JP2012078440A - 帯電装置 - Google Patents

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博文 石田
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Abstract

【課題】装置の大型化を招くことなく、帯電装置で生じた放電生成物の感光体及び帯電装置のケーシングへの付着を抑制して画像不良や帯電不良を防止する帯電装置を提供する。
【解決手段】感光体11側を開口とした細長い箱状のケーシング22内に放電部材21を張架し、ケーシング22の開口221にグリッド電極23を設ける。そして、ケーシング22を、感光体側が開口とされた細長い箱状の基部22aと、基部22aに外挿され、感光体11に接近した閉位置と感光体11から離れた開位置とに移動可能な可動部22bとで構成し、帯電終了後に可動部22bを閉位置から開位置に移動させて、帯電工程で生じた放電生成物を拡散除去する。
【選択図】図4

Description

本発明は帯電装置に関し、より詳細には、コロナ放電を用いた帯電装置に関するものである。
ファクシミリやプリンタ、複写機などの電子写真方式を用いた画像形成装置では、感光体(静電潜像担持体)表面を所定電位に一様に帯電させた後、感光体表面を露光して画像情報に対応した静電潜像を形成する。そして、形成された静電潜像を現像装置によってトナー現像して、可視像化する。次いで、感光体表面のトナー画像を直接あるいは中間転写機構を経由して用紙上に転写した後、加熱・加圧して用紙に定着する。
ここで、感光体表面を一様に帯電させる帯電装置としては、種々のタイプのものが知られているが、コロナ放電により感光体を帯電させるものがこれまでから広く用いられている。このような帯電装置を用いて感光体表面を帯電させると、オゾンや窒素酸化物などの放電生成物が発生する。窒素酸化物は空気中の水分と反応して硝酸化合物を生成する。この硝酸化合物は画像形成処理を終了した後も消滅することなく帯電装置の周辺に滞留する。このため、感光体を長時間停止させていると、感光体表面の、帯電装置と対向する部分に硝酸化合物が徐々に付着し蓄積する。硝酸化合物は吸湿性が高く、高湿環境下では吸湿によって抵抗が低下し、感光体表面に形成される静電潜像が乱れて、いわゆる「像流れ」や「地肌かぶり」、「白抜け」といった画像の不具合が生じる。
そこで、画像形成処理中に一定時間感光体を空回転させて、感光体表面に付着した放電生成物をクリーニング部材で掻き取る方法が用いられているが、感光体及びクリーニング部材の摩耗が促進される問題がある。放電生成物を送風機の気流で排出する方法も知られているが、感光体と帯電装置の間は近接しているため気流が流れにくく、排出効果も限定的である。
特許文献1では、感光体の停止時は帯電器全体を感光体の半径方向外方へ退避させると共に、帯電器のケーシングの開口を感光体の外周の接線方向に移動するシャッタ板で閉鎖して、感光体表面への放電生成物の付着を防止する技術が提案されている。
特開2009-128617号公報
前記提案技術では帯電装置の開口を閉鎖するので、帯電装置内の放電生成物が感光体表面へ付着することは避けられると考えられる。しかし、帯電装置を移動させる機構とその設置用空間が必要となるため、装置の大型化を招くおそれがある。また、帯電装置内に滞留した放電生成物が帯電装置のケーシング内壁に付着してケーシングを酸化させ錆を発生させるおそれがある。錆が発生すると帯電不良の原因となることがある。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、装置の大型化を招くことなく、帯電装置で生じた放電生成物の感光体及び帯電装置のケーシングへの付着を抑制して画像不良及び帯電不良を防止する帯電装置を提供することにある。
