JP2012080623A - 車両充電器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構成で必要な絶縁を得ることができ、構成の簡略化、安全性の向上、検出精度の向上を図ることができる車両充電器を提供すること。
【解決手段】 AC電源のダイオードブリッジ整流後のマイナス側電位(PLV)、車両の高電圧バッテリGND(HV GND)、車両の制御用バッテリのGND(制御GND)の3系統のGNDを持っている車両充電器において、上記3系統のそれぞれにマイクロコンピュータを設置し、上記3系統相互間において通信可能に構成したもの。
【選択図】 図1
【解決手段】 AC電源のダイオードブリッジ整流後のマイナス側電位(PLV)、車両の高電圧バッテリGND(HV GND)、車両の制御用バッテリのGND(制御GND)の3系統のGNDを持っている車両充電器において、上記3系統のそれぞれにマイクロコンピュータを設置し、上記3系統相互間において通信可能に構成したもの。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えは、各種電気車両に搭載されているバッテリを充電する車両充電器に係り、特に、AC電源のダイオードブリッジ整流後のマイナス側電位(PLV)、車両の高電圧バッテリGND(HV GND)、車両の制御用バッテリのGND(制御GND)の3系統のGNDを持っているものにおいて、それぞれにマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)を持たせ、それによって、構成の簡略化、安全性の向上、検出精度の向上を図ることができるように工夫したものに関する。
従来の車両充電器は、例えば、図14に示すような構成になっている。図14は、車両101と車両充電器103の構成を示した図である。上記車両101には、高圧バッテリ105、バッテリコントローラ107、車両コントローラ109、制御バッテリ111が搭載されている。一方、上記車両充電器103側には、メインマイコン113、電源回路115、制御バッテリ用変電回路117、高圧バッテリ用変電回路119、ダイオード121、制御回路123、制御回路125、突入防止リレー127、判定回路129、ダイオードブリッジ131、PFC(力率改善回路:Power Factor Correction)133が搭載されている。
又、上記各構成部品とメインマイコン113を結ぶラインには、多数のアイソレーションアンプ135、フォトカプラ137が設置されている。又、図中符号139はAC電源を示すとともに、符号140、142は接点を示す。
又、上記充電器103のAC入力側には、AC電圧検出部141、AC電流検出部143が設けられている。これらAC電圧検出部141、AC電流検出部143の検出信号はアイソレーションアンプ135、135を介してメインマイコン113に入力されるように構成されている。又、突入防止リレー127の負荷側には電圧検出部145が設置されていて、この電圧検出部145の検出信号は判定回路129に入力される。判定回路129はこの検出信号に基づいて突入防止リレー127を「ON」するように構成されている。
又、上記PFC133にはPFC温度検出部147が設置されているとともにPFC電圧検出部148が設置されている。これらPFC温度検出部147及びPFC電圧検出部148からの検出信号はフォトカプラ137、137を介してメインマイコン113に入力される。又、上記高圧バッテリ用変電回路119の二次側には電圧検出部144、電流検出部146が設けられている。これら電圧検出部144、電流検出部146からの検出信号は、アイソレーションアンプ135、135を介してメインマイコン113に入力されるように構成されている。
尚、上記PFC温度検出部147からの検出信号に基づいてPFC温度を監視して、所定温度を超えた場合には異常停止させるように構成されている。
尚、上記PFC温度検出部147からの検出信号に基づいてPFC温度を監視して、所定温度を超えた場合には異常停止させるように構成されている。
上記制御バッテリ111のGNDは車体アースに接続されているため、安全上(技術基準「道路運送車両の保安基準」)の理由から、高圧バッテリ105のGND(HV GND)と制御バッテリ111は絶縁されている必要がある。又、同じく、安全上(電気用品安全法)の理由から、制御バッテリ111のような低電圧回路のGNDと、AC電流整流後のマイナス側電位(PLV)との間についても、絶縁されている必要がある。これらの絶縁を実現するために、既に説明した多数のアイソレーションアンプ135、フォトカプラ137が設置されているものである。
尚、上記高圧バッテリ105は通常400V程度であり、上記制御バッテリ111は12V若しくは24V程度であり、上記AC電流整流後のブラス側電位(PHV)は140V若しくは280V程度である。
尚、上記高圧バッテリ105は通常400V程度であり、上記制御バッテリ111は12V若しくは24V程度であり、上記AC電流整流後のブラス側電位(PHV)は140V若しくは280V程度である。
又、従来の場合には、既に説明したように、電圧検出部145からの検出信号判定回路129に入力し、その判定結果に基づいて上記突入防止リレー127を「ON」するようにしている。
尚、図14中、高圧バッテリ105のGND(HV GND)の系統は右上がりの二点鎖線を施した領域であり、AC電流整流後のマイナス側電位(PLV)の系統は右下がりの二点鎖線を施した領域であり、それら以外の白抜きの部分が制御バッテリ111のGNDの領域である。
