JP2012060545A - ハングル文字入力方法と装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハングル文字を仮想スイッチを用いてコンピュータに入力する。
【解決手段】ハングル文字をコンピュータに入力するための、字母の選択を、仮想スイッチを用いて、1つの字母の選択に、2回の択一選択機会を設けて、1回の択一選択機会に選択する字母の数を少なくして、択一選択を容易にするとともに、選択機会を2回に分けることにより、先に設けた選択機会の選択動作を、後の選択機会の選択動作と重ね合わせることにより、択一選択動作の無駄を省いて単純化し、かつ選択機会を2つに分けるための複数字母の小分けに際して、2ボル式キーボードの文字配列に応じて字母群を形成し、2ボル式キーボードとの互換性を計るとともに、日本語やアルファベッドの仮想キースイッチによる文字入力方式との共通性を計る。
【選択図】図4
【解決手段】ハングル文字をコンピュータに入力するための、字母の選択を、仮想スイッチを用いて、1つの字母の選択に、2回の択一選択機会を設けて、1回の択一選択機会に選択する字母の数を少なくして、択一選択を容易にするとともに、選択機会を2回に分けることにより、先に設けた選択機会の選択動作を、後の選択機会の選択動作と重ね合わせることにより、択一選択動作の無駄を省いて単純化し、かつ選択機会を2つに分けるための複数字母の小分けに際して、2ボル式キーボードの文字配列に応じて字母群を形成し、2ボル式キーボードとの互換性を計るとともに、日本語やアルファベッドの仮想キースイッチによる文字入力方式との共通性を計る。
【選択図】図4
Description
本発明は、コンピュータにおけるヒューマンインターフェイスをなすもので、特に韓国語のハングル文字の入力において、日本語の仮名文字入力や欧米圏の言語に共通するアルファベット文字の入力と、ほぼ同一インタフェイスを使用している感覚をもって、異なる言語であるハングル文字を入力する方法と装置に関する。
コンピュータにおいて文字を入力するためのヒューマンインターフェイスには、コンピュータの創世記から現在まで、キーボードが最も実用的な手段とされて、大型コンピュータから携帯用の極小型のモバイルコンピュータまで、現在も使用され、特に欧米圏のアルファベッドの入力には、実用上十分であるとされている。
しかし、コンピュータの頭脳をなすCPUが超小型になり、コンピュータ本体が各種の電機製品に組み込まれ、時代はユビキタスコンピューティングの世紀に入り、人とコンピュータの係わりは、益々強固な関係を保たなければならない状況に至っている。
そのため、人がコンピュータへ情報を伝えるヒューマンインターフェイスとして、マウスやトラックボール等のポインテング機器、カメラによる人体の動き(モーション)を認識する手段、音声認識手段、手書き文字認識手段等により、キーボードに代えて文字を入力できないもにかと、色々なインターフェイス機器が提案されている。
その中でも、コンピュータのモニタ画面上に表示された文字パレットを、マウスやトラックボールで動かされるポインターを用いて、文字を選別して文字を入力する方法や、前記文字パレットの上面にタッチセンサを設けて、指で直接文字を選別する等の、仮想スイッチによるものが、最近は数多く提案され、かつ実用化されている。
これらのものは、従来のキーボードによる入力においては、人が操作する実体を成すスイッチが不可欠であり、そのため小型化が困難であったものを、上記モニター画面上の文字パレットによるものは、人が操作する対象を、仮想スイッチとしてあり、同様に人が操作するポインターも、画面上自在に動ける矢印や指の形をした仮想的なマークをなしている。
同様に、タッチセンサを用いたものにおいても、人が触れるスイッチは仮想スイッチとなり、そのため、文字パレットの文字配列やキートップの形や大きさに、自在性が高くなっている。
その結果、仮想スイッチによる文字入力方法においては、文字パレットの文字配列や文字選択の選別仕様が様々となり、かつ、仮想スイッチへのアタックの仕様、例えば、ポインターによるものは、シングルクリック、ダブルクリック等、タッチセンサーによるものは、タッチ、タップ、フリック等、これらも様々となり、複雑化している。
特許文献1には、仮名文字における五十音図の各行の先頭文字群を、各文字選択スイッチのキートップに表示して、そのキートップを指し示すと共に、指し示したもののその後の移動方向により、先頭文字群に係る5つの文字を選択する方法が記載されている。
また、特許文献3には、仮名文字における五十音図の各行の先頭文字群を、各文字選択仮想スイッチのキートップに表示して、そのキートップをタップするかもしくは縦横何れかの方向にフリックするようにジェスチャーして、その行に係る5つの文字群を選択する方法が記載されている。
さらに、特許文献3には、選択対応文字を斜めに配置することにより、斜め方向にフリックして選択できることや、縦横4方向の間の方向に、別な選択対応要素を配置して、その斜め方向にフリックして択一選択要素の数を、4つ以上に増やせることが記載されている。
一方、文字パレットの文字配列と仮想スイッチへのアタックの仕様は、入力を要する文字の言語により、さらに様々の仕様を生み出し、現状においては、文字入力方法の統一性がとれないというの難点がある。
特に、韓国語のハングル文字は、日本語の仮名文字や、英語(フランス語、ドイツ語等のアルファベッドを使用した言語を代表するものとする)のアルファベッド文字と、言語そのものの成り立ちが異なるため、コンパクトに纏めた文字パレット上に、共存させることが困難であった。
世界中が無国籍化してきた現在、インターネット上で多言語を取り扱えるようにするには、何らかの共通性を見出して、統合されたヒューマンインターフェイス環境を作り出さなければならない。
例えば、文字が持つ固有の属性に注目して、日本語の仮名文字であれば、平仮名(以下かな又はかな文字とする)、片仮名(以下カナ又はカナ文字とする)、母音、子音、清音、濁音、半濁音、直音、拗音等に、属性を分けることができ、また、英語のアルファベットであれば、大文字、小文字、母音、子音、アクセント等に属性を分けることができる。
同様に、ハングル文字であれば子音字母、母音字母、単母音、複合母音等に分けられ、それらを利用し、かつ、多言語を取り扱うことを考慮した上で、仮想スイッチを並べた文字入力待ち受け画面(文字パレットに該当するが明細書においては、常に表示されている基本入力画面を称する)を形成し、さらに、文字配列と操作方法を新規に構築するに当たっては、例外をできる限り少なくして、操作手順を簡略化するととも、異なる言語間において操作性を共通化し、しかも操作の流れをと止めたり、戻ったりすることなく、それらの属性間、並びに、言語間を、シームレスに行き交うことを可能とする、新たな文字入力方法や装置が求められている。
特許文献2には、アルファベッドに係る複数の文字を、母音と子音を分けて、択一選択文字群を形成することが記載されている。
解決しようとする問題点は、ユビキタスコンピューティング時代を迎えるに当たって、ハングル文字及び、仮名文字や英語などの多国語に対応し、複雑なルール(取り決め)や煩雑な手順を排除し、しかも、操作者の記憶に頼らない低い熟練度でも、操作者の入力を意図しようとする文章を、完結して入力することができる、人がコンピュータと係わるに当たって、最も重要な文字入力に係る、和英韓混合のヒューマンインターフェースがないことである。
仮想スイッチによる英字式キーボード配列の文字入力パッドを用いて、ハングル文字を入力するのは、日本語の仮名文字や英語のアルファベッドが、特許文献1〜3の如く、字数の少ない文字入力画面を用いて、分かり易く、操作性の高い文字入力を達成しているのに対して、整合性がとれなくなり、国籍を特定しない携帯端末機器や、電子ブック、電子辞書、モバイル型ノートパソコン等の文字入力に不都合を生じている。
文字入力に関する要求としては、高齢者や未熟練者には、低速度でも分かり易く、煩雑なルールがなく、隠れて表示されない選択要素が少ないものが望まれている。
しかし、一方では、高度の熟練を要しても高速度で文字の入力ができる文字の入力方法が望まれているのも確かである。
この様な要求から、日本語の仮名文字や、英語等のアルファベッドを、入力待ち受け画面を共通する仮想スイッチを用い、操作性や基本的仕様を近似させたインターフェイスを持つ文字入力方法や装置が、いくつか提案されており、ハングル文字においても、それらと同様な操作性をもつ文字入力の開発が望まれる。
しかし、一方では、高度の熟練を要しても高速度で文字の入力ができる文字の入力方法が望まれているのも確かである。
この様な要求から、日本語の仮名文字や、英語等のアルファベッドを、入力待ち受け画面を共通する仮想スイッチを用い、操作性や基本的仕様を近似させたインターフェイスを持つ文字入力方法や装置が、いくつか提案されており、ハングル文字においても、それらと同様な操作性をもつ文字入力の開発が望まれる。
さらに、韓国語のハングル文字は、字母の選択から文字形成に至る過程に、ソフトウエアを介在させて、ハングル文字やハングル語に変換するため、キーボードが出力する選択字母群の時系列信号と互換性が要求され、標準的に広汎に利用されている2ボル式キー配列のキーボードとのコンパチビリテイは、特に強く要求される。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)ハングル文字を形成する複数の子音字母と複数の母音字母から、字母を時系列に択一選択して、ハングル文字をコンピュータに入力するようにしたハングル文字入力方法において、
字母を時系列に択一選択するキーボードに割り当てられている子音字母群と母音字母群を、そのキーボードの各字母の配置に基づいて複数の子音字母群と複数の母音字母群に分け、その複数の字母群を、各字母群を代表する図形を付して、字母群を選択する仮想択一選択スイッチとともに、画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、複数の字母群を択一選択する字母群選択機会を構成するとともに、
前記字母群選択機会において選択された字母群の各字母を、その各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチとともに画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、各字母を択一選択するようにした字母選択機会を構成して、複数の字母を時系列に択一選択する。
(1)ハングル文字を形成する複数の子音字母と複数の母音字母から、字母を時系列に択一選択して、ハングル文字をコンピュータに入力するようにしたハングル文字入力方法において、
字母を時系列に択一選択するキーボードに割り当てられている子音字母群と母音字母群を、そのキーボードの各字母の配置に基づいて複数の子音字母群と複数の母音字母群に分け、その複数の字母群を、各字母群を代表する図形を付して、字母群を選択する仮想択一選択スイッチとともに、画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、複数の字母群を択一選択する字母群選択機会を構成するとともに、
前記字母群選択機会において選択された字母群の各字母を、その各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチとともに画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、各字母を択一選択するようにした字母選択機会を構成して、複数の字母を時系列に択一選択する。
このような構成とすると、選択を要する複数の字母群全体を、キーボードの配列に応じ、字母の子音と母音の属性により、その字母群を択一選択する複数の仮想スイッチ全体を、一見して見渡せる範囲の少ない数に分けて、択一選択機会を複数回にすることにより、目的とする文字を見つけ易くするようにし、かつ仮想スイッチをもってなる択一選択要素には、その選択要素が複数の字母群を代表しているものであれば、それを示す記号や図形をもって、選択要素に重ねるか指標を明示して、記憶や訓練による熟練に頼ることなく、字母群選択機会や字母選択機会において、操作者が戸惑うことなく、目視確認しながら入力を進めていくことができる。
複数の字母群は、キーボードと同様に子音属性と母音属性に分けてられているので、それぞれ交互に選択し易くなっている。
また、1つの字母を選択するのに、少数の字母からなる複数の字母群の仮想スイッチによる択一選択機会と、選択されて字母群の各字母を仮想スイッチにより択一選択する字母選択機会により、時系列に並ぶ字母列とハングル文字に対応したジェスチャーを、タップとフリック動作によって、高速に実行することを可能とする。
