JP2012050401A - 防霜ファン - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のモータ1700の回転を早く、かつ羽根径を小さくして(90cm)、素早い首振り動作で、送風することで、図7−2に示した如く、一部に、凍霜害E(図面上で、黒くなった茶葉)が発生する蓋然性がある。
【解決手段】 本発明では、モータ17のゆったりした回転で、かつファン16の羽根径を、直径110cm乃至120cm以上で、先側の周速を、40m/S〜60m/Sとした構造で、送風することで、図6−2に示した如く、凍霜害の発生はない。また、このモータ17のゆったりした回転で、省電力が図れる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、茶、樹、野菜等植物体の圃場に設置され、凍霜害を防止する防霜ファンの構造に関し、更に詳しくは従来の防霜ファンより、ゆったり(風速は遅いが)幅の広い風(大量の)を送ることによって、確実に防霜効果を得ることができ、併せて省電力を図る構成の防霜ファンの提供を目的とする。
周知の如く、晩霜害は、春から初夏にかけ、発芽・芽立ちの始まった作物が受けるのが凍霜害であり、この凍霜害(霜害)が発生すると、農家は大きな損害を被ってきた。一般的には、この凍霜害が発生する気象条件は、移動性高気圧が移動し、よく晴れ、かつ無風の状態で発生する、放射冷却により植物体の体温が、−2°〜−3°に達する気象条件下で発生する。即ち、霜が耐凍性の低い植物に付着して耐凍温度以下となった葉や新芽は、霜が消えてしばらくすると褐色や黒色に変色して枯死する状態を総称する。
この放射冷却により植物は自ら冷えていくが、空気は自ら冷えることが極めて少ないため、前記気象条件下でも植物の近傍付近で風が吹くと、葉面を気温に近づけることになり大きな凍霜害は発生しない。しかし、圃場において、大きな範囲で風が吹くと、空気が混合される。そして、この混合した空気は、植物の近くに到ることから凍霜害は発生しない。換言すると、圃場に風があるときには、逆転層は発生しない。
そして、従来、凍霜害防止の手段としては、次のような構造が知られている。
最も、効果のある構造として、防霜ファンがある。この防霜ファンは、鋼管柱の先端部分にモータと、このモータで駆動されるファンを取付け、高さ6m〜8mの放射冷却時にできる気温の逆転層内に位置して、この空気を下方の圃場に送り(ほとんどの防霜ファンは首振り機構を備え送風域を拡げている)、植物近くの温度、葉温の上昇を図ることによって凍霜害を防止する機構である。
そして、他の防霜方法としては、例えば、被覆法がある。この被覆法は、被覆布を、人手と時間を費やして、全ての植物体に被せ、使用後に、これを除去する方法であり、手間と経費がかかる問題がある。また、散水氷結法がある。この散水氷結法は、植物体に散布する方法であり、大量の水が必要とし、水の確保とその後の湿害に注意を要する問題がある。さらに、燃焼法があり、この燃焼法は、植物体の上面に、煙をたなびかせる方法であり、単独では十分な効果を得ることができないので、他の防霜法との組合わせが必要となり、実用に供さないことが考えられる。
以上のことから、前述した防霜ファンが、防霜効果が顕著で、人が関与する必要が無く簡便であること、経済的であったこと(夜間電力を利用することができ割安感があり)から広く普及している。
そこで、この防霜ファンの最も進んでいる構造を先行文献より検討する。
文献(1)は、特開平7−115855の「凍霜害防除方法とその装置」であり、この発明は、逆転層の温かい外気を最大限に利用し、かつ作物周囲に維持すべき設定温度を設定し、温風機より上方付近の位置の外気温度と、低いところの作物周囲温度を検出し、作物周囲温度が設定温度以下のときに温風機からの温風を作物周囲に送る。しかし、吸込空気が、逆転層の温かい外気を吹込む場合には(逆転層の温かい外気で良いときには)、送風機のみの稼動として、燃焼の効率化を図る構造である。
