JP2012071034A - 長靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で足の特につま先の浮きを抑制することができる脱ぎ履きが容易な長靴を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る長靴は、長靴本体2と、長靴本体2の靴底6に取り付けられて長靴本体2に対して足を保持する保持部10とを有する。保持部10は、長靴本体2の靴底6から立ち上がって足20の先端側を支持する支持部12と、支持部12に設けられ、足20の甲部22に当接することにより足20のつま先25の浮き上がりを防止する浮き上がり防止部14とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、悪天候時、或いはレジャー時等において使用される長靴に関する。
通常、長靴は、足首領域から下方部分を包囲する足覆部と、足首領域から上方部分を包囲する筒部とを備えており、防水、防寒などを目的として履かれる。このような長靴は、使用に際して、足の甲部と足覆部との間に大きな隙間が生じているため、足裏のつま先から踵に至る領域が靴底から浮き易く、フィット感に欠け、歩き難いという問題がある。
このような問題を解決するために、特許文献1には、エアの送排によって膨縮可能なインナーを長靴内面と足との間の隙間に介挿することにより、長靴と足との間の遊びを無くすようにした長靴が開示されている。
特開2001−340106号
しかしながら、特許文献1では、インナーを使用する際には、インナーを長靴内にセットしなければならない。しかも、その場合には、長靴を履く度に、インナーにエアを送入し、長靴を脱ぐ度にインナーからエアを排出しなければならず、長靴の脱ぎ履きが面倒であるという問題がある。また、エアの送入・排出のための送排気栓を備えるため、長靴全体の構造が複雑となる。
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構造で足の特につま先の浮きを抑制することができる脱ぎ履きが容易な長靴を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の長靴は、長靴本体と、長靴本体の靴底に取り付けられて長靴本体に対して足を保持する保持部とを有し、前記保持部は、前記長靴本体の靴底から立ち上がって足の先端側を支持する支持部と、該支持部に設けられ、足の甲部に当接することにより足のつま先の浮き上がりを防止する浮き上がり防止部とを有することを特徴とする。
この請求項1に記載の長靴によれば、保持部が長靴本体の靴底に取り付けられた状態であるため、特許文献1のインナーのように取り付け取り外しの手間がかからない。また、エアの送入・排出を伴うことなく、保持部が長靴本体の靴底から立ち上がって足の甲部に当接することで足の先端側を支持するとともに足のつま先の浮き上がりを防止するため、簡単な構造で面倒な作業を伴うことなく足の浮きを抑制して、歩行時にいわゆるブカブカする感触を解消できる。つまり、脱ぎ履きが容易で、歩行性に優れる。
また、請求項2に記載の長靴は、請求項1に記載の長靴において、前記支持部は、前記長靴本体の靴底に取り付けられて足の母趾と第二趾との間で挟持される軸部によって形成され、前記浮き上がり防止部は、前記軸部の上端から足の甲部に沿って二股状に延びる鍔部によって形成されることを特徴とする。
この請求項2に記載の長靴によれば、請求項1に記載の長靴と同様の作用効果が得られるとともに、足の先端側を支持する支持部が足の母趾と第二趾との間で挟持される軸部によって形成されているため、足が長靴内で前方へ行き過ぎたり(前方へずれたり)あるいは左右にずれたりするといったことがなくなる。つまり、長靴に対する足の位置を前後左右で安定させることができる。また、本構成では、浮き上がり防止部が軸部の上端から足の甲部に沿って二股状に延びる鍔部によって形成されているため、つま先を安定して保持することができ、つま先の浮き上がりを効果的に防止できる。
また、請求項3に記載の長靴は、請求項1に記載の長靴において、前記支持部は、前記長靴本体の靴底に取り付けられて足の先端側を両側から支持する一対の支持板によって形成され、前記浮き上がり防止部は、一対の支持板の上端が足の甲部に沿って内側に湾曲することにより形成されることを特徴とする。
