JP2012054622A - ネットワークシステム、管理サーバ及びoam試験管理方法 - Google Patents

ネットワークシステム、管理サーバ及びoam試験管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 論理ネットワークをグルーピングし、グループ毎に試験対象を選択し、OAM試験に関わるNW負荷、および運用負荷を低減する。
【解決手段】 複数の論理NWを物理トポロジに基づきグルーピングし、グループ毎に、代表論理NWとして選択しておくことで、運用者が選択した論理NWに対して、代表論理NWの中から試験対象論理NWを選択し、試験を実施する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークシステム、管理サーバ及びOAM試験管理方法に係り、特にVLANなどの論理的なネットワークの試験を実施するための情報の管理、試験の支援、及び試験結果の管理を行うネットワークシステム、管理サーバ及びOAM試験管理方法に関する。
近年、広域に分散した拠点をネットワークで接続するためのサービスとして、広域イーサネットサービスが普及している。イーサネットは、もともとLAN向けの技術であったが、機器の価格の安さなどから、広域ネットワークへの適用が検討されてきた。広域ネットワークへの適用の課題の一つは、信頼性であった。高い信頼性を確保するために、イーサネットOAM(Operations,Administration,Maintenance)技術が開発され、標準が規定された。イーサネットOAM技術は、通信事業者の広域ネットワークは当然とし、信頼性が求められる企業内のネットワークなどにも広く適用され始めている。
イーサネットOAMは、ユーザデータと同じ通信路に試験フレームを流し、導通試験や性能試験を行う技術である。広域イーサネットではユーザ毎にVLANが割り当てられている。VLAN内に試験フレームを流し、同じ通信路で試験することで、正確な障害や性能監視ができる。また、試験の実行タイミングには、定期実行、及びユーザ契機での実行がある。
また、イーサネットOAMを実施するためには、NW装置にイーサネットOAMのための設定が必要である。具体的には以下のような設定が必要である。
MA(Maintenance Association):試験管理範囲であり、MA内でOAM試験を行う。MA毎に試験フレームを流すVLAN(論理ネットワーク)が必要である。
MEP(Maintenance association End Point):MA境界上の管理ポイントであり、2つのMEP間で試験を行う。
特許文献1に開示されている方法では、イーサネットOAMフレームを処理するネットワーク装置を提供している。しかし、イーサネットOAMを動作させるためには、ネットワーク装置へのイーサネットOAMに関する設定が必要である。
特開2008−131614号公報 特開2004−32257号公報
広域ネットワークサービスでは、物理的なネットワーク上に、ユーザ毎に多数の論理的なネットワーク(VLAN)が構築されている。これら全ての論理ネットワークを監視するためには、ネットワークの負荷、及び運用者の作業負荷(運用負荷)が大きくなるという課題がある。
ネットワーク負荷、運用負荷について具体的に述べる。ネットワーク負荷の1つ目は、ネットワーク装置の負荷である。定期監視をしている場合、ネットワーク装置は論理ネットワーク数分だけの試験フレームの送受信処理、異常検出処理などを行う必要がある。これらの処理は論理ネットワーク数に比例して増加する。
また、NW装置はMA内のMEP IDや試験結果を保持する。したがって、これらの情報を保存しておくためのメモリ量も論理ネットワーク数に比例して増加する。
ネットワーク負荷の2つ目は、OAM関連のフレームの増加である。試験対象の論理ネットワークに試験フレームを流すため、論理ネットワーク数に比例して、トラフィック量が増加する。
次に運用負荷について述べる。イーサネットOAMを実施するためには、各ネットワーク装置に対して、適切なパラメータを設計し、設定する必要がある。これらの設定は試験対象の論理ネットワーク数分行う必要があり、論理ネットワーク数が多い場合、そのパラメータの設計、設定の作業負荷が非常に大きい。
本発明では、上記の課題を解決するために、論理ネットワークをグルーピングし、そのグループから試験対象の論理ネットワークを選択し、試験対象の論理ネットワークを限定する。
特許文献2に開示されている方法では、スパニングツリーの通信パケット数、処理を低減するために、VLANをグルーピングする。しかし、以下の課題がある。イーサネットOAM向けの方法ではない点である。特許文献1に開示されている方法は、スパニングツリー向けの方法であるため、イーサネットOAMのネットワーク負荷、運用負荷を削減することはできない。
本発明は、以上の点に鑑み、多数の論理ネットワークが構成されたネットワークにおいて、ネットワーク負荷、運用負荷を低減させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のネットワークシステムは、パケットを転送する複数の転送装置と、該複数の転送装置によって構成されるネットワークを管理する管理サーバと、を備えるネットワークシステムであって、前記管理サーバは、前記複数の転送装置から前記ネットワークの構成情報を取得するインタフェースと、前記構成情報を記憶する記憶部と、前記構成情報に基づいて、論理的なネットワークの情報を生成し、前記論理的なネットワークを、該論理ネットワークを構成する転送装置、及び、該論理ネットワークを構成する転送装置のトポロジ情報に基づいてグループ分けを行い、各々のグループから一の論理的なネットワークを選択し、選択された論理的なネットワークを該論理的なネットワークが所属するグループにおける試験対象の論理的なネットワークとする制御部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の管理サーバは、パケットを転送する複数の転送装置によって構成されるネットワークを管理する管理サーバであって、前記複数の転送装置から前記ネットワークの構成情報を取得するインタフェースと、前記構成情報を記憶する記憶部と、前記構成情報に基づいて、論理的なネットワークの情報を生成し、前記論理的なネットワークを、該論理ネットワークを構成する転送装置、及び、該論理ネットワークを構成する転送装置のトポロジ情報に基づいてグループ分けを行い、各々のグループから一の論理的なネットワークを選択し、選択された論理的なネットワークを該論理的なネットワークが所属するグループにおける試験対象の論理的なネットワークとする制御部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の管理方法は、パケットを転送する複数の転送装置によって構成されるネットワークを管理サーバが管理する管理方法であって、前記管理サーバは、インタフェースを介して前記複数の転送装置から前記ネットワークの構成情報を取得し、制御部により、前記構成情報に基づいて、論理的なネットワークの情報を生成し、前記論理的なネットワークを、該論理ネットワークを構成する転送装置、及び、該論理ネットワークを構成する転送装置のトポロジ情報に基づいてグループ分けを行い、各々のグループから一の論理的なネットワークを選択し、選択された論理的なネットワークを該論理的なネットワークが所属するグループにおける試験対象の論理的なネットワークとすることを特徴とする。
