JP2012050669A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタの除塵装置の小型軽量化を図ることのできる電気掃除機を提供する。
【解決手段】一端面に開口面22bを有する断面円形の有底筒状に形成されるとともに周面に気流の流入口22aが設けられる集塵容器22と、開口面22aに配される平面視円形のフィルタ37と、フィルタ37に対して回転自在に支持される軸部31bを有した回転体31と、回転体31の軸部31bに重なる位置と軸部31bから離れた位置との間を移動可能に設けられるとともに回転体31の回転操作を行うハンドル34と、回転体31と一体に回転してフィルタ37を叩打する可撓性の除塵部材33とを備えた。
【選択図】図6

Description

本発明は、フィルタの除塵装置を備えた電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機は特許文献1に開示されている。この電気掃除機は電動送風機を内装した本体部を備えている。本体部内には電動送風機の前方にサイクロン式の集塵部が配される。集塵部は上面に開口面を有する断面円形の有底筒状の集塵容器を備えている。集塵容器の周面には塵埃を含む気流を周接線方向に流入させる流入口が設けられる。集塵容器内には流入口から流入する空気によって旋回気流が形成される。
集塵容器の上面の開口面には平面視円形のフィルタが配される。フィルタは集塵容器に対して着脱自在のフィルタ保持部により保持され、フィルタ保持部の下面には集塵容器の中心軸上に配される内筒が突出して設けられる。内筒の周面には気流の流出口が開口する。
フィルタの上方には本体部の外装を形成するカバー部が設けられる。カバー部はフィルタ保持部に対して着脱自在に設けられ、上面に使用者が把持する把持部が設けられる。把持部はフィルタの軸上に配され、カバー部に対して回転自在に設けられる。把持部を把持して集塵部を本体部に対して着脱することができる。カバー部の内面にはフィルタと電動送風機との間を連通させる連通路が形成され、カバー部の背面に連通路の端面である集塵部排気口が開口する。
また、フィルタ保持部には除塵装置が設けられる。除塵装置はフィルタを貫通する軸部で支持された回転自在の回転体を備え、回転体には可撓性の除塵部材が設けられる。回転体の上面には把持部に連結されるクラッチが形成される。
上記構成の電気掃除機において、電動送風機の駆動によって吸込口体から被掃除面上の塵埃が空気とともに吸い込まれる。吸込口体から吸い込まれた空気は延長パイプ及び接続ホースを介して流入口から集塵部の集塵容器内に流入する。集塵容器に流入した空気は集塵容器内で旋回し、遠心力によって大きい塵埃が分離されて集塵容器内に堆積する。
大きい塵埃が除去された気流は流出口を介して内筒内を流通し、フィルタによって細かい塵埃が捕集される。細かい塵埃が除去された気流は連通路を流通し、集塵部排気口を介して集塵部から流出する。集塵部から流出した空気は電動送風機を通過して外部に排気される。これにより、被掃除面の掃除を行うことができる。
集塵部を本体部から脱着してカバー部と一体にフィルタ保持部を集塵容器から脱着すると、集塵容器に堆積した塵埃を廃棄することができる。また、カバー部をフィルタ保持部に装着した状態で把持部を回転させると、クラッチを介して回転体が回転する。回転体の回転によって除塵部材がフィルタを叩打し、フィルタに捕集された塵埃が内筒を介して集塵容器内に回収される。これにより、フィルタの除塵が行われる。カバー部はフィルタ保持部とのロックを解除して持ち上げられると、クラッチが外れてフィルタ保持部から脱着される。これにより、フィルタの水洗い等の清掃を行うことができる。
特許第4378420号公報(第5頁−第13頁、第6図、第8図)
しかしながら、上記従来の電気掃除機によると、フィルタの除塵装置は回転体の上方にクラッチが設けられるとともに、カバー部に設けられる把持部が回転自在に支持される。このため、除塵装置の構造が複雑になる問題があった。また、除塵装置がクラッチによって軸方向に大きくなるため、集塵部の大型化や重量化を招く問題もあった。
本発明は、フィルタの除塵装置を簡素化して小型軽量化を図ることのできる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、一端面に開口面を有する断面円形の有底筒状に形成されるとともに周面に気流の流入口が設けられる集塵容器と、前記開口面に配される平面視円形のフィルタと、前記フィルタに対して回転自在に支持される軸部を有した回転体と、前記回転体の前記軸部に重なる位置と前記軸部から離れた位置との間を移動可能に設けられるとともに前記回転体の回転操作を行うハンドルと、前記回転体と一体に回転して前記フィルタを叩打する可撓性の除塵部材とを備えたことを特徴としている。