尚、図14中、高圧バッテリ105のGND(HV GND)の系統は右上がりの二点鎖線を施した領域であり、AC電流整流後のマイナス側電位(PLV)の系統は右下がりの二点鎖線を施した領域であり、それら以外の白抜きの部分が制御バッテリ111のGNDの領域である。
図14に示す従来の構成の場合には、突入防止リレ127の起動については、ハードウェアーによる手法を採用しており、それ以外については、アイソレーションアンプ135、フォトカプラ137を介して、メインマイコン13に信号を入力させる構成を採用しているものである。
尚、この種の先行技術を開示するものとして、例えば、特許文献1がある。
上記従来の構成によると次のような問題があった。
まず、高圧バッテリ105のGND(HV GND)と、制御バッテリ111のような低電圧回路のGNDと、AC電流整流後のマイナス側電位(PLV)との間について、所望の絶縁状態を得るために、多数のアイソレーションアンプ135、フォトカプラ137が必要になってしまうという問題があった。その中でも、特に、アイソレーションアンプ135は極めて高価であり、それによって、装置のコストが上昇してしまうという問題があった。
又、アイソレーションアンプ135、フォトカプラ137を使用した場合には、信号の遅延、信号波形の歪等が生じてしまうことがあり、それによって、検出精度が低下してしまうという問題があった。
又、突入防止リレー127と判定回路129を使用しているために、構成が複雑化してしまい、特に、判定回路129については、処理の内容が複雑になればなるほど複雑な回路構成となり、それによって、構成の複雑化、装置の大型化、コストの上昇を来してしまうという問題があった。
まず、高圧バッテリ105のGND(HV GND)と、制御バッテリ111のような低電圧回路のGNDと、AC電流整流後のマイナス側電位(PLV)との間について、所望の絶縁状態を得るために、多数のアイソレーションアンプ135、フォトカプラ137が必要になってしまうという問題があった。その中でも、特に、アイソレーションアンプ135は極めて高価であり、それによって、装置のコストが上昇してしまうという問題があった。
又、アイソレーションアンプ135、フォトカプラ137を使用した場合には、信号の遅延、信号波形の歪等が生じてしまうことがあり、それによって、検出精度が低下してしまうという問題があった。
又、突入防止リレー127と判定回路129を使用しているために、構成が複雑化してしまい、特に、判定回路129については、処理の内容が複雑になればなるほど複雑な回路構成となり、それによって、構成の複雑化、装置の大型化、コストの上昇を来してしまうという問題があった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、簡単な構成で必要な絶縁を得ることができ、構成の簡略化、安全性の向上、検出精度の向上を図ることができる車両充電器を提供することにある。
上記課題を解決するべく本願発明の請求項1による車両充電器は、AC電源のダイオードブリッジ整流後のマイナス側電位(PLV)、車両の高電圧バッテリGND(HV GND)、車両の制御用バッテリのGND(制御GND)の3系統のGNDを持っている車両充電器において、上記3系統のそれぞれにマイクロコンピュータを設置し、上記3系統相互間において通信可能に構成したことを特徴とするものである。
又、請求項2による車両充電器は、請求項1記載の車両充電器において、上記車両の制御用バッテリのGND(制御GND)の系統にはメインマイクロコンピュータが設置されていて、上記AC電源のダイオードブリッジ整流後のマイナス側電位(PLV)の系統にはAC用サブマイクロコンピュータが設置されていて、上記車両の高電圧バッテリGND(HV GND)の系統にはHV用マイクロコンピュータが設置されていて、上記AC用サブマイクロコンピュータと上記HV用マイクロコンピュータは、それぞれの系統で発生する現象を把握するとともに、上記メインマイクロコンピュータからの指示に基づいて出力を可変できるものであることを特徴とするものである。
又、請求項3による車両充電器は、請求項2記載の車両充電器において、上記AC用サブマイクロコンピュータと上記HV用マイクロコンピュータは、異常検出または異常である旨を受信した場合に、出力停止方向に制御するとともに、その旨をメインマイクロコンピュータに送信するものであることを特徴とするものである。
又、請求項4による車両充電器は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の車両充電器において、上記3系統相互間の通信は多重化されていることを特徴とするものである。
又、請求項2による車両充電器は、請求項1記載の車両充電器において、上記車両の制御用バッテリのGND(制御GND)の系統にはメインマイクロコンピュータが設置されていて、上記AC電源のダイオードブリッジ整流後のマイナス側電位(PLV)の系統にはAC用サブマイクロコンピュータが設置されていて、上記車両の高電圧バッテリGND(HV GND)の系統にはHV用マイクロコンピュータが設置されていて、上記AC用サブマイクロコンピュータと上記HV用マイクロコンピュータは、それぞれの系統で発生する現象を把握するとともに、上記メインマイクロコンピュータからの指示に基づいて出力を可変できるものであることを特徴とするものである。