文献(2)は、特開2008−118863の「防霜ファンを利用した作物に対する送風方法」であり、この発明は、逆転層の発生する空間に高所センサを設け、また、作物の葉面、又は幹の凍霜害を受け易い位置に低所第一・第二センサを設置し、かつ低所第二センサを、防霜ファンからの送風が当る所定の位置に設置した構造であり、高所センサで検出した温度に対して、低所第一・第二センサで検出した温度が低い場合は、逆転層の暖気を送風し、凍霜害を防止する。そして、この低所第一センサで検出した温度に対して、低所第二センサで検出した温度が低い場合は、逆転層の暖気が無くなったと考えられるので、防霜ファンと、その送風を停止する構造である。
文献(3)は、特開2008−35775の「逆転層の暖気と、継続する送風を有効利用する防霜ファンを利用した作物に対する送風方法」であり、この発明は、高所サーモスタットを逆転層に、低所サーモスタットを葉面に設置し、逆転層の温度に対して、葉面(地面)の温度が低く、その温度の差が、略0.5℃〜略1.0℃のときに、高低所サーモスタットよりの指令で、暖気を送風し、凍霜害防止を図るとともに、必要により、送風を継続し、融解を徐々に図り、葉面の細胞破壊を回避する。また、逆転層の温度に対して、葉面(地面)の温度が均等か、又は高くなった場合は、通常、逆転層の暖気が消滅したと考えられるので、防霜ファンと、その送風を停止する構造である。
特開平7−115855 特開2008−118863 特開2008−35775
この文献(1)の発明は、逆転層の温かい外気を最大限に利用する特徴を有するが、温風機を利用する構造であるので、燃料使用による問題と、環境維持とか、又は温風機の配備等に問題があると考えられる。
文献(2)、(3)の発明は、防霜ファンの送風と、その送風停止を、特定の条件下で行なう構造であり、例えば、逆転層の有無を基準として行なう例と、葉面の温度を捉えて行なう例と、或いは、逆転層と葉面の温度差を基準として行なう例等の如く、圃場の条件と、気象条件とを総合的に判断して行なう構造である。従って、ファン用のモータの効率化を踏まえつつ、凍霜害を確実に防止する防霜ファンが望まれていること、また、このファンから、ゆったりと幅の広い風を送ることによって、植物体を、常に、風の雰囲気下におくことで、確実に防霜効果を得る防霜ファンが望まれていること、等を十分に考慮する必要がある。
そこで、本発明は、[a] 前記効果が期待できる防霜ファンを、羽根の構造を工夫することで達成することを意図する。また、[b] ファンの羽根の周速を確保するために、高効率モータと、羽根径を大きくし、羽根の外周面に生成される風に速度を付与することを意図する。さらに、[c] ファンの羽根径を大きくして、広域的に送風することで、圃場の全体に送風し、この圃場の全体の凍霜害防止を図ることを意図する。また、[d] ファンの捻り角度を大きくして、空気を確実に捉えることと、この捉えた多くの空気を、捻り角度を利用して、押込むように送風し、よって、圃場の全体に送風し、この圃場の全体の凍霜害防止を図ることを意図する。そして、[e] 高効率モータの中で、例えば、インバータモータを利用して、操作の容易性と、耐久性の向上、並びに節電を図ることを意図する。[f] 高効率モータの中で、例えば、8極ポールのモータを利用することで、市井の状況に対応しつつ、かつ節電と、環境維持等を図ることを意図する。さらに、必要により、[g] また、この8極ポールのモータを利用して、所定の風量と風速を確保しつつ、前記の各効果を達成すること等を意図する。尚、[h] ファンの首振りスピードを変更可能とし、圃場の状況と、防霜ファンの基台数の調整を図ることを意図する。
請求項1の発明は、前記[a]〜[d]の目的を確実に達成することを意図する。
請求項1は、茶、果樹、野菜等植物体の凍霜害を防止するために風の到達距離とファンの首振り動作によって形成される風域によって、圃場に適宜数(基)配置される防霜ファンであって、
