JP2012064013A - 情報提供サーバ及び情報提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の通信サービスを利用することが可能なユーザと連絡をとる場合において、そのユーザにとって都合のよい通信サービスを選択できるようにする。
【解決手段】情報提供サーバは、ユーザの通信相手を指定する情報、及び所定の通信目的の内の何れかを指定する情報を少なくとも含むリクエスト信号S3を、ユーザから受信する受信部と、通信相手が利用可能な複数の通信サービスについての通信履歴情報S1から、複数の通信サービス各々の利用傾向を導出する利用傾向導出部と、複数の通信サービス各々の利用傾向と、リクエスト信号S3で指定されている通信目的に予め対応付けられている計算ルールとを利用して、複数の通信サービス各々の得点を計算する得点計算部と、相対的に高い得点の通信サービスを示すレコメンド信号S8をユーザに送信する送信部とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報提供サーバ及び情報提供方法に関する。
通信サービスの多様化に伴って、ユーザは、電話や電子メールだけでなく、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のようなウェブサービスをも通信に利用することができるようになった。このように複数の通信サービスを利用することが可能なユーザと連絡をとる場合、通信相手となるユーザにとって都合のよい通信サービスを選択する必要がある。これを行う方法の1つとして、事前に登録している複数のユーザ各自の状態を示す状態情報(プレゼンス情報)を、各自の通信端末に表示することで、通信相手に迷惑をかけない通信手段を選択する技術がある(これについては、特許文献1参照。)。
特開2009−284501号公報
ところで、ユーザが利用する複数の通信サービスは、ユーザの好みに応じて使い分けられていることが多い。例えば、第1のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用して、写真のようなコンテンツを管理し、第2のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用して、現在の状況を表す文章を発信したり、他者の文を閲覧し、電子メールサービスを利用して、緊急ではない業務上の連絡を行うような使い分けが考えられる。このように通信サービスの使い分けを習慣的に行っているユーザに対して、そのような使い分けの習慣を知らないユーザが、その習慣に合わない方法で連絡をとろうとすると、相手のユーザは不便を被る。例えば、上記の使い分けを行っているユーザに対して、写真コンテンツを電子メールで送付したとすると、おそらく相手のユーザは、その電子メールから写真コンテンツを第1のSNSによる保存場所に移す必要があり、手間がかかってしまう。さらに、その相手のユーザがメールの送信者に応答する際、メールを使用することになるが、写真コンテンツについてメールでやり取りすることは、そのユーザの習慣に合わない。したがって、そのユーザは送信者に応答することをためらってしまうかもしれない。このように、使用する通信サービスの不一致は、コミュニケーションを促進する観点からは好ましくない。
この場合において、特許文献1に記載されているような、「オン」、「オフ」、「在籍中」、「離席中」、「多忙」等を表すプレゼンス情報を利用することで、何れかの通信サービスを特定することは容易でない。なぜなら、通信サービスの使い分けは、通信相手のユーザの好みに依存しており、そのユーザの行動の状態や状況が分かったとしても、連絡をとる際にどの通信サービスが相応しいかは依然として不明だからである。
本発明の課題は、複数の通信サービスを利用することが可能なユーザと連絡をとる場合において、そのユーザにとって都合のよい通信サービスを選択できるようにすることである。
一実施例による情報提供サーバは、
ユーザの通信相手を指定する情報、及び所定の通信目的の内の何れかを指定する情報を少なくとも含むリクエスト信号を、前記ユーザから受信する受信部と、
前記通信相手が利用可能な複数の通信サービスについての通信履歴情報から、前記複数の通信サービス各々の利用傾向を導出する利用傾向導出部と、