この構成によると、電動送風機の駆動によって流入口から塵埃を含む気流が集塵容器に流入し、開口面に配されたフィルタにより細かい塵埃が捕集されるとともに大きな塵埃が集塵容器内に堆積する。フィルタを通過した気流は電動送風機を通過して排気される。使用者に摘持されたハンドルを回転体の軸部から離れた周部に移動して回転体を回転させると、除塵部材によりフィルタが叩打される。これにより、フィルタが除塵され、フィルタに捕集された塵埃が脱落して集塵容器内に回収される。フィルタの除塵が完了するとハンドルが軸部に重なる位置に配され、フィルタを通過する気流のハンドルによる遮蔽が回避される。
また本発明は、上記構成の電気掃除機において、前記回転体は前記軸部から径方向に延びて前記ハンドルを案内するレール部を有し、前記レール部が前記回転体の回転軸に垂直な中心線に対して湾曲することを特徴としている。この構成によると、ハンドルはレール部の案内によって軸部から離れた位置に移動し、回転体を回転させる。この時、ハンドルは湾曲したレール部の曲率中心が配される側に周方向の荷重が加えられて回転体を回転させ、ハンドルの内周側への移動が抑制される。
また本発明は、上記構成の電気掃除機において、前記ハンドルを前記軸部の方向に付勢する付勢手段を設けたことを特徴としている。この構成によると、フィルタの除塵が完了してハンドルから手指を離すと、ハンドルが付勢手段の付勢によって軸部に重なる位置に配される。
また本発明は、上記構成の電気掃除機において、前記ハンドルが前記回転体から軸方向に突出して回転操作時に摘持される突出部を有し、前記突出部を傾倒自在に形成したことを特徴としている。この構成によると、回転体から突出した突出部を摘持してハンドル及び回転体が回転される。フィルタの除塵が完了すると突出部を傾倒してハンドルの高さを低くすることができる。
また本発明は、上記構成の電気掃除機において、前記フィルタを通過した気流が流通する気流路を有して前記フィルタの上方を開閉するカバー部を備えたことを特徴としている。この構成によると、フィルタを通過した気流はカバー部の気流路を流通して電動送風機に導かれる。カバー部を開くとハンドルが露出し、ハンドルの操作によってフィルタが除塵される。
本発明によると、フィルタに対して回転自在の回転体に設けたハンドルが回転体を支持する軸部に重なる位置と軸部から離れた位置との間を移動し、ハンドルの操作により回転体が回転して可撓性の除塵部材がフィルタを叩打するので、フィルタの除塵装置を簡素化して電気掃除機の小型軽量化を図ることができる。この時、ハンドルを軸部から離れた位置に配して回転体を容易に回転させることができる。また、フィルタの除塵完了時にハンドルを軸部に重なる位置に配し、ハンドルによる気流の遮蔽を回避して電気掃除機の吸引力の低下を防止することができる。
本発明の実施形態の電気掃除機を示す斜視図 本発明の実施形態の電気掃除機の本体部を示す側面断面図 本発明の実施形態の電気掃除機の本体部の集塵部を脱着した状態を示す側面断面図 本発明の実施形態の電気掃除機の集塵部を示す斜視図 本発明の実施形態の電気掃除機の集塵部を示す側面断面図 本発明の実施形態の電気掃除機の集塵部のカバー部を開いた状態を示す斜視図 本発明の実施形態の電気掃除機の除塵装置の回転体のハンドルを軸部に重なる位置に配した状態を示す上面図 本発明の実施形態の電気掃除機の除塵装置の回転体のハンドルを軸部から離れた位置に配した状態を示す上面図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の電気掃除機を示す斜視図である。電気掃除機1は電動送風機6(図2参照)を内装する本体部2を備えている。本体部2の背面には引き出し及び収納が可能な電源コード8が設けられる。電源コード8は電源プラグ9を先端に有し、商用電源のコンセントに差し込んで本体部2に電力供給される。
本体部2の前面には可撓性の接続ホース3が接続され、接続ホース3の先端には延長パイプ4が接続される。延長パイプ4の先端には床面に対峙する吸込口(不図示)を有した吸込口体5が設けられる。また、延長パイプ4にはパイプ把持部13及び操作部14が設けられる。使用者により操作部14を操作して掃除運転が実行され、パイプ把持部13を把持して吸込口体5を移動させる。
