JP2012057988A - 発熱抵抗体式空気流量測定装置 - Google Patents

発熱抵抗体式空気流量測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012057988A
JP2012057988A JP2010199261A JP2010199261A JP2012057988A JP 2012057988 A JP2012057988 A JP 2012057988A JP 2010199261 A JP2010199261 A JP 2010199261A JP 2010199261 A JP2010199261 A JP 2010199261A JP 2012057988 A JP2012057988 A JP 2012057988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air passage
heating resistor
flow
air
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010199261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5462114B2 (ja
Inventor
Chihiro Kobayashi
千尋 小林
Takeshi Morino
毅 森野
Hiroki Okamoto
裕樹 岡本
Taiji Tokoroyama
太二 所山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2010199261A priority Critical patent/JP5462114B2/ja
Publication of JP2012057988A publication Critical patent/JP2012057988A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5462114B2 publication Critical patent/JP5462114B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】副空気通路の副空気通路出口部付近に生じる剥離渦による空気流量計測への影響を抑制して脈動流下でも高い計測精度を有する発熱抵抗体式空気流量測定装置を提供する。
【解決手段】本発明の発熱抵抗体式空気流量測定装置100は、副空気通路出口部204の流路壁(カバー部材)206を切り欠いて、副空気通路出口部204の一部を主空気の順流方向に直交する方向に向かって開放する構造とすることで、副空気通路構成部205よりも順流方向下流で発生する剥離渦が副空気通路出口部204から副空気通路202内に侵入するのを抑制した。
【選択図】図5

Description

本発明は、内燃機関の吸気流量計測用に好適な発熱抵抗体式の空気流量測定装置に関する。
内燃機関用の流量測定技術としては、引用文献1に記載のような発熱抵抗体式空気流量測定装置が知られている。これは発熱抵抗体の奪われる熱量が吸入空気の流入流量に対し相関関係があることを利用したものであり、エンジンの燃焼制御で必要となる質量流量を直接測定出来るため、特に自動車の空燃比制御用の流量計として広く使われている。
また、本発明に最も近い公知技術として、特許文献2に記載のように、より高精度な空気流量計測技術として吸気管内に発生する逆流量を計測する発熱抵抗体式空気流量測定装置も広く使われている。本公知技術では、副空気通路は通路の入り口が吸気管の順流の流れ方向に開口し、通路はループ状にほぼ360度迂回をしており、上下流の中央付近で主空気通路と合流する構造を有している。
特開平09−170630号公報 特許第3764860号公報
発熱抵抗体式空気流量測定装置は、特許文献2の図23に示すように、空気流量に対する出力電圧の関係が非線形な出力である。更に、発熱抵抗体式空気流量測定装置が設置される吸気管内は、吸排気バルブの開閉に伴う吸気脈動が生じ、この脈動流が発熱抵抗体式空気流量測定装置に様々な影響を及ぼす。その影響の一つとして、吸気脈動と出力の非線形により、図7に示すように、実際の空気流量に対して過小となる計測誤差が生じることがある。更に、吸気脈動が更に大きくなった場合には、吸気管内に逆流が生じ、その逆流によって今度は過大な計測誤差を生じてしまうこともある。
このような影響に対応するため、発熱抵抗体式空気流量測定装置では様々な工夫をしている。その一つは発熱抵抗体の上下流に感温抵抗体を配置し、その温度差を測ることで吸気管内の流量を計測すると同時に流れの方向までも計測することである。
