JP2012056026A - ロボットの評価制御方法及びロボットの制御装置 - Google Patents

ロボットの評価制御方法及びロボットの制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロボットが設置された現場でティーチングを行う際に、ユーザがロボットと設備との衝突を回避できるよう支援する評価制御方法を提供する。
【解決手段】ロボット本体が動作する動作領域空間を、立方体状の単位空間であるキューブの集合として捉え、各キューブの外面を規定する3次元座標値を決定すると、キューブよりもサイズが大きな空間によって、ロボット本体の手先部分を覆うボックス領域を設定する。ロボット本体の動作を開始させる前に各キューブの評価を全て「危険」に設定しておき、ロボット本体が動作することでボックス領域の内部に全体が含まれたキューブについては(S5:YES)評価を「安全」に変更する(S6)。
【選択図】図1

Description

本発明は、多関節型のロボットが動作する動作領域空間について、危険・安全の評価を行う方法,並びに同様の評価を行う制御装置に関する。
多関節型のロボットについては、動作時の安全を確保する必要から、その動作位置や動作軌跡がどのように変化するのかを確認することが重要である。そのため、オフラインティーチングだけでなく、ロボットが設置された現場でも、そのロボットを用いてティーチングを行っている。したがって、現場でティーチングを行う間に、ロボットの手先の位置を様々に動かす操作が頻繁に行われる。
ここで、ロボットの軸数が増えるほど、ロボットの手先位置を変化させた場合に姿勢がどのように変化するのかを予測することは難しくなり、非熟練者が操作を行った場合は周辺の設備への衝突が発生するリスクが高くなる。特に、手先の位置をある方向に進めた(進み)後に、その位置を逆方向に戻す(戻り)場合、ロボットは進みの場合に出現させた姿勢と異なる姿勢をとる可能性が高い。
しかしながら、ユーザ(操作者)は、進みの場合の姿勢を既に目にしているため、戻りの場合は単純にその逆の動きになると思い込み易く、姿勢の変化に気づくのが遅くなってしまう。また、そもそも上記のような「戻り」は、位置や動作軌跡のティーチングを試行錯誤する段階で行われるので、注意力も低下しがちになり、ロボットが設備に衝突することは十分に考えられる。
例えば、特許文献1には、CAD等からロボットや周辺物体の形状データを読み込んでレイアウト表示し、ケージ領域を設定すると、初期位置での各アームの3D位置を計算して初期の占有領域を求め、動作シミュレーションを実行して3次元位置を繰り返し計算し占有領域の集合和を求め、ロボットの移動が終了すると、総占有領域,重畳領域,はみ出し領域,非占有領域などを色分け表示して、周辺物体のレイアウト修正やケージ領域の変更等を行なう技術が開示されている。
特開2005−81445号公報
しかしながら、特許文献1の技術はいわゆる3Dシミュレーションであって、現場に臨む以前の段階でロボットの動作が確定し、且つ周辺設備の配置を3D化するために必要な情報が十分に与えられていることが前提となっている。したがって、上述のように現場においてティーチングを行う場合や、周辺設備の配置に関する情報が十分に与えられない場合には適用できない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロボットが設置された現場においてティーチングを行う場合に、ユーザがロボットと設備との衝突を回避できるよう支援する評価制御方法,及びロボットの制御装置を提供することにある。
請求項1記載のロボットの評価制御方法によれば、多関節型のロボットが動作する動作領域空間を立方体状の単位空間の集合として捉え、各単位空間の外面を規定する3次元座標値を決定すると、単位空間よりもサイズが大きな空間によってロボットの手先部分を覆うボックス領域を設定する。そして、ロボットの動作を開始させる前に、各単位空間の評価を全て「危険」に設定しておき、ロボットが動作することでボックス領域の内部に全体が含まれた単位空間については、当該単位空間の評価を「安全」に変更する。
すなわち、ロボットの動作を開始させる前の段階では、ロボット周辺の設備の配置状況などが不明であると仮定して全ての単位空間の評価を「危険」に設定しておく。そして、ロボットが動作を開始すると、その動作に伴い手先部分を覆うボックス領域が動作領域空間の内部を移動するが、その結果、ボックス領域の内部に全体が含まれた単位空間については危険がないと推定されるので、評価を「安全」に変更する。これにより、ロボットを動作させて、その手先が動作領域空間内の様々な位置に到達するようになると、単位空間の評価は、当初の「危険」から「安全」に変更されるものが次第に増加する。したがって、ロボットが設置された現場においてティーチングを行う際に、動作領域空間の安全性を評価しながら行うことができるので、ユーザが、評価が「危険」である単位空間を通過させる場合に注意を払うことで、周辺の設備との衝突を回避することが可能となる。
