JP2012081237A - 車輪付き折りたたみ家具 - Google Patents

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和行 小林
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Abstract

【課題】 耐久性が高い折りたたみ式の構造体を提供する。
【解決手段】 折りたたみ式の構造体は、中央でに分割されるとともに折りたたみ可能な状態で枢着されたメインフレームを備える。メインフレームと平行な位置関係に配置され、メインフレームの傾き変化と連動して傾きが変化するサブフレームを備える。サブフレームそれぞれに枢着され、下方向に延びる上筒部と、上筒部と上下方向の位置関係を変動させることが可能な下筒部とを有する脚柱を備える。上筒部は、下部にキャスターが固定され、上下方向に延びる長穴状の孔部を有し、孔部に挿入されたピンの、孔部の上下方向の動きに対応して、下筒部は上下方向に移動し、キャスターと下筒部の下部との上下方向の位置関係が変動し、ピンは、サブフレームに接触し、サブフレームの傾き状態に対応して、上下方向に移動する。
【選択図】図3

Description

本発明は、キャスターとスタンド用脚柱を有し、分割されるとともに折りたたみ可能な構造体における、キャスターおよびスタンドの高さ調節機能の構造に関するものである。
折りたたみ式の構造体は、折りたたみ時には脚柱に設けられたキャスターのみで床面に接地し、キャスターの滑動により移動を容易にする。
反面、展開時にキャスターのみで床面に接地すると、その回動により揺れが生じ、折りたたみ式構造体を安定して支えることができない。そのため、展開時には脚柱に設けられたスタンドのみで床面に接地し、その折りたたみ式構造体を安定して支える方法が採られている。
つまり、折りたたみ式の構造体は、折りたたみ時には脚柱に設けられたキャスターの設置位置をスタンドの設置位置より相対的に低く設定し、一方展開時においては、逆にスタンドの設置位置をキャスターの設置位置より相対的に低く設定することになる。
そこで従来においては、実公平4−49945にあるとおり、下記の技術的手段を講じている。
(a)中央で2分割されると共に折たたみ可能に枢着された天板ないし床面を設ける。
(b)それぞれの分割片に下面対向位置で上端側が枢着されると共に下端側で外方に延びる延出管部を介して接地側にキヤスターを設けた外筒部と、該外筒部内に嵌挿され上下方向に摺動可能なスタンド用の内管部とを有する脚柱を設ける。
(c)前記天板中央の枢着位置から垂下する二重管構造の伸縮垂管と、該伸縮垂管の内管に下端が枢着され上端が外側に漸次傾斜しながら立ち上がり天板側へ枢着される左右一対のステー部材と、上記伸縮垂管の外管に内端が枢着されると共に外端が脚柱の中途部に枢着される左右一対のリンク部材とからなる折畳機構を設ける。
(d)上記ステー部材の中途部に上端が枢着され、下端が前記内管部に枢着される作動杆状部材を設ける。
(e)該作動杆状部材が天板の折畳乃至展開時に内管部を上下方向に引上げ又は押下げるべく外筒部で前記ステー部材の枢着位置より下方に配置された摺動孔を設ける。
実公平4−49945
しかしながら、上記構成の折りたたみ式構造体においては、折りたたみ機構の一部たるリンク部材と、天板の折たたみ時または展開時に上下方向に引上げ又は押下げられる内管部に介在する作動杆状部材が設けられていることから構造が複雑になる。
そのため、繰り返しの使用による作動杆状部材の経年劣化、乃至外的な衝撃等による作動杆状部材の破損により、スタンド用内管部の摺動動作不良、および折りたたみ動作不良を引き起こすおそれがある。
また、製品化の際には製造工程も複雑になるという問題点を有する。
従って、本発明の目的は耐久性の高い折りたたみ式の構造体を提供することである。