又、請求項3による車両充電器は、請求項2記載の車両充電器において、上記AC用サブマイクロコンピュータと上記HV用マイクロコンピュータは、異常検出または異常である旨を受信した場合に、出力停止方向に制御するとともに、その旨をメインマイクロコンピュータに送信するものであることを特徴とするものである。
又、請求項4による車両充電器は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の車両充電器において、上記3系統相互間の通信は多重化されていることを特徴とするものである。
以上述べたように、本願発明の請求項1による車両充電器は、AC電源のダイオードブリッジ整流後のマイナス側電位(PLV)、車両の高電圧バッテリGND(HV GND)、車両の制御用バッテリのGND(制御GND)の3系統のGNDを持っている車両充電器において、上記3系統のそれぞれにマイクロコンピュータを設置し、上記3系統相互間において通信可能に構成しているので、まず、極めて高価なアイソレーションアンプを使用することなく、必要な絶縁状態を維持した状態で所望の通信が可能になったものであり、コストを大幅に低減させることができる。又、複雑な構成をなす判定回路を使用する必要もないので、構成の簡略化、装置の小型化を図ることができる。
又、請求項2による車両充電器は、請求項1記載の車両充電器において、上記車両の制御用バッテリのGND(制御GND)の系統にはメインマイクロコンピュータが設置されていて、上記AC電源のダイオードブリッジ整流後のマイナス側電位(PLV)の系統にはAC用サブマイクロコンピュータが設置されていて、上記車両の高電圧バッテリGND(HV GND)の系統にはHV用マイクロコンピュータが設置されていて、上記AC用サブマイクロコンピュータと上記HV用マイクロコンピュータは、それぞれの系統で発生する現象を把握するとともに、上記メインマイクロコンピュータからの指示に基づいて出力を可変できるように構成されているので、より安全性の高い方向への制御を迅速にとることができる。
又、請求項3による車両充電器は、請求項2記載の車両充電器において、上記AC用サブマイクロコンピュータと上記HV用マイクロコンピュータは、異常検出または異常である旨を受信した場合に、出力停止方向に制御するとともに、その旨をメインマイクロコンピュータに送信するように構成されているので、それによっても、より安全性の高い方向への制御を迅速にとることができる。
又、請求項4による車両充電器は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の車両充電器において、上記3系統相互間の通信は多重化されているので、信頼性の向上を図ることができる。
又、請求項2による車両充電器は、請求項1記載の車両充電器において、上記車両の制御用バッテリのGND(制御GND)の系統にはメインマイクロコンピュータが設置されていて、上記AC電源のダイオードブリッジ整流後のマイナス側電位(PLV)の系統にはAC用サブマイクロコンピュータが設置されていて、上記車両の高電圧バッテリGND(HV GND)の系統にはHV用マイクロコンピュータが設置されていて、上記AC用サブマイクロコンピュータと上記HV用マイクロコンピュータは、それぞれの系統で発生する現象を把握するとともに、上記メインマイクロコンピュータからの指示に基づいて出力を可変できるように構成されているので、より安全性の高い方向への制御を迅速にとることができる。
又、請求項3による車両充電器は、請求項2記載の車両充電器において、上記AC用サブマイクロコンピュータと上記HV用マイクロコンピュータは、異常検出または異常である旨を受信した場合に、出力停止方向に制御するとともに、その旨をメインマイクロコンピュータに送信するように構成されているので、それによっても、より安全性の高い方向への制御を迅速にとることができる。
又、請求項4による車両充電器は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の車両充電器において、上記3系統相互間の通信は多重化されているので、信頼性の向上を図ることができる。
以下、図1乃至図13を参照して本発明の一実施の形態を説明する。図1は、車両1と車両充電器3を示した図である。上記車両1には、高圧バッテリ5、バッテリーコントローラ7、車両コントローラ9、制御バッテリ11が搭載されている。一方、上記車両充電器3側には、メインマイコン13、電源回路15、制御バッテリ用変電回路17、高圧バッテリ用変電回路19、ダイオード21、制御回路23、制御回路25、突入防止リレー27、ダイオードブリッジ31、PFC33が搭載されている。
尚、上記制御バッテリ用変電回路17と制御回路23とによって制御バッテリ充電回路を構成している。又、上記高圧バッテリ用変電回路19と制御回路25とによって高圧バッテリ充電回路を構成している。
尚、上記制御バッテリ用変電回路17と制御回路23とによって制御バッテリ充電回路を構成している。又、上記高圧バッテリ用変電回路19と制御回路25とによって高圧バッテリ充電回路を構成している。
又、上記メインマイコン13とは別に、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53が設置されている。又、上記AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53と上記メインマイコン13とを結ぶラインには、4個のフォトカプラ55が設置されている。又、図中符号39はAC電源を示すとともに符号57は論理回路であり、又、符号40、42は図示しない高圧バッテリーリレーの接点を示す。既に説明した突入防止リレー27は、両側のAC電源39とダイオードブリッジ31を切断するように配置されていて、AC用サブマイコン51からの指令により接点を「オン」して、それらをつなげるように機能するものである。
