JP2012051476A - 車両の制動力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両挙動を適切に保つ際のブレーキ制御量を最小化してドライバが感じる減速度(失速感)を最小とし、且つ、ブレーキ負荷を低減する。
【解決手段】エンジン駆動力を算出し、エンジン駆動力の時間的な変化量(駆動力の変化量)を算出し、車両に作用する走行抵抗を算出し、これら駆動力の変化量と走行抵抗とに基づいて、走行抵抗により発生する減速度を、ドライバが違和感なく許容できる(失速感として感じない)減速度として用いて、走行抵抗以上で、且つ、駆動力の変化量以下の車輪に付加する制動力(付加制動力)を設定して、この付加制動力を基に、目標ブレーキ液圧を算出してブレーキ駆動部15に出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、加速時におけるアンダーステア傾向を防止する車両の制動力制御装置に関する。
近年、車両においては、制動力を利用して車両挙動を適切に保つ様々な技術が開発され実用化されている。例えば、車両が旋回中に加速を行うと、接地荷重の移動により、車両にはアンダーステア傾向が現れ、このようなアンダーステア傾向が生じることをブレーキ制御によって防止する技術が知られている。このようなブレーキ制御では、ブレーキ制御が作動した際に、ドライバが感じる減速度(失速感)は、ブレーキ負荷の面でも極力減らすことが望ましい。そこで、例えば、特開2004−210151号公報(以下、特許文献1)では、前後輪の差動を制限している4輪駆動状態であり、かつ、制動トルク制御手段により制動トルクを付与している旋回挙動制御時に、駆動源の出力を増加させる駆動トルク補正を行う技術が開示されている。
特開2004−210151号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示されるような駆動トルク補正を行う技術では、エンジン制御でドライバの感じる減速度(失速感)を解消することは可能であるが、ブレーキへの負荷軽減とははならないという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、車両挙動を適切に保つ際のブレーキ制御量を最小化してドライバが感じる減速度(失速感)を最小とし、且つ、ブレーキ負荷を低減することができる車両の制動力制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、車両が発生する駆動力を算出する駆動力算出手段と、上記駆動力の時間的な変化量を算出する駆動力変化量算出手段と、車両に作用する走行抵抗を算出する走行抵抗算出手段と、上記駆動力の時間的な変化量と上記走行抵抗とに基づいて、上記走行抵抗以上で、且つ、上記駆動力の時間的な変化量以下の車輪に付加する制動力を設定する制動力設定手段とを備えたことを特徴としている。
本発明による車両の制動力制御装置によれば、車両挙動を適切に保つ際のブレーキ制御量を最小化してドライバが感じる減速度(失速感)を最小とし、且つ、ブレーキ負荷を低減することが可能となる。
本発明の実施の一形態による、制動力制御装置を搭載した車両の概略構成を示す説明図である。 本発明の実施の一形態による、制御部の機能ブロック図である。 本発明の実施の一形態による、制動力制御プログラムのフローチャートである。 本発明の実施の一形態による、旋回状態に応じた制御ゲインの特性図である。 本発明の実施の一形態による、駆動力の変化量と走行抵抗とに基づいて設定される付加制動力の説明図である。 本発明の実施の一形態による、制動力制御の一例を示すタイムチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1において、符号1は車両を示し、車両前部に配置されたエンジン2による駆動力は、このエンジン2後方の自動変速装置(トルクコンバータ等も含んで図示)3からトランスミッション出力軸3aを経てセンターディファレンシャル装置4に伝達される。
このセンターディファレンシャル装置4から、リヤドライブ軸5、プロペラシャフト6、ドライブピニオン7を介して後輪終減速装置8に入力される一方、センターディファレンシャル装置4から、フロントドライブ軸9を介して前輪終減速装置10に入力される。ここで、自動変速装置3、センターディファレンシャル装置4および前輪終減速装置10等は、一体にケース11内に設けられている。
後輪終減速装置8に入力された駆動力は、後輪左ドライブ軸12rlを経て左後輪13rlに、後輪右ドライブ軸12rrを経て右後輪13rrに伝達される。一方、前輪終減速装置10に入力された駆動力は、前輪左ドライブ軸12flを経て左前輪13flに、前輪右ドライブ軸12frを経て右前輪13frに伝達される。
