JP2012048097A - 電子ペーパー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続本数の多い電極間接続を何度も実行する場合においても、より容易に精度良く電子ペーパー部と駆動装置部とを着脱することのできる電子ペーパー装置を提供する。
【解決手段】表示メモリー性を有する電子ペーパー部11と電子ペーパー部を駆動するための駆動装置部1とからなり、電子ペーパ部を駆動装置部に着脱可能に構成した電子ペーパー装置において、電子ペーパー部の一方の基板が、ガイド穴13、接続用露出電極14、および、位置決め用ガイド孔15を備えた樹脂基板12で構成され、駆動装置部が、ガイド突起3、位置決め用ガイド突起5、接続端子部4、および、凸型先端導通部4aを備えて構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、対向する2枚の基板上に対面するように配置された表示用電極間に表示メモリー性を有する表示媒体を配置した情報表示領域を備えたパネル構造の電子ペーパー部とこの電子ペーパー部を駆動するための駆動装置部とで構成され、前記電子ペーパー部を前記駆動装置部に着脱可能に構成した電子ペーパー装置に関するものである。
従来、表示メモリー性を有するディスプレイ部を、駆動回路基板に設けられた着脱機構に対し着脱可能に構成し、表示情報を書き換える時にはディスプレイ部を駆動回路基板の着脱機構に装着して書き換えを行い、書き終えた後はディスプレイ部を駆動回路基板の着脱機構から取り外して、表示された情報を保持したままのディスプレイ部を別の場所に移動できるようにした電子ペーパー装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開WO2008/156175A1
上述した従来の電子ペーパー装置では、画像等の情報を表示するディスプレイ部に不具合が生じた場合に、高価なドライバーICを破棄することなくディスプレイ部だけを交換可能な構造とすることにより、高価なドライバーICを再利用して資源の利用効率を高めることや、画像等の情報を表示するディスプレイ部に不具合が生じた場合に、駆動回路基板を破棄することなく交換可能な構造とすることにより、駆動回路基板を再利用して資源の利用効率を高めることができる。
そして、上述した従来の電子ペーパー装置は、ディスプレイ部に不具合が生じた場合など着脱頻度が少ない場合や、例えば300×200画素程度の低解像度のディスプレイ部(電子ペーパー部)に対する電極間の接続においては十分機能する。しかしながら、近年要望の高い、例えば1600×1200程度の高解像度のディスプレイ部(電子ペーパー部)に対する電極間の接続においては、接続本数が多いために、何度も着脱して使用することを目的とする場合には十分機能を発揮できない場合があり、より容易に精度良く着脱可能な電子ペーパー装置の開発が望まれていた。
本発明の目的は上述した問題点を解消して、接続本数の多い電極間接続を何度も実行する場合においても、より容易に精度良く電子ペーパー部と駆動装置部とを着脱することのできる電子ペーパー装置を提供しようとするものである。
本発明の電子ペーパー装置は、対向する2枚の基板上に、対面するように配置された表示用電極間に、表示メモリー性を有する表示媒体を配置した情報表示領域を備えたパネル構造の電子ペーパー部と、この電子ペーパー部を駆動するための駆動回路を備えた駆動装置部とが、着脱可能に構成された電子ペーパー装置において、前記電子ペーパー部の少なくとも一方の基板が樹脂基板で構成され、この樹脂基板の前記情報表示領域の外側に、ガイド穴と、前記表示用電極が形成された側であって前記ガイド穴と対応する領域に、前記表示用電極と電気的に接続する接続用露出電極と、前記駆動装置部を装着する位置を決めるための位置決め用ガイド孔と、を備える電子ペーパー部と、前記ガイド穴に嵌合するガイド突起と、前記位置決め用ガイド孔に嵌合して位置決めを行う位置決め用ガイド突起と、前記電子ペーパー部に対して開閉可能に形成されるとともに、前記駆動回路と電気的に接続された凸型先端導通部を備えた接続端子部と、を備える駆動装置部とが、前記接続用露出電極と前記接続端子部とによって電気的に接続可能に構成されたことを特徴とするものである。