前記複数の通信サービス各々の利用傾向と、前記リクエスト信号で指定されている通信目的に予め対応付けられている計算ルールとを利用して、前記複数の通信サービス各々の得点を計算する得点計算部と、
相対的に高い得点の通信サービスを示すレコメンド信号を前記ユーザに送信する送信部と
を有する情報提供サーバである。
一実施例によれば、複数の通信サービスを利用することが可能なユーザと連絡をとる場合において、そのユーザにとって都合のよい通信サービスを選択することができる。
通信システムを示す図。 通信端末及び情報提供サーバ間で行われる動作例を示す図。 通信相手の利用傾向を示す図。 点数に変換された利用傾向を示す図。 所定の通信目的各々に対する計算ルールを示す図。 各項目についての点数表を示す図。 推薦される通信サービスが、通信端末において表示される様子を示す図。 通信端末の機能ブロック図。 情報提供サーバの機能ブロック図。
以下の観点から実施例を説明する。
1.通信システム
2.動作例
3.通信端末
4.情報提供サーバ
<1.通信システム>
図1は、実施例で使用される通信システムの概要を示す。通信システムは、通信端末10、通信網20、情報提供サーバ30、第1の通信サービス提供サーバ41、第2の通信サービス提供サーバ42、及び第3の通信サービス提供サーバ43を少なくとも含む。通信端末10は、通信網20を介して情報を通信することが可能な適切な如何なる通信端末でもよい。
通信端末は、典型的には移動端末であるが、固定端末でもよい。通信端末は、具体的には、携帯電話、情報端末、スマートフォン、ノート型パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ等であるがこれらに限定されない。
通信網20は、通信端末10と情報提供サーバ30との間の通信を可能にする適切な如何なる通信網でもよい。通信網20は、無線及び/又は有線による適切な如何なる通信網でもよい。具体的には、通信網20は、通信端末及び基地局間の無線リンク、コアネットワーク、インターネット網、公衆交換網等を含む。
情報提供サーバ30は、通信端末10からの要求(リクエスト信号)に応答して、又は適切なタイミングにおいて、通信端末10に信号を送信する。送信される信号は、情報、コンテンツ及びアプリケーション等のような任意の内容を含んでもよい。本実施例の場合、特に、送信される信号は、通信端末10のユーザが通信しようとしている通信相手にとって都合がよいと推定される通信サービスが何であるかを示す情報を含む。後述するように、情報提供サーバ30は、様々なユーザの通信履歴情報を管理し、通信サービスの利用傾向を導出し、これらの情報と所定の計算ルールを利用して、通信相手に都合のよい通信サービスを推定する。
第1、第2、第3の通信サービス提供サーバ41、42、43は、通信端末10及び不図示の他の通信端末のユーザが通信を行うことが可能な任意の通信サービスを提供するためのサーバ、オペレータ又はプロバイダを示す。図示の簡明化のため、第1−3の3つの通信サービス提供サーバしか示されていないが、3より多い数の通信サービスが提供されていてもよいし、逆に、2つの通信サービスしか存在しなくてもよい。第1−3の通信サービスは、一般的には、電話サービス、電子メールサービス、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)等であるがこれらに限定されない。緊急でない目的に使用される通信サービスの観点からは、電話サービスは除外される。ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は、ユーザ間のコミュニケーションを支援するためのコミュニティ型のウェブサービスである。SNSの一例として、ツイッタ(登録商標)、ミクシイ(登録商標)、フェースブック(登録商標)等が挙げられるが、これらに限定されない。
<2.動作例>
図2は、主に、通信端末及び情報提供サーバ間で行われる動作例を示す。