請求項2記載のロボットの評価制御方法によれば、ロボットの関節部分についてもボックス領域を設定し、ロボットが動作する場合に姿勢が変化して関節が通過する単位空間についても同様に評価するので、ユーザは、ロボットの姿勢の変化についても注意を払うことができる。
請求項3記載のロボットの評価制御方法によれば、単位空間のサイズを、ロボットの近傍側に位置するものは大きく設定すると共に、ロボットの遠方側に位置するものは小さく設定する。すなわち、ロボットを現場に設置する場合に、その近傍には障害物がないことが前提で設置するはずなので、近傍側にある単位空間はサイズを大きくし、遠方側にある単位空間はサイズを小さくすることで、衝突が発生する可能性が比較的高い遠方側の空間部分について評価を詳細に行うことができる。
請求項4記載のロボットの評価制御方法によれば、ロボットが動作する際に、評価が「危険」である単位空間を通過する場合は動作速度を遅く設定し、評価が「安全」である単位空間を通過する場合は動作速度を速く設定する。すなわち、評価が「危険」である単位空間は、実際に障害物が存在するか否かが不明であると見做してロボットの動作速度を遅くし、ユーザに当該領域の通過状況を確認する余裕を与えることができる。
一方、評価が「安全」となった単位空間については再度の通過に全く問題がないので、ロボットの動作速度を速くする。したがって、ユーザがロボットを不用意に動作させて、評価が「危険」の単位空間をロボットが通過する際に、ユーザが危険と判断すれば動作を停止する等の処置を行う時間を十分に取れるため、衝突を回避する可能性を高めることができる。
請求項5記載のロボットの評価制御方法によれば、ロボットが動作する際の基準時点から所定時間経過後のロボットの位置を予測し、基準時点の位置から所定時間経過後の予測位置までのボックス領域の移動軌跡を予測すると、移動軌跡に少なくとも一部が含まれる各単位空間について順次評価を行う。そして、評価が「危険」である単位空間が存在する場合は当該単位空間を通過するまでは動作速度が遅くなるように設定し、全ての単位空間の評価が「安全」である場合,又は評価が「危険」である単位空間を通過した後の全ての単位空間の評価が「安全」である場合は、予測位置までの前記ロボットの動作速度が速くなるように設定する。
したがって、請求項4と同様に、ユーザがロボットを不用意に動作させて、評価が「危険」の単位空間をロボットが通過する際に、ユーザが危険と判断すれば動作を停止する等の処置を行い、衝突を回避できる。そして、ロボットが基準時点の位置から所定時間経過後の予測位置まで移動する間にボックス領域と交錯する単位空間の評価をある程度まとめて行うことで、動作速度の決定もある程度包括的に行うことができる。
第1実施例であり、キューブの評価処理を示すフローチャート ロボットの動作速度を決定する処理を示すフローチャート(ジョイスティック操作の場合) 図2相当図(変数移動の場合) ロボット本体にボックス領域B1,B2を設定した状態を示す図 動作領域空間にキューブを設定した状態を示す図 動作領域空間の平面図 垂直多関節型ロボットのシステム構成を示す図 機能ブロック図 第2実施例であり、動作領域空間の平面図
(第1実施例)
以下、第1実施例について図1ないし図8を参照して説明する。図7は、垂直多関節型(6軸)ロボットのシステム構成を示す。このロボット本体1は、ベース(回転軸)2上に、この場合6軸のアームを有している。前記ベース2上には、第1関節J1を介してショルダ部3が回転可能に連結されている。このショルダ部3には、第2関節J2を介して上方に延びる下アーム4の下端部が回転可能に連結され、さらに、この下アーム4の先端部には、第3関節J3を介して第1上アーム5が回転可能に連結されている。
この第1上アーム5の先端には第4関節J4を介して第2上アーム6が回転可能に連結され、この第2上アーム6の先端には第5関節J5を介して手首7が回転可能に連結され、この手首7には第6関節J6を介してフランジ8が回転可能に連結されている。なお、各関節J1〜J6においては、サーボモータ26(図8参照)によりショルダ部3〜フランジ8を回転駆動する。