複数の字母群は、キーボードと同様に子音属性と母音属性に分けてられているので、それぞれ交互に選択し易くなっている。
また、1つの字母を選択するのに、少数の字母からなる複数の字母群の仮想スイッチによる択一選択機会と、選択されて字母群の各字母を仮想スイッチにより択一選択する字母選択機会により、時系列に並ぶ字母列とハングル文字に対応したジェスチャーを、タップとフリック動作によって、高速に実行することを可能とする。
(2)ハングル文字を形成する複数の子音字母と複数の母音字母から、字母を時系列に択一選択して、ハングル文字をコンピュータに入力するようにしたハングル文字入力方法において、
字母を時系列に択一選択するキーボードに割り当てられている子音字母群と母音字母群を、そのキーボードの各字母の配置に基づいて複数の子音字母群と複数の母音字母群に分け、その複数の字母群を、各字母群を代表する図形を付して、各字母群を択一選択する択一選択仮想スイッチとともに、画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、複数の字母群を択一選択する字母群選択機会を構成するとともに、
前記字母群選択機会において選択された字母群の各字母を、その各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチとともに画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、各字母を択一選択するようにした字母選択機会を構成し、
かつ、前記字母選択機会において、字母群と同一キーに割り当てられているシフトモードの字母群に、字母選択機会を構成している択一選択仮想スイッチのいづれかの操作によりシフトモードに変更して、シフトモードに割り当てられている字母群を、択一選択仮想スイッチとともに画像表示画面に表示して、シフトモードの各字母を択一選択するようにしたシフトモード選択機会とをもって、
複数の字母を時系列に択一選択する。
字母を時系列に択一選択するキーボードに割り当てられている子音字母群と母音字母群を、そのキーボードの各字母の配置に基づいて複数の子音字母群と複数の母音字母群に分け、その複数の字母群を、各字母群を代表する図形を付して、各字母群を択一選択する択一選択仮想スイッチとともに、画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、複数の字母群を択一選択する字母群選択機会を構成するとともに、
前記字母群選択機会において選択された字母群の各字母を、その各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチとともに画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、各字母を択一選択するようにした字母選択機会を構成し、
かつ、前記字母選択機会において、字母群と同一キーに割り当てられているシフトモードの字母群に、字母選択機会を構成している択一選択仮想スイッチのいづれかの操作によりシフトモードに変更して、シフトモードに割り当てられている字母群を、択一選択仮想スイッチとともに画像表示画面に表示して、シフトモードの各字母を択一選択するようにしたシフトモード選択機会とをもって、
複数の字母を時系列に択一選択する。
このような構成とすると、選択を要する複数の字母群全体を、キーボードの配列に応じ、字母の子音と母音の属性により、その字母群を択一選択する複数の仮想スイッチ全体を、一見して見渡せる範囲の少ない数に分けて、択一選択機会を複数回にすることにより、目的とする文字を見つけ易くするようにし、かつ仮想スイッチをもってなる択一選択要素には、その選択要素が複数の字母群を代表しているものであれば、それを示す記号や図形をもって、選択要素に重ねるか指標を明示して、記憶や訓練による熟練に頼ることなく、字母群選択機会や字母選択機会において、操作者が戸惑うことなく、目視確認しながら入力を進めていくことができる。
複数の字母群は、キーボードと同様に子音属性と母音属性に分けてられているので、それぞれ交互に選択し易くなっている。
また、1つの字母を選択するのに、少数の字母からなる複数の字母群の仮想スイッチによる択一選択機会と、選択されて字母群の各字母を仮想スイッチにより択一選択する字母選択機会により、時系列に並ぶ字母列とハングル文字に対応したジェスチャーを、タップとフリック動作によって、高速に実行することを可能とする。
さらに、字母選択機会から、別な字母選択機会に移行して、移行前の字母群と同じキーに割り当てられているシフトモードの選択を選択できるようにするとともに、2ボル式キー配列キーボードには配列されていない字母の選択をできるようにするとともに、機能拡張の記号類やコマンド等のコードを入力でき。
複数の字母群は、キーボードと同様に子音属性と母音属性に分けてられているので、それぞれ交互に選択し易くなっている。
また、1つの字母を選択するのに、少数の字母からなる複数の字母群の仮想スイッチによる択一選択機会と、選択されて字母群の各字母を仮想スイッチにより択一選択する字母選択機会により、時系列に並ぶ字母列とハングル文字に対応したジェスチャーを、タップとフリック動作によって、高速に実行することを可能とする。
さらに、字母選択機会から、別な字母選択機会に移行して、移行前の字母群と同じキーに割り当てられているシフトモードの選択を選択できるようにするとともに、2ボル式キー配列キーボードには配列されていない字母の選択をできるようにするとともに、機能拡張の記号類やコマンド等のコードを入力でき。
(3)上記(1)または(2)項において、キーボードは、2ボル式キー配列のキーボードである。
このような構成とすると、ハングル文字入力に標準的に使用されている2ボル式のキーボードと、字母コード及び文字コードの処理の互換性が高く、しかも使用感覚も、子音字母や母音字母、及び左手や右手の字母等、字母と配置の対応感覚が類似して、キーボードの熟練者も、これからキボードを練習する者にとっても、使い勝手のよい入力装置が提供できる。
(4)上記(1)〜(3)いずれかにおいて、画像表示画面は、コンピュータのモニター画面、テレビのモニター画面、テレビ録画機のモニター画面、ゲーム機のモニター画面、携帯電話機のモニター画面、携帯端末のモニター画面、電子プックのモニター画面、電子辞書のモニター画面、携帯電話機のモニター画面、カラオケ選曲器のモニター画面、家電機器のモニター画面、医療用機器のモニター画面いずれかである。
このような構成とすると、これからのユビキタスコンピューティングのあらゆる電子機器の文字入力に対応することができる。
(5)上記(1)〜(4)いずれかにおいて、ポインテイング手段は、画像表示画面上において、自由に移動できるGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)のポインターである。
このような構成とすると、表示画面の遠近に係わらず、あらゆる仮想スイッチの選択に対応できるとともに、マウスやトラックボール等の汎用性の高いポインティング手段で操作できる。
(6)上記(1)〜(4)いずれかにおいて、ポインテイング手段は、画像表示画面の前面に設けられたタッチパネルを作動するスタイラスペンや指である。
このような構成とすると、2次元的に画像表示画面に表示されている、字母群択一選択仮想スイッチや文字択一選択仮想スイッチの択一選択において、選択目標とする仮想スイッチに、3次元空間を介して直接的に選択操作を行うことができるとともに、タッチアウトやフリック動作を、3次元空間を介して行い、仮想スイッチの選択確認動作を省略できる。
(7)上記(1)〜(4)いずれかにおいて、ポインテイング手段は、画像表示画面上において、決められた領域毎に順次移動するカーソルである。
このような構成とすると、各仮想スイッチが選択決定可能状態をカーソルによって示されるので、選択が容易になるともに、距離を置いて設けた画像表示画面においても選択可能な仮想スイッチを認識しやすくなる。
(8)上記(1)〜(7)いずれかにおいて、各字母群を択一選択する択一選択仮想スイッチは、3行2列もしく2行3列のマトリクス配列、または1行もしくは1列の配列いずれかのスイッチ構造をなしている。
このような構成とすると、目視的に選択する行又は列の何れか一方が少ないので、択一選択が容易にできる。
(9)上記(1)〜(8)いずれかにおいて、各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチは、3行3列のマトリクス配列もしくは5個の十文字配列いずれかのスイッチ構造をなしている。
このような構成とすると、字母群択一選択仮想スイッチを選択したときの仮想スイッチに、中央の仮想スイッチを重ねて、字母を択一選択する択一選択仮想スイッチを表示(開く)することにより、3行3列のマトリクス配列もしくは5個の十文字配列の中央の仮想スイッチは、5個のスイッチの内、中央のスイッチが既に選択された状態に至っているので、そこからタッチアウトすると、その中央のスイッチに確定し、そこから四方にある他のスイッチに向けてフリックすると、その方向のスイッチが確定するようにした、フリック操作をできるようにする。
(10)上記(1)〜(9)いずれかにおいて、各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチは、各字母群を択一選択する択一選択仮想スイッチのいずれかを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段が選択したとき、選択された字母群の仮想スイッチに、各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチの中央スイッチを重ねて表示する仮想スイッチである。
このような構成とすると、1回目の字母群択一選択仮想スイッチを選択したときの仮想スイッチに、中央の仮想スイッチを重ねて、字母を択一選択する択一選択仮想スイッチを表示(開く)することにより、中央のスイッチが既に選択された状態に至っているので、2回目の択一選択動作における選択位置の決定が省略できる。
これは、選択動作を初め半分と終わり半分に分けてみると、例えば、初め半分は、仮想スイッチに触れたり、重なったりするときの動作でタッチイン等に該当し、終わり半分は、仮想スイッチから離れるときの動作でタッチアウト等に該当し、この動作は分けて行うことができない一連の動作である。
上記した1回目の選択動作は、選択動作の初めの半分で行われている。
これは、選択動作を初め半分と終わり半分に分けてみると、例えば、初め半分は、仮想スイッチに触れたり、重なったりするときの動作でタッチイン等に該当し、終わり半分は、仮想スイッチから離れるときの動作でタッチアウト等に該当し、この動作は分けて行うことができない一連の動作である。
上記した1回目の選択動作は、選択動作の初めの半分で行われている。
(11)上記(1)〜(10)いずれかにおいて、各字母を択一選択する仮想択一選択スイッチは、各字母群を択一選択する仮想択一選択スイッチのいずれかを、その仮想択一選択スイッチを指し示すポインテイング手段が選択したとき、選択された字母群の仮想スイッチに、各字母を択一選択する仮想択一選択スイッチの中央スイッチを重ねて表示する仮想スイッチであるとともに、この各字母を択一選択する仮想択一選択スイッチは、各字母群を選択したポインテイング手段の滑り移動に応じて、その滑り移動方向に割り当てられている字母もしくは機能を選択する仮想スイッチである。
このような構成とすると、択一選択動作の選択確定動作を、前記した選択動作の終わ半分の動作で行えるようになり、2回目の択一選択動作における選択の決定動作が簡単にできる。
(12)ハングル文字を形成する複数の子音字母と複数の母音字母から、字母を時系列に択一選択して、ハングル文字をコンピュータに入力するようにしたハングル文字入力装置において、
字母を時系列に択一選択するキーボードに割り当てられている子音字母群と母音字母群を、そのキーボードの各字母の配置に基づいて複数の子音字母群と複数の母音字母群に分け、その複数の字母群を、各字母群を代表する図形を付して、字母群を選択する仮想択一選択スイッチとともに、画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された仮想択一選択スイッチを、その択一選択スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、複数の字母群を択一選択する字母群選択手段と、
前記字母群選択手段によって選択された字母群の各字母を、その各字母を択一選択する仮想択一選択スイッチとともに画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された仮想択一選択スイッチを、その択一選択スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、各字母を択一選択するようにした字母選択手段により、複数の字母を時系列に択一選択する。
