JP2012073145A - 温度制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自公転中のバイオチップの、吸加熱速度を改善した温度制御装置を提供する。
【解決手段】公転軸4の回転によりバイオチップAを、アーム2と共に公転軸4の回転中心の周りに公転させる。公転軸4の回転中心から偏心した箇所でアーム2により軸支された自転軸3の回転によって、バイオチップAを自転軸3の回転中心の周りに自転させる。バイオチップAの自転による反応槽A2の移動軌跡を、バイオチップAの公転中に、温調チャンバ1の給気口1eに対向する箇所に、周期的に位置させる。温調チャンバ1の固定部1bの内部に画成される温調空間に、固定部1bの開口1dを緩く塞ぐ可動部1aとバイオチップAを収容する。
【選択図】図1

Description

本発明は、温度制御装置に関する。特に、回転中のバイオチップの温度制御装置に関する。
DNA(デオキシリボ核酸)を増幅させるための技術としてPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)法が公知である。このPCR法は、検体(DNAを含む水溶液)の温度を周期的に上下させることにより、短時間でDNAを増幅させることができる技術である。そして、このPCR法を用いて、DNAの任意の断片の増幅を行うにあたり、検体と試薬が格納されたPCR用容器に対して加熱と吸熱を繰り返し行っている。
PCR用容器としては、薄い板のなかに複数の反応槽、貯蓄槽、流路を形成したバイオチップが公知である。単純な試験管と比較して、バイオチップは前処理等の機能を集積しているため、一連の作業を連続して実行できる点において優れる。なお、容器を回転させて一連の作業を行う装置として、特許文献1が開示されている。この特許文献1に記載された発明では、放射状の反応容器を周方向に複数配置した反応容器円形コンベヤーを固定の温度制御室内に収容し、固定の輸液チューブの位置に合わせて反応容器円形コンベヤーを回転させるようにしている。
また、加熱・吸熱の手法としては、熱風・冷風を用いる手法が公知である。この手法によれば、ヒーターやペルチェ素子をバイオチップに直接に接触させずに、回転中のバイオチップの温度を制御することが可能になる。なお、熱風・冷風を用いて反応容器を加熱・吸熱する装置として、特許文献2が開示されている。この特許文献2に記載された発明では、ウェルを有するロータを蓋の内部で回転させると共に、蓋の側壁の吹出口から内部に冷温風を吹き出させ、側壁の別の箇所から内部の空気を排気するようにしている。
さらに、容器に与える回転としては、自転と公転を組み合わせた回転が公知である。公転と自転を組み合わせた回転によって、攪拌棒等を用いずにより確実に攪拌することができる。このような回転を実現する装置として、容器をターンテーブルの回転中心の回りで公転させるとともに、容器そのものを載置位置にて自転させる装置が、特許文献3に開示されている。この特許文献3に記載された発明では、軸状の固定ベース部材に遊挿した円筒部材を回転させてターンテーブルを自転させると共に、ベース部材のギアに噛合させたターンテーブル周縁部の公転軸の回転により、ターンテーブル上で公転する容器を同時に自転させるようにしている。
特開平6−66812号公報 国際公開第98/49340号 特開2002−196006号公報
ところで、特許文献1に記載の発明は、反応容器を有する反応容器円形コンベヤーを温度制御室内で回転させる点で、注目に値する。しかし、反応容器円形コンベヤーの回転はあくまで反応容器を輸液チューブの位置に運搬するためのものであるため、反応容器円形コンベヤーの回転により反応容器に加わる遠心力のモーメントが比較的単純であり、その量も大きくない。したがって、引用文献1に記載の発明では、検体と試薬の攪拌に適したパターンの回転が得られない。
特許文献2に記載の発明でも、容器は自転するだけであり、攪拌に適した回転は得られない。有効かつ効率的にPCR増幅を行うためには、検体と試薬を混合して均一に攪拌することが必要であり、攪拌棒等を用いない場合には、特許文献1,2に記載の発明のように容器に対して単純な回転を与えるだけでは不十分である。また、特許文献2のように、自転する容器に対して固定の吹出口から冷温風を吹き付けても、冷温風の温度変化と同期したパターンでしか検体の加熱・吸熱を行えず、DNAの増幅に適した加熱・吸熱パターンとはなり得ない。
また、特許文献3に記載の発明は、容器の自転と公転を共通の駆動源によって実現させているので、自転速度と公転速度を独立に制御することはできない。そのためPCR増幅に必要な攪拌の精度は得られない。また、温度制御に関する構成を持たない特許文献3に記載された発明では、容器の回転パターンに応じた適切な検体の温度調節に関する開示がなく、そもそもPCR増幅に不可欠な温調を実施することが不可能である。