ステップS1において、通信システムに所属している通信端末のユーザは、何らかの通信サービスを通じて通信を行った後、通信の履歴を示す通信履歴情報を情報提供サーバに報告する。個々の通信が終了した後速やかに報告が行われてもよいし、何らかの所定の頻度又は周期で報告が行われてもよい。例えば、1時間、1日、1週間等のような所定の期間毎に、通信履歴情報が報告されてもよい。あるいは、一定の期間毎に報告する代わりに又はそれとともに、情報提供サーバ側からの要求に応じて、通信履歴情報が報告されてもよい。通信履歴情報は、情報提供サーバ内のデータベースに保存されてもよいし、情報提供サーバ外のアクセス可能なデータベースに保存されてもよい。
通信履歴情報は、ユーザが行った通信の履歴を示す。例えば、通信履歴情報は、電話の発着信に関する情報(通信相手、通信日時等)、電子メールの送受信に関する情報(通信相手、通信日時、データサイズ、情報の内容等)、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)における情報の発信及び受信に関する情報(発信及び受信の日時、発信した情報に応答した者、発信した情報の内容等)等を含む。電子メールやSNSにおける情報の内容は、情報を表現する文字、図形、記号、画像等により表現される。
通信履歴情報は、通信端末の操作に関する情報を含んでもよい。通信端末の操作に関する情報は、例えば、受信した通信信号を閲覧するためのボタン操作、受信した通信信号に対して投稿するためのボタン操作等を含む。
さらに、通信履歴情報は、通信相手に関する宛先情報を含んでもよい。宛先情報は、通信相手の情報(電話番号、電子メールアドレス又はその他の通信相手を特定する識別情報)、訪問先のアドレスの情報(例えば、プロバイダのサイトのアドレス)、電話帳を更新した内容を示す情報、アドレス張を更新した内容を示す情報等を含む。電話帳やアドレス帳の更新は、ユーザの追加、ユーザの削除及びユーザの情報の修正を含む。
図2のステップS1の動作は、通信システムにおける全てのユーザにより行われる。この動作とは別に、何れかのユーザが、複数の通信サービスを利用するユーザ(通信相手)と通信を行うことを希望したとする。通信相手が1つの通信サービスしか利用できない場合には、以下の動作を行うことなく、その通信サービスによる通信が行われてもよい。
ステップS2において、通信を希望するユーザによる所定の操作に起因して、通信端末はリクエスト信号を作成する。所定の操作は、意図する通信相手に相応しい通信サービスが何であるかを問い合わせる意思表示を表す。リクエスト信号は、通信相手を指定する情報と、所定の通信目的の内の何れかを指定する情報とを少なくとも含む。所定の通信目的は、通信システムにおいて、予め規定されている通信目的である。そのような通信目的の具体例は、(a)ユーザが通信相手と画像コンテンツを共有すること、(b)ユーザが通信相手と情報を共有し、その情報についてのコメントを取得すること、(c)通信相手の関心事を確認すること等であるが、これらに限定されず、適切な如何なる通信目的が予め規定されていてもよい。ただし、所定の通信目的の各々に対して、何らかの計算ルール(後述)が対応付けられている必要がある。
ステップS3において、通信端末は通信網を介してリクエスト信号を情報提供サーバに送信する。
ステップS4において、情報提供サーバは、リクエスト信号により指定されている通信相手の通信履歴情報をデータベースから抽出する。そして、情報提供サーバは、抽出した利用履歴情報から、そのユーザ(通信相手)が利用可能な複数の通信サービス各々について、利用傾向を調べる。
図3Aは、通信相手の利用傾向を一覧表として示す。一例として、リクエスト信号で指定されている通信相手は、第1−3の通信サービスを使用することが可能であるとするが、利用可能な通信サービスの数は任意である。第1−3の通信サービスは、一般的には、電話サービス、電子メールサービス、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)等であるが、緊急でない目的に使用される通信サービスの観点からは、電話サービスは除外される。利用傾向は、
・画像コンテンツを利用して情報を発信した割合「写真コンテンツ利用率(P)」(画像コンテンツとともに発信した回数÷総発信回数)、
・URLを転記して情報を発信した割合「URL転記率(Q)」(URLを転記して発信した回数÷総発信回数)、
・受信した通信信号を確認した割合「確認頻度(R)」(確認した受信信号数÷総受信信号数)、
・受信した通信信号に対して投稿した割合「投稿頻度(S)」(投稿数÷総受信信号数)、