この請求項3に記載の長靴によれば、請求項1に記載の長靴と同様の作用効果が得られるとともに、足の先端側を支持する支持部が足を両側から支持する一対の支持板によって形成されているため、足の先端側と大きな面積にわたって接触することができ、局所的な圧力を足に及ぼすことなく足の先端側を足の内側および外側から安定して保持することができる。つまり、長靴内での足先の横幅方向の位置を固定でき、大きな力が加わった際にも足を確実に安定させることができる。なお、この場合、支持部を先端側に向かって先細るように形成または配置すれば、足の位置を前後方向でも安定させることができるため有益である。また、本構成では、一対の支持板の上端が足の甲部に沿って内側に湾曲することにより浮き上がり防止部が形成されるため、支持部が浮き上がり防止部を兼ねることができ、支持部および浮き上がり防止部を有する保持部を簡単に形成できる。
また、請求項4に記載の長靴は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の長靴において、前記浮き上がり防止部は、足の甲部と接触するその内面に鉤状の微小突起を有することを特徴とする。
この請求項4に記載の長靴によれば、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の長靴と同様の作用効果が得られるとともに、足の甲部と接触する浮き上がり防止部の内面に鉤状の微小突起が設けられているため、例えば足に履かれたソックス表面が浮き上がり防止部の内面の鉤状の微小突起に引っ掛かり、長靴内での足のずれ(前後左右のずれ)を効果的に防止できる。
また、請求項5に記載の長靴は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の長靴において、前記保持部は、長靴本体の靴底に対して着脱自在に取り付けられ、靴底に対する高さが調整可能であることを特徴とする。
この請求項4に記載の長靴によれば、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の長靴と同様の作用効果が得られるとともに、保持部が長靴本体の靴底に対して着脱自在に取り付けられるため、例えば保持部が劣化または損傷した場合にはこれを適宜交換できる。また、靴底に対する保持部の高さを調整できるため、個人の足の甲部の高さに合わせて調整することができ、したがって、つま先の浮き上がり防止効果を向上させることができるとともに、浮き上がり防止部の外縁が足の甲部に当たることも防止できる。
本発明によれば、簡単な構造で足の特につま先の浮きを抑制することができる脱ぎ履きが容易な長靴を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る長靴の概略図である。 (a)は図1の長靴の保持部の平面図、(b)は保持部の一部断面を有する正面図、(c)は保持部の側面図である。 図2の保持部をインソールに取り付ける状態を示す分解斜視図である。 保持部をインソールに取り付ける別の形態を示す分解断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る長靴の概略図である。 (a)は図5の長靴の保持部の斜視図、(b)は保持部の正面図である。 図6の保持部をインソールに取り付ける状態を示す分解斜視図である。 第1および第2の実施形態の変形例であり、(a)は内面に鉤状の微小突起を有する第1の実施形態の保持部の正面図、(b)は該保持部の裏面図、(c)は内面に鉤状の微小突起を有する第2の実施形態の保持部の斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る長靴の実施形態について説明する。
図1〜図4は本発明の第1の実施形態を示している。図示のように、本実施形態の長靴1は、長靴本体2と、長靴本体2の靴底6に取り付けられて長靴本体2に対して足20を保持する保持部10とを有する。長靴本体2は、その内側に入れられる足の足首領域からその下方領域を包囲するように断面が略半楕円形状に形成された足覆部2Aと、足首領域からその上方領域を包囲するように断面が略円形状に形成された筒部2Bとを有する。また、長靴本体2は、例えば、軟質塩化ビニル樹脂、オレフィン系熱可塑性エラストマー、軟質ポリオレフィン、スチレン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマーなどの比較的柔軟な素材によって形成される。