この防霜ファンの羽根を、
1) その羽根径を、好ましくは、直径110cm乃至120cm以上とし、
2) その羽根の先端側の周速を、モータの回転で、好ましくは、40m/S〜60m/Sとし、
3) その羽根の捻り角度を、好ましくは、15°〜25°とした構造であり、
この1)〜3)で構成された羽根で生成された風を、前記圃場の植物体に対して送風することを特徴とする防霜ファンである。
請求項2の発明は、前記[e]、[f]の目的を確実に達成することを意図する。
請求項2は、請求項1に記載の防霜ファンであって、
前記モータを、高効率モータを介して、緩やかな速度で回転する構成とした防霜ファンである。
請求項3の発明は、前記[e]の目的を確実に達成することを意図する。
請求項3は、請求項1に記載の防霜ファンであって、
前記高効率モータは、インバータモータとする構成とした防霜ファンである。
請求項4の発明は、前記[f]、[g]の目的を確実に達成することを意図する。
請求項4は、請求項1に記載の防霜ファンであって、
前記高効率モータは、8極ポールのモータとする構成とした防霜ファンである。
請求項5の発明は、前記[h]の目的を確実に達成することを意図する。
請求項5は、請求項1に記載の防霜ファンであって、
前記防霜ファンは、俯角調整可能で、かつ所定角度首振りを行う構造とし、この首振りスピードを変更可能とする構成とした防霜ファンである。
請求項1の発明は、茶、果樹、野菜等植物体の凍霜害を防止するために風の到達距離とファンの首振り動作によって形成される風域によって、圃場に適宜数(基)配置される防霜ファンであって、
防霜ファンの羽根を、
1) 羽根径を、好ましくは、直径110cm乃至120cm以上とし、
2) 羽根の先端側の周速を、モータの回転で、好ましくは、40m/S〜60m/Sとし、
3) 羽根の捻り角度を、好ましくは、15°〜25°とした構造であり、
1)〜3)で構成された羽根で生成された風を、前記圃場の植物体に対して送風することを特徴とする防霜ファンである。
従って、請求項1は、下記の特徴を有する。
[a] 前記効果が期待できる防霜ファンを、羽根の構造を工夫することで達成できる。
[b] ファンの羽根の周速を確保するために、高効率モータと、羽根径を大きくし、羽根の外周面に生成される風に速度を付与できる。
[c] ファンの羽根径を大きくして、広域的に送風することで、圃場の全体に送風し、この圃場の全体の凍霜害防止が図れる。
[d] ファンの捻り角度を大きくして、空気を確実に捉えることと、この捉えた多くの空気を、捻り角度を利用して、押込むように送風し、もって、圃場の全体に送風し、この圃場の全体の凍霜害防止が図れる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の防霜ファンであって、
防霜ファンを、高効率モータを介して、緩やかな速度で回転する構成とした防霜ファンである。
従って、請求項2は、前記[a]〜[d]の他に、下記の特徴を有する。
[e] 高効率モータの中で、例えば、インバータモータを利用して、操作の容易性と、耐久性の向上、並びに節電が図れる。
[f] 高効率モータの中で、例えば、8極ポールのモータを利用することで、市井の状況に対応しつつ、かつ節電と、環境維持等が図れる。
請求項3の発明は、請求項1に記載の防霜ファンであって、
高効率モータは、インバータモータとする構成とした防霜ファンである。
従って、請求項3は、前記[a]〜[d]の他に、下記の特徴を有する。
[e] 高効率モータの中で、例えば、インバータモータを利用して、操作の容易性と、耐久性の向上、並びに節電が図れる。
請求項4の発明は、請求項1に記載の防霜ファンであって、
高効率モータは、8極ポールのモータとする構成とした防霜ファンである。
従って、請求項4は、前記[a]〜[d]の他に、下記の特徴を有する。