ロボット本体1と制御装置(コントローラ,単位空間設定手段,空間評価手段,動作速度設定手段)11との間は、接続ケーブル12によって接続されている。これにより、ロボット本体1の各軸を駆動するサーボモータは、制御装置11により制御される。制御装置11には、パーソナルコンピュータ(パソコン)13がケーブル14を介して接続され、パソコン13との間で、ロボット本体1の手先の現在位置の送信や動作コマンドの受信など、高速通信を実行するようになっている。パソコン13には、メモリやハードディスクなどの記憶装置(記憶手段)が内蔵されている。
ジョイスティック15は、ケーブル16を介してパソコン13に接続されている。ユーザ(操作者)は、ジョイスティック15を操作して倒した方向により、ロボット本体1の手先(フランジ8の先端,TCP:Tool Center Point)の移動方向を指示する。その指示方向は、パソコン13を介して制御装置11に伝達され、制御装置11は、ロボット本体1の手先をXY平面上で指示された方向に移動させるように制御する。
制御装置11は、図8に示すように、CPU21と、駆動回路22と、位置検出回路23とを備えて構成されている。CPU22には、システムプログラムや動作プログラムを作成するためのロボット言語などを記憶するROM24及び動作プログラムなどを記憶するRAM25が接続されていると共に、図示しない通信インターフェイスを介してパソコン13が接続されている。
位置検出回路23は、ショルダ部3〜フランジ8の位置を検出するためのもので、各軸の駆動源であるサーボモータ26に設けられているロータリエンコーダ27が接続されている。位置検出回路23は、ロータリエンコーダ27から入力される検出信号に基づいて各軸の回転角度を検出し、それら検出した位置検出情報をCPU21に出力する。そして、CPU21は、動作プログラムに基づいてショルダ部3〜フランジ8を動作させる際に、位置検出回路23から入力する位置検出情報をフィードバック信号として、各軸のサーボモータ26を駆動する。
次に、本実施例の作用について図1ないし図6を参照して説明する。本実施例では、図5に示すように、ロボット本体1が動作する領域を、立方体状の単位空間(以下、キューブと称す)を3次元的に積み上げたものとして設定しており、各キューブを構成する6面,或いは12本の直線を規定する3次元座標値が決定されている。すなわち、制御装置11のソフトウェア上で、そのように仮想されている。
一方、ロボット本体1については、図4に示すように、手先(手首7;第6関節J6を含む)と肘に相当する関節J3部分とをそれぞれ覆うようにして、ボックス領域B1,B2が設定されている(キューブと同様にソフトウェア上で仮想されている)。例えばボックス領域B1の中心は手先に設定されており、ボックス領域B2の中心は、関節J3の軸上で、下アーム4,第1上アーム5それぞれの厚さ寸法を加えた1/2となる位置に設定されている。
この場合、ボックス領域B1,B2の体積(サイズ)は、キューブの体積よりも大きく設定されており、例えば1000倍程度となっている。そして、ロボット本体1を動作させることで、手先;フランジ8や肘;関節J3の位置が変化すると、その位置の変化に応じてボックス領域B1,B2の位置もソフトウェア上で変化する。したがって、ロボット本体1が動作すれば、図5及び図6に示すように、ボックス領域B1,B2は複数のキューブと接触若しくは交錯することになる。
そして、制御装置11は、ロボット本体1が動作する際に、各キューブが「危険」か「安全」かを評価する。ロボット本体1が動作を開始する前のデフォルトの状態では、全てのキューブを「危険」に設定しておく。そして、ロボット本体1が動作することでボックス領域B1,B2が仮想的に移動した結果、ボックス領域B1,B2の何れかに全てが内包されたキューブについては「安全」と評価する。
図1は、ティーチングを行う場合に、制御装置11のCPU21を中心とする上記の評価処理の内容を示すフローチャートである。ロボット本体1の手先を目的位置に向かって移動を開始させ(ステップS1)、次の指令値に移動させる(ステップS2)。そして、移動させた位置において、各軸のロータリエンコーダ27から入力される検出信号に基づき各軸の回転角度を検出し、現時点の手先及び肘の位置を特定すると、それらに応じたボックス領域B1,B2の動作領域空間内の位置を特定する。更に、ボックス領域B1,B2と、キューブとの接触状態(位置関係)を確認する(ステップS3)。
すなわち、ボックス領域B1,B2と一部が接触した、若しくはボックス領域B1,B2の内部に全体が取り込まれた状態にあるキューブについて、既に「安全」と評価されたキューブか否かを判断する(ステップS4)。初期状態では全てが「危険」と評価されているので(NO)、続いて、キューブがボックス領域B1,B2に全て内包されているか否かを判断する(ステップS5)。