字母を時系列に択一選択するキーボードに割り当てられている子音字母群と母音字母群を、そのキーボードの各字母の配置に基づいて複数の子音字母群と複数の母音字母群に分け、その複数の字母群を、各字母群を代表する図形を付して、字母群を選択する仮想択一選択スイッチとともに、画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された仮想択一選択スイッチを、その択一選択スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、複数の字母群を択一選択する字母群選択手段と、
前記字母群選択手段によって選択された字母群の各字母を、その各字母を択一選択する仮想択一選択スイッチとともに画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された仮想択一選択スイッチを、その択一選択スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、各字母を択一選択するようにした字母選択手段により、複数の字母を時系列に択一選択する。
このような構成とすると、選択を要する複数の字母群全体を、キーボードの配列に応じ、字母の子音と母音の属性により、その字母群を択一選択する複数の仮想スイッチ全体を、一見して見渡せる範囲の少ない数とした、字母群択一選択仮想スイッチとし、その字母群択一選択仮想スイッチで、まず字母群を選択した後で、キボードの配列に応じて少ない字数に纏められた複数の字母を、字母択一選択仮想スイッチにより、択一選択するようにして、字母選択手段を複数段にすることにより、目的とする文字を見つけ易くするようにし、かつ仮想スイッチをもってなる択一選択要素には、その選択要素が複数の字母群を代表しているものであれば、それを示す記号や図形をもって、選択要素に重ねるか指標を明示して、記憶や訓練による熟練に頼ることなく、字母群選択手段や字母選択手段において、操作者が戸惑うことなく、目視確認しながら入力を進めていくことができる。
複数の字母群は、キーボードと同様に子音属性と母音属性に分けてられているので、それぞれ交互に選択し易くなっている。
また、1つの字母を選択するのに、少数の字母からなる複数の字母群の仮想スイッチによる択一選択手段と、選択された字母群の各字母を仮想スイッチにより択一選択する字母選択手段により、時系列に並ぶ字母列とハングル文字に対応したジェスチャーを、タップとフリック動作によって、高速に実行することを可能とする。
複数の字母群は、キーボードと同様に子音属性と母音属性に分けてられているので、それぞれ交互に選択し易くなっている。
また、1つの字母を選択するのに、少数の字母からなる複数の字母群の仮想スイッチによる択一選択手段と、選択された字母群の各字母を仮想スイッチにより択一選択する字母選択手段により、時系列に並ぶ字母列とハングル文字に対応したジェスチャーを、タップとフリック動作によって、高速に実行することを可能とする。
(13)ハングル文字を形成する複数の子音字母と複数の母音字母から、字母を時系列に択一選択して、ハングル文字をコンピュータに入力するようにしたハングル文字入力方法において、
字母を時系列に択一選択するキーボードに割り当てられている子音字母群と母音字母群を、そのキーボードの各字母の配置に基づいて複数の子音字母群と複数の母音字母群に分け、その複数の字母群を、各字母群を代表する図形を付して、字母群を選択する仮想択一選択スイッチとともに、画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された仮想択一選択スイッチを、その択一選択スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、複数の字母群を択一選択する字母群選択手段と、
前記字母群選択手段によって選択された字母群の各字母を、その各字母を択一選択する仮想択一選択スイッチとともに画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された仮想択一選択スイッチを、その択一選択スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、各字母を択一選択するようにした字母選択手段と、
前記字母選択手段において、字母群と同一キーに割り当てられているシフトモードの字母群に、字母選択機会を構成している仮想択一選択スイッチのいづれかの操作によりシフトモードに変更して、シフトモードに割り当てられている字母群を、仮想択一選択スイッチとともに画像表示画面に表示して、シフトモードの各字母を択一選択するようにしたシフトモード選択手段とをもって、
複数の字母を時系列に択一選択する。
字母を時系列に択一選択するキーボードに割り当てられている子音字母群と母音字母群を、そのキーボードの各字母の配置に基づいて複数の子音字母群と複数の母音字母群に分け、その複数の字母群を、各字母群を代表する図形を付して、字母群を選択する仮想択一選択スイッチとともに、画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された仮想択一選択スイッチを、その択一選択スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、複数の字母群を択一選択する字母群選択手段と、
前記字母群選択手段によって選択された字母群の各字母を、その各字母を択一選択する仮想択一選択スイッチとともに画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された仮想択一選択スイッチを、その択一選択スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、各字母を択一選択するようにした字母選択手段と、
前記字母選択手段において、字母群と同一キーに割り当てられているシフトモードの字母群に、字母選択機会を構成している仮想択一選択スイッチのいづれかの操作によりシフトモードに変更して、シフトモードに割り当てられている字母群を、仮想択一選択スイッチとともに画像表示画面に表示して、シフトモードの各字母を択一選択するようにしたシフトモード選択手段とをもって、
複数の字母を時系列に択一選択する。
このような構成とすると、選択を要する複数の字母群全体を、キーボードの配列に応じ、字母の子音と母音の属性により、その字母群を択一選択する複数の仮想スイッチ全体を、一見して見渡せる範囲の少ない数とした、字母群択一選択仮想スイッチとし、その字母群択一選択仮想スイッチで、まず字母群を選択した後で、キボードの配列に応じて少ない字数に纏められた複数の字母を、字母択一選択仮想スイッチにより、択一選択するようにして、字母選択手段を複数段にすることにより、目的とする文字を見つけ易くするようにし、かつ仮想スイッチをもってなる択一選択要素には、その選択要素が複数の字母群を代表しているものであれば、それを示す記号や図形をもって、選択要素に重ねるか指標を明示して、記憶や訓練による熟練に頼ることなく、字母群選択手段や字母選択手段において、操作者が戸惑うことなく、目視確認しながら入力を進めていくことができる。
複数の字母群は、キーボードと同様に子音属性と母音属性に分けてられているので、それぞれ交互に選択し易くなっている。
また、1つの字母を選択するのに、少数の字母からなる複数の字母群の仮想スイッチによる択一選択手段と、選択された字母群の各字母を仮想スイッチにより択一選択する字母選択手段により、時系列に並ぶ字母列とハングル文字に対応したジェスチャーを、タップとフリック動作によって、高速に実行することを可能とする。
さらに、字母選択手段から、別な字母選択手段に移行して、移行前の字母群と同じキーに割り当てられているシフトモードの選択を選択できるようにするとともに、2ボル式キー配列キーボードには配列されていない字母の選択をできるようにするとともに、機能拡張の記号類やコマンド等のコードを入力できる。
複数の字母群は、キーボードと同様に子音属性と母音属性に分けてられているので、それぞれ交互に選択し易くなっている。
また、1つの字母を選択するのに、少数の字母からなる複数の字母群の仮想スイッチによる択一選択手段と、選択された字母群の各字母を仮想スイッチにより択一選択する字母選択手段により、時系列に並ぶ字母列とハングル文字に対応したジェスチャーを、タップとフリック動作によって、高速に実行することを可能とする。
さらに、字母選択手段から、別な字母選択手段に移行して、移行前の字母群と同じキーに割り当てられているシフトモードの選択を選択できるようにするとともに、2ボル式キー配列キーボードには配列されていない字母の選択をできるようにするとともに、機能拡張の記号類やコマンド等のコードを入力できる。
(14)上記(12)または(13)において、キーボードは、2ボル式キー配列のキーボードである。
このような構成とすると、ハングル文字入力に標準的に使用されている2ボル式のキーボードと、字母コード及び文字コードの処理の互換性が高く、しかも使用感覚も、子音字母や母音字母、及び左手や右手の字母等、字母と配置の対応感覚が類似して、キーボードの熟練者も、これからキボードを練習する者にとっても、使い勝手のよい入力装置が提供できる。
(15)上記(12)〜(14)いずれかにおいて、画像表示画面は、コンピュータのモニター画面、テレビのモニター画面、テレビ録画機のモニター画面、ゲーム機のモニター画面、携帯電話機のモニター画面、携帯端末のモニター画面、電子プックのモニター画面、電子辞書のモニター画面、携帯電話機のモニター画面、カラオケ選曲器のモニター画面、家電機器のモニター画面、医療用機器のモニター画面のいずれかである。
このような構成とすると、これからのユビキタスコンピューティングのあらゆる電子機器の文字入力に対応することができる。
(16)上記(12)〜(15)いずれかにおいて、ポインテイング手段は、画像表示画面上において、自由に移動できるGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)のポインターである。
このような構成とすると、表示画面の遠近に係わらず、あらゆる仮想スイッチの選択に対応できるとともに、マウスやトラックボール等の汎用性の高いポインティング手段で操作できる。
(17)上記(12)〜(15)いずれかにおいて、ポインテイング手段は、画像表示画面の前面に設けられたタッチパネルを作動するスタイラスペンや指である。
このような構成とすると、2次元的に画像表示画面に表示されている、字母群択一選択仮想スイッチや文字択一選択仮想スイッチの択一選択において、選択目標とする仮想スイッチに、3次元空間を介して直接的に選択操作を行うことができるとともに、タッチアウトやフリック動作を、3次元空間を介して行い、仮想スイッチの選択確認動作を省略できる。
(18)上記(12)〜(15)いずれかにおいて、ポインテイング手段は、画像表示画面上において、決められた領域毎に順次移動するカーソルである。
このような構成とすると、各仮想スイッチが選択決定可能状態をカーソルによって示されるので、選択が容易になるともに、距離を置いて設けた画像表示画面においても選択可能な仮想スイッチを認識しやすくなる。
(19)上記(12)〜(18)いずれかにおいて、各字母群を択一選択する択一選択仮想スイッチは、3行2列もしく2行3列のマトリクス配列、または1行もしくは1列の配列いずれかのスイッチ構造をなしている。
このような構成とすると、目視的に選択する行又は列の何れか一方が少ないので、択一選択が容易にできる。
(20)上記(12)〜(19)いずれかにおいて、各字母を択一選択する一選択仮想択スイッチは、3行3列のマトリクス配列もしくは5個の十文字配列いずれかのスイッチ構造をなしている。
このような構成とすると、字母群択一選択仮想スイッチを選択したときの仮想スイッチに、中央の仮想スイッチを重ねて、字母を択一選択する択一選択仮想スイッチを表示(開く)することにより、3行3列のマトリクス配列もしくは5個の十文字配列の中央に仮想スイッチは、5個のスイッチの内、中央のスイッチが既に選択可能な状態に至っているので、そこからタッチアウトすれば、その中央のスイッチに確定し、そこから四方にある他のスイッチに向けたフリックすればその方向のスイッチが確定するようにした、フリック操作をできるようにする。
