JP2012081420A - 有害廃棄物処理方法及び有害廃棄物処理装置 - Google Patents

有害廃棄物処理方法及び有害廃棄物処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012081420A
JP2012081420A JP2010229974A JP2010229974A JP2012081420A JP 2012081420 A JP2012081420 A JP 2012081420A JP 2010229974 A JP2010229974 A JP 2010229974A JP 2010229974 A JP2010229974 A JP 2010229974A JP 2012081420 A JP2012081420 A JP 2012081420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste
container
compression
sealed
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010229974A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiro Miyoshi
史洋 三好
Toshiro Tomiyama
淑朗 冨山
Masuhito Shimizu
益人 清水
Sumio Yamada
純夫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN RECYCLE KK
JFE Engineering Corp
Original Assignee
JAPAN RECYCLE KK
JFE Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JAPAN RECYCLE KK, JFE Engineering Corp filed Critical JAPAN RECYCLE KK
Priority to JP2010229974A priority Critical patent/JP2012081420A/ja
Publication of JP2012081420A publication Critical patent/JP2012081420A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

【課題】有害廃棄物を周囲への飛散の虞れなく安全、確実に処理でき、煩雑な装置が不要であり、大量処理が可能な有害廃棄物処理方法および装置の提供を課題とする。
【解決手段】有害廃棄物を容器に密閉して容器密閉廃棄物P0とする容器密閉装置40と、これを、有害物質を含まない他の廃棄物P1で包含した後に、圧縮成形してブロックPを成形する筒状部21が形成された圧縮装置20と、熱分解部52及び溶融部54を有する竪型ガス化溶融炉50と、ブロックを熱分解部に供給する供給装置とを備え、熱分解部はブロックを熱分解・ガス化し、溶融部は不燃物を溶融して排出し、圧縮装置20は、容器密閉廃棄物P0、有害物質を含まない他の廃棄物P1を受けるホッパ部11が筒状部21と連通可能に設けられ、筒状部内には、容器密閉廃棄物P0に被せた他の廃棄物P1を圧縮して押し固めてブロックを成形する圧縮手段22が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、有害廃棄物の周囲への飛散などを回避して安全に無害化処理するための廃棄物処理方法および廃棄物処理装置に関する。
現在、廃棄物処理場の不足が顕著化しており、産業廃棄物あるいは一般廃棄物の多くは、発生したままの姿で、あるいは何らかの事前処理の上、焼却処理し減容化した後に、埋立などの最終処分が行われる場合が多い。上記した焼却処理の方法として種々の方法が挙げられるが、近年、焼却場における発生ガス中のダイオキシン類など有害物質の管理が問題となっており、廃棄物を発生したままで処理すると、焼却のための炉内の高温酸化雰囲気にもちこまれることで発生してしまう有害物としてのダイオキシン類を炉内の高温雰囲気で分解することで、ダイオキシン類が炉外に排出されてしまうことがないようにすることが可能な処理方法が求められている。このような高温処理が可能な廃棄物処理方法として、特許文献1〜3に開示された廃棄物処理方法(従来技術1という)が挙げられる。この従来技術1のうち特許文献2,3に開示されているプロセスは、かかる処理を高速で行うために、廃棄物を圧縮成形して圧縮ブロックを形成して減容化した後、この圧縮ブロックを乾燥し、ガス化溶融炉に装入して、熱分解・ガス化し不燃分を溶融して、燃料ガスおよびスラグ、金属を得る廃棄物処理プロセスである。この廃棄物処理方法は、種々の形態で発生する産業廃棄物、一般廃棄物を圧縮機で回分的に圧縮成型して処理するため、汎用性の高い方法であると考えられる。