ステップS5で「YES」と判断されたキューブについては、評価を「安全」に変更し(ステップS6)、「NO」と判断されたキューブについては、評価を変更せずステップS7に移行する。尚、ステップS4において、既に「安全」と評価されたキューブである場合も(YES)ステップS7に移行する。そして、ボックス領域B1,B2の周辺に係る,及びその内部のキューブ全てについてS4及びS5のチェックを行ったか否かを判断し(ステップS7)、全てをチェックしていなければ(NO)ステップS4に戻る。
ステップS7において全てのキューブをチェックした場合は(YES)、続くステップS8において、ロボット本体1の手先が目的位置に到達したか否かを判断する。目的位置に到達していなければ(NO)ステップS2に戻り、目的位置に到達していれば(YES)処理を終了する。
ここで、図6は、動作領域空間の平面図であり、ロボット本体1の手先が位置P1から位置P2(図中では、ボックス領域B1の位置として示している。)に移動した場合を示す。尚、各キューブについてもここでは2次元的に存在しているとみなし、それぞれの位置をC(1,1)〜C(11,10)のマトリクス表示で示す。また、上記の配列は、図5に示すキューブの配列とは一致していない。
手先が位置P1から位置P2に移動することに伴い、ボックス領域B1,B2も移動する。その際に、ボックス領域B1,B2の内部に全てが包含されたキューブ,クロスハッチングで示す例えばC(2,8),C(3,4),C(6,2)等については、当該キューブをロボット本体1が問題なく通過できたことを示すので、「安全」と評価できる。 一方、ボックス領域B1,B2が移動した際に、それらと一部分だけが交錯したキューブ,ハッチングで示す例えばC(1,8),C(2,4),C(7,2)等については安全性が十分に確認できたとは言えないので、評価を「危険」のままとして変更しない。図1の処理は、このようにして各キューブの評価を行うものである。
また、図2は、各キューブの評価に応じて、ロボット本体1の手先の移動速度を変化させる処理を示すフローチャートであり、ユーザがジョイスティック15を操作して移動方向を指示する場合に対応する。ユーザがジョイスティック15を何れかの方向に倒すと(ステップS11)、手先を、その操作により指示された方向に移動させた8m秒(所定時間)後の移動位置を予測する(ステップS12)。そして、その予測した位置まで移動する間に接触・交錯するキューブを把握する(ステップS13)。ここで「8m秒」は、ロボット本体1を動作させる場合に移動位置を制御するためのサンプリング時間に相当するもので、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
それから、次に接触する予定のキューブをチェックし(ステップS14)、そのキューブの評価が「安全」か否かを判断する(ステップS15)。当該キューブの評価が「安全」であれば(YES)、ステップS13で把握した全てのキューブについてチェックしたか否かを判断し(ステップS16)、全てをチェックしていなければ(NO)ステップS14に戻る。また、全てをチェックした場合は(YES)、ロボット本体1の動作速度を高速(当初の設定速度)にして(ステップS17)移動させる。それから、ジョイスティック15がユーザにより倒されたままの状態にあるか否かを判断し(ステップS18)、倒されたままであれば(YES)ステップS12に戻り、倒されていなければ(NO)処理を終了する。
一方、ステップS15において、次に接触する予定のキューブの評価が「危険」であれば(NO)、ロボット本体1の動作速度を低速(例えば最高動作速度の10%)にして(ステップS19)移動させる。それから、ステップS18に移行する。したがって、ロボット本体1が、ステップS12の基準時点における位置から8ms後の予測位置に到達するまでの間に、ボックス領域B1,B2と交錯する全てのキューブのうち、「危険」と評価されているものがあれば、ロボット本体1は、当該キューブを通過するまでは低速で移動する。また、基準時点における位置から,若しくは「危険」と評価されたキューブを通過してから予測位置に到達するまでの間に交錯する全てのキューブが「安全」と評価されていれば、ロボット本体1は高速で移動することになる。
また、図3は、ジョイスティック15を用いることなく、ユーザがロボット本体1の移動先を座標値で指定入力した場合(変数移動)の図2相当図である。指定された位置に移動を開始すると(ステップS21)、ステップS12と同様に、現在位置から指定された位置に向かう軌跡上で8m秒後の移動位置を予測する(ステップS22)。以降のステップS23〜S29は、ステップS13〜S19と略同様の処理となるが、ステップS28では、指定位置に到達したか否かを判断する。
