JP2012078741A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストロボ撮影において、測光レンジを拡大することにより1回のプリ発光で測光性能の向上を図ることが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明の撮像装置は、被写体の像が第1固体撮像素子3と、第2固体撮像素子S1、S2とに形成される。ストロボ撮影モード時、測光レンジ内の被写体の適正露出位置に対応して設定されたプリ発光ガイドナンバーによりストロボ発光器15Aが発光される。プリ発光処理による測光評価値を演算して適正露出値を得るための本発光ガイドナンバーを取得する。第1、第2オートゲインコントロール部8は、互いに異なるISO感度を第1固体撮像素子3、第2固体撮像素子S1、S2に設定して第1固体撮像素子3、第2固体撮像素子S1、S2から出力される出力信号をオートゲインコントロールする。本発光演算処理部8は、第1固体撮像素子3、第2固体撮像素子S1、S2により得られた測光評価値に基づき本発光ガイドナンバーを設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、1回のプリ発光で測光ダイナミックレンジの拡大を図ることのできる撮像装置及び撮像方法に関する。
従来から、写真撮影の際の被写体の照明手段として各種の手段が開発されている。今日では、デジタルカメラ等の撮像装置にストロボ発光器を内蔵させた内蔵型ストロボ発光器による被写体の照明が一般的である。
この内蔵型ストロボ発光器を使用して撮影をするには、被写体までの距離に応じて、ストロボ発光器の発光量、開口絞り等を制御して、被写体に対する露光量が適正になるように、撮像装置を制御する必要がある。
ストロボ発光器を使用する場合の露光量制御方式には、今日では、以下の方式が主流となっている。
1:被写体までの距離と撮影レンズのF値(絞り値)とからガイドナンバー光量を決定するフラッシュマチック方式(以下「FM方式」という)
2:FM方式の応用として、本撮影前にストロボ発光器によりプリ発光(予備発光)を行い、プリ発光時の被写体からの反射光を測定して測光評価値を取得し、この測光評価値から本発光ガイドナンバーを演算により求め、ストロボ照明により撮影するプリ発光方式
3:ストロボ発光時の被写体からの反射光を受光センサにより受光し、受光量が適正値に達した時点でストロボ発光器の発光を停止させる自動調光方式(以下「オートストロボ方式」という)
コンパクトデジタルカメラでは、低コストであることが要求されること、限られた筐体内のスペースにストロボ発光器を組み込む必要があることから、一般に、FM方式又はプリ発光方式が主流である。
プリ発光方式では、本発光前に予め予備発光を行い、予備発光後の反射光を受光し、受光量を積分して被写体からの反射輝度を求め、その結果に基づき本発光量を定める方式が一般的である。
図10は、コンパクトデジタルカメラのプリ発光によるストロボ発光制御方式の一例を示す概念図である。この図10において、1’はコンパクトデジタルカメラ、2’はカメラ本体、3’は主レンズ(図示を略す)が設けられている撮影レンズ鏡胴、4’はストロボ発光器、5’はシャッタボタンである。
コンパクトデジタルカメラ1’にプリ発光制御方式を採用すれば、図10に示すように、1回のプリ発光で測光可能な領域(測光レンジQ)が一意的に決められる。というのは、主レンズを通じて導かれた像形成光束に基づき被写体像が形成される二次元の固体撮像素子のダイナミックレンジが±3EV程度までしかないからである。言い換えると、その主レンズに対応する固体撮像素子は±3EV程度しか明暗の加減を感知できないからである。
例えば、主レンズの絞り値(F値)が2.0のとき、ISO感度を一定(例えば、100)として、コンパクトデジタルカメラ1’から1.5mの距離に被写体が存在するときに適正露出置として得られるストロボのガイドナンバーGNが、GN=3.0とする。
そこで、コンパクトデジタルカメラ1’から1.5mの距離に被写体が存在するときに適正露光が得られるとして、この適正露光が得られる適正露出位置1.5mを基準にして、±3EVを計算すると、1.5mよりも遠い側(遠距離側)は、約4.2m(1.5m×2√2)、1.5mよりも近い側(近距離側)は、約0.5m(1.5m×(1/2√2))となり、約0.5mから約4.2m程度までの距離範囲が測光可能で、この距離範囲が調光領域なる。
例えば、二次元固体撮像素子により得られたプリ発光による測光評価値が測光評価値の下限値QLと上限値QUとの間に存在する場合には、得られた測光評価値に係数を乗算することにより本発光ガイドナンバーGNが計算により求められる。
なお、係数は、例えば、被写体の反射率を18%としたときのプリ発光により得られた測光評価値を用いて求めている。
得られた測光評価値が下限値QLよりも小さい場合、プリ発光により得られた測光評価値はノイズに近い値となり、上限値QUよりも大きい場合には、プリ発光により得られた測光評価値は飽和し、本発光ガイドナンバーGNを計算により求めて、ストロボ発光器4’を本発光させても適正露出が得られない。
つまり、約0.5mから約4.2m程度までの距離範囲内にある被写体なら、ストロボ発光器4’をプリ発光させて、このプリ発光による被写体からの反射光を固体撮像素子により受像し、この固体撮像素子の受像出力に基づいて被写体の輝度値(反射率)を求めれば、本発光時の測光評価値として信頼のおける輝度値が得られる。
そこで、この測光評価値に基づきストロボ発光器4’の本発光ガイドナンバーを演算により設定すれば、概ねストロボ調光可能である。
しかし、この距離範囲外に被写体が存在する場合、その測光評価値は信頼のおけるものとは言えず、信頼のおける測光評価値が得られないため、ストロボ発光器4’をプリ発光させて、本発光時の本発光ガイドナンバーを設定したとしても、アンダー又はオーバー露出の画像になる。
例えば、図10に示す1.5mの適正露出位置に被写体が存在する場合、本発光時の主レンズのF値(この図10に示す例の場合には、F値=2.0)とISO感度とがプリ発光時のものと同じならば、本発光ガイドナンバーGNをプリ発光ガイドナンバー(この図10に示す例の場合には、GN=3.0)に対して概ね変更せずに撮影を実施すれば、適正露出が得られる。