また、本発明の電子ペーパー装置の好適例としては、前記電子ペーパー部を前記駆動装置部に装着したときに、前記電子ペーパー部のガイド穴と前記駆動装置部のガイド突起とが、隙間を持って嵌合されるとともに、前記電子ペーパー部の位置決め用ガイド孔は、壁が垂直な円柱または楕円柱の孔であって、前記駆動装置部の位置決め用ガイド突起は、根元断面が前記電子ペーパー部の位置決め用ガイド孔の断面と同じ大きさの円形または楕円形で、先端に向かって細くなる形状としたことが挙げられる。また、前記ガイド穴および前記位置決め用ガイド孔を、電子ペーパー部の1辺に並べて設けるとともに、前記ガイド穴および前記位置決め用ガイド孔にそれぞれ対応したガイド突起および位置決め用ガイド突起を、駆動装置部の1辺に並べて設けることが挙げられる。さらに、前記電子ペーパー部の接続用露出電極を、前記ガイド穴の開口と対応する位置であって当該ガイド穴の開口と反対側にあたる領域には絶縁性の電極被覆層を設けないで形成することが挙げられる。さらにまた、前記電子ペーパー部において、前記表示用電極と前記接続用露出電極との間にドライバーICを設け、前記接続用露出電極の本数を、前記表示用電極の本数よりも少なくしたことが挙げられる。
本発明の電子ペーパー装置によれば、駆動装置部側の位置決め用ガイド突起およびガイド突起を、それぞれ、電子ペーパー部側の位置決め用ガイド孔およびガイド穴に嵌合して電子ペーパー部を駆動装置部に装着するだけで、電子ペーパー部は駆動装置部に確実に装着される。そして、駆動装置部側のガイド突起に対応して設けられた、開閉式構造の接続端子部の先端に設けられた凸型先端導通部を閉じるだけで、駆動装置部の凸型先端導通部と電子ペーパー部の接続用露出電極との電気的接続を確実に行うことができる。
また、本発明の電子ペーパー装置によれば、電子ペーパー部を駆動装置部から離脱する際は、駆動装置部の接続端子部先端にある凸型先端導通部を電子ペーパー部から離した後、電子ペーパー部を駆動装置部から取り外すことができる。そのため、電子ペーパー部に表示させた情報を書き換えるときに、この電子ペーパー部を、駆動装置部に容易に装着して、その後、駆動装置部を操作して電子ペーパー部の表示情報を書き換えることができる、電子ペーパー装置を提供できる。
さらに、本発明の電子ペーパー装置によれば、電子ペーパー部を駆動装置部に装着して表示情報の書き換えを行い、書き換えを終了した電子ペーパー部を駆動装置部から取り外す動作が簡単に行なえるので、複数の電子ペーパー部を順次着脱して、各電子ペーパー部に別々の情報を表示させ、これら複数の電子ペーパー部を並べて、複数ページに表示された情報を一望に見るような使い方もできる。
(a)、(b)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置を構成する駆動装置部および電子ペーパー部の一例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ図1(a)に示すA−A断面および図1(b)に示すA−A断面の部分における接続の一例を説明するための図である。 (a)〜(c)はぞれぞれ図1(a)に示すA−A断面および図1(b)に示すA−A断面の部分における接続の他の例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置における電子ペーパー部の接続用露出電極と駆動装置部側との電気的な接続の一例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置における電子ペーパー部の接続用露出電極と駆動装置部側との電気的な接続の他の例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置における駆動装置部の接続端子部および位置決め用ガイド突起の一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置における駆動装置部の接続端子部および位置決め用ガイド突起の他の例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置における電子ペーパー部の一例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ図1(a)に示すB−B断面および図1(b)に示すB−B断面の部分における嵌合の一例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ図1(a)に示すB−B断面および図1(b)に示すB−B断面の部分における嵌合の他の例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ図1(a)に示すB−B断面および図1(b)に示すB−B断面の部分における嵌合を形成する位置決め用ガイド突起および位置決め用ガイド孔の形状の一例を説明するための平面図である。 (a)、(b)はそれぞれ図1(a)に示すB−B断面および図1(b)に示すB−B断面の部分における嵌合を形成する位置決め用ガイド突起および位置決め用ガイド孔の形状の他の例を説明するための平面図である。 (a)、(b)はそれぞれ図1(a)に示すB−B断面および図1(b)に示すB−B断面の部分における嵌合を形成する位置決め用ガイド突起と位置決め用ガイド孔とによるアライメントの一例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ図1(a)に示すA−A断面および図1(b)に示すA−A断面の部分における電子ペーパー部の接続用露出電極と駆動装置部の凸型先端導通部とによる電気的接続部分の一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ1(b)に示すA−A断面の部分における位置決め用ガイド突起および図1(a)に示すA−A断面の部分における位置決め用ガイド穴の一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ図1(b)に示すA−A断面の部分における位置決め用ガイド突起および図1(a)に示すA−A断面の部分における位置決め用ガイド穴の他の例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれガイド突起とガイド穴および接続用露出電極との関係の一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれガイド突起とガイド穴および接続用露出電極との関係の他の例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれガイド突起とガイド穴および接続用露出電極との関係のさらに他の例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置における電子ペーパー部の一例の構成を示す図である。
<本発明の電子ペーパー装置の構成について>
図1(a)、(b)、図2(a)〜(c)および図3(a)〜(c)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置の一例を説明するための図である。図1(a)、(b)は電子ペーパー装置の一例の全体構成を示し、図2(a)〜(c)および図3(a)〜(c))は図1(a)に示すA−A断面および図1(b)に示すA−A断面の部分における接続の一例を説明している。
図1(a)、(b)に示す例において、本発明の電子ペーパー装置は、図1(a)に示す電子ペーパー部を駆動するための駆動装置部1と表示メモリー性を有する電子ペーパー部11とを着脱可能に構成されている。駆動装置部1と電子ペーパー部11とを着脱可能に構成するための構成は以下の通りである。まず、電子ペーパー部11の樹脂基板12(ここでは背面基板)には、ガイド穴13、および、ガイド穴13の開口と対応する位置であってこのガイド穴13の開口と反対側にあたる領域に少なくとも一部が露出するとともに電子ペーパー部11の表示用電極と電気的に接続する接続用露出電極14、および、駆動装置部に装着する位置を決めるための位置決め用ガイド孔15を、電子ペーパー部11の樹脂基板12の1辺に1列に並べて設けている。また、駆動装置部1の基板2には、電子ペーパー部11のガイド穴13に嵌合するガイド突起3、および、電子ペーパー部11の位置決め用ガイド孔15に嵌合して電子ペーパー部11と駆動装置部1との位置決めを行う、位置決め用ガイド突起5、および、電子ペーパー部11に対し開閉可能に構成された接続端子部4、および、接続端子部4の先端に設けられ、駆動装置部1の駆動回路と電気的に接続するとともに、電子ペーパー部11の接続用露出電極4と電気的に接続可能な凸型先端導通部4aを、駆動装置部1における基板2の1辺に1列に並べて設けている。接続端子部4の開閉方式は凸型先端導通部4aとは反対側端を支点として、凸型先端導通部が4aが可動するように構成するのが好ましい。
