JP2012054639A - 移相器および発振器 - Google Patents

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Abstract

【課題】位相の可変範囲がより広い移相器を提供する。
【解決手段】移相器は、第1ポートに入力された信号の位相を、第3ポートおよび第4ポ
ートに接続されたリアクタンスに応じて変化させて、信号を第2ポートから出力する結合
器と、第1容量の一端が第3ポートに接続され、第1容量の他端が第1可変容量ダイオー
ドの一端に接続され、第2容量の一端が第4ポートに接続され、第2容量の他端が第2可
変容量ダイオードの一端に接続され、第1可変容量ダイオードの他端および第2可変容量
ダイオードの他端が共通電位線に接続された制御部と、第1容量の他端および共通電位線
の間で直列接続された第3容量および第1インダクターと、第2容量の他端および共通電
位線の間で直列接続された第4容量および第2インダクターとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、移相器および発振器に関する。
特許文献1は、SAW共振子と、移相器と、エミッタ結合差動増幅器とを有する電圧制
御発振器を開示している。移相器は、3dB90°結合器にコンデンサを介して接続され
た2つの可変容量ダイオードを有する。可変容量ダイオードに抵抗を介して電圧を印加す
ることにより、発振周波数が制御される。特許文献2は、可変容量ダイオードを用いた移
相回路を開示している。
特公昭63−48202号公報 特開平11−330891号公報
特許文献1および2に記載の技術によっても、要求される可変周波数範囲を満足できる
位相変化量を提供できない場合があった。
本発明は、位相の可変範囲がより広い移相器およびそれを用いた発振器を提供する。
本発明は、第1ポート、第2ポート、第3ポートおよび第4ポートを有し、前記第1ポ
ートに入力された信号の位相を、前記第3ポートおよび前記第4ポートに接続されたリア
クタンスに応じて変化させて、前記信号を前記第2ポートから出力する結合器と、第1容
量、第2容量、第1可変容量ダイオードおよび第2可変容量ダイオードを含み、前記第1
容量の一端が前記第3ポートに接続され、前記第1容量の他端が前記第1可変容量ダイオ
ードの一端に接続され、前記第2容量の一端が前記第4ポートに接続され、前記第2容量
の他端が前記第2可変容量ダイオードの一端に接続され、前記第1可変容量ダイオードの
一端および他端の間に、並びに前記第2可変容量ダイオードの一端および他端の間に、そ
れぞれ移相量に応じた逆方向電圧が印加され、前記第1可変容量ダイオードの他端および
前記第2可変容量ダイオードの他端が共通電位線に接続された制御部と、前記第1容量の
他端および前記共通電位線の間で直列接続された第3容量および第1インダクターと、前
記第2容量の他端および前記共通電位線の間で直列接続された第4容量および第2インダ
クターとを有する移相器を提供する。
この移相器によれば、第1インダクターおよび第2インダクターを用いない場合と比較
して位相の変化可能範囲を広げることができる。
好ましい態様において、前記第1可変容量ダイオードは、移相量に応じた逆方向電圧が
それぞれ印加される可変容量ダイオード素子を2つ以上直列接続したものであり、前記第
2可変容量ダイオードは、移相量に応じた逆方向電圧がそれぞれ印加される可変容量ダイ
オード素子を2つ以上直列接続したものであってもよい。
この移相器によれば、単一の可変容量ダイオード素子を用いた場合と比較して、位相の
可変範囲を広げることができる。
また、本発明は、入力された信号のうち、所定の周波数帯域を濾波するフィルターと、
前記フィルターによって濾波された信号を増幅して出力する増幅器と、前記増幅器から出
力された信号の一部の電力の信号が前記第1ポートに入力され、前記第2ポートから出力
された信号が前記フィルターに出力される請求項1または2に記載の移相器とを有する発
振器を提供する。
この発振器によれば、第1インダクターおよび第2インダクターを用いない場合と比較
して周波数の可変範囲を広げることができる。