但し、流れの方向を計測することを優先させて主空気通路内に直接計測素子を配置してしまうと、エンジン方向からの主にオイル成分が原因となる汚損性が課題視される。また、計測素子を直接主空気通路へ配置すると、前記した吸気脈動と出力の非線形により生じる実際の空気流量に対して過小となる計測誤差が生じ易くなる。
このため、実際には流量計測素子をバイパス通路と呼ばれる複雑な構造をした副空気通路に配置することが一般的に行なわれている。つまり、複雑な通路構造でありながら流れの方向を計測すると共に、副空気通路の持つ慣性効果を利用し脈動による過小誤差を低減するだけでなく、オイル成分等による耐汚損性に関しても向上させ、相反する課題に対する両立を図っている。
しかし、ここで新たな課題となるのが副空気通路を構成する構造体により副空気通路の出入り口付近に生じる剥離渦の影響である。この剥離渦の一部が副空気通路に入り込むと順方向の流れの際に逆方向の流れが副空気通路内に入り込んでしまい、誤差を生ずる可能性がある。副空気通路出口部に入り込む剥離渦の影響を少なくするためには、剥離渦が入り込まない通路構造とすることが望まれるが、逆流も入り込み難い構造になってしまうと、逆流の計測精度に影響を及ぼしてしまう。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、副空気通路の出口部付近に生じる剥離渦による空気流量計測への影響を抑制できる発熱抵抗体式空気流量測定装置を提供することである。
上記の課題を解決する本発明の発熱抵抗体式空気流量測定装置は、主空気通路内を流れる主空気の一部が通過する副空気通路を有する副空気通路構成部と、副空気通路構成部の副空気通路内に配置された発熱抵抗体とを備え、副空気通路内で発熱抵抗体を発熱させて主空気の流量を測定する発熱抵抗体式空気流量測定装置であって、副空気通路構成部は、主空気の順流方向上流に向かって開口する副空気通路入口部と、主空気の順流方向下流に向かって開口する副空気通路出口部と、副空気通路出口部の流路壁を切り欠いて副空気通路出口部の一部を主空気の順流方向に直交する方向に向かって開放する切り欠き部を有することを特徴としている。
本発明の発熱抵抗体式空気流量測定装置によれば、副空気通路構成部は、切り欠き部によって副空気通路出口部の流路壁が切り欠かれて、副空気通路出口部の一部が主空気の順流方向に直交する方向に向かって開放されているので、副空気通路構成部よりも順流方向下流で発生する剥離渦が副空気通路出口部から副空気通路内に侵入するのを抑制することができる。
したがって、吸気通路内に生じる脈動影響による計測誤差の低減に関し、特に発熱抵抗体式空気流量測定装置の下流側に生じる剥離渦の流れの一部が副空気通路内に侵入することで生じる計測誤差の低減を改善することができる。
本発明の発熱抵抗体式空気流量測定装置の構成を説明するための参照図。 図1の断面A−Aにおける空気通路内の空気の流れを示す図。 図1の断面A−Aにおける空気通路内の流体解析結果を示す図。 脈動流下における主空気通路内と副空気通路内の空気流れの変化を示す図。 本発明の発熱抵抗体式空気流量測定装置の構成を示す図。 図5における副空気通路出口部付近の断面形状を示す図。 図5の断面D−Dにおける空気通路内の流体解析結果を示す図。 本発明の脈動流下における主空気通路内と副空気通路内の空気流れの変化を示す図。 代表的な発熱抵抗体式空気流量測定装置の概略構成の横断面。 図9を吸入空気の流れ上流方向からみた図。 発熱抵抗体式空気流量測定装置の概略回路構成図。 発熱抵抗体式空気流量測定装置を使った内燃機関の概略システム構成図。
本発明の実施例を以下の図面に従い詳細に説明する。
まず、最初に吸入空気計測装置の一例として、発熱抵抗体を使った発熱抵抗体式空気流量測定装置の動作原理について説明する。
図11は発熱抵抗体式空気流量測定装置の概略構成回路図である。発熱抵抗体式空気流量測定装置の駆動回路は大きく分けてブリッジ回路とフィードバック回路から成り立っている。吸入空気流量測定を行うための発熱抵抗体RH、吸入空気温度を補償するための感温抵抗体RC及びR10、R11でブリッジ回路を組み、オペアンプOP1を使いフィードバックをかけながら発熱抵抗体RHと感温抵抗体RCの間に一定温度差を保つように発熱抵抗体RHに加熱電流Ihを流して空気流量に応じた出力信号V2を出力する。つまり流速の速い場合には発熱抵抗体RHから奪われる熱量が多いため加熱電流Ihを多く流す。これに対して流速の遅い場合には発熱抵抗体RHから奪われる熱量が少ないため加熱電流も少なくてすむのである。
図9は、発熱抵抗体式空気流量計の一例を示す横断面であり、図10はその上流(左側)から見た外観図である。
発熱抵抗体式空気流量測定装置の構成部品としては、駆動回路を構成する回路基板2を内蔵するハウジング部材1、及び、非導電性部材により形成される副空気通路構成部10等があり、副空気通路構成部10の中には空気流量検出のための発熱抵抗体3、吸入空気温度を補償するための感温抵抗体4が導電性部材により構成された支持体5を介して回路基板2と電気的に接続されるように配置され、ハウジング、回路基板、副空気通路、発熱抵抗体、感温抵抗体等、これらを発熱抵抗体式空気流量測定装置の一体のモジュールとして構成されている。
