JP2012063678A - 帯電装置、画像形成装置、帯電方法、及び画像形成方法 - Google Patents

帯電装置、画像形成装置、帯電方法、及び画像形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】帯電した回数の変化による帯電不良を抑制することができる帯電装置、画像形成装置、帯電方法、及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】画像形成装置10は、帯電装置200を有し、帯電装置200は、電荷を保持する膜部106を有する感光体102との間に放電を生じさせる外周面206を備え、電圧が印可され、感光体102に接触して感光体102を帯電させる帯電部材204と、感光体102と外周面206との間の角度を調整する調整機構280とを有する。また、帯電装置200は、帯電した回数の増加に応じて、感光体102と外周面206との間の角度を小さくするように調整機構280を制御する制御装置400をさらに有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、帯電装置、画像形成装置、帯電方法、及び画像形成方法に関する。
特許文献1には、帯電部材を感光体の表面に接触させて感光体を帯電させる接触帯電装置において、前記帯電部材をベルト状に形成し、該ベルト状帯電部材の一端側を巻き取っておくための送り側ローラと、他端側を巻き取るための巻取り側ローラと、前記ベルト状帯電部材を前記感光体の表面に接触させるとともに電圧を印加するための導電性のローラとを設けたことを特徴とする接触帯電装置が開示されている。
特許文献2には、可撓性を有する半導電性のフイルム状部材を略円筒状に形成した帯電電極と、前記円筒状の帯電電極の内側で、被帯電体と間隔をおいて保持され、前記帯電電極の周面を前記被帯電体に接触させて、移動する該被帯電体と前記帯電電極との間に作用する静電気力によって帯電電極が周回移動するように支持する絶縁性の電極支持部材と、前記帯電電極の外側からその幅方向に略均等に圧接され、該帯電電極を前記電極支持部材との間に挟むように支持される給電電極と、この給電電極を介して、前記帯電電極に帯電用の電位を付与する電源とを有することを特徴とする帯電装置が開示されている。
特開平5−333665号公報 特開平10−239946号公報
本発明は、帯電した回数の変化による帯電不良を抑制することができる帯電装置、画像形成装置、帯電方法、及び画像形成方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、電荷を保持する電荷保持部を有する被帯電部材との間に放電を生じさせる放電面を備え、電圧が印可され、前記被帯電部材に接触して該被帯電部材を帯電させる帯電部材と、前記被帯電部材と前記放電面との間の角度を調整する調整手段と、を有する帯電装置である。
請求項2に係る本発明は、帯電した回数の増加に応じて、前記被帯電部材と前記放電面との間の角度を小さくするように前記調整手段を制御する制御手段をさらに有する請求項1記載の帯電装置である。
請求項3に係る本発明は、前記帯電部材は、可撓性を有し、無端状であって、前記調整手段は、前記帯電部材の内側に配置され、前記帯電部材を支持する支持部材を有し、前記支持部材を移動させ、前記被帯電部材と前記放電面との間の角度を調整する請求項1又は2記載の帯電装置である。
請求項4に係る本発明は、前記帯電部材は帯状であって、前記調整手段は、前記帯電部材に前記被帯電部材の側から接触する接触部材を有し、前記接触部材を移動させ、前記被帯電部材と前記放電面との角度を調整する請求項1又は2記載の帯電装置である。
請求項5に係る本発明は、前記帯電部材は、板状である請求項1又は2記載の帯電装置である。
請求項6に係る本発明は、電荷を保持する電荷保持部を有し、像を保持する像保持体と、前記電荷保持部との間に放電を生じさせる放電面を備え、電圧が印加され、前記像保持体に接触して該像保持体を帯電させる帯電部材と、前記像保持体と前記放電面との間の角度を調整する調整手段と、を有する画像形成装置である。
請求項7に係る本発明は、形成した画像数の増加に応じて、前記像保持体と前記放電面との間の角度を小さくするように前記調整手段を制御する制御手段と、を有する請求項6記載の画像形成装置である。
請求項8に係る本発明は、電荷を保持する電荷保持部を有する被帯電部材と、前記被帯電部材との間に放電を生じさせる放電面を備え、電圧が印可され、前記被接触部材に接触して該被帯電部材を帯電させる帯電部材の前記放電面との間の角度を調整する工程を有する帯電方法である。
請求項9に係る本発明は、電荷を保持する電荷保持部を有し、像を保持する像保持体と、前記像保持体との間に放電を生じさせる放電面を備え、電圧が印可され、前記像保持体に接触して該像保持体を帯電させる帯電部材の前記放電面との間の角度を調整する工程と、帯電された像保持体に静電潜像を形成する工程と、前記静電潜像を現像する工程と、を有する画像形成方法である。
請求項1に係る本発明によれば、帯電した回数の変化による帯電不良を抑制することができる帯電装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明が奏する効果を奏することに加えて、帯電した回数が増加することによる帯電不良を抑制することができる帯電装置を提供することができる。
