接触して中間画像が転写される。中間画像が転写された記録媒体19は、これを加圧ローラ20で加圧すると優れた表面平滑性を有するものとなるため好ましい。また、定着ローラ21によって、記録媒体に形成された最終画像の堅牢性を良好に高めることができるため、好ましい。
(クリーニング工程)
本発明の転写型インクジェット記録方法は、中間転写体の画像形成面のクリーニング工程を有していてもよい。クリーニング工程は、画像形成面に微量残留するインクや補助液、凝集液等を除去することを目的とする。クリーニングを行う手段としては、シャワー状に液体を当てながらの洗浄もしくは液拭き、液面に接触させる等の直接洗浄、濡らしたモルトンローラを表面に当接させる等の払拭を行う手段等が挙げられる。さらに、洗浄後に乾いたモルトンローラを当接させたり、送風したりすることにより、中間転写体の画像形成面を乾燥させてもよい。
以下に本発明にかかる実施例を挙げて、さらに具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限られるものではない。尚、以下の説明において「部」とあるのは、特に断りのない限り質量基準である。
(凝集液の調製)
下記の組成の成分を混合し、十分攪拌した後、ポアサイズ3.0μmのミクロフィルター(富士フイルム製)にて加圧濾過することにより凝集液を調製した。
・グリセリン 10.0部
・硝酸カルシウム・4水和物 50.0部
・ノニオン性界面活性剤(商品名:アセチレノールE100、川研ファインケミカル製)
0.5部
・イオン交換水 39.5部
(インクの調製)
顔料[カーボンブラック(商品名名:モナク1100、キャボット製)]10部と、樹脂Aを4部と、イオン交換水88部とを混合し、バッチ式縦型サンドミルを用いて3時間分散させた。樹脂Aは、ポリ(2−ヒドロキシエチルアクリレート)−b−ポリ(スチレン−co−アクリル酸);(組成比20:45:35(モル比)、酸価210mgKOH/g、重量平均分子量7、000)を、水酸化カリウム水溶液によりけん化及び中和して得たものである。分散後、遠心分離処理によって粗大粒子を除去し、さらにポアサイズ3.0μmのミクロフィルター(富士フイルム製)にて加圧ろ過し、顔料濃度10質量%のブラック顔料分散液を得た。得られたブラック顔料分散液を限外濾過し、分散液中のフリー樹脂量を調整した。
次に、下記の組成の成分を混合して十分攪拌した後、ポアサイズ3.0μmのミクロフィルター(富士フイルム製)にて加圧濾過することにより、インク(ブラック)を調製した。
・上記ブラック顔料分散液(顔料濃度10質量%) 30.0部
・グリセリン 6.0部
・エチレングリコール 8.0部
・ノニオン性界面活性剤(商品名:アセチレノールE100、川研ファインケミカル製)
1.0部
・イオン交換水 54.0部
(補助液の調製)
下記の組成の成分を混合し、十分攪拌した後、ポアサイズ3.0μmのミクロフィルター(富士フイルム製)にて加圧濾過することにより補助液1を調製した。
・グリセリン 8.0部
・エチレングリコール 8.0部
・スチレン−アクリル酸共重合体(酸価140mgKOH/g、重量平均分子量7、000) 3.0部
・ノニオン性界面活性剤(商品名:アセチレノールE100、川研ファインケミカル製)
1.0部
・イオン交換水 76.5部
<実施例1>
調製した凝集液、インク及び補助液を用いて、図1で示される転写型インクジェット記録装置で記録を行った。中間転写体の表面(画像形成面)は、ゴム硬度40°、厚さ0.2mmのシリコーンゴム(信越化学製 KE12)の表面に、大気圧プラズマ処理装置(キーエンス社製 ST−7000)を用いて下記条件にて表面改質を施して形成した。
処理距離: 5mm
プラズマモード: High
処理速度: 100mm/sec
その後、中間転写体を、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムを含有する中性洗剤を3質量%となるように純水で希釈した界面活性剤水溶液に10秒間浸漬させたのち、水洗し、乾燥させた。中間転写体の下部(画像形成面と反対の面側)には厚さ0.5mmのPETシートを用い、これを両面粘着テープによりアルミニウム合金からなる円筒形の支持体に固定している。
インクジェット記録方法としては、記録密度を1200dpi、駆動周波数を10kHzとした。また、記録ヘッドは、1ドットあたりの吐出量が4plとなるものを用いた。
まず中間転写体の画像形成面に凝集液を厚さ約1μmで塗布した後、インクジェット記録方法にてインクを付与し、中間画像を形成した。中間画像は、図2に示す通りで「A」の文字(100%Dutyのベタ画像)を幅3000μm、「.」の文字(100%Dutyのベタ画像)を幅(直径)500μmとした。
次に、図2に示すようにして、画像形成面の中間画像が形成されない領域に、インクジェット記録方法によって中間画像の輪郭を囲むように補助液を付与した。補助液は、中間画像が形成されない領域の全面に付与した。図2(a)は、中間転写体の画像形成面に形成された中間画像31と付与した補助液32の平面図を示す。また、図2(b)は図2(a)の点線部の中間画像31と付与した補助液32の断面図を示す。図2に示す通り、本実施例においては、補助液は、中間画像31の輪郭を囲むように、かつ中間画像と接触するようにして付与している。補助液は中間画像上には付与していない。尚、単位面積あたりの補助液付与量と中間画像のインク付与量は、同じとなるようにした。