以上のように本実施例によれば、ロボット本体1が動作する動作領域空間を、立方体状の単位空間であるキューブの集合として捉え、各キューブの外面を規定する3次元座標値を決定すると、キューブよりもサイズが大きな空間によって、ロボット本体1の手先部分を覆うボックス領域B1を設定する。そして、ロボット本体1の動作を開始させる前に各キューブの評価を全て「危険」に設定しておき、ロボット本体1が動作することでボックス領域B1の内部に全体が含まれたキューブについては、当該キューブの評価を「安全」に変更するようにした。
したがって、ロボット本体1が設置された現場においてティーチングを行う際に、動作領域空間の安全性を評価しながら行うことができるので、ユーザが、評価が「危険」であるキューブを通過させる場合に注意を払うことで、周辺の設備との衝突を回避可能となるように支援することができる。また、ロボット本体1の肘関節部分についてもボックス領域B2を設定し、ロボット本体1が動作する場合に姿勢が変化して肘関節が通過するキューブも同様に評価するので、ユーザは、ロボット本体1の姿勢の変化に関しても注意を払うことができる。
更に、ロボット本体1が動作する際に、評価が「危険」であるキューブを通過する場合は動作速度を遅く設定し、評価が「安全」であるキューブを通過する場合は動作速度を速く設定するので、評価が「危険」であるキューブを通過する際には、ユーザに当該領域の通過状況を確認する余裕を与えることができ、ユーザが危険と判断すれば動作を停止する等の処置を行う時間を十分に取れるため、衝突を回避する可能性を高めることができる。一方、評価が「安全」となったキューブについては再度の通過に全く問題がないので、ロボット本体1の動作速度を速くする。
そして、ロボット本体1が動作する際の基準時点から所定時間経過後のロボット本体1の位置を予測し、基準時点の位置から所定時間経過後の予測位置までのボックス領域B1,B2の移動軌跡を予測すると、移動軌跡に少なくとも一部が含まれる各キューブについて順次評価を行う。そして、評価が「危険」であるキューブが存在する場合は当該キューブを通過するまでは動作速度が遅くなるように設定し、全てのキューブの評価が「安全」である場合,又は評価が「危険」であるキューブを通過した後の全てのキューブの評価が「安全」である場合は、予測位置までのロボット本体1の動作速度が速くなるように設定した。したがって、ロボット本体1が予測位置まで移動する間にボックス領域B1、B2と交錯するキューブの評価をある程度まとめて行うことで、動作速度の決定もある程度包括的に行うことができる。
(第2実施例)
図9は第2実施例であり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第1実施例では、キューブの大きさ(体積)を全て等しく設定したが、第2実施例では、図9に示すように、ロボット本体1の近傍に位置するキューブの体積を比較的大きく設定し、ロボット本体1から遠方に位置するキューブの体積を比較的小さく設定する。すなわち、ロボット本体1を設置する場合、一般に、その近傍の空間には障害物等がない場所を選んで設置するはずであるから、キューブの体積を大きく設定しても問題はない。
一方、ロボット本体1から遠方の空間では、ロボット本体1が動作することで障害物等に接触する可能性がより高くなるので、キューブの体積をより小さく設定して「安全」,「危険」の評価を詳細に行うようにする。以上のように第2実施例によれば、キューブのサイズを、ロボット本体1の近傍側に位置するものは大きく設定すると共に、ロボット本体1から遠方側に位置するものは小さく設定するので、衝突が発生する可能性が比較的高い遠方側の空間部分について評価を詳細に行うことができる。
本発明は、上記し、又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変型又は拡張が可能である。
ボックス領域を、第2関節J2部分にも設定しても良い。
また、ボックス領域は、少なくとも手先部分だけに設定すれば良い。
キューブとボックス領域との体積比は、大小関係を維持した上で適宜変更して良い。
ロボット本体1の動作速度について低速の設定は、最高動作速度の10%に限ることなく、安全を確保するために必要な範囲で適宜変更して良い。
ロボット本体1の動作速度を高速,低速に切り替える場合の決定処理は、図2又は図3に限ることなく、ロボット本体1を移動させながら次に接触・交錯する予定のキューブの評価に従い、遂次動作速度を切り替えても良い。
図面中、1はロボット本体、11は制御装置(単位空間設定手段,空間評価手段,動作速度設定手段)を示す。