本発明によると、多数の論理ネットワークが構成されたネットワークにおいて、試験対象の論理ネットワークを限定することで、ネットワーク負荷、運用負荷を低減させることができる。
つまり、1つの論理ネットワークに対する試験で他の論理ネットワークの試験も代わりに行えるため、障害時の影響範囲の特定を効率的に行うことができ、運用負荷が低減する。さらに試験フレーム数が減少し、ネットワーク装置の処理負荷が低減する。
ここで、具体的なトラフィック量の例を示す。定期監視用の1フレームのサイズは64byteである。全てのVLANを監視する場合、VLAN数を32000、定期監視をするNW装置数を100機、監視間隔を1秒とすると、受信トラフィック量は、(74byte * 32000VLAN * 100機)/1秒=236Mbpsとなる。
一方、VLANをグルーピングし、試験対象VLAN数を10とした場合、トラフィック量は、(74byte * 10VLAN * 100機)/1秒=0.074Mbpsとなり、大幅にトラフィック量が減少する。
第一の実施の形態のネットワークシステムの構成を示す図。 第一の実施の形態の管理サーバ500のブロック図。 第一の実施の形態のポート情報テーブル521の説明図。 第一の実施の形態の物理接続情報テーブル522の説明図。 第一の実施の形態の物理トポロジ情報テーブル523の説明図。 第一の実施の形態の装置跨ぎリング情報テーブル524の説明図。 第一の実施の形態の装置跨ぎVLAN情報テーブル525の説明図。 第一の実施の形態のVLANグループ、MA情報テーブル526の説明図。 第一の実施の形態のOAM構成情報テーブル527の説明図。 第一の実施の形態のログ情報テーブル528の説明図。 第一の実施の形態のNW装置100のブロック図。 第一の実施の形態のポート情報テーブル121の説明図。 第一の実施の形態の物理接続情報テーブル122の説明図。 第一の実施の形態のリング情報テーブル123の説明図。 第一の実施の形態のVLAN情報テーブル124の説明図。 第一の実施の形態のOAM構成情報テーブル125の説明図。 第一の実施の形態の定期監視結果情報テーブル126の説明図。 第一の実施の形態の管理端末700上の障害通知用のユーザインタフェースの説明図。 第一の実施の形態の管理端末700上の試験条件設定用のユーザインタフェースの説明図。 第一の実施の形態の管理端末700上の試験結果表示用のユーザインタフェースの説明図。 第一の実施の形態の管理端末700上のログ表示用のユーザインタフェースの説明図。 第一の実施の形態のOAM構成設計、設定処理のシーケンス図。 第一の実施の形態のOAM構成設計、設定処理において送受信されるメッセージを説明する図。 第一の実施の形態のOAM構成設計処理のフローチャート。 第一の実施の形態のOAM構成設計処理を説明するための図。 第一の実施の形態のVLAN変更時のOAM構成再設計処理のシーケンス図。 第一の実施の形態のVLAN変更時のOAM構成再設計処理において送受信されるメッセージを説明する図。 第一の実施の形態のVLAN変更時のOAM構成再設計処理のフローチャート。 第一の実施の形態のVLAN変更時のOAM構成再設計処理のフローチャート。 第一の実施の形態の定期監視処理のシーケンス図。 第一の実施の形態の定期監視処理において送受信されるメッセージを説明する図。 第一の実施の形態の運用者契機の試験実行処理のシーケンス図。 第一の実施の形態の運用者契機の試験実行処理において送受信されるメッセージを説明する図。 第二の実施の形態の管理サーバ500のブロック図。 第二の実施の形態の管理端末700上のOAM構成チェック結果、設定要求用のユーザインタフェースの説明図。 第二の実施の形態のOAM構成チェック処理のシーケンス図。 第二の実施の形態のOAM構成チェック処理において送受信されるメッセージを説明する図。 第二の実施の形態のOAM構成チェック処理のフローチャート。 第二の実施の形態のOAM構成設計処理のフローチャート。
以下、本実施の形態について図面を参照しながら説明する。(ネットワークシステム)
図1は、本実施の形態のネットワークシステムの構成を示す図である。本実施の形態のネットワークシステムは、例えば、NW装置(転送装置)100A〜100J、管理サーバ500、及び管理端末(運用者管理端末)700を備える。なお、以下の説明で、NW装置100A〜100Jを総称してNW装置100と説明する場合もある。管理サーバ500は、NW装置100を管理する計算機である。管理サーバ500はNW装置100と通信をすることができ、構成情報の収集、NW装置100の設定などを行うことができる。図1では、管理サーバ500とNW装置100は、物理的に別のネットワーク(点線で記載)で接続しているが、サービス用のネットワーク(実線で記載)を介して、接続してもよい。管理サーバ500については、図2を用いて詳細に後述する。NW装置100は、ネットワーク内で通信される情報を、その情報の宛先に転送する装置であり、例えば、スイッチ、ルータ、または伝送装置等である。管理端末700は、例えば、管理サーバ500に接続する。なお、NW装置100は、図示の例に限らず、適宜の数備えることができる。
複数のNW装置100上に、論理的なネットワークが構成されている。論理的なネットワークは、本実施の形態では、VLANとして説明するが、MPLSなどVLAN以外の論理的なネットワークを実現する技術でもよい。
図2は、本実施の形態の管理サーバ500のブロック図である。管理サーバ500は、例えば、メモリ510、処理部(CPU)550、外部記憶部560、I/Oインタフェース(I/F)570及びネットワークインターフェース(I/F)580を備える。管理サーバ500は、ネットワークに接続される他の装置(例えば、NW装置100等)と、ネットワークI/F580を介して情報を送受信する。
メモリ510は、例えば、NW装置情報収集プログラム511、物理トポロジ情報生成プログラム512、リング情報、VLAN情報生成プログラム513、OAM構成設計プログラム514、NW装置設定プログラム515、差分抽出プログラム516、OAM構成再設計プログラム517、障害影響範囲特定プログラム518、ログ生成プログラム519、試験パラメータ決定プログラム520、ポート情報テーブル521、物理接続情報テーブル522、物理トポロジ情報テーブル523、装置跨ぎリング情報テーブル524、装置跨ぎVLAN情報テーブル525、VLANグループ、MA情報テーブル526、OAM構成情報テーブル527及びログ情報テーブル528を記憶する。なお、各プログラムはCPU550により実行されることができる。