上述した構成の本発明の電子ペーパー装置では、駆動装置部1と電子ペーパー部11とを接続する際、駆動装置部1の位置決め用ガイド突起5を電子ペーパー部11の位置決め用ガイド孔15に嵌合させるとともに、駆動装置部1のガイド突起3を電子ペーパー部11のガイド穴13に嵌合させ、電子ペーパー部11の接続用露出電極14に駆動装置部1の接続端子部4の先端に形成した凸型先端導通部4aを接触させて電気的な接続を行うことができる。また、電子ペーパー部11を駆動装置部1から離脱する際は、駆動装置部1の接続端子部4の凸型先端導通部4aを電子ペーパー部11の接続用露出電極14から除去し、駆動装置部1の位置決め用ガイド突起5を電子ペーパー部11の位置決め用ガイド孔15から取り外すとともに、駆動装置部1のガイド突起3を電子ペーパー部11のガイド穴13から取り外すことができる。これにより、駆動装置部1と電子ペーパー部11とを着脱可能に構成している。
上述した構成の本発明の電子ペーパー装置において、駆動装置部1と電子ペーパー部11とを接続する際の状態を、図2(a)〜(c)および図3(a)〜(c)によりさらに説明する。図2(a)〜(c)、図3(a)〜(c)は、それぞれ、駆動装置部1のガイド突起3および凸型先端導通部4aと電子ペーパー部11のガイド穴13および接続用露出電極14との接続の様子を示す。
まず、図2(a)〜(c)に従って、駆動装置部1のガイド突起3および凸型先端導通部4aと電子ペーパー部11のガイド穴13および接続用露出電極14との接続の様子を説明すると、まず、図2(a)に示すように、駆動装置部1のガイド突起3上に電子ペーパー部11のガイド穴13を対向させて配置する。なお、16は接続用露出電極14上に配置した電極被覆層となる絶縁膜である。次に、図2(b)に示すように、駆動装置部1のガイド突起3を電子ペーパー部11のガイド穴13に嵌合させるとともに電子ペーパー部11の接続用露出電極14上に駆動装置部1の凸型先端導通部4aを対向させて配置し、図2(c)に示すように、駆動装置部1の凸型先端導通部4aを電子ペーパー部11の接続用露出電極14に接触させることで接続を行っている。図3(a)〜(c)に示す例では、ガイド穴13を樹脂基板12を貫通しない凹部で構成し、ガイド突起3の形状をガイド穴13の凹部に嵌り合う形状とするとともに、接続用露出電極14が露出部分全体を覆う構成としている。接続方法は上述した図2(a)〜(c)に示す例と同様である。
上述した構成の本発明の電子ペーパー装置では、電子ペーパー部11の表示用電極と電気的に接続した接続用露出電極14とを直接接続した例を示したが、例えば後述する図8(a)、(b)に示す例のように、電子ペーパー部11の表示用電極と接続用露出電極14との間にドライバーIC23を設けると、接続端子数(本発明では、電子ペーパー部側の接続用露出電極14および駆動装置部側の接続端子部4の凸型先端導通部4aがこれにあたる)を少なくでき、容易にアライメント接続できるため好ましい。この構成により、電子ペーパー部11の駆動装置部1からの着脱容易性を向上させることができる。また、電子ペーパー部11のガイド穴13、位置決め用ガイド孔15および接続用露出電極14を形成する基板は、樹脂基板12とすることが好ましい。この樹脂基板の、少なくとも位置決め用ガイド孔15、ガイド穴13および接続用露出電極14を形成する部分は、500μm〜2mmの厚さにすることが好ましい。この構成により、ガイド穴13の深さおよび位置決め用ガイド孔15の深さを500μm〜2mmとすることができるので、駆動装置部1側に設けるガイド突起3および位置決め用ガイド突起5とのアライメント後保持性を高めることができる。
駆動装置部1のガイド突起3の最も太い根もとの部分の外径を、電子ペーパー部11のガイド穴13の内径より僅かに小さくし、駆動装置部1のガイド突起3の高さを、電子ペーパー部11のガイド穴13の深さ、あるいは、貫通したガイド穴13の場合はガイド穴13を形成した部分の基板の厚さ(上記500μm〜2mmの範囲)より僅かに低くすることが好ましい。そして、駆動装置部1の接続端子部4の先端に凸型先端導通部4aを設けて、ガイド穴13とガイド突起3とを嵌合した後電子ペーパー部11のガイド穴13の開口に対応する、この開口とは反対側にあたる領域に露出している接続用露出電極14とこの凸型先端導通部4aとを接触させたときに駆動装置部1側と表示用電極側との導通が取れるようにする。