また、吸気管路を構成する主空気通路構成部20の壁面には穴25があけられており、この穴25より発熱抵抗体式空気流量測定装置の副空気通路部分を外部より挿入して副空気通路構成部10の壁面とハウジング部材1とをネジ7等で機械的強度を保つように固定されている。また、副空気通路構成部10と主空気通路構成部20の間にシール材6を取付けて、吸気管内外との気密性を保っている。
次に、本発明の発熱抵抗体式空気流量測定装置に近い機能を持つ比較例ついて、図1を用いて以下に説明する。
比較例の発熱抵抗体式空気流量測定装置200は、主空気通路構成部251によって構成される主空気通路250に、流量計測素子201を内部に配置した副空気通路構成部205を挿入した形で装着されている。流量計測素子201は、流量を計測する機能の他に流れの方向を検出する機能も持ち合わせている。流量計測素子201は、発熱抵抗体RHの上下流側に感温抵抗体を配置し、その温度差を測ることで吸気管内の流量を計測すると同時に流れの方向までも計測する構成を有する。流量計測素子201は、公知のものを用いるので、その構成についての詳細な説明は省略する。
副空気通路構成部205は、主空気通路250内を通過する空気の一部が流入する副空気通路202を有している。副空気通路202は、内部に流量計測素子201が配置されるループ状の通路形状を有しており、主空気通路250内で、エアクリーナ側からエンジン側への流れである順流252に対向して副空気通路入口部203が開口し、エンジン側からエアクリーナ側への流れとなる逆流253に対向して副空気通路出口部204が開口する構造となっている。
図2は、図1のA−A線断面図であり、主空気通路250内における空気流れを示したものである。順流252は、発熱抵抗体式空気流量測定装置200の副空気通路構成部205下流で剥離渦261を発生してしまう。つまり、副空気通路出口部204付近には、順流252とは違う方向の流れが発生する。より詳細な流れの状態を流体解析結果として図3に示す。剥離渦261によって生じた空気の流れは、副空気通路出口部204から副空気通路202内に入り込み、副空気通路202内に、あたかも逆流が生じたような状態となっている。順流時の流速ベクトルは、剥離渦の影響により、完全に副空気通路出口部204の後ろから副空気通路202内に向いている。
これを、脈動流化において同様に解析をして、主空気通路250の平均流速(メイン流速)と、副空気通路202内における流量計測素子201付近の検出流速(バイパス流速)とを、時間を追ってグラフ化したのが図4の解析結果である。
主空気通路250では加速と減速を繰り返す流れではあるが、逆流(マイナスの流速)にはなっていないのに対して、副空気通路202内の流量計測素子201周辺では逆流の流れとなっているのが判る。この逆流として検出されているのが、上記で記載した剥離渦261によって副空気通路出口部204に入り込んだ流れである。
上記のように、順流252の流れの一部が逆方向の流れとして副空気通路202内に入り込んでしまうと、前記したように流量計測素子201は順流252と逆流253を区別して計測するため、計測誤差が大きくなり、流量の計測精度が低下するおそれがある。そこで、本発明においては、副空気通路出口部204の形状に改良を加え、本計測誤差の改善を行なった。
図5は、本発明の一実施例を示す発熱抵抗体式空気流量測定装置の構成を示す図である。本発明の発熱抵抗体式空気流量測定装置100は、副空気通路出口部204の流路壁を構成するカバー部材206を切り欠いて副空気通路出口部204の一部を主空気の順流方向に直交する方向に向かって開放する切り欠き部208を有することを特徴としている。なお、図1に示す比較例の装置200と同様の構成要素には、同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
副空気通路構成部205は、ハウジング部材207とカバー部材206によって構成されている。ハウジング部材207は、所定の肉厚を有する板状部材からなり、副空気通路202の少なくとも順流方向下流側となる部分に断面コ字型の溝部211を有している。溝部211は、ハウジング部材207の一方の側面に凹設されており、順流方向下流端部が副空気通路出口部204に連通している。
副空気通路202は、ハウジング部材207単体では、溝部211によって3面が囲まれて一面が開放された通路構造となってしまうので、カバー部材206を用いて、溝部211の開放された一面を塞いで4面が閉じられた閉断面の通路構造を構成している。すなわち、副空気通路202の順流方向下流側となる部分は、ハウジング部材207とカバー部材206との協働によって構成される。