(21)上記(12)〜(20)いずれかにおいて、各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチは、各字母群を択一選択する択一選択仮想スイッチのいずれかを、その択一選択スイッチを指し示すポインテイング手段が選択したとき、選択された字母群の仮想スイッチに、各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチの中央スイッチを重ねて表示する仮想スイッチである。
このような構成とすると、1回目の字母群択一選択仮想スイッチを選択したときの仮想スイッチに、中央の仮想スイッチを重ねて、字母を択一選択する択一選択仮想スイッチを表示(開く)することにより、中央のスイッチが既に選択可能な状態に至っているので、2回目の択一選択動作における選択位置の決定が省略できる。
これは、選択動作を初め半分と終わり半分に分けてみると、例えば、初め半分は、仮想スイッチに触れたり、重なったりするときの動作でタッチイン等に該当し、終わり半分は、仮想スイッチから離れるときの動作でタッチアウト等に該当し、この動作は分けて行うことができない一連の動作である。
上記した1回目の選択動作は、選択動作の初めの半分で行われている。
これは、選択動作を初め半分と終わり半分に分けてみると、例えば、初め半分は、仮想スイッチに触れたり、重なったりするときの動作でタッチイン等に該当し、終わり半分は、仮想スイッチから離れるときの動作でタッチアウト等に該当し、この動作は分けて行うことができない一連の動作である。
上記した1回目の選択動作は、選択動作の初めの半分で行われている。
(22)上記(21)において、各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチは、各字母群を択一選択する択一選択仮想スイッチのいずれかを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段が選択したとき、選択された字母群の仮想スイッチに、各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチの中央スイッチを重ねて表示する仮想スイッチであるとともに、この各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチは、各字母群を選択したポインテイング手段の滑り移動に応じて、その滑り移動方向に割り当てられている字母もしくは機能を選択する仮想スイッチである。
このような構成とすると、択一選択動作の選択確定動作を、前記した選択動作の終わ半分の動作で行えるようになり、2回目の択一選択動作における選択の決定動作が簡単にできる。
本発明においては、択一選択要素が一見して全体が見渡せる範囲の少ない数に分けて、複数回の択一選択により、目的とする文字を選択するのに合わせて、複数の子音字母と複数の母音字母を、それぞれ少数の字母群に小分けし、かつ小分けした各字母群には、その字母群を代表しているもを示す記号や図形をもって、各字母群を択一選択する仮想スイッチに重ねるか指標を明示して、記憶や訓練による熟練に頼ることなく、字母群択一選択機会や字母択一選択機会において、操作者が戸惑うことなく、目視確認しながら入力を進めていくことができる。
この字母選択機会が複数になることにより、子音においては濃音への属性変更機会を設けることができ、母音においては二重母音(合成母音)への属性変更機会を設けることができ、かつ、フリック入力は、字母群選択機会により、一旦文字数の少ない字母群を選択してから、目的とする字母を選択するようにして、選択機会を2回にすることにより、実現可能になった。
複数の字母群は、キーボードと同様に子音属性と母音属性に分けてられているので、それぞれ交互に選択し易くなっている。
また、1つの字母を選択するのに、少数の字母からなる複数の字母群の仮想スイッチによる択一選択機会と、選択されて字母群の各字母を仮想スイッチにより択一選択する字母選択機会により、時系列に並ぶ字母列とハングル文字に対応したジェスチャーを、タップとフリック動作によって、高速に実行することを可能とする。
さらに、字母選択機会から、別な字母選択機会に移行して、移行前の字母群と同じキーに割り当てられているシフトモードの選択を選択できるようにするとともに、2ボル式キー配列キーボードには配列されていない字母の選択をできるようにするとともに、機能拡張の記号類やコマンド等のコードを入力できる。
この字母選択機会が複数になることにより、子音においては濃音への属性変更機会を設けることができ、母音においては二重母音(合成母音)への属性変更機会を設けることができ、かつ、フリック入力は、字母群選択機会により、一旦文字数の少ない字母群を選択してから、目的とする字母を選択するようにして、選択機会を2回にすることにより、実現可能になった。
複数の字母群は、キーボードと同様に子音属性と母音属性に分けてられているので、それぞれ交互に選択し易くなっている。
また、1つの字母を選択するのに、少数の字母からなる複数の字母群の仮想スイッチによる択一選択機会と、選択されて字母群の各字母を仮想スイッチにより択一選択する字母選択機会により、時系列に並ぶ字母列とハングル文字に対応したジェスチャーを、タップとフリック動作によって、高速に実行することを可能とする。
さらに、字母選択機会から、別な字母選択機会に移行して、移行前の字母群と同じキーに割り当てられているシフトモードの選択を選択できるようにするとともに、2ボル式キー配列キーボードには配列されていない字母の選択をできるようにするとともに、機能拡張の記号類やコマンド等のコードを入力できる。
以下、本発明の実施要領並びに実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
本発明は、ハングル文字を形成する複数の子音字母と複数の母音字母から、字母を時系列に択一選択して、ハングル文字をコンピュータに入力するようにした、ハングル文字入力方法に関し、しかも標準的キーボードに代わり、そのキーボードとフルコンパチビリテイの新規なハングル文字入力方法と装置を提供することを目的とする。
本発明は、ハングル文字を形成する複数の子音字母と複数の母音字母から、字母を時系列に択一選択して、ハングル文字をコンピュータに入力するようにした、ハングル文字入力方法に関し、しかも標準的キーボードに代わり、そのキーボードとフルコンパチビリテイの新規なハングル文字入力方法と装置を提供することを目的とする。
本発明は、字母を時系列に択一選択するキーボードに割り当てられている子音字母群と母音字母群を、そのキーボードの各字母の配置に基づいて複数の子音字母群と複数の母音字母群に分け、その複数の字母群を、各字母群を代表する図形を付して、字母群を選択する択一選択仮想スイッチとともに、画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、複数の字母群を択一選択する字母群選択機会を作る。
前記字母群選択機会において選択された字母群の各字母を、その各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチとともに画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、各字母を択一選択する字母選択機会を作る。
また、前記字母選択機会において、字母群と同一キーに割り当てられているシフトモードの字母群に、字母選択機会を構成している択一選択仮想スイッチのいづれかの操作によりシフトモードに変更して、シフトモードに割り当てられている字母群を、仮想択一選択スイッチとともに画像表示画面に表示して、シフトモードの各字母を択一選択するようにしたシフトモード選択機会を作る。
図1から図9は、本発明を携帯端末型の電子辞書に適用した一実施例で、この実施例に基づき、本発明方法の実施要領を説明する。
図1は、手帳より若干大きめで、男性用スーツの胸ポケットに収納可能な大きさでなる携帯端末型の電子辞書1において、第1モニター画面2を内側に設置した蓋3を、開いた状態で示す斜視図である。
従来の電子辞書は、第1モニター画面2を内蔵した蓋3と1対となる本体4の上面には、多数のスイッチを並べたキーボードが配置され、かつそのキーボーの周囲には、機能スイッチや操作スイッチ、モード切替スイッチ、手書き文字入力タッチパネル等の、様々なヒューマンインターフェースに係るスイッチ類が配置されている。
各スイッチ類の周囲には、そのスイッチが働く機能のインデックス表示が、文字や記号で印刷され、どの場面でどのスイッチを操作するのか非常に解り難いものとなっている。
現在の電子辞書は多機能化され、モバイルノートパソコンと同等かそれ以上の機能が搭載され、辞書や辞典などのテキスト検索表示機能だけではなく、静止画表示、動画再生、音楽再生、テキスト翻訳、テキスト読み上げ、電子ブック、その他、100種類以上のコンテンツを、内蔵の記憶手段に記録され、かつフラッシュメモリ等の、可搬性メモリ手段の入出力も備えている。
現在は、タッチパネルの技術も進み、仮想スイッチの利用は、大型のコンピュータ機器から小型の携帯端末や携帯電話に至るまで、あらゆるものに普及するまでになっているが、電子辞書においては、まだキーボードを全面的に廃止して、全ての操作を仮想スイッチにゆだねるには至っていない。
従来の電子辞書が、これだけの機能を搭載していながら、本体の上面にキーボードを設置しなければならない理由は、現在のキーボードに代わる適正な文字入力手段が無いからに他ならない。このことは、他の電子機器についても同様である。
本発明は、韓国語のハングル文字と日本語の仮名文字入力とアルファベッドを使用した欧米の言語(以下英語を代表して英語と略称する)である英字入力とを、タッチパネルを利用した仮想スイッチをもって行うようにして、電子辞書1の本体4の上面5を、タッチセンサ付きの第2モニター画面6として、電子辞書1に搭載されている多数のコンテンツを、マルチ言語として有効に利用することを可能とする。
例えば、電子ブックコンテンツにおいては、第1、第2モニタ画面2、6を利用して、単行本のように、両面見開きのスタイルで本が読め、翻訳機能においては、両モニタ画面2,6に、翻訳前と翻訳後の対訳を表示する等、多大の利用効果を発揮でき、また、従来のキーボード面は、仮想キースイッチになるため、そのキーに係るインデックス文字や記号の表記が容易に変更できるようになり、各種のコンテンツでの操作場面において、不必要な記号や文字の表示な無くなり、使い易くなるとともに、表記言語や記号の表示仕様が異なる国間においても、本体の構造を変更することなく、プログラムの一部を変更するだけで、異国間への適用商品とすることができるが、本発明の説明においては、その第2モニター画面6の利用効果については省略する。
図1に図示の本体4の第2画面6には、ハングル文字を入力するための、文字入力待ち受け画面7を開いた(以下の説明において新たな画面を表示したり、又は表示を消したりする状況を、画面を開く、画面を閉じる、と表現することがある。特に本発明においては、複数の群をなす仮想スイッチが、ポインテイングしたスイッチを中心として花びらのように表示されたり、別な花びらのように表示が変更されたり、ポインテイングを停止すると直ぐに、花びらを閉じるように表示を停止したりする。ポインテイングを指先とするヒューマンインターフェースとして、このような動作イメージが強い印象を残すので、あえてこのような表現を採用する)状態を示し、図2は、その文字入力待ち受け画面7の詳細を示すものである。
文字入力待ち受け画面7は、キボードに代わる文字入力画面8と、モード切替画面9からなり、両画面8と9は互いにフローティングして、第2モニター画面6上で、自由な位置に、任意の大きさで表示されるようになっている。
モード切替画面9は、文字入力待ち受け画面7における文字入力画面8の入力文字の種類を、韓国語のハングル文字入力に際しては、字母入力画面にモードを変更し、日本語の仮名文字入力に際しては、かな文字とカナ文字の文字入力画面にモードを変更し、かつ、フランス語やドイツ語等のアルファベッドを使用する英語圏(以下英語を代表して説明する)のアルファベッド文字の入力に際しては、アルファベッド文字入力画面にモードを変更し、さらに各言語のモード状態に応じて、記号や数字の入力画面にモードを変更する。なお、本発明は、文字入力に係る発明なので、数字と記号の入力についての説明は省略する。
また、文字入力画面8で選択された字母列または文字列は、選択された時系列順に、標準のキーボードが出力した文字列コードを受け入れる文字列バッファー(図示略)や予測語処理部(図示略)に送られて、ハングル文字の場合は、選択された字母列から予測される1文字のハングル語または、複数文字の単語及び文が、その予測語表示画面(図示略)に、適宜の優先順位を持って表示されるようになっている。