前記目的を達成する本発明に係る帯電装置は、回転自在の静電潜像担持体の回転軸に略平行で、前記感光体に対して離隔対向するように設けられた線状の放電部材と、回転軸方向に細長い箱状で、前記放電部材を内包し、前記感光体側が開口とされたケーシングとを備え、前記ケーシングは、前記静電潜像担持体側が開口とされた回転軸方向に細長い箱状で、前記放電部材を固定した基部と、前記基部に外挿又は内挿され、前記静電潜像担持体に接近した閉位置と、前記静電潜像担持体から離れた開位置とに移動可能な可動部とを有し、移動手段によって前記可動部を開位置と閉位置とに移動可能としたことを特徴とする。
基部と可動部との段差による放電不良を防止する観点からは、放電部材の放電点を、前記基部の開口よりも前記静電潜像担持体側に位置させるのが好ましい。
可動部の内周面に付着した放電生成物を取り除く観点からは、前記可動部が移動する際に前記可動部の内周面を摺擦して清掃する清掃部材を前記基部に設けるのが好ましい。
また、前記ケーシングの開口にグリッド電極を設けてもよい。グリッド電極は、前記静電潜像担持体に接近した帯電位置と、前記静電潜像担持体から離れた退避位置とに移動可能としてもよい。ここで、グリッド電極を退避位置としたときに、グリッド電極と放電部材とが接触しないように、グリッド電極の、帯電位置と退避位置との間の移動距離を、前記可動部の、開位置と閉位置との間の移動距離よりも短くするのがよい。
本発明の帯電装置では、ケーシングを基部と可動部とに分割して、可動部を静電潜像担持体に近接した閉位置と、静電潜像担持体から離れた開位置とに移動可能としたので、帯電終了後に可動部を開位置とすることによって、静電潜像担持体と帯電装置の間に広い空間が形成され、放電生成物が拡散され排除されやすくなる。この結果、静電潜像担持体表面への放電生成物の付着が抑制される。また、本発明の帯電装置は装置全体を移動するものではないので装置の大型化が防止される。
本発明に係る帯電装置が搭載された画像形成装置の一例を示す構成断面図。 図1の画像形成装置における作像部の構成断面図。 本発明に係る帯電装置の一実施形態を示す要部断面図。 図3の帯電装置において可動部が開位置のときの要部断面図。 本発明の帯電装置の他の実施形態を示す構成断面図。 本発明の帯電装置のさらに他の実施形態を示す構成断面図。 帯電装置の水平断面図。 図7の帯電装置の左側面図。 図8の帯電装置からグリッドケースを外した図。 図7の帯電装置においてグリッドケース及び可動部を移動させた状態を示す断面図。
以下、本発明に係る帯電装置を図に基づきさらに詳しく説明するが本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1の画像形成装置は所謂タンデム方式のカラープリンタである。画像形成装置は、導電性を有する無端状の中間転写ベルト30を有する。中間転写ベルト30は、ローラ31,32,33に掛架されている。ローラ31は不図示のモータに連結されており、モータの駆動によってローラ31は反時計回りに回転し、これによって中間転写ベルト30とこれに接するローラ32,33は従動回転する。ローラ33は、不図示の付勢手段によって中間転写ベルト30を外方へ付勢し中間転写ベルト30に張力を与えている。ローラ31に支持されているベルト部分の外側には、2次転写ローラ34が圧接している。この2次転写ローラ34と中間転写ベルト30とのニップ部(2次転写領域)において中間転写ベルト30上に形成されたトナー画像が、搬送されてきた用紙Pに転写される。
また、ローラ32に支持されているベルト部分の外側には、中間転写ベルト30の表面をクリーニングするベルトクリーニングブレード35が設けられている。ベルトクリーニングブレード35は、中間転写ベルト30を介してローラ32に圧接し、中間転写ベルト30との当接部で未転写の残留トナーを除去・回収する。
中間転写ベルト30の下側には、中間転写ベルト30の回転方向上流側から順に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの作像ユニット10Y,10M,10C,10K(以下、「作像ユニット10」と総称することがある)が、装置本体1に対して着脱自在に配置されている。これらの作像ユニット10では、各色の現像剤をそれぞれ用いて対応する色のトナー画像が作成される。