加熱・吸熱の速度は、表面効果が相対的に大きいマイクロ化学チップの特長のひとつであり、バイオチップの商品性を左右する重要な性能である。そこで、例えば特許文献3の構成を用いてバイオチップを公転及び自転させることが考えられる。その場合、特許文献2のように反応容器の回転機構を温調チャンバ内に収容することを前提とすると、バイオチップの公転及び自転のための構成をバイオチップと共に収容することになる。そうすると、公転及び自転のための構成を収容する分だけ温調チャンバが大型化する。温調チャンバが大型化すると、バイオチップを加熱・吸熱する際の熱伝達媒体となる内部雰囲気の体積が増える。そのような温調チャンバには、体積効果が相対的に小さいことによる負の側面、すなわち加熱・吸熱時に密度差による対流を利用できないという側面もある。そもそもバイオチップは一般の反応容器と比べてサイズが小さいから、対流なしの伝熱のみでも、従来の一般的なサイズの反応容器と比較すれば、同じ熱量であっても加熱・吸熱の速度は向上している。しかしながら、単にバイオチップを温調チャンバ内で加熱・吸熱する場合に比べると、自転及び公転のための構成の存在により大型化した温調チャンバ内で加熱・吸熱するバイオチップの場合には、微小容器内における温度分布が、加熱・吸熱の速度の問題となる。
本発明は、自公転中のバイオチップの吸加熱速度を改善した温度制御装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した本発明は、
公転軸に固着されたアームと、
前記公転軸の回転中心から偏心した箇所において前記アームに軸支された自転軸と、
前記自転軸に固着され、前記公転軸の回転により該公転軸の回転中心の周りに前記自転軸と共に公転し、かつ、該自転軸の回転により前記自転軸の回転中心の周りに自転するバイオチップと、
前記バイオチップを内部に収容する温調チャンバと、
前記温調チャンバ内に冷温風を供給して前記バイオチップを加熱・吸熱する熱源とを備え、
前記温調チャンバは、前記公転軸に回転中心が固着された可動部と、該可動部を前記バイオチップと共に内部に収容し前記アームを外部に位置させる固定部とを有しており、
前記固定部は、前記公転軸の回転中心の周りに公転する前記自転軸が貫通する開口を有しており、
前記可動部は、前記開口の内径よりも大きい外径で形成されて該開口の近傍に配置され、かつ、前記自転軸が貫通する貫通孔を有している、
ことを特徴とする温度制御装置である。
また、請求項2に記載した本発明は、請求項1に記載した本発明において、前記固定部は、前記熱源からの温調流体を前記固定部内に供給するための給気口を、前記バイオチップの自転による該バイオチップの反応槽の移動軌跡が前記バイオチップの公転中に対向する箇所に有していることを特徴とする温度制御装置である。
さらに、請求項3に記載した本発明は、請求項1又は2に記載した本発明において、前記公転軸を回転させる公転用駆動源と、該公転用駆動源とは独立して前記自転軸を回転させる自転用駆動源とをさらに備えることを特徴とする温度制御装置である。
本発明によれば、温調チャンバにおける熱容量、特に自公転アームの熱容量が減少するため、バイオチップの吸加熱速度が向上する。
本発明の一実施形態による温度制御装置の構成を示す図であり、バイオチップと温度制御装置の配置を示す説明図である。 本発明の一実施形態による温度制御装置の構成を示す図であり、図1のB−B線における断面図である。 バイオチップの構成を示す平面図である。 従来の構成を適用した温度制御装置の構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態による温度制御装置の図面を参照して説明する。
図1及び図2は、同実施形態による温度制御装置の構成を示す図であり、温度制御対象であるバイオチップと温度制御装置の配置を示す図である。また、図3はバイオチップの構成を示す平面図である。
図1に示すように、温度制御装置は、バイオチップAの検体(図示せず)の温度を制御するもので、温調チャンバ1、アーム2、自転軸3、公転軸4、中空自転軸5、自転用モータ6、公転用モータ7、バランスウェイト8、熱源9から構成されている。
公転軸4は不図示の軸受によって軸支され、中空回転軸5に遊挿されている。アーム2は、公転軸4に固着されており、公転軸4の回転に連動して回転する。アーム2上の公転軸4からその径方向に間隔をおいた箇所には、自転軸3が軸支されている。公転軸4と自転軸3とは互いの軸方向が平行となるように延在している。自転軸3の先端は温調チャンバ1内に延出している。