[f] 高効率モータの中で、例えば、8極ポールのモータを利用することで、市井の状況に対応しつつ、かつ節電と、環境維持等が図れる。
[g] また、この8極ポールのモータを利用して、所定の風量と風速を確保しつつ、前記の各効果を達成できる。
請求項5の発明は、請求項1に記載の防霜ファンであって、
防霜ファンは、俯角調整可能で、かつ所定角度首振りを行う構造とし、首振りスピードを変更可能とする構成とした防霜ファン。
従って、請求項5は、前記[a]〜[d]の他に、下記の特徴を有する。
[h] ファンの首振りスピードを変更可能とし、圃場の状況と、防霜ファンの基台数の調整が図れる。
鋼管柱と防霜ファンとの関係の一例を示した一部省略の側面図 例えば、大型の防霜ファンの要部の一例を示した拡大断面図 例えば、中型の防霜ファンの要部の一例を示した拡大断面図 高効率モータを利用して、圃場に送風する一例を示した模式図 高効率モータ(8極ポールのモータ)による風の分布と、通常モータによる風の分布とを対比した図表1で、その(1イ)が高効率モータで、羽根径110cm、捻り角度18.8°、周速49m/Sによる風の分布線図と、(1ロ)が通常モータで、ファンの羽根径90cm、捻り角度22°周速54.2m/Sによるによる風の分布線図 高効率モータによる風の分布と、通常モータによる風の分布とを対比した図表2で、その(2イ)が高効率モータで、ファンの羽根径120cm、捻り角度16.4°、周速53.4m/Sによる風の分布線図と、(2ロ)が通常モータで、ファンの羽根径100cm、捻り角度18.9°、周速60.2m/Sによるによる風の分布線図 高効率モータによる風の分布線図と、通常モータによる風の分布線図とを対比した図表3で、その(3イ)が高効率モータで、ファンの羽根径120cm、捻り角度20°、周速53.4m/Sによる風の分布線図と、(3ロ)が通常モータで、ファンの羽根径100cm、捻り角度19.9°、周速60.2m/Sによるによる風の分布線図 高効率モータによる風の到達距離分布図と、通常モータによる風の到達距離分布図とを対比、かつ重畳した図表4−7で、(5イ)が前記図4−1の構造による対比図表、(5ロ)が前記図4−2の構造による対比図表、(5ハ)が前記図4−3の構造による対比図表、また、(5ニ)が前記図4−1〜図4−3の構造を総合した対比図表 高効率モータを利用して、圃場(茶畑)に送風する一例を示した俯瞰図 高効率モータを利用して、圃場に送風することで圃場の凍霜害が、極めて、少ないことが理解できる図 従来のモータ(6極ポールのモータ)を利用して、圃場に送風する一例を示した俯瞰図 従来の防霜ファンによる圃場(茶畑)では、一部に、凍霜害があることが理解できる図 高効率モータと従来のモータとの性能を比較した図表
防霜ファンAは、鋼管柱1(建柱)に被嵌される支持筒2と、この支持筒2の水平頂面に設けられ、かつこの支持筒2にТ字形に支持される本体架台9と、この本体架台9に収容されるクランク機構Bと、この本体架台9の首振り用の軸(後述する)に回転自在に設けられる首振り機構Cと、この首振り機構Cの俯角調整ベース(後述する)に設けられるファン駆動機構Dとで構成する。
そして、図2−1に示した一例では、このクランク機構Bは、本体架台9に収容した下記の構造である。本体架台9内の一方端部に設けた首振り用モータ3と、この首振り用モータ3の下側に延設した出力軸3aに軸支した第一歯車、及びこの第一歯車に噛合する第二歯車でなる伝達歯車群4と、この伝達歯車群4に立設した軸5と、この軸5の上端に、その基端を設けた駆動側リンク6と、この駆動側リンク6の他端に、偏芯し、かつその基端を支持したクランクアーム7と、このクランクアーム7の他端に、偏芯し、かつその基端を設けた従動側クランク8と、この従動側クランク8の他端に、偏芯して設けた首振り用の軸10とで構成し、この首振り用モータ3の回転を、伝達歯車群4→軸5→駆動側リンク6(図面上で、手前と奥面側に向かって、旋回する)→クランクアーム7を前進後退(図面上で、向かって、左右方向に前進後退する)→従動側クランク8を水平可動→軸10を首振り範囲で回転する(この軸10が本体架台9に垂設され、この本体架台9に回転自在に支持されていることで(移動できないので)、回転のみ可能な構造となっている)。