図2に、作像ユニット10の概説図を示す。作像ユニット10は、静電潜像担持体としての円筒状の感光体11を有する。そして、感光体11の周囲には、その回転方向(時計回り方向)に沿って順に、帯電装置2、露光装置12、現像装置13、1次転写ローラ14、およびクリーニング装置15が配置されている。1次転写ローラ14は中間転写ベルト30を挟んで感光体11に圧接し、ニップ部(1次転写領域)を形成している。
図1に示すように、作像ユニット10の下部には、給紙装置として給紙カセット41が着脱可能に配置されている。給紙カセット41内に積載収容された用紙Pは、給紙カセット41の近傍に配置された給紙ローラの回転によって最上紙から順に1枚ずつ搬送路Rに送り出される。給紙カセット41から送り出された用紙Pは、レジストローラ対42に搬送され、ここで所定のタイミングで2次転写領域に送り出される。
画像形成装置は、1色のトナー(例えばブラック)を用いてモノクロ画像を形成するモノクロモードと、4色のトナーを用いてカラー画像を形成するカラーモードとに切り替え可能となっている。
カラーモードにおける画像形成動作例について簡単に説明すると、まず、各作像ユニット10において、所定の周速度で回転駆動される感光体11の外周面が帯電装置2により帯電される。次に、帯電された感光体11の表面に、画像情報に応じた光が露光装置12から投射されて静電潜像が形成される。続いて、この静電潜像は、現像装置13から供給される現像剤としてのトナーにより顕在化される。このようにして感光体11の表面に形成された各色のトナー画像は、感光体11の回転によって1次転写領域に達すると、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、感光体11から中間転写ベルト30上へ転写(1次転写)されて重ねられる。
中間転写ベルト30に転写されることなく感光体11上に残った残留トナーは、クリーニング装置15で掻き取られ、感光体11の外周面から除去される。
重ね合わされた4色のトナー画像は、中間転写ベルト30によって2次転写領域に搬送される。一方、そのタイミングに合わせて、レジストローラ対42から2次転写領域に用紙Pが搬送される。そして、4色のトナー画像が、2次転写領域において中間転写ベルト30から用紙Pに転写(2次転写)される。4色のトナー画像が転写された用紙Pは、定着ローラ対43へ搬送される。定着ローラ対43において用紙Pは、定着ローラと加圧ローラとのニップ部を通過する。この間に用紙Pは加熱・加圧され、用紙P上のトナー画像は用紙Pに溶融定着する。トナー画像が定着した用紙Pは排出ローラ対によって排紙トレイに排出される。
一方、用紙Pに転写されることなく中間転写ベルト30上に残った残留トナーは、クリーニングブレード35で掻き取られ、中間転写ベルト30の外周面から除去される。その後、各感光体11及び中間転写ベルト30の回転駆動が停止される。
図3に帯電装置2の拡大断面図を示す。帯電装置2は、感光体11の表面を帯電させるために、感光体11の表面に対向し感光体11の回転軸方向と略平衡に張架された放電部材21と、放電部材21を内包し感光体11側が開口221とされた細長い箱状のケーシング22と、ケーシング22の開口221に設けられたグリッド電極23とを有する。放電部材21は、感光体11に対向する辺が鋸歯形状になった金属線などの導電性部材で形成され、不図示の電源から高電圧が印加されて、鋸歯の先端が放電点211となって感光体11に対して放電する。
ケーシング22は、感光体側が開口222とされた細長い箱状の基部22aと、基部22aに外挿され、感光体11に接近した閉位置と感光体11から離れた開位置とに移動可能な可動部22bとを有する。ケーシング22は接地されており、放電部材21を囲む周辺電界を一定に保ち、安定した放電が行われるように電気的な環境を維持する働き奏する。また、基部22aの上部外周面には、可動部22bが移動する際に可動部22bの内周面を摺擦する弾性を有する清掃部材24が取り付けられている。なお、基部22aと可動部22bとの接続部となる基部22aの開口222には段差が形成されるが、放電点211の位置を開口222よりも感光体11側となるようにすることによって帯電不良を抑制することができる。