・受信した通信信号に投稿した場合の文字数の多少「投稿文字数(T)」、及び
・ユーザによる通信内容から抽出された特徴語
等の項目により表現されている。これらの項目は、例示にすぎず、図示されているものより少ない項目で利用傾向が表現されてもよいし、図示されているものとは異なる項目(例えば、動画コンテンツの利用率)を用いて利用傾向が表現されてもよい。
図3Aに示す例において、この通信相手は、ビジネスにおける情報収集用に第1の通信サービスを使用し、他人の発言を引用したり、返信することが比較的多い。この通信相手は、写真コンテンツを管理するために第2の通信サービスを利用し、第2の通信サービスにおいて文字による投稿はあまり行わない。さらに、この通信相手は、日記を付けるために第3の通信サービスを利用し、URLを引用することが多い。このようにこの通信相手は第1−3の通信サービスを使い分ける習慣を有する。
情報提供サーバは、リクエスト信号で指定されている通信目的に予め対応付けられている計算ルールをデータベースから抽出する。
図4は、所定の通信目的各々に対する計算ルールを示す。概して、計算ルールは、利用傾向における各項目P、Q、R、S、T、Uが示す傾向から得点を計算する際に、各項目をどの程度重要視するかを重み係数(ウェイト)として表現する。得点の具体的な計算方法については後述する。
例えば、通信目的が、(a)ユーザが通信相手と画像コンテンツを共有すること(写真共有)であった場合、写真コンテンツ利用率(P)が、他の項目よりも際立って大きく重要視されている。また、写真コンテンツを共有する場合、相手が写真コンテンツを確認することも重要であるので、「確認頻度(R)」も考慮されている。さらに、写真コンテンツを共有する場合、その相手からコメントをもらうことも期待されるので、相手が通信信号に対して投稿すること「投稿頻度(S)」も考慮されている。
通信目的が、(b)ユーザが通信相手と情報を共有し、その情報についてのコメントを取得すること(情報共有&コメント取得)の場合、相手がその情報を理解している必要があるので、受信した通信信号を通信相手が確認した割合「確認頻度(R)」が考慮されている。さらに、相手からコメントをもらうことを希望しているので、受信した通信信号に対して通信相手が投稿した割合「投稿頻度(S)」も考慮されている。さらに、文字数が多い内容的に充実したコメントの取得を希望する観点から、「投稿文字数(T)」も考慮されている。
通信目的が、(c)通信相手の関心事を確認することであった場合、例えば、関心事は転記又は引用するURLに関連しているので、「URL転記率(Q)」が考慮されている。また、関心のある通信信号については確認する頻度が高いので、「確認頻度(R)」も考慮されている。さらに、関心事については投稿する頻度も高いので、「投稿頻度(S)」も考慮されている。
このように計算ルールは、通信目的各々について、予め適切に設定されている。このような計算ルールは、典型的には、通信システムで固定的に使用されるが、計算ルールが適宜更新されてもよい(例えば、重み付けの比率が状況に応じて変更されてもよいし、項目の削除又は追加が行われてもよい。)。
情報提供サーバは、図2のステップS4において、リクエスト信号が指定している情報にしたがって、通信相手の通信履歴情報から利用傾向を通信サービス毎に導出することに加えて、指定された通信目的に対応する計算ルールを特定する。なお、情報提供サーバが、通信相手の通信履歴情報をデータベースから抽出するタイミングと、計算ルールをデータベースから抽出するタイミングの順番は、その順番でもよいし、同時でもよいし、逆でもよい。
図2のステップS5において、情報提供サーバは、必要に応じて類似度を算出する。ステップS5における類似度の算出は必須ではない。例えば、図4の計算ルールにおいて、通信目的(a)及び(b)の場合、類似度(U)を計算する必要があるが、通信目的(c)の場合、類似度を計算する必要はない。類似度を計算する必要がある場合、情報提供サーバは、リクエスト信号を送信したユーザの通信内容と、通信相手の通信内容との類似度を算出する。通信内容の具体例は、電子メールによる通信内容や、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)による通信内容等である。例えば、リクエスト信号を送信したユーザの通信内容から抽出された特徴語と、通信相手の特徴語(図3A)とを比較することで、類似度が算出されてもよい。類似度の算出方法は、当該技術分野における適切な如何なる方法でもよい。
