JP2012068153A - 計器用指針 - Google Patents
計器用指針 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012068153A JP2012068153A JP2010214080A JP2010214080A JP2012068153A JP 2012068153 A JP2012068153 A JP 2012068153A JP 2010214080 A JP2010214080 A JP 2010214080A JP 2010214080 A JP2010214080 A JP 2010214080A JP 2012068153 A JP2012068153 A JP 2012068153A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pointer
- light
- instrument
- slit hole
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 229920000089 Cyclic olefin copolymer Polymers 0.000 description 2
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 2
- 238000000149 argon plasma sintering Methods 0.000 description 1
- 238000005422 blasting Methods 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 125000002496 methyl group Chemical group [H]C([H])([H])* 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 229920003229 poly(methyl methacrylate) Polymers 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- 229920000193 polymethacrylate Polymers 0.000 description 1
- 239000004926 polymethyl methacrylate Substances 0.000 description 1
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Details Of Measuring Devices (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
【課題】スリット穴から出射できなかったロス光を無くし、高輝度化が実現でき、視認性を向上させることのできる計器用指針を提供する。
【解決手段】指針本体23が指針カバー25で覆われ、この指針カバー25に開口した指針本体23の長手方向に沿って長いスリット穴31を介して指針本体23の出射面からの光が出射される計器用指針11であって、指針本体23の長手方向に直交する方向の断面形状を、上辺部の長さをスリット穴31の幅方向の長さと略一致させた台形状にて形成した。
【選択図】図1
【解決手段】指針本体23が指針カバー25で覆われ、この指針カバー25に開口した指針本体23の長手方向に沿って長いスリット穴31を介して指針本体23の出射面からの光が出射される計器用指針11であって、指針本体23の長手方向に直交する方向の断面形状を、上辺部の長さをスリット穴31の幅方向の長さと略一致させた台形状にて形成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、導光体よりなる指針本体に光源からの光を入光させて光出射面から出射させる自発光型の計器用指針に関し、例えば車両の速度計やタコメータ、燃料残量計、温度計等に用いて好適なものである。
光の利用効率を上げてその出射輝度を高めるとともに、長手方向の輝度ムラを抑えて均一な輝度分布を得ることによって視認性を向上させることを目的とした計器用指針が知られている。例えば、特許文献1に開示される図4に示す計器用指針501は、光利用効率を上げ、高輝度を実現するため、指針裏面503に反射面505である微細凹凸プリズム507を形成し、入射光を効率良く反射させている。また、微細凹凸プリズム507を用いた場合、その反射光は微細凹凸プリズム507の凹凸パターン形状に応じて明暗が発生するため、光出射面509に一体の拡散面511をシボ加工やエンボス加工等によって形成し、光を拡散させることで明暗の発生を防いでいる。また、輝度ムラに関しては、微細凹凸プリズム507の深さやピッチをコントロールすることで、指針本体513の根元515から先端517までの各指針位置での反射効率を制御し、均一性を確保することも行われる。
通常、自発光式メータ等に使われる、計器用指針(昼夜いつも照明されている指針)は、図5に示すように、指針本体513からの光漏れ防止のため、指針カバー519で覆われる構成となる。自発光式の計器用指針は高い輝度が必要なため、夜間照明のみの計器用指針と比較して光の導光路を広く取る必要が有り、その結果、指針が太く、大きく、厚くなる。一方で、指針は細く、シャープに見せたいため、指針カバー519には、図5のような幅wで貫通する細いスリット穴521が形成されており、このスリット穴521に光523を透過させることで、実際の指針幅よりも細く、シャープに見せている。