尚、上記メインマイコン13、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53に電源を供給する図示しない補助電源が設けられている。
尚、上記メインマイコン13、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53に電源を供給する図示しない補助電源が設けられている。
上記メインマイコン13、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53の接続関係について、図2を参照して詳細に説明する。まず、メインマイコン13の送信ポート(Tx)は、フォトカプラ55、55を介して、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53のそれぞれの受信ポート(Rx)に接続されている。そして、メインマイコン13から出力されたデータは、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53の両方に送信されて受信されることになる。
又、AC用サブマイコン51の送信ポート(Tx)は、フォトカプラ55を介してメインマイコン13の受信ポート(Rx)に接続されている。又、HV用サブマイコン53の送信ポート(Tx)は、フォトカプラ55を介してメインマイコン13の受信ポート(Rx)に接続されている。そして、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53から出力されたデータは、論理回路57によって、ワイヤードオア接続されて、メインマイコン13に入力されるように構成されている。
又、上記AC電源39の二次側には、AC電圧検出部41、AC電流検出部43が設けられている。これらAC電圧検出部41、AC電流検出部43の検出信号は、上記AC用サブマイコン51に入力される。又、PFC33にはPFC温度検出部47とPFC電圧検出部48が設置されている。これらPFC温度検出部47とPFC電圧検出部48からの検出信号はAC用サブマイコン51に入力される。その他、制御回路23、制御バッテリ用変圧器17とAC用サブマイコン51との間でも信号の授受が行われる。
尚、上記PFC温度検出部47からの検出信号に基づいてPFC温度を監視して、所定温度を超えた場合には異常停止させるように構成されている。
尚、上記PFC温度検出部47からの検出信号に基づいてPFC温度を監視して、所定温度を超えた場合には異常停止させるように構成されている。
又、高圧バッテリ用変電回路19の二次側には、電圧検出部44、電流検出部46が設けられている。これら電圧検出部44、電流検出部46からの検出信号は、HV用サブマイコン43に入力される。その他、HV用サブマイコン53からの出力信号を制御回路25に出力し、高圧バッテリ用変電回路19を作動させるように構成されている。
尚、図1、図2中、高圧バッテリ5のGND(HV GND)の系統は右上がりの二点鎖線を施した領域であり、AC電流整流後のマイナス側電位(PLV)の系統は右下がりの二点鎖線を施した領域であり、それら以外の白抜きの部分が制御バッテリ11のGNDの領域である。
尚、図1、図2中、高圧バッテリ5のGND(HV GND)の系統は右上がりの二点鎖線を施した領域であり、AC電流整流後のマイナス側電位(PLV)の系統は右下がりの二点鎖線を施した領域であり、それら以外の白抜きの部分が制御バッテリ11のGNDの領域である。
ここで、メインマイコン13、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53との間の通信方法について、図3を参照して説明する。図3はメインマイコン13から出力される信号(図3中最上位に示す信号)、AC用サブマイコン51より送信される信号(図3中最上位から二番目の信号)、HV用サブマイコン53より送信される信号(図3中最上位から三番目の信号)、メインマイコン13によって受信される信号(図3中最下位に示す信号)をそれぞれ示す図である。
まず、メインマイコン13から出力される信号には、2種類のパケット「1」、「2」があり、「1」のパケットの中には、AC用サブマイコン51宛てであることを示すフラグが組み込まれている。又、「2」のパケットの中には、HV用サブマイコン53宛てであることを示すフラグが組み込まれている。AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53は、それぞれ受信したバケットの宛先を意味するフラグが自分宛てのデータの場合、そのデータを採用し、採用した場合のみ返信する。
尚、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53の返信は次のメイン側送信完了までの間に行う必要がある。
尚、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53の返信は次のメイン側送信完了までの間に行う必要がある。
以上の構成を基にその作用を説明する。まず、図4のタイミングチャートを参照して説明する。