一方、PCB汚染物、アスベスト汚染物、ダイオキシン汚染物、感染性医療廃棄物などが焼却処理場までの輸送中に飛散させることが許されない有害廃棄物を処理する場合、合成樹脂製の密閉容器などに密閉して、密閉容器のまま輸送され焼却処理が行われている。このような密閉容器に収納された廃棄物(容器密閉廃棄物という)を上記した従来技術1の廃棄物処理方法を用いて他の廃棄物と同様に圧縮してから処理しようとすると、容器密閉廃棄物を圧縮する際に密閉容器が破壊され、内部の有害廃棄物が漏出し圧縮装置内部を汚染させてしまうという問題が生じる。そこで、容器密閉廃棄物を従来技術1の廃棄物処理方法を用いて処理することができる改良技術として、特許文献4に開示された廃棄物処理方法(従来技術2という)が開発されている。
従来技術2は、特許文献4に開示されているように、有害物質を含まない廃棄物を投入口から圧縮装置内に投入した後に、回分的に加圧、圧縮して圧縮ブロックとする工程と、得られた圧縮ブロックを上記圧縮装置が接続されているトンネル式加熱炉内に装入し乾燥した後、該圧縮ブロックを、ガス化溶融炉に装入して、熱分解・ガス化し、不燃分を溶融することとしている。かかる廃棄物処理方法において、特許文献4では、有害廃棄物を容器に密閉した容器密閉廃棄物を、上記廃棄物とは別個に、トンネル式加熱炉内に直接装入する装入装置が設けられていて、廃棄物の圧縮ブロックと共に上記容器密閉廃棄物をガス化溶融炉内に装入している。このような廃棄物処理方法により容器密閉廃棄物は圧縮されたり破壊されることがないため、圧縮装置内を汚染することなく、熱分解・ガス化及び溶融処理されるとしている。
特開平6−26626号公報 特開平6−79252号公報 特開平7−323270号公報 特開平11−218313号公報
従来技術2による廃棄物処理方法では、有害廃棄物を容器に密閉した容器密閉廃棄物を破壊させることなく炉内へ供給して、廃棄物の圧縮ブロックと共に、熱分解・ガス化及び溶融処理することができる。しかしながら、容器密閉廃棄物を廃棄物とは別個にトンネル式加熱炉内に直接装入する装入装置を設けることが必要であり、その装入装置はトンネル式加熱炉からのガス漏洩を防止するために二重のシール弁を設け、不活性ガスでシールする必要があるなど装入装置が煩雑な構成になるという問題がある。
また、ポリ塩化ビフェニル(PCB)を使用していないとする電気機器等であっても、数mg/kgから数十mg/kg程度の微量なPCBに汚染された絶縁油を含むものが存在することが平成14年7月に確認された。その電気機器等の量は、電気機器が約120万台、OFケーブルが1,400kmに上るとの推計があり、このような微量PCB汚染廃電気機器等(微量のPCBによって汚染された絶縁油及びそれが使用された電気機器やOFケーブルに係るものが廃棄物となったものをいう)が大量に存在することが明らかになっており、これらの処理について、技術的に安全、確実で、かつ廃棄物の特性をふまえ、大量を効率的に処理する方策が求められている。従来技術2による廃棄物処理方法では、トンネル式加熱炉内壁と圧縮ブロックとの間の空間に容器密閉廃棄物を装入するようにしているため、この空間自体を大きく確保できないこと、そしてその空間内にも圧縮ブロックと容器密閉廃棄物との間に隙間が残ってしまい空間を有効に使えず、容器密閉廃棄物を大量に処理することは困難であるという問題がある。
このような事情に鑑みて、本発明は、上記した従来技術の問題点を解決し、有害廃棄物を周囲への飛散の虞れなく安全、かつ確実に処理することを確保しつつ、煩雑な装置が不要であり、大量に処理することが可能な有害廃棄物処理方法および有害廃棄物処理装置を提供することを課題とする。
本発明によれば、上述の課題は、有害廃棄物処理の方法に関しては、次の第一及び第二発明により、そしてこの方法に用いられる装置に関しては第三及び第四発明によりそれぞれ解決される。
ここで、本発明において、有害廃棄物とは、ポリ塩化ビフェニル(PCB)汚染物、アスベスト汚染物、ダイオキシン汚染物、感染性医療廃棄物等をいう。
<第一発明>
有害廃棄物を竪型ガス化溶融炉により無害化処理する有害廃棄物処理方法において、
有害廃棄物を容器に密閉して容器密閉廃棄物を形成する容器密閉工程と、
