JP2012069045A - 入力装置、入力制御方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

入力装置、入力制御方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが入力装置を回転させるときの誤入力を避けるための技術を提供する。
【解決手段】入力装置100は、入出力デバイス110を備え、入出力デバイス110の少なくとも一部である有効領域と外部の物体との接触状態を検知して、ユーザからの入力を受け付ける入力装置であって、入力装置100が回転を開始したとき、入力に制限を課す入力制限手段(モード切替部144)と、入力装置100が当該回転を終了したとき、制限を解除する制限解除手段(モード切替部144)とを備えており、制限解除手段(モード切替部144)は、入力装置100が有効領域と外部の物体との接触を検知しているときは、制限を解除しない。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力装置に関するものであり、詳しくは、入力部と外部の物体(例えば、指)との接触状態を検知してユーザからの入力を受け付ける入力装置に関するものである。
近年、情報端末に関する様々な技術が開発されている。
例えば、特許文献1には、自装置の動きを検出し、その動きを補償するための処理を行うことで、周囲の振動による誤動作を防ぐ入力装置が記載されている。
また、特許文献2には、両面に入力部を備え、入力が有効となる面を切り替える機構を備えたICカードが記載されている。
また、特許文献3〜5には、筐体の向きに応じて表示内容を変化させる表示装置が記載されている。
特開2007−133835号公報(平成19年5月31日公開) 特開平4−81989号公報(平成4年3月16日公開) 特開2010−26064号公報(平成22年2月4日公開) 特開2000−293120号公報(平成12年10月20日公開) 特開2003−216300号公報(平成15年7月31日公開)
入力装置を回転させて用いる場合、入力装置を掴んで回転させる場合がある。このとき、入力装置の入力部を、指で触れてしまうことがあり、誤った入力がなされる場合がある。特許文献1〜5は何れもこのような問題を解決する技術を記載も示唆もしていない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが入力装置を回転させるときの誤入力を避けるための技術を提供することを主たる目的とする。
本発明に係る入力装置は、上記課題を解決するために、入力部を備え、該入力部の少なくとも一部である有効領域と外部の物体との接触状態を検知して、ユーザからの入力を受け付ける入力装置であって、該入力装置が回転を開始したとき、該入力に制限を課す入力制限手段と、該入力装置が該回転を終了したとき、該制限を解除する制限解除手段と、を備えており、該制限解除手段は、該入力装置が該有効領域と外部の物体との接触を検知しているときは、該制限を解除しないことを特徴としている。
上記の構成によれば、ユーザが入力装置を掴んで回転させるために、入力部を指で触れてしまったとしても、入力制限手段が入力装置の回転の開始を検知して入力部を介した入力を制限するため、誤入力を首尾よく避けることができる。また、入力装置の回転を終了した時点においては、入力装置を掴むための指が、有効領域上に残っている場合がある。上記の構成によれば、入力装置の回転が終了したとしても、入力部の有効領域に指等が接触している状態では、上記入力の制限は解除されないため、有効領域上に残っていた指による誤入力を首尾よく避けることができる。以上のように、上記の構成によれば、ユーザが入力装置を回転させるときの誤入力を首尾よく避けることができる。
本発明に係る入力装置は、上記入力装置の向きを検知する方向検知手段を備えており、上記制限解除手段は、該方向検知手段によって検知された上記入力装置の向きと、上記回転前の上記入力装置の向きとの差が、特定の範囲内にないときは、上記制限を解除しないことが好ましい。
ユーザが入力装置を回転させるとき、入力装置の回転が途中で一旦停止することもある。すなわち、想定される回転角(例えば、両面に入力部が設けられている入力装置であれば、ひっくり返すための180°の回転角など)に到達するまでに、入力装置の持ち替え等を挟む場合がある。上記の構成によれば、制限解除手段は、回転角(回転前の入力装置の向きと、その時点における入力装置の向きとの差)が特定の範囲内にない場合には、上記制限を解除しないため、上述した持ち替えなどのために回転を一時停止した際に、ユーザの意図しない入力がなされることを首尾よく防止することができる。なお、上記特定の範囲は、上記想定される回転角の範囲を指し、入力装置の形状および入力部の配置に応じて適宜設定され得る。