中間転写体上の中間画像31と補助液32は、送風装置及び加熱ヒータによって乾燥させた。乾燥後、中間画像を記録媒体(商品名;オーロラコート、日本製紙製)に転写したところ、中間転写体上に残ることはほぼなく、記録媒体に良好に転写した。
中間画像が転写した記録媒体は、加熱温度150℃の搬送定着ローラを通過し、最終画像が記録された。これら各工程を繰り返して画像形成を連続して行っても、中間画像は良好に転写され、記録媒体に乱れの少ない良好な最終画像が形成できた。
<実施例2>
実施例1と同様にして、記録媒体に最終画像を形成した。但し、補助液の付与は、図3に示すようにした。図3(a)は、中間転写体の画像形成面に形成された中間画像31と付与した補助液32の平面図を示す。空白部分33は、中間画像が形成されておらず、補助液も付与されていない部分である。また、図3(b)は点線部における中間画像31と付与した補助液32の断面図を示す。図3に示す通り、本実施例においては、補助液は、中間画像31の輪郭を囲むように、かつ中間画像と接触するようにして付与されている。中間画像上には、補助液は付与していない。また、図3(a)に示す中間画像「A.」において「.」の部分は画像面積が「A」の部分に対して小さく、水分や溶媒の蒸発進行も速い。このため、付与する補助液の幅は「A」の部分では2500μm、「.」の部分では4000μmとした。この結果、中間画像の中間転写体の画像形成面への残存は抑制され、記録媒体に良好に転写した。また、中間画像に対して補助液の付与量(幅)を適切に変化させることで、補助液の付与量を抑えることができた。
<実施例3>
実施例1と同様にして、記録媒体に最終画像を形成した。但し、補助液の付与は、図4に示すようにした。図4(a)は、中間転写体の画像形成面に形成された中間画像31と付与した補助液32の平面図を示す。空白部分33は、中間画像が形成されておらず、補助液も付与されていない部分である。また、図4(b)は点線部における中間画像31と付与した補助液32の断面図を示す。図4に示す通り、本実施例においては、補助液は中間画像31の輪郭を囲むように、かつ中間画像とは接触しないように付与されている。また、補助液は中間画像上には付与していない。中間画像と付与した補助液との間隔(最も近接した端部間の距離)は、40μmとした。この結果、補助液の付与によって中間画像に与える衝撃を抑えることができ、実施例1や実施例2と比較して中間画像及び最終画像をより高精度に形成することができた。また、図3と同様、図4(a)に示す中間画像「A.」において「.」の部分は画像面積が「A」の部分に対して小さく、水分や溶媒の蒸発進行も速い。このため、付与する補助液の幅は「A」の部分では2500μm、「.」の部分では4000μmとした。この結果、中間画像は中間転写体の画像形成面への残存は抑制され、記録媒体に良好に転写した。また、中間画像に対して補助液の付与量(幅)を適切に変化させることで、補助液の付与量を抑えることができた。
<実施例4>
実施例2と同様にして、記録媒体に最終画像を形成した。但し、補助液の付与は中間画像を形成する前に行った。後に形成する中間画像の画像データから、画像形成面の中間画像が形成される領域を予測し、後に形成される中間画像の輪郭を囲むように補助液を付与した。このように先に補助液を付与することで、補助液の付与によって中間画像に与える衝撃を良好に抑えることができ、実施例1や実施例2と比較して中間画像及び最終画像をより高精度に形成することができた。
<実施例5>
実施例3と同様にして、記録媒体に最終画像を形成した。但し、付与する補助液の幅を「A」の部分では5000μmとした。この結果、実施例3と比較して、中間画像の中間転写体の画像形成面への残存をさらに抑制でき、記録媒体により良好に転写した。
<実施例6>
実施例3と同様にして、記録媒体に最終画像を形成した。但し、中間画像と付与した補助液との間隔(最も近接した端部間の距離)は、500μmとした。この結果、補助液の付与によって中間画像に与える衝撃を非常に良好に抑えることができ、実施例3と比較して中間画像及び最終画像をさらに高精度に形成することができた。
<比較例1>
実施例1において、補助液の付与を中間転写体の画像形成面の全体に塗布ローラを用いて行った。この結果、中間画像及び記録媒体上での最終画像は乱れ、高精度な中間画像及び最終画像を形成することができなかった。

Claims (4)

  1. 中間転写体の画像形成面にインクジェット記録方法によってインクを付与することにより中間画像を形成する中間画像形成工程と、該中間画像に記録媒体を圧着して中間画像を画像形成面から該記録媒体へ転写する転写工程とを有する転写型インクジェット記録方法であって、
    該画像形成面の該中間画像が形成されない領域に、インクジェット記録方法によって中間画像の輪郭を囲むように補助液を付与する補助液付与工程を有することを特徴とする転写型インクジェット記録方法。
  2. 前記補助液付与工程において、中間画像に接触しないように補助液を付与する請求項1に記載の転写型インクジェット記録方法。
  3. 前記補助液付与工程において、中間画像と付与した補助液との間隔が10μm以上2000μm以下である請求項2に記載の転写型インクジェット記録方法。
  4. 前記補助液付与工程において、中間転写体の画像形成面に付与した補助液の幅が1000μm以上である請求項1から3のいずれか1項に記載の転写型インクジェット記録方法。
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