容器密閉廃棄物を、有害物質を含まない他の廃棄物で包含した後に圧縮装置の圧縮空間で圧縮成形してブロックを成形する圧縮工程と、
ブロックを竪型ガス化溶融炉に供給して熱分解・ガス化し、熱分解残渣と不燃物を溶融し排出するガス化溶融工程とを備え、
上記圧縮工程は、
1)圧縮装置の筒状部に容器密閉廃棄物を供給する工程、
2)圧縮装置の筒状部に他の廃棄物を容器密閉廃棄物に被せるように供給する工程、
3)容器密閉廃棄物と容器密閉廃棄物に被せた他の廃棄物を筒状部内で圧縮して押し固めることにより、容器密閉廃棄物が他の廃棄物に包含され圧縮されたブロックを成形するブロック成形工程、
とを備えることを特徴とする有害廃棄物処理方法。
第一発明において、上記容器密閉工程は、容器に有害廃棄物とともに固定炭素を含む廃棄物又は固体燃料を装入し密閉することとしても良い。
さらに、第一発明では、上記固定炭素を含む廃棄物又は固体燃料に含まれる固定炭素量を、有害廃棄物の灰分の10重量%以上とするように固定炭素を含む廃棄物又は固体燃料を装入することが好ましい。
なお、本発明において、固定炭素とは、揮発せず固体の状態のまま燃焼する炭素をいう。また、固体燃料としては石炭、コークス、木炭が挙げられる。
<第二発明>
有害廃棄物を竪型ガス化溶融炉により無害化処理する有害廃棄物処理方法において、
有害廃棄物を合成樹脂により密閉固化して樹脂密閉廃棄物を形成する樹脂密閉工程と、
樹脂密閉廃棄物を、有害物質を含まない他の廃棄物で包含した後に圧縮装置の圧縮空間で圧縮成形してブロックを成形する圧縮工程と、
ブロックを竪型ガス化溶融炉に供給して熱分解・ガス化し、熱分解残渣と不燃物を溶融し排出するガス化溶融工程とを備え、
上記圧縮工程は、
1)圧縮装置の筒状部に樹脂密閉廃棄物を供給する工程、
2)圧縮装置の筒状部に他の廃棄物を樹脂密閉廃棄物に被せるように供給する工程、
3)樹脂密閉廃棄物と樹脂密閉廃棄物に被せた他の廃棄物を筒状部内で圧縮して押し固めることにより、樹脂密閉廃棄物が他の廃棄物に包含され圧縮されたブロックを成形するブロック成形工程、
とを備えることを特徴とする有害廃棄物処理方法。
<第三発明>
有害廃棄物を無害化処理する有害廃棄物処理装置において、
有害廃棄物を容器に密閉して容器密閉廃棄物を形成する容器密閉装置と、
容器密閉廃棄物を、有害物質を含まない他の廃棄物で包含した後に、圧縮成形してブロックを成形するための圧縮空間として筒状部が形成された圧縮装置と、
ブロックを熱分解・ガス化し、熱分解残渣と不燃物を溶融し排出する竪型ガス化溶融炉と、
ブロックを上記竪型ガス化溶融炉に供給する供給装置とを備え、
上記圧縮装置は、容器密閉廃棄物、有害物質を含まない他の廃棄物の供給を受けるホッパ部がその下部で筒状部と連通可能に設けられ、筒状部内には、容器密閉廃棄物と該容器密閉廃棄物に被せた他の廃棄物を圧縮して押し固めてブロックを成形する圧縮手段が設けられていることを特徴とする有害廃棄物処理装置。
<第四発明>
有害廃棄物を無害化処理する有害廃棄物処理装置において、
有害廃棄物を合成樹脂により密閉固化して樹脂密閉廃棄物を形成する樹脂密閉装置と、
樹脂密閉廃棄物を、有害物質を含まない他の廃棄物で包含した後に、圧縮成形してブロックを成形するための圧縮空間として筒状部が形成された圧縮装置と、
ブロックを熱分解・ガス化し、熱分解残渣と不燃物を溶融し排出する竪型ガス化溶融炉と、
ブロックを上記竪型ガス化溶融炉に供給する供給装置とを備え、
上記圧縮装置は、樹脂密閉廃棄物、有害物質を含まない他の廃棄物の供給を受けるホッパ部がその下部で筒状部と連通可能に設けられ、筒状部内には、樹脂密閉廃棄物と該樹脂密閉廃棄物に被せた他の廃棄物を圧縮して押し固めてブロックを成形する圧縮手段が設けられていることとすることを特徴とする有害廃棄物処理装置。
本発明は、以上のように、有害廃棄物を容器に密閉するか、合成樹脂により密閉固化して、有害物質を含まない他の廃棄物とともにブロックを形成して、ガス化溶融炉により熱分解するため、容器や樹脂固化物が破損することがないので、有害廃棄物を周囲への飛散の虞れなく安全かつ確実に処理することを確保しつつ、煩雑な装置が不要であると共に、筒状部内を無駄なく圧縮空間として有効に用いて大量に処理することが可能な、有害廃棄物処理方法および有害廃棄物処理装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る有害廃棄物の処理装置の概要構成図である。 図1装置の要部について、有害廃棄物の処理方法における圧縮工程を、順を追って(A)〜(F)に示す図である。
図1は、本実施形態に係る有害廃棄物の処理装置の構成を示す。該処理装置の具体的な構成を説明する前に、まず、該処理装置による有害廃棄物の処理の概略を説明する。