本発明にかかる折りたたみ式の構造体は、中央で二分割されるとともに折りたたみ可能な状態で枢着されたメインフレームと、メインフレームと平行な位置関係に配置され、メインフレームの傾き変化と連動して傾きが変化するサブフレームと、サブフレームそれぞれに枢着され、下方向に延びる上筒部と、上筒部と上下方向の位置関係を変動させることが可能な下筒部とを有する脚柱とを備え、上筒部は、下部にキャスターが固定され、上下方向に延びる長穴状の孔部を有し、孔部に挿入されたピンの孔部の上下方向の動きに対応して、下筒部は上下方向に移動し、キャスターと下筒部の下部との上下方向の位置関係が変動し、ピンは、サブフレームに接触し、サブフレームの傾き状態に対応して、上下方向に移動する。
本発案は、上記課題を解決するために、構造体の折りたたみ時もしくは展開時にそのメインフレームの傾き変化(傾動)に連動して、スタンド用の下筒部(内筒管部)を上下それぞれの方向に引き上げる、または押し下げるために、回転動作によりメインフレームの傾き変化を下筒部に伝達する作動杆状部材を介さないで、上下方向動作でメインフレームの傾き変化を下筒部に伝達するピン突起を用い、よりシンプルな機構を実現し確実な動作を提供することにより、上記課題を解決するものである。
以上説明したとおり、本発明によれば、折りたたみ式の構造体において、床面折りたたみ乃至展開時に、リンク部材であるサブフレームと脚柱との枢着位置を中心にサブフレームの傾きが変化し、かかる傾き変化に伴ってピン(ピン状突起)と下筒部(内筒管部)が上下方向へ移動する(昇降動作)。
この昇降動作により、下筒部(内筒管部)が所定長だけ外筒管部内を昇降摺動する。
この際にリンク部材であるサブフレームとピンが直接接触した状態で下筒部(内筒管部)が昇降動作するので、他の補助的な部品の作用を必要とすることがない。そのため補助部品の経年劣化乃至外的衝撃による破損による、折りたたみ乃至展開時の動作不良およびスタンド脚の上下動における動作不良の発生の心配がなく、製造工程での作業も容易となる。
さらに、静置した使用状態においては脚注および中央脚注の接地面が確実に接地するので、キャスター乃至車輪の回動に影響されることが無く、安定した展開状態を保持することができる。
本実施形態における折りたたみ式ベッドの床面展開状態を示す側面図と正面図と上面図である。 床面展開状態から、折りたたみ状態に変化する過程を示す側面図である。 サブフレーム及び脚柱を示す側面図で、脚柱内のバネを含む図である。
以下に、この発明を折りたたみ式ベッドに適用した場合の好適一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第2図に示す折りたたみ式ベッド1は、同形同大に2分割されたベッド床面を構成する一対の分割片2、3と、床面支持メインフレーム10、20とを有している。
これらのメインフレーム10、20は、間に設けられた枢軸プレート15に回転自在に連結されている。メインフレーム10、20、枢軸プレート15の上に、分割片2、3が配置される。
枢軸プレート15には垂下する中央脚柱80が装着されている。中央脚柱80は、メインフレーム10、20が側面から見て一直線上の配置された床面展開状態において、接地面に接触している(接地している、図2(a)参照)。枢軸プレート15の下方には枢軸プレート83が配置され、枢軸プレート83は、中央脚柱80と固定される。
分割片2、3及び床面支持メインフレーム10、20は上記枢軸プレート15に設けられた枢着点16、17を支点として折りたたみ機構を介して折りたたみ乃至展開されるようになっている。
本発明で折りたたみ機構は、メインフレーム10、20に枢着された、キャスター50、60を装着した略L状の脚柱30、40と、枢軸プレート15に装着された中央脚柱80、及びサブフレーム90、100とからなっている。サブフレーム90、100は、メインフレーム10、20と平行な位置関係に配置され、メインフレーム10、20の傾き変化と連動してサブフレーム90、100の傾きも変化する。
床面支持メインフレーム10の枢軸プレート15と対向する側の端部は、枢着点16で、回転自在に枢軸プレート15と枢着される。
床面支持メインフレーム20の枢軸プレート15と対向する側の端部は、枢着点17で、回転自在に枢軸プレート15と枢着される。
床面支持メインフレーム10の枢軸プレート15と対向しない側の端部は、枢着点18で、回転自在に、下方に延びる脚柱30の上端と枢着される。
床面支持メインフレーム20の枢軸プレート15と対向しない側の端部は、枢着点19で、回転自在に、下方に延びる脚柱40の上端と枢着される。