請求項3に係る本発明によれば、請求項1又は2に係る本発明が奏する効果を奏することに加えて、本構成を有しない場合と比較して、簡単な構成の帯電装置を提供することができる。
請求項4に係る本発明によれば、請求項1又は2に係る本発明が奏する効果を奏することに加えて、本構成を有しない場合と比較して、簡単な構成の帯電装置を提供することができる。
請求項5に係る本発明によれば、請求項1又は2に係る本発明が奏する効果を奏することに加えて、本構成を有しない場合と比較して、簡単な構成の帯電装置を提供することができる。
請求項6に係る本発明によれば、帯電した回数の変化による帯電不良を抑制することができる画像形成装置を提供することができる。
請求項7に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明が奏する効果を奏することに加えて、帯電した回数が増加することによる帯電不良を抑制することができる画像形成装置を提供することができる。
請求項8に係る本発明によれば、帯電した回数の変化による帯電不良を抑制することができる帯電方法を提供することができる。
請求項9に係る本発明によれば、帯電した回数の変化による帯電不良を抑制することができる画像形成方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示す図である。 図1に示す画像形成装置が有する帯電装置を示す図である。 図2に示す帯電装置が有する帯電部材の外周面と、感光体との角度θについて説明する図である。 図2に示す帯電装置を示し、図4(a)は帯電部材が第1の位置にある状態を示す図であり、図4(b)は帯電部材が第2の位置にある状態を示す図であり、図4(c)は帯電部材が第3の位置にある状態を示す図である。 図1に示す画像形成装置の制御部を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。 図2に示す帯電装置が有する帯電部材と感光体との間に生じる放電について説明し、図7(a)は安定した放電がなされる状態を示す図であり、図7(b)は放電が不安定である状態を示す図である。 図2に示す帯電装置によって感光体が帯電される過程を説明し、図8(a)は感光体の電荷保持部が厚い場合の感光体が帯電される工程を説明する図であり、図8(b)は感光体の電荷保持部が薄い場合の感光体が帯電される工程を説明する図である。 図2に示す帯電装置で感光体を帯電した際に画像に微小黒線が生じるかと、電位むらが生じるかとを、画像形成枚数及び感光体が回転した回数毎に示す図表である。 第1の比較例に係る帯電装置で感光体を帯電した際に画像に微小黒線が生じるかと、電位むらが生じるかとを画像形成枚数及び感光体が回転した回数毎に示す図表である。 第2の比較例に係る帯電装置で感光体を帯電した際に、画像に微小黒線が生じるかと、電位むらが生じるかとを画像形成枚数及び感光体が回転した回数毎に示す図表である。 第3の比較例に係る帯電装置で感光体を帯電した際に、画像形成枚数及び感光体が回転した回数に応じて画像に微小黒線が生じるかと、電位むらが生じるかを示す図表である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置が有する帯電装置を示す図である。 図13に示す帯電装置を示し、図14(a)は帯電部材が第1の位置にある状態を示す図であり、図14(b)は帯電部材が第2の位置にある状態を示す図であり、図14(c)は帯電部材が第3の位置にある状態を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置が有する帯電装置を示す図である。 図15に示す帯電装置を示し、図16(a)は帯電部材が第1の位置にある状態を示す図であり、図16(b)は帯電部材が第2の位置にある状態を示す図であり、図16(c)は帯電部材が第3の位置にある状態を示す図である。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。図1に示されるように、画像形成装置10は画像形成装置本体12を有し、画像形成装置本体12内に像形成部100と、給紙装置300と、制御手段として用いられる制御装置400とが設けられている。また、画像形成装置本体12内には、記録媒体として用いられる用紙を搬送するために用いられる搬送路350が形成されている。また、画像形成装置本体12には、用紙を排出するために用いられる排出口14が形成されている。
像形成部100は、例えば単色の画像を形成するものであり、電子写真方式が採用されている。像形成部100は、感光体102と、感光体102を帯電する帯電装置200と、帯電装置200によって帯電された感光体102の表面に光を照射し、感光体102の表面に静電潜像を形成する潜像形成装置110と、感光体102に形成された潜像を現像剤を用いて現像し、感光体102の表面に現像剤像を形成する現像装置114と、現像装置114によって感光体102の表面に形成された現像剤像を用紙に転写する転写装置116と、転写装置116によって現像剤像が用紙に転写された後に、感光体102を清掃する清掃装置120と、転写装置116によって用紙に転写された現像剤像を、その用紙に定着する定着装置126とを有する。