しかしながら、図5に示すように、指針本体513の断面が単純な四角形形状の場合、スリット穴521から出射できないロス光525が存在し、無駄が多い。このようなロス光525が多いと、輝度が低下し、視認性も低下した。
しかしながら、図5に示すように、指針本体513の断面が単純な四角形形状の場合、スリット穴521から出射できないロス光525が存在し、無駄が多い。このようなロス光525が多いと、輝度が低下し、視認性も低下した。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、スリット穴から出射できなかったロス光を無くし、高輝度化が実現でき、視認性を向上させることのできる計器用指針を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 指針本体が指針カバーで覆われ、前記指針カバーに開口した前記指針本体の長手方向に沿って長いスリット穴を介して前記指針本体の出射面からの光が出射される計器用指針であって、前記指針本体の長手方向に直交する方向の断面形状が、上辺部の長さを前記スリット穴の幅方向の長さと略一致させた台形状にて形成されていることを特徴とする計器用指針。
(1) 指針本体が指針カバーで覆われ、前記指針カバーに開口した前記指針本体の長手方向に沿って長いスリット穴を介して前記指針本体の出射面からの光が出射される計器用指針であって、前記指針本体の長手方向に直交する方向の断面形状が、上辺部の長さを前記スリット穴の幅方向の長さと略一致させた台形状にて形成されていることを特徴とする計器用指針。
この計器用指針によれば、指針本体が、光出射面に向かって形状を絞った台形形状に形成されることで、指針本体の側面で反射された光がスリット穴に集まり、効率良くスリット穴から出射される。また、指針本体の裏面に設けた微細凹凸プリズムからの反射光は方向性の強い光のため、拡散面を形成することにより視角特性を確保するが、指針本体を台形形状とした場合、指針幅方向の出射角度が広がり、視角特性がより良好となる。
本発明に係る計器用指針によれば、スリット穴から出射できなかったロス光を無くし、高輝度化を実現できる。この結果、視認性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1(a)は本発明に係る計器用指針の外観斜視図、(b)はその分解斜視図である。
計器用指針11は、先端13が徐々に細く形成された指針部15の基端17に円形基部19が形成され、円形基部19の下面には支軸21が垂設されている。このような外形状で形成される計器用指針11は、指針本体23と、上部指針カバー25と、下部指針カバー27と、に大別して構成される。指針本体23は、指針部15に沿って長い光出射面29を上面に有し、上部指針カバー25の下面側開口部から挿入される。指針本体23を収容した上部指針カバー25は、下面側開口部に下部指針カバー27が装着されて内部に指針本体23を収容保持する。
図1(a)は本発明に係る計器用指針の外観斜視図、(b)はその分解斜視図である。
計器用指針11は、先端13が徐々に細く形成された指針部15の基端17に円形基部19が形成され、円形基部19の下面には支軸21が垂設されている。このような外形状で形成される計器用指針11は、指針本体23と、上部指針カバー25と、下部指針カバー27と、に大別して構成される。指針本体23は、指針部15に沿って長い光出射面29を上面に有し、上部指針カバー25の下面側開口部から挿入される。指針本体23を収容した上部指針カバー25は、下面側開口部に下部指針カバー27が装着されて内部に指針本体23を収容保持する。
上部指針カバー25の指針部15には、指針部15の長手方向に沿って細長いスリット穴31が形成されている。このスリット穴31は、内部に収容した指針本体23の光出射面29をその全長に渡って表出させている。
指針本体23は、図示しない光源からの光を入光させ、内部での伝搬を可能とする透明な樹脂材からなる。樹脂材料としては、特に限定されないが、従来同様の透過率や成形性の面からPMMA(ポリメタクリ酸メチル)、PC(ポリカーボネート)、PS(ポリスチレン)、COP(環状オレフィンポリマー)などを用いることができる。また、上部指針カバー25及び下部指針カバー27は、遮光性を有する材料や遮光膜を形成することにより、スリット穴以外からの光の出射を遮蔽している。すなわち、計器用指針11は、昼間においても良好な視認性が得られる自発光式メータ等に好適となっている。
なお、光源としては、LEDが好ましく、各種の発光色が計器盤との色合わせで決定される。例えばRGB3原色の素子を一つのパッケージに封止した白色LEDを使うことにより、エンジンの回転数に応じて、白、赤、緑、青と発光させることができる。これにより、エンジン回転数の極度な変化をドライバーに促すことが可能となる。
図2は図1のA−A断面図である。