その表示された語又は文は、その表示されている語又は文にタッチ(これらは、タッチセンサを介して動作するが、説明が煩雑になるので、以下特別な状況を省き、表示字母、模様、記号及び図形で表示された仮想スイッチ等に触れる動作は、タッチと称して,タッチセンサの介在の説明は省略する)することにより、テキスト編集画面(図示略)やアプリケーションが要求している文字書き込み枠に送られる。
なお、これらの本発明の文字入力に係わらない通常動作におけるタッチは、仮想スイッチ等の表示画像領域のタッチセンサに指が触れたことを確認したときに入力を確定する動作で、指が対象図形にタッチしてから直ぐに離れるように挙動する、通称タップと称する操作と同一である。
一方、本発明においてタッチ動作を正確に区分する場合に、仮想スイッチ等の表示画像領域のタッチセンサに指が触れたことが確認され、そのタッチ状態が維持されて、その後タッチセンサから指が離れたことが確認されて動作するときも、見かけ上指先の振る舞いは、タップと同様の挙動を生じているが、本発明においてタッチとして説明する場合には、タッチイン(接触時)とタッチアウト(離脱時)の両方において、別々のイベントを発生しているものとする。
また、本発明においては、タッチ動作時に、タッチインしてから、ある方向に向けて,指を滑らせながらタッチアウトするように、指を挙動させるようにしたフリック動作を行わせることがある。
このフリック動作は、タッチイン時とタッチアウト時に別々のイベントを発生して、タッチアウト時の指の挙動方向を識別して、複数の仮想スイッチを択一選択するように働かせている。(特許文献1、3参照)
このフリック動作は、タッチイン時とタッチアウト時に別々のイベントを発生して、タッチアウト時の指の挙動方向を識別して、複数の仮想スイッチを択一選択するように働かせている。(特許文献1、3参照)
なお、特許文献3においては、1文字を選択するために要する1回のタッチ動作、1回のタップ動作、1回のフリック動作それぞれについても、ジェスチャーと称しているが、これらのタッチ、タップ、フリック動作は、タッチ動作における指離れするときの変形動作で、全て一連した単一動作の範疇に入り、かつその単一動作が特定の字母や文字と1対1に対応する写像関係をなさないため、このタッチ、タップ、フリックいずれの動作も、複数の動作を複合させて構成されるジェスチャーの範疇に入らないものとする。
また、指先などのジェスチャーは、指先の複数位置の相対的な繋がりをもって形成されるもので、アブソリュートな位置を特定しうるものではないため、1カ所におけるタッチ、タップ、フリック何れかの情報のみから、その文字を特定することはできない。
しかし、複数文字からなる語を、タッチ、タップ、フリックの動作の繋がりをもって選択する場合には、語を選択するために挙動する指先の軌跡が、ジェスチャーをなしていることは紛れもないことで、複数文字からなる語に対して、この指先やペン先の挙動がジェスチャーを生じることは、特許文献1から十分に想到される。
本発明に係るハングル文字の入力においては、ハングル文字が複数の字母を組み合わせて1文字を構成するため、1文字の入力を完結するに際しては、指先やペン先がジェスチャーしていることになる。
図2に示す文字入力待ち受け画面7における文字入力画面8は、本発明の一実施例を示すもので、ハングル文字の文字入力モードにおいては字母入力画面8をなしている。
なお、以下の説明において、ハングル文字を入力するモードで動作を説明するため、文字入力画面8は、字母入力画面8として説明することとし、日本語や英語の入力については、文字入力画面8として説明する。
なお、以下の説明において、ハングル文字を入力するモードで動作を説明するため、文字入力画面8は、字母入力画面8として説明することとし、日本語や英語の入力については、文字入力画面8として説明する。
字母入力画面8は、2ボル式キー配列のキーボードに基づいて子音字母群と母音字母群に分けて、複数の字母群を形成し、2行×3列のマトリクス構造をなす字母群選択仮想スイッチ群10を形成したものである。
図3は、2ボル式キーボード11の正面図を示すものである。
図4は、左手で入力する子音字母群と右手で入力する母音字母群を、図3のキーボード11における右手と左手の操作領域境界線X−Xを基準にして、左手側Lと右手側Rに分け、さらに、キーボード11におけるキー群を、横一列に並ぶキー列を、下から順に上に向けて、1段目、2段目、3段目、4段目、5段目のキー列とする。
図4は、左手で入力する子音字母群と右手で入力する母音字母群を、図3のキーボード11における右手と左手の操作領域境界線X−Xを基準にして、左手側Lと右手側Rに分け、さらに、キーボード11におけるキー群を、横一列に並ぶキー列を、下から順に上に向けて、1段目、2段目、3段目、4段目、5段目のキー列とする。
そして、子音字母群と母音字母群が割り付けられた左右の各キー列を、タイピングする人の使い勝手から、4段目字母入力キー列を上段キー列12、3段目の字母入力キー列を中段キー列13、2段目の字母入力キー列を下段キー列14として、上段、中段、下段に分けて示す。
左手側Lの上段キー列12には、第1子音字母群4Lをなす各子音字母が、5個のキーに、図示の順序で図示のように割り付けられている。
同じく左手側Lの中段キー列13には、第2子音字母群3Lをなす各子音字母が、5個のキーに、図示の順序で図示のように割り付けられている。
同じく左手側Lの下段段キー列14には、第3子音字母群2Lをなす各子音字母が、4個のキーに、図示の順序で図示のように割り付けられている。
一方、右手側Rの上段キー列12には、第1母音字母群4Rをなす各母音字母が、5個のキーに、図示の順序で図示のように割り付けられている。
同じく、右手側Rの中段キー列13には、第2母音字母群3Rをなす各母音字母が、5個のキーに、図示の順序で図示のように割り付けられている。
同じく、右手側Rの下段キー列14には、第3母音字母群2Rをなす各母音字母が、5個のキーに、図示の順序で図示のように割り付けられている。
同じく左手側Lの中段キー列13には、第2子音字母群3Lをなす各子音字母が、5個のキーに、図示の順序で図示のように割り付けられている。
同じく左手側Lの下段段キー列14には、第3子音字母群2Lをなす各子音字母が、4個のキーに、図示の順序で図示のように割り付けられている。
一方、右手側Rの上段キー列12には、第1母音字母群4Rをなす各母音字母が、5個のキーに、図示の順序で図示のように割り付けられている。
同じく、右手側Rの中段キー列13には、第2母音字母群3Rをなす各母音字母が、5個のキーに、図示の順序で図示のように割り付けられている。
同じく、右手側Rの下段キー列14には、第3母音字母群2Rをなす各母音字母が、5個のキーに、図示の順序で図示のように割り付けられている。
なお、第2母音字母群3Rと第3母音字母群2Rには、母音字母以外の記号を含むが、2ボル式キーボードの互換性を保つために、そのまま残してある。
本発明においては、この2ボル式キーボード11に割り付けられて、ハングル文字をコンピュータに入力するための字母群を、キーボード11の子音と母音の分け方に応じて子音字母群と母音字母群に分けるとともに、キーボード11の各列に1組として割り付けられたものに応じて、1組の子音字母群における字母の数を、少ない数の第1子音字母群4L、第2子音字母群3L、第3子字母字群2Lに細分割し、同じく1組の母音字母群における字母の数を、少ない数の第1母音字母群4R、第2母音字母群3R、第3母音字母群2Rに細分割し、この細分割された各字母群4L〜2L、4R〜2Rをもって、日本語や英語の文字入力に採用されている、1文字を仮想スイッチ2回の選択機会をもって選択するようにした文字入力画面を構成する。
図4において、複数のキーを横に並べた各字母群4L〜2L、4R〜2Rを、右矢印方向に1つに纏めた仮想スイッチを、子音字母群においては、それぞれに、第1子音字母群仮想スイッチ4L、第2子音字母群仮想スイッチ3L、第3子音字母群仮想スイッチ2Lとし、母音字母群においては、第1母音字母群仮想スイッチ4R、第2母音字母群仮想スイッチ3R、第3母音字母群仮想スイッチ2Rとする。
各仮想スイッチ4L、3L、2L、4R、3R、2Rには、第1〜第3の子音母字群4L〜2Lの左側先頭キー4L1、3L1、2L1、並びに第1〜第3の母音字母群4R〜2Rの左側先頭キー4R1、3R1、2R1に、それぞれ割り付けられて表記されている字母模様を、各仮想スイッチ4L、3L、2L、4R、3R、2Rに、この字母群を代表する図形15として表記し、この仮想スイッチには、先頭字母の右側に並ぶ他の各字母を含み、それらを代表して複数個の群をなしていることを意味する波形下線を付して表記してある。
なお、図面において、各字母を代表する図形15には、字母の図形と、その下に波形下線を付して明示するが、その字母と波形下線をもって表記された仮想スイッチを明細書の中で記述する場合は、その仮想スイッチと対応する字母群の符号の下に、下線を付して示すものとする。
なお、図面において、各字母を代表する図形15には、字母の図形と、その下に波形下線を付して明示するが、その字母と波形下線をもって表記された仮想スイッチを明細書の中で記述する場合は、その仮想スイッチと対応する字母群の符号の下に、下線を付して示すものとする。
図5は、上記子音字母群4L〜2Lの仮想スイッチ4L、3L、2Lと、母音字母群4R〜2Rの仮想スイッチ4R、3R、2Rを、縦に並べた場合と、縦に並べた場合で、複数の字母群を択一選択する字母群選択機会を構成した実施要領を示すものである。
図5の(a)は、キーボード11と同様に、第1〜第3の子音母字群4L〜2Lを左側に、母音字母群4R〜2Rを右側に配置し、かつ上下には、キーボード11と同様に、上から上段、中段、下段の順、子音字母群の仮想スイッチ4L、3L、2Lと、母音字母群の仮想スイッチ4R、3R、2Rを縦に並べている。
この(a)に示す縦形の字母群択一選択仮想スイッチ16aの仮想キースイッチの配列は、2ボル式キーボードのキー配列における、字母を選択する部分の空間的配置や字母の割り付けなどが、図4に分解して説明した如く、2ボル式キーボードと観念的に同一となり、2ボル式キーボードに熟練した者は、特別な違和感を生じることなく、本発明の文字入力装置を使用することができる。
図5の(b)は、第1〜第3の子音母字群4L〜2Lを、その順に左から右に横に並べて、上の段に配置し、母音字母群4R〜2Rを、その順に左から右に横に並べて、上記子音字母群4L〜2Lの下の段に、上下に並べて配置した例である。
この(b)に示す横形の字母群択一選択仮想スイッチ16bの仮想キースイッチの配列は、上下に横並びの方が安定感があるとともに、図5の(c)に示すアルファベッド文字入力用の文字群択一選択仮想スイッチ17と同じ構造になるので、他の言語の文字入力装置との整合性が得やすい利点がある。
また、小型の携帯端末や携帯電話等のように、表示画面が小さい場合には、横長の方が、上部のアプリケーションの使用領域を圧迫しないので都合がよい。
図6と図7は、図5の(a)または(b)に示す字母群択一選択仮想スイッチ16a、16bによって形成された字母群選択機会において、第1〜第3の子音字母群仮想スイッチ4L、3L、2L、及び第1〜第3の母音字母群仮想スイッチ4R、3R、2Rの1回目の択一選択によって形成される、2回目の各字母を択一選択する字母選択機会の構造を示すものである。
図6は、第1〜第3の子音字母群仮想スイッチ4L、3L、2L、が選択されたとき、そのとき開く子音の第1の字母択一選択仮想スイッチ18aにそれぞれ割り当てられている子音字母の配置と択一選択要領を示すのもである。
それぞれの子音字母群仮想スイッチ4L、3L、2Lは、それが選択されると字母選択ステップに進むための、各字母を択一選択する第1の字母択一選択仮想スイッチ18aを画像表示画面に表示する。
第1の字母択一選択仮想スイッチ18aは、3行3列の3×3マトリクス構造をなした択一選択用の仮想スイッチ群で、この第1の字母択一選択仮想スイッチ18aは、それが開くとき、タッチした表示図形15に表示されている字母と同じ字母を割り当てた、中央の仮想スイッチを、タッチインした字母群選択仮想スイッチ16上に重ねて開かれる。
図7に示す如く、字母群選択仮想スイッチ16にタッチインした指19を中心にして、字第1の母択一選択仮想スイッチ18aは、花が咲くように開くようになっている。
3×3マトリクス構造の字母択一選択仮想スイッチ18は、9個に区分された仮想スイッチの集まりとするよりも、全体が1個の択一選択仮想スイッチとして働いている。
中央に指19をタッチインした状態で開かれた第1の字母択一選択仮想スイッチ18aは、それの中央にある字母は、タッチしている指19を、そのままタッチアウト(実質はタップ)することにより選択され、また、左右上下の四方にある字母は、選択を要する字母の方向へ、指19を滑らせながらタッチアウト(実質はフリック)することにより、その方向にある字母が選択されるようになっている。