符号15は車両のブレーキ駆動部を示し、このブレーキ駆動部15には、ドライバにより操作されるブレーキペダル16と接続されたマスターシリンダ17が接続されており、ドライバがブレーキペダル16を操作する(踏み込む)とマスターシリンダ17により、ブレーキ駆動部15を通じて、4輪13fl,13fr,13rl,13rrの各ホイールシリンダ(左前輪ホイールシリンダ18fl,右前輪ホイールシリンダ18fr,左後輪ホイールシリンダ18rl,右後輪ホイールシリンダ18rr)にブレーキ圧が導入され、これにより4輪にブレーキがかかって制動される。
ブレーキ駆動部15は、加圧源、減圧弁、増圧弁等を備えたハイドロリックユニットで、入力信号に応じて、各ホイールシリンダ18fl,18fr,18rl,18rrに対して、それぞれ独立にブレーキ圧を導入自在に構成されている。ブレーキ駆動部15には、後述する制御部20から制御信号(目標ブレーキ液圧Pbt)が入力される。
制御部20には、車速センサ21、アクセル開度センサ22、エンジン回転数センサ23、横加速度センサ24、トランスミッション制御装置25が接続されており、車速V、アクセル開度θp、エンジン回転数ωe、車体横加速度(dy/dt)、主変速ギヤ比iが、それぞれ入力される。
そして、制御部20は、これらの入力信号に基づいて、 エンジン駆動力Fdを算出し、エンジン駆動力Fdの時間的な変化量(駆動力の変化量)ΔFd0を算出し、車両に作用する走行抵抗Frを算出し、これら駆動力の変化量ΔFd0と走行抵抗Frとに基づいて、走行抵抗Fr以上で、且つ、駆動力の変化量ΔFd0以下の車輪に付加する制動力(付加制動力)を設定して、この付加制動力を基に、目標ブレーキ液圧Pbtを算出してブレーキ駆動部15に出力するように構成されている。
このため、制御部20は、図2に示すように、エンジン駆動力算出部20a、走行抵抗算出部20b、駆動力の変化量算出部20c、減衰処理前付加制動力算出部20d、減衰処理後付加制動力算出部20e、目標ブレーキ力算出部20f、目標ブレーキ液圧算出部20gから主要に構成されている。
エンジン駆動力算出部20aは、アクセル開度センサ22からアクセル開度θpが入力され、エンジン回転数センサ23からエンジン回転数ωeが入力され、トランスミッション制御装置25から主変速ギヤ比iが入力される。そして、例えば、以下の(1)式により、エンジン駆動力Fdを算出し、駆動力の変化量算出部20cに出力する。
Fd=f(θp,ωe)・(i・Gf)/Rt …(1)
ここで、f(θp,ωe)は、予め設定しておいたマップ(エンジン特性のマップ)を参照して、アクセル開度θp、エンジン回転数ωeを基に推定する、エンジン出力トルクである。また、Gfはファイナルギヤ比、Rtはタイヤ径である。
尚、エンジン駆動力Fdは、以下の(1)’式で算出するようにしても良い。
Fd=f(υa)・(i・Gf)/Rt …(1)’
ここで、f(υa)は、予め設定しておいたマップ(エンジン特性のマップ)を参照して、吸入空気量υaを基に算出する、実際のエンジン出力トルクである
このように、エンジン駆動力算出部20aは、駆動力算出手段として設けられている。
走行抵抗算出部20bは、車速センサ21から車速Vが入力される。そして、例えば、以下の(2)式により、車両に作用する走行抵抗Frを算出して減衰処理前付加制動力算出部20dに出力する。
Fr=m・g・μR …(2)
ここで、mは車両質量、gは重力加速度、μRは転がり(走行抵抗)係数(例えば、車速Vの関数)である。
このように、走行抵抗算出部20bは、走行抵抗算出手段として設けられている。
駆動力の変化量算出部20cは、エンジン駆動力算出部20aからエンジン駆動力Fdが入力される。そして、例えば、以下の(3)式により、エンジン駆動力Fdの時間的な変化量(駆動力の変化量)ΔFd0を算出し、減衰処理前付加制動力算出部20dに出力する。
ΔFd0=Fd−(1/(1+Tl・s))・Fd …(3)
ここで、Tlはローパスフィルタの時定数、sはラプラス演算子である。このように、駆動力の変化量算出部20cは、駆動力変化量算出手段として設けられている。
減衰処理前付加制動力算出部20dは、走行抵抗算出部20bから走行抵抗Frが入力され、駆動力の変化量算出部20cから駆動力の変化量ΔFd0が入力される。そして、以下の場合分けした(4)式、(5)式により、車輪に付加する減衰処理前の制動力(減衰処理前付加制動力)Fdtsを算出し、減衰処理後付加制動力算出部20eに出力する。・ΔFd0>Frの場合:Fdts=ΔFd0 …(4)
・ΔFd0≦Frの場合:Fdts=Fr …(5)