本発明に係る入力装置は、上記方向検知手段が検知した向きに応じて、上記入力部のうちの特定の部分を、上記有効領域として設定する有効領域設定手段を備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、入力装置の向きに応じて有効領域を設定することができるため、ユーザと有効領域との位置関係を適正に保ち、ユーザの意識しない入力を避けることができる。また、ユーザが入力装置の向きを変えるために入力装置を回転させたとしても、その際の誤入力を好適に避けることができる。
本発明に係る入力装置では、上記入力装置は、複数の面を有しており、上記入力部は、該複数の面のうちの互いに異なる面上に設けられている複数の部分から構成されており、上記有効領域設定手段は、該複数の部分のうちの一つを上記有効領域として設定するものであってもよい。
上記の構成によれば、入力装置は、複数の面に入力部を備えている。ユーザは、入力装置を回転させることにより、有効領域が設定される面を切り替えることができる。また、このような構成においても、本発明によれば、入力装置の背面等からのユーザの意識しない入力を避け、回転の際の誤入力を好適に避けることができる。
本発明に係る入力装置は、上記入力装置の加速度を検知する加速度検知手段を備え、上記入力制限手段は、該加速度検知手段が検知した加速度に基づいて、上記入力装置の回転の開始を検知し、上記制限解除手段は、該加速度検知手段が検知した加速度に基づいて、上記入力装置の回転の終了を検知することが好ましい。
上記の構成によれば、入力装置の回転の開始および終了を、入力装置の加速度に基づいて好適に検知することができる。なお、加速度検知手段は、直線的な方向に沿った加速度を検知するものであってもよいし、角加速度を検知するものであってもよい。
本発明に係る入力装置は、上記制限が課されている状態において、上記入力部に対して特定の操作がなされたときに、該制限を解除する第2の制限解除手段を備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザは特定の操作を行うことにより入力の制限を解除することができる。これにより、ユーザは、所望の状態において、入力装置に対する入力を行うことができる。特に、制限解除手段が、回転角が特定の範囲内にないときは、入力の制限が解除しないようになっていたとしても、上記の構成によれば、第2の制限解除手段により入力の制限を解除することができるため、入力装置を、ユーザが所望する向きにおいて使用することができる。
本発明に係る入力装置は、上記有効領域に画像および文字の少なくとも何れかを表示する表示手段を備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、入力装置は、上記有効領域に画像および文字の少なくとも何れかを表示するため、ユーザとの相互的な入出力を行うことができる。
本発明に係る入力装置は、上記制限解除手段が上記制限を解除したとき、直前の上記入力装置の回転を、ユーザからの入力として受け付けるものであってもよい。
上記の構成によれば、入力装置は、入力装置の回転を入力として受け付けることができるため、ユーザからの多彩な入力を受け付けることができる。
本発明に係る入力制御方法は、入力部を備え、該入力部の少なくとも一部である有効領域と外部の物体との接触状態を検知して、ユーザからの入力を受け付ける入力装置の入力制御方法であって、該入力装置が回転を開始したとき、該入力に制限を課す入力制限工程と、該入力装置が該回転を終了したとき、該制限を解除する制限解除工程と、を包含しており、該制限解除工程では、該入力装置が該有効領域と外部の物体との接触を検知しているときは、該制限を解除しないことを特徴としている。
上記の方法によれば、本発明に係る入力装置と同等の効果を奏する。
また、本発明に係る入力装置を動作させるためのプログラムであって、コンピュータに上記の装置の機能を実現させるプログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に含まれる。
本発明に係る入力装置によれば、入力を適切に制限することができるため、入力装置を回転させることに伴う誤入力を好適に避けることができる。
本発明の一実施形態に係る入力装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る入力装置の両面を示す図である。 本発明の一実施形態に係る入力装置の操作の様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係る入力装置の概略動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る入力装置の概略動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る入力装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る入力装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る入力装置の操作の様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係る入力装置の概略動作を示すフローチャートである。
〔第1の実施形態〕