また、第1の母音字母群仮想スイッチ4Lにおいて開く第1の字母択一選択仮想スイッチ18aにおいて、指19のタッチアウトを左斜め下方向に行うと(斜め方向のフリック)、第2の字母択一選択仮想スイッチ18bが、第1の字母択一選択仮想スイッチ18aの上に重ねて開かれ、第1の字母択一選択仮想スイッチ18aに割り当てられている字母と同じキーに割り当てられて、キーボードではシフトキーを押したとき選択しうるようになる字母が、選択できるようになる。
なお、第2,第3の母音字母群仮想スイッチ3L、2Lの第2の字母択一選択仮想スイッチ18bは、シフトの字母が割り当てられていない仮想スイッチの空白部分は、未定義としてあり、2ボル式キーボードの拡張機能として、適宜の字母を定義して使用することができる。これは、図8に示す母音字母を選択する第2,第3の母音字母群仮想スイッチ3R、2Rの第2の字母択一選択仮想スイッチ18bにおいても同様である。
また、第1の字母択一選択仮想スイッチ18aが開かれているとき、右斜め下にフリックすると、半角のスペース(空白文字)コードが選択されるようになっている。
なお、図8に示す母音字母を選択する第1字母択一選択仮想スイッチ18aにおいては、右斜め下にフリックすると、全角のスペース(空白文字)コードが選択されるようになっている。
また、子音並びに母音の第1の字母択一選択仮想スイッチ18aにおいて、左右の斜め上方へのフリックは、字母選択以外の機能拡張コマンドの出力、もしくは、例外処理のコマンドの出力等を、それぞれに行うことに使用することができる。
図8は、第1〜第3の母音字母群仮想スイッチ4R、3R、2R、が選択されたとき、そのとき開く母音の第1字母択一選択仮想スイッチ18aにそれぞれ割り当てられている母音字母の配置と択一選択要領を示すのもである。
それぞれの母音字母群仮想スイッチ4R、3R、2Rは、それが選択されると字母選択ステップに進むための、各字母を択一選択する第1の字母択一選択仮想スイッチ18aを画像表示画面に表示する。
それの表示状態は、前述図7で説明した子音の第1の字母択一選択仮想スイッチ18aの場合と同様で、第1の母音字母群仮想スイッチ4Rにおいて開く第1の字母択一選択仮想スイッチ18aに割り当てられている字母と同じキーに割り当てられて、キーボードではシフトキーを押したとき選択しうるようになる母音字母が、第2の字母択一選択仮想スイッチ18bが開いて、選択できるようになる。
子音並びに母音の第1の字母択一選択仮想スイッチ18aは、中央の仮想スイッチのタッチアウト(見かけ上タップ)や四方へのフリックに至るまでの待ち時間が長くなると、タッチインによって開かれた第1の字母択一選択仮想スイッチ18aの中央の仮想スイッチは、タッチインした指19を離してタッチアウトしても、スイッチの選択を確定するイベントを生じなくなり、その後第1の字母択一選択仮想スイッチ18aは、全ての仮想スイッチがタップ待ちの状態に至るようになっている。
これは、高速入力を行なうフリックより、低速度の入力を容易にするため、第1の字母択一選択仮想スイッチ18aが開いたのを目視確認してから、目的の字母を探して、その目的の字母に直接タッチして、目的の字母を選択するようにするためである。
なお、指19をタッチしたままタイムアウトすると、第1の字母択一選択仮想スイッチ18aの中央の仮想スイッチは、タッチアウトの検出は停止するが、タッチしている指19をそのまま、上下左右及び斜め方向へのフリック動作すると、このフリック動作は検出できるようにしてある。
図10は、図1の電子辞書1へ、日本語の仮名文字入力用の文字入力画面8を表示した状態を示すものである。
図11は、ハングル文字入力用の字母入力画面8とは異なる文字入力画面8の別な例を示すもので、(a)は3×3マトリクス状の仮想スイッチによるかな文字入力画面8の例、(b)は2×5のマトリクス状の仮想スイッチによるかな文字入力画面8の例、(c)は、2×3のマトリクス状の仮想スイッチによるアルファベッド文字入力用の小文字入力画面8を示す。
これらは何れも、仮想スイッチを用い、2回の選択機会を利用して、タッチ、タップ、フリックにより、文字を選択できるようにしたもので、本発明のハングル文字入力方法と共用して、多国語文字を扱える電子辞典が提供できる。
この場合に、取り扱う言語が変わっても、ヒュマンインターフェイスの仮想スイッチの文字または字母入力画面8の部分が相似するとともに、2回目の仮想スイッチの表示状態が、3×3マトリクスをなして選択するので、タッチした仮想スイッチに重ねて、次の択一選択仮想スイッチが開かれる状況が同じであるため、ヒューマンインターフェースに統一感をもって文字入力操作ができる。
図12は、デジタルテレビ20のモニター画面21において、図1から図9に示す実施例1の字母入力画面8を適用して、字母群選択機会や字母選択機会において、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイスによって、デジタルテレビ20のモニター画面21に表示された字母群択一選択仮想スイッチ16の各仮想スイッチ4L、3L、2L、4R、3R、2Rを選択操作して、文字を入力するようにした実施例を示す。
本発明に係る仮想スイッチは、タッチパネルやタッチセンサによって選択機能を発揮するものだけではなく、パソコンのモニター画面上の仮想スイッチをポインターで指定して選択することも、表示モニター画面が、あらゆるコンピュータを利用したモニター画面上に表示される仮想スイッチに対しても適用できるものである。
例えば、テレビ録画機のモニター画面、ゲーム機のモニター画面、携帯電話機のモニター画面、携帯端末のモニター画面、電子プックのモニター画面、電子辞書のモニター画面、携帯電話機のモニター画面、カラオケ選曲器のモニター画面、家電機器のモニター画面、医療用機器のモニター画面等、いずれのモニター画面上の仮想スイッチにおいて利用できる。
例えば、テレビ録画機のモニター画面、ゲーム機のモニター画面、携帯電話機のモニター画面、携帯端末のモニター画面、電子プックのモニター画面、電子辞書のモニター画面、携帯電話機のモニター画面、カラオケ選曲器のモニター画面、家電機器のモニター画面、医療用機器のモニター画面等、いずれのモニター画面上の仮想スイッチにおいて利用できる。
図12は、デジタルテレビ20において、インターネットのブラウザを操作している画面で、ブラウザが所要の文字の入力を要求し、それに応じて字母入力画面8を開いて、字母を時系列的に選択して、ハングル文字を入力しようとする状況を示している。
デジタルテレビ20は、大型のモニター画面21を使用しているので、操作者からは距離を隔てているので、タッチパネルは採用できない状態にあり、一例として矢印状のポインター22により、字母群択一選択仮想スイッチ群15における各仮想スイッチ4L、3L、2L、4R、3R、2Rは、ポインティングされて選択される。
このポインター22による文字入力においては、タッチセンサーにおいては可能であったタッチアウトによるイベントができないので、当然フリック入力ができなくなる。なお、フリック入力においては,選択確定のスイッチ作動操作を行わないのが特徴で、ポインターを使用してのクリック操作を行うのは、フリック動作の範疇に入らないものとする。ただし、ポインタが仮想スイッチの上を通過する際に、クリック動作を伴わないで、通過している仮想スイッチが選択確定状態にオンするように,ソフトウエアによる操作が行える場合には、フリック動作と同様に取り扱える。
また、後述するポインターによって移動操作が行われるカーソルについても同様である。
また、後述するポインターによって移動操作が行われるカーソルについても同様である。
しかし、大きなモニター画面21を利用し、予測語補助機能などにより少ない入力文字数でも、所望の語句が入力できるので、入力速度を要求しないで、ゆっくりと入力文字を目視確認しながら入力するには適している。
仮想スイッチ4L、3L、2L、4R、3R、2Rには、図13(a)(b)に示すように、大型のモニター画面21を使用しているので、各仮想スイッチ4L〜2Rを大きく拡大して表示するとともに、字母群択一選択仮想スイッチ16a、16bの各仮想スイッチ4L、3L、2L、4R、3R、2Rの中には、その字母群を代表する字母の図形15と、その周囲に、第1の字母択一選択仮想スイッチ18a開かれた時に、その方向に配置されている字母の図形を、図示のように表記して、どの仮想スイッチにはどの様な字母が割り当てられているのが一見して解るようにしてある。
また、シフトモードの第2の字母択一選択仮想スイッチ18bを開く仮想スイッチ4L、4Rの左下には、シフトモードを示唆する丸印が、さらに、子音字母の各仮想スイッチ4L、3L、2L第の右下には,半角スペースの入力を示唆する幅狭の角記号が、同じく、母音字母の各仮想スイッチ4R、3R、2Rの右下には,全角スペースの入力を示唆する真四角の角記号が付設されいる。
これにより、図13(a)(b)に示すように、字母群択一選択仮想スイッチ16a、16bは、2ボル式キーボード11のキーに表示されている各字母を、シフトモードの字母を省いて全てが明示的に表示されている。
図12に示す字母入力画面8は、モニター画面21に横長のスペースが空いているので図13の(b)を採用している。
これにより、図13(a)(b)に示すように、字母群択一選択仮想スイッチ16a、16bは、2ボル式キーボード11のキーに表示されている各字母を、シフトモードの字母を省いて全てが明示的に表示されている。
図12に示す字母入力画面8は、モニター画面21に横長のスペースが空いているので図13の(b)を採用している。
デジタルテレビ20への文字入力については、日本語の仮名文字入力についても,英字のアルファベッドの入力についても同様で、今後の高齢化社会におけるデジタルデバイドの解消ができるヒューマンインターフェイスを、何れの言語を使用しても共通に使用できるものが好ましい。
さらに、ポインテイング手段も、矢印のポインター22を使用しながら、そのポインター22に同調して、各仮想スイッチ4L〜2Rを順次に移動するようにした、表示輝度や表示色を変えて表示されるカーソルと併用し、アナログ的移動をするポインター22の動きと、デジタル的に各仮想スイッチ間を順次に上下左右に移動するカーソルとで、各仮想スイッチを選択するようにすることにより、カーソルについては、字母群択一選択仮想スイッチ群15b並びに第1の字母択一選択仮想スイッチ18aの中に閉じ込めて移動するようにする。
このように、仮想スイッチの選択には、ポインティングデバイスによる精密な制御を要しないようにして、文字選択における高度な訓練や熟練を排除するようにする。
このように、仮想スイッチの選択には、ポインティングデバイスによる精密な制御を要しないようにして、文字選択における高度な訓練や熟練を排除するようにする。
この様な制御が可能なのも、各字母群選択機会を作る字母群択一選択仮想スイッチ16、並びに各文字選択機会を作る第1と第2の字母択一選択仮想スイッチ18a、18bが、少ない数で区分されたマトリクスを形成して、定められた数の仮想スイッチ群で構成されるため、カーソルについては、後述するように、そのスイッチ群の中に閉じ込めて制御することが可能となる。
高齢者や熟練度の低い操作者が、ポインティングデバイスのコントロールを失う原因は、たいがいオーバードライブ(オーバーシュート)が原因で、目的の個処へポインターを運ぶとき、オーバードライブをして目的の個処を通り過ぎてしまい、さらに、それを修正するために引き戻し過ぎる制御を繰り返すことにある。
本発明における字母群択一選択仮想スイッチ16は、2×3または3×2のマトリクス構造、第1と第2の字母択一選択仮想スイッチ18a、18bにおいては、3×3マトリクス構造としており、このマトリクス構造からカーソルが飛び出さないように制御すると、3×3マトリクス構造の中央のスイッチ以外は、外側の壁に相当するの部分にスイッチがあり、どの方向に制御しても、オーバードライブを生じにくい構造になっている。
そのため、通常はカーソルのようにステップ移動をするポインタは、テレビに付属するコントローラの4方向スイッチによるポインティングデバイスが使用されるが、この4方向スイッチは、制御を要する方向のスイッチを操作するのに、操作する指を、各スイッチのキートップまで移動させなければならない不便さがある。
高齢者においては、この操作する指の移し替えにも戸惑うことが多い。
本発明においては、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイスで制御される、モニター画面上を自由に移動できるGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)の矢印等のポインター22により、そのポインター22を移動するための座標点移動計数値をもって、各仮想スイッチ領域の輝度や色相を変化させて表示されるカーソル(高輝度点)を移動させるようにする。