なお、長靴本体2の靴底6は一般に足覆部2Aの底面2Aaによって形成されるが、足覆部2Aの内部に底面2Aaに積層して配置されるインソール(中敷き;、履き心地を向上するために設置される)が存在する場合には、底面2Aaとインソールとによって靴底6が形成される。
本実施形態の保持部10は、図1および図2に示されるように、靴底6から立ち上がって足の先端側を支持する支持部12と、支持部12に設けられ、足20の甲部22に当接することにより足20のつま先25の浮き上がりを防止する浮き上がり防止部14とを有する。保持部10は、靴底6を構成する足覆部2Aの底面2Aaに直接に取り付けられてもよいが、本実施形態では、図3に示されるように、足覆部2Aの内部に底面2Aaに積層して配置されるインソール40に対して取り付けられる。なお、この場合、インソール40は、長靴本体2内に圧入固定され(長靴本体2の足覆部2Aの内壁周面に対してインソール40の外周面が圧入嵌合され)、あるいは、鉤状の微小突起(例えば、ベルクロ(登録商標)など)を介して靴底6の内面に着脱自在に取り付けられ、あるいは、靴底6の内面に対して接着固定されてもよい。
具体的に、本実施形態の保持部10は、例えば、塩化ビニル樹脂、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、合成ゴムなどの比較的柔軟な素材によって形成されており、下駄や草履の鼻緒の形態をほぼ成している。より具体的には、支持部12は、長靴本体2の靴底6を構成するインソール40に取り付けられて足20の母趾27と第二趾29との間で挟持される軸部12Aによって形成され、また、浮き上がり防止部14は、軸部12Aと一体に形成されるとともに軸部12Aの上端から足20の甲部22に沿って二股状に延びる鍔部14Aによって形成される。この場合、軸部12Aは、後述する取り付けネジ50が螺合されるネジ孔19を下端面12Aaから所定の長さにわたって有する。また、鍔部14Aは、軸部12Aの上端からつま先25と反対方向に向かって互いに離間するように二股状に延びる一対の舌部18,18を有する。これらの舌部18,18は、その延在端(つま先25と反対側の先端部)に向かって下向きに傾斜して延びるとともに、その外周縁に向かって徐々に薄肉となるように形成されている。また、足20の甲部22と接触する舌部18,18の内面18aは、甲部22の形状に沿うように上側に窪んだ湾曲形状を成している。このような舌部18,18の形状によれば、曲がり易くなるため、長靴本体1内への足の出し入れが行ない易く、浮き上がり防止部14の外縁が足20の甲部22に強く当て付くことを防止できる。
図3には、保持部10がインソール40に対して着脱交換可能および高さ調整可能に取り付けられる状態が示されている。図示のように、インソール40に対して保持部10を取り付ける場合には、インソール40の先端側に形成される取り付け孔40aに取り付けネジ50を挿通し、その挿通された取り付けネジ50の突出端部を保持部10の支持部12(軸部12A)のネジ孔19に螺合する。この場合、軸部12Aの下端面12Aaがインソール40の表面に当て付くまで取り付けネジ50をネジ孔19にねじ込むが、必要に応じて、高さ調整用のスペーサ60を軸部12Aとインソール40との間に介挿してもよい。スペーサ60は、例えばU字形を成しており、取り付けネジ50の外周の一部に係合した状態で軸部12Aの下端面12Aaとインソール40の表面との間で挟持される。なお、調整高さに応じて、スペーサ60を複数介在させてもよく、あるいは、高さの異なるスペーサ60を選択的に使用してもよい。また、保持部10が劣化または損傷した場合には、取り付けネジ50を外して、適宜交換できる。このように、高さ調整可能な構成を採用すると、個人の足の甲部の高さに合わせて調整することができるため、つま先の浮き上がり防止効果を向上させることができるとともに、浮き上がり防止部14の外縁が足の甲部に当たることも防止できる。