サブフレーム90の枢軸プレート83と対向する側の端部は、枢着点16の下方に位置する枢着点81で、回転自在に枢軸プレート83と枢着される。
サブフレーム100の枢軸プレート83と対向する側の端部は、枢着点17の下方に位置する枢着点82で、回転自在に枢軸プレート83と枢着される。
サブフレーム90の枢軸プレート83と対向しない側の端部は、枢着点18の下方に位置する枢着点31で、回転自在に脚柱30と枢着される。
サブフレーム100の枢軸プレート83と対向しない側の端部は、枢着点19の下方に位置する枢着点41で、回転自在に脚柱40と枢着される。
枢着点16、18、31、81は、側面から見て、床面展開状態で矩形形状を形成し、床面展開状態が解除されて折りたたみ状態になるまでは平行四辺形の形状を形成し、折りたたみ状態では上下方向に平行な一直線上に並ぶ。
枢着点17、19、41、82は、側面から見て、床面展開状態で矩形形状を形成し、床面展開状態が解除されて折りたたみ状態になるまでは平行四辺形の形状を形成し、折りたたみ状態では上下方向に平行な一直線上に並ぶ。
また前記略L状脚柱30、40にはそれぞれキャスター50、60が装着されており、床面支持メインフレーム10、20の折りたたみ、展開動作に連動して脚柱30、40が滑動する。
第3図で一層明瞭な如く、脚柱30、40は垂下管部30A、40Aと、該垂下管部30A、40Aの下端から直交して外側方向に延びる延出管部30B、40Bとからなっている。
このように構成された垂下管部30A、40Aは、外筒管部120と、該外筒管部120に嵌挿された内筒管部70とからなる2重管構造となっている。
即ち、外筒管部120は接地側が開口した中空筒状のパイプ材からなり、その中空部内に内筒管部70が上下方向に摺動可能に嵌込まれている。
この内筒管部70の接地側には、上下方向に微調整可能なシュー部71が設けられている。すなわち、脚柱40は、後述するピン状突起(ピン)110の上下方向の移動に伴って上下方向に動かない上筒部(外筒管部120、延出管部40B、キャスター60)と、ピン状突起110の上下方向の移動に伴って上下方向に動く下筒部(内筒管部70、シュー部71)とで構成され、脚柱30も同様の上筒部と下筒部で構成される。
該シュー部71は樹脂材からなり、その上端には調整ネジ72が固着され、、内筒管部70の下端内部に固設されたナットNに螺着されている。
従って、調整ネジ72を回し上下方向に螺進退することによりシュー部71の接地位置を微調整することができる。
また、外筒管部120には壁面に上下方向に延びる摺動孔(上下方向に延びる長穴状の孔部)130が穿設されている。
このような脚柱30、40の内筒管部70には折りたたみ機構のサブフレーム90、100を載荷するピン状突起110が接着されている。ピン状突起110は、サブフレーム90、100の載荷状態に連動して外筒管部120に穿設された摺動孔130内を上下に移動し、内筒管部70を昇降させる。
即ち、第3図で明瞭な如く、ピン状突起110は、外筒管部120に上下に長穴状に穿設された摺動孔130を介して内筒管部70の上方に略直角に貫通して接着されている。言い換えると、ピン状突起110は、上下方向に移動可能な状態で、摺動孔130に挿入される。バネZは、一方の端部(上端部)が上筒部を構成する外筒管部120の上部に取り付けられ、他方の端部(下端部)がピン状突起110が装着された内筒管部70の上端に取り付けられる。
一方、サブフレーム90、100は脚柱30、40の外側寄りの中途部に枢着されており、枢着点31、41を回動支点としてサブフレーム90、100の傾きを変えることができる。その傾き変化(傾動)は、脚柱30、40の上端部に枢着された床面乃至床面支持メインフレーム10、20の枢軸プレート15側が折りたたみ時に上昇し、展開時に下降する傾き変化に連動する。
従って、床面の折りたたみ乃至展開動作に連動してサブフレーム90、100が載荷するピン状突起110を介して内筒管部70を昇降させ垂下管部30A、40Aを伸縮させることができる。
一方、延出管部30B、40Bの下面には、キャスター50、60の取付部が固着され滑動自在となっている。