本発明の一実施形態(第1の実施形態)について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る入力装置100の概略構成を示すブロック図であり、図2は、入力装置100の外観を模式的に示す図であり、(a)は、入力装置100の片面(以下、A面と称する)を示し、(b)は、入力装置100の反対の面(以下、B面と称する)を示す。
図1に示すように、入力装置100は、入出力デバイス(入力部)110aおよび110b、角度センサ(方向検知手段)120、加速度センサ(加速度検知手段)130、および主制御部140を備えている。主制御部140は、ホスト部141、入出力処理部142、角度応答部(有効領域設定手段)143、およびモード切替部(入力制限手段、制限解除手段、第2の制限解除手段)144を備えている。図2に示すように、入力装置100は、両面に入出力デバイス110が設けられた2画面の端末である。
(入出力デバイス)
入出力デバイス110aおよび110bは、それぞれ入出力デバイス110の部分を構成している。入出力デバイス110は、外部の物体(例えば、ユーザの指、スタイラス等)との接触状態を検知し得るものであればよく、例えば、一般的なタッチパネルとして構成される。なお、タッチパネルの方式は特に限定されず、抵抗膜式、静電容量式等を用いることができる。また、タッチパネルの代わりに、ボタン等の接触状態を検知し得るインターフェースを用いてもよい。
また、入出力デバイス110は、画像および文字の少なくとも何れかを表示することにより、ユーザとの間でインタラクティブな応答を行うことができる。入出力デバイス110が、タッチパネルにより構成されていれば、公知の技術に従い、入出力デバイス110に画像を表示することができる。また、入出力デバイス110は、LCD等のその他の表示手段を備えていてもよい。
(角度センサ)
角度センサ120は、入力装置100の向きを検知するものであり、例えば、ジャイロを利用した公知の角度センサを用いることができる。本実施形態において検出すべき角度の回転軸としては、入力装置100自体を裏返すための回転軸が想定されており、例えば、角度センサ120としては、入力装置100の長手方向に伸びる軸および短手方向に伸びる軸の周りの角度を検出し得るものを好適に用いることができるが、これに限定されない。
(加速度センサ)
加速度センサ130は、入力装置100の加速度を検知するものであり、公知の加速度センサを用いることができる。なお、本実施例では、後述するように、入力装置100の回転および入力装置100の回転の停止を検知するために、加速度センサ130を使用している。なお、加速度センサ130は、入力装置100の回転の開始および終了を検知するために用いるものであり、加速度センサ130の代わりに、角速度センサを用いてもよい。また、一つの局面において、角度センサ120を用いて、入力装置100の回転および入力装置100の回転の停止を検知するようにすれば、加速度センサ130は省略してもよい。すなわち、周期的または非周期的に取得した入力装置100の向きを時系列に沿って解析すれば、入力装置100が回転しているか否かを容易に判定することができる。
(主制御部)
ホスト部141は、オペレーティングシステムおよび各種アプリケーションを実行する。入出力処理部142は、入出力デバイス110からの信号を解析して、ユーザの入力を特定し、ホスト部141に提供する。詳細に述べれば、入出力処理部142は、入出力デバイス110からの信号のうち、有効領域における接触状態を示す信号を解析して、各種の入力イベント(例えば、キーダウン、キーアップ、スライド等)を検出し、当該入力イベントを示す情報を、ホスト部141に提供するものである。また、入出力処理部142は、ホスト部141からの指示を受けて、入出力デバイス110を制御して、画像、文字等の表示を行う。また、角度応答部143は、角度センサ120の検知結果に基づいて種々の処理を実施するものであり、角度センサ120の検知結果に応じて入出力デバイス110に有効領域を設定する。詳細については後述する。
有効領域とは、入出力デバイス110の少なくとも一部であって、ユーザがキー操作等を入力可能な領域である。本実施形態では、入出力デバイス110のA面上に設けられた部分である入出力デバイス110a、および、B面上に設けられた部分である入出力デバイス110bの何れか一方が有効領域として設定され、他方は無効領域として設定される。設定された有効領域を示す情報は、入出力処理部142が記憶している。上述したように、一実施形態において、入出力処理部142は、有効領域上で行われた操作のみを、入力イベントとしてホスト部141に提供する。但し、入出力処理部142は、特定の操作(一例として、後述するスライド操作)については、無効領域上でなされたものも検知し、特定の操作に関連づけられた処理を行う。詳細については後述する。
モード切替部144は、入力装置100の入力モードを、通常モードと制限モードとの間で切り替え制御する。以上で説明した動作は、通常モードにおける動作であり、制限モード(入力の制限が課された状態)では、入出力処理部142は、後述の特定の操作以外の入力を受け付けず、ホスト部141へ入力イベントを提供しない。詳細については後述する。