感光体102は、例えば円筒形状であって、被帯電部材として用いられているとともに、像を保持する像保持体として用いられている。また、感光体102は、例えばアルムニアを材料とする例えば円筒形状の基体104を有し、基体104の表面が膜部106で覆われている。膜部106は、電荷を保持する電荷保持部として用いられていて、例えば有機感光層からなり、例えば、電荷を発生させる電荷発生材料を含み樹脂を結着剤とする電荷発生層と、電荷を輸送する電荷輸送材料を含み受持を決着材料とする電荷輸送層とを含み、下引層や保護等を設けても良い。また、感光体102には、感光体102の回転数を測定する回転数測定装置410が取り付けられている。
現像装置114は現像装置本体136を有し、現像装置本体136に例えば円柱形状の現像剤搬送部材138が装着されている。また、現像装置本体136内には、トナーとキャリアとからなる現像剤が収納されていて、この現像剤中のトナーが現像剤搬送部材138によって感光体102に向けて搬送される。
清掃装置120は、一端部が感光体102に対して押し付けられ、押し付けられた端部で感光体102の表面からトナー等を除去し、感光体102を清掃する清掃部材122を有する。清掃部材122が感光体102に押圧されているため、感光体102が回転数が増加することに応じて、また感光体102を用いて形成された画像の枚数が増加することに応じて感光体102の膜部106が摩耗し、膜部106の厚さが薄くなる。尚、膜部106は、現像剤搬送部材138、転写装置116、帯電装置200が膜部106に接触することによっても摩耗する。
定着装置126は、内部に熱源を有する加熱ロール128と、加熱ロール128に接触する加圧ロール130とを有し、加熱ロール128と加圧ロール130との接触部で用紙に転写されたトナーを加熱し、加圧して、用紙に像を定着させる。
給紙装置300は、像形成部100に用紙を供給する。給紙装置300は、用紙が積層された状態で収容された用紙収納容器302と、用紙収納容器302から用紙を送り出す送り出しロール304とを有する。
搬送路350は、給紙装置300から転写装置116に向けて用紙を搬送し、転写装置116から定着装置126に向けて用紙を搬送し、排出口14を通過して画像形成装置本体12内から用紙を排出するように用紙を搬送する搬送路である。搬送路350に沿って、用紙の搬送方向における上流側がら順に、先述の送り出しロール304、搬送ロール354、レジストロール356、先述の転写装置116、先述の定着装置126が配置されている。
レジストロール356は、転写装置116に向けて搬送される用紙の先端部の転写装置116側に向けての移動を一時的に停止させ、感光体102に現像剤像が形成されるタイミングと合致するように、用紙の先端部の転写装置116に向けての移動を再開させる。
図2には、帯電装置200が示されている。図2に示されるように、帯電装置200は、帯電部材204と、帯電部材204を支持する支持部材210とを有する。帯電部材204は、感光体102を帯電させる帯電用の電極として用いられている。また、帯電部材204は、感光体102との間に放電を生じさせる放電面として用いられる外周面206を備え、電圧が印加され、感光体102に接触して感光体102を帯電させる帯電部材として用いられている。帯電部材204は、可撓性を有し、無端状であり、円筒形状であり、半導電性のフイルム状、又はゴム状の部材である。
支持部材210は、導電性であって、例えば円柱形状であり、外径が帯電部材204の内径よりも小さく、帯電部材204の内側に配置されている。支持部材210には、感光体102と帯電部材204の外周面206との間の角度θを調整する調整手段として用いられる調整機構280が取り付けられている。また、支持部材210には、電圧印加装置270が取り付けられている。角度θについては、後述する。
帯電装置200においては、帯電部材204が、接触部Nにおいて感光体102と接触している。また、帯電部材204には、支持部材210を介して電圧印加装置270によって電圧が印加される。電圧が印加された状態においては、帯電部材204は感光体102に静電気によって吸着する。このため、帯電部材204は、感光体102の矢印a方向への回転に従動して矢印方向bに回転する。
また、帯電装置200においては、感光体102の移動方向における接触部Nよりも上流側の位置であって、帯電部材204の外周面206と感光体102との間の位置に楔形状の領域Sが形成され、電圧印加装置270によって帯電部材204に電圧が印加されると、領域Sに放電が発生し、この放電によって感光体102の膜部106が帯電する。
図3は接触部N近傍を拡大して示す断面図であり、帯電部材204の外周面206と、感光体102との角度θについて説明する図である。角度θは、領域Sの接触部N近傍における感光体102と帯電部材204の外周面206との間の角度であって、具体的には、接触部Nよりも感光体102の移動方向において上流側の位置における帯電部材204の外周面206と感光体102との間の角度である。より具体的には、幅を有する接触部Nの感光体102の移動方向における中心の位置を位置P10とし、位置P10における感光体102の接線をL1とし、帯電部材204の外周面206における放電が生じる領域Sの位置P10とは逆側の端部を位置P12とした場合に、角度θは、外周面206の接線L2と接線L1との間の角度の位置P10から位置P12まで間における平均値である。ここで、領域Sは、安定な放電がなされる領域のみならず、放電が不安定である領域も含むものである。