そして、図1に示す装置では、溝部211の開放側を全面に亘って塞いで副空気通路202の順流方向下流側となる部分を構成する構造を有していたが、本発明の発熱抵抗体式空気流量測定装置100では、図5に示すように、カバー部材206に切り欠き部208を設けて、副空気通路出口部204の一部において一面が開放された構成とした。
切り欠き部208は、副空気通路出口部204の流路壁となるカバー部材206を切り欠いて、副空気通路出口部204の一部を主空気の流れに直交する方向に向かって開放するように形成されている。切り欠き部208は、溝部211の順流方向下流端部よりも順流方向上流側に所定距離だけ離間した位置まで溝部211を開放するように形成されている。
図6は、図5に示す断面B-Bと断面C-Cを示したものである。副空気通路202は、断面B-Bに示すように、切り欠き部208よりも順流方向上流側の位置では、溝部211の開放面がカバー部材206で塞がれており、4面が閉じられた通路構造となっているのに対して、断面C-Cに示すように、切り欠き部208の位置では、溝部211の一面が開放された通路構造となっている。そして、副空気通路出口部204は、逆流方向に対向して開口しているので、逆流時には副空気通路出口部204から空気を流入させることができ、逆流の検出精度には影響を及ぼさない。
図7と図8は、図3と図4と同様な流体解析を、図5の切り欠き部208を有する副空気通路202で実施したものである。図7の流速ベクトルでは、順流時に副空気通路出口部204の下流側に剥離渦261は発生しているが、図3の比較例とは、剥離渦261の形状が大きく異なり、副空気通路202内部への剥離渦261の侵入が無いことが判る。本発明の図7では、比較例との出口部の形状の違いにより、副空気通路出口部204に向かう流速ベクトルが、大きく崩れて、出口方向に向いている量が少なくなっており、剥離渦が副空気通路出口部204から入り難くなっている。
また、図8に記載した主空気通路250の平均流速と、流量計測素子201付近の検出流速を、時間を追ってグラフ化した結果でも、マイナスとなる流速は無く、副空気通路202内への逆流の侵入が無いことが判る。したがって、副空気通路202の副空気通路出口部204に切り欠き部208を設けることで、比較例の発熱抵抗体式空気流量測定装置100よりも脈動時に於ける流量計測精度を向上させることが可能となる。
最後に、図12を使い電子燃料噴射方式の内燃機関に本発明品を適用した一実施例を示す。エアクリーナ54から吸入された吸入空気67は、発熱抵抗体式空気流量測定装置100の主空気通路構成部251、吸入ダクト55、スロットルボディ58及び燃料が供給されるインジェクタ60を備えたインテークマニホールド59を経て、エンジンシリンダ62に吸入される。一方、エンジンシリンダ62で発生したガス63は排気マニホールド64を経て排出される。
発熱抵抗体式空気流量測定装置100の回路モジュール52から出力される空気流量信号と圧力信号、温度センサからの吸入空気温度信号、スロットル角度センサ57から出力されるスロットルバルブ角度信号、排気マニホールド64に設けられた酸素濃度計65から出力される酸素濃度信号及び、エンジン回転速度計61から出力されるエンジン回転速度信号等、これらを入力するコントロールユニット66はこれらの信号を逐次演算して最適な燃料噴射量とアイドルエアコントロールバルブ開度を求め、その値を使って前記インジェクタ60及びアイドルコントロールバルブを制御する。
上記した本発明の発熱抵抗体式空気流量測定装置100によれば、副空気通路構成部205は、切り欠き部208によって副空気通路出口部204のカバー部材(流路壁)206が切り欠かれて、副空気通路出口部204の一部が主空気の順流方向に直交する方向に向かって開放されているので、副空気通路構成部205よりも順流方向下流で発生する剥離渦が副空気通路出口部204から副空気通路202内に侵入するのを抑制することができる。したがって、吸気通路内に生じる脈動影響による計測誤差の低減に関し、特に発熱抵抗体式空気流量測定装置の下流側に生じる剥離渦の流れの一部が副空気通路202内に侵入することで生じる計測誤差の低減を改善することができる。
本発明は、上述の実施例の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
現在、地球温暖化等、世界的に環境に関して目が向けられている。吸入空気流量を正確に計測することは車輌の最適な燃料制御を行うことであり、これにより地球温暖化に代表される環境保護のための排ガスのクリーン化だけでなく、低燃費を実現させることで有限埋蔵量とされている化石燃料を最大限に利用できることが可能となる。本発明の発熱抵抗体式空気流量計測装置を用いた内燃機関によれば、計測精度の高い流量を得ることができ、最適な燃料制御を行うことができる。
本発明の発熱抵抗体式空気流量計測装置は、自動車用としてのエンジン制御用が主な使用用途になり、全ての内燃機関エンジンに対して利用が可能となる。