NW装置情報収集プログラム511は、NW装置100からポート情報、物理接続情報、リング情報、VLAN情報、OAM構成情報等を収集する。物理トポロジ情報生成プログラム512は、収集した情報から物理トポロジを生成する。リング情報、VLAN情報生成プログラム513は、収集した情報からリング情報、VLAN情報を生成する。OAM構成設計プログラム514は、VLANのグルーピング、試験対象VLANの選択、そのVLANで試験を実施するためのOAMの設定情報を生成する。NW装置設定プログラム515は、OAM構成設計プログラム514が生成した情報をNW装置100に設定する。差分抽出プログラム516は、VLAN構成が変更された時、以前の構成と現在の構成の差分を抽出する。OAM構成再設計プログラム517は、VLAN構成が変更された時、OAMの構成を再度、設計する。障害影響範囲特定プログラム518は、試験結果が障害を検知した場合、その障害が影響するVLANを特定する。ログ生成プログラム519は、試験結果のログを生成する。試験パラメータ決定プログラム520は、運用時に、ユーザからの入力情報に従い、試験パラメータを決定する。
ポート情報テーブル521は、NW装置100のポート情報を管理する。ポート情報テーブル521については、図3を用いて詳細を後述する。物理接続情報テーブル522は、ポート間の物理的な接続情報を管理する。物理接続情報テーブル522については、図4を用いて詳細を後述する。物理トポロジ情報テーブル523は、物理トポロジの構成情報を管理する。物理トポロジ情報テーブル523については、図5を用いて詳細を後述する。装置跨ぎリング情報テーブル524は、装置単体ではなく、装置跨ぎでのリングの構成情報を管理する。装置跨ぎリング情報テーブル524については、図6を用いて詳細を後述する。装置跨ぎVLAN情報テーブル525は、装置単体ではなく、装置跨ぎでのVLANの構成情報を管理する。装置跨ぎVLAN情報テーブル525については、図7を用いて詳細を後述する。VLANグループ、MA情報テーブル526は、VLANグループとの対応するMAの情報を管理する。VLANグループ、MA情報テーブル526については、図8を用いて詳細を後述する。OAM構成情報テーブル527は、MAとそのMAのMEPが設定されているポートとMEP IDを管理する。OAM構成情報テーブル527については、図9を用いて詳細を後述する。ログ情報テーブル528は、試験結果のログ情報を管理する。ログ情報テーブル528については、図10を用いて詳細を後述する。
CPU550は、メモリ510に格納される各プログラムを実行するプロセッサである。外部記憶部560は、プログラム及び各種データを記憶することができる装置であり、例えば、HDDによって構成することができる。I/Oインターフェース(I/F)570は、データを入出力するインターフェースである。ネットワークI/F580は、ネットワークに接続される他のNW装置100等と情報を送受信するインターフェースである。
図3は、本実施の形態のポート情報テーブル521の説明図である。ポート情報テーブル521は、例えば、NW装置ID5211、ポートID5212、ポート識別情報5213、及びドメイン境界5214を含む。NW装置ID5211は、NW装置100を特定する情報である。ポートID5212は、1つのNW装置100の中でポートを特定する情報である。ポート識別情報5213は、全NW装置100の中でポートを特定する情報である。ドメイン境界5214は、当該ポートがドメインの境界かどうかを示す情報である。ドメイン境界5214は、MEP設定対象ポートを選択するときに使用する。ドメイン境界5214は、ユーザが手動で入力する。または、ネットワークの構成(VLANの構成技術が異なる境界のポート)から判定してもよい。
図4は、本実施の形態の物理接続情報テーブル522の説明図である。物理接続情報テーブル522は、例えば、NW装置ID5221、自ポートID5222、及び隣接ポート識別情報5223を含む。NW装置ID5221は、NW装置100を特定する情報である。自ポートID5222は、物理接続の1端であり、NW装置ID5221のNW装置100のポートを特定する情報である。隣接ポート識別情報5223は、自ポートID5222のポートの対応するポートを特定する情報である。
図5は、本実施の形態の物理トポロジ情報テーブル523の説明図である。物理トポロジ情報テーブル523は、例えば、リンクID5231、接続NW装置1ID5232、NW装置1ポートID5233、接続NW装置2ID5234、及びNW装置2ポートID5235を含む。物理トポロジ情報は、2つのポート間のリンクの集合として表現する。リンクID5231は、リンクを特定する情報である。接続NW装置1ID5232は、リンクの1端のポートを持つNW装置100を特定する情報である。NW装置1ポートID5233は、リンクの1端のポートを特定する情報である。接続NW装置2ID5234は、NW装置1ポートID5233の対応のポートを持つNW装置100を特定する情報である。NW装置2ポートID5235は、NW装置1ポートID5233の対応のポートを特定する情報である。
図6は、本実施の形態の装置跨ぎリング情報テーブル524の説明図である。装置跨ぎリング情報テーブル524は、例えば、リングID5241、構成NW装置5242、マスタノードID5243、フォワーディングポートID5244、ブロッキングポートID5245、及び所属VLAN ID5246を含む。リングID5241は、リングを特定する情報である。構成NW装置5242は、リングを構成する複数のNW装置100を特定する情報である。マスタノードID5243は、リングの状態監視、経路切り替えを行うリング内のNW装置100を特定する情報である。フォワーディングポートID5244は、マスタノードのリングを構成しているポートで、正常時に転送に使用するポートを特定する情報である。ブロッキングポートID5245は、マスタノードのリングを構成しているポートで、正常時は転送に使わないポートを特定する情報である。所属VLAN ID5246は、リングに所属しているVLANを特定する情報である。
図7は、本実施の形態の装置跨ぎVLAN情報テーブル525の説明図である。装置跨ぎVLAN情報テーブル525は、例えば、VLAN ID5251、及び構成NW装置(割り当てポートID)5252を含む。VLAN ID5251は、VLANを特定する情報である。構成NW装置(割り当てポートID)5252は、VLAN ID5251のVLANが割り当てられているNW装置のIDと、そのポートIDである。ポートIDは括弧の中に記載した。例えば、図7の2つめのエントリ(VLAN ID:「11」、構成NW装置100:「2(2,4), 3(3,4), 4(1,2,4), 5(1,2,3,4), 6(1,2,3,4)」)は、VLAN IDが11のVLANが、NW装置2のポート2、4、NW装置3のポート3、4、NW装置4のポート1、2、4、NW装置5のポート1、2、3、4、NW装置6のポート1、2、3、4に割り当てられていることを表している。