温調チャンバ1は、円板状を呈する可動部1aと、可動部1aを内部に収容しアーム2を外部に位置させる中空の円柱状の固定部1bから構成されている。
可動部1aの中央は公転軸4の先端に固着されており、可動部1aはアーム2乃至公転軸4の回転に連動して回転する。可動部1aの中央から間隔をおいた箇所には、自転軸3の先端が貫通する貫通孔1cが形成されている。
固定部1bの一端には開口1dが形成されており、この開口1dから、可動部1aの貫通孔1cから中央側の部分が露出する。開口1dはアーム2の回転に伴って公転軸4の回転中心の周りを公転する自転軸3の移動軌跡よりも径が大きい同心円状に形成されており、自転軸3はこの開口1dを貫通している。また、固定部1bの他端には、熱源9からの温調気体、つまり、冷温風を固定部1bの内部に供給するための給気口1eが形成され、一端には排気口1fが形成されている。給気口1eと排気口1fは、公転軸4の周方向に180゜位置をずらし、公転軸4の回転中心からそれぞれ偏心した箇所に形成されている。
可動部1aは、固定部1bの開口1dの内径よりも大きい外径で形成されており、開口1dに近接して配置されている。したがって、開口1dは可動部1aによって緩く塞がれている。これにより、固定部1bの内部に、給気口1eから供給される温調気体による温調空間が画成される。
バイオチップAは、図3に示すように、円板状を呈しており、中心側の検体を注入する貯蓄槽A1と、周縁側の試薬を固定する反応槽A2とを、径方向に延在する細幅の流路A3で接続したものを、周方向に間隔をおいて一方の面上に複数設けている。バイオチップAの他方の面の中心は、自転軸3の先端に固着されており、自転軸3の回転に連動して回転する。バイオチップAの自転中には、図1に示すように、反応槽A2が温調チャンバ1の給気口1eに対向する位置を周期的に通過する。
自転軸3と中空自転軸5との間、及び、中空自転軸5と自転用モータ6との間は、図示しないベルトでそれぞれ連結されている。公転軸4と公転用モータ7は、図示しないベルトで連結されている。
なお、図1に示すように、バランスウェイト8は、アーム2の自転軸3の軸支箇所から公転軸4の周方向に180゜ずれた箇所に配置されている。バランスウェイト8は、自転軸3及びバイオチップAにかかる遠心力とつり合う遠心力がかかる質量とするのが望ましい。
以上のように、本実施形態の温度制御装置は、
公転軸4に固着されたアーム2と、
公転軸4の回転中心から偏心した箇所においてアーム2に軸支された自転軸3と、
自転軸3に固着され、公転軸4の回転により公転軸の回転中心の周りに自転軸3と共に公転し、かつ、自転軸の回転により自転軸3の回転中心の周りに自転するバイオチップAと、
バイオチップAを内部に収容する温調チャンバ1と、
温調チャンバ1内に冷温風を供給してバイオチップAを加熱・吸熱する熱源9とを備え、
温調チャンバ1は、公転軸4に回転中心が固着された可動部1aと、可動部1aをバイオチップAと共に内部に収容しアーム2を外部に位置させる固定部1bとを有しており、
固定部1bは、公転軸4の回転中心の周りに公転する自転軸3が貫通する開口1dを有しており、
可動部1aは、開口1dの内径よりも大きい外径で形成されて開口1dの近傍に配置され、かつ、自転軸3が貫通する貫通孔1cを有している、
ことを特徴とするものである。
また、本実施形態の温度制御装置は、固定部1bは、熱源9からの温調流体を固定部1b内に供給するための給気口1eを、バイオチップAの自転によるバイオチップAの反応槽A2の移動軌跡がバイオチップAの公転中に対向する箇所に有していることを特徴とするものである。
さらに、本実施形態の温度制御装置は、公転軸4を回転させる公転用モータ7と、公転用モータとは独立して自転軸3を回転させる自転用モータ6とをさらに備えることを特徴とするものである。
このように構成された本実施形態の温度制御装置では、公転軸4の回転によりバイオチップAが、アーム2と共に公転軸4の回転中心の周りに公転する。また、公転軸4の回転中心から偏心した箇所でアーム2により軸支された自転軸3の回転によって、バイオチップAが自転軸3の回転中心の周りに自転する。したがって、バイオチップAの公転速度を公転用モータ7を用いて制御することができ、バイオチップAの自転速度を、自転用モータ6を用いバイオチップAの公転速度とは独立して制御することができる。よって、バイオチップAにDNAの増幅に適した複雑なパターンの回転を与えることができ、貯蓄槽A1の検体(DNAを含む水溶液)を反応槽A2の試薬と、攪拌棒等を用いずに均一に攪拌することができる。