(動作)
次に、入力装置100の動作について図3および図4を参照して説明する。図3は、入力装置100をユーザが操作している様子を示す図であり、図4は、入力装置100の概略動作を示すフローチャートである。
まず、入力装置100の起動時または待機状態(画面消灯状態)からの復帰指示を受け付けると、ホスト部141は、入出力処理部142を介して、両面の入出力デバイス110aおよび110bに、ユーザに待ち受け解除操作(たとえばスライド操作)を即す画面を表示させ、入出力処理部142は、ユーザによるいずれかの面(入出力デバイス110aまたは110b)に対する待ち受け解除操作を受け付ける(ステップS1)。なお、待ち受け解除操作は、入出力デバイス110で検知し得る操作であれば特に限定されない。また、入出力デバイス110は、無効領域においても待ち受け操作を検知し得るようになっていることが好ましい。
ユーザにより待ち受け解除操作がなされると、入出力処理部142は、スライド操作がなされた面をこれからユーザが操作を行う側を意味するFrontSide面とし、その反対の面、すなわち操作対象ではない側であることを意味するBackSide面とする。具体的には、A面(入出力デバイス110a)において待ち受け解除操作がなされた場合には、FrontSide面=A面、BackSide面=B面とし、B面(入出力デバイス110b)において待ち受け解除操作がなされた場合には、FrontSide面=B面、BackSide面=A面とする。そして、入出力処理部142は、入出力デバイス110のFrontSide面上の入出力デバイス(入出力デバイス110aまたは110b)を、有効領域に設定する(ステップS2)。
ステップS3〜S5では、入力装置100は、通常モードの動作を行う。ステップS3において、角度センサ120は、その時点における入力装置100の向き(例えば、上述した2つの軸における角度)を検知し、角度応答部143に提供する。角度応答部143は、この時点において提供された入力装置100の向き(角度θ0)を記憶する。
ステップS4において、入出力処理部142は、有効領域を介した入力を受け付け、入力イベントをホスト部141へ提供する。ホスト部141は、提供された入力イベントに基づいて実行中のアプリケーションに応じた各種の処理を行う。なお、ユーザは、例えば、図3(a)に示すように入力を行う。すなわち、入力装置100は、左手5で保持され、有効領域(この場合は、入出力デバイス110a)に触れている、右手6の人差し指6aによって、入力がなされる。このとき、背面の入出力デバイス110bには、左手5が接触しているが、入出力デバイス110bは有効領域ではないので、左手5による意図しない入力を避けることができる。
ステップS5において、モード切替部144は、加速度センサ130が検知した入力装置100の加速度を検知し、当該加速度が所定値α1を超えているか否かを判定する。上記加速度がα1以下である場合、ステップS3に戻り、通常モードの動作を続行する。一方、上記加速度がα1を超えていた場合、モード切替部144は、入力装置100が回転を開始したと判定し、入力装置100の入力モードを制限モードに切り替え、入力装置100は、ステップS6〜S10を実行する。
ステップS6において、モード切替部144は、入出力処理部142における入力の受付を制限する。具体的には、入力の制限がなされている状態(制限モード)において、入出力処理部142は、特定の操作(本実施形態では、スライド操作)以外の操作を受け付けず、また、一切の入力イベントをホスト部141に提供しない。また、入出力デバイス110が検知した直前に行われた操作についても入力イベントを発生させずに破棄する。これにより、入力装置100を掴んで回転させるときに、入出力デバイス110を指で触れてしまい、誤った入力がなされることを防ぐことができる。
すなわち、図3(b)および図3(c)に示すように、入力装置100を、右手6で掴んで、表面に入出力デバイス110aがある状態(図3(b))から、表面に入出力デバイス110bがある状態(図3(c))へと回転させるとき、両面ともに右手6が触れることになる。本発明に係る入力装置100は、回転中、入力が制限されているため、この右手6による誤入力を好適に避けることができる。
ステップS7において、入出力処理部142は、入出力デバイス110の何れかの部分においてスライド操作がなされたか否かを判定する。スライド操作があった場合には、ステップS11を実行し、無かった場合には、ステップS8〜S10を実行する。
ステップS8において、角度センサ120は、その時点における入力装置100の向き(例えば、上述した2つの軸における角度)を検知する。角度応答部143は、検知された角度θ1と、回転前に検知された角度θ0との差分Δθ(−180°≦△θ≦+180°)を算出する。