ステップS6において、情報提供サーバは、通信相手の利用傾向と、通信目的に対応する計算ルールとを利用して、通信相手が利用可能な複数の通信サービス各々の得点を計算する。得点が多い通信サービスは、その通信相手に相応しいことを表す。逆に、得点が少ない通信サービスは、その通信相手に相応しくないことを表す。図5に示されているように、利用傾向を表現する項目P、Q、R、S、T、Uの各々について、点数表が予め規定されている。点数配分は単なる一例にすぎず、適切な如何なる点数が設定されてもよい。図4に示される計算ルールによると、(a)写真共有の場合の得点は、
P×0.5+R×0.2+S×0.2+U×0.1
により算出される。図3Aに示される利用傾向は、図5に示される点数表にしたがって、各項目の点数に変換される。図3Bは、点数に変換された利用傾向を示す。変換後の点数を計算ルールに適用することで、得点が算出される。例えば、(a)写真共有の目的の場合、この通信相手の利用傾向による第1の通信サービスについての得点Ya1は、
Ya1=(0.5×0.5)+(2.0×0.2)+(2.0×0.2)+(2.0×0.1)
=0.25+0.4+0.4+0.2
=1.25
となる。ただし、類似度(U)は非常に合致しているものとした(2.0点)。この仮定は、以下の計算においても適用される。
この通信相手の利用傾向による第2の通信サービスについての得点Ya2は、
Ya2=(2.0×0.5)+(1.5×0.2)+(1.5×0.2)+(2.0×0.1)
=1.0+0.3+0.3+0.2
=1.8
となる。この通信相手の利用傾向による第3の通信サービスについての得点Ya3は、
Ya3=(0.5×0.5)+(1.0×0.2)+(2.0×0.2)+(2.0×0.1)
=0.25+0.2+0.4+0.2
=1.05
となる。第2の通信サービスに対する得点Ya2が最も高いので、この通信相手と写真を共有しようとする場合、第2の通信サービスを利用すべきである。
同様に、図4に示される計算ルールによると、(b)情報共有&コメント取得の場合の得点は、
R×0.3+S×0.3+T×0.1+U×0.3
により算出される。通信目的(a)の場合と同様に、図3Aに示される利用傾向は、図5に示される点数表にしたがって、各項目の点数に変換される(図3B)。変換後の点数を計算ルールに適用することで、得点が算出される。例えば、(b)情報共有&コメント取得の場合、この通信相手の利用傾向による第1の通信サービスについての得点Yb1は、
Yb1=(2.0×0.3)+(2.0×0.3)+(1.5×0.1)+(2.0×0.3)
=0.6+0.6+0.15+0.6
=1.95
となる。ただし、類似度(U)は非常に合致しているものとした(2.0点)。この仮定は、以下の計算においても適用される。
この通信相手の利用傾向による第2の通信サービスについての得点Yb2は、
Yb2=(1.5×0.3)+(1.5×0.3)+(2.0×0.1)+(2.0×0.3)
=0.45+0.45+0.2+0.6
=1.7
となる。この通信相手の利用傾向による第3の通信サービスについての得点Yb3は、
Yb3=(1.0×0.3)+(2.0×0.3)+(1.0×0.1)+(2.0×0.3)
=0.3+0.6+0.1+0.6
=1.6
となる。第1の通信サービスに対する得点Yb1が最も高いので、この通信相手と情報を共有してコメントを取得する場合、第1の通信サービスを利用すべきである。
さらに、図4に示される計算ルールによると、(c)関心事を確認する場合の得点は、
Q×0.3+R×0.3+S×0.4
により算出される。通信目的(a)の場合と同様に、図3Aに示される利用傾向は、図5に示される点数表にしたがって、各項目の点数に変換される(図3B)。変換後の点数を計算ルールに適用することで、得点が算出される。例えば、(c)関心事を確認する場合、この通信相手の利用傾向による第1の通信サービスについての得点Yc1は、
Yc1=(1.0×0.3)+(2.0×0.3)+(2.0×0.4)
=0.3+0.6+0.8
=1.7
となる。