1…ハウジング構成部材、2…回路基板、3…発熱抵抗体、4…感温抵抗体、5…導電性支持体、6…シール材、7…ネジ部材、10…副空気通路構成部、14…副空気通路、20…主空気通路構成部、22…主空気通路、25…副空気通路挿入穴、51…吸気温度センサ、52…モジュール、53…ボディ、54…エアクリーナ、55…ダクト、56…アイドルエアコントロールバルブ、57…スロットル角度センサ、58…スロットルボディ、59…吸気マニホールド、60…インジェクタ、61…回転速度計、62…エンジンシリンダ、63…ガス 64…排気マニホールド、65…酸素濃度計、66…コントロールユニット、67…吸入空気、100…発熱抵抗体式空気流量測定装置、200…比較例、201…流量計測素子、202…副空気通路、203…副空気通路入口部、204…副空気通路出口部、205…副空気通路構成部、206…カバー部材、207…ハウジング部材、208…切り欠き部、210…副空気通路内空気流れ、250…主空気通路、251…主空気通路構成部、252…順流、253…逆流、260…主空気通路内空気流れ、261…剥離渦

Claims (6)

  1. 主空気通路内を流れる主空気の一部が通過する副空気通路を有する副空気通路構成部と、該副空気通路構成部の副空気通路内に配置された発熱抵抗体とを備え、前記副空気通路内で前記発熱抵抗体を発熱させて前記主空気の流量を測定する発熱抵抗体式空気流量測定装置であって、
    前記副空気通路構成部は、前記主空気の順流方向上流に向かって開口する副空気通路入口部と、前記主空気の順流方向下流に向かって開口する副空気通路出口部と、該副空気通路出口部の流路壁を切り欠いて前記副空気通路出口部の一部を前記主空気の順流方向に直交する方向に向かって開放する切り欠き部を有することを特徴とする発熱抵抗体式空気流量測定装置。
  2. 前記副空気通路構成部は、ハウジング部材と、カバー部材を備え、
    前記ハウジング部材は、該ハウジング部材の側面に凹設されて順流方向下流端部が前記副空気通路出口部に連通する溝部を有し、
    前記カバー部材は、前記溝部の開放面を塞いで前記副空気通路を閉断面の通路構造とする構成を有することを特徴とする請求項1に記載の発熱抵抗体式空気流量測定装置。
  3. 前記切り欠き部は、前記カバー部材を切り欠いて形成されており、溝部の順流方向下流端部から順流方向上流側に所定距離だけ離間した位置まで前記溝部の開放面を開放することを特徴とする請求項2に記載の発熱抵抗体式空気流量測定装置。
  4. 前記副空気通路構成部は、前記主空気の順流方向に沿ってループ状に360度迂回する通路形状を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発熱抵抗体式空気流量測定装置。
  5. 前記発熱抵抗体の順流方向上流側と順流方向下流側に感温抵抗体を配置し、該感温抵抗体の温度差を測ることによって、前記空気流量と前記空気の流れ方向を計測する流量計測素子を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発熱抵抗体式空気流量測定装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の前記発熱抵抗体式空気流量測定装置を使用する内燃機関の燃料噴射システム。
JP2010199261A 2010-09-06 2010-09-06 発熱抵抗体式空気流量測定装置 Active JP5462114B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010199261A JP5462114B2 (ja) 2010-09-06 2010-09-06 発熱抵抗体式空気流量測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010199261A JP5462114B2 (ja) 2010-09-06 2010-09-06 発熱抵抗体式空気流量測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012057988A true JP2012057988A (ja) 2012-03-22
JP5462114B2 JP5462114B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=46055282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010199261A Active JP5462114B2 (ja) 2010-09-06 2010-09-06 発熱抵抗体式空気流量測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5462114B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014185862A (ja) * 2013-03-21 2014-10-02 Hitachi Automotive Systems Ltd 熱式流量計