また、接線L1の位置P10から感光体102の移動方向に所定の距離にある位置であって、領域S内にある位置P14における感光体102と帯電部材204の外周面との距離dの大小をもって、角度θの大小を定めても良い。例えば、位置P10から感光体102の移動方向において800μm上流の位置の帯電部材204の外周面との距離dの大小をもって、角度θの大小を定めても良い。
図4には、帯電装置200の動作が示されている。図4に示すように、帯電装置200の支持部材210は調整機構280(図2参照)によって図4(a)に示す位置と、図4(b)に示す位置と、図4(c)に示す位置との間で移動するようになっている。また、支持部材210が移動することによって、帯電部材204が、図4(a)に示す位置と、図4(b)に示す位置と、図4(c)に示す位置との間で移動する。以下、支持部材210及び帯電部材204の図4(a)に示される位置を第1の位置と呼び、図4(b)に示される位置を第2の位置と呼び、図4(c)に示される位置を第3の位置と呼ぶ。
支持部材210及び帯電部材204が移動すると、角度θが変化する。支持部材210及び帯電部材204が第1の位置にある場合の角度θをθ1、支持部材210及び帯電部材204が第2の位置にある場合の角度θをθ2、支持部材210及び帯電部材204が第1の位置にある場合の角度θをθ3とすると、θ1>θ2>θ3となっている。
ここで、角度θが角度θ1であると、接触部Nから感光体102の移動方向において上流側に800μmの位置において感光体102と外周面206との間隔が120μmとなっており、角度θがθ2であると、接触部Nから感光体102の移動方向において上流側に800μmの位置において感光体102と外周面206との間隔が80μmとなっており、角度θがθ3であると、接触部Nから感光体102の移動方向において上流側に800μmの位置において感光体102と外周面206との間隔が40μmとなっている。
画像形成装置10においては、制御装置400(図1参照)によって調整機構280(図2参照)が制御され、一連の画像形成動作が終了した後に、支持部材210と帯電部材204とが第1の位置に配置された状態となるように移動する。このため、画像形成を開始する時点においては、支持部材210と帯電部材204とは第1の位置に配置された状態にあり、角度θはθ1となっている。
図5には、制御装置400が示されている。制御装置400は、帯電装置200が帯電した回数の増加に応じて角度θを小さくするように調整機構280を制御する制御手段として用いられており、像形成部100が形成した画像数の増加に応じて角度θを小さくする制御手段として用いられている。また、図5に示すように、制御装置400は、制御回路402を有し、制御回路402に通信インターフェイス404を介して画像信号が入力され、回転数測定装置410からの出力が入力される。また、制御回路402は、感光体102の回転数を記憶する回転数記憶部406に接続されている。また、制御回路402からの出力により像形成部100と調整機構280とが制御される。
図6には、画像形成装置10の動作であって、制御装置400による調整機構280の制御が示されている。図6に示されるように、通信インターフェイス404から画像信号が入力されて一連の制御がスタートすると、ステップS10において、制御装置400は、感光体102が画像形成装置本体12に装着されてからの感光体102の回転数が、予め定められた回数である第1の回転数N1以上であるか否かの判別をし、第1の回転数N1未満である場合は一連の制御を終了させ、第1の回転数N1以上である場合は次のステップS12に進む。
ここで、予め定められた第1の回転数N1は、例えば333K回である(Kは×1000)。第1の回転数N1は、感光体102の膜部106の硬度、清掃装置120の清掃部材122の硬度、清掃部材122を感光体102に押し付ける力の大きさ等、感光体102の回転に伴う膜部106の摩耗のしやすさを考慮して定められ、例えば、当初の厚さが27μmである膜部106の厚さが22μmとなる感光体102の回転数が第1の回転数N1として定められる。
ステップS12においては、制御装置400は、調整機構280を制御して、帯電部材204及び支持部材210を第2の位置(図4(b)参照)へ移動させる。このため、感光体102と帯電部材204の外周面206との間の角度θは、θ1からθ2になり、小さくなる。
次のステップS14において、制御装置400は、感光体102が画像形成装置本体12に装着されてからの感光体102の回転数が、予め定められた回数である第2の回転数N2以上であるか否かの判別をし、第2の回転数N2未満である場合、一連の制御を終了させ、第2の回転数N2以上である場合、次のステップS16に進む。
ここで、予め定められた第1の回転数N2は、例えば666K回である(Kは×1000)。第2の回転数N2は、第1の回転数N1と同様に感光体102の膜部106の硬度、清掃装置120の清掃部材122の硬度、清掃部材122を感光体102に押し付ける力の大きさ等、感光体102の回転に伴う膜部106の摩耗のしやすさを考慮して定められ、例えば、膜部106の厚さが、17μmとなる感光体102の回転数が第2の回転数N2として定められる。
ステップS16においては、制御装置400は、調整機構280を制御して、帯電部材204及び支持部材210を第3の位置(図4(c)参照)へ移動させる。このため、感光体102と帯電部材204の外周面206との間の角度θは、θ2からθ3になり、小さくなる。