光源は指針部15の基端17から先端13に向かって伝搬する。図示は省略するが指針本体23の円形基部19の近傍には指針本体23の光出射面29に対して45度程度に傾斜した反射面が形成されている。この反射面には円形基部19の下面側から入射した光源からの光が照射される。反射面に照射された光は指針本体23の先端13に向かって伝搬する。その際、反射光は、指針本体裏面33に形成された微細凹凸プリズム35に一旦向けられた後、この微細凹凸プリズム35によって反射されて、光出射面29から出射される。すなわち、反射板からの光は図2の紙面表面から紙面背面に向かって下り傾斜で進み、微細凹凸プリズム35に反射された後、光出射面29から出射される。
光源は指針部15の基端17から先端13に向かって伝搬する。図示は省略するが指針本体23の円形基部19の近傍には指針本体23の光出射面29に対して45度程度に傾斜した反射面が形成されている。この反射面には円形基部19の下面側から入射した光源からの光が照射される。反射面に照射された光は指針本体23の先端13に向かって伝搬する。その際、反射光は、指針本体裏面33に形成された微細凹凸プリズム35に一旦向けられた後、この微細凹凸プリズム35によって反射されて、光出射面29から出射される。すなわち、反射板からの光は図2の紙面表面から紙面背面に向かって下り傾斜で進み、微細凹凸プリズム35に反射された後、光出射面29から出射される。
計器用指針11は、光利用効率を上げ、高輝度な指針を実現するため、指針本体裏面33に上記の微細凹凸プリズム35を形成している。微細凹凸プリズム35による反射光は、指向性又は方向性が高いため、そのままであると視野角が狭く、見る方向により大きく輝度が変化してしまう。また、微細凹凸プリズム35のパターンに起因する、明暗が発生することから、光出射面29に設けた拡散面37によって光を拡散させることで、視野角特性の確保、明暗パターン発生を防止している。
拡散面37は、指針出射面に一体で形成し、例えば金型側をシボ加工、エンボス加工、ブラスト処理等によって加工し、形転写で形成される物や、マイクロレンズをハニカム状に配置した構成、光散乱粒子を分散させた透明樹脂からなる光拡散層を形成する等、から成る。また、拡散面37は拡散フィルム等を使う別体構成であってもよい。
ところで、指針本体23は、長手方向に直交する方向の断面形状が、上辺部の長さをスリット穴31の幅方向の長さと略一致させた台形状にて形成されている。台形状の下辺部は、上部指針カバー25の下面側開口部の幅と略同一となる。上述したように、この下辺部は指針本体裏面33に相当し、微細凹凸プリズム35が形成されている。
指針本体23は、下辺部を挟む両側面部同士が上辺部に向かって徐々に接近する方向に傾斜している。したがって、下辺部の両端近傍で微細凹凸プリズム35に反射された反射光は、一旦両側面に当たり全反射した後に、光出射面29から出射されることになる。つまり、必ずスリット穴31へ導かれるようになされて、ロス光となることがない。
次に、上記構成を有する計器用指針11の作用を説明する。
図3は指針本体23を台形状とした場合の出射光の広がりを表した後部上方から見た計器用指針11の斜視図である。
光源が発光駆動されると、出射した光が指針本体23の円形基部19の下面側から反射面に入射し、反射面によって反射される。反射面によって反射された反射光は、図2に示した微細凹凸プリズム35に伝搬する。微細凹凸プリズム35に照射された光は、微細凹凸プリズム35によって反射され、光出射面29へ向かって伝搬する。
図3は指針本体23を台形状とした場合の出射光の広がりを表した後部上方から見た計器用指針11の斜視図である。
光源が発光駆動されると、出射した光が指針本体23の円形基部19の下面側から反射面に入射し、反射面によって反射される。反射面によって反射された反射光は、図2に示した微細凹凸プリズム35に伝搬する。微細凹凸プリズム35に照射された光は、微細凹凸プリズム35によって反射され、光出射面29へ向かって伝搬する。
この際、指針本体23が、光出射面29に向かって形状を絞った台形形状に形成されることで、指針本体23の側面39(図2参照)で反射された光がスリット穴31に集まり、効率良くスリット穴31から出射される。また、指針本体23の裏面に設けた微細凹凸プリズム35からの反射光は方向性の強い光のため、拡散面37を形成することにより視角特性を確保するが、指針本体23を台形形状とした場合、図3に示すように、指針幅方向の出射角度θが広がり、視角特性がより良好となる。
この結果、計器用指針11は、高輝度化が実現でき、視認性を向上できる。従来同等の明るさを維持する場合、光源(LED)数の削減が実現でき、コスト低減を実現できる。従来同等の明るさを維持する場合、光源(LED)の電流値を下げることができ、消費電力を削減できる。
なお、上記の実施の形態では、計器用指針11は、指針本体23の光出射面29が平面状に形成され、拡散面37で拡散した光を効率良くスリット穴31から出射させているが、本発明の計器用指針は、上記実施の形態に限定するものではない。例えば、計器用指針は、上辺部に相当する指針本体の光出射面が、上辺部を突出させた凸面や上辺部を凹ませた凹面に形成することもできる。これにより、スリット穴から出射する光を正面方向に集めることができ、光の余計な広がりを抑えて、高輝度化を可能にし、視認性を向上させることもできる。
11 計器用指針
23 指針本体
25 上部指針カバー(指針カバー)
29 光出射面
31 スリット穴
23 指針本体
25 上部指針カバー(指針カバー)
29 光出射面
31 スリット穴
Claims (1)
- 指針本体が指針カバーで覆われ、前記指針カバーに開口した前記指針本体の長手方向に沿って長いスリット穴を介して前記指針本体の出射面からの光が出射される計器用指針であって、