これに対して、被写体が1.5mの基準位置にあるときに適正露出が得られるとしてこの適正露出が得られる位置よりも2EV分だけ露出アンダーとなる位置に被写体がある場合、撮影時の主レンズのF値とISO感度とがプリ発光時のF値とISO感度と同じならば、本発光時の本発光ガイドナンバーGNをプリ発光時のプリ発光ガイドナンバーGNに対して2倍に設定しないと、適正露出の画像が得られないことになる。
その被写体が適正露出が得られる基準位置よりも3EV分だけ露出アンダーとなる位置に被写体がある場合、本発光時の本ガイドナンバーGNをプリ発光時のプリガイドナンバーに対して2√2倍に設定する必要がある。
コンパクトデジタルカメラ1’では、基本的には主被写体までの距離を問わず、基本的に固定のガイドナンバーGNに基づきストロボ発光器4’をプリ発光させ、その固定のガイドナンバーGNに対応する基準発光量によって測光を行うのが一般的である。
従って、コンパクトデジタルカメラ1’では、1回のプリ発光によって、近距離側も測光できるようにカバーしたい場合、距離0.5m〜4.2mまでの調光範囲に限定せざるを得ない。
しかし、実際には、コンパクトデジタルカメラ1’が有するフル発光時のガイドナンバーGNの発光量が例えばガイドナンバーGN10程度であったとすると、主レンズのF値=2.0、ISO感度=100の場合、5.0mの距離に存在する被写体を適正露出で撮影できるはずである。
すなわち、フル発光時のガイドナンバーGNの発光量がガイドナンバーGN10程度のコンパクトデジタルカメラ1’は、被写体の位置が5.0mまでストロボ光が到達する能力を持っているのであるが、被写体像が形成される固体撮像素子のダイナミックレンジの制約により5mの位置に存在する撮影したい所望の被写体からの反射光を測光できないことになる。
従って、被写体が5mの位置に存在する場合に、この被写体を測光して調光するためには、図10に示す適正露出が得られる被写体の適正露出位置を1.5mの位置から遠距離側にシフトしなければならない。
ところが、測光レンジQを遠距離側にシフトすると、主レンズに対応する固体撮像素子のダイナミックレンジが±3EV程度しかないので、近距離側が測光できなくなる。
すなわち、1回のプリ発光による測光では、測光レンジQに制約があるので、コンパクトデジタルカメラ1’として適正露光が得られる適正露出位置をどの被写体距離に設定するかによって、調光範囲がある程度決まってしまうことになる。
なお、ちなみに、一眼レフの場合、ラインセンサにより信頼性が高い距離情報を取得可能であるが、誤測距防止目的や被写体の反射率の違いによる測光誤差を解消するため、かつ、測光精度の向上を図るため、プリ発光を採用しているという背景がある。
そこで、カメラにストロボ発光器4’の発光能力があるにもかかわらず、近距離の測光レンジQをカバーしたいがために調光範囲を4.2mでとどめるとか、被写体距離がわかっていたとしても、誤測距防止目的でプリ発光を実施して測光精度を高める等の問題の解決を図るため、異なるガイドナンバーにより、複数回プリ発光させて被写体の反射率測定精度を向上させるという測光方式が開発されている(特許文献1参照。)。
また、カメラには、測光用センサと調光用センサとの2つをセンサを併用して、2つのセンサの制御方式を同一としてプリ発光を行なわせ、第2のプリ発光の必要性の有無判定を行う測光方式のものも知られている(特許文献2参照。)。
しかし、これらの撮像装置は、測光精度の向上を図ることができるが、結局のところ、近距離側での反射による適正な測光評価値が得られなければ、遠距離側において強目の予備発光を行わなければならず、いずれにしても、複数回のプリ発光を行うか又は複数回のプリ発光を前提とするため、1回のプリ発光で測光ダイナミックレンジを拡大することにより、測光性能の向上を図り難いという問題がある。
外部ストロボユニット付きのカメラの場合には、ストロボユニットのコンデンサが大容量であるため、複数回のプリ発光を行ったとしても本発光をさせることが可能であるが、コンパクトデジタルカメラ1’の場合、複数回のプリ発光を行わせることにすると、本発光時にフル発光を行わせるためのコンデンサチャージ電荷量が残らないという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、ストロボ撮影において、測光ダイナミックレンジを拡大することにより、1回のプリ発光で測光性能の向上を図ることが可能な撮像装置及び撮像方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の撮像装置は、第1光学系を介して被写体の像を光電変換する第1固体撮像素子と、
第2光学系を介して被写体の像を光電変換する一対の第2固体撮像素子と、
ストロボ撮影モード時に測光レンジ内の前記被写体の適正露出位置に対応して設定されたプリ発光ガイドナンバーによりストロボ発光器を発光させるプリ発光設定処理部と、
前記ストロボ撮影モード時に前記プリ発光処理部による測光評価値を演算して適正露出値を得るための本発光ガイドナンバーを取得する本発光演算処理部と、
所定のISO感度を前記第1固体撮像素子に設定して前記第1固体撮像素子から出力される出力信号をオートゲインコントロールする第1オートゲインコントロール部と、
前記第1固体撮像素子に設定された所定のISO感度と異なるISO感度を前記一対の第2固体撮像素子に設定して前記一対の第2固体撮像素子から出力される出力信号をオートゲインコントロールする第2オートゲインコントロール部とを備え、
前記本発光演算処理部は、前記第1固体撮像素子、前記第2固体撮像素子により得られた測光評価値に基づき、前記本発光ガイドナンバーを設定することを特徴とする。
請求項2に記載の撮像装置は、前記第2光学系は前記被写体までの距離を測距する測距光学系に兼用されていることを特徴とする。
請求項3に記載の撮像装置は、前記一対の第2固体撮像素子のゲインは互いに異ならされ、前記一対の第2固体撮像素子のゲインの一方は前記第1固体撮像素子のゲインに対して小さく設定され、前記一対の第2固体撮像素子のゲインの他方は前記第1固体撮像素子のゲインに対して大きく設定されていることを特徴とする。
請求項4に記載の撮像装置は、前記一方の第2固体撮像素子に対応する測光レンジの下限領域と前記第1固体撮像素子に対応する測光レンジの上限領域とが互いに重なり合わされていると共に、前記第1固体撮像素子に対応する測光レンジの下限領域と前記他方の第2固体撮像素子に対応する測光レンジの上限領域とが互いに重なり合わされていることを特徴とする。
請求項5に記載の撮像装置は、前記本発光ガイドナンバーの設定の際に、前記第2光学系による測光評価値の使用を禁止することを特徴とする。