まず、AC電源139が投入されると、図示しない補助電源より、メインマイコン13、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53に電源が投入される。これによって、メインマイコン13、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53相互間において通信が行われるようになる。又、AC電源19が投入されたことは、AC電圧検出部41、AC電流検出部43により検出され、その検出信号はAC用サブマイコン51ひいてはメインマイコン13に入力される。
まず、AC電源139が投入されると、図示しない補助電源より、メインマイコン13、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53に電源が投入される。これによって、メインマイコン13、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53相互間において通信が行われるようになる。又、AC電源19が投入されたことは、AC電圧検出部41、AC電流検出部43により検出され、その検出信号はAC用サブマイコン51ひいてはメインマイコン13に入力される。
上記メインマイコン13は、AC電圧が検出されたことを確認してから、t1秒後に突入防止リレー信号「ON」指示をAC用サブマイコン51に出力する。AC用サブマイコン51は、メインマイコン13からの突入防止リレー信号「ON」指示信号を入力した後、突入防止リレー信号を「ON」とし、その旨をメインマイコン13に送信する。上記メインマイコン13は、同時に、車載システム通信を開始し、バッテリーコントローラ7、車両コントローラ9との間で通信を開始する。
次に、メインマイコン13は、AC電圧が検出されたことを確認してから、t2秒後に、PFC回路起動信号ON指示をAC用サブマイコン51に入力する。上記AC用サブマイコン51は、メインマイコン13からのPFC回路起動信号ON指示を入力した後、PFC回路起動信号を「ON」とし、その旨をメインマイコン13に出力する。
次に、メインマイコン13は、PFC回路起動信号ON指示を出力した後、t3秒後に、制御バッテリ充電回路起動信号ON指示をAC用サブマイコン51に入力する。上記AC用サブマイコン51は、メインマイコン13からの制御バッテリ充電回路起動信号ON指示を入力した後、制御バッテリ充電回路起動信号を「ON」とし、その旨をメインマイコン13に出力する。
次に、メインマイコン13は、PFC回路起動信号ON指示を出力した後、t4秒後に、高圧バッテリ充電回路起動信号ON指示をHV用サブマイコン53に入力する。上記HV用サブマイコン53は、メインマイコン13からの高圧バッテリ充電回路起動信号ON指示を入力した後、高圧バッテリ充電回路起動信号を「ON」とし、その旨をメインマイコン13に出力する。
そして、高圧バッテリ充電出力指示を上げていき、バッテリ電圧と略同じ出力となった時点で、車載システム通信によって、高圧バッテリーリレーを「ON」する指示を出力する。それによって、バッテリーコントローラ7は、高圧バッテリーリレーを「ON」とし、その旨をメインマイコン13に出力する。これによって、高圧バッテリ5と車両充電器3が接続され、高圧バッテリ5に対する充電が開始されることになる。
次に、高圧バッテリ5に対する充電が完了すると、メインマイコン13は、高圧バッテリ充電出力指示を下げていき、高圧バッテリ5の電流検出が略「0」となったことを確認して、車載システム通信によって、高圧バッテリーリレーを「OFF」する指示を出力する。それによって、バッテリーコントーラ7は高圧バッテリーリレーを「OFF」とし、その旨をメインマイコン13に出力する。
そして、AC電圧検出部41がAC「OFF」を確認すると、突入防止リレー27を「OFF」とし、全出力を停止することになる。
尚、各機能の名称とその機能の内容を図5にまとめて示す。
そして、AC電圧検出部41がAC「OFF」を確認すると、突入防止リレー27を「OFF」とし、全出力を停止することになる。
尚、各機能の名称とその機能の内容を図5にまとめて示す。
上記作用を図6乃至図13のフローチャートを参照して説明する。
まず、図6を参して、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53のメインのフローを説明する。まず、イニシャライズ処理が実行される(ステップS1)。すなわち、マイコンレジスタの初期設定を行うとともに100usecの割り込み処理を許可する。次に、ステップS2に移行して、「受信途絶フラグ」が「ON」であるか否かが判別される。この「受信途絶フラグ」は受信開始後1msecの間データが来なくなったタイミングで「ON」するものである。
まず、図6を参して、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53のメインのフローを説明する。まず、イニシャライズ処理が実行される(ステップS1)。すなわち、マイコンレジスタの初期設定を行うとともに100usecの割り込み処理を許可する。次に、ステップS2に移行して、「受信途絶フラグ」が「ON」であるか否かが判別される。この「受信途絶フラグ」は受信開始後1msecの間データが来なくなったタイミングで「ON」するものである。