第1実施形態に係る移相器1の構成を示す図である。 結合器10の回路構成を示す図である。 シミュレーションに用いた回路を示す図である。 シミュレーション結果を示す図である。 移相器1を用いた発振器100の構成を示す図である。 第1実施形態における発振器100の特性を示す図である。 別のダイオードを用いた場合の発振器100の特性を示す図である。 第2実施形態に係る移相器2の構成を示す図である。 第2実施形態における発振器100の特性を示す図である。 移相器1の変形例を示す図である。 移相器2の変形例を示す図である。
1.第1実施形態
図1は、第1実施形態に係る移相器1の構成を示す図である。移相器1は、結合器10
、制御部20、および容量とインダクターの直列接続を有する。移相器1は、入力された
信号の位相を、制御部20において印加された電圧に応じて変化させて出力する。
図2は、結合器10の回路構成を示す図である。この例で、結合器10は、いわゆる3
dB90°ハイブリッド結合器(カプラー)である。結合器10はポートP1〜ポートP
4の4つの入出力ポートを有する。結合器10は、インダクターL11、L12、L13
、およびL14、並びに容量C11、C12、C13、およびC14を有する。これらの
インダクターおよび容量の値は、所定の中心周波数において1/4波長の電気長を有する
ように設計される。結合器10において、ポートP1に信号を入力し、測定対象外のポー
トを終端すると、各ポートは以下の特性を有する。ポートP2には位相が90°遅れた信
号が1/2の電力で伝達される。ポートP3には位相が180°遅れた信号が1/2の電
力で伝達される。ポートP4はアイソレーションポートであり、電力は伝達されない。
再び図1を参照する。結合器10のポートP1およびポートP2は、移相器1の入力ポ
ートおよび出力ポートとしてそれぞれ機能する。このとき、ポートP1から入力された信
号は、ポートP3およびポートP4に接続された回路のリアクタンスに応じてその位相が
変化され、ポートP2から出力される。
制御部20は、容量C1およびC2、例えば単一の可変容量ダイオード素子からなる可
変容量ダイオードD1およびD2、抵抗R1およびR2、並びに電源VCを有する。容量
C1は、一端がポートP3に接続され、他端が可変容量ダイオードD1のカソードに接続
されている。可変容量ダイオードD1は、カソードが容量C1の他端に接続され、アノー
ドが接地されている。容量C2は、一端がポートP4に接続され、他端が可変容量ダイオ
ードD2のカソードに接続されている。可変容量ダイオードD2は、カソードが容量C2
の他端に接続され、アノードが接地されている。電源VCは、可変容量ダイオードD1お
よび可変容量ダイオードD2に逆方向電圧を印加するための電源である。抵抗R1および
抵抗R2はプルアップ抵抗である。電源VCの高電圧端は、抵抗R1および抵抗R2を介
して可変容量ダイオードD1および可変容量ダイオードD2のカソードにそれぞれ接続さ
れている。
容量C3およびインダクターL1の直列接続は、可変容量ダイオードD1に対して並列
に接続されている、容量C3の一端は可変容量ダイオードD1のカソードに接続されてお
り、他端はインダクターL1に接続されている。インダクターL1の一端は容量C3の他
端に接続されており、他端は接地されている。容量C4およびインダクターL2の直列接
続は、可変容量ダイオードD2に対して並列に接続されている、容量C4の一端は可変容
量ダイオードD2のカソードに接続されており、他端はインダクターL2に接続されてい
る。インダクターL2の一端は容量C4の他端に接続されており、他端は接地されている
。容量C3および容量C4は、直流電流が流れるのを阻止するために設けられている。
図3は、シミュレーションに用いた回路を示す図である。インダクターの効果を確認す
るため、図3の回路を用いてシミュレーションを行った。図3の回路は、図1の回路の一
部(制御部20のうち1ポート分)を取り出したものである。この例では、C2=100
0pF、C4=1000pF、L2=5nH、およびR2=120kΩである。可変容量
ダイオードD1としてはルネサスエレクトロニクス社製RKV652KLを用いた。
図4は、シミュレーション結果を示す図である。図中実線はインダクターを設けた例(
本件実施例)を、破線はインダクターを設けない例(比較例)を示している。縦軸はS1
1の位相を、横軸は電源VCの電圧を示す。電源VCの電圧VC(V)は、0V≦VC≦
3.3Vの範囲で変化させた。インダクターを設けなかった場合の位相の可変範囲は−1