このクランク機構Bの軸10は、軸受け11を介して、首振り機構Cを構成する俯角調整ベース12に設けたユニット13に固止されている。従って、この軸10が、前記の如く、首振り範囲で回転することで、俯角調整ベース12が首振り動作する。
この俯角調整ベース12には、モータベース15を枢着し、このモータベース15にはファン16駆動用の高効率モータ17(モータ17とする)を設ける。このモータ17の出力軸17aの先端には、前記ファン16を設ける。そして、このモータベース15と、モータ17、並びにこのモータ17に設けた出力軸17aとでファン駆動機構Dを構成する。
このモータ17としては、省エネルギー性のモータであり、その好ましい、一例を説明すると、国内基準として、高効率低圧三相かご形誘導電動機、例えば、JISC4212がある。また、海外基準として、低圧三相インダクションモータ等が挙げられるが、一例である。いずれにしても、このモータ17は、節電(省電力化)と環境維持が図れる構造であり、例えば、インバータモータ、8極ポール(8電極構造)のモータ等とする。
そして、本発明が採用する、モータ17で、例えば、8極ポールでは、図5の如く、回転速度が遅く、所謂、ゆったり回転であり、かつモータ17の駆動には、小さい馬力で対応できる。そして、このモータ17は、ゆったりした回転であり、ファン16の羽根径を大きくしても、その回転には、何ら障害とならない特徴がある。このようにして、モータ17を、ゆったりした回転することで、その消費電力を大幅に節約できる。
続いて、この8極ポールのモータ17と、一般的に採用されている、従来の6極ポール(6電極構造)のモータ1700とを、防霜ファンAとして採用した場合で、一例として、本発明のモータ17と、従来のモータ1700とを、圃場Hに6台設置し、その電力消費量を試算したところ、本発明のモータ17では、略1/3の省電力使用量となった。尚、図示しないが、このモータ17を、インバータモータの他の一例では、操作の容易性と、耐久性の向上、並びに出力のきめ細やかな制御による、更なる、節電が図れる。また、低騒音化等にも役立つ処である。
尚、図2−2に示した一例では、図2−1に示した防霜ファンAと略同じ構造であるが、中型という機種の関係で、簡略化し、伝達歯車群4を省略する。また、首振り用モータ3の回転を直に、クランク機構Bに伝達する構造を採用する。その他は、前述の図2−1に示した防霜ファンAに準ずる。
また、本発明の防霜ファンA専用の8極ポールのモータ17の場合には、例えば、好ましくは、ファン16の羽根径を、直径100cm以上とし、併せて、好ましくは、この羽根の先端側の周速を、40m/S〜60m/Sとし、また、羽根の捻り角度を、15°〜25°とした構造(本発明の防霜ファンX)であれば、能力的には十分であり、防霜ファンAとしての能力を備えていること、又は圃場Hにおいて、十分な防草効果が期待できる。これに対して、従来の6極ポールのモータ1700の場合には、例えば、ファン16の羽根径は、直径90cmであり、併せて、好ましくは、この羽根の先端側の周速を、54〜75m/Sの構造(従来の防霜ファンY)では、防霜ファンAとしての能力を備えていないこと、又は現実の圃場Hでは対応できないことが判明した。
そして、図3に示した、防霜ファンAを圃場Hの逆転層(8m)に設置した状態で、送風した模式図では、防霜ファンX、及び防霜ファンYにおいても、ともに略10m近くの植物体Kに吹き降ろされた後、この植物体Kの表面をなめるようにして流れる構造となる。そして、90cmの防霜ファンYでは、風速3.95m/Sで、風量2203m3/minで、到達距離が37mとなった。また、110cmの防霜ファンXでは、風速4.2m/Sで、風量3074m3/minで、到達距離が42.5mとなった。さらに、120cmの防霜ファンXでは、風速4.03m/Sで、風量3718m3/minで、到達距離が46.9mとなった。