上記「受信途絶フラグ」が「ON」の場合には、ステップS3に移行して、受信途絶フラグを「OFF」とする。そして、ステップS4に移行して、受信データの解析処理を行う。その解析の結果、正常なデータであり、且つ、自分宛てのデータである場合には、出力処理で使用するデータを更新する。具体的には、AC用サブマイコン51の場合であれば、「制御バッテリ充電回路起動フラグ」、「PFC起動フラグ」、「突入防止リレーフラグ」である。又、HV用サブマイコン53の場合であれば、「高圧バッテリ充電回路起動フラグ」、「高圧バッテリ充電出力指示」である。又、メインマイコン13から出力カットフラグをクリアするデータが出力されている場合には、出力カットフラグを「OFF」とする。又、メインマイコン13から出力カットフラグを「ON」するデータが出力されている場合には、出力カットフラグを「ON」とする。
次いで、ステップS5に移行して、送信処理を実行する。すなわち、現在のAC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53の状態をメインマイコン13に出力する。具体的には、送信するデータを送信バッファ(RAM)にセットし、最初のデータを送信レジスタにセットする。そして、最初のデータを送信し終わると、シリアル送信割り込みが発生する。次に、ステップS6に移行して、出力処理が実行される。以下、同様の処理が繰り返し実行される。
尚、ステップS2において、受信途絶フラグが「ON」ではないと判別された場合には、そのままステップS6に移行する。
尚、ステップS2において、受信途絶フラグが「ON」ではないと判別された場合には、そのままステップS6に移行する。
次に、図7を参照して、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53が100us毎にタイマ割り込みにより実行する処理を説明する。
まず、ステップS11において、A/D変換を開始する。次いで、ステップS12に移行して、受信開始フラグが「ON」であるか否かが判別される。受信開始フラグが「ON」であると判別された場合には、ステップS13に移行する。又、受信開始フラグが「ON」ではないと判別された場合には、ステップS14に移行する。
まず、ステップS11において、A/D変換を開始する。次いで、ステップS12に移行して、受信開始フラグが「ON」であるか否かが判別される。受信開始フラグが「ON」であると判別された場合には、ステップS13に移行する。又、受信開始フラグが「ON」ではないと判別された場合には、ステップS14に移行する。
ステップS13において、受信中フラグが「ON」であるか否かが判別される。受信中フラグが「ON」であると判別された場合には、ステップS15に移行する。又、受信中フラグが「ON」ではないと判別された場合には、ステップS16に移行する。ステップS15では、受信中フラグが「OFF」とされ、次いで、ステップS17に移行して、受信途絶カウンタを「1」とする。又、ステップS16において、受信途絶カウンタが10より大きいか否かが判別される。
受信途絶カウンタが10より大きいと判別された場合には、ステップS18に移行する。ステップS18においては、受信途絶フラグを「ON」、受信開始フラグを「OFF」、受信途絶カウンタを「1」とする。又、ステップS16において、受信途絶カウンタが10より大きくはないと判別された場合には、ステップS19に移行する。一方、ステップS14において、通信異常カウンタが10000以上であるか否かが判別され、10000以上であると判別された場合には、ステップS20に移行する。ステップS20では、出力カットフラグが「ON」される。又、10000以上ではないと判別された場合には、ステップS21に移行する。
次に、図8を参照してAD変換終了割り込み処理について説明する。まず、ステップS31において、AD値を保存する。次いで、ステップS32において、異常の有無が判定される。異常であると判別された場合には、ステップS33に移行して、出力カットフラグが「ON」される。次いで、ステップS34に移行する。そこで、連続起動か否かが判別される。連続起動であると判別された場合には、ステップS35に移行する。そこで、ADスキャンが開始される。
又、ステップS32において、異常判定ではないと判別された場合には、ステップS34に移行する。又、ステップS34において、連続起動ではないと判別された場合には、ステップS35に移行する。
次に、図9を参照して、シリアル受信割り込みとシリアル送信割り込みについて説明する。まず、図9(a)を参照して、シリアル受信割り込みについて説明する。まず、ステップS41において、受信中フラグを「ON」、受信開始フラグを「ON」、通信異常カウンタを「0」とする。次いで、ステップS42に移行する。そこでは、受信バッファの積み上げが実行される。次いで、ステップS43に移行する。そこでは、受信終了の処理が実行される。
次に、図9(b)を参照して、シリアル送信割り込みについて説明する。まず、ステップS51において、未送信データの有無が判別される。未送信データが有ると判別された場合には、ステップS52に移行して、未送信データ数を1減算される。次いで、ステップS53に移行して、シリアル送信が実行される。一方、ステップS51において、未送信データなしと判別された場合には、ステップS54に移行して、送信終了の処理が実行される。
次に、図10を参照して、AC用サブマイコン51の出力処理について説明する。まず、ステップS61において、出力カットフラグが「ON」であるか否かが判別される。出力カットフラグが「ON」であると判別された場合には、ステップS62に移行して、制御バッテリ充電回路起動信号が「OFF」とされる。次いで、ステップS63に移行して、PFC起動信号が「OFF」とされる。次いで、ステップS64に移行して、突入防止リレーが「OFF」とされる。