63.0°〜−76.3°であったのに対し、インダクターを設けた場合の位相の可変範
囲は−160.7°〜−1.1°であった。図4から明らかなように、インダクターを追
加することにより位相の可変範囲が拡大している。
図5は、移相器1を用いた発振器100の構成を示す図である。発振器100は帰還型
発振器である。この例で、発振器100はいわゆるVCSO(Voltage Controlled SAW O
scillator)であり、移相器1と、SAW(Surface Acoustic Wave)共振子5と、増幅器
6と、分配器7と、移相器8とを有する。SAW共振子5は、入力された信号のうち、所
定の周波数帯域を濾波するフィルターの一例である。増幅器6の入力端子には、SAW共
振子5から出力された信号が入力される。増幅器6は、入力された信号を増幅して出力す
る。分配器7は、入力された信号を複数の出力に分配する。この例で、分配器7は、1つ
の入力ポートと、2つの出力ポートとを有する。入力ポートには、増幅器6から出力され
た信号が入力される。入力ポートから入力された信号は、2つの出力ポートに、それぞれ
半分の電力で出力される。分配器7の一の出力ポートは発振器100の出力ポートとして
機能する。分配器7の他の出力ポートは、移相器1の入力ポート(ポートP1)に接続さ
れている。移相器1から出力された信号は、SAW共振子5に入力される。この例では、
移相器1の出力ポートとSAW共振子5の入力端子との間には、移相器8が挿入されてい
る。移相器8は周波数を調整するために設けられており、例えば両端が容量を介して接地
されたインダクターを含む。
図6は、第1実施形態における発振器100の特性を示す図である。縦軸は周波数可変
量を、横軸は電源VCの電圧を示す。周波数可変量は、電源VCの電圧が1.65Vであ
った場合を基準として示されている。電源VCの電圧は、0V≦VC≦3.3Vの範囲で
変化させた。この例では、可変容量ダイオードD1および可変容量ダイオードD2として
ルネサスエレクトロニクス社製RKV652KLが用いられ、インダクターL1およびイ
ンダクターL2の値はL1=L2=4.7nHである。図中実線はインダクターを設けた
場合(本件実施例)を、破線はインダクターを設けない場合(比較例)を示している。イ
ンダクターを設けなかった場合、周波数可変量は−323ppm〜+240ppmであっ
たのに対し、インダクターを設けた場合、周波数可変量は−320ppm〜+485pp
mであった。インダクターを設けない構成と比較して位相の可変範囲が拡大された移相器
1を用いることにより、周波数可変量が増加している。
図7は、図6の例とは別のダイオードを用いた場合の発振器100の特性を示す図であ
る。この例では、可変容量ダイオードD1および可変容量ダイオードD2として、前述の
RKV652KLに代わり、ルネサスエレクトロニクス社製のHVC355Bが用いられ
た。図中、破線はRKV652KLを用いた例(例1)を、実線はHVC355Bを用い
た例(例2)を示す。この例に示されるように、用いられるダイオードによって、発振器
100の特性を変えることができる。
2.第2実施形態
例えば図7の例1では電圧−周波数可変量特性の線形性が要求に満たず、例2では可変
感度(周波数可変量)が要求に満たない場合がある。第2実施形態では、このような場合
に対処する技術を説明する。
図8は、第2実施形態に係る移相器2の構成を示す図である。以下、第1実施形態と共
通する要素には共通の参照符号が用いられる。移相器1においては、単一の可変容量ダイ
オード素子が可変容量ダイオード(可変容量ダイオード素子を備えた電圧制御型の可変容
量回路)として用いられていたが、移相器2は、交流回路として2つの可変容量ダイオー
ド素子の直列接続が可変容量ダイオードとして用いられる点が移相器1と相違している(
直流回路としては2つの可変容量ダイオード素子を同極性の端子同士を接続するようにし
た並列回路)。移相器2は、移相器1の構成に加えて、例えば単一の可変容量ダイオード
素子である可変容量ダイオードD3、可変容量ダイオードD4と、抵抗R3、および抵抗
R4とを有する。
可変容量ダイオードD3は、可変容量ダイオードD1と容量C1との間において、カソ
ード同士が接続されている。すなわち、この例の可変容量ダイオードは、移相量に応じた
逆方向電圧がそれぞれ印加(逆バイアス)される可変容量ダイオードD1およびD3が直