グリッド電極23はメッシュ状で、ケーシング22の可動部22bの感光体側開口に、ケーシング22とは絶縁して設けられ、不図示の電源によってバイアス電圧が印加される。グリッド電極23は、放電点211からの放電が感光体11の軸方向でバラツキを生じた場合でもこれを緩和し、感光体11の帯電電位の均一性を確保する働きを奏する。
このような構成の帯電装置2において、画像形成処理が終了し感光体11の回転が停止すると、可動部22bを閉位置から開位置に移動させて帯電装置の周辺及び内部に滞留している放電生成物を拡散させる。図4に、可動部22bを開位置としたときの断面図を示す。可動部22bを開位置とすることによって、感光体11と帯電装置2との隙間が広くなって当該隙間を気流が流れやすくなり、帯電装置2の周りに多く滞留する放電生成物が拡散除去されやすくなる。また、帯電装置2の背面側に吸引手段を設けて帯電装置2と感光体11のと隙間及び帯電装置2内の空気を強制的に吸引する場合には、感光体11と帯電装置2との隙間が広くなることによって帯電装置2の背面に放電生成物を効果的に吸引除去できるようになる。
加えて、基部22aの外周面に清掃部材24が取り付けられているので、可動部22bが閉位置から開位置に移動する際に、可動部22bの内周面を清掃部材24が摺擦して、可動部22bの内周面に付着した放電生成物を拭き取り除去する。
図5に、本発明に係る帯電装置の他の実施形態を示す。この帯電装置では、グリッド電極22が可動部22bの移動とは別に帯電位置と退避位置とに移動する。図5は、可動部22bが開位置で、グリッド電極23が退避位置となったときの断面図である。すなわち、図3に示す可動部22bが閉位置で且つグリッド電極23が帯電位置の状態から、可動部22bが開位置に移動すると同時にグリッド電極23も退避位置に移動する。このとき、グリッド電極23の帯電位置から退避位置までの移動距離が、可動部22bの開位置から閉位置までの移動距離よりも短く設定されている。これにより、可動部22bは、その上端が基部22aの開口222よりも下方にまで移動でき、且つグリッド電極23が放電部材21に接触することが防止される。そして、グリッド電極23と可動部22bとの間に空間が形成され、帯電装置2の周辺及び内部に滞留した放電生成物が一層効果的に拡散除去されるようになる。
なお、グリッド電極23の帯電位置は、感光体11の表面からの距離に対する精度が±0.02mm程度と、ケーシング22の位置精度に比べて格段に高い精度が求められることから、図6に示すように、グリッド電極22は固定し、可動部22bのみを開位置に移動させるようにしてもよい。
次に、可動部22b及びグリッド電極23を移動させる手段の一例について説明する。図7に帯電装置の水平断面図を示す。上面開口の細長い箱状の基部22aの外側に、中空四角柱の可動部22bが紙面垂直方向に移動可能に嵌め入れられている。そして、可動部22bの外側に、同じく中空四角柱のグリッドケース231が紙面垂直方向に移動可能に嵌め入れられている。
基部22aの左側の側壁には、軸62aと軸62bとによって大歯車63aと大歯車63bとが歯合するように取り付けられている。さらに、軸62aと軸62bの、大歯車63a及び大歯車63bよりも軸方向外側に小歯車64aと小歯車64bとが取り付けられている。なお、大歯車と小歯車とは別々に作製したものでもよいし、一体成形したものでもよい。また、基部22aの右側の側壁にも同様にして、軸62c及び軸62dにそれぞれ大歯車63cと小歯車64c及び大歯車63dと小歯車64dが取り付けられている。そして、小歯車64aに、モータ66から継手67を介して回転駆動力が伝えられる。
図8に帯電装置の左側面図を示す。なお、理解を容易にするためモータ66と継手67はこの図から省いている。グリッドケース231の上面の四隅には、絶縁材料で形成された逆L字状のグリッドホルダー232が取り付けれており、これら4つのグリッドホルダー232によってグリッド電極23が架設されている。グリッドケース231の左側壁には、下辺から上方に向かって四角形状の切り欠きが形成され、切り欠きの対向する側辺にラック231a,231bが形成されている。そして、このラック231a,231bに、基部22aに取り付けられた小歯車64a,64bが歯合している。