図2は本体部2の側面断面図を示している。本体部2は本体カバー10により覆われ、後部に電動送風機6が配される。本体カバー10の前面には接続ホース3(図1参照)を接続する接続口10aが開口し、背面には排気口10bが開口する。電動送風機6の前方には集塵室19(図3参照)が設けられ、集塵室19内にはサイクロン式の集塵部20が配される。詳細を後述するように集塵部20の集塵容器22は透明樹脂から成り、集塵容器22内を視認できる窓部10cが本体カバー10に設けられる。
集塵部20は接続口10aに連通する流入口22a及び塵埃を除去した気流が流出する集塵部排気口42aが設けられる。集塵部排気口42aと電動送風機6との間はダクト15により連結される。
集塵部20の上部には本体カバー10に連続して本体部2の外装を形成するカバー部40が配される。カバー部40の上面には後部で枢支される回動自在の把持部41が設けられ、カバー部40の上部後方には本体カバー10に係合する係合部43が設けられる。係合部43は把持部41の回動によって前後に進退する。
本体カバー10にカバー部40の前部を掛けて後方の係合部43を係合させることによって集塵部20が本体部2に装着される。把持部41の先端を引き上げると係合部43が前進して本体カバー10との係合を解除され、図3に示すように集塵部20を本体部2から上方に脱着することができる。これにより、集塵部20で集塵した塵埃を廃棄することができる。
図4、図5は集塵部20の斜視図及び側面断面図を示している。集塵部20はカバー部40、フィルタ保持部50及び集塵容器22を有している。集塵容器22は透明樹脂から成り、上面に開口面22bを有した断面略円形の有底筒状に形成される。集塵容器22の前部の周面には接続口10a(図2参照)に連通して接続ホース3(図1参照)からの気流が流入する流入口22aが設けられる。
集塵容器22には流入口22aを介して周接線方向に気流が流入し、集塵容器22内に旋回気流が形成される。これにより、サイクロン式の集塵装置が形成され、気流に含まれる塵埃を遠心力により分離する。また、集塵容器22の後部の周面には水平軸で回動自在のクリップ23が設けられる。
フィルタ保持部50は平面視円形のフィルタ37を保持する。フィルタ37はプリーツフィルタから成り、軸方向に垂直な方向に山部と谷部とが連続するように折り曲げて形成される。これにより、フィルタ37は広い捕集面積を有し、集塵容器22の開口面22bを覆って塵埃を捕集する。
フィルタ保持部50は平面視円形のフィルタ37の周面に沿う環状部50aを有し、集塵容器22に対して着脱自在に設けられる。集塵容器22にフィルタ保持部50の前部を掛けてクリップ23をフィルタ保持部50の背面に係合させると、フィルタ保持部50が集塵容器22に装着される。クリップ23を回動してフィルタ保持部50との係合を解除すると、集塵容器22からフィルタ保持部50を脱着することができる。
フィルタ保持部50の下面には内筒51が突出して設けられる。内筒51は集塵容器22と同軸に配され、周面に気流の流出口51aが設けられる。また、フィルタ保持部50には後述するように、フィルタ37により捕集した塵埃を除塵する除塵装置30(図6参照)が設けられる。
カバー部40の上面は前方が下がる傾斜面に形成され、カバー部40の内部にはフィルタ37とダクト15(図2参照)とを連通させる連通路42が形成される。カバー部40の背面には連通路42の端面である集塵部排気口42aが開口する。カバー部40は背面に設けたヒンジ部60によってフィルタ保持部50に枢支され、フィルタ37の上方を開閉する。
図6は集塵部20のカバー部40を開いた状態を示す斜視図である。カバー部40の前部の下面にはフック46及び押圧部材45が設けられる。フック46はカバー部40と一体に設けられ、周方向に弾性変形可能に形成される。押圧部材45はカバー部40の下面から突出して上下移動可能に設けられ、下方に付勢される。
フィルタ保持部50の環状部50aにはヒンジ部60に対して径方向に対向した前部に当接部54及びロック部材52が設けられる。当接部54は押圧部材45が当接し、押圧部材45の付勢力によって押圧される。ロック部材52は周方向に可動に設けられ、圧縮バネ(不図示)によって一方向(矢印E1方向)に付勢される。ロック部材52はフック46が係合してカバー部40とフィルタ保持部50との閉止状態をロックする。