本発明においては、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイスで制御される、モニター画面上を自由に移動できるGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)の矢印等のポインター22により、そのポインター22を移動するための座標点移動計数値をもって、各仮想スイッチ領域の輝度や色相を変化させて表示されるカーソル(高輝度点)を移動させるようにする。
インターネットに接続中のデジタルテレビ20においては、インターネットのブラウザで作動中のアプリケーションから文字入力の要求があり、その文字入力個処へ直接文字を送り込んでいる状態を示し、それに使用される文字入力画面としては、図13の(b)に示す字母入力画面8を使用している状況を示している。
字母入力画面8における字母群択一選択仮想スイッチ16は、6個の仮想スイッチ4L〜2Rを2行3列に並べ、かつ比較的大きく拡大されて表示され、モード切替の機能スイッチ群23は、下の方に分離されて表示されている。
このデジタルテレビ20のブラウザの表示ウインドウを制御するのは,大きく表示された矢印状のポインター22で、このポインター22は、右手で握られたトラックボール型のポインティングデバイス24におけるボール25を回転して制御されている。
ポインター22は、モニター画面21内を自由に移動でき、ブラウザの画面も制御することができる。
ブラウザから文字入力の要求があるとき、ポインタ22は、字母入力画面8における字母群択一選択仮想スイッチ16の中に移動して、通常のポインティング動作と同様に、各仮想スイッチ4L〜2Rに近づいていく。
ブラウザから文字入力の要求があるとき、ポインタ22は、字母入力画面8における字母群択一選択仮想スイッチ16の中に移動して、通常のポインティング動作と同様に、各仮想スイッチ4L〜2Rに近づいていく。
ポインター22が字母群択一選択仮想スイッチ16の外周を結ぶ領域内に入ると、ポインター22のポインテイングポイント26(矢印の先端部)に最も接近したものに、クロス斜線で示すようにカーソルマーク27が点灯(高輝度になり、通常これをカーソルと称している)する。
この状態は、第1の字母択一選択仮想スイッチ18a及び第2の字母択一選択仮想スイッチ18bが開いた状態でも同様で、選択可能な仮想スイッチにポインター22が近ずくとカーソルマーク27が点灯して、選択確定スイッチを押すと選択されるようになっている。
選択確定スイッチは,ポインティングデバイス24におけるボール25の下にあり(図示略)、ボール25を押すと選択確定スイッチが働くようになっている。
この確定スイッチは、パソコンのオペレーションシステム、ウインドウズ(マイクロソフト社の商標)において、マウスににおける左クリックのスイッチに該当する。
この確定スイッチは、パソコンのオペレーションシステム、ウインドウズ(マイクロソフト社の商標)において、マウスににおける左クリックのスイッチに該当する。
ポインティングデバイス24のボール25の回転は、ポインティングデバイス24を把持した親指28で回転され、選択確定スイッチもボール25を回転操作する親指28で操作される。
即ち、ポインター22を制御している親指28により、ポインター22の移動操作も、ポインター22の位置を確認して選択確定する操作も行われる。
親指28の制御が、イメージした通りに通常に行われれば、カーソルを併用する必要がないが、高齢者の場合には、1つ隣ヘポインター22を移動するにもオーバードライブしてしまうことが多い。
しかし、字母群択一選択仮想スイッチ16や第1、第2の字母択一選択仮想スイッチ18a、18bの領域に拘束されたカーソルによれば、オーバードライブすることが大幅に減少して、目的のスイッチを選択しやすくなる
その際、ポインター22は、母群択一選択仮想スイッチ16や第1、第2の字母択一選択仮想スイッチ18a、18bの領域から抜け出すための閾値を、仮想スイッチ間を1ピッチ移動する値より2から3倍の値にしておけば、ボール25の一度の回転でその領域から抜け出す確率が低くなるので、見かけ上ポインター22も領域に拘束されているように制御される。
また、カーソルの動きは、ポインテイングポイント27が、各仮想スイッチ4L〜2Rのキートップ領域模様として示す領域内に入ると、カーソルマーク27を点灯しするようにすれば、ポインター22のアナログ的動きに対して、デジタルに点滅する状況が観測され、操作者は、目的とするスイッチの選択を、アナログ的に働くポインターのポインテイングポイント27の位置ではなく、目的とするスイッチのカーソルの点滅に反応するようになり、ポインター22の精密な位置調整の制御を必要としなくなり、比較的離れた位置からモニター画面21を見ているときに、微細な移動に対して注目する必要がないため操作が楽である。
一方字母群択一選択仮想スイッチ16の何れかが選択されて、第1の字母択一選択仮想スイッチ18aが開いたときには、カーソルなどのポインターは、必然的に3×3マトリクスの中央に位置し、最も選択し難い中央のスイッチを選択するには、確定スイッチを押すだけで済み、他のスイッチを選択する際には、選択を要する方向へポインター22を移動させればよく、しかも、ポインター22はオーバードライブしないように、3×3マトリクスの中に閉じ込められているので、操作者はマウスやトラックボールなどのポインティングデバイスを、思い切っり、かつ確りと操作することができる。
この際に、第1の字母択一選択仮想スイッチ18aが開いた直後のポインター22やカーソルマーク27の移動方向を検出して、その移動方向にある1の字母択一選択仮想スイッチ18aの仮想スイッチを自動選択すると、フリック動作と同じななる。
なお、フリック動作を終了した直後のポインター22やカーソルマーク27の位置は、実際のポインターの位置を示す座標計数バッファーやメモリの値ではなく、直前に選択した字母群択一選択仮想スイッチ16の仮想スイッチ領域中央の座標点の値にオフセットしておく。
なお、フリック動作を終了した直後のポインター22やカーソルマーク27の位置は、実際のポインターの位置を示す座標計数バッファーやメモリの値ではなく、直前に選択した字母群択一選択仮想スイッチ16の仮想スイッチ領域中央の座標点の値にオフセットしておく。
しかして、操作者は、ポインテイングデバイス24のボール25を、選択を要するスイッチの方向に向けてポインター22が移動するように、適当に回転させていればよく、目的のスイッチにカーソルマーク27が点灯すれば、ボール25を押し込んで選択確定スイッチをオンすればよい。
ポインテイングデバイス24とデジタルテレビ20は、無線通信手段で接続されており、そのため比較的遠くから操作することができ、その際に、字母群択一選択仮想スイッチ16の大きさが、大きく拡大して操作できるので、高齢者の操作に適しており、デジタルデバイドの解消に役立つ。
図13の(a)は、図4の子音字母群の仮想スイッチ4L、3L、2Lと、母音字母群の仮想スイッチ4R、3R、2Rの縦並びと同じで、図5の(a)と同じ配列を示している。
図14は、図5の(a)に示す字母入力画面8に、13図(b)に示す子音字母群の仮想スイッチ4L、3L、2Lと母音字母群の仮想スイッチ4R、3R、2Rを、図1の電子辞典1の第2モニター画面6の左右に分けて、左側の子音字母群の仮想スイッチ4L、3L、2Lを、左側の手29の近くに配置して、左手29の親指30で操作するようにし、右側の子音字母群の仮想スイッチ想4R、3R、2Rを右側の右手31の近くに配置して、右手31の親指32で操作するようにすると、2ボル式キーボードの操作状態とほぼ同一の環境を作り出し、使用状態もコンパチビリテイが得られる。
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で、幾多の変形した態様での実施が可能である。
コンピュータにおけるヒューマンインターフェースに関する課題は、現在要求される課題もあるが、将来どの様な課題が発生するかが予測できない。そのため少しでも現状を改善できるものであれば、将来のヒューマンインターフェースとして不可欠な用途にも適用できる。
特に、本発明においては、低い熟練度でも入力できるデジタルデバイドの解消を可能とする機能と、高熟練度を要求する高速入力を可能とする、互いに相反する機能が複合しているので、どの方向に用途が向いていくのかが予測できない。
特に、本発明においては、低い熟練度でも入力できるデジタルデバイドの解消を可能とする機能と、高熟練度を要求する高速入力を可能とする、互いに相反する機能が複合しているので、どの方向に用途が向いていくのかが予測できない。
1 電子辞書
2 第1モニター画面
3 蓋
4 本体
5 上面
6 第2モニター画面
7 文字入力待ち受け画面
8 文字入力画面
9 モード切替画面
10 字母群選択仮想スイッチ群
11 2ボル式キーボード
12 上段キー列
13 中段キー列
14 下段キー列
15 図形
16a 字母群択一選択仮想スイッチ
16b 字母群択一選択仮想スイッチ
17 文字群択一選択仮想スイッチ
18a 第1の字母択一選択仮想スイッチ
18b 第2の字母択一選択仮想スイッチ
19 指
20 デジタルテレビ
21 モニター画面
22 ポインター
23 機能スイッチ群
24 ポインティングデバイス
25 ボール
26 ポインテイングポイント
27 カーソルマーク
28 親指
R 右手側
L 左手側
4L 第1子音字母群
3L 第2子音字母群
2L 第3子音字母群
4R 第1母音字母群
3R 第2母音字母群
2R 第3母音字母群
4L 第1子音字母群仮想スイッチ
3L 第2子音字母群仮想スイッチ
2L 第3子音字母群仮想スイッチ
4R 第1母音字母群仮想スイッチ
3R 第2母音字母群仮想スイッチ
2R 第3母音字母群仮想スイッチ
X−X 操作領域境界線
2 第1モニター画面
3 蓋
4 本体
5 上面
6 第2モニター画面
7 文字入力待ち受け画面
8 文字入力画面
9 モード切替画面
10 字母群選択仮想スイッチ群
11 2ボル式キーボード
12 上段キー列
13 中段キー列
14 下段キー列
15 図形
16a 字母群択一選択仮想スイッチ
16b 字母群択一選択仮想スイッチ
17 文字群択一選択仮想スイッチ
18a 第1の字母択一選択仮想スイッチ
18b 第2の字母択一選択仮想スイッチ
19 指
20 デジタルテレビ
21 モニター画面
22 ポインター
23 機能スイッチ群
24 ポインティングデバイス
25 ボール
26 ポインテイングポイント
27 カーソルマーク
28 親指
R 右手側
L 左手側
4L 第1子音字母群
3L 第2子音字母群
2L 第3子音字母群
4R 第1母音字母群
3R 第2母音字母群
2R 第3母音字母群
4L 第1子音字母群仮想スイッチ
3L 第2子音字母群仮想スイッチ
2L 第3子音字母群仮想スイッチ
4R 第1母音字母群仮想スイッチ
3R 第2母音字母群仮想スイッチ
2R 第3母音字母群仮想スイッチ
X−X 操作領域境界線
Claims (22)
- ハングル文字を形成する複数の子音字母と複数の母音字母から、字母を時系列に択一選択して、ハングル文字をコンピュータに入力するようにしたハングル文字入力方法において、
字母を時系列に択一選択するキーボードに割り当てられている子音字母群と母音字母群を、そのキーボードの各字母の配置に基づいて複数の子音字母群と複数の母音字母群に分け、その複数の字母群を、各字母群を代表する図形を付して、字母群を選択する択一選択仮想スイッチとともに、画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、複数の字母群を択一選択する字母群選択機会を構成するとともに、
前記字母群選択機会において選択された字母群の各字母を、その各字母を択一選択する仮想択一選択スイッチとともに画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、各字母を択一選択するようにした字母選択機会を構成して、複数の字母を時系列に択一選択するようにしたことを特徴とすハングル文字入力方法。 - ハングル文字を形成する複数の子音字母と複数の母音字母から、字母を時系列に択一選択して、ハングル文字をコンピュータに入力するようにしたハングル文字入力方法において、
字母を時系列に択一選択するキーボードに割り当てられている子音字母群と母音字母群を、そのキーボードの各字母の配置に基づいて複数の子音字母群と複数の母音字母群に分け、その複数の字母群を、各字母群を代表する図形を付して、各字母群を択一選択する択一選択仮想スイッチとともに、画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、複数の字母群を択一選択する字母群選択機会を構成するとともに、