請求項6に記載の撮像装置は、前記本発光ガイドナンバーの設定の際に、前記第1固体撮像素子の各画素と前記第2固体撮像素子の各画素との対応付けを行って測光エリアを決定し、該測光エリア内の測光評価値を比較して、本発光ガイドナンバーを設定することを特徴とする。
請求項7に記載の撮像方法は、第1光学系の第1固体撮像素子に被写体の像を形成すると共に第2光学系の一対の第2固体撮像素子に被写体の像を形成する受像ステップと、
所定のISO感度を前記第1固体撮像素子に設定して前記第1固体撮像素子から出力される出力信号をオートゲインコントロールすると共に、前記第1固体撮像素子に設定された所定のISO感度と異なるISO感度を前記一対の第2固体撮像素子に設定して前記一対の第2固体撮像素子から出力される出力信号をオートゲインコントロールするオートゲインコントロールステップと、
ストロボ撮影モード時に測光レンジ内の前記各適正露出位置に対応して設定された同一のプリ発光ガイドナンバーによりストロボ発光器を発光させるプリ発光処理ステップと、
前記プリ発光処理ステップにより得られた測光評価値に基づき適正露出値を得るための本発光ガイドナンバーを設定する本発光演算処理ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項8に記載の撮像方法は、前記一対の第2固体撮像素子のゲインは互いに異ならされ、前記一対の第2固体撮像素子のゲインの一方は前記第1固体撮像素子のゲインに対して小さく設定され、前記一対の第2固体撮像素子のゲインの他方は前記第1固体撮像素子のゲインに対して大きく設定されていることを特徴とする。
請求項9に記載の撮像方法は、前記一方の第2固体撮像素子に対応する測光レンジの下限領域と前記第1固体撮像素子に対応する測光レンジの上限領域とが互いに重なり合わされていると共に、前記第1固体撮像素子に対応する測光レンジの下限領域と前記他方の第2固体撮像素子に対応する測光レンジの上限領域とが互いに重なり合わされていることを特徴とする。
請求項10に記載の撮像方法は、前記本発光ガイドナンバーの設定の際に、前記第2光学系による測光評価値の使用を禁止することを特徴とする。
請求項11に記載の撮像方法は、前記本発光ガイドナンバーの設定の際に、前記第1固体撮像素子の各画素と前記第2固体撮像素子の各画素との対応付けを行って測光エリアを決定し、該測光エリア内の測光評価値を比較して、本発光ガイドナンバーを設定することを特徴とする。
本発明によれば、プリ発光時のダイナミックレンジを拡大して、測光性能の向上を図ることができるという効果を奏する。
更には、第1光学系と第2光学系とで、ズーム可能なカメラで第1固体撮像素子と第2固体撮像素子とで画角が異なる場合でも、測光性能の低下を抑制できるという効果を奏する。
図1は本発明にかかる撮像装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2は図1に示すハードウェアによって実行される機能のブロック説明図である。 図3(A)は外部AFモジュールによる三角測距の原理を説明するための模式図である。 図3(B)はその図3(A)に示す外部AFモジュールのブロック回路図である。 図4は本発明の実施例1に係る撮像装置の測光レンジの説明図である。 図5は図1に示す撮像装置の撮影実行時のメイン処理の一例を示すフローチャートである。 図6は本発明に係るストロボ発光処理による静止画記録処理の一例を示すフローチャートである。 図7は図1に示す撮像装置の処理動作を示すタイミングチャートである。 図8は本発明の実施例2に係る撮像装置の画角の相違を説明するための説明図である。 図9は撮影画角の相違に基づく問題点の解消方法の一例を説明するための模式図であって、図9(A)は撮影画角が28mmの第1固体撮像素子に形成される主被写体像を示し、図9(B)は撮影画角が85mmの第2固体撮像素子に形成される主被写体像を示し、図9(C)は撮影画角が300mmの第2固体撮像素子に形成される主被写体像を示している。 図10は従来の測光レンジの問題点を説明するための模式図である。
以下に、本発明にかかる撮像装置および撮像方法の実施例について図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
図1は、本発明に係る撮像装置、例えば、コンパクトデジタルカメラ1’のハードウエアの構成を示すブロック図である。
この図1において、1は主レンズとしての撮影レンズ、2はメカニカルシャッタ、3は二次元の第1固体撮像素子(CCD)を示している。この撮影レンズ1、メカニカルシャッタ2、第1固体撮像素子3は、被写体からの像形成光束を含む光束により記録画像としての被写体像を第1固体撮像素子に形成する第1光学系を構成している。
被写体からの光束は、主レンズとしての撮影レンズ1、メカニカルシャッタ2を通って像形成光束として第1固体撮像素子3に導かれ、第1固体撮像素子3に被写体像が形成される。第1固体撮像素子3はその被写体像を光電変換し、被写体像に基づく出力信号を後段の回路に向けて出力する。
その出力信号はCDS・AD部4に入力される。CDS・AD部4は相関二重サンプリング処理とアナログ・デジタル変換処理とを行なう。CDS・AD部4によって処理された出力信号は、デジタル信号処理部(以下「DSP」という)5に入力される。
そのCDS・AD部4は、AGC回路を有し、このAGC回路は、第1固体撮像素子3からのアナログ出力信号を増幅する機能を有し、AGC回路から出力される出力信号が一定となるように、後述するCPU8によってオートゲインコーントロールされる。
DSP5は、デジタル変換された出力信号を輝度信号Y、色差信号U、Vに変換し、これらの信号をYUV画像データとしてJPEG圧縮する。そのDSP5は、CPU8によって制御される。CPU8は撮像装置本体を統括制御する機能、すなわち、後述するモータドライバ部6、CCD駆動回路7等を制御する機能を有する。
撮影レンズ1はモータドライバ部6によって駆動制御され、第1固体撮像素子3はCCD駆動回路7によって制御される。モータドライバ部6は、撮影レンズ1を駆動するフォーカス駆動機能の他、メカニカルシャッタ2の開閉を行う機能を有する。なお、モータドライバ部6には図示を略すレンズ位置検出部も含まれている。
DSP5によって処理された画像データはメモリ9に一時的に保存される。メモリ9にはデータファイルから読み出されたリードデータも一時的に保存され、DSP5、CPU8のワークメモリとして用いられる。