図9に、図8の帯電装置からグリッドケース231を取り外した図を示す。可動部22bの左側壁には、グリッドケース231と同様に、下辺から上方に向かって四角形状の切り欠きが形成され、切り欠きの対向する側辺にラック223a,223bが形成されている。そして、このラック223a,223bに、基部22aに取り付けられた大歯車63a,63bが歯合している。
また、基部22a、グリッドケース231及び可動部22bの右側壁にも、図8及び図9に示したと同じ構造が形成されている。
図8において、モータ66(図7に図示)によって小歯車64aが反時計回りに回転すると、同軸上に設けられた大歯車63aも反時計回りに回転する。すると、大歯車63aと歯合する大歯車63bが時計回りに回転し、大歯車63bと同軸上に設けられた小歯車64bも時計回りに回転する。これにより、小歯車64a,64bと歯合するラック231a,231bによってグリッドケース231が下方へ移動する。また同時に、図9に示すように、大歯車63a,63bと歯合するラック223a,223bによって可動部22bも下方へ移動する。一方、基部22aの右側壁に設けられた大歯車63cと小歯車63c及び大歯車63dと小歯車63dは、グリッドケース231及び可動部22bが下方へ移動しようとする力を受けて従動回転する。これにより、グリッドケース231及び可動部22bは安定して移動する。
ここで、大歯車と小歯車とは同じ角度回転するが、そのピッチ円の径が異なるので、小歯車と歯合しているグリッドケース231は、大歯車と歯合している可動部22bよりも移動距離が短くなる。図10に、可動部22b及びグリッド電極23がそれぞれ閉位置及び帯電位置のときの断面図(同図(a))と、可動部22b及びグリッド電極23がそれぞれ開位置及び退避位置のときの断面図(同図(b))を示す。この図から理解されるように、可動部22bは、その上端が基部22aの開口222と同じ位置まで移動し、且つグリッド電極23は放電部材21に接触しない位置で止まるようになる。
以上説明した移動手段では歯車を用いたが、ねじの回転を直線運動に変換して移動させる方法やリンク機構など従来公知の昇降機構を用いても構わない。
2 帯電装置
11 感光体(静電潜像担持体)
21 放電部材
22 ケーシング
22a 基部
22b 可動部
23 グリッド電極
24 清掃部材
211 放電点
221 ケーシングの開口
222 基部の開口

Claims (6)

  1. 回転自在の静電潜像担持体の回転軸に略平行で、前記静電潜像担持体に対して離隔対向するように設けられた線状の放電部材と、
    回転軸方向に細長い箱状で、前記放電部材を内包し、前記静電潜像担持体側が開口とされたケーシングとを備え、
    前記ケーシングは、前記静電潜像担持体側が開口とされた回転軸方向に細長い箱状で、前記放電部材を固定した基部と、前記基部に外挿又は内挿され、前記静電潜像担持体に接近した閉位置と、前記静電潜像担持体から離れた開位置とに移動可能な可動部とを有し、
    移動手段によって前記可動部を開位置と閉位置とに移動可能としたことを特徴とする帯電装置。
  2. 前記放電部材の放電点を、前記基部の開口よりも前記静電潜像担持体側に位置させた請求項1記載の帯電装置。
  3. 前記可動部が移動する際に前記可動部の内周面を摺擦して清掃する清掃部材を前記基部に設けた請求項1又は2記載の帯電装置。
  4. 前記ケーシングの開口にグリッド電極を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の帯電装置。
  5. 前記グリッド電極が、前記静電潜像担持体に接近した帯電位置と、前記静電潜像担持体から離れた退避位置とに移動可能である請求項4記載の帯電装置。
  6. 前記グリッド電極の、帯電位置と退避位置との間の移動距離を、前記可動部の、開位置と閉位置との間の移動距離よりも短くした請求項5記載の帯電装置。
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