この通信相手の利用傾向による第2の通信サービスについての得点Yc2は、
Yc2=(0.5×0.3)+(1.5×0.3)+(1.5×0.4)
=0.15+0.45+0.6
=1.2
となる。この通信相手の利用傾向による第3の通信サービスについての得点Yc3は、
Yc3=(2.0×0.3)+(1.0×0.3)+(2.0×0.4)
=0.6+0.3+0.8
=1.7
となる。第1及び第3の通信サービスに対する得点Yc1、Yc3 が相対的に高いので、この通信相手の関心事を知ろうとする場合、第1又は第3の通信サービスを利用すべきである。
図2のステップS7において、情報提供サーバは、レコメンド信号を生成し、リクエスト信号を送信したユーザにレコメンド信号を送信する。レコメンド信号は、リクエスト信号で指定されている通信目的で通信相手と通信する場合に、その通信相手にとって相応しい通信サービスが何であるかを示す。例えば、上記の例において、(a)写真を共有する通信目的の場合、第2の通信サービスが推薦される。(b)情報を共有してコメントを得る通信目的の場合、第1の通信サービスが推薦される。(c)通信相手の関心事を把握する目的の場合、第1及び第2の通信サービス双方が推薦される。このように、推薦される通信サービスは、1つに絞り込まれなくてもよい。上記の例の場合、得点が最大の通信サービスをユーザに推薦しているが、このことも本発明に必須でない。例えば、所定値以上の得点をもたらす全ての通信サービスが推薦されてもよい。
ステップS8において、情報提供サーバは、レコメンド信号をユーザに送信する。
ステップS9において、レコメンド信号で推薦されている通信サービスが、通信端末のユーザインターフェースを介してユーザに提示される。
図6は、ステップS9において、推薦される通信サービスが、通信端末において表示される様子を模式的に示す。図中、「T」は第1の通信サービスを表し、「m」は第2の通信サービスを表し、「f」は第3の通信サービスを表す。通信相手は、図3Aに示すような利用傾向を有し、ビジネスにおける情報収集用に第1の通信サービスを使用し、他人の発言を引用したり、返信することが比較的多い。この通信相手は、写真コンテンツを管理するために第2の通信サービスを利用し、第2の通信サービスにおいて文字による投稿はあまり行わない。さらに、この通信相手は、日記を付けるために第3の通信サービスを利用し、URLを引用することが多い。
この通信相手と通信することを希望するユーザは、リクエスト信号を送信し、情報提供サーバからレコメンド信号を受信する。レコメンド信号で推薦されている通信サービスは、通信端末のユーザに表示される。図示の例の場合、通信目的は、2つあり、1つは、旅行写真を共有することであり、これは所定の通信目的の内の(a)に該当する。もう1つは、ユーザが書いたビジネスに関する意見を紹介し、コメントをもらうことであり、これは所定の通信目的の内の(b)に該当する。
表示される情報は、(a)の通信目的に対して、第2の通信サービスがお勧めであること、及び(b)の通信目的に対して、第1の通信サービスがお勧めであることである。このような表示をユーザが眺めることで、通信相手に相応しい通信サービスが何であるかを判別することができる。図示してはいないが、以後、推薦された通信サービスを利用して、ユーザは、通信相手と通信を行う。
<3.通信端末>
図7は、実施例で使用される通信端末の機能ブロック図を示す。図7には通信端末に備わる様々な機能要素の内、本実施例の動作に特に関連するものが示されている。図示の通信端末は、図1の通信システムにおける通信端末10として使用することが可能である。通信端末は、送受信部71、通信処理部72、情報管理部73、ユーザデータベース74、リクエスト信号生成部75及びユーザインターフェース76を有する。
送受信部71は、情報提供サーバから信号を受信する機能及び情報提供サーバに信号を送信する機能を有する。受信する信号は、例えば、情報提供サーバが推薦する情報(通信相手にとって都合がよいと推定される通信サービスを示す情報)を含む信号である。送信する信号として、通信に使用される信号が含まれるが、本実施例では、特に、通信目的を指定する情報と通信相手を指定する情報とを少なくとも含むリクエスト信号が含まれる。