以上のように、画像形成装置10においては、帯電の回数の増加と、形成した画像数の増加に応じて、感光体102と帯電部材204の外周面206との間の角度が変化するようになっており、帯電の回数の増加と、形成した画像数の増加に応じて、感光体102と帯電部材204の外周面206の角度θが小さくなるようになっている。
また、画像形成装置10においては、感光体102の膜部106の厚さの変化に応じて感光体102と帯電部材204の外周面206との間の角度θが変化するようになっている。また、画像形成装置10においては、感光体102の膜部106の厚さが薄くなることに応じて、感光体102と帯電部材204の外周面206の角度θが小さくなるようになっている。
図7は、帯電部材204と感光体102との間に生じる放電について説明しており、図7(a)は、領域Sにおいて感光体102と帯電部材204の外周面206との間の距離dがd1である位置の断面を状態を示し、図7(b)は距離dがd2である位置の断面を示している。図7に示すように、d2はd1よりも長い。
画像形成装置10においては、距離dがd1未満である場合は、感光体102と帯電部材204との間に安定した放電が発生する。距離dがd1以上でありd2未満である場合は、感光体102と帯電部材204との間の放電は不安定なものとなる。また、距離dがd2以上である場合、感光体102と帯電部材204との間に放電は発生しない。
以下、楔形の領域S(図2も参照)における距離dがd1未満であって、感光体102と帯電部材204との間に安定した放電が発生する領域を安定放電領域と呼ぶ。また、楔形の領域Sにおける距離dがd1以上でありd2未満であって感光体102と帯電部材204との間の放電が不安定である領域を、不安定放電領域と呼ぶ。
図8には、帯電装置200よって感光体102が帯電される過程が説明されており、図8(a)には、感光体102の膜部106の厚さが22μm以上であり、帯電部材204及び支持部材210が第1の位置(図4(a)参照)にある場合の感光体102が帯電される過程が説明されており、図8(b)には、膜部106の厚さが摩耗によって17μm以下になり、帯電部材204及び支持部材210が第3の位置(図4(c)参照)に移動した場合の感光体102が帯電される過程が説明されている。尚、図8においては、図示の便宜上、曲面である感光体102の表面と、曲面である帯電部材204の外周面206とを、それぞれ平面として示している。また、図8(a)、図8(b)中における矢印aは、感光体102の移動方向を示している。
図8(a)に示す場合、図8(b)に示す場合の双方において、領域Sの帯電部材204の外周面206との間の距離dがd1未満である領域S1が安定放電領域となり、領域Sの距離dがd1以上でありd2未満である領域S2が不安定放電領域となり、距離dがd2以上となる領域では放電が発生しない。以下、領域S1を安定放電領域S1と呼び、領域S2を不安定放電領域S2と呼ぶ。
図8(a)に示す帯電部材204が第1の位置に配置された場合においては、感光体102が矢印a方向に移動すると、感光体102の特定の部分は、図8(a)に示す位置P1を通過し、位置P2を通過し、位置P3に到達する。この際、感光体102の特定の部分は、位置P1を通過してから位置P2に到達するまでの間は不安定放電領域S2を通過することになり、位置P2を通過してから位置P3に到達するまでの間は安定放電領域S1を通過することになる。そして、感光体102の特定の位置は、不安定放電領域S2と安定放電領域S1とを通過することで、帯電部材204との間に生じる放電によって帯電される。
また、図8(b)に示す帯電部材204が第2の位置に配置された場合においては、感光体102が矢印a方向に移動すると、感光体102の特定の部分は、図8(b)に示す位置P4を通過し、位置P5を通過し、位置P3に到達する。この際、感光体102の特定の部分は、位置P4を通過してから位置P5に到達するまでの間は不安定放電領域S2を通過することになり、位置P5を通過してから位置P3に到達するまでの間は安定放電領域S1を通過することになる。そして、感光体102の特定の位置は、不安定放電領域S2と安定放電領域S1とを通過することで、帯電部材204との間に生じる放電によって帯電される。
図9は、第1の実施形態に係る画像形成装置10において帯電装置200で感光体102を帯電した際に、画像形成装置10で形成される画像に微小黒線が生じるかと、感光体102に電位むらが生じるかとを、感光体102を画像形成装置本体12に装着し、使用を開始してからの回転数毎に示す図表である。図9の1列目は、感光体102の使用を開始してからの感光体102の回転数を示している。また、図9の2列目は、膜部106の膜厚を示している。また、図9の3列目は、領域Sの楔部における感光体102と帯電部材204との角度を示している(図4参照)。また、図9の第4列目は、形成される画像に微小黒線が生じるか否かを示しており、第4列中における「○」は、微小黒線が未発生であり、画質上の問題がないことを示している。また、図9の第5列目は、感光体102を帯電させた際に感光体102に電位むらが生じる程度を示しており、第5列中における「○」は、感光体102の電位むらが10V以下であり、形成される画像に画質上の問題が生じないことを示している。尚、感光体102の電位むらは、形成される画像の濃度むらの原因となる。