電子ペーパー部11の樹脂基板12において、位置決め用ガイド孔15を形成する部分が薄い場合、位置決め用ガイド孔15に加えて、板状部材26やガイド板27をさらに設け、駆動装置部1の位置決め用ガイド突起5も、電子ペーパー部11側の位置決め用ガイド孔15の深さに応じて適宜設計された高さで設けることが好ましい。この構成により、ガイド孔13とガイド突起3および位置決め用ガイド孔15と位置決め用ガイド突起5とにより電気的接続部の位置決めを行うとともに、電子ペーパー部11を駆動装置部1に装着した状態での保持性を高め、開閉式構造の接続端子部4を閉じるだけで、電子ペーパー部11と駆動装置部1との電気的接続を容易に行える。
駆動装置部1の接続端子部4の構造は、先端面が導電面となっていればよく、導電性材料だけで構成してもよいが、導通時に凸型先端導通部4aの表面に触れて感電することがないように、先端導通部を除いた接続端子部4の表面を絶縁部材で被覆した構造にしたり、絶縁性材料で形成した接続端子部4の内部に導電配線を通し、接続端子部4先端の凸型先端導通部4aとの導通を持たせた構造にしたりするのが好ましい。
電子ペーパー部11に設ける接続用露出電極14部分には電極被覆層となる絶縁膜を形成しないで電極を露出させておく。接続用露出電極14はガイド穴を形成した位置の、丁度ガイド穴開口とは反対側にあたる基板面で露出していればよく、それ以外の部分は絶縁膜16を電圧被覆層として形成した構造にする。絶縁膜を設ける場合、接続端子部4の凸型先端導通部4aの導電面が、露出した電極に接触できるように、凸型先端導通部4aの導電面の大きさや形状を考慮して設ける。
<本発明の電子ペーパー装置で用いる電子ペーパー部について>
本発明の電子ペーパー装置で用いる電子ペーパー部では、帯電性粒子を含んだ粒子群やコレステリック液晶のような表示メモリー性を有する表示媒体を用いる。表示メモリー性のある表示媒体を用いれば、情報表示させた後、電源をOFFにしても表示させた情報はそのまま保持される。したがって、駆動装置部に装着して情報を書き換えた電子ペーパー部を、駆動装置部から取り外しても、表示させた情報がそのまま電子ペーパー部に表示されているので、上述したような利用が可能となる。
電子ペーパー部は、2枚の表示用電極付き基板間に表示媒体層を配置したパネル構造体であるが、表示媒体層においては、表示媒体の偏りを防止するため、表示媒体をセル内に配置した構造が好ましい。また、表示媒体を配置する空間は気体空間(真空を含む)とするか絶縁液体空間とする。セルは隔壁で囲んで形成するか、マイクロカプセルとして形成する。
隔壁で囲んで設けるセルは対面対向する表示用電極が形成する画素形状および画素配置に合わせてもよいし、画素とは対応させなくてもよい。形状は四角形(角丸付き四角形を含む)や六角形などの多角形が好ましく、格子状、ハニカム状、網状の他ランダムにも配置することができる。表示媒体に粒子を用いた場合には、粒子を移動しやすくできる点で曲線を有するセル形状が好ましく、四角形、六角形、階段型八角形などの多角形においてその角部をまるくした構造のセル形状が好ましく用いられる。
基板間ギャップ確保用として設ける隔壁やセル形成用の隔壁の形成材料としては、レジスト材が好適に用いられる。この中でも、ドライフィルムレジスト材が取り扱いやすく好ましく、一例として、アルフォNIT2(ニチゴーモートン社製)やPDF300(新日鐵化学社製)を使用することができる。
形成したい隔壁部分の高さに合せた厚みのドライフィルムレジスト材を基板に積層し、所定形状のフォトマスクを用いてフォトリソグラフィー技術を用いてパターニングする。
電子ペーパー部の情報表示領域においては、基板間ギャップ確保用の隔壁部分の幅を、20μm〜100μmの範囲とし、セル形成専用の隔壁部分の幅を、5μm〜30μmの範囲とし、セル形成専用の隔壁部分の幅を、基板間ギャップ確保用の隔壁部分の幅よりも小さくする。これにより、非表示領域となってしまう隔壁が形成された領域が、情報表示領域に占める割合を極力小さくして開口率を大きくできる。
ガイド穴や位置決め用ガイド孔、接続用露出電極を設ける基板は樹脂基板とする。この樹脂基板の厚さは、100μm〜1000μmの範囲が好ましい。基板厚が100μm未満であると、駆動装置部に装着する場合の位置決めを行いにくくなったり、駆動装置部に装着した場合の保持力が十分に得られなかったりする不都合があり、基板厚が1000μmを超えると、薄型の電子ペーパー部が得られず、携帯性において不都合がある。樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド、ポリエチレンサルフォネート(PES)等、絶縁性のものが好ましい。