通信処理部72は、通信端末により行われる通信のための信号処理を行う。例えば、送信する情報を無線送信信号に変換すること、受信した無線受信信号をベースバンド情報に変換すること、ベースバンドにおける信号処理等が行われる。
情報管理部73は、通信端末を通じて行われた通信の通信履歴情報を管理する。通信履歴情報は、SNSのようなサービスを利用した場合の利用履歴、電子メールサービスを利用した場合の利用履歴、その他の通信履歴(例えば、電話の利用履歴、データ通信の利用履歴等)を表す情報を含む。
ユーザデータベース74は、通信履歴情報を格納し、必要に応じて出力する。
リクエスト信号生成部75は、所定の通信目的内の何れかを指定する情報、及び通信相手を指定する情報を少なくとも含むリクエスト信号を生成する。
ユーザインターフェース76は、ユーザに情報を提示する機能及びユーザからの入力を受け付ける機能を有する適切な如何なるインターフェースでもよい。本実施例の場合、情報提供サーバが推薦する情報(通信相手にとって都合がよいと推定される通信サービスを示す情報)が、例えば表示部によりユーザに表示される。ユーザインターフェースは、視覚的なユーザインターフェースでもよいし、聴覚的なユーザインターフェースでもよい。ユーザインターフェース76は、例えば、ディスプレイ、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイ、タッチパッド、マウス、スタイラス、トラックボール、マイクロフォン及びスピーカ、又はそれらの適切な任意の組み合わせであるが、これらに限定されない。好ましくは、ユーザインターフェース76は、タッチスクリーンを備えたディスプレイにより構築され、接触感知式の透明パネルがディスプレイをカバーし、ユーザの指又はスタイラスの動きにより画面の表示を制御する。
<4.情報提供サーバ>
図8は、実施例で使用される情報提供サーバの機能ブロック図を示す。図8には情報提供サーバに備わる様々な機能要素の内、本実施例の動作に特に関連するものが示されている。図示の情報提供サーバは、図1の通信システムにおける情報提供サーバ30として使用することが可能である。情報提供サーバは、送受信部81、情報管理部82、データベース83、利用傾向導出部84、類似度算出部85、得点計算部86及びレコメンド信号生成部87を有する。
送受信部81は、通信端末から信号を受信する機能及び通信端末に信号を送信する機能を有する。送信する信号は、例えば、情報提供サーバが推薦する情報(通信相手にとって都合がよいと推定される通信サービスを示す情報)を含む信号である。受信する信号は、例えば、例えば、リクエスト信号である。
情報管理部82は、各ユーザの通信履歴情報を管理する。
データベース83は、各ユーザの通信履歴情報を格納する。
利用傾向導出部84は、リクエスト信号で指定されているユーザの通信履歴情報から、そのユーザの利用傾向(図3A)を通信サービス毎に導出する。
類似度算出部85は、リクエスト信号を送信したユーザの通信内容と、通信相手のユーザの通信内容との類似度を算出する。
得点計算部86は、通信相手の利用傾向と、通信目的に対応する計算ルールとを利用して、通信サービス各々の得点を計算する。
レコメンド信号生成部87は、指定された通信目的の場合に、通信相手が使用可能な複数の通信サービスの内どれが相応しいかを示すレコメンド信号を生成する。レコメンド信号は、送受信部81からユーザに送信される。
以上本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、それらは単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。例えば、本発明は、複数の通信サービスを利用することが可能なユーザと通信を行う適切な如何なる通信システムに適用されてもよい。例えば本発明は、W−CDMA方式のシステム、HSDPA/HSUPA方式のW−CDMAシステム、LTE方式のシステム、LTE−Advanced方式のシステム、IMT−Advanced方式のシステム、WiMAX、Wi−Fi方式のシステム等に適用されてもよい。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。発明の理解を促すため具体的な数式を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数式は単なる一例に過ぎず適切な如何なる数式が使用されてもよい。実施例又は項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。ソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に用意されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