図9に示されるように、第1の実施形態に係る画像形成装置10においては、感光体102の回転数が333K回までにおいて、微小黒線が未発生である。これは、角度θをθ1とした状態で感光体102を帯電しているため(図8(a)参照)、角度θをθ3とした状態で感光体102を帯電する場合(図8(b)参照)と比較して、感光体102の特定の部分が、不安定放電領域S2を経過する時間が短いためである。
また、第1の実施形態に係る画像形成装置10においては、感光体102の回転数が333K回までにおいて、電位むらが画像に画質上の問題が生じない範囲となっている。これは、角度θをθ1とした状態で感光体102を帯電しており、角度θをθ3とした状態で感光体102を帯電する場合と比較して、感光体102の特定の部分が安定放電領域S1を通過する時間が短いものの、膜部106の厚さが比較的に厚いため、比較的に少ない電荷の付与で膜部106が帯電するためである。
また、第1の実施形態に係る画像形成装置10においては、感光体102の回転数が333K回から666K回までにおいては、図9に示すように微小黒線が未発生であり、電位むらが画像に画質上の問題が生じない範囲となっている。
また、第1の実施形態に係る画像形成装置10においては、感光体102の回転数が666K回から1000K回までにおいて、微小黒線が未発生である。これは、角度θをθ3とした状態で感光体102を帯電しており(図8(b)参照)、角度θをθ1とした状態で感光体102を帯電する場合(図8(a)参照)と比較して不安定放電領域S2を通過する時間が長いものの、膜部106の厚さが比較的に薄く、膜部106の厚さが厚い場合と比較して同じ電位に膜部を帯電させるために要する電荷が多く、微小黒線が生じにくいためである。
図10は、第1の比較例に係る画像形成装置10において帯電装置200で感光体102を帯電した際に、画像形成装置10で形成される画像に微小黒線が生じるかと、感光体102に電位むらが生じるかとを、使用を開始してからの感光体102の回転数毎に示す図表である。先述の第1の実施形態に係る画像形成装置10においては、角度θを感光体102の回転数に応じて変化させたのに対して、この第1の比較例に係る画像形成装置10においては、感光体102の回転数に関わらず、角度θがθ1(図8(a)参照)に固定されている。この第1の比較例に係る画像形成装置10は、角度θがθ1に固定されている点を除き、第1の実施形態に係る画像形成装置10と構成が同一である。
図10における第1列から第5列に示す事項は、図9と同じてある。また、感光体102の電位むらを示す第5列における「△」は、感光体102の電位むらが10V以上20V以下であり、形成される画像に濃度むらが生じるものの、その濃度むらが画質上で許容できる範囲であることを示している。また、第5列中における「?」は、感光体102の電位むらが20Vから30Vであり、形成する画像に生じる濃度むらが画質上問題となる範囲であることを示している。
第1の比較例に係る画像形成装置10においては、感光体102の回転数が333K回から666K回までにおいて、感光体102に電位むらが生じ、画質上で許容できる範囲であるものの、形成される画像に濃度むらが生じている。これは、角度θをθ1とした状態で感光体102を帯電しており(図8(a)、図4(a)参照)、角度θをθ2とした状態で感光体102を帯電する場合(図4(b)参照)と比較して安定放電領域S1を通過する時間が短く、厚さが17μm〜22μmであり、厚さが中程度である膜部106を安定に帯電させるために膜部106に付与すべき電荷に対して、付与される電荷が不足するためである。
また、第1の比較例に係る画像形成装置10においては、感光体102の回転数が666K回から1000K回までにおいて、感光体102に電位むらが生じ、形成する画像に生じる濃度むらが画質上問題となる範囲となっている。これは、角度θをθ1とした状態で感光体102を帯電しており(図8(a)参照)、角度θをθ3とした状態で感光体102を帯電する場合(図8(b)参照)と比較して安定放電領域S1を通過する時間が短く、厚さが12μm〜17μmであり、厚さが比較的に薄い膜部106を安定に帯電させるために膜部106に付与すべき電荷に対して、付与される電荷が不足するためである。
図11は、第2の比較例に係る画像形成装置10において帯電装置200で感光体102を帯電した際に、画像形成装置10で形成される画像に微小黒線が生じるかと、感光体102に電位むらが生じるかとを、使用を開始してからの感光体102の回転数毎に示す図表である。先述の第1の実施形態に係る画像形成装置10においては、角度θが感光体102の回転数に応じて変化したのに対して、この第2の比較例に係る画像形成装置10においては、感光体102の回転に関わらず、角度θがθ2(図4(b)参照)に固定されている。この第2の比較例に係る画像形成装置10は、角度θがθ2に固定されている点を除き、第1の実施形態に係る画像形成装置10と構成が同一である。
図11における第1列から第5列に示す事項は、図9と同じである。また、形成される画像に微小黒線が生じるか否かを示す第4列における「?」は、画像に微小黒線が生じ、その微小黒線が画質上で問題となる範囲にあることを示している。また、電位むらを示す第5列における「△」は、図10と同様に、感光体102の電位むらが10V以上20V以下であり、形成される画像に濃度むらが生じるものの、その濃度むらが画質上で許容できる範囲であることを示している。
