JP2012055383A

JP2012055383A - ハンガーに掛けにくい、１〜数個の衣類等のハンガーへの固定用具

Info

Publication number: JP2012055383A
Application number: JP2010199396A
Authority: JP
Inventors: Satomi Nishi; さとみ西
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2010-09-06
Filing date: 2010-09-06
Publication date: 2012-03-22

Abstract

【課題】通常のハンガーには掛けにくい靴下、下着などの小物衣類１〜数個や、スカート、ズボン等を、物干しや収納の際、簡単にハンガーに掛けられる様にできる、衣類等のハンガーへのコンパクトな固定用具を提供する。
【解決手段】洗濯バサミ等クリップ状の器具１、数個を取り付けたヒモ２の両端にヒモの輪３を取り付け、簡単にハンガーに固定できる形状にする。但しヒモは、ビニール等やや弾力性のある樹脂製のものが望ましい。そのような形状とすると輪の部分をハンガーの肩に簡単に掛けられる様になり、取り付けられた洗濯バサミ等クリップ状の器具を用いて、衣類等がハンガーに簡単に固定出来るようになる。
【選択図】図２

Description

この発明は、通常のハンガーには掛けにくい靴下、下着などの小物衣類１〜数個やスカート、ズボン等を、物干しや収納の際、簡単に掛けられる様にできる、衣類等のハンガーへの固定用具に関するものである

一般に、ハンガーには掛けにくい靴下、下着などの小物衣類やスカート、ズボン等を洗濯して干す場合、ハンガーに洗濯バサミでそれらを直接固定するという方法の他、ピンチハンガーと呼ばれる洗濯バサミ付きハンガーが使用されることが多い。
スカートなどの衣類の収納に関して言うと、スカートは専用のハンガーが使用され、スカートと上着でセットのスーツなどは、予め洗濯バサミのついたハンガーを用いてスカートを固定し、その上着をセットで掛けておく事などが一般的であった。
また、２個の洗濯バサミをハンガーに固定する形で使用する器具も、上記の場合に使用されるべく、考えられてはいた（特許文献１）。

特開２００３−２８４９００号公報

これらには次のような欠点があった。
１）ピンチハンガー自体かさばり、収納に困る。
２）収納に困るピンチハンガーを余分に置いてはおけず、子供のいる家庭などは小物衣類が多く、対応しきれない場合がある。
３）普通のハンガーに従来の洗濯バサミでスカートなどを固定しようとすると、ハンガーと布を一緒にはさむ必要があるなど、固定しにくい場合や、ハンガーの太さによると固定できない場合がある。
４）ピンチハンガー自体の大きさが一定であるため、ピンチハンガーに掛ける衣類が少ない場合でも干す場所を多くとってしまう。
５）スカートや、スカートのスーツなど上下対の衣類をひとつのハンガーに掛ける場合などは、専用のピンチ付きハンガーが必要であった。
６）上記特許文献１において、それらは解決されているものの、その器具に取り付けられた洗濯バサミの数が2個のみであったので、固定できる衣類の数が2個に限られていた。

上記の問題を解決するため、本発明は、洗バサミ等クリップ状の器具数個を取り付けたヒモ（２）の両端に、ヒモの輪（３）を取り付け、それを固定用具としてハンガーに掛けにくい１〜数個の衣類等を普通のハンガーに掛けられる形状にするものである。

本発明品は、以下に記載される様な効果を奏する。

ハンガーに掛けにくい小物衣類数やスカートなどを本発明品の洗濯バサミ等クリップ状の器具に取り付けると、簡単にハンガー掛けられる様になり、落ちないので、小物衣類やスカート、子供ズボン等の洗濯物を干したり、収納したりする際、大変便利である。

洗濯物を干す際よく利用されているピンチハンガーの様なかさ張る器具が不要となり、洗濯場がすっきりする。

全ての洗濯物を通常のハンガーにまとめて干すことができる様になるので、物干しの作業に一貫性が生じ、能率良く出来る様になる

物干し場の広さと洗濯物の量に応じ干す間隔を自由に調節できる。

スカート単独の場合や、スカートと上着をひとつのハンガーに掛けておきたい場合なども利用できるので、スカートやスーツ専用のハンガーもいらなくなる。

ピンチハンガーを主に使用する場合においても、本発明品はコンパクトであるため、予備に用意して置くことにより、小さい洗濯物が多い時にも対応する事が可能となる。

本発明品の図本発明品の使用状態を示す図本発明品にデザイン性を施した例の正面図

以下、本発明品の実施形態を説明する。
１）数個の洗濯バサミ等クリップ状の器具(１)を、長さ２９ｃｍ程度の、塩化ビニール等の弾力性のある樹脂製のヒモ(２)に等間隔で取り付ける
２）その、クリップ状の器具数個を取り付けたひもの両端に、長さ１３ｃｍ程度のこれも弾力性のある樹脂製のヒモを輪にしたもの(３)を取り付ける
本発明は、以上の構成よりなっている。
また、(実施例３)の仕様にすることもできる。

本発明品は、使用者の都合に応じ、次の様に使用する。

輪を利用し、衣類の肩ヒモの要領で、本発明品をハンガーに取り付けると、ハンガーに洗濯バサミ等クリップ状の器具数個が固定されている形となり、簡単に小物衣類等数個がハンガーに掛けられるようになる

先に、数個の小物衣類等を本発明品の洗濯バサミ等クリップ状の器具に取り付けた場合も、本発明品の輪の部分をもって、ハンガーにまとめて簡単に掛けることができる。

器具(１)を、デザイン性のあるクリップ(６)にすると、使用感がさらに向上する。

１洗濯バサミ等クリップ状の器具
２ヒモ
３ヒモの輪
４衣類（例）
５ハンガー
６デザイン性のあるクリップ（例）

Claims

洗濯バサミ等クリップ状の器具(１)数個を取り付けたヒモ(２)の両端に、ヒモの輪(３)を取り付けた、ハンガーに掛けにくい１〜数個の衣類等のハンガーへの固定用具。