10 通信端末
20 通信網
30 情報提供サーバ
41 第1の通信サービス提供サーバ
42 第2の通信サービス提供サーバ
43 第3の通信サービス提供サーバ
71 送受信部
72 通信処理部
73 情報管理部
74 ユーザデータベース
75 リクエスト信号生成部
76 ユーザインターフェース
81 送受信部
82 情報管理部
83 データベース
84 利用傾向導出部
85 類似度算出部
86 得点計算部
87 レコメンド信号生成部

Claims (10)

  1. ユーザの通信相手を指定する情報、及び所定の通信目的の内の何れかを指定する情報を少なくとも含むリクエスト信号を、前記ユーザから受信する受信部と、
    前記通信相手が利用可能な複数の通信サービスについての通信履歴情報から、前記複数の通信サービス各々の利用傾向を導出する利用傾向導出部と、
    前記複数の通信サービス各々の利用傾向と、前記リクエスト信号で指定されている通信目的に予め対応付けられている計算ルールとを利用して、前記複数の通信サービス各々の得点を計算する得点計算部と、
    相対的に高い得点の通信サービスを示すレコメンド信号を前記ユーザに送信する送信部と
    を有する情報提供サーバ。
  2. 前記複数の通信サービス各々の前記利用傾向が、
    画像コンテンツを利用して情報を発信した割合、
    URLを転記して情報を発信した割合、
    受信した通信信号を確認した割合、
    受信した通信信号に対して投稿した割合、
    受信した通信信号に投稿した場合の文字数の多少、及び
    ユーザの通信内容から抽出された特徴語
    の項目の内の1つ以上により表現される、請求項1記載の情報提供サーバ。
  3. 前記複数の通信サービス各々の利用傾向が、前記項目の2つ以上により表現され、前記得点計算部が、各項目による点数を重み付け加算することで、前記複数の通信サービス各々の得点を計算する、請求項2記載の情報提供サーバ。
  4. 前記2つ以上の項目の内の1つが、前記ユーザの通信内容と前記通信相手の通信内容との類似度を含む、請求項3記載の情報提供サーバ。
  5. 前記複数の通信サービスが、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を少なくとも含む、請求項1−4の何れか1項に記載の情報提供サーバ。
  6. 前記複数の通信サービスが、電子メールサービスを少なくとも含む、請求項1−5の何れか1項に記載の情報提供サーバ。
  7. 前記所定の通信目的が、前記ユーザが前記通信相手と画像コンテンツを共有することである、請求項1−6の何れか1項に記載の情報提供サーバ。
  8. 前記所定の通信目的が、前記ユーザが前記通信相手と情報を共有し、該情報についてのコメントを取得することである、請求項1−6の何れか1項に記載の情報提供サーバ。
  9. 前記所定の通信目的が、前記通信相手の関心事を知ることである、請求項1−6の何れか1項に記載の情報提供サーバ。
  10. ユーザの通信相手を指定する情報、及び所定の通信目的の内の何れかを指定する情報を少なくとも含むリクエスト信号を、前記ユーザから受信し、
    前記通信相手が利用可能な複数の通信サービスについての通信履歴情報から、前記複数の通信サービス各々の利用傾向を導出し、
    前記複数の通信サービス各々の利用傾向と、前記リクエスト信号で指定されている通信目的に予め対応付けられている計算ルールとを利用して、前記複数の通信サービス各々の得点を計算し、
    相対的に高い得点の通信サービスを示すレコメンド信号を前記ユーザに送信するステップ
    を有する情報提供方法。
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