処理装置は、有害廃棄物を飛散させることなく無害化するための装置である。該処理装置では、まず、有害廃棄物を容器に密閉し容器密閉廃棄物を作成するか、又は合成樹脂により密閉固化し樹脂密閉廃棄物を作成して密閉処理を行った後、この容器密閉廃棄物又は樹脂密閉廃棄物を、圧縮装置にて、有害物質を含まない他の廃棄物で被せるように包含し圧縮してブロック化した後、該ブロックを竪型ガス化溶融炉の熱分解部に供給する。該熱分解部では、酸素含有ガスが導入され、ブロックが熱分解され不燃物が溶融されて、有害廃棄物は無害化される。
図1は、本実施形態に係るPCB汚染廃油の処理装置1の構成を示す図である。以下、図1にもとづいて処理装置1の構成について説明する。
図1に示されているように、処理装置1には、有害廃棄物を容器に密閉し容器密閉廃棄物を作成する容器密閉装置40が設けられている。この容器密閉装置40は竪型ガス化溶融炉が設置された敷地区画に設けられてもよいし、別の場所に設けられ、密閉後の容器密閉廃棄物を処理装置の場所まで移送するようにしてもよい。
処理装置1には、廃棄物投入装置10、圧縮装置20、トンネル式加熱炉30、竪型ガス化溶融炉50が設けられている。廃棄物投入装置10は、後述の圧縮装置20内へ上方から容器密閉廃棄物と、有害物質を含まない他の廃棄物を投入するものであり、該廃棄物投入装置10は、容器密閉廃棄物と上記他の廃棄物を受け入れるホッパ11と、該ホッパ11の底部をなし開閉自在な蓋部12とを有している。該廃棄物投入装置10は、蓋部12が開位置にあるときに圧縮装置20と連通し、容器密閉廃棄物等を圧縮装置20内に投入する。
上記他の廃棄物とは、容器密閉廃棄物又は樹脂密閉廃棄物とは別の、有害物質を含まない一般廃棄物、有害物を含まない産業廃棄物をいい、ばらけた状態であり、クレーンなどにより廃棄物投入装置に投入される。
上記廃棄物投入装置10の下方には、上記容器密閉廃棄物を他の廃棄物で包含した状態で圧縮して圧縮ブロックを成形する圧縮装置20が設けられている。該圧縮装置20は、ホッパ11の下方位置で水平方向に延びる筒状部21と、該筒状部21内を前後方向(図1にて左右方向)で往復動する圧縮手段としての圧縮ヘッド22と、該ホッパ11よりも下流位置(図1にて右方側)で上下方向に往復動して筒状部21の下流側開口を開閉する板状の圧縮支持盤23とを有している。圧縮支持盤23は後述する加熱炉30の上流側開口を開閉するゲートを兼ねている。上記筒状部21は、その内壁断面が、後述する加熱炉30の内壁断面と同形かつ同一寸法で形成されている。
上記圧縮装置20は、圧縮支持盤23が下降位置にて筒状部21の下流側開口を塞いだ状態で、圧縮ヘッド22が圧縮支持盤23へ向けて近づくように前方(図にて右方)へ移動することにより、該圧縮ヘッド22と圧縮支持盤23とでホッパ11から投入された容器密閉廃棄物と他の廃棄物を前後方向で挟んで圧縮し、該容器密閉廃棄物等の圧縮ブロックPを成形する。該圧縮ブロックPの成形は、回分的(バッチ的)に行われる。
上記圧縮装置20の下流側には、該圧縮装置20の筒状部21に接続されトンネル式加熱炉30(以下、「加熱炉30」という)が水平方向に延びて設けられている。該加熱炉30は外部から加熱されており、上記圧縮装置20から供給された圧縮ブロックPが該加熱炉30内で乾燥されるようになっている。該加熱炉30の下流側端部は、竪型ガス化溶融炉50(以下、「ガス化溶融炉50」という)の装入口51と接続されており、乾燥後の上記圧縮ブロックPを該装入口51からガス化溶融炉50内へ供給可能となっている。
ガス化溶融炉50は、上下方向に延びる鉛直部分と、該鉛直部分の下部から水平方向に延びる水平部分とを有している。上記上下方向に延びる部分は、その略下半部が熱分解部52として形成されており、略上半部がガス改質部53として形成されている。また、上記水平部分は溶融部54として形成されている。
上記熱分解部52では、圧縮ブロックPが堆積して廃棄物堆積層Qが形成され、該廃棄物堆積層Qの容器密閉廃棄物等が熱分解によりガス化されるともに不燃分が溶融されて溶融物とされるようになっている。ガス化溶融炉50の側壁の下部には、上記廃棄物堆積層Q内に酸素含有ガスを供給する第一酸素含有ガス供給口55が設けられている。上記溶融物は、主として溶融スラグと溶融金属である。
上記ガス改質部53では、後述するように、上記熱分解部52で廃棄物堆積層Qから発生したガスが改質されて改質ガスが生成される。ガス化溶融炉50の側壁の上部側には、ガス改質部53内に、ガス改質のための酸素含有ガスを供給する複数の第二酸素含有ガス供給口56が設けられている。