続いて、防霜ファンXと、防霜ファンYとの風の分布とを対比した、図4−1において、防霜ファンXは、ファンの羽根径110cm、捻り角度18.8°、周速49m/Sによる風の分布線図であり、縦軸が幅方向の広がりを、横軸が到達距離を示したものであり、風速を色分け、例えば、紫が4m/S、緑が3m/S、橙が2m/S、また、紺が1m/S、赤が0.5m/S、を示してあり「物件提出書で示す」(以下、図4−1〜図4−3も同じ)、本発明では、かなりの広がりがある。これに対して、防霜ファンYは、ファンの羽根径90cm、捻り角度22°周速54.2m/Sによる風の分布線図であり、従来例では、その広がりが少ないことが判明した。また、図4−2において、防霜ファンXは、ファンの羽根径120cm、捻り角度16.4°、周速53.4m/Sによる風の分布線図であり、本発明では、かなりの広がりがある。これに対して、防霜ファンYは、ファンの羽根径100cm、捻り角度18.9°、周速60.2m/Sによる風の分布線図であり、従来例では、その広がりが少ないことが判明した。さらに、また、図4−3において、防霜ファンXは、ファンの羽根径120cm、捻り角度20°、周速53.4m/Sによる風の分布線図であり、本発明では、かなりの広がりがある。これに対して、防霜ファンYは、ファンの羽根径100cm、捻り角度19.9°、周速60.2m/Sによる風の分布線図であり、従来例では、その広がりが少ないことが判明した。
さらに、図5において、(5イ)では、図4−1に対応する例であり、防霜ファンXは、ファンの羽根径110cm、捻り角度18.8°、周速49m/Sによる風の到達距離分布図であり、広い範囲での到達距離を示したものであり、図示の如く、本発明では、かなりの広がりがある。これに対して、防霜ファンYは、ファンの羽根径90cm、捻り角度22°、周速54.2m/Sによる風の到達距離分布図であり、従来例では、その広がりが少ないことが判明した。この例では、防霜ファンXでは、到達距離が42.550cmであり、これに対して、防霜ファンYでは、到達距離が37.000cmであり、略1.15倍の拡大が期待できる。また、(5ロ)では、図4−2に対応する例であり、防霜ファンXは、ファンの羽根径120cm、捻り角度16.4°、周速53.4m/Sによる風の到達距離分布図であり、広い範囲での到達距離を示したものであり、図示の如く、本発明では、かなりの広がりがある。これに対して、防霜ファンYは、ファンの羽根径100cm、捻り角度18.9°、周速60.2m/Sによる風の到達距離分布図であり、従来例では、その広がりが少ないことが判明した。この例では、防霜ファンXでは、到達距離が52.210cmであり、これに対して、防霜ファンYでは、到達距離が45.400cmであり、略1.15倍の拡大が期待できる。さらに、(5ハ)では、図4−3に対応する例であり、防霜ファンXは、ファンの羽根径120cm、捻り角度20°、周速53.4m/Sによる風の到達距離分布図であり、広い範囲での到達距離を示したものであり、図示の如く、本発明では、かなりの広がりがある。これに対して、防霜ファンYは、ファンの羽根径100cm、捻り角度19.9°、周速60.2m/Sによる風の到達距離分布図であり、従来例では、その広がりが少ないことが判明した。この例では、防霜ファンXでは、到達距離が46.920cmであり、これに対して、防霜ファンYでは、到達距離が40.800cmであり、略1.15倍の拡大が期待できる。尚、(5ニ)は、図4−1〜図4−3の構造を総合した対比図表であり、前記(5イ)〜(5ハ)を総合した図表であります。