Δθが、略±180°である場合、例えば、180°−α2≦|Δθ|≦180°(α2は、所定の値を指し、例えば、20°程度とすることができるがこれに限定されない。)を満たす場合、角度応答部143は、入力装置100が反転したと判定し、上述したFrontSide面とBackSide面とを入れ換え、有効領域をFrontSide面上の入出力デバイス110に設定するとともに基準となる角度θ0を現在の角度で更新する(ステップS9)。
このように、角度応答部143は、入力装置100の向きに応じて有効領域を設定することにより、ユーザが操作し易い面を有効領域とすることができる。一つの局面において、角度応答部143は、各入出力デバイス110の位置がそれぞれ入れ換わるような回転角で入力装置100が回転したときに、回転前の有効領域の位置に入れ替わりに配置される入出力デバイス110を、有効領域として設定することができる。
なお、角度応答部143は、回転角度に応じて、両画面(入出力デバイス110aおよび110b)に表示する画像を変調(輝度を変更するなど)させてもよい。
ステップS10では、モード切替部144は、制限解除条件が満たされているか否かを判定する。モード切替部144は、まず、角度応答部143からΔθを取得し、180°−α2≦|Δθ|≦180°(α2は、所定の値を指し、例えば20°程度とすることができるがこれに限定されない。)、または、0≦|Δθ|≦α3(α3は、所定の値を指し、例えば20°程度とすることができるがこれに限定されない。)が成り立つかを判定する。この式が成り立たない場合、入力装置100は回転途中の状態にあるとみなされ、制限モードを解除せず、ステップS7に戻る。なお、上述した2つの軸における角度を検知している場合、両方の角度について、上記式が成り立つかを判定し、何れかの軸に係る角度が成り立たない場合には、全体として成り立たないと判定することが好ましい。
すなわち、モード切替部144は、入力装置100がほとんど回転していない場合、および、各入出力デバイス110の位置がそれぞれ入れ換わるような回転角で行われている場合には、次の制限解除条件の判定に移る。回転角が上述した条件を満たしている場合には、回転前と同等の位置に入出力デバイス110が配置されるため、ユーザは、回転前と同等に入力装置100に対して入力を行うことができる。一方、回転角が上述した条件を満たしていない場合には、モード切替部144は制限モードを解除しない。これは、回転角が上述した条件を満たしていない場合には、ユーザによる入力装置100の回転が中途で一旦停止する場合があり得るからである。すなわち、ユーザは、入力装置100を一度に回転せず、例えば、左手と右手との持ち替え、掴む指の交換等を途中に挟みながら回転させる場合もある。このようなときに、制限モードを解除した場合、誤入力がなされるおそれがある。これを避けるため、モード切替部144は、回転角(その時点における入力装置100の向きと、回転前の入力装置100の向きとの差)が特定の範囲(上述した式を満たす範囲)にない場合には、モード切替部144は制限モードを解除しない。
次に、モード切替部144は、加速度センサ130の検知結果が所定値α4未満であるか否かを判定する。加速度センサ130の検知結果が所定値α4以上である場合、入力装置100は回転途中の状態にあるとみなされ、制限モードを解除せず、ステップS7に戻る。
最後に、モード切替部144は、入出力デバイス110の有効領域に外部の物体が接触しているか否かを判定する。入力装置100の回転のために用いた指が有効領域に残っている状態で制限モードを解除すると、その指による誤入力がなされてしまうため、有効領域と接触しているものが無くなるまで制限モードを解除しない。例えば、図3(c)のように、人差し指6aが入出力デバイス110b上にある状態では、モード切替部144は制限モードを解除せず、図3(d)のように、人差し指6aが除かれた後に、モード切替部144は制限モードを解除して通常モードに戻す。制限モードが解除された場合には、ステップS3に戻り、通常モードを実行する。制限モードが解除されていない場合には、ステップS7に戻る。
このように、モード切替部144は、入出力デバイス110の有効領域に外部の物体が接触している状態では、制限モードを解除しないようになっている。これにより、ユーザが、入力装置100の回転のために用いた指によって、誤入力がなされることを好適に避けることができる。なお、本実施形態では、モード切替部144は、制限解除条件として、回転角、加速度および接触状態の3条件について判定しているが、これに限定されず、これらから一部の条件を選択して判定してもよいし、他の条件を加えてもよい。
すなわち、一つの局面において、モード切替部144は、入力措置100の回転が停止したときに、入出力デバイス110の有効領域に外部の物体が接触しているか否かに基づいて、制限モードを解除するか否かを判定するようになっていてもよい。