図8は、本実施の形態のVLANグループ、MA情報テーブル526の説明図である。VLANグループ、MA情報テーブル526は、例えば、グループID5261、試験対象VLAN ID5262、グループ内VLAN ID5263、及びMA ID5264を含む。グループID5261は、VLANグループを特定する情報である。試験対象VLAN ID5262は、VLANグループ内の試験対象のVLANを特定する情報である。グループ内VLAN ID5263は、グループに所属するVLANの一つまたは複数のVLANのIDである。MA ID5264は、試験対象VLANに設定されるMAを特定する情報である。
図9は、本実施の形態のOAM構成情報テーブル52の説明図である。OAM構成情報テーブル527は、例えば、MA ID5271、NW装置ID5272、ポートID5273及びMEP ID5274を含む。MA ID5271は、MAを特定するIDである。NW装置ID5272は、MEPが設定されるNW装置100を特定する情報である。ポートID5273は、MEPが設定されるポートを特定するIDである。MEP ID5274は、MEPを特定する情報であり、NW装置100に設定する情報である。
図10は、本実施の形態のログ情報テーブル528の説明図である。ログ情報テーブル528は、例えば、ログID5281、生成時刻5282、対象LVLAN5283、内容5284、及び情報元VLAN ID5285を含む。ログID5281は、ログを特定する情報である。生成時刻5282は、ログが生成された時刻である。対象VLAN5283は、試験を実施した結果、影響があったVLANである。内容5284は、試験の種類と試験結果である。例えば、定期監視にて、障害を検知した場合、「障害検知(定期監視)」となる。ユーザ契機の試験で成功した場合、「試験成功」、失敗した場合、「試験異常」となる。情報元VLAN ID5285は、実際に試験フレームを流したVLANである。つまり、試験対象VLAN ID5262で設定されているVLANである。例えば、図10の2つ目のエントリは、2010年1月29日1時11分22秒に、ID10のVLANで定期試験を行い、その結果障害を検知し、ID11のVLANでも障害があることを表している。
実際に試験をしたVLANに対して複数の試験結果のログが生成される。例えば、1つ目と2つ目のエントリは、共にVLAN ID10のVLANに対しての1回の試験から生成される。つまり、1回の試験で複数のVLANに対しての試験を実施できるため、試験用トラフィックの削減、NW装置の負荷を低減することができる。
図11は、本実施の形態のNW装置100のブロック図である。NW装置100は、例えば、メモリ110、処理部(CPU)150、外部記憶部160、I/Oインターフェース(I/F)170及びパケット・フレーム転送機能部180を備える。メモリ110は、例えば、NW装置情報送信プログラム111、物理接続情報交換プログラム112、定期監視プログラム113、試験実行プログラム114、ポート情報テーブル121、物理接続情報テーブル122、リング情報テーブル123、VLAN情報テーブル124、OAM構成情報テーブル125、及び定期監視結果情報テーブル126を記憶する。なお、各プログラムはCPU150により実行されることができる。
NW装置情報送信プログラム111は、管理サーバ500など外部から要求された時に、ポート情報、物理接続情報、リング情報、VLAN情報、OAM構成情報を要求元に送信する。物理接続情報交換プログラム112は、隣接するNW装置100と情報を交換し、物理接続情報122を生成する。定期監視プログラム113は、OAMの試験を定期的に実行し、異常を検知した場合、管理サーバ500に通知する。試験実行プログラム114は、ユーザ契機の試験を実行する。
図12は、本実施の形態のポート情報テーブル121の説明図である。ポート情報テーブル121は、例えば、ポートID1211、及びポート識別情報1212を含む。ポートID1211は、1つのNW装置100の中でポートを特定する情報である。ポート識別情報1212は、全NW装置100の中でポートを特定する情報である。例えば、MACアドレスなどである。また、図12では、NW装置100Dのポート情報を示している。以降の図13、14、15、16、17も同様にNW装置100Dの情報を示している。
図13は、本実施の形態の物理接続情報テーブル122の説明図である。物理接続情報テーブル122は、例えば、ポートID1221、及び隣接ポート識別情報1222を含む。ポートID1221は、1つのNW装置100の中でポートを特定する情報である。隣接ポート識別情報1222は、各ポートの隣接ポートの識別情報である。
図14は、本実施の形態のリング情報テーブル123の説明図である。リング情報テーブル123は、リングID1231、マスタノード1232、フォワーディングポートID1233、ブロッキングポートID1234、及び所属VLAN ID1235を含む。リングID1231は、リングを特定する情報である。マスタノード1232は、NW装置100がリングのマスタノードか否かの情報である。フォワーディングポートID1233は、マスタノードの場合のみ保持する情報であり、リングが正常状態の時に通信に利用するポートのIDである。ブロッキングポートID1234は、マスタノードの場合のみ保持する情報であり、正常状態では通信に利用せず、異常状態で、利用するポートのIDである。所属VLAN ID1235は、マスタノードの場合のみ保持する情報であり、リングに所属するVLAN IDである。
図15は、本実施の形態のVLAN情報テーブル124の説明図である。VLAN情報テーブル124は、例えば、VLAN ID1241、及び割り当てポートID1242を含む。VLAN ID1241は、VLANを特定する情報である。割り当てポートID1242は、VLANを割り当てるポートを識別する情報である。
図16は、本実施の形態のOAM構成情報テーブル125の説明図である。OAM構成情報テーブル125は、例えば、MA ID1251、試験対象VLAN1252、及びMEP ID1253を含む。MA ID1251は、MAを特定する情報である。試験対象VLAN1252は、各MAの試験フレームを流すVLANを特定する情報である。MEP ID1253は、MEPを特定する情報であり、図16では括弧内に示したIDのポートに設定されている。
図17は、本実施の形態の定期監視結果情報テーブル126の説明図である。定期監視結果情報テーブル126は、例えば、試験実行時刻1261、対象MA1262、リモートMEP ID1263、及び結果1264を含む。試験実行時刻1261は、試験を実行した時刻である。対象MA1262は、試験を実行したMAのIDである。リモートMEP ID1263は、試験(導通確認)をした宛先のMEPのIDである。結果1264は、試験の実行結果である。
図18は、管理端末上の障害通知用ユーザインタフェースの説明図である。障害が発生した時、管理端末は、障害発生時刻とその障害により、影響があるVLANの一覧を表示する。また、図18では各VLANを使っている顧客の情報も合わせて、表示している。
実際には、監視しているのは試験対象VLANのみであるが、管理端末上には、直接監視していないVLANも障害の影響があるとして表示できる。つまり、少ない試験トラフィックで、影響があるVLANを特定し、運用者に提示することができる。