以上のことから、例えば、本発明では、高効率モータ17によるゆったりの回転で、かつファン16の羽根径を、直径110cm〜120cm以上とし、その捻り角度を、15°〜25°とすること、これに併せて、周速を、40m/S〜60m/Sの範囲内で、送風する総合的な構造とする。これにより、例えば、図6−1に示した如く、このファン16から、ゆったりと幅の広い風を送ることによって、圃場Hにおいて、送風端部の裾部Fにおいて、かなりの範囲に重なり領域Gが形成されることが図示されており、換言すると、常に、圃場Hは、風の雰囲気下にあることが理解できる。従って、図6−2に示した如く、圃場Hで生育する植物体Kの全部を、常に、風の雰囲気下におくことが可能となり、凍霜害Eの発生はない。これに対して、前述した従来例では、モータ1700の高速回転で、かつファン16の羽根径を、直径90cm〜100cmとし、その捻り角度を、22°とすること、これに併せて、周速を、54m/Sの範囲内で、送風する総合的な構造とする。これにより、例えば、図7−1に示した如く、このファン16から、急速な首振りで、細幅となった風を、かつ急速に送ることによって、圃場Hにおいて、送風端部の裾部F1において、その重なり領域G1が形成されるが、その重なり領域G1が狭く、かつ送風が届かない領域J1が形成される。換言すると、常に、圃場Hは、風の雰囲気下にはないことが理解できる。従って、図7−2に示した如く、圃場Hで生育する植物体Kの一部を、常に、風の雰囲気下におくことができず、その一部に、凍霜害E(図面上で、黒くなった茶葉)が発生する。
また、請求項3に記載の如く、首振り用モータ3の首振りスピードを、変更することは可能であり、例えば、ゆっくり首振り動作をすることで、ゆったりと幅の広い風を送ることによって、植物体Fを、常に、風の雰囲気下におくことが可能となり、凍霜害の確実な防止を図ること、又はゆったりした回転することで、その消費電力を大幅に節約できる。
1 鋼管柱
2 支持筒
3 首振り用モータ
3a 出力軸
4 伝達歯車群
5 軸
6 駆動側リンク
7 クランクアーム
8 従動側クランク
9 本体架台
10 軸
11 軸受け
12 俯角調整ベース
13 ユニット
15 モータベース
16 ファン
17 モータ
17a 出力軸
1700 モータ
A 防霜ファン
B クランク機構
C 首振り機構
D ファン駆動機構
E 凍霜害
F 送風端部の裾部
F1 送風端部の裾部
G 重なり領域
G1 重なり領域
J1 送風が届かない領域
H 圃場
K 植物体
X 防霜ファン
Y 防霜ファン

Claims (5)

  1. 茶、果樹、野菜等植物体の凍霜害を防止するために風の到達距離とファンの首振り動作によって形成される風域によって、圃場に適宜数(基)配置される防霜ファンであって、
    この防霜ファンの羽根を、
    1) その羽根径を、好ましくは、直径110cm乃至120cm以上とし、
    2) その羽根の先端側の周速を、モータの回転で、好ましくは、40m/S〜60m/Sとし、
    3) その羽根の捻り角度を、好ましくは、15°〜25°とした構造であり、
    この1)〜3)で構成された羽根で生成された風を、前記圃場の植物体に対して送風することを特徴とする防霜ファン。
  2. 請求項1に記載の防霜ファンであって、
    前記モータを、高効率モータを介して、緩やかな速度で回転する構成とした防霜ファン。
  3. 請求項1に記載の防霜ファンであって、
    前記高効率モータは、インバータモータとする構成とした防霜ファン。
  4. 請求項1に記載の防霜ファンであって、
    前記高効率モータは、8極ポールのモータとする構成とした防霜ファン。
  5. 請求項1に記載の防霜ファンであって、
    前記防霜ファンは、俯角調整可能で、かつ所定角度首振りを行う構造とし、この首振りスピードを変更可能とする構成とした防霜ファン。
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