Claims (10)

  1. 多関節型のロボットが動作する動作領域空間を、立方体状の単位空間の集合として捉え、各単位空間の外面を規定する3次元座標値を決定し、
    前記単位空間よりもサイズが大きな空間によって、前記ロボットの手先部分を覆うボックス領域を設定し、
    前記ロボットの動作を開始させる前に、前記各単位空間の評価を全て「危険」に設定しておき、
    前記ロボットが動作することで、前記ボックス領域の内部に全体が含まれた単位空間については、当該単位空間の評価を「安全」に変更することを特徴とするロボットの評価制御方法。
  2. 前記ロボットの関節部分についてもボックス領域を設定し、同様の評価を行うことを特徴とする請求項1記載のロボットの評価制御方法。
  3. 前記単位空間のサイズを、前記ロボットの近傍側に位置するものは大きく設定すると共に、前記ロボットの遠方側に位置するものは小さく設定することを特徴とする請求項1又は2記載のロボットの評価制御方法。
  4. 前記ロボットが動作する際に、評価が「危険」である単位空間を通過する場合は前記ロボットの動作速度が遅くなるように設定し、評価が「安全」である単位空間を通過する場合は前記ロボットの動作速度が速くなるように設定することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のロボットの評価制御方法。
  5. 前記ロボットの動作する際の基準時点から、所定時間経過後の前記ロボットの位置を予測し、
    前記基準時点の位置から前記所定時間経過後の予測位置までの前記ボックス領域の移動軌跡を予測すると、前記移動軌跡に少なくとも一部が含まれる各単位空間について順次評価を行い、
    それらのうち評価が「危険」である単位空間が存在する場合は、前記単位空間を通過するまでは前記ロボットの動作速度が遅くなるように設定し、
    全ての単位空間の評価が「安全」である場合,又は評価が「危険」である単位空間を通過した後の全ての単位空間の評価が「安全」である場合は、前記予測位置までの前記ロボットの動作速度が速くなるように設定することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のロボットの評価制御方法。
  6. 多関節型のロボットが動作する動作領域空間を、立方体状の単位空間の集合として捉え、各単位空間の外面を規定する3次元座標値を決定する単位空間設定手段と、
    前記単位空間よりもサイズが大きな空間によって、前記ロボットの手先部分を覆うボックス領域を設定し、
    前記ロボットの動作を開始させる前に、前記各単位空間の評価を全て「危険」に設定しておき、
    前記ロボットが動作することで、前記ボックス領域の内部に全体が含まれた単位空間については、当該単位空間の評価を「安全」に変更する空間評価手段とを備えることを特徴とするロボットの制御装置。
  7. 前記空間評価手段は、前記ロボットの関節部分についてもボックス領域を設定し、同様の評価を行うことを特徴とする請求項6記載のロボットの制御装置。
  8. 前記単位空間設定手段は、前記単位空間のサイズを、前記ロボットの近傍側に位置するものは大きく設定すると共に、前記ロボットの遠方側に位置するものは小さく設定することを特徴とする請求項6又は7記載のロボットの制御装置。
  9. 前記ロボットが動作する際に、評価が「危険」である単位空間を通過する場合は前記ロボットの動作速度が遅くなるように設定し、評価が「安全」である単位空間を通過する場合は前記ロボットの動作速度が速くなるように設定する動作速度設定手段を備えたことを特徴とする請求項6ないし8の何れかに記載のロボットの制御装置。
  10. 前記ロボットが動作する際の基準時点から、所定時間経過後の前記ロボットの位置を予測する位置予測手段を備え、
    前記空間評価手段は、前記基準時点から前記所定時間経過後の予測位置までの前記ボックス領域の移動軌跡を予測すると、前記移動軌跡に少なくとも一部が含まれる各単位空間について順次評価を行い、
    それらのうち評価が「危険」である単位空間が存在する場合は、前記単位空間を通過するまでは前記ロボットの動作速度が遅くなるように設定し、
    全ての単位空間の評価が「安全」である場合,又は評価が「危険」である単位空間を通過した後の全ての単位空間の評価が「安全」である場合は、前記予測位置までの前記ロボットの動作速度が速くなるように設定する動作速度設定手段を備えたことを特徴とする請求項6ないし8の何れかに記載のロボットの制御装置。
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