このキャスター50、60は、下端が前記垂下管部30A、40Aの下端となるシュー部71より床面展開時は高く、床面折りたたみ時は低くなるようにバネZのバネ定数や各部の寸法や重さが決定される。
第1図(a)及び第2図(a)の床面展開状態において、中央脚柱80を、該中央脚柱に連設された持ち手等を介して人為的に上昇させると分割片2、3及び床面支持メインフレーム10、20の対向端がそれら相互の枢軸点16、17を関節点として開く。
それに追従作動するサブフレーム90、100と枢軸プレート83との枢着81、82の位置がサブフレーム90、100の枢着点31、41の水平位置を上側に超えると、図示しないバネの弾力で床面乃至床面支持メインフレーム10、20相互の対向端を上昇させる方向、即ち該床面を折りたたむ方向に作用する(第2図(b)参照)。
また、上記床面乃至床面支持メインフレーム10、20の折りたたみ動作に関連してサブフレーム90、100の傾きが変化することから、各脚柱30、40も垂下方向を保ったまま相互に接近方向に関連移動して起立平行状に折りたたまれる(第2図(c)参照)。
この折りたたみ過程において脚柱30、40は第2図(a)及び第2図(b)で示す如く展開状態の直立姿勢を保ったまま互いに近づく方向に滑動し、第2図(c)に示す如く折りたたみ状態でも直立姿勢を形成する。
次に、垂下管部30A、40Aの作用を説明すると、ベッド展開状態(床面展開状態)において、サブフレーム90、100が載荷した(押し下げた)ピン状突起110を介して内筒管部70は最低下降位置に変位(伸長)するので、シュー部71は、キャスター50、60よりも低位置となり、この垂下管部30A、40Aと中央脚柱80でベッドを支持することになる。
また、第3図で明瞭な如く、垂下管部30A、40Aを構成する外筒管部120の内部、内筒管部70の上端にはバネZが挿着されている。このバネZの作用により、ベッド折りたたみ時にはサブフレーム90、100の傾き変化に応じて内筒管部70が最高上昇位置に自動的に変位(短縮)するので、キヤスター50、60がシュー部71より低位置となり、キャスター50、60だけでベッドを支持することになる。
また、垂下管部30A、40Aの内筒管部70はキャスター50、60に対し相対的にその接地位置が昇降する。
また、床面が折りたたみ始められるとシュー部71がただちに接地位置から上昇し、キャスターが接地して滑動に移ることができる。
次に、本実施形態の作用と効果を詳述する。
バネZは、ピン状突起110が上方向に移動するようにピン状突起110を付勢する(引っ張る)。
ただし、メインフレーム10、20が側面から見て一直線上の配置された床面展開状態においては、ピン状突起110と下筒部(内筒管部70、シュー部71)は、サブフレーム90、100の自重によって押し下げられ、これにより、シュー部71がキャスター50、60など上筒部を構成する部材よりも低くなり、接地面と接触する(接地する)。このとき、バネZは、ピン状突起110に引っ張られて伸びた状態になる。シュー部71が接地しているため、折りたたみ式ベッド1は、接地面上を動きにくい(または動かない)状態にされる。
使用者が中央脚柱80を持ち上げるなどしてメインフレーム10、20の内側部分を持ち上げて床面展開状態を解除させると、ピン状突起110のサブフレーム90、100によって押し下げられていた状態が解除され、ピン状突起110はバネZの付勢力(縮む方向の引っ張り力)によって上方に移動する。ピン状突起110の上方移動に伴って、下筒部(内筒管部70、シュー部71)も上方に移動し、これにより、上筒部を構成するキャスター50、60が、シュー部71よりも低くなり、接地面と接触する(接地する)。キャスター50、60が接地しているため、折りたたみ式ベッド1は、接地面上を動きやすい状態(滑動自在な状態)にされる。
メインフレーム10、20が平行な位置関係で対向する折りたたみ状態(図2(c)参照)からは、メインフレーム10、20の外側部分を広げるようにキャスター50、60を移動させると、図2(b)の状態を介して、床面展開状態(図2(a)参照)にされる。床面展開状態になるまでは、キャスター50、60が接地しているため、これらが接地面上を滑ってメインフレーム10、20の傾きを変えることが出来る。床面展開状態においては、シュー部71が接地するため、接地面上を折りたたみ式ベッド1が動きにくい(または動かない)状態にされる。