また、制限モード中に、特定の操作(例えば、スライド操作)がなされた場合、ステップS11において、有効領域の設定がなされた後、制限モードが解除される。すなわち、ステップS11では、入出力処理部142は、特定の操作がなされた面を検出し、ステップS2と同様に有効領域を設定する。そして、モード切替部144は、入力モードを通常モードに戻す。これにより、ユーザが所望する回転角度において制限モードを解除することができるため、ユーザは、所望するタイミングまたは所望する向きで、入力装置100に対する入力を開始することができる。なお、上記特定の操作は、待ち受け解除操作と同様、入出力デバイス110で検知し得る操作であれば特に限定されない。また、入出力デバイス110は、無効領域においても上記特定の操作を検知し得るようになっていることが好ましい。
(変形例1)
入力装置100は、また、反転操作をユーザからの入力として受け付けるように構成されていてもよく、例えば、図5に示すフローチャートのように動作してもよい。すなわち、通常モードから制限モードに移行した後(ステップS6)の後、入出力処理部142は、直前操作をバッファリングし、制限解除条件を充足して(ステップS10)通常モードに復帰するとき、回転操作を入力イベントとしてバッファリングし、ステップS4において、バッファリングした上記操作をホスト部141に提供するようにしてもよい。そして、ホスト部141は、当該反転操作に関連づけられた処理を行うようにしてもよい。
これにより、例えば、キーダウンイベントとキーアップイベントとの間に反転操作を挟んだ一連の入力イベントを発生させることができるため、より多彩な操作を実現することができる。
(変形例2)
また、入出力デバイスは、2面に設けられている必要はなく、3面以上に設けられていてもよい。図6(a)は、4面に入出力デバイスが設けられている入力装置200の概要を示す斜視図である。示すように、入力装置200の形状は、4角柱状であり、各側面に、入出力デバイス210a〜dがそれぞれ設けられている。
入力装置200は、入出力デバイス210が4つの部分からなることを除けば、入力装置100とほぼ同様に構成することができる。すなわち、入力装置200も、入力装置100と同様に、角度センサ、加速度センサ、および主制御部を備え、主制御部は、ホスト部、入出力処理部、角度応答部、およびモード切替部を備えていることが好ましい。
本変形例において、入力装置200は、入力装置200の長手方向に沿った軸を中心として回転させながら用いることができる。これにより、ユーザは、入力装置200に設けられた入出力デバイス210a〜dを活用することができる。
この場合、角度センサとしては、入力装置200の長手方向に沿った軸に対する角度を検出するのを用いることが好ましい。また、有効領域は、入出力デバイス210a〜dの何れか1つに設けることが好ましく、その他の3つは無効領域とすることが好ましいが、これに限定されない。
また、本変形例では、ステップS8において、角度応答部は、Δθが、略90°、略180°、または略270°であるか否かをそれぞれ判定し、当てはまる場合には、現在の有効領域からそれぞれ1つ、2つ、または3つ隣の入出力デバイスを新たな有効領域としてもよい。このように、本変形例においても、角度応答部は、各入出力デバイス210の位置がそれぞれ入れ換わるような回転角で入力装置200が回転したときに、回転前の有効領域の位置に入れ替わりに配置される入出力デバイス210を、有効領域として設定することができる。
また、ステップS10では、モード切替部は、制限解除条件が満たされているか否かを判定する際、Δθが、略0°、略90°、略180°、または略270°である場合には、次の条件の判定に移ればよい。このように、本変形例においても、回転角(その時点における入力装置200の向きと、回転前の入力装置200の向きとの差)が特定の範囲にない場合には、モード切替部が制限モードを解除しないことによって、ユーザが、入力装置200の回転途中で一旦停止した場合にも誤入力を避けることができる。
さらに、本変形例においても、モード切替部は、入出力デバイス210の有効領域に外部の物体が接触している状態では、制限モードを解除しないようになっている。これにより、ユーザが、入力装置200の回転のために用いた指によって、誤入力がなされることを好適に避けることができる。なお、本変形例においても、モード切替部は、制限解除条件として、回転角、加速度および接触状態の3条件全てについて判定してもよいし、これらから一部の条件を選択して判定してもよいし、他の条件を加えてもよい。
(変形例3)
また、入出力デバイスは、明確に区切られている必要は無く、一続きであってもよい。図6(b)は、一続きの入出力デバイスが設けられている入力装置300の概要を示す斜視図である。示すように、入力装置300の形状は、円筒状であり、側面に、入出力デバイス310が設けられている。
入力装置300は、入出力デバイス310が一続きであることを除けば、入力装置100とほぼ同様に構成することができる。すなわち、入力装置300も、入力装置100と同様に、角度センサ、加速度センサ、および主制御部を備え、主制御部は、ホスト部、入出力処理部、角度応答部、およびモード切替部を備えていることが好ましい。
本変形例において、入力装置300は、入力装置300の長手方向に沿った軸を中心として回転させながら用いることができる。これにより、ユーザは、入力装置300に設けられた入出力デバイス310を活用することができる。