また、本実施形態の温度制御装置では、バイオチップAの自転による反応槽A2の移動軌跡が、バイオチップAの公転中に、温調チャンバ1の給気口1eに対向する箇所に、周期的に位置する。そのため、給気口1eから温調チャンバ1内に供給される加熱・吸熱用の温調気体により、その温調気体の温度変化に同期したパターンよりも複雑な、DNAの増幅に適したパターンで、加熱・吸熱することができる。
その上、本実施形態の温度制御装置では、温調チャンバ1の固定部1bの内部に画成される温調空間に、固定部1bの開口1dを緩く塞ぐ可動部1aとバイオチップAを収容するだけで、バイオチップAの公転及び自転を実現することができる。このため、例えば図4の説明図に示すように、バイオチップAを公転軸4の回転中心の周りに公転させるためのアーム2を温調チャンバ1内に収容する場合に比べて、温調空間の体積を小さくすることができる。よって、給気口1e側と排気口1f側との間に温度勾配を効率よく生じさせ、この温度勾配により固定部1b内の気体に対流を生じさせて、検体の加熱・吸熱の熱伝達効率乃至加熱・吸熱の速度を高めることができる。
次に、本発明による温度制御装置の実施例について説明する。
温度制御対象であるバイオチップの外径は80mm、厚さは2mm、流路幅は0.6mm、検体の液量としては各10μLである。バイオチップはポリプロピレンなどのPCR反応を阻害しない素材からなる。反応槽は複数あり、バイオチップの回転中心から同心円上に配置されている。
検体をバイオチップの回転中心付近に配置された貯蓄槽にシリンジ注入した後、バイオチップを自転させて検体を反応槽に送液する。反応槽には予め試薬が固定されており、検体と試薬を吸加熱しながら混合・攪拌する。
すなわち、バイオチップの反応槽付近に温調された熱風を当てて反応槽を95℃に加熱する。バイオチップは960rpmで公転させるとともに240rpmで自転させる。各反応槽は、温調風の吹出口の直下を複数回通過する。
その後、バイオチップに当てる風の温度を変化させ、反応槽を68℃に吸熱する。
このような吸加熱を30サイクル繰り返す。
本発明者は鋭意研究を重ねた結果、図4で示すような、従来型の、温調チャンバが全て固定されており、複雑な高速回転に耐える機械的強度を得るために大型化されたアームが温調チャンバ内に配置されていた場合に比較して、反応槽における吸加熱速度が向上することを見出した。
1・・・温調チャンバ
1a・・・可動部
1b・・・固定部
1c・・・貫通孔
1d・・・開口
1e・・・給気口
1f・・・排気口
2・・・アーム
3・・・自転軸
4・・・公転軸
5・・・中空自転軸
6・・・自転用モータ
7・・・公転用モータ
8・・・バランスウェイト
9・・・熱源
A・・・バイオチップ
A1・・・貯蓄槽
A2・・・反応槽
A3・・・流路

Claims (3)

  1. 公転軸に固着されたアームと、
    前記公転軸の回転中心から偏心した箇所において前記アームに軸支された自転軸と、
    前記自転軸に固着され、前記公転軸の回転により該公転軸の回転中心の周りに前記自転軸と共に公転し、かつ、該自転軸の回転により前記自転軸の回転中心の周りに自転するバイオチップと、
    前記バイオチップを内部に収容する温調チャンバと、
    前記温調チャンバ内に冷温風を供給して前記バイオチップを加熱・吸熱する熱源とを備え、
    前記温調チャンバは、前記公転軸に回転中心が固着された可動部と、該可動部を前記バイオチップと共に内部に収容し前記アームを外部に位置させる固定部とを有しており、
    前記固定部は、前記公転軸の回転中心の周りに公転する前記自転軸が貫通する開口を有しており、
    前記可動部は、前記開口の内径よりも大きい外径で形成されて該開口の近傍に配置され、かつ、前記自転軸が貫通する貫通孔を有している、
    ことを特徴とする温度制御装置。
  2. 前記固定部は、前記熱源からの温調流体を前記固定部内に供給するための給気口を、前記バイオチップの自転による該バイオチップの反応槽の移動軌跡が前記バイオチップの公転中に対向する箇所に有していることを特徴とする請求項1記載の温度制御装置。
  3. 前記公転軸を回転させる公転用駆動源と、該公転用駆動源とは独立して前記自転軸を回転させる自転用駆動源とをさらに備えることを特徴とする請求項1又は2記載の温度制御装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014190906A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Brother Ind Ltd 検査チップ、および検査システム

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