符号10は通信ドライバ、11はメモリカード、12は表示部、13はスイッチ(SW)部、14はオートフォーカス(AF)部、15はストロボユニット、16は外部AFモジュールを示している。通信ドライバ10は撮像装置本体外部との通信に用いられる。メモリカード11は撮像装置本体に着脱可能である。
表示部12はDSP5からの画像データを液晶ディスプレイ(以下「LCD」という)に表示可能な信号に変換する表示コントローラと、実際に画像を表示するLCDとからなる。
スイッチ部13はカメラユーザが操作の際に用いる。オートフォーカス部14は、例えば、外部AFモジュール16からの出力信号を用いて三角測距方式により被写体までの距離を演算し、この演算結果を用いてオートフォーカス(以下「AF」という)を行う機能を有する。ストロボユニット15は、CPU8によって発光開始・停止が制御されるストロボ発光部15Aと、メインコンデンサ15Bとから概略構成されている。ストロボ発光部15Aは、プリ発光と本発光とが可能な「ストロボ発光器4’」である。
メインコンデンサ15Bの充電電圧は、CPU8により検出される。DSP5、CPU8、メモリ9、メモリカード11、通信ドライバ10はバスラインによって接続されている。
図2は、図1に示すハードウェアにより実行される機能ブロック図である。図2(A)はメイン処理の機能を示し、図2(B)はメイン処理と併行に処理される併行処理の機能を示している。
併行処理には、定期タイマ割り込み処理30、モニタリング処理31がある。定期タイマ割り込み処理30は、定期的タイマ割り込み信号により実行され、スイッチ部13の状態の読み込み等の処理を実行する。
メイン処理には、スイッチ部13による各種操作を判定して判定結果に対応する処理を行なうスイッチ判定処理21、測光手段による測光を含むAE(自動露出)処理22、AF(オートフォーカス)処理23、DSP5による信号処理24、ストロボユニット15によるストロボ発光処理25、手ぶれ補正処理部による手ぶれ補正処理26、水準器処理部による水準器処理27、AWB(ホワイトバランス)処理部によるホワイトバランス処理28、静止画記録処理部による静止画記録処理29等がある。
信号処理24には、CCDIF処理24A、リサイズ処理24B、メモリ制御処理24C、その他の処理24Dがある。ストロボ発光処理25には、ストロボ処理25A、プリ発光制御処理25B、距離データ取得処理25C、ゲイン演算処理25D、ゲイン設定処理25E、本発光制御処理25Fがある。
図1に戻って、外部AFモジュール16は、一対の測距レンズL1、L2と一対の二次元の第2固体撮像素子S1、S2を有する。図3(A)はその外部AFモジュール16の三角測距方式の原理を説明するための説明図であり、図3(B)はその詳細図である。
一対の第2固体撮像素子S1、S2は基線長Dを隔てて基板G1に配設されている。
外部AFモジュール16は、図3(B)に示すように、周知のCDS回路17a、17a’、AGC回路17b、17b’、A/D変換回路17c、17c’、タイミングジェネレータTG1、TG2を有する。CDS回路17a、17a’は、アナログ形式の画像信号を相関二重サンプリングし、AGC回路17b、17b’はその画像信号を増幅し、A/D変換回路17c、17c’は、そのアナログ形式の画像信号をデジタル形式の画像データに変換する。
タイミングジェネレータTG1、TG2は、CPU8から出力されるVD、HD、Clk信号に基づいて、第2固体撮像素子S1、S2、CDS回路17a、17a’、AGC回路17b、17b’、A/D変換回路17c、17c’の動作タイミングを制御すると共に、AGC回路17b、17b’からの出力が一定となるようにオートゲインコントロールする。
オートフォーカス(AF)部14は、一対の第2固体撮像素子S1、S2により測距データを演算する測距演算部として機能し、一対の第2固体撮像素子S1、S2により図3(A)に示す被写体1Aに対する視差Δを求めて、被写体1Aまでの被写体距離A’を求める。この三角測距方式による被写体距離A’の演算方法は公知である。
この測距処理によって得られた測距データ(Lデータ)に基づいて、モータドライバ部6がCPU8によって制御される。これにより、フォーカスレンズ(図示を略す)が駆動され、被写体1Aに対する合焦が行われる。
なお、この測距データ(Lデータ)は、三角測距方式により求めなくとも求めることができる。例えば、第1固体撮像素子3によって得られた画像信号の空間周波数から求めても良い。すなわち、いわゆる山登り方式でフォーカスポジションを求めてもよい。
この一対の測距レンズL1、L2と第2固体撮像素子S1、S2とは測光用に兼用され、一対の測距レンズL1、L2と第2固体撮像素子S1、S2とは、像形成光束を含む光束を基線長Dを開けて配設された測光用の二次元の一対の第2固体撮像素子S1、S2に導く第2光学系を構成している。
CPU8は、ストロボ発光処理25では、測光レンジの拡大を図るため、測光レンジ内の被写体の適正露出位置に対応して設定されたプリ発光ガイドナンバーによりストロボ発光器4’を発光させるプリ発光設定処理機能と、プリ発光処理による測光評価値を演算して適正露出値を得るための本発光ガイドナンバーを取得する本発光演算処理機能と、互いに異なる適正露出位置のうちの一の適正露出位置が対応するようにガイドナンバーに関係する絞り値と逆関係にあるISO感度を第1固体撮像素子3に設定して第1固体撮像素子3から出力される出力信号をオートゲインコントロールする第1オートゲインコントロール機能と、互いに異なる適正露出位置のうちの他の適正露出位置が対応するように第1固体撮像素子3に設定されたISO感度と異なるISO感度を一対の第2固体撮像素子S1、S2に設定して一対の第2固体撮像素子S1、S2から出力される出力信号をオートゲインコントロールする第2オートゲインコントロール機能と、第1固体撮像素子3、第2固体撮像素子S1、S2により得られた測光評価値に基づき、本発光ガイドナンバーを設定する機能とを有する。
ここでは、一対の第2固体撮像素子S1、S2のゲインが互いに異ならされ、この一対の第2固体撮像素子S1、S2のゲインの一方は第1固体撮像素子(CCD)3のゲインに対して小さく設定され、この一対の第2固体撮像素子S1、S2のゲインの他方は第1固体撮像素子(CCD)3のゲインに対して大きく設定されている。
測光レンジQの拡大は、図4に模式的に示すように、第1固体撮像素子3、第2固体撮像素子S1、S2のISO感度を互いに異ならせることによって達成可能である。
例えば、撮影レンズ1の絞り値(F値)がF=2.0、カメラ本体2’から被写体までの被写体距離が適正露出位置1.5mであるとし、ISO感度=100に対応するゲインが設定されているときに、適正露出値が得られるプリ発光ガイドナンバーが3.0であるとする。