一方、ステップS61において、出力カットフラグが「ON」ではないと判別された場合には、ステップS65に移行する。そして、制御バッテリ充電回路起動フラグが「ON」であるか否かが判別される。制御バッテリ充電回路起動フラグが「ON」であると判別された場合には、ステップS66に移行する。そこで、制御バッテリ充電回路起動信号が「ON」される。一方、制御バッテリ充電回路起動フラグが「ON」ではないと判別された場合には、ステップS67に移行する。そこで、制御バッテリ充電回路起動信号が「OFF」される。
何れの場合にも、ステップS68に移行する。このステップS68においては、PFC起動信号フラグが「ON」であるか否かが判別される。PFC起動信号フラグが「ON」であると判別された場合には、ステップS69に移行する。そこで、PFC起動信号が「ON」される。一方、PFC起動信号フラグが「ON」ではないと判別された場合には、ステップS70に移行する。そこで、PFC起動信号が「OFF」される。
何れの場合にも、ステップS71に移行する。このステップS71においては、突入防止リレーフラグが「ON」であるか否かが判別される。突入防止リレーフラグが「ON」であると判別された場合には、ステップS72に移行する。そこで、突入防止リレーが「ON」される。一方、突入防止リレーフラグが「ON」ではないと判別された場合には、ステップS73に移行する。そこで、突入防止リレーが「OFF」される。
次に、図11を参照して、HV用サブマイコン53の出力処理について説明する。
まず、ステップS81において、出力カットフラグが「ON」であるか否かが判別される。出力カットフラグが「ON」であると判別された場合には、ステップS82に移行して、高圧バッテリ充電回路起動信号が「OFF」とされる。次いで、ステップS83に移行して、高圧バッテリ充電出力指示が「出力なし」となる。
まず、ステップS81において、出力カットフラグが「ON」であるか否かが判別される。出力カットフラグが「ON」であると判別された場合には、ステップS82に移行して、高圧バッテリ充電回路起動信号が「OFF」とされる。次いで、ステップS83に移行して、高圧バッテリ充電出力指示が「出力なし」となる。
一方、ステップS81において、出力カットフラグが「ON」ではないと判別された場合には、ステップS84に移行する。そして、高圧バッテリ充電回路起動フラグが「ON」であるか否かが判別される。高圧バッテリ充電回路起動フラグが「ON」であると判別された場合には、ステップS85に移行する。そこで、制御バッテリ充電回路起動信号が「ON」される。一方、高圧バッテリ充電回路起動フラグが「ON」ではないと判別された場合には、ステップS86に移行する。そこで、高圧バッテリ充電回路起動信号が「OFF」される。
何れの場合にも、ステップS87に移行する。このステップS87においては、高圧バッテリ充電出力指示が「メインマイコン13からの指示値」となる。
次に、図12を参照してメインマイコン13の処理について説明する。まず、ステップS91において、イニシャライズ処理を実行する。次いで、ステップS92に移行して、受信途絶フラグが「ON」であるか否かが判別される。受信途絶フラグが「ON」であると判別された場合には、ステップS93に移行して、受信データの解析処理が実行される。
以下、この処理が繰り返し実行される。
以下、この処理が繰り返し実行される。
又、図13に示すように、ステップS101において、充電ステップ処理が実行される。次いで、ステップS102において、異常処理が実行される。次いで、ステップS103に移行して、高圧バッテリ充電出力指示値算出処理が実行される。次いで、ステップS104に移行して、サブマイコン送信処理が実行されるものである。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、各系統にそれぞれマイコン、すなわち、メインマイコン13、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53を設けることにより、従来のように、極めて高価なアイソレーションアンプを要することなく、必要な絶縁を保持した状態で必要な送受信を行って、所望の機能を発揮させることができるので、構成の簡略化、コストの低減を図ることができる。
又、複雑な回路構成になる可能性がある判定回路を不要としたことにより、構成の簡略化、コストの低減を図ることができる。
又、AC電圧検出部41、AC電流検出部43、PFC電圧検出部47からの信号については、アイソレーションアンプを介することなく、且つ、近傍に配置されているAC用サブマイコン51に入力させるようにしているので、ノイズの影響やアイソレーションアンプに起因した精度劣化を防止することができる。
まず、各系統にそれぞれマイコン、すなわち、メインマイコン13、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53を設けることにより、従来のように、極めて高価なアイソレーションアンプを要することなく、必要な絶縁を保持した状態で必要な送受信を行って、所望の機能を発揮させることができるので、構成の簡略化、コストの低減を図ることができる。
又、複雑な回路構成になる可能性がある判定回路を不要としたことにより、構成の簡略化、コストの低減を図ることができる。