第2の比較例に係る画像形成装置10においては、感光体102の回転数が333K回までにおいて、画像に微小黒線が生じ、その微小黒線が画質上で問題となる範囲にある。これは、これは、角度θをθ2とした状態で感光体102を帯電しており(図4(b)参照)、角度θをθ1とした状態で感光体102を帯電する場合(図4(a)、図8(a)参照)と比較して、感光体の特定の部分が不安定放電領域S2を通過する時間が長いためである。
また、第2の比較例に係る画像形成装置10においては、感光体102の回転数が666K回から1000K回までにおいて、感光体102に電位むらが生じ、画質上で許容できる範囲であるものの、形成される画像に濃度むらが生じている。これは、角度θをθ2とした状態で感光体102を帯電しており(図4(b)参照)、角度θをθ3とした状態で感光体102を帯電する場合(図4(c)、図8(b)参照)と比較して安定放電領域S1を通過する時間が短く、厚さが12μm〜17μmであり、比較的に厚さが薄い膜部106を安定に帯電させるために膜部106に付与すべき電荷と比較して、付与する電荷が不足するためである。
図12は、第3の比較例に係る画像形成装置10において帯電装置200で感光体102を帯電した際に、画像形成装置10で形成される画像に微小黒線が生じるかと、感光体102に電位むらが生じるかとを、使用を開始してからの感光体102の回転数毎に示す図表である。先述の第1の実施形態に係る画像形成装置10においては、角度θが感光体102の回転数に応じて変化したのに対して、この第3の比較例に係る画像形成装置10においては、感光体102の回転に関わらず、角度θがθ3(図8(b)参照)に固定されている。この第3の比較例に係る画像形成装置10は、角度θがθ2に固定されている点を除き、第1の実施形態に係る画像形成装置10と構成が同一である。
図12における第1列から第5列に示す事項は、図9と同じである。また、形成される画像に微小黒線が生じるか否かを示す第4列における「?」は、画像に微小黒線が生じ、その微小黒線が画質上で問題となる範囲にあることを示している。また、第4列における「??」は、画質に微小黒線が生じ、その微小黒線が画質上、非常に問題となる範囲にありことを示している。
第3の比較例に係る画像形成装置10においては、感光体102の回転数が333K回までにおいて、画像に微小黒線が生じ、その微小黒線が画質上で非常に問題となる範囲にある。これは、これは、角度θをθ3とした状態で感光体102を帯電しており(図8(b)参照)、角度θをθ1とした状態で感光体102を帯電する場合(図8(a)参照)と比較して、感光体の特定の部分が不安定放電領域S2を通過する時間が長いためである。
第3の比較例に係る画像形成装置10においては、感光体102の回転数が333K回から666K回までにおいて、画像に微小黒線が生じ、その微小黒線が画質上で問題となる範囲にある。これは、これは、角度θをθ3とした状態で感光体102を帯電しており(図8(b)、図4(c)参照)、角度θをθ2とした状態で感光体102を帯電する場合(図4(b)参照)と比較して、感光体の特定の部分が不安定放電領域S2を通過する時間が長いためである。
図13には、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置10が有する帯電装置200が示されている。先述の本発明の第1の実施形態においては、帯電装置200は、無端状の帯電部材204と、帯電部材204の内側に配置され帯電部材204を支持する支持部材210とを有し、支持部材210に調整機構280が取り付けられていて、調整機構280で支持部材210を移動させて、支持部材210を移動させることで、領域Sの楔部における感光体102と帯電部材204の外周面206との角度θを変化させていた。これに対して、この第1の変形例に係るが画像形成装置10が有する帯電装置200は、帯電部材204と、支持部材210を有し、さらに接触部材220を有している。
接触部材220は、帯電部材204の外周面206に感光体102の側から接触する部材であり、接触部材220には、接触部材220を移動させ、角度θを調整する調整機構280が取り付けられている。
また、この第2の実施形態においては、帯電部材204は、帯状の帯電部材として用いられており、必ずしも無端状でなくても良く、例えば帯状のものであっても良い。
以上で説明をした部分を除き、この第2の実施形態に係る画像形成装置10の構成は、先述の第1の実施形態に係る画像形成装置と同一である。
図14には、第2の実施形態に係る画像形成装置10が有する帯電装置200の動作が示されている。先述の第1の実施形態に係る帯電装置200においては、調整機構280が支持部材210を移動させることにより、領域Sの楔部における接触部N近傍の感光体102と帯電部材204の外周面206との間の角度θを調整していた。これに対して、この第2の実施形態に係る帯電装置200においては、調整機構280を用いて接触部材220を移動させることによって、角度θを調整している。
図14(a)は接触部材220と帯電部材204とが第1の位置にあり、角度θがθ1である状態の帯電装置200を示し、図14(b)は接触部材220と帯電部材204とが第2の位置にあり、角度θがθ2である状態の帯電装置200を示し、図14(c)は接触部材220と帯電部材204とが第3の位置にあり、角度θがθ3である状態の帯電装置200を示している。