上記溶融部54では、上記熱分解部52で生成された溶融物が加熱されて該溶融物に含まれる炭素等がガス化されて除去される。ガス化溶融炉50の水平部分の上壁には、上記溶融部54に燃料ガスを供給する燃料ガス供給口57が設けられている。また、該溶融部54には、上記溶融物を外部へ排出するための溶融物排出口58が下方へ延びて設けられている。
ガス化溶融炉50の頂部には、該頂部に形成された改質ガス排出口59から延びガス改質部53で生成された改質ガスを炉外へ排出するためのガスダクト60が設けられている。ガスダクト60の下流側には、上記処理装置1とは別装置として形成された、上記改質ガスを冷却洗浄するための冷却洗浄水循環装置(図示せず)、改質ガス中のHCLガス等を除去するガス精製装置(図示せず)が設けられている。
以下、上述の形態の処理装置1による有害廃棄物の処理方法について、図2をも参照しつつ説明する。
まず、竪型ガス化溶融炉50での処理に先立ち、有害廃棄物を容器密閉装置40により容器に密閉し容器密閉廃棄物P0を形成する。容器としては、プラスチック製がガス化して燃料ガスとして回収されることが可能であるために好ましいが、最終的に不燃物は溶融するので金属製であっても良い。容器の形状としては、球状、円筒状、箱型とすることが可能である。この容器密閉装置40は竪型ガス化溶融炉50が設置された敷地区画に設けられてもよいし、別の場所に設けられ、容器密閉廃棄物P0は竪型ガス化溶融炉50の場所まで移送されるようにしてもよい。
(1)圧縮装置20の圧縮支持盤23を下降位置にもたらし筒状部21の前方を塞いだ状態で、蓋部12が開位置にあるホッパ11からの筒状部21へ容器密閉廃棄物P0を落下供給する(図2(A)参照)。
(2)圧縮装置20の筒状部21へ、有害物質を含まない他の廃棄物P1を容器密閉廃棄物P0に被せるように上記ホッパ11から落下供給する(図2(B)参照)。
(3)圧縮支持盤23を下降位置に維持した状態で圧縮ヘッド22を前方(図にて右方)へ移動させることにより、容器密閉廃棄物P0と該容器密閉廃棄物P0に被せた他の廃棄物P1を押し固め、容器密閉廃棄物P0が他の廃棄物P1に包含された包含ブロックP2を成形する(図2(C)参照)。
(4)上記圧縮ヘッド22を一旦後退せしめ、上記筒状部21へホッパ11から他の廃棄物P1を包含ブロックP2の後面に接するようにさらに供給する(図2(D)参照)。
(5)圧縮ヘッド22を前方へ移動させることにより、包含ブロックP2の後面に接している他の廃棄物P1と該包含ブロックP2を圧縮して緻密な圧縮ブロックPを成形する(図2(E)参照)。
(6)圧縮支持盤23を上昇位置にもたらして筒状部21と加熱炉30とを連通せしめ、圧縮ヘッド22を前方へ移動させることにより、圧縮ブロックPを押し出し加熱炉30へ移送供給する(図2(F)参照)。
このような圧縮工程では、圧縮ヘッドの押し込み圧力を容器密閉廃棄物が破壊されない程度の圧力とするように、容器の種類、形状に応じて予め押し込み圧力の上限を調べ、圧力調整すると共に、最終的に得られた圧縮ブロックがその形状を容易には崩されない程度に緻密となるようにするのに十分な圧力に設定することが好ましい。
本実施形態では、圧縮ブロックを成形する前段階として包含ブロックを形成したが、この包含ブロック成形の工程を省略して、直接圧縮ブロック成形の工程に入るようにしてもよい。
本実施形態では、筒状部21の内壁断面が加熱炉30の内壁断面と同形かつ同一寸法で形成されているので、上記圧縮ブロックPの断面形状は、加熱炉30の入口の内壁断面と同形、同一寸法であり、圧縮ブロックPは加熱炉30の内壁と接触状態を保ったまま押し込まれるようになり、したがって、加熱炉30の入口で該圧縮ブロックPにより加熱炉内雰囲気をシールできる。圧縮ブロックPは、順次新しい圧縮ブロックが押し込まれる毎に、加熱炉30内を滑りながらガス化溶融炉50の装入口51へ向けて移動する。
既述したように、加熱炉30は外部から加熱されており、内部は昇温され、圧縮ブロックPの移動、昇温過程において、圧縮ブロックP中の水分が蒸発され乾燥される。そして、乾燥された圧縮ブロックPは、ガス化溶融炉50の装入口51から該ガス化溶融炉50の熱分解部52内へ装入そして供給される。
圧縮工程における容器密閉廃棄物P0と有害物質を含まない他の廃棄物P1との供給比率は、圧縮ブロックPの加熱炉30内での移動や熱分解部に供給されてからの熱分解挙動などの点から、容器密閉廃棄物P0を他の廃棄物P1に対して20重量%以下で供給することが好ましい。