前記指針本体の長手方向に直交する方向の断面形状が、上辺部の長さを前記スリット穴の幅方向の長さと略一致させた台形状にて形成されていることを特徴とする計器用指針。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010214080A JP2012068153A (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 計器用指針 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010214080A JP2012068153A (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 計器用指針 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012068153A true JP2012068153A (ja) | 2012-04-05 |
Family
ID=46165599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010214080A Pending JP2012068153A (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 計器用指針 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012068153A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015210089A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-11-24 | セイコークロック株式会社 | 指針計器 |
CN106335367A (zh) * | 2015-07-07 | 2017-01-18 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆仪表盘的指针 |
-
2010
- 2010-09-24 JP JP2010214080A patent/JP2012068153A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015210089A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-11-24 | セイコークロック株式会社 | 指針計器 |
CN106335367A (zh) * | 2015-07-07 | 2017-01-18 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆仪表盘的指针 |
CN106335367B (zh) * | 2015-07-07 | 2020-10-13 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆仪表盘的指针 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6590935B2 (ja) | エンブレムを照明するための光アセンブリ | |
JP5413272B2 (ja) | 車両用ルームランプ | |
JP2002231037A (ja) | 点状光源を具える照明装置 | |
US20130279148A1 (en) | Display device | |
EP2279374B1 (en) | Optical element for asymmetric light distribution | |
JP4966146B2 (ja) | 面発光装置 | |
US20150253492A1 (en) | Lighting apparatus and display apparatus | |
JP2017126586A (ja) | 照明装置 | |
JP4434120B2 (ja) | 光源装置 | |
JP2012068153A (ja) | 計器用指針 | |
JP6232670B2 (ja) | 文字板照明構造 | |
JP2007033346A (ja) | 照明装置 | |
JP6150607B2 (ja) | 発光装置 | |
JP2007144023A (ja) | 回転装飾装置及び遊技機 | |
JP6166563B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP2017109710A (ja) | 照明装置 | |
JP2002296081A (ja) | 発光指針 | |
JP2019169241A (ja) | 車両用灯具 | |
JP2012069324A (ja) | 光源ユニット | |
JP2011248113A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2012069335A (ja) | エッジライト式発光装置 | |
JP5022927B2 (ja) | 看板用照明装置 | |
JP6645218B2 (ja) | 表示装置 | |
JP4474947B2 (ja) | 計器の照明装置 | |
JP5822740B2 (ja) | 面光源装置 |