このプリ発光ガイドナンバー3.0によりストロボ発光器4’をプリ発光させて得られる測光レンジQは、既述の通り±3EVである。被写体距離に換算すると、約0.5mから約4.2mの距離範囲内に存在する被写体に対して、このプリ発光により得られた測光評価値に基づき本発光ガイドナンバーGNを求めて、ストロボ発光器4’を本発光させれば、適正露出の被写体画像を取得できる。
適正露出位置が0.75mの場合には、被写体距離に換算して、約0.2mから約2.1mまでの測光レンジQ内に存在する被写体に対して、このプリ発光により得られた測光評価値に基づき本発光ガイドナンバーを求めて、ストロボ発光器4’を本発光させれば、適正露出の被写体画像を取得できる。
適正露出位置が3.0mの場合には、被写体距離に換算して、約1.06mから約8.4mまでの測光レンジQ内に存在する被写体に対して、このプリ発光により得られた測光評価値に基づき本発光ガイドナンバーを求めて、ストロボ発光器4’を本発光させれば、適正露出の被写体画像を取得できる。
従って、第1固体撮像素子3のゲインと第2固体撮像素子S1、S2のゲインとを異ならせ、この一対の第2固体撮像素子S1、S2のゲインの一方を第1固体撮像素子としてのCCD3のゲインに対して小さく設定し、この一対の第2固体撮像素子S1、S2のゲインの他方を第1固体撮像素子としてのCCD3のゲインに対して大きく設定すれば、被写体距離に換算して被写体が0.2mから8.4mまでのいずれの位置に被写体が存在しても、いずれかの固体撮像素子を用いて被写体からの反射光を測光可能であり、測光レンジQを拡大できる。
というのは、ガイドナンバーは絞り値と被写体距離との積によって求められ、絞り値とISO感度とは逆の関係にあるからである。
この実施例では、第1固体撮像素子3にはISO感度「400」に相当するオートゲインコントロールが設定され、第2固体撮像素子S1にはISO感度「100」に相当するオートゲインコントロールが設定され、第2固体撮像素子S2にはISO感度「1600」に相当するオートゲインコントロールが設定されるものとする。
このように、静止画記録画像としての被写体像を適正露出として得るために第1固体撮像素子3のISO感度を「400」に設定したのは、近距離側の測光レンジQを犠牲にすることなく、1回のプリ発光による測光レンジQの拡大を図りたいためである。
その一方、近距離側の第2固体撮像素子S1のISO感度を「100」のように第1固体撮像素子3のISO感度「400」に対して低く設定したのは、近距離側では、測光評価値が飽和する可能性が高いからである。これに対して、遠距離側の第2固体撮像素子S2のISO感度を「1600」のように第1固体撮像素子3のISO感度「400」に対して高く設定したのは、測光評価値が低くなりすぎる可能性があるからである。
また、第1固体撮像素子3のISO感度を「400」に設定すると、第1固体撮像素子3のISO感度を「100」に設定した場合に較べて露出値として2EV大きくなるので、プリ発光時のガイドナンバーGNを従来のGN=3.0からGN=1.5に下げたとしても従来と同様の結果が得られる。従って、本発光時のガイドナンバーを小さくでき、ストロボ発光器のコンデンサの放電量の節約になって望ましい。
このように、1回のプリ発光によって3つの測光評価値が同時に得られるとすると、いずれの測光評価値が適正であるか否かを一義的に定めることができない。そこで、第1固体撮像素子3のISO感度を「400」、第2固体撮像素子S1のISO感度を「100」、第2固体撮像素子S2のISO感度を「1600」とした場合について、それぞれ得られた各測光評価値のうちのいずれの測光評価値を用いて本発光のガイドナンバーGNの演算を行うか否かについて説明する。
ここでは、第1固体撮像素子3のISO感度を「400」に設定し、プリ発光時のガイドナンバーGNを従来のGN=3.0ではなくGN=1.5に設定するものとして説明を行う。
プリ発光時のガイドナンバーをGN=1.5に設定すると、従来と同様のプリ発光により得られた測光評価値に用いる演算式と同一の演算式を用いて本発光時のガイドナンバーGNを計算できる。
第2固体撮像素子S1の感度を「100」、第1固体撮像素子3の感度を「400」、第2固体撮像素子S2の感度を「1600」に設定すると、同一の被写体に対するプリ発光時の測光評価値の大きさは、第2固体撮像素子S2による測光値>第1固体撮像素子3による測光値>第2固体撮像素子S1による測光評価値の順になる。
被写体が、例えば、約0.2mから約2.1mに存在する場合、第1固体撮像素子3、第2固体撮像素子S2から得られる測光評価値は、測光レンジQの上限値QUよりも大きくて飽和している可能性があり、第2固体撮像素子S1のISO感度が最も低いので、この場合、第2固体撮像素子S1により得られた測光値を用いれば良い。
被写体が0.5mから4.2mまでの間に存在する場合、第2固体撮像素子S2から得られる測光評価値は、測光レンジQの上限値QUよりも大きくて飽和している可能性があり、第2固体撮像素子S1から得られる測光評価値は、測光レンジQの下限値QLよりも小さくてノイズである可能性があり、この場合、第1固体撮像素子3から得られた測光評価値を用いれば良い。
また、被写体が1.06mから8.4mまでの間に存在する場合、第2固体撮像素子S1、第1固体撮像素子3から得られる測光評価値は、測光レンジQの下限値QLよりも小さくてノイズである可能性があり、この場合、第2固体撮像素子S2から得られた測光評価値を用いれば良い。
従って、CPU8は、各固体撮像素子から得られた測光評価値が上限値QUよりも大きいか、下限値QLよりも小さいかを判断すると共に、測光評価値の大きさの順番を判断することにより、各固体撮像素子によって得られたプリ発光時の測光評価値のいずれを用いるかを判断して、本発光によるガイドナンバーを演算できる。
この実施例では、一方の第2固体撮像素子S1に対応する測光レンジQの下限領域と第1固体撮像素子3に対応する測光レンジQの上限領域とが互いに重なり合っていると共に、第1固体撮像素子3に対応する測光レンジQの下限領域と他方の第2固体撮像素子S2に対応する測光レンジQの上限領域とが互いに重なり合っている。
従って、実際のカメラとして実装する時には、ISO1600まで感度を上昇させて、S/N特性が悪い状態で測光した場合の精度として−3EVや+3EVの下限領域、上限領域で設計通りの測光評価値が得られない可能性を考慮する。