図19は、管理端末上の試験条件設定用ユーザインタフェースの説明図である。管理端末は、試験したいVLANの一覧と試験点を選択するためのマップを表示する。さらに、試験VLAN一覧でVLANを選択した時、マップで選択したVLANが設定されているNW装置100、及びポートのみを選択できるようにする。VLANが設定されていないNW装置100はグレーアウトする。また、テキストボックスでも試験点を入力することができる。マップ上で試験点を選べることで、試験対象を容易に選択できる。
「試験実行」ボタンを押下すると、入力された情報に基づき、試験が実行される。
図20は、管理端末上の試験結果表示用ユーザインタフェースの説明図である。管理端末は、成功か、失敗かの試験結果を表示し、マップ上に試験された経路を表示する。
図21は、管理端末上のログ表示用ユーザインタフェースの説明図である。管理端末は、定期監視の障害検知と運用者契機の試験の実行履歴を表示する。
実際に試験をしたVLANに対して、複数の試験結果のログが生成される。つまり、1回の試験で複数のVLANに対しての試験を実施できるため、試験用トラフィックの削減、NW装置100の負荷を低減することができる。
図22は、本実施の形態のOAM構成設計、及び設定処理のシーケンス図である。図23は、本実施の形態のOAM構成設計、及び設定処理において送受信されるメッセージを説明する図である。
まず、管理サーバ500は、NW装置100に構成情報を要求する(S101)。NW装置100は要求を受けると、自身が保持する構成情報を管理サーバ500に送信する(S102)。構成情報には、例えば、ポート情報、物理接続情報、リング情報、VLAN情報が含まれる。管理サーバ500は、取得した情報を基に、物理トポロジ情報を生成する(S103)。具体的には、図4の隣接ポート識別情報5223と同じ識別情報のポートを図3のポート情報から選択し、自ポートID5222と図3のポートID5212でリンクとし、図5のリンク情報として登録する。
管理サーバ500は、装置跨ぎリング情報と装置跨ぎVLAN情報を生成する(S104)。具体的には、装置跨ぎリング情報は、NW装置100から収集したリング情報のリングID1231と所属VLAN ID1235の組が同一のエントリを装置跨ぎリング情報の1エントリとする。また、装置跨ぎVLAN情報は、VLAN IDが同一のエントリを集め、装置跨ぎVLAN情報の1エントリとする。
管理サーバ500は、装置跨ぎリング情報、装置跨ぎVLAN情報を用いて、OAMの構成を設計する(S105)。本処理については、図24を用いて詳細を後述する。管理サーバ500は、設計した内容をNW装置100に設定する(S106)。設定要求には、例えば、MA ID、各MAの試験対象VLAN、及びMEP情報(MEP ID、設定ポート)が含まれる。
図24は、本実施の形態のOAM構成設計処理のフローチャートである。
管理サーバ500は、未選択のVLANの内、所属するSW数が最多のVLANを選択し、選択したVLANを試験対象VLANとする(S201)。SW数が同じ場合は、ポート数が多いVLANを選択する。
未選択のVLANから試験対象VLANに包含され、所属しているリング構成が同じVLANを1グループにする(S202)。つまり、転送経路が同じVLANをグルーピングする。リング構成が同じというのは、具体的には、装置跨ぎリング情報において、構成NW装置、マスターノードID、フォワーディングポート、ブロッキングポートが同じ場合である。また、本実施の形態ではリング構成のみを考慮しているが、LA(Link Aggregation)やアップリンク冗長、STP(Spanning Tree Protocol)などの冗長化技術でも障害時に経路が変わるため、これらの冗長化技術を考慮して、グルーピングをしてもよい。
管理サーバ500は、試験対象VLANと同じ範囲のMAを作成する(S203)。試験対象VLANが設定されているポートの内、図3で示したドメイン境界のポートをMEPに設定する(S204)。
未選択のVLANがあるか確認する(S205)。未選択のVLANがある場合、S201に戻る。ない場合は、処理を終了する。
図25は、図24のOAM構成設計処理フローの具体的な動作を説明するための図である。物理トポロジは、NW装置100の物理的な接続関係を示す情報である。図25では、10機のNW装置100から構成されており、NW装置3、4、5、6でリング1が、NW装置5、6、7、8でリング2が構成されている。
下にVLANの論理的なトポロジを示す。VLAN10は、NW装置2、3、4、5、6、7、8、10上に構成されている。また、リング構成により、正常状態では、NW装置3、4間リンク、NW装置7、8間リンクは使用されない。VLAN11は、NW装置2、3、4、5、6上に構成され、リングはVLAN10と同様の構成であり、経路がVLAN10に包含される。したがって、VLAN10とVLAN11を同じグループ1にする。VLAN20は、NW装置1、3、4、5、6、7、8、10上に構成されており、VLAN10と異なるNW装置上に構成されている。したがって、VLAN10と別のグループ2にする。
VLAN30は、構成されているNW装置は、VLAN10と同じであるが、リング1のフォワーディングポートが異なり、NW装置4、6間のリングを使用しない。したがって、VLAN10とは経路が異なるため、別のグループ3にする。
図26は、本実施の形態のVLAN構成変更時のOAM構成設計、及び設定処理のシーケンス図である。図27は、本実施の形態のOAM構成設計、及び設定処理において送受信されるメッセージを説明する図である。なお、物理トポロジ、リング、LAの構成が変わった場合は、図22に示した処理を再度行う。
まず、VLAN構成が変更された時、運用者が管理端末を使い、管理サーバ500にVLAN構成変更通知を行う(S301)。VLAN構成変更通知には、例えば、変更対象SW、変更対象VLANのVLAN ID、変更内容(VLANの追加、削除、変更)情報が含まれる。管理サーバ500は、変更内容が「追加」または「変更」の場合は、NW装置100からVLANの構成情報を収集するために、NW装置100に構成情報を要求する(S302)。NW装置100は要求を受けると、自身が保持する構成情報を管理サーバ500に送信する(S303)。なお、図26では、NW装置100からVLANの変更内容を収集しているが、代わりに管理端末からVLANの変更内容を入力してもよい。
管理サーバ500は、変更内容が「変更」の場合、指定された変更対象VLANの構成について、管理サーバ500が保持していた構成と、収集した構成の差分を抽出する(S304)。
抽出した差分、または追加、削除の内容に従い、装置跨ぎVLAN情報を更新する(S305)。更新された装置跨ぎVLAN情報を用いて、OAM構成を再度設計する(S306)。本処理については、図28を用いて詳細を後述する。
管理サーバ500は、設計結果をNW装置100に設定する(S106)。
図28、図29は、本実施の形態のOAM構成再設計処理のフローチャートである。
管理サーバ500は、VLANの変更の種類により、VLAN追加の場合は、処理S407に進む。VLAN削除、または変更の場合は、処理S402に進む(S401)。