以上の(4)式、(5)式により設定される減衰処理前付加制動力Fdtsは、走行抵抗Fr以上で、且つ、駆動力の変化量ΔFd0以下の付加制動力となっており、図5で、詳細に説明する。すなわち、車両が平坦路をコースティングしており、ブレーキ制御も無い場合、ドライバがアクセル操作をしていないΔFd0=0のときには、この車両には走行抵抗による減速度(Fr/m)が作用する。この状態から、ドライバが次第にアクセル操作を行ってΔFd0が増加されると、発生する駆動力により、車両は次第に加速されていくことになる(図5中、一点波線参照)。
本実施形態によるブレーキ制御では、この走行抵抗により発生する減速度(Fr/m)を、ドライバが違和感なく許容できる(失速感として感じない)減速度として減衰処理前付加制動力Fdtsとして設定するようになっている。
従って、ドライバがアクセル操作をしていないΔFd0=0のときには、この車両には、走行抵抗による減速度(Fr/m)を基準に設定した(2・Fr/m)の減速度が加わることとなる。この状態から、ドライバが次第にアクセル操作を行ってΔFd0が増加されると、発生する駆動力により、車両は次第に加速されていくが、ΔFd0=ΔFrとなった以降からは、減衰処理前付加制動力FdtsはΔFd0に設定されて、車両に作用する減速度は(Fr/m)となる。このΔFd0に設定された減衰処理前付加制動力Fdtsは、駆動力の変化量であり、ドライバのアクセル操作が小さくなると小さく設定され、また、後述する減衰処理により次第に減衰されて車両に設定されることになる。
減衰処理後付加制動力算出部20eは、減衰処理前付加制動力算出部20dから減衰処理前付加制動力Fdtsが入力される。そして、例えば、以下の(6)式により、時間の経過と共に減衰させて、減衰処理後の付加制動力Fdtdを算出し、目標ブレーキ力算出部20fに出力する。
Fdtd=(Th・s/(1+Th・s))・Fdts …(6)
ここで、Thはハイパスフィルタの時定数である。
尚、本実施の形態の例では、減衰処理をハイパスフィルタで行う例を示しているが、減衰処理は、フィルタ以外の方法で行っても良い。このように、減衰処理前付加制動力算出部20d、減衰処理後付加制動力算出部20eは、制動力設定手段として設けられている。
目標ブレーキ力算出部20fは、横加速度センサ24から車体横加速度(dy/dt)が入力され、減衰処理後付加制動力算出部20eから減衰処理後の付加制動力Fdtdが入力される。そして、以下の(7)式により、目標ブレーキ力Fdtを算出し、目標ブレーキ液圧算出部20gに出力する。
Fdt=Fdtd・Gc …(7)
ここで、Gcは、例えば、予め実験、計算等により設定しておいた図4に示すようなマップを参照して設定される、旋回状態に応じた制御ゲインである。
目標ブレーキ液圧算出部20gは、目標ブレーキ力算出部20fから目標ブレーキ力Fdtが入力される。そして、例えば、以下の(8)式により、目標ブレーキ液圧Pbtを算出してブレーキ駆動部15に出力する。
Pbt=Fdt・Kb …(8)
ここで、Kbはブレーキ諸元(ホイールシリンダ径等)によって定まる定数である。
次に、上述の制御部20で実行される制動力制御プログラムを、図3のフローチャートで説明する。
まず、ステップ(以下、「S」と略称)S101で、必要パラメータ、すなわち、車速V、アクセル開度θp、エンジン回転数ωe、車体横加速度(dy/dt)、主変速ギヤ比iを読み込む。
次に、S102に進み、エンジン駆動力算出部20aで、前述の(1)式、或いは、(1)’式により、エンジン駆動力Fdを算出する。
次いで、S103に進み、走行抵抗算出部20bで、前述の(2)式により、車両に作用する走行抵抗Frを算出する。
次に、S104に進み、駆動力の変化量算出部20cで、前述の(3)式により、エンジン駆動力Fdの時間的な変化量(駆動力の変化量)ΔFd0を算出する。
次いで、S105に進み、減衰処理前付加制動力算出部20dで、前述の(4)式、(5)式により、走行抵抗Fr以上で、且つ、駆動力の変化量ΔFd0以下の減衰処理前付加制動力Fdtsを設定する。
次に、S106に進み、減衰処理後付加制動力算出部20eで、前述の(6)式により、時間の経過と共に減衰する減衰処理後の付加制動力Fdtdを算出する。
次いで、S107に進んで、目標ブレーキ力算出部20fで、前述の(7)式により、目標ブレーキ力Fdtを算出する。
そして、S108に進み、目標ブレーキ液圧算出部20gで、前述の(8)式により、目標ブレーキ液圧Pbtを算出して、ブレーキ駆動部15に出力してプログラムを抜ける。