本実施形態では、かかる床面展開状態におけるシュー部71の接地と、折りたたみ状態など床面展開状態以外の時のキャスター50、60の接地との切り替えを、メインフレーム10、20(サブフレーム90、100)の傾きの変化に伴って上下方向に移動するピン状突起110を介して行う。ピン状突起110は、サブフレーム90、100に接するため、メインフレーム10、20に連動したサブフレーム90、100の傾きに応じて、直接的に上下方向に移動する。このため、メインフレーム10、20の傾き変化をピン状突起110に伝達するための回転部材(作動杆状部材など)を介在させる形態に比べ、より誤差が少ない状態で上下移動する力の伝達が可能となり、かかる部材の経年劣化を考慮する必要が無い分だけ、耐久性を増すことが可能になる。
また、本実施形態では、メインフレーム10、20を補助するサブフレーム90、100が設けられており、サブフレーム90、100によって、折りたたみ時乃至展開時における床面と脚部のよじれ等の問題を解消し、折りたたみ式ベッド1の強度と耐久性を確保できる。これにより、メインフレーム10、20の材質選定や、デザイン面の設計自由度を高くすることが可能になる。
なお、バネZの引っ張り力を使って、ピン状突起110を上方向に移動させる形態を説明したが、バネZなどの弾性体の付勢力以外で、ピン状突起110を上方向に移動させる形態であってもよい。例えば、ピン状突起110とサブフレーム90、100とが磁力で引き寄せ合う関係にあると、下筒部(内筒管部70)に取り付けられたピン状突起110が、メインフレーム10、20の傾きが変化する時にサブフレーム90、100と接触する位置が変動するものの、磁力によってピン状突起110が引き上げられるため、サブフレーム90、100との接触は維持される。この場合はバネZの付勢力は必要とされない。
また、本実施形態は、折りたたみ式の構造体として、メインフレームの上にベッドが配置される折りたたみ式ベッド1を使って説明したが、他の物、例えば、メインフレームの上に板状の天板を配置する折りたたみ式のテーブルや、卓球の板を配置する卓球台に使用することも可能である。
1 折りたたみ式ベッド
2、3 分割片
10、20 メインフレーム
15、83 枢軸プレート
16、17、18、19、81、82 枢着点
30、40 脚柱
30A、40A 垂下管部
30B、40B 延出管部
31、41 枢着点
50、60 キャスター
70 内筒管部
71 シュー部
72 調整ネジ
80 中央脚柱
90、100 サブフレーム
110 ピン状突起
120 外筒管部
130 摺動孔
N ナット
Z バネ

Claims (2)

  1. 中央で二分割されるとともに折りたたみ可能な状態で枢着されたメインフレームと、
    前記メインフレームと平行な位置関係に配置され、前記メインフレームの傾き変化と連動して傾きが変化するサブフレームと、
    前記サブフレームそれぞれに枢着され、下方向に延びる上筒部と、前記上筒部と上下方向の位置関係を変動させることが可能な下筒部とを有する脚柱を備え、
    前記上筒部は下部にキャスターが固定され、上下方向に延びる長穴状の孔部を有し、
    前記孔部に挿入されたピンの、前記孔部の上下方向の動きに対応して、前記下筒部は上下方向に移動し、前記キャスターと前記下筒部の下部との上下方向の位置関係が変動し、
    前記ピンは、前記サブフレームに接触し、前記サブフレームの傾きの変化に対応して、上下方向に移動することを特徴とする折りたたみ式の構造体。
  2. 前記上筒部は、前記ピンが上方向に移動するように付勢するバネを有し、
    前記メインフレームのそれぞれが側面から見て一直線上に配置された床面展開状態においては、前記ピンと前記下筒部は前記サブフレームによって押し下げられ、前記下筒部の下部が接地し、
    前記床面展開状態が解除された時には、前記ピンと前記下筒部は前記バネの付勢力によって上方向に移動し、前記キャスターが接地することを特徴とする請求項1に記載の構造体。
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