列接続されたものである。可変容量ダイオードD3のカソードは可変容量ダイオードD1
のカソードに接続され、可変容量ダイオードD3のアノードは容量C1の他端に接続され
ている。可変容量ダイオードD3のアノードは、抵抗R3を介して接地されている。可変
容量ダイオードD4および抵抗R4についても同様である。なお、第2実施形態において
、発振器100は、移相器1に代わり移相器2を有している。
図9は、第2実施形態における発振器100の特性を示す図である。縦軸は周波数可変
量を、横軸は電源VCの電圧を示す。周波数可変量は、電源VCの電圧が1.65Vであ
った場合を基準として示されている。電源VCの電圧は、0V≦VC≦3.3Vの範囲で
変化させた。この例では、可変容量ダイオードD1および可変容量ダイオードD2として
ルネサスエレクトロニクス社製HVC355Bが用いられ、インダクターL1およびイン
ダクターL2の値はL1=L2=0(インダクター無し)、4.7、または6.8nHで
ある。図中、破線はL1=L2=0nHの例(比較例)を、太実線はL1=L2=4.7
nHの例(例1)を、細実線はL1=L2=6.8nHの例(例2)を示している。4.
7nHのインダクターを用いた場合、インダクターを用いない場合と比較して、周波数可
変量が増加する。しかし、さらにインダクターの値を増加させて6.8nHのインダクタ
ーを用いた場合、4.7nHのインダクターを用いた場合と比較して周波数可変量は減少
する。このように、インダクターの値には最適値(範囲)があることがわかる。
3.他の実施形態
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以
下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち、2つ以上のものが組み合わせて用
いられてもよい。
図10は、移相器1の変形例を示す図である。移相器1の構成は、図1に示されるもの
に限定されない。図1では共通電位線の電位が接地電位である例、すなわち、共通電位線
の電位が低電位である例を説明した。図10は、共通電位線VCOMの電位が高電位であ
る例を示している。図10の移相器1は、以下の点において図1の移相器1と異なってい
る。まず、可変容量ダイオードD1および可変容量ダイオードD2の向きが図1とは逆に
なっている。可変容量ダイオードD1のアノードは容量C1の他端に接続され、カソード
は共通電位線VCOMに接続されている。可変容量ダイオードD2についても同様である
。また、電源VCの向きが図1とは逆になっている。要は、可変容量ダイオードD1およ
び可変容量ダイオードD2に逆方向電圧を印加できる構成であれば、移相器1はどのよう
な構成を有していてもよい。ここで、「逆方向電圧」とは、ダイオードのカソードをアノ
ードより高電位にする電圧をいう。
図11は、移相器2の変形例を示す図である。移相器2の構成は、図8に示されるもの
に限定されない。図8では共通電位線の電位が接地電位である例、すなわち、共通電位線
の電位が低電位である例を説明した。図11は、共通電位線VCOMの電位が高電位であ
る例を示している。図11の移相器2は、以下の点において図8の移相器2と異なってい
る。まず、可変容量ダイオードD1、可変容量ダイオードD2、可変容量ダイオードD3
、および可変容量ダイオードD4の向きが図8とは逆になっている。可変容量ダイオード
D1および可変容量ダイオードD3は、アノード同士が向き合う配置で接続されている。
可変容量ダイオードD2および可変容量ダイオードD4も同様である。また、電源VCの
向きが図8とは逆になっている。要は、可変容量ダイオードD1、可変容量ダイオードD
2、可変容量ダイオードD3、および可変容量ダイオードD4に逆方向電圧を印加できる
構成であれば、移相器2はどのような構成を有していてもよい。
可変容量ダイオードに用いられる可変容量ダイオード素子の数は、図1および図10の
例(1個×2)並びに図8および図11の例(2個×2)に限定されない。1ポートにつ
き3個以上の可変容量ダイオード素子が用いられてもよい。
結合器10の構成は、図2に例示したものに限定されない。図2とは別の構成の3dB
90°ハイブリッド結合器が用いられてもよい。別の例で、結合器10のポートP2とポ
ート3との電力の分配比は50%ずつでなくてもよい。