また、インソール40(あるいは、靴底6を構成する足覆部2Aの底面2Aa)に対する保持部10の取り付け形態は、図3に示されるようなネジ止め方式に限らない。例えば、図4に示されるように、圧入ピン62による取り付け方式を採用してもよい。すなわち、この場合には、インソール40の段付きの取り付け孔40a’に圧入ピン62を挿通し、その挿通された圧入ピン62の突出端部を保持部10の軸部12Aの段付きの係止穴19’に抜け止め係止させるが、圧入ピン62は、その軸部に長手方向のすり割り63が形成されており、段付きの取り付け孔40a’の小径穴部71から係止穴19’の小径穴部72にわたって挿通される際には、すり割り63を利用して径方向内側に弾性変形して縮径された状態で挿通され、係止穴19’の奥端の大径穴部73に達した時点で元の外径へと弾性的に拡径されることによりその一端である挿入端のフランジ係止部62aが大径穴部73に係止するようになっている。また、この係止状態では、圧入ピン62の他端の大径の皿状部62bが取り付け孔40a’の大径穴部74内に収まって大径穴部74と小径穴部71との間の段差に当て付く。これにより、保持部10がインソール40に対して抜け止め支持される。
以上説明したように、本実施形態の長靴1によれば、保持部10が長靴本体2の靴底6に取り付けられた状態であるため、特許文献1のインナーのように取り付け取り外しの手間がかからない。また、エアの送入・排出を伴うことなく、保持部10が長靴本体2の靴底6から立ち上がって足20の甲部22に当接することで足20の先端側を支持するとともに足20のつま先25の浮き上がりを防止するため、簡単な構造で面倒な作業を伴うことなく足20の浮きを抑制して、歩行時にいわゆるブカブカする感触を解消できる。つまり、脱ぎ履きが容易で、歩行性に優れる。
また、本実施形態によれば、足20の先端側を支持する支持部12が足20の母趾27と第二趾29との間で挟持される軸部12Aによって形成されているため、足20が長靴1内で前方へ行き過ぎたり(前方へずれたり)あるいは左右にずれたりするといったことがなくなる。つまり、長靴1に対する足20の位置を前後左右で安定させることができる。また、本実施形態では、浮き上がり防止部14が軸部12Aの上端から足20の甲部22に沿って二股状に延びる鍔部14Aによって形成されているため、つま先25を安定して保持することができ、つま先25の浮き上がりを効果的に防止できる。
図5〜図7は本発明の第2の実施形態を示している。図示のように、本実施形態の長靴1Aは、保持部の形態のみが第1の実施形態と異なる。すなわち、本実施形態の保持部80は、図5および図6に示されるように、靴底6から立ち上がって足の先端側を支持する支持部82と、支持部82に設けられ、足の甲部に当接することにより足のつま先の浮き上がりを防止する浮き上がり防止部84とを有する。保持部80は、靴底6を構成する足覆部2Aの底面2Aaに直接に取り付けられてもよいが、本実施形態でも第1の実施形態と同様に、足覆部2Aの内部に底面2Aaに積層して配置されるインソール40に対して取り付けられる(図7参照)。
具体的に、本実施形態の保持部80は、例えば、塩化ビニル樹脂、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、合成ゴムなどの比較的柔軟な素材によって形成されており、サンダルの帯の形態をほぼ成している。より具体的には、支持部82は、長靴本体2の靴底6を構成するインソール40に取り付けられて足の先端側を両側から支持する一対の支持板82A,82Aによって形成され、また、浮き上がり防止部84は、一対の支持板82A,82Aの上端部89を足の甲部に沿って内側に湾曲させることにより形成される。この場合、支持板82A,82Aの上端部89は、その自由端へ向かって肉厚が薄くなるように形成されており、したがって、この部位で曲がり易く、一対の支持板82A,82Aを互いに離間させるように押し広げることにより長靴本体1内への足の出し入れを容易に行なうことができるようになる。また、浮き上がり防止部84が足の甲部に強く当て付くことも防止できる。なお、本実施形態では、一対の支持板82A,82Aが連結部88によって連結されており、保持部80が略“コ”の字状の形態を成している。