ロック部材52を付勢力に抗して他方向(矢印E2方向)に移動させると、ロック部材52とフック46との係合が解除される。これにより、カバー部40とフィルタ保持部50との閉止状態が解除される。この時、押圧部材45は圧縮バネ(不図示)の付勢力によって当接部54を押圧し、カバー部40の前部がポップアップして所定量持ち上げられる。これにより、把持部41(図3参照)やカバー部40の前部を把持してカバー部40を容易に開くことができる。
フィルタ保持部50にはフィルタ37を除塵する除塵装置30が設けられる。除塵装置30は平面視円形の樹脂成形品から成る回転体31を備えている。回転体31は下方に延びるシャフト31d(図5参照)を有した軸部31bが中心部に設けられる。シャフト31dがフィルタ37を貫通する嵌合孔37a(図5参照)に嵌合し、軸部31bを介して回転体31がフィルタ37に対して回転自在に支持される。
回転体31にはフィルタ37の周縁の上方に配される円形の環状部31cが設けられる。環状部31cは軸部31bから放射状に延びる複数の腕部31aにより支持され、各腕部31a間は開口して気流が流通する。
また、回転体31の軸部31bと環状部31cとの間には回転軸に垂直な中心線C(図7参照)に対して湾曲したレール部31eが形成される。レール部31eにはハンドル34の下部に設けた係合部34aが係合し、ハンドル34がレール部31eに対して回転自在に保持される。ハンドル34は係合部34aから上方に突出して使用者の手指により摘持される突出部34bが設けられる。突出部34bを摘持してハンドル34がレール部31eの案内によって回転体31の径方向に移動可能になっている。
図7は回転体31の上面図を示している。同図に示すように、ハンドル34を軸部31bに重なる位置に配置すると、各腕部31a間の開口部からハンドル34が退避する。これにより、フィルタ37を通過する気流のハンドル34による遮蔽が回避される。
また、図8に示すように、ハンドル34を回転体31の周部に移動して軸部31bから離れた位置に配置すると、突出部34bを摘持して回転体31を回転させることができる。この時、ハンドル34は湾曲したレール部31eの曲率中心が配される側に周方向の荷重Fが加えられ、回転体31を図中、時計回りに回転させる。これにより、荷重Fの分力がレール部31eの外周側に向くため、ハンドル34の内周側への移動を抑制して回転体31を容易に回転させることができる。尚、回転体31の図中、反時計回りの回転を規制するストッパを設けてもよい。
前述の図5において、シャフト31dの下部にはフィルタ37の下方に配される支持部材31fが一体に設けられる。支持部材31fにはフィルタ37の山部間に延びる可撓性の除塵部材33が取り付けられる。
カバー部40を開くとハンドル34が露出し、ハンドル34の突出部34bを摘持して回転体31を回転させるとフィルタ37が除塵部材33により叩打される。これにより、フィルタ37に捕集された塵埃が集塵容器22内に脱落し、フィルタ37の除塵を行うことができる。
尚、除塵部材33をフィルタ37の上方に配置してもよい。この時、回転体31の軸部31bに嵌合孔を形成し、嵌合孔に嵌合するシャフトをフィルタ37に設けてもよい。
上記構成の電気掃除機1において、電動送風機6の駆動によって吸込口体5から床面の塵埃が吸い込まれ、延長パイプ4及び接続ホース3を流通する。塵埃を含む気流は接続口10a及び流入口22aを介して集塵部20の集塵容器22に流入し、集塵容器22内に旋回気流を形成する。旋回気流の遠心力によって気流に含まれる比較的大きな塵埃が除去され、集塵容器22内に堆積する。
大きな塵埃が除去された気流は流出口51aから内筒51内に流出して上昇し、フィルタ37により細かい塵埃が捕集される。フィルタ37を通過した気流は集塵部排気口42aを介して集塵部20から流出する。集塵部20から流出した気流はダクト15を流通し、電動送風機6を介して排気口10bから排気される。
把持部41を引き上げると係合部43と本体カバー10との係合が解除され、集塵部20が集塵室19から脱着される。クリップ23の回動によってフィルタ保持部50がカバー部40と一体に集塵容器22から脱着されると、集塵容器22内の塵埃が廃棄される。また、ロック部材52の操作によってカバー部40を開くとハンドル34が露出して除塵装置30によるフィルタ37の除塵を行うことができるとともに、フィルタ37の水洗い等の清掃を行うことができる。
本実施形態によると、フィルタ37に対して回転自在の回転体31に設けたハンドル34が回転体31を支持する軸部31bに重なる位置と軸部31bから離れた位置との間を移動し、ハンドル34の操作により回転体31が回転して可撓性の除塵部材33がフィルタ37を叩打するので、フィルタ37の除塵装置30を簡素化して電気掃除機1の小型軽量化を図ることができる。