図15には、本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置10が有する帯電装置200が示されている。先述の本発明の第1の実施形態においては、帯電装置200は、無端状の帯電部材204を有していた。これに対して、この第3の実施形態においては、帯電装置200は、板状の帯電部材230を有し、帯電部材230に調整機構280が取り付けられている。以上で説明をした部分を除き、この第3の実施形態に係る画像形成装置10の構成は、先述の第1の実施形態に係る画像形成装置と同一である。
図16には、第3の実施形態に係る画像形成装置10が有する帯電装置200の動作が示されている。先述の第1の実施形態に係る帯電装置200においては、調整機構280が支持部材210を移動させることにより、領域Sの楔部における接触部N近傍の感光体102と帯電部材204の外周面206との間の角度θを調整していた。これに対して、この第3の実施形態に係る帯電装置200においては、調整機構280によって帯電部材230を移動させることで角度θを調整している。
図16(a)は帯電部材230が第1の位置にあり、角度θがθ1である状態の帯電装置200を示し、図14(b)は帯電部材230が第2の位置にあり、角度θがθ2である状態の帯電装置200を示し、図14(c)は帯電部材204が第3の位置にあり角度θがθ3である状態の帯電装置200を示している。
以上で説明をした各実施形態においては、角度θを3段階で変化させる例について説明をしたが、帯電装置200の帯電回数に応じて、また像形成部100の像形成の回数に応じて角度θを2段階で変化させたり、4段階以上で変化させたりするようにしても良い。
以上で説明をした各実施形態においては、像形成部100として単色の画像を形成するものを例として示したが、像形成部100として多色の画像形成する装置に対しても本発明を適用することができる。例えば、感光体を1つ有し、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の現像剤を用い、感光体が4回、回転することで1つの画像形成する画像形成装置に本発明を適用することができる。この場合、感光体の回転数の略1/4が画像形成装置により形成された画像の数となる。
以上述べたように、本発明は、少なくとも、例えばプリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置と、このような画像形成装置を用いた画像形成方法と、例えば上述のような画像形成装置に適用することができる帯電装置と、このような帯電装置を用いた帯電方法とに利用することができる。
10・・・画像形成装置
102・・・感光体
106・・・膜部
200・・・帯電装置
204・・・帯電部材
206・・・外周面
210・・・支持部材
220・・・接触部材
230・・・帯電部材
280・・・調整機構
400・・・制御装置
410・・・回転数測定装置
S1・・・安定放電領域
S2・・・不安定放電領域

Claims (9)

  1. 電荷を保持する電荷保持部を有する被帯電部材との間に放電を生じさせる放電面を備え、電圧が印可され、前記被帯電部材に接触して該被帯電部材を帯電させる帯電部材と、
    前記被帯電部材と前記放電面との間の角度を調整する調整手段と、
    を有する帯電装置。
  2. 帯電した回数の増加に応じて、前記被帯電部材と前記放電面との間の角度を小さくするように前記調整手段を制御する制御手段をさらに有する請求項1記載の帯電装置。
  3. 前記帯電部材は、可撓性を有し、無端状であって、
    前記調整手段は、前記帯電部材の内側に配置され、前記帯電部材を支持する支持部材を有し、前記支持部材を移動させ、前記被帯電部材と前記放電面との間の角度を調整する請求項1又は2記載の帯電装置。
  4. 前記帯電部材は帯状であって、
    前記調整手段は、前記帯電部材に前記被帯電部材の側から接触する接触部材を有し、前記接触部材を移動させ、前記被帯電部材と前記放電面との角度を調整する請求項1又は2記載の帯電装置。
  5. 前記帯電部材は、板状である請求項1又は2記載の帯電装置。
  6. 電荷を保持する電荷保持部を有し、像を保持する像保持体と、
    前記電荷保持部との間に放電を生じさせる放電面を備え、電圧が印加され、前記像保持体に接触して該像保持体を帯電させる帯電部材と、
    前記像保持体と前記放電面との間の角度を調整する調整手段と、
    を有する画像形成装置。
  7. 形成した画像数の増加に応じて、前記像保持体と前記放電面との間の角度を小さくするように前記調整手段を制御する制御手段と、
    を有する請求項6記載の画像形成装置。
  8. 電荷を保持する電荷保持部を有する被帯電部材と、前記被帯電部材との間に放電を生じさせる放電面を備え、電圧が印可され、前記被接触部材に接触して該被帯電部材を帯電させる帯電部材の前記放電面との間の角度を調整する工程を有する帯電方法。
  9. 電荷を保持する電荷保持部を有し、像を保持する像保持体と、前記像保持体との間に放電を生じさせる放電面を備え、電圧が印可され、前記像保持体に接触して該像保持体を帯電させる帯電部材の前記放電面との間の角度を調整する工程と、
    帯電された像保持体に静電潜像を形成する工程と、
    前記静電潜像を現像する工程と、
    を有する画像形成方法。
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