図7には、保持部80がインソール40に対して着脱交換可能に取り付けられる状態が示されている。図示のように、インソール40に対して保持部80を取り付ける場合には、連結部88がインソール40の裏面に当て付くまでインソール40の先端部の両側に形成された一対の長穴90,90に一対の支持板82A,82Aを挿通させればよい。この場合、一対の支持板82A,82Aを互いに離間させるように押し広げて長穴90,90に挿通した後、押し広げ力を解除すれば、支持板82A,82Aが元の形状へと戻って内側に変形することにより連結部88と共に長穴90,90間のインソール部位を挟み込むように保持ため、保持部80がインソール40に対して係止される(取り付けられる)。なお、本実施形態のように一対の支持板82A,82Aが連結部88によって連結されていない場合には、浮き上がり防止部84を有する各支持板82A,82Aをインソール40の先端部の両側に個別に取り付け固定すればよい。また、必要に応じて支持板82A,82Aの高さが異なる保持部80を選択的に使用することにより高さ調整も可能である。
このように、本実施形態によれば、足の先端側を支持する支持部82が足を両側から支持する一対の支持板82A,82Aによって形成されているため、足の先端側と大きな面積にわたって接触することができ、局所的な圧力を足に及ぼすことなく足の先端側を足の内側および外側から安定して保持することができる。つまり、長靴1A内での足先の横幅方向の位置を固定でき、大きな力が加わった際にも足を確実に安定させることができる。また、本実施形態では、一対の支持板82A,82Aの上端が足の甲部に沿って内側に湾曲することにより浮き上がり防止部84が形成されるため、支持部82が浮き上がり防止部84を兼ねることができ、支持部82および浮き上がり防止部84を有する保持部80を簡単に形成できる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施できることは言うまでもない。例えば、本発明では、前述した実施形態の浮き上がり防止部14(鍔部14A),84(及び/又は支持板82A,82A)の内面、すなわち、足の甲部と接触する内面に、図8に示されるように鉤状の微小突起(例えば、ベルクロ(登録商標)など)95を設けてもよい。そのようにすれば、例えば足に履かれたソックス表面が浮き上がり防止部の内面の鉤状の微小突起95に引っ掛かり、長靴内での足のずれ(前後左右のずれ)を効果的に防止できる。
1,1A 長靴
2 長靴本体
6 靴底
10,80 保持部
12,82 支持部
12A 軸部
14,84 浮き上がり防止部
14A 鍔部
20 足
22 甲部
25 つま先
27 母趾
29 第二趾
82A 支持板
89 微小突起

Claims (5)

  1. 長靴本体と、長靴本体の靴底に取り付けられて長靴本体に対して足を保持する保持部とを有し、
    前記保持部は、前記長靴本体の靴底から立ち上がって足の先端側を支持する支持部と、該支持部に設けられ、足の甲部に当接することにより足のつま先の浮き上がりを防止する浮き上がり防止部とを有することを特徴とする長靴。
  2. 前記支持部は、前記長靴本体の靴底に取り付けられて足の母趾と第二趾との間で挟持される軸部によって形成され、
    前記浮き上がり防止部は、前記軸部の上端から足の甲部に沿って二股状に延びる鍔部によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の長靴。
  3. 前記支持部は、前記長靴本体の靴底に取り付けられて足の先端側を両側から支持する一対の支持板によって形成され、
    前記浮き上がり防止部は、一対の支持板の上端が足の甲部に沿って内側に湾曲することにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の長靴。
  4. 前記浮き上がり防止部は、足の甲部と接触するその内面に鉤状の微小突起を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の長靴。
  5. 前記保持部は、長靴本体の靴底に対して着脱自在に取り付けられ、靴底に対する高さが調整可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の長靴。
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