このように、本発明の実施の形態によれば、エンジン駆動力Fdを算出し、エンジン駆動力Fdの時間的な変化量(駆動力の変化量)ΔFd0を算出し、車両に作用する走行抵抗Frを算出し、これら駆動力の変化量ΔFd0と走行抵抗Frとに基づいて、走行抵抗により発生する減速度(Fr/m)を、ドライバが違和感なく許容できる(失速感として感じない)減速度として用いて、走行抵抗Fr以上で、且つ、駆動力の変化量ΔFd0以下の付加制動力を設定するように構成されている。このため、車両挙動を適切に保つ際のブレーキ制御量を最小化してドライバが感じる減速度(失速感)を最小とし、且つ、ブレーキ負荷を低減することが可能となっている。
この際、エンジン駆動力Fdを、前述の(1)式を用いて、アクセル開度θpとエンジン回転数ωeを基に推定したエンジン出力トルクを用いて算出するようにすれば、ブレーキ制御の応答性を良好にすることが可能である。また、エンジン駆動力Fdを、前述の(1)’式を用いて、吸入空気量υaを基に算出する実際のエンジン出力トルクを用いて算出するようにすれば、より確実に減速感の発生を防止することが可能となる。
以上の本発明の実施の形態の作用効果の一例を、図6のタイムチャートで説明する。
平坦路をコースティングしている車両において、先ず、時刻t0から時刻t2まで踏み増して、その後は一定に保つアクセル操作を行った場合、アクセル操作を開始した時刻t0では、車両挙動を適切に保つべく(アンダーステア傾向を防止するべく)、本発明のブレーキ制御では、ドライバが違和感なく許容できる(失速感として感じない)、走行抵抗Frを基準として設定される、(2・Fr/m)の減速度が作用される。そして、車両に作用する減速度は、アクセル開度の増加と共に、ドライバのアクセル操作に伴って、ドライバにとって自然な感覚で減少され、ΔFd0=Frとなる時刻t1からは、車両には、走行抵抗Frと同じ値の減速度が作用される。そして、時刻t3で、駆動力の変化量ΔFd0が略0となり、また、設定される付加制動力は、減衰して設定されることにより、0となって、増加されたアクセル開度による加速度に復帰して、その後、ドライバの要求する加速度となる。
この際、従来の制御では、アクセル操作を開始した時刻t0で、車両挙動を適切に保つべく(アンダーステア傾向を防止するべく)、ブレーキ制御を実行した場合には、そのブレーキ力が大きすぎて、図6中の領域Aで示すような、減速度(失速感)を感じさせる領域があったが、本発明によれば、このような領域を排除することができ、ブレーキ制御量を最小化してドライバが感じる減速度(失速感)を最小とすることができる。このような、失速感の発生を防止するために、駆動力を発生させて補うことも考えられるが、この方法では、ブレーキ負荷を軽減することはできない。そこで本発明では、車両挙動を適切に保つ際のブレーキ制御量を最小化してドライバが感じる減速度(失速感)を最小とし、且つ、ブレーキ負荷を低減するのである。尚、単純に、時刻t0におけるブレーキ力を最小化するだけでは、車両挙動を適切に保つためのブレーキ力が不足して適切な車両挙動制御を実現することが困難となってしまう。
1 車両
2 エンジン
3 自動変速装置
4 センターディファレンシャル装置
13fl、13fr、13rl、13rr 車輪
15 ブレーキ駆動部
18fl、18fr、18rl、18rr ホイールシリンダ
20 制御部
20a エンジン駆動力算出部(駆動力算出手段)
20b 走行抵抗算出部(走行抵抗算出手段)
20c 駆動力の変化量算出部(駆動力変化量算出手段)
20d 減衰処理前付加制動力算出部(制動力設定手段)
20e 減衰処理後付加制動力算出部(制動力設定手段)
20f 目標ブレーキ力算出部
20g 目標ブレーキ液圧算出部
21 車速センサ
22 アクセル開度センサ
23 エンジン回転数センサ
24 横加速度センサ
25 トランスミッション制御装置

Claims (3)

  1. 車両が発生する駆動力を算出する駆動力算出手段と、
    上記駆動力の時間的な変化量を算出する駆動力変化量算出手段と、
    車両に作用する走行抵抗を算出する走行抵抗算出手段と、
    上記駆動力の時間的な変化量と上記走行抵抗とに基づいて、上記走行抵抗以上で、且つ、上記駆動力の時間的な変化量以下の車輪に付加する制動力を設定する制動力設定手段と、
    を備えたことを特徴とする車両の制動力制御装置。
  2. 上記制動力設定手段は、上記設定した制動力を時間に応じた減衰処理して算出することを特徴とする請求項1記載の車両の制動力制御装置。
  3. 上記駆動力算出手段は、アクセル開度に基づく駆動力と実際に発生している駆動力の少なくともどちらかの駆動力を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の制動力制御装置。
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