上記のような圧縮ブロックを成形する圧縮工程によって、圧縮ブロックPを緻密にして加熱炉内での移動や熱分解部への供給の際に崩れることなくブロック形状を維持することができ、圧縮ブロックPにより廃棄物堆積層Qを形成した状態で、圧縮ブロックP同士間に空隙ができてガス上昇のための流路を形成するようになり、この空隙を通して廃棄物堆積層Q内のガス流れを良好にすることができる。さらに、圧縮ブロックPとして成形された他の廃棄物P1に含まれる固定炭素が酸素含有ガスにより燃焼して生じる熱エネルギー量を、容器密閉廃棄物P0を熱分解するのに十分な量とすることができる。また、上述の比率が20重量%より大きくなり容器密閉廃棄物P0の供給量が多くなると、圧縮ブロックPを緻密にすることに支障が生じることがあり、また、容器密閉廃棄物P0と、これに含まれる有害廃棄物とを熱分解するために必要な熱エネルギー量を他の廃棄物から得ることが困難になることがあるので好ましくない。
上記熱分解部52内へ供給された圧縮ブロックPは、上述のように、廃棄物堆積層Qを形成する。該廃棄物堆積層Qでは、熱分解部52の下部に設けられた第一酸素含有ガス供給口55から該廃棄物堆積層Q中へ酸素含有ガスが供給される。この結果、廃棄物中の固定炭素などの可燃物が燃焼して、その熱エネルギーで容器密閉廃棄物P0と他の廃棄物P1の揮発分が揮発して熱分解される。この熱分解により、容器密閉廃棄物P0中の有害廃棄物が熱分解され無害化される。また、廃棄物が熱分解されて一酸化炭素、水素、炭化水素、二酸化炭素等へのガス化が行われるとともに、容器密閉廃棄物P0と他の廃棄P1の不燃分(金属、灰分など)が溶融して溶融物が生成される。
また、熱分解部52の下部に接続された溶融部54では、燃料ガス供給口57から供給される燃料ガスが燃焼して生成する高温燃焼ガスで上記溶融物が加熱され、該溶融物に含まれる微量の炭素などがガス化して除去され、該溶融物は溶融物排出口58から溶融スラグ、そして溶融金属として排出される。
本実施形態において、有害廃棄物を容器に密閉する際に、固定炭素を含む廃棄物又は固体燃料をともに装入し密閉してもよい。
また、固定炭素を含む廃棄物又は固体燃料に含まれる固定炭素量を、有害廃棄物の灰分の10重量%以上とするように固定炭素を含む廃棄物又は固体燃料を装入することが好ましい。廃棄物又は固体燃料に含まれる固定炭素が有害廃棄物を熱分解する際の熱源となり、有害廃棄物の熱分解処理をより安定して行うことができるからである。その際、固定炭素量を有害廃棄物の灰分の10重量%未満とすると、熱源としての発熱量が少なく有害廃棄物の熱分解処理を安定化させる効果がない。また、固定炭素量の上限は特に定めないが、むやみに高くすると容器に装入する有害廃棄物の割合が低くなり、処理能力が低下するので、40重量%程度までとすることが適当である。ここで、固体燃料としては石炭、コークス、木炭が挙げられる。
有害廃棄物を容器に密閉する際に、固定炭素を含む廃棄物又は固体燃料をともに装入し密閉する場合には、廃棄物又は固体燃料に含まれる固定炭素が有害廃棄物を熱分解する際の熱源となるため、容器に有害廃棄物のみを装入する場合に比べて、圧縮工程における容器密閉廃棄物P0の有害物質を含まない他の廃棄物P1に対する供給比率を高くすることができ、容器密閉廃棄物P0を他の廃棄物P1に対して50重量%以下で供給することが好ましい。
本発明では、有害廃棄物を容器密閉する代わりに、合成樹脂で密閉処理してもよい。例えば、有害廃棄物をそのまま、あるいはプラスチック製袋に入れたまま合成樹脂で被覆固化し密閉する。合成樹脂の種類としてはフェノール樹脂などの熱硬化性樹脂が固定炭素が多いため好ましく、固定炭素が多いため熱分解や不燃物を溶融する際の熱原料として利用できる。
以上のように、本発明によれば、有害廃棄物を飛散させることなく、安全、確実に無害化することができ、また、他の廃棄物とともに圧縮ブロックを作成してガス化溶融炉で熱分解するため、大量の有害廃棄物を効率的に無害化処理することができる。
1 有害廃棄物処理装置
11 ホッパ部
20 圧縮装置
21 筒状部
22 圧縮手段(圧縮ヘッド)
40 容器密閉装置
50 ガス化溶融炉
52 熱分解部
54 溶融炉
P (圧縮)ブロック
P0 容器密閉廃棄物
P1 他の廃棄物

Claims (6)

  1. 有害廃棄物を竪型ガス化溶融炉により無害化処理する有害廃棄物処理方法において、
    有害廃棄物を容器に密閉して容器密閉廃棄物を形成する容器密閉工程と、
    容器密閉廃棄物を、有害物質を含まない他の廃棄物で包含した後に圧縮装置の圧縮空間で圧縮成形してブロックを成形する圧縮工程と、
    ブロックを竪型ガス化溶融炉に供給して熱分解・ガス化し、熱分解残渣と不燃物を溶融し排出するガス化溶融工程とを備え、