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000241222A (ja) * 1998-12-21 2000-09-08 Mitsubishi Electric Corp 流量測定装置
JP2004226315A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Hitachi Ltd 熱式流量測定装置
JP2007506941A (ja) * 2003-07-14 2007-03-22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 導管を流れる媒体の少なくとも1つのパラメータを検出するための装置
JP2009145162A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Denso Corp エアフローメータ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000241222A (ja) * 1998-12-21 2000-09-08 Mitsubishi Electric Corp 流量測定装置
JP2004226315A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Hitachi Ltd 熱式流量測定装置
JP2007506941A (ja) * 2003-07-14 2007-03-22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 導管を流れる媒体の少なくとも1つのパラメータを検出するための装置
JP2009145162A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Denso Corp エアフローメータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014185862A (ja) * 2013-03-21 2014-10-02 Hitachi Automotive Systems Ltd 熱式流量計

Also Published As

Publication number Publication date
JP5462114B2 (ja) 2014-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5396410B2 (ja) センサの構造
JP5049996B2 (ja) 熱式流量測定装置
JP4979262B2 (ja) 流量測定装置
JP4416012B2 (ja) 吸入空気流量測定装置
EP3012599B1 (en) Physical quantity measuring apparatus
JP5183164B2 (ja) 流量測定装置
EP2439499A1 (en) Sensor structure
JP5338870B2 (ja) 空気流量測定装置
JP5557767B2 (ja) センサの構造
EP3199924A1 (en) Thermal flowmeter
JP6477195B2 (ja) 流量測定装置
JP2004226315A (ja) 熱式流量測定装置
JP6365388B2 (ja) 流量測定装置
JP2006047272A (ja) 流量センサ
JP6114674B2 (ja) 熱式流量計
JP5183402B2 (ja) 発熱抵抗体式空気流量測定装置
JP5462114B2 (ja) 発熱抵抗体式空気流量測定装置
CN113597538B (zh) 物理量检测装置
JP4755712B2 (ja) 質量流量センサ装置
JP5085889B2 (ja) 発熱抵抗体式流量測定装置
JP5542614B2 (ja) 流量測定装置
JP2021039025A (ja) 空気流量測定装置
JP2009063391A (ja) 発熱抵抗体式空気流量測定装置が装着される吸気系部品
JP2001059759A (ja) 発熱抵抗式流量測定装置
JP2003161652A (ja) 流量測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131022

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5462114

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250