そうすれば、3つの測光レンジ領域を重ねることにより測光評価値の信頼性が低下する部分をカバーしつつ、信頼性を高めて各固体撮像素子に対するゲイン設定を行ってプリ発光を実施できる。
固体撮像素子のS/N特性が改善され、ISO感度を更にあげることが可能なら、各測光レンジの重複域を減少させることにより測光レンジの更なる拡大を図ることもできる。
なお、以上の説明では、被写体までの距離が不明な場合について、各固体撮像素子から得られた測光評価値が上限値よりも大きいか、下限値よりも小さいかを判断すると共に、測光評価値の大きさの順番を判断することにより、各固体撮像素子によって得られたプリ発光時の測光評価値のいずれを用いるかを判断して、本発光によるガイドナンバーを演算するか否かを決定する場合について説明した。
しかしながら、被写体までの距離を測距する場合、各固体撮像素子と適正被写体位置とが対応づけられているので、各固体撮像素子によって得られたプリ発光時の測光評価値のいずれを用いるかを被写体距離A’により決定できる。
以下に、本発明に係る撮像装置による撮像手順について説明する。
図5,図6は撮像装置の処理動作を説明するためのフローチャート、図7はその撮像装置の処理手順のタイミングを示すタイミングチャートである。図5は記録時のメイン処理フローを示している。
記録モードで、撮像装置(カメラ)の電源スイッチ(図示を略す)がONされると、カメラのハードウェアの初期化や、カード内のファイル情報をメモリ9内に作成する等の初期処理が行なわれた後、図5に示すメイン処理が開始される。
メイン処理では、モニタリング状態がチェックされ(S.1)、モニタリング停止状態であれば、モニタリング開始処理が行なわれる(S.2)。モニタリング開始処理とは、第1固体撮像素子(CCD)3、CDS・AD部4、モータドライバ部6等の駆動を開始させると共に、モニタリング処理31の起動を開始させる処理である。
メイン処理に最初に入った場合にもモニタリング開始処理は実行される。また、CPU8は、メインコンデンサ15Bの充電電圧Vmをチェックし(S.3)、電圧が所定の電圧以上あればステップS5に進み、充電電圧が所定の電圧より低い場合、充電処理を行って(S.4)、次のステップS5に進む。
モニタリング処理は、撮像装置により撮像されたスルー画像を表示しているときのAE、AWB(オートホワイトバランス)追尾処理を実行する処理である。
これにより、撮像装置(カメラ)の表示部12に表示されている画像が、常時適正な明るさに設定されると共に、自然な色合いに保たれる。
すなわち、第1固体撮像素子3から出力された出力信号がDSP5に入力され、DSP5でAE、AWBが評価され、この評価値がCPU8で取得され、CPU8は評価値が所定値になるように、CCD駆動回路7により露光時間をセットする。
これにより、第1固体撮像素子3から出力される出力信号の増幅率が設定され、また、DSP5により画像処理する際の色パラメータを調節するというフィードバック制御が行なわれる。
このモニタリング処理や、スイッチ部13の状態の読み込み処理等の併行処理は、例えば、20ms毎に出力される定期タイマ割り込み信号によって実行される。
スイッチ判定処理(S.5)では、20msごとの定期タイマ割り込み信号で入力されるスイッチ情報を確定して、操作されたスイッチに対応する処理が実行される。有効なスイッチ情報がなければ、なにもすることなく、再びスイッチ判定処理に戻るループを繰り返す。
ここでは、ストロボ発光による撮影に技術的意味があるので、以下、ストロボ発光による静止画撮影に必要な処理について説明する。
スイッチ部13には、シャッタ釦の押下に連動するスイッチが含まれている。
シャッタ釦の押下に連動するスイッチ(SW)には、シャッタ釦の第1段の押し下げに連動してオンされる第一レリーズスイッチと、シャッタ釦の第2段の押し下げに連動してオンされる第二レリーズスイッチとがある。静止画撮影時には、第一レリーズスイッチがONされると、モニタリング停止処理が行われ(S.6)、ついで、AE処理(S.7)が行われる。
すなわち、撮像データがDSP5により評価される。この評価に基づき、撮影露出時においてCCD駆動回路7に設定する第1固体撮像素子3の露光時間値、第1固体撮像素子3の増幅率が決められる(S.7)。また、このAE処理(S.7)において、低輝度と判定されると、ストロボオートモードの場合、ストロボ発光が必要と判定される。次に、AF処理が行なわれ(S.8)、AF処理(S.8)によって求められた合焦位置にフォーカスレンズを移動させるフォーカス駆動処理が行われる(S.9)。
図5に示すSW判定処理(S.5)において、シャッタボタンが終端まで押し下げられて、第二レリーズスイッチがオンされると、ストロボ発光による撮影であるかどうかの判断が行われる(S.10)。ストロボ発光による撮影でない場合、モニタリング停止処理(S.11)、静止画像記録処理(S.12)という通常の撮影処理が実行されて、静止画像が例えばメモリカード11に記録される。
ステップS.10において、ストロボ発光モードによる撮影であると判断された場合、図6に示すストロボ発光処理(S.13〜S.19)が実行される。
このストロボ発光処理25では、プリ発光(予備発光)により得られた測光評価値(AE評価値)に基づき本発光が行なわれる。
ストロボ撮影モードに入ると、図6に示すように、CPU8はオートフォーカス部14により得られた測距データを取得する(S.13)。この測距データはS.8のAF処理によりすでに得られている。
CPU8はこの測距データに基づいて図2に示すゲイン演算処理25Dを実行する(S.14)。CPU8はこのゲイン演算処理25Dによる演算結果に基づいて第1固体撮像素子3と一対の第2固体撮像素子S1、S2とについてゲインを設定する(S.15)。
なお、ここでは、被写体までの距離の測距結果に基づき第1固体撮像素子3、第2固体撮像素子S1、S2に設定するゲイン(ISO感度)を変更することにしているが、その理由は、ゲインをISO感度「1600」のように高く設定すると、遠距離側でのリニアリティが保たれず、測光精度が劣化するからである。
従って、可能な限り、高感度のゲインを設定せずに、被写体1A’までの距離が近いのであれば、第2固体撮像素子S1のISO感度「100」、第1固体撮像素子3のISO感度「200」、第2固体撮像素子S2のISO感度「400」のようなゲインを設定するのが望ましい。
また、なお、この実施例では、被写体までの距離の測距結果に基づき第1固体撮像素子3、第2固体撮像素子S1、S2に設定するゲイン(ISO感度)を変更することにしているが、被写体距離にかかわらず、ゲインを一定としても良い。