前記字母群選択機会において選択された字母群の各字母を、その各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチとともに画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、各字母を択一選択するようにした字母選択機会を構成し、
かつ、前記字母選択機会において、字母群と同一キーに割り当てられているシフトモードの字母群に、字母選択機会を構成している仮想択一選択スイッチのいづれかの操作によりシフトモードに変更して、シフトモードに割り当てられている字母群を、仮想択一選択スイッチとともに画像表示画面に表示して、シフトモードの各字母を択一選択するようにしたシフトモード選択機会とをもって、
複数の字母を時系列に択一選択するようにしたことを特徴とすハングル文字入力方法。 - キーボードは、2ボル式キー配列のキーボードである、請求項1または2に記載のハングル文字入力方法。
- 画像表示画面は、コンピュータのモニター画面、テレビのモニター画面、テレビ録画機のモニター画面、ゲーム機のモニター画面、携帯電話機のモニター画面、携帯端末のモニター画面、電子プックのモニター画面、電子辞書のモニター画面、携帯電話機のモニター画面、カラオケ選曲器のモニター画面、家電機器のモニター画面、医療用機器のモニター画面いずれかである、請求項1〜3いずれか記載のハングル文字入力方法。
- ポインテイング手段は、画像表示画面上において、自由に移動できるGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)のポインターである、請求項1〜4いずれか記載のハングル文字入力方法。
- ポインテイング手段は、画像表示画面の前面に設けられたタッチパネルを作動するスタイラスペンや指である、請求項1〜4いずれか記載のハングル文字入力方法。
- ポインテイング手段は、画像表示画面上において、決められた領域毎に順次移動するカーソルである、請求項1〜4いずれか記載のハングル文字入力方法。
- 各字母群を択一選択する仮想択一選択スイッチは、3行2列もしく2行3列のマトリクス配列、または1行もしくは1列の配列いずれかのスイッチ構造をなしている、請求項1〜7いずれか記載のハングル文字入力方法。
- 各字母を択一選択する仮想択一選択スイッチは、3行3列のマトリクス配列もしくは5個の十文字配列いずれかのスイッチ構造をなしている、請求項1〜8いずれか記載のハングル文字入力方法。
- 各字母を択一選択する仮想択一選択スイッチは、各字母群を択一選択する択一選択仮想スイッチのいずれかを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段が選択したとき、選択された字母群の仮想スイッチに、各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチの中央スイッチを重ねて表示する仮想スイッチである、請求項1〜9いずれか記載のハングル文字入力方法。
- 各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチは、各字母群を択一選択する択一選択仮想スイッチのいずれかを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段が選択したとき、選択された字母群の仮想スイッチに、各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチの中央スイッチを重ねて表示する仮想スイッチであるとともに、この各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチは、各字母群を選択したポインテイング手段の滑り移動に応じて、その滑り移動方向に割り当てられている字母もしくは機能を選択する仮想スイッチである請求項10記載のハングル文字入力方法。
- ハングル文字を形成する複数の子音字母と複数の母音字母から、字母を時系列に択一選択して、ハングル文字をコンピュータに入力するようにしたハングル文字入力装置において、
字母を時系列に択一選択するキーボードに割り当てられている子音字母群と母音字母群を、そのキーボードの各字母の配置に基づいて複数の子音字母群と複数の母音字母群に分け、その複数の字母群を、各字母群を代表する図形を付して、字母群を選択する択一選択仮想スイッチとともに、画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、複数の字母群を択一選択する字母群選択手段と、
前記字母群選択手段によって選択された字母群の各字母を、その各字母を択一選択する仮想択一選択スイッチとともに画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、各字母を択一選択するようにした字母選択手段により、複数の字母を時系列に択一選択することを特徴とすハングル文字入力装置。 - ハングル文字を形成する複数の子音字母と複数の母音字母から、字母を時系列に択一選択して、ハングル文字をコンピュータに入力するようにしたハングル文字入力方法において、
字母を時系列に択一選択するキーボードに割り当てられている子音字母群と母音字母群を、そのキーボードの各字母の配置に基づいて複数の子音字母群と複数の母音字母群に分け、その複数の字母群を、各字母群を代表する図形を付して、字母群を選択する択一選択仮想スイッチとともに、画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、複数の字母群を択一選択する字母群選択手段と、
前記字母群選択手段によって選択された字母群の各字母を、その各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチとともに画像表示画面に表示して、その画像表示画面に表示された択一選択仮想スイッチを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段により択一的に選択して、各字母を択一選択するようにした字母選択手段と、
前記字母選択手段において、字母群と同一キーに割り当てられているシフトモードの字母群に、字母選択機会を構成している択一選択仮想スイッチのいづれかの操作によりシフトモードに変更して、シフトモードに割り当てられている字母群を、択一選択仮想スイッチとともに画像表示画面に表示して、シフトモードの各字母を択一選択するようにしたシフトモード選択手段とをもって、
複数の字母を時系列に択一選択するようにしたことを特徴とすハングル文字入力装置。 - キーボードは、2ボル式キー配列のキーボードである請求項12または13に記載のハングル文字入力装置。
- 画像表示画面は、コンピュータのモニター画面、テレビのモニター画面、テレビ録画機のモニター画面、ゲーム機のモニター画面、携帯電話機のモニター画面、携帯端末のモニター画面、電子プックのモニター画面、電子辞書のモニター画面、携帯電話機のモニター画面、カラオケ選曲器のモニター画面、家電機器のモニター画面、医療用機器のモニター画面のいずれかである請求項12〜14いずれか記載のハングル文字入力装置。
- ポインテイング手段は、画像表示画面上において、自由に移動できるGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)のポインターである請求項12〜15いずれか記載のハングル文字入力装置。
- ポインテイング手段は、画像表示画面の前面に設けられたタッチパネルを作動するスタイラスペンや指である請求項12〜15いずれか記載のハングル文字入力装置。
- ポインテイング手段は、画像表示画面上において、決められた領域毎に順次移動するカーソルである請求項12〜15いずれか記載のハングル文字入力装置。
- 各字母群を択一選択する択一選択仮想スイッチは、3行2列もしく2行3列のマトリクス配列、または1行もしくは1列の配列いずれかのスイッチ構造をなしている、請求項12〜18いずれか記載のハングル文字入力方法。
- 各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチは、3行3列のマトリクス配列もしくは5個の十文字配列いずれかのスイッチ構造をなしている、請求項12〜18いずれか記載のハングル文字入力装置。
- 各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチは、各字母群を択一選択する択一選択仮想スイッチのいずれかを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段が選択したとき、選択された字母群の仮想スイッチに、各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチの中央スイッチを重ねて表示する仮想スイッチである、請求項12〜20いずれか記載のハングル文字入力装置。
- 各字母を択一選択する仮想択一選択スイッチは、各字母群を択一選択する仮想択一選択スイッチのいずれかを、その択一選択仮想スイッチを指し示すポインテイング手段が選択したとき、選択された字母群の仮想スイッチに、各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチの中央スイッチを重ねて表示する仮想スイッチであるとともに、この各字母を択一選択する択一選択仮想スイッチは、各字母群を選択したポインテイング手段の滑り移動に応じて、その滑り移動方向に割り当てられている字母もしくは機能を選択する仮想スイッチである請求項21記載のハングル文字入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010203795A JP2012060545A (ja) | 2010-09-11 | 2010-09-11 | ハングル文字入力方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010203795A JP2012060545A (ja) | 2010-09-11 | 2010-09-11 | ハングル文字入力方法と装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2012060545A true JP2012060545A (ja) | 2012-03-22 |
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ID=46057061
Family Applications (1)
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JP2010203795A Pending JP2012060545A (ja) | 2010-09-11 | 2010-09-11 | ハングル文字入力方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012060545A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016080473A1 (ja) * | 2014-11-19 | 2016-05-26 | 高 元祐 | 子音、母音、パッチムを同じキーで3回毎の繰返し操作により入力する韓国語入力方法 |
JPWO2019088303A1 (ja) * | 2017-11-06 | 2020-11-19 | エンジェリング研究所合同会社 | フリック機能の具備とシフトキーによる選択文字変更の韓国語2ボル式入力。 |
-
2010
- 2010-09-11 JP JP2010203795A patent/JP2012060545A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016080473A1 (ja) * | 2014-11-19 | 2016-05-26 | 高 元祐 | 子音、母音、パッチムを同じキーで3回毎の繰返し操作により入力する韓国語入力方法 |
JPWO2019088303A1 (ja) * | 2017-11-06 | 2020-11-19 | エンジェリング研究所合同会社 | フリック機能の具備とシフトキーによる選択文字変更の韓国語2ボル式入力。 |
JP7337326B2 (ja) | 2017-11-06 | 2023-09-04 | エンジェリング研究所合同会社 | 韓国語2ボル式入力方法。 |
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