又、AC電圧検出部41、AC電流検出部43、PFC電圧検出部47からの信号については、アイソレーションアンプを介することなく、且つ、近傍に配置されているAC用サブマイコン51に入力させるようにしているので、ノイズの影響やアイソレーションアンプに起因した精度劣化を防止することができる。
尚、本発明は前記一実施の形態に限定されるものではない。
まず、前記一実施の形態の場合には、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53からメインマイコン13に対して信号の送信が行われる構成を例に挙げて説明したが、その必要がなければ、4個のフォトカプラ55を減らすことができる。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
まず、前記一実施の形態の場合には、AC用サブマイコン51、HV用サブマイコン53からメインマイコン13に対して信号の送信が行われる構成を例に挙げて説明したが、その必要がなければ、4個のフォトカプラ55を減らすことができる。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
本発明は、例えば、各種電気車両に搭載されているバッテリを充電する車両充電器に係り、特に、AC電源のダイオードブリッジ整流後のマイナス側電位(PLV)、車両の高電圧バッテリGND(HV GND)、車両の制御用バッテリのGND(制御GND)の3系統のGNDを持っているものにおいて、それぞれにマイコンを持たせ、それによって、構成の簡略化、安全性の向上、検出精度の向上を図ることができるように工夫したものに関し、例えば、各種電機自動車のバッテリに充電するための車両充電器に好適である。
1 車両
3 充電器
13 メインマイコン
51 サブマイコン
53 サブマイコン
3 充電器
13 メインマイコン
51 サブマイコン
53 サブマイコン
Claims (4)
- AC電源のダイオードブリッジ整流後のマイナス側電位(PLV)、車両の高電圧バッテリGND(HV GND)、車両の制御用バッテリのGND(制御GND)の3系統のGNDを持っている車両充電器において、
上記3系統のそれぞれにマイクロコンピュータを設置し、
上記3系統相互間において通信可能に構成したことを特徴とする車両充電器。 - 請求項1記載の車両充電器において、
上記車両の制御用バッテリのGND(制御GND)の系統にはメインマイクロコンピュータが設置されていて、
上記AC電源のダイオードブリッジ整流後のマイナス側電位(PLV)の系統にはAC用サブマイクロコンピュータが設置されていて、
上記車両の高電圧バッテリGND(HV GND)の系統にはHV用マイクロコンピュータが設置されていて、
上記AC用サブマイクロコンピュータと上記HV用マイクロコンピュータは、それぞれの系統で発生する現象を把握するとともに、上記メインマイクロコンピュータからの指示に基づいて出力を可変できるものであることを特徴とする車両充電器。 - 請求項2記載の車両充電器において、
上記AC用サブマイクロコンピュータと上記HV用マイクロコンピュータは、異常検出または異常である旨を受信した場合に、出力停止方向に制御するとともに、その旨をメインマイクロコンピュータに送信するものであることを特徴とする車両充電器。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の車両充電器において、
上記3系統相互間の通信は多重化されていることを特徴とする車両充電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010221472A JP2012080623A (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | 車両充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010221472A JP2012080623A (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | 車両充電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012080623A true JP2012080623A (ja) | 2012-04-19 |
Family
ID=46240239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010221472A Pending JP2012080623A (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | 車両充電器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2012080623A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019116997A1 (ja) * | 2017-12-11 | 2019-06-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 車載電源装置 |
-
2010
- 2010-09-30 JP JP2010221472A patent/JP2012080623A/ja active Pending
Cited By (2)
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