ここでは、第1固体撮像素子3に対するゲインはISO感度「400」相当に設定され、第2固体撮像素子S1に対応するゲインはISO感度「100」相当に設定され、第2固体撮像素子S1に対応するゲインはISO感度「1600」相当に設定されているものとする。
ついで、CPU8は固定のガイドナンバーGN、例えば、GN=1.5に設定してプリ発光を行わせ(S.16)、第1固体撮像素子3からの出力信号、第2固体撮像素子S1、S2からの出力信号に基づき、それぞれ測光評価値を取得する処理を行う(S.17)。
CPU8は、第1固体撮像素子3により得られた測光評価値と一対の第2固体撮像素子S1、S2により得られた測光評価値とに基づき第1固体撮像素子3により適正露出の被写体画像が得られる測光評価値を演算し(S.18)、この測光評価値を用いて本発光ガイドナンバーを設定し、ストロボ発光器を静止画記録処理に同調して発光させ、被写体画像を取得する静止画記録処理を実行する(S.19)。
図7はそのシャッタボタンのレリーズ操作からストロボ撮影による静止画記録処理までの一連の流れを示すタイミングチャートを示している。
レリーズ操作により第1レリーズスイッチがオンされると、測光処理(AE処理22)が実行され、ついで、オートフォーカス処理(AF処理23)が実行され、測距結果に基づいてフォーカスレンズ(図示を略す)がフォーカス駆動され、ストロボ撮影モードの場合には、レリーズ操作により第2レリーズスイッチがオンされると、プリ発光制御処理25Bが実行され、ストロボ発光器4’が発光される。
その第2レリーズスイッチがオンされるまでの間、第1固体撮像素子3が露光され、1フレーム毎にデジタル変換された画像データがDSP5に入力され、DSP5はその画像データに信号処理を行って、この処理された画像データが表示部12の表示画面にスルー画像として表示される。
ついで、プリ発光により第1固体撮像素子3、第2固体撮像素子S1、S2からプリ発光画像データが得られると、CPU8はこれらの画像データから測光評価値としての発光量比を演算し、本発光に基づくガイドナンバーGNを設定する。
なお、この場合、第1固体撮像素子3のゲインは、ISO感度「400」相当である。
ここでは、CPU8はプリ発光ガイドナンバーGNをシフトさせるシフト量を演算により求め、本発光ガイドナンバーGNを設定する。ついで、静止画記録処理29に同調してストロボ発光器を設定された本発光ガイドナンバーに対応する発光量で本発光させ、第1固体撮像素子3を用いて被写体画像を取得する。DSP5は第1固体撮像素子3により得られた被写体画像に対して信号処理を行う。これにより、例えば、メモリカード11に静止画記録画像が記録される。
(実施例2)
次に、被写体からの像形成光束を含む光束を受像して記録画像としての被写体像が形成される第1固体撮像素子3を有する第1光学系の焦点距離と、一対の測距レンズL1、L2と一対の第2固体撮像素子S1、S2とが基線長Dの間隔を開けて配設されかつ像形成光束P1、P2を含む光束を受像して測光用の二次元の一対の第2固体撮像素子S1、S2を有する第2光学系の焦点距離との相違から、画角のズレが第1固体撮像素子3と一対の第2固体撮像素子S1、S2との間で生じている場合について説明する。
図8は、第1光学系の画角と第2光学系の画角との相違を概念的に示す説明図である。
第1光学系による画角が28mm(主画像の焦点距離28mm)、第2光学系による画角が85mmであるとする。その図8には、角度に換算した場合の概略の数値が示されている。
この場合、第2光学系により得られる画角は、第1光学系により得られる画角に対して狭くなる。例えば、水平方向について、3:2のフォーマットで表すと、第1光学系の画角が65度であるのに対し、第2光学系の画角は24度であり、主画像比で約1/2.7になる。
従って、例えば、第1光学系による主画像のプリ発光時の測光評価値の全てのデータをサンプリングしてプリ発光の測光評価値を計算した場合、第2光学系の85mmの画角では第1光学系の主画像の測光評価値を取得しきれていないことになる。従って、この画角差の場合、第2光学系2の測光評価値は使えない。
第1光学系で取得できている測光エリアの全てのエリアを第2光学系でカバーして測光エリアを確保している場合、
つまり、第1光学系の焦点距離>=第2光学系2の焦点距離・・・(1)
の関係を満たしている場合のみ、両光学系の測光評価値を使うことができる。
従って、この条件式(1)を満足しない場合、第2光学系による測光評価値の使用を禁止する。
なお、カメラのZOOM位置に応じて、第2光学系(外部AFモジュール16)の焦点距離を変え、常時画角を一致させる構成のものであれば、この種の禁止処理は不要である。
(実施例3)
次に、条件式(1)を満たして両光学系の測光評価値を用いることができる場合について説明する。
まず、例えば、図9(A)に示すように、第1光学系の焦点距離が28mmのときに、第1光学系により得られる主要被写体が画面の中央に存在するものとすると、これに対応する第2光学系により得られる主要被写体の画像は図9(B)に示すようなものとなり、この場合、第1光学系1の焦点距離が300mmの場合の主要被写体の画像が図9(C)に示すものであったとする。
この場合、第1光学系による画角は、第2光学系による画角に対して、水平方向に1/3.4サイズ、垂直方向に1/3.2サイズに縮小されるので、第1光学系による測光評価値と第2光学系による測光評価値とが異なることになる。
この図9(C)に示す例では、第1光学系により得られる測光評価値は顔の一部分であるのに対し、第2光学系により得られる測光評価値には図9(B)に示すように顔を含めた背景も含まれている。
従って、この場合、画角85mmの場合と画角300mmの場合とについて、第1固体撮像素子3の各画素と第2固体撮像素子S1、S2の各画素との対応付けを行って、測光エリアを決定し、測光エリア内の測光評価値を比較して、本発光のガイドナンバーを設定する。
なお、条件式(1)を満たさなくても、図9(A)に示すように、主被写体が28mmの画角に対して中央にあると判断された場合、主被写体に測光結果を合わせれば良く、右端と左端の両端1/3の測光評価値を用いる必要はなく、第1固体撮像素子3の測光評価値と第2固体撮像素子S1、S2の測光評価値と比較する場合、水平方向が1/2.7サイズ、垂直方向は約1/2.8サイズになることを考慮して、図9(A)、(B)に示すように、第1固体撮像素子3の各画素と第2固体撮像素子S1、S2の各画素との対応付けを行って、測光エリアを決定し、測光エリア内の測光評価値を比較して、本発光のガイドナンバーを設定する。