電子ペーパー部の観察側とする基板は、少なくとも情報表示画面領域が透明な基板とする。この情報表示画面領域が透明であればそれ以外の領域は透明でなくてもよい。背面側とする基板は透明であっても透明でなくてもよい。ガイド穴や位置決め用ガイド孔、接続用露出電極を設ける樹脂基板厚は、上述のように、100μm〜1000μmの範囲とする。ガイド穴や位置決め用ガイド孔、接続用露出電極を設けない方の基板は、その厚さにおいては、特に制限はないが、製造時の取り扱いやすさや電子ペーパー部に求められる薄型を考慮して、25μm〜5000μmの範囲が好ましい。ガイド穴や位置決め用ガイド孔、接続用露出電極を設けない方の基板としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド、ポリエチレンサルフォネート(PES)等の樹脂基板のほか、ガラス基板を用いることができる。
情報表示領域に対面して配置する表示用電極において、観察側とする基板の透明な情報表示画面領域には透明電極を設ける。透明電極の材料としては、酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム、亜鉛ドープ酸化インジウム(IZO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)、アンチモン錫酸化物(ATO)、導電性酸化錫、導電性酸化亜鉛等の透明導電金属酸化物類、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン(例えば、poly (3, 4-ethylenedioxythiophene)-poly-(styrenesulfonate)(PEDOT:PSS))等の透明導電性高分子類が挙げられる。なお、情報表示画面領域に設ける電極の厚みは、導電性が確保でき光透過性に支障がなければ良く、0.01μm〜10μmが好ましく、0.05μm〜5μmがより好ましい。
情報表示領域に対面して配置する表示用電極において、背面側となる基板に設ける電極としては、酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム、亜鉛ドープ酸化インジウム(IZO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)、アンチモン錫酸化物(ATO)、導電性酸化錫、導電性酸化亜鉛等の導電金属酸化物類、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン(例えば、poly (3, 4-ethylenedioxythiophene)-poly-(styrenesulfonate)(PEDOT:PSS))等の導電性高分子類や、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム等の金属や、これらの金属を主成分とする合金が挙げられる。背面側基板の情報表示領域に設ける表示用電極は透明であってもよいし、透明でなくても良い。また、背面側の情報表示領域に設ける表示用電極の厚みは、導電性が確保できれば良く、0.01μm〜10μmの範囲で設ける。この表示用電極および表示用電極から延びる配線電極および接続用度出電極を構成する導電膜を同じ導電性材料で形成することもできる。例えば、銅薄膜を背面側基板上に形成した後、それぞれの電極にパターニングすればよく、前記三者を同時に形成することも可能である。
本発明の接続用露出電極14は、背面側基板の情報表示領域外に設けるのが好ましい。電極材料としては、電気抵抗が小さく、可とう性のある金属電極が好ましい。前記した、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム等の金属や、これらの金属を主成分とする合金が挙げられる。この電極の厚みは、導電性が確保でき可とう性に支障がなければ良く、1μm〜20μmが好ましく、3μm〜10μmがより好ましい。1μmより薄いと、電子ペーパー部の着脱を繰り返したときに、駆動装置部側の接続端子部に形成された凸型先端導通部と擦れて損傷し、電気的接続に支障を来たす不都合となる場合があり、20μmより厚いと、パターニング前の薄膜を得る際に時間が掛かるようになる不都合がある。
電極の形成方法としては、上記例示の材料をスパッタリング法、真空蒸着法、CVD(化学蒸着)法、塗布法等で薄膜状に形成する方法や金属箔(例えば圧延銅箔)をラミネートする方法、導電剤を溶媒や合成樹脂バインダーに混合して塗布したりする方法が用いられる。パターン形成可能で導電性である上記材料を好適に用いることができる。