削除、変更対象VLANが試験対象VLANの場合は、削除、変更対象VLANのグループ内で所属するSW数が最大のVLANを選択し、新規に試験対象VLANとする(S404)。試験対象VLANではない場合は、削除、変更対象VLANを当該VLANの所属するグループから除外する(S403)。
変更の種類がVLAN変更か確認する(S405)。VLAN変更の場合は、変更対象VLANを追加するVLANとして、以降の処理を継続する(S406)。VLAN変更ではない場合、つまりVLAN削除の場合は、処理を終了する。
また、S404において、新規試験対象VLANに包含されないVLANがある場合は(S404a)、包含されないVLANの内で所属するSW数が最大のVLANを新たな試験対象VLANとし、それに含まれるVLANのグループを作成する(S404b)。この新たな試験対象VLANに包含されないVLANが更に発生する場合は、S404bを更に実施する(S404c)。
処理S401、S406の後に、以下の処理を実行する。試験対象VLANの中で所属するSW数が最多の試験対象VLANを一つ選択する(S408)。
追加VLANが選択した試験対象VLANに包含されるか確認する(S409)。包含される場合は、追加VLANを選択した試験対象VLANのグループに入れ(S410)、処理を終了する。包含されない場合は、選択した試験対象VLANが追加VLANに包含されるか確認する(S411)。包含される場合は、追加VLANを、選択した試験対象VLANのグループの試験対象VLANに設定する(S412)。包含されない場合、未選択の試験対象VLANがあるか確認する(S413)。未選択の試験対象VLANがある場合、処理S408に戻る。未選択の試験対象VLANがない場合、追加VLANを試験対象VLANに設定し、新規にグループを作成し(S414)、処理を終了する。
図30は、本実施の形態の定期監視時のシーケンス図である。図31は、本実施の形態の定期監視時において送受信されるメッセージを説明する図である。本シーケンスは、図22で示したOAM構成設計、設定処理が完了した後、ネットワークの監視を行う運用フェーズでの動作である。
定期監視は、NW装置100同士が定期的に通信をして導通確認を行う(S501)。障害が発生する(S502)と、NW装置100が障害を検知する(S503)。NW装置100は、SNMPトラップなどで、管理サーバ500に障害を通知する(S504)。障害通知には、例えば、障害通知元NW装置ID、MA ID、障害を検知した宛先情報が含まれる。
管理サーバ500は、障害通知を受けると、障害影響範囲を特定する(S505)。障害が発生した経路と同じ経路を持つVLANを特定する。具体的な障害影響範囲特定処理は以下である。図8のVLANグループ、MA情報テーブルから障害を検知したMAに関連するVLANグループを特定する。特定したVLANグループに含まれるVLANの中から、通知したNW装置100と障害を検知した宛先のNW装置100を共に含む、VLANを特定する。特定したVLANは、障害を検知した試験対象VLANと同様の経路のため、これらのVLANでも障害が発生したとみなし、特定したVLAN毎に障害ログを作成する(S506)。
管理サーバ500は、特定したVLANで障害がおこったことを管理端末に通知する(S507)。障害通知情報には、例えば、障害VLAN情報、障害時刻が含まれる。管理端末は、受信した障害情報を表示する(S508)。
図32は、本実施の形態の運用者契機の監視時のシーケンス図である。図33は、本実施の形態の運用者契機の監視時において送受信されるメッセージを説明する図である。
本シーケンスは、図22で示したOAM構成設計、設定処理が完了した後、ネットワークの監視を行う運用フェーズでの動作である。また、図30で示した定期監視で障害を検知し、さらに詳細に障害を解析する時のフェーズである。
管理端末は、運用者の試験条件入力を支援するために、試験条件情報を管理サーバ500に要求する(S601)。管理サーバ500は、管理端末に試験条件情報を送信する(S602)。試験条件情報は、例えば、VLAN一覧情報、物理トポロジ情報を含む。
管理端末は、受信した試験条件情報を運用者が試験条件を決定し易いように、図19で示したような画面を表示し、運用者からの入力を受け付ける(S603)。管理端末は、運用者から入力を受け付けると、管理サーバ500に試験実行要求を行う(S604)。試験実行要求には、例えば、指定VLAN ID情報、試験点(2点)情報が含まれる。
管理サーバ500は、試験パラメータを決定する(S605)。具体的には、指定VLANが、試験対象VLANの場合は、そのVLANに対して、試験を行う。指定VLANが、試験対象VLANではない場合は、指定VLANが含まれるVLANグループの試験対象VLANで試験を行う。また、図9で示したOAM構成情報テーブルを参照し、指定された試験点であるポートに対応するMEP IDを求める。
決定したパラメータに従い、運用者が入力した試験点を持つNW装置100に試験実施を要求する(S606)。試験要求には、例えば、MA ID情報、宛先MEP ID情報を含む。NW装置100は、試験を実施する(S607)。
試験が成功した場合、NW装置100は試験結果を管理サーバ500に通知する(S609)。試験結果には、例えば、試験結果情報、経路情報、試験条件(指定VLAN、試験点)情報が含まれる。
管理サーバ500は、実際に実施した試験の結果が適用できるVLANを特定する(S610)。具体的な処理は、図30の障害影響範囲特定と同様である。
特定したVLANに対して、試験成功のログを生成する(S611)。管理サーバ500は、試験結果情報を管理端末に通知する(S612)。試験結果情報には、例えば、試験結果情報(試験結果、運用者指定VLAN)が含まれる。管理端末は、試験結果を画面表示する(S613)。
試験が失敗した場合、NW装置100は試験結果を管理サーバ500に通知する(S614)。試験結果には、例えば、試験結果情報、経路情報、試験条件(指定VLAN、試験点)情報が含まれる。
管理サーバ500は、障害影響範囲を特定する(S615)。具体的な処理は、図30の障害影響範囲特定と同様である。
特定したVLANに対して、障害発生のログを生成する(S611)。管理サーバ500は、試験結果情報を管理端末に通知する(S612)。試験結果情報には、例えば、試験結果情報(試験結果、運用者指定VLAN)が含まれる。管理端末は、試験結果を画面表示する(S613)。さらに、障害が影響するVLANについて、運用者に通知するために、管理サーバ500は、管理端末に障害通知を行う(S616)。障害通知には、例えば、障害VLAN情報、障害時刻が含まれる。管理端末は障害情報を表示する(S617)。
第二の実施の形態について、説明する。第二の実施の形態は、事前にネットワークにOAMの設定がされている状態から本システムを動作させ、OAM構成の管理、OAM試験を実行する形態である。