このように、スポット的に測光すればよいと判断される場合、単純比較して、測光性能の向上を図ることができる。
主被写体が画面の中央にない場合、又はマルチエリア測光を行う場合、ZOOM位置に応じて有効データか否かを識別する必要がある。マルチエリア測光時、第1光学系の焦点距離と第2光学系の焦点距離の相違による画角に差異がある場合、第2固体撮像素子S1、S2の測光評価値を使用しないようにしても良い。
以上、実施例について説明したが、実施例は一例であって、この発明は、この実施例に限定されるものではなく、所定のISO感度を第1固体撮像素子3に設定し、第1固体撮像素子3に設定された所定のISO感度と異なるISO感度を一対の第2固体撮像素子S1、S2に設定して、オートゲインコントロールする構成であれば、本発明の課題を解決できるものである。
3…第1固体撮像素子(CCD)
4’、15A…ストロボ発光器
8…CPU(本発光演算処理部、オートゲインコントロール部)
S1、S2…第2固体撮像素子
特許2985099号 特開2004−069995号公報

Claims (11)

  1. 第1光学系を介して被写体の像を光電変換する第1固体撮像素子と、
    第2光学系を介して被写体の像を光電変換する一対の第2固体撮像素子と、
    ストロボ撮影モード時に測光レンジ内の前記被写体の適正露出位置に対応して設定されたプリ発光ガイドナンバーによりストロボ発光器を発光させるプリ発光設定処理部と、
    前記ストロボ撮影モード時に前記プリ発光処理部による測光評価値を演算して適正露出値を得るための本発光ガイドナンバーを取得する本発光演算処理部と、
    所定のISO感度を前記第1固体撮像素子に設定して前記第1固体撮像素子から出力される出力信号をオートゲインコントロールする第1オートゲインコントロール部と、
    前記第1固体撮像素子に設定された所定のISO感度と異なるISO感度を前記一対の第2固体撮像素子に設定して前記一対の第2固体撮像素子から出力される出力信号をオートゲインコントロールする第2オートゲインコントロール部とを備え、
    前記本発光演算処理部は、前記第1固体撮像素子、前記第2固体撮像素子により得られた測光評価値に基づき、前記本発光ガイドナンバーを設定することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第2光学系は前記被写体までの距離を測距する測距光学系に兼用されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記一対の第2固体撮像素子のゲインは互いに異ならされ、前記一対の第2固体撮像素子のゲインの一方は前記第1固体撮像素子のゲインに対して小さく設定され、前記一対の第2固体撮像素子のゲインの他方は前記第1固体撮像素子のゲインに対して大きく設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記一方の第2固体撮像素子に対応する測光レンジの下限領域と前記第1固体撮像素子に対応する測光レンジの上限領域とが互いに重なり合わされていると共に、前記第1固体撮像素子に対応する測光レンジの下限領域と前記他方の第2固体撮像素子に対応する測光レンジの上限領域とが互いに重なり合わされていることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記本発光ガイドナンバーの設定の際に、前記第2光学系による測光評価値の使用を禁止することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記本発光ガイドナンバーの設定の際に、前記第1固体撮像素子の各画素と前記第2固体撮像素子の各画素との対応付けを行って測光エリアを決定し、該測光エリア内の測光評価値を比較して、本発光ガイドナンバーを設定することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 第1光学系の第1固体撮像素子に被写体の像を形成すると共に第2光学系の一対の第2固体撮像素子に被写体の像を形成する受像ステップと、
    所定のISO感度を前記第1固体撮像素子に設定して前記第1固体撮像素子から出力される出力信号をオートゲインコントロールすると共に、前記第1固体撮像素子に設定された所定のISO感度と異なるISO感度を前記一対の第2固体撮像素子に設定して前記一対の第2固体撮像素子から出力される出力信号をオートゲインコントロールするオートゲインコントロールステップと、
    ストロボ撮影モード時に測光レンジ内の前記各適正露出位置に対応して設定された同一のプリ発光ガイドナンバーによりストロボ発光器を発光させるプリ発光処理ステップと、
    前記プリ発光処理ステップにより得られた測光評価値に基づき適正露出値を得るための本発光ガイドナンバーを設定する本発光演算処理ステップと、を含むことを特徴とする撮像方法。
  8. 前記一対の第2固体撮像素子のゲインは互いに異ならされ、前記一対の第2固体撮像素子のゲインの一方は前記第1固体撮像素子のゲインに対して小さく設定され、前記一対の第2固体撮像素子のゲインの他方は前記第1固体撮像素子のゲインに対して大きく設定されていることを特徴とする請求項7に記載の撮像方法。
  9. 前記一方の第2固体撮像素子に対応する測光レンジの下限領域と前記第1固体撮像素子に対応する測光レンジの上限領域とが互いに重なり合わされていると共に、前記第1固体撮像素子に対応する測光レンジの下限領域と前記他方の第2固体撮像素子に対応する測光レンジの上限領域とが互いに重なり合わされていることを特徴とする請求項8に記載の撮像方法。
  10. 前記本発光ガイドナンバーの設定の際に、前記第2光学系による測光評価値の使用を禁止することを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の撮像方法。
  11. 前記本発光ガイドナンバーの設定の際に、前記第1固体撮像素子の各画素と前記第2固体撮像素子の各画素との対応付けを行って測光エリアを決定し、該測光エリア内の測光評価値を比較して、本発光ガイドナンバーを設定することを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の撮像方法。
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