<本発明の電子ペーパー装置における電子ペーパー部と駆動装置部との装着部の構成について>
電子ペーパー部11の基板12に設ける、ガイド穴13および位置決め用ガイド孔15は、電子ペーパー部11の背面側を絶縁性樹脂基板12とし、この樹脂基板12の1辺に設けることが好ましい。電子ペーパー部11を駆動装置部1にしっかりと保持する必要があるため、樹脂基板の厚さは比較的厚い方がよく、100μm〜1000μmの範囲にすることが好ましい。
電子ペーパー部11の接続用露出電極14およびその電極からの引き出し電極配線は、電子ペーパー部11の樹脂基板12上に導電膜を形成したあとパターニングして作製する。接続用露出電極14は可とう性、弾力性を有していることが好ましく、銅メッキ膜、スパッタリングで形成したニッケル薄膜やこれらを組合せた導電膜にすると、0.05μm程度の厚さで良好な導電性と弾力性を示すので好適である。接続用露出電極14の厚さは特に制限されないが、0.01μm〜10μmの範囲で好ましく用いられる。接続用露出電極14およびその電極からの引き出し電極配線およびその電極に繋がる表示用電極の厚さは、同じにしてもよいし、同じにしなくてもよい。これらを同じ厚さにすれば、樹脂基板上に形成したべた導電膜をパターニングして、同時に作製することができる。
その他、例えば片面銅箔フィルムを背面側樹脂基板12として用意し、その銅箔側をフォトリソグラフィー技術およびエッチング技術を用いて、樹脂基板12と接続電極パターン部分を残して他の銅箔部分をエッチング除去し、次に、樹脂基板12の反対側から例えばレーザ光を照射して銅箔部分の直下に貫通したガイド穴(孔)や貫通していないガイド穴(凹み)を形成し、必要に応じて銅箔側表面のうち小孔を形成すべき箇所以外をマスキングして銅箔をエッチング処理して貫通したガイド穴(孔)と連通する小孔を形成する。樹脂基板をエッチングする方法に、酸素リアクティブイオンエッチング(酸素RIE)を採用すれば、銅箔をエッチングすることなく樹脂基板12だけをエッチングして除去できるので好ましい。
ガイド穴や位置決め用ガイド孔、接続用露出電極を設ける樹脂基板において、情報表示領域の外側であって、少なくとも電子ペーパー部の外側に露出する、駆動装置部への装着部となる部分が形成される領域に形成された電極上には、絶縁性の保護層を形成して電極が露出しないように被覆し、駆動装置部との電気的接続部となる接続用露出電極だけが露出されるようにしておく必要がある。このような構成は、接続用露出電極とする部分には絶縁性の保護層が形成されないようにして、電極上に絶縁性の保護層を設けたり、全ての電極上に絶縁性の保護層を設けた後、接続用露出電極とする部分の絶縁性保護層を、例えば、エッチングによって除去したりして得ることができる。
なお、導電膜に小孔を形成する場合の平面視形状には、特に制限はなく、例えば、貫通したガイド穴(孔)より小径の円形孔、十文字形状をしたスリット孔、円形孔と十文字スリット孔を組合せた孔、円形孔と三方スリット孔を組合わせた孔、複数のスリット孔を星型に集合させた孔、星型の孔などをあげることができる。これら小孔は設けなくてもよく、この場合には、貫通したガイド穴(孔)13の内側全面に接続用露出電極14がある構造になる。このような貫通構造のガイド穴の場合には、電子ペーパー部11の裏側から嵌合されたガイド突起3がこの接続用露出電極14に当たって接続用露出電極14を破損させないよう、樹脂基板12の厚さとガイド3の高さとを調整した設計にしておくことが必要である。
一方、駆動装置部1側に設ける位置決め用ガイド突起5の形状は、電子ペーパー部11の位置決め用ガイド孔15に挿入したときに、互いに隙間を形成することなく嵌合して、駆動装置部1に対して電子ペーパー部11を確実に位置決めするとともに保持できる形状であることが好ましく、先端が細くて根元が太い構造とし、挿入をしやすくするとともに根元でしっかりと嵌合するようにするのが好ましい。この場合、位置決め用ガイド突起の根元付近の太さを、位置決め用ガイド孔15の開口よりも太くしておくと確実に嵌合できるので好ましい。
また、駆動装置部1側に設けるガイド突起3は、電子ペーパー部11のガイド穴13に挿入した時に、互いに隙間をもって嵌合して、駆動装置部1側の接続端子部4と、電子ペーパー部11側の接続用露出電極14とのアライメントが取れるようになっていて、電子ペーパー部11を駆動装置部1から取り外すときには容易に取り外せるようにしておくことが好ましい。したがって、駆動装置部1側