    上記圧縮工程は、
    1)圧縮装置の筒状部に容器密閉廃棄物を供給する工程、
    2)圧縮装置の筒状部に他の廃棄物を容器密閉廃棄物に被せるように供給する工程、
    3)容器密閉廃棄物と容器密閉廃棄物に被せた他の廃棄物を筒状部内で圧縮して押し固めることにより、容器密閉廃棄物が他の廃棄物に包含され圧縮されたブロックを成形するブロック成形工程、
    とを備えることを特徴とする有害廃棄物処理方法。
  2. 容器密閉工程は、容器に有害廃棄物とともに固定炭素を含む廃棄物又は固体燃料を装入し密閉することとする請求項1に記載の有害廃棄物処理方法。
  3. 固定炭素を含む廃棄物又は、固体燃料に含まれる固定炭素量を有害廃棄物の灰分の10重量%以上とするように固定炭素を含む廃棄物又は固体燃料が装入されていることとする請求項2に記載の有害廃棄物処理方法。
  4. 有害廃棄物を竪型ガス化溶融炉により無害化処理する有害廃棄物処理方法において、
    有害廃棄物を合成樹脂により密閉固化して樹脂密閉廃棄物を形成する樹脂密閉工程と、
    樹脂密閉廃棄物を、有害物質を含まない他の廃棄物で包含した後に圧縮装置の圧縮空間で圧縮成形してブロックを成形する圧縮工程と、
    ブロックを竪型ガス化溶融炉に供給して熱分解・ガス化し、熱分解残渣と不燃物を溶融し排出するガス化溶融工程とを備え、
    上記圧縮工程は、
    1)圧縮装置の筒状部に樹脂密閉廃棄物を供給する工程、
    2)圧縮装置の筒状部に他の廃棄物を樹脂密閉廃棄物に被せるように供給する工程、
    3)樹脂密閉廃棄物と樹脂密閉廃棄物に被せた他の廃棄物を筒状部内で圧縮して押し固めることにより、樹脂密閉廃棄物が他の廃棄物に包含され圧縮されたブロックを成形するブロック成形工程、
    とを備えることを特徴とする有害廃棄物処理方法。
  5. 有害廃棄物を無害化処理する有害廃棄物処理装置において、
    有害廃棄物を容器に密閉して容器密閉廃棄物を形成する容器密閉装置と、
    容器密閉廃棄物を、有害物質を含まない他の廃棄物で包含した後に、圧縮成形してブロックを成形するための圧縮空間として筒状部が形成された圧縮装置と、
    ブロックを熱分解・ガス化し、熱分解残渣と不燃物を溶融し排出する竪型ガス化溶融炉と、
    ブロックを上記竪型ガス化溶融炉に供給する供給装置とを備え、
    上記圧縮装置は、容器密閉廃棄物、有害物質を含まない他の廃棄物の供給を受けるホッパ部がその下部で筒状部と連通可能に設けられ、筒状部内には、容器密閉廃棄物と該容器密閉廃棄物に被せた他の廃棄物を圧縮して押し固めてブロックを成形する圧縮手段が設けられていることを特徴とする有害廃棄物処理装置。
  6. 有害廃棄物を無害化処理する有害廃棄物処理装置において、
    有害廃棄物を合成樹脂により密閉固化して樹脂密閉廃棄物を形成する樹脂密閉装置と、
    樹脂密閉廃棄物を、有害物質を含まない他の廃棄物で包含した後に、圧縮成形してブロックを成形するための圧縮空間として筒状部が形成された圧縮装置と、
    ブロックを熱分解・ガス化し、熱分解残渣と不燃物を溶融し排出する竪型ガス化溶融炉と、
    ブロックを上記竪型ガス化溶融炉に供給する供給装置とを備え、
    上記圧縮装置は、樹脂密閉廃棄物、有害物質を含まない他の廃棄物の供給を受けるホッパ部がその下部で筒状部と連通可能に設けられ、筒状部内には、樹脂密閉廃棄物と該樹脂密閉廃棄物に被せた他の廃棄物を圧縮して押し固めてブロックを成形する圧縮手段が設けられていることとすることを特徴とする有害廃棄物処理装置。
JP2010229974A 2010-10-12 2010-10-12 有害廃棄物処理方法及び有害廃棄物処理装置 Pending JP2012081420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010229974A JP2012081420A (ja) 2010-10-12 2010-10-12 有害廃棄物処理方法及び有害廃棄物処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010229974A JP2012081420A (ja) 2010-10-12 2010-10-12 有害廃棄物処理方法及び有害廃棄物処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012081420A true JP2012081420A (ja) 2012-04-26

Family