この場合、角度センサとしては、入力装置300の長手方向に沿った軸に対する角度を検出するのを用いることが好ましい。また、有効領域は、入出力デバイス310を任意の数に分割した一部分(例えば、図6(b)における有効領域310a)に設けることができる。
また、本変形例では、ステップS8において、角度応答部は、Δθが、分割されたそれぞれ部分に対応する角度(360°を上記任意の数で割った角度の整数倍)であるか否かをそれぞれ判定し、当てはまる場合には、対応する入出力デバイスを新たな有効領域としてもよい。このように、本変形例においても、角度応答部は、入出力デバイス310の角分割領域の位置がそれぞれ入れ換わるような回転角で入力装置300が回転したときに、回転前の有効領域の位置に入れ替わりに配置される入出力デバイス310の分割領域を、有効領域として設定することができる。
また、ステップS10では、モード切替部は、制限解除条件が満たされているか否かを判定する際、Δθが、分割されたそれぞれ部分に対応する角度(360°を上記任意の数で割った角度の整数倍)である場合には、次の条件の判定に移ればよい。このように、本変形例においても、回転角(その時点における入力装置300の向きと、回転前の入力装置300の向きとの差)が特定の範囲にない場合には、モード切替部が制限モードを解除しないことによって、ユーザが、入力装置300の回転途中で一旦停止した場合にも誤入力を避けることができる。
さらに、本変形例においても、モード切替部は、入出力デバイス310の有効領域に外部の物体が接触している状態では、制限モードを解除しないようになっている。これにより、ユーザが、入力装置300の回転のために用いた指によって、誤入力がなされることを好適に避けることができる。なお、本変形例においても、モード切替部は、制限解除条件として、回転角、加速度および接触状態の3条件全てについて判定してもよいし、これらから一部の条件を選択して判定してもよいし、他の条件を加えてもよい。
〔第2の実施形態〕
本発明の一実施形態(第2の実施形態)について図面を参照して説明する。図7は、本実施形態に係る入力装置400の概略構成を示すブロック図である。
図7に示すように、入力装置400は、入出力デバイス(入力部)410、角度センサ(方向検知手段)420、加速度センサ(加速度検知手段)430、および主制御部440を備えている。主制御部440は、ホスト部441、入出力処理部442、およびモード切替部(入力制限手段、制限解除手段、第2の制限解除手段)444を備えている。入力装置400は、片面に入出力デバイス410が設けられた1画面の端末である。本実施形態において、有効領域は、例えば、入出力デバイス410の全面に設定することができる。
図8は、入力装置400を操作する様子を示す図である。図8(特に図8(b)および(c))において示すように、入力装置400において想定される回転は、入出力デバイス410が設けられている面内における回転である。よって、角度センサ420は、入力装置400の厚み方向の軸の周りの角度を検知するものが好ましい。図8(b)および(c)に示すように、このような回転の場合にも、回転中、親指6b等が入出力デバイス410に触れる場合があるが、入力装置400では、モード切替部444が、モード切替部144と同様、入力装置400の回転を検知して入力を制限するため、首尾よく誤入力を避けることができる。
図9は、入力装置400の動作を示すフローチャートである。図4に示すフローチャートと同様の動作を行う箇所については、同じ符号を付している。図9に示すように、入力装置400は、ステップS2、S9、S11における有効領域設定を行わない。
また、ステップS10では、モード切替部は、制限解除条件が満たされているか否かを判定する際、Δθ(−180°≦△θ≦+180°)が、入力装置400の許容される回転角として予め定められた角度(例えば、略0°、略±90°、略±180°)である場合には、次の条件の判定に移ればよい。このように、本実施形態においても、回転角(その時点における入力装置400の向きと、回転前の入力装置400の向きとの差)が特定の範囲にない場合には、モード切替部が制限モードを解除しないことによって、ユーザが、入力装置400の回転途中で一旦停止した場合にも誤入力を避けることができる。
さらに、本実施形態においても、モード切替部は、入出力デバイス310の有効領域に外部の物体が接触している状態では、制限モードを解除しないようになっている。これにより、ユーザが、入力装置300の回転のために用いた指によって、誤入力がなされることを好適に避けることができる。なお、本実施形態においても、モード切替部は、制限解除条件として、回転角、加速度および接触状態の3条件全てについて判定してもよいし、これらから一部の条件を選択して判定してもよいし、他の条件を加えてもよい。
(プログラムおよび記録媒体)