図34は、本実施の形態の管理サーバ500のブロック図である。図2で示した管理サーバ500に加えて、メモリ510は、NW装置情報(OAM構成)収集プログラム540、及びOAM構成チェックプログラム541を記憶する。NW装置情報(OAM構成)収集プログラム540は、NW装置100からOAM構成関連の設定情報を収集する。OAM構成チェックプログラム541は、NW装置100から収集したOAM構成情報をチェックする。
図35は、管理端末上のOAM構成チェック結果表示、設定用ユーザインタフェースの説明図である。管理端末は、管理サーバ500でのOAM構成チェック結果に基づき、OAM試験不可能なVLAN一覧を表示する。運用者はこの結果を踏まえて、手動で、OAMの構成を変更するか、管理サーバ500に全VLANが試験できるようにOAM構成を自動設定するかの判定をする。自動設定をする場合は、「自動設定」ボタンを押下する。「自動設定」ボタンが押下されると、「OAM構成自動設定」画面が表示される。試験対象VLAN数を最小にしたい場合は、「試験対象VLAN数を最小にする。」にチェックを入れる。ただし、チェックを入れた場合は、既存のMAが変更される場合がある。
図36は、本実施の形態のOAM構成チェック処理のシーケンス図である。図37は、本実施の形態のOAM構成チェック処理において送受信されるメッセージを説明する図である。
本シーケンスが実行される前に、既にNW装置100にOAMの設定がされている前提とする。
まず、管理サーバ500が起動する(S701)と、NW装置100からOAM構成情報も含めて、NW構成情報を収集するために、NW装置100に構成情報を要求する(S702)。NW装置100は、管理サーバ500に構成情報を送信する(S703)。構成情報には、例えば、ポート情報、物理接続情報、リング情報、VLAN情報、および、OAM構成情報が含まれる。
管理サーバ500は、取得した情報を基に、物理トポロジ情報を生成する(S704)。本処理は図22で説明した処理と同様である。
管理サーバ500は、装置跨ぎリング情報と装置跨ぎVLAN情報を生成する(S705)。本処理は図22で説明した処理と同様である。
管理サーバ500は、生成した物理トポロジ情報、装置跨ぎリング情報、装置跨ぎVLAN情報を用いて、OAM構成をチェックする(S706)。本処理については、図38を用いて詳細を後述する。
管理サーバ500は、チェック結果を管理端末に通知する(S707)。チェック結果には、例えば、試験可否情報、試験不可能VLAN IDリスト情報が含まれる。試験可否情報は、全てのVLANが試験できるか、試験不可能なVLANがあるかの情報である。試験不可能なVLANがある場合は、そのVLAN IDが、試験不可能VLAN IDリストに格納される。
管理端末は、チェック結果を画面に表示し、運用者からOAM設定をするか、また設定をする場合、既存OAM設定を変更してよいか否かの指定を受け付ける(S709)。
管理サーバ500は、運用者からの入力に基づき、OAM構成を設計する(S710)。本処理については、図39を用いて詳細を後述する。
管理サーバ500は、設計した内容をNW装置100に設定する(S711)。
図38は、本実施の形態のOAM構成チェック処理のフローチャートである。
管理サーバ500は、未確認のMAの試験対象VLANを選択する(S801)。試験対象VLANに包含されるVLANを確認済みにする。そして、当該の試験対象VLANと包含されるVLANを1つのグループにする(S802)。選択したMAを確認済みにする(S803)。
未確認のMAがあるか確認する(S804)。未確認のMAがある場合は、処理S801に戻る。未確認のMAがない場合は、未確認のVLANがあるか確認する(S805)。未確認のVLANがある場合は、未確認のVLANを試験不可能なVLANとして、ユーザに通知する(S807)。未確認のVLANがない場合は、全てのVLANが試験可能であり(S806)、処理を終了する。
図39は、本実施の形態のOAM構成設計処理のフローチャートである。管理サーバ500は、運用者から指定された既存OAM設定を変更可能か確認する(S901)。変更可能な場合は、試験不可能なVLANをそれぞれ「追加VLAN」として、図28で示したOAM構成再設計処理を実施する(S903)。変更不可の場合は、試験不可能なVLANのみを対象として、図24で示したOAM構成設計処理を実施し(S902)、処理を終了する。
100・・・NW装置 110・・・NW装置のメモリ 150・・・NW装置のCPU 160・・・NW装置の外部記憶装置 170・・・NW装置のI/O、I/F 180・・・NW装置のパケット・フレーム転送機能部 500・・・管理サーバ 510・・・管理サーバのメモリ 550・・・管理サーバのCPU 560・・・管理サーバの外部記憶装置 570・・・管理サーバのI/O、I/F 580・・・管理サーバのネットワークI/F 700・・・管理端末

Claims (20)

  1. パケットを転送する複数の転送装置と、該複数の転送装置によって構成されるネットワークを管理する管理サーバと、を備えるネットワークシステムであって、
    前記管理サーバは、
    前記複数の転送装置から前記ネットワークの構成情報を取得するインタフェースと、
    前記構成情報を記憶する記憶部と、
    前記構成情報に基づいて、論理的なネットワークの情報を生成し、
    前記論理的なネットワークを、該論理ネットワークを構成する転送装置、及び、該論理ネットワークを構成する転送装置のトポロジ情報に基づいてグループ分けを行い、
    各々のグループから一の論理的なネットワークを選択し、選択された論理的なネットワークを該論理的なネットワークが所属するグループにおける試験対象の論理的なネットワークとする制御部と、を有することを特徴とするネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載のネットワークシステムであって、
    前記転送装置のトポロジ情報は、前記論理的なネットワークが有するリング構成の情報を含むことを特徴とするネットワークシステム。
  3. 請求項1に記載のネットワークシステムであって、
    前記制御部は、前記構成情報に基づいて、複数の論理的なネットワークから論理的なネットワークを構成する転送装置が最も多い論理的なネットワークを選択し、
    該選択された論理的なネットワークと、該選択された論理的なネットワークを構成する転送装置のいずれかから構成される論理的なネットワークとを、同一のグループとすることを特徴とするネットワークシステム。
  4. 請求項1に記載のネットワークシステムであって、
    前記制御部は、前記構成情報に基づいて、複数の論理的なネットワークから論理的なネットワークを構成する転送装置が最も多い論理的なネットワークを選択し、
    該選択された論理的なネットワークを構成する転送装置のいずれかから構成される論理的なネットワークであって、前記選択された論理的なネットワークと同一のリング構成を有する論理的なネットワークと、前記選択された論理的なネットワークとを、同一のグループとすることを特徴とするネットワークシステム。
  5. 請求項3又は4に記載のネットワークシステムであって、