発振器100の構成は、図5に例示したものに限定されない。SAW共振子5に代わり
、別のフィルター、例えば、水晶振動子またはセラミック振動子などが用いられてもよい
。別の例で、発振器100は移相器8を有していなくてもよい。
なお、特許文献2は、可変容量ダイオードに並列に、容量とインダクターの直列接続を
挿入する構成を開示している。特許文献2の移相回路はそもそもハイブリッド結合器を用
いておらず、さらに、特許文献2の位相回路において、可変容量ダイオード(3)および
(4)はコイル(5)(インダクター)に接続されており(図3)、共通電位線には接続
されていない。この点において、特許文献2の移相回路は、本件実施形態の移相器1およ
び移相器2と異なっている。特許文献2において、移相回路を動作させるためにコイル(
5)は必須であり、コイル(5)を有さない構成とすることはできない。
1・2…移相器、5…SAW共振子、6…増幅器、7…分配器、8…移相器、10…結合
器、20…制御部、100…発振器、L1・L2・L11・L12・L13・L14…イ
ンダクター、R1・R2・R3・R4…抵抗、D1・D2・D3・D4…可変容量ダイオ
ード、C1・C2・C3・C4・C11・C12・C13・C14…容量、P1・P2・
P3・P4…ポート

Claims (3)

  1. 第1ポート、第2ポート、第3ポートおよび第4ポートを有し、前記第1ポートに入力
    された信号の位相を、前記第3ポートおよび前記第4ポートに接続されたリアクタンスに
    応じて変化させて、前記信号を前記第2ポートから出力する結合器と、
    第1容量、第2容量、第1可変容量ダイオードおよび第2可変容量ダイオードを含み、
    前記第1容量の一端が前記第3ポートに接続され、前記第1容量の他端が前記第1可変容
    量ダイオードの一端に接続され、前記第2容量の一端が前記第4ポートに接続され、前記
    第2容量の他端が前記第2可変容量ダイオードの一端に接続され、前記第1可変容量ダイ
    オードの一端および他端の間に、並びに前記第2可変容量ダイオードの一端および他端の
    間に、それぞれ移相量に応じた逆方向電圧が印加され、前記第1可変容量ダイオードの他
    端および前記第2可変容量ダイオードの他端が共通電位線に接続された制御部と、
    前記第1容量の他端および前記共通電位線の間で直列接続された第3容量および第1イ
    ンダクターと、
    前記第2容量の他端および前記共通電位線の間で直列接続された第4容量および第2イ
    ンダクターと
    を有する移相器。
  2. 前記第1可変容量ダイオードは、移相量に応じた逆方向電圧がそれぞれ印加される可変
    容量ダイオード素子を2つ以上直列接続したものであり、
    前記第2可変容量ダイオードは、移相量に応じた逆方向電圧がそれぞれ印加される可変
    容量ダイオード素子を2つ以上直列接続したものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の移相器。
  3. 入力された信号のうち、所定の周波数帯域を濾波するフィルターと、
    前記フィルターによって濾波された信号を増幅して出力する増幅器と、
    前記増幅器から出力された信号の一部の電力の信号が前記第1ポートに入力され、前記
    第2ポートから出力された信号が前記フィルターに出力される請求項1または2に記載の
    移相器と
    を有する発振器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017085279A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 セイコーエプソン株式会社 発振回路、発振モジュール、電子機器及び移動体
CN110597757A (zh) * 2019-10-17 2019-12-20 南京嵩枫电子科技有限公司 毫米波宽带小型化芯片
US10547274B2 (en) 2015-10-26 2020-01-28 Seiko Epson Corporation Oscillation module, electronic device, and moving object

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