最後に、入力装置100、200、300、および400の各ブロックは、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、入力装置100、200、300、および400は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである入力装置100、200、300、および400の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、入力装置100、200、300、および400に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、入力装置100、200、300、および400を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、入力装置、例えば、携帯情報端末等の製造分野において利用することが可能である。
100、200、300、400 入力装置
110、210、310、410 入出力デバイス(入力部)
120、420 角度センサ(方向検知手段)
130、430 加速度センサ(加速度検知手段)
140、440 主制御部
141、441 ホスト部
142、442 入出力処理部
143、443 角度応答部(有効領域設定手段)
144、444 モード切替部(入力制限部、制限解除部、第2の制限解除部)

Claims (11)

  1. 入力部を備え、該入力部の少なくとも一部である有効領域と外部の物体との接触状態を検知して、ユーザからの入力を受け付ける入力装置であって、
    該入力装置が回転を開始したとき、該入力に制限を課す入力制限手段と、
    該入力装置が該回転を終了したとき、該制限を解除する制限解除手段と、を備えており、
    該制限解除手段は、該入力装置が該有効領域と外部の物体との接触を検知しているときは、該制限を解除しないことを特徴とする入力装置。
  2. 上記入力装置の向きを検知する方向検知手段を備えており、
    上記制限解除手段は、該方向検知手段によって検知された上記入力装置の向きと、上記回転前の上記入力装置の向きとの差が、特定の範囲内にないときは、上記制限を解除しないことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 上記方向検知手段が検知した向きに応じて、上記入力部のうちの特定の部分を、上記有効領域として設定する有効領域設定手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
  4. 上記入力装置は、複数の面を有しており、
    上記入力部は、該複数の面のうちの互いに異なる面上に設けられている複数の部分から構成されており、
    上記有効領域設定手段は、該複数の部分のうちの一つを上記有効領域として設定することを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
  5. 上記入力装置の加速度を検知する加速度検知手段を備え、
    上記入力制限手段は、該加速度検知手段が検知した加速度に基づいて、上記入力装置の回転の開始を検知し、
    上記制限解除手段は、該加速度検知手段が検知した加速度に基づいて、上記入力装置の回転の終了を検知することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の入力装置。
  6. 上記制限が課されている状態において、上記入力部に対して特定の操作がなされたときに、該制限を解除する第2の制限解除手段を備えていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の入力装置。
  7. 上記有効領域に画像および文字の少なくとも何れかを表示する表示手段を備えていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の入力装置。
  8. 上記制限解除手段が上記制限を解除したとき、直前の上記入力装置の上記回転を、ユーザからの入力として受け付けることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の入力装置。
  9. 入力部を備え、該入力部の少なくとも一部である有効領域と外部の物体との接触状態を検知して、ユーザからの入力を受け付ける入力装置の入力制御方法であって、
    該入力装置が回転を開始したとき、該入力に制限を課す入力制限工程と、
    該入力装置が該回転を終了したとき、該制限を解除する制限解除工程と、を包含しており、
    該制限解除工程では、該入力装置が該有効領域と外部の物体との接触を検知しているときは、該制限を解除しないことを特徴とする入力制御方法。
  10. コンピュータを請求項1〜8の何れか1項に記載の入力装置として動作させるためのプログラムであって、上記コンピュータを上記入力装置が備えている各手段として機能させるためのプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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