ID=46240866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010229974A Pending JP2012081420A (ja) 2010-10-12 2010-10-12 有害廃棄物処理方法及び有害廃棄物処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012081420A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012081421A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Jfe Engineering Corp 有害廃棄物処理方法及び有害廃棄物処理装置
CN117078024A (zh) * 2023-10-17 2023-11-17 南京进唯智能科技有限公司 一种基于视频分析的危废数量变化检测系统及方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012081421A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Jfe Engineering Corp 有害廃棄物処理方法及び有害廃棄物処理装置
CN117078024A (zh) * 2023-10-17 2023-11-17 南京进唯智能科技有限公司 一种基于视频分析的危废数量变化检测系统及方法
CN117078024B (zh) * 2023-10-17 2024-02-09 南京进唯智能科技有限公司 一种基于视频分析的危废数量变化检测系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7216593B2 (en) Apparatus for treating liquid waste
US5534659A (en) Apparatus and method for treating hazardous waste
JP3263094B2 (ja) あらゆる種類の廃棄物の輸送方法、中間貯蔵方法、エネルギー的利用方法、材料的利用方法、及びそれらの方法を実施する装置
CA2188976C (en) Method and apparatus for destruction of waste by thermal scission and chemical recombination
CZ283211B6 (cs) Zařízení a způsob tepelného zpracování odpadu
WO2006114818A1 (ja) ガス化溶融炉への廃棄物の供給方法及び供給装置
JP5557159B2 (ja) 有害廃棄物処理方法及び有害廃棄物処理装置
KR101687660B1 (ko) 중ㆍ저준위 방사성폐기물 처리를 위한 밀폐형 플라즈마 용융로
KR101685033B1 (ko) 인쇄회로기판 처리용 폐기물처리 시스템
JP2012081420A (ja) 有害廃棄物処理方法及び有害廃棄物処理装置
JP6348857B2 (ja) 有害低密度廃棄物処理方法及び有害低密度廃棄物処理装置
JP3788012B2 (ja) 廃棄物処理方法および廃棄物処理設備
JP3713991B2 (ja) 廃棄物処理方法および廃棄物処理設備
CN212227043U (zh) 一种固体危险废物资源化利用系统
JP4015181B1 (ja) 有機物含有廃棄物の熱分解方法および装置
JP2005003359A (ja) 廃棄物処理方法および廃棄物処理設備
JP6276723B2 (ja) 有害発泡ポリスチレン廃棄物処理方法及び有害発泡ポリスチレン廃棄物処理装置
KR100856653B1 (ko) 가스화 용융로에의 폐기물의 공급방법
JP5495692B2 (ja) 廃棄物埋め立て処分場の再生方法
JP3913684B2 (ja) 廃棄物のガス化溶融システム
JP2012055545A (ja) ポリ塩化ビフェニル汚染廃油の処理方法、ポリ塩化ビフェニル汚染固形物の処理方法、ポリ塩化ビフェニル汚染廃油の処理装置及びポリ塩化ビフェニル汚染固形物の処理装置
JP2002115822A (ja) 廃棄物の処理設備及び処理方法
CA2187910C (en) Apparatus and method for treating hazardous waste
JP2000279916A (ja) 廃棄物の処理方法
JP2008285730A (ja) 鉄鋼材料分別回収装置及び方法