この時、ハンドル34を軸部31bから離れた位置に配して回転体31を容易に回転させることができる。また、フィルタ37の除塵完了時にハンドル34を軸部31bに重なる位置に配し、ハンドル34による気流の遮蔽を回避して電気掃除機1の吸引力の低下を防止することができる。
また、軸部31bから径方向に延びてハンドル34を案内するレール部34eを備え、レール部31eが回転体31の回転軸に垂直な中心線Cに対して湾曲するので、レール部31eの曲率中心が配される側に周方向の荷重Fをハンドル34に加えて回転体31が回転される。これにより、荷重Fの分力がレール部31eの外周側に向くため、ハンドル34の内周側への移動を抑制して回転体31を容易に回転させることができる。
また、フィルタ37の上方を開閉するカバー部40がフィルタ37を通過した気流の気流路(連通路42)を有するので、カバー部40を閉じてフィルタ37を通過した気流を電動送風機6に容易に導くことができる。カバー部40を開くとハンドル34が露出してフィルタ37を容易に除塵することができる。
本実施形態において、ハンドル34を回転体31の軸部31bの方向に付勢する付勢手段を設けるとより望ましい。これにより、フィルタ37の除塵が完了してハンドル34から手指を離すと、ハンドル34が付勢手段の付勢によって軸部31bに重なる位置に配される。従って、ハンドル34による気流の遮蔽をより確実に防止することができる。
また、ハンドル34の突出部34bを係合部34aに対して傾倒自在に形成してもよい。これにより、フィルタ37の除塵が完了すると突出部34bを傾倒してハンドル34の高さを低くすることができ、集塵部20及び電気掃除機1のより小型化を図ることができる。
また、電気掃除機1が電動送風機6を内装する本体部2に吸込口体5が接続ホース3を介して接続されるキャニスター型に形成されるが、本体部2に吸込口体5を一体に設けた縦型の電気掃除機であってもよい。
本発明によると、フィルタの除塵装置を備えた電気掃除機に利用することができる。
1 電気掃除機
2 本体部
3 接続ホース
4 延長パイプ
5 吸込口体
6 電動送風機
10 本体カバー
13 パイプ把持部
14 操作部
15 ダクト
19 集塵室
20 集塵部
22 集塵容器
22a 流入口
22b 開口面
23 クリップ
30 除塵装置
31 回転体
31b 軸部
31d シャフト
31e レール部
33 除塵部材
34 ハンドル
34a 係合部
34b 突出部
37 フィルタ
37a 嵌合孔
40 カバー部
41 把持部
42 連通路
42a 集塵部排気口
43 係合部
45 押圧部材
46 フック
50 フィルタ保持部
51 内筒
51a 流出口
52 ロック部材
54 当接部
60 ヒンジ部

Claims (5)

  1. 一端面に開口面を有する断面円形の有底筒状に形成されるとともに周面に気流の流入口が設けられる集塵容器と、前記開口面に配される平面視円形のフィルタと、前記フィルタに対して回転自在に支持される軸部を有した回転体と、前記回転体の前記軸部に重なる位置と前記軸部から離れた位置との間を移動可能に設けられるとともに前記回転体の回転操作を行うハンドルと、前記回転体と一体に回転して前記フィルタを叩打する可撓性の除塵部材とを備えたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記回転体は前記軸部から径方向に延びて前記ハンドルを案内するレール部を有し、前記レール部が前記回転体の回転軸に垂直な中心線に対して湾曲することを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記ハンドルを前記軸部の方向に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記ハンドルが前記回転体から軸方向に突出して回転操作時に摘持される突出部を有し、前記突出部を傾倒自在に形成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電気掃除機。
  5. 前記フィルタを通過した気流が流通する気流路を有して前記フィルタの上方を開閉するカバー部を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電気掃除機。
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