    前記制御部は、前記選択された論理的なネットワークを該論理的なネットワークが所属するグループにおける試験対象の論理的なネットワークとすることを特徴とするネットワークシステム。
  6. 請求項1に記載のネットワークシステムであって、
    前記制御部は、前記構成情報に基づいて論理的なネットワークの冗長構成を算出し、該冗長構成における転送経路を構成する転送装置、及び、該転送経路を構成する転送装置の物理トポロジ情報に基づいてグループ分けを行うことを特徴とするネットワークシステム。
  7. 請求項1に記載のネットワークシステムであって、
    前記複数の転送装置は、前記試験対象の論理的なネットワークにおいて通信障害を検知すると、前記管理サーバに通信障害が発生したことを通知する障害通知を送信し、
    前記制御部は、
    受信した前記障害通知から障害が検知された経路を特定し、
    前記試験対象の論理的なネットワークと、該試験対象の論理的なネットワークと同一グループの論理的なネットワークであり、前記通信障害が検知された経路を有する論理的なネットワークとに関する障害ログを生成することを特徴とするネットワークシステム。
  8. パケットを転送する複数の転送装置によって構成されるネットワークを管理する管理サーバであって、
    前記複数の転送装置から前記ネットワークの構成情報を取得するインタフェースと、
    前記構成情報を記憶する記憶部と、
    前記構成情報に基づいて、論理的なネットワークの情報を生成し、
    前記論理的なネットワークを、該論理ネットワークを構成する転送装置、及び、該論理ネットワークを構成する転送装置のトポロジ情報に基づいてグループ分けを行い、
    各々のグループから一の論理的なネットワークを選択し、選択された論理的なネットワークを該論理的なネットワークが所属するグループにおける試験対象の論理的なネットワークとする制御部と、を有することを特徴とする管理サーバ。
  9. 請求項8に記載の管理サーバであって、
    前記転送装置のトポロジ情報は、前記論理的なネットワークが有するリング構成の情報を含むことを特徴とする管理サーバ。
  10. 請求項8に記載の管理サーバであって、
    前記制御部は、前記構成情報に基づいて、複数の論理的なネットワークから論理的なネットワークを構成する転送装置が最も多い論理的なネットワークを選択し、
    該選択された論理的なネットワークと、該選択された論理的なネットワークを構成する転送装置のいずれかから構成される論理的なネットワークとを、同一のグループとすることを特徴とする管理サーバ。
  11. 請求項8に記載の管理サーバであって、
    前記制御部は、前記構成情報に基づいて、複数の論理的なネットワークから論理的なネットワークを構成する転送装置が最も多い論理的なネットワークを選択し、
    該選択された論理的なネットワークを構成する転送装置のいずれかから構成される論理的なネットワークであって、前記選択された論理的なネットワークと同一のリング構成を有する論理的なネットワークと、前記選択された論理的なネットワークとを、同一のグループとすることを特徴とする管理サーバ。
  12. 請求項10又は11に記載の管理サーバであって、
    前記制御部は、前記選択された論理的なネットワークを該論理的なネットワークが所属するグループにおける試験対象の論理的なネットワークとすることを特徴とする管理サーバ。
  13. 請求項8に記載の管理サーバであって、
    前記制御部は、前記構成情報に基づいて論理的なネットワークの冗長構成を算出し、該冗長構成における転送経路を構成する転送装置、及び、該転送経路を構成する転送装置の物理トポロジ情報に基づいてグループ分けを行うことを特徴とする管理サーバ。
  14. 請求項8に記載の管理サーバであって、
    前記インタフェースは、前記転送装置が前記試験対象の論理的なネットワークにおいて検知した通信障害を知らせる障害通知を前記転送装置から受信し、
    前記制御部は、
    前記障害通知から障害が検知された経路を特定し、
    前記試験対象の論理的なネットワークと、該試験対象の論理的なネットワークと同一グループの論理的なネットワークであり、前記通信障害が検知された経路を有する論理的なネットワークとに関する障害ログを生成することを特徴とする管理サーバ。
  15. パケットを転送する複数の転送装置によって構成されるネットワークを管理サーバが管理する管理方法であって、
    前記管理サーバは、
    インタフェースを介して前記複数の転送装置から前記ネットワークの構成情報を取得し、
    制御部により、前記構成情報に基づいて、論理的なネットワークの情報を生成し、
    前記論理的なネットワークを、該論理ネットワークを構成する転送装置、及び、該論理ネットワークを構成する転送装置のトポロジ情報に基づいてグループ分けを行い、
    各々のグループから一の論理的なネットワークを選択し、選択された論理的なネットワークを該論理的なネットワークが所属するグループにおける試験対象の論理的なネットワークとすることを特徴とする管理方法。
  16. 請求項15に記載の管理方法であって、
    前記転送装置のトポロジ情報は、前記論理的なネットワークが有するリング構成の情報を含むことを特徴とする管理方法。
  17. 請求項15に記載の管理方法であって、
    前記制御部は、前記構成情報に基づいて、複数の論理的なネットワークから論理的なネットワークを構成する転送装置が最も多い論理的なネットワークを選択し、
    該選択された論理的なネットワークを構成する転送装置のいずれかから構成される論理的なネットワークであって、前記選択された論理的なネットワークと同一のリング構成を有する論理的なネットワークと、前記選択された論理的なネットワークとを、同一のグループとすることを特徴とする管理方法。
  18. 請求項17に記載の管理方法であって、
    前記制御部は、前記選択された論理的なネットワークを該論理的なネットワークが所属するグループにおける試験対象の論理的なネットワークとすることを特徴とする管理方法。
  19. 請求項15に記載の管理方法であって、
    前記制御部は、前記構成情報に基づいて論理的なネットワークの冗長構成を算出し、該冗長構成における転送経路を構成する転送装置、及び、該転送経路を構成する転送装置の物理トポロジ情報に基づいてグループ分けを行うことを特徴とする管理方法。
  20. 請求項15に記載の管理方法であって、
    前記インタフェースを介して前記転送装置が前記試験対象の論理的なネットワークにおいて検知した通信障害を知らせる障害通知を前記転送装置から受信し、
    前記制御部は、前記障害通知から障害が検知された経路を特定し、前記試験対象の論理的なネットワークと、該試験対象の論理的なネットワークと同一グループの論理的なネットワークであり、前記通信障害が検知された経路を有する論理的なネットワークとに関する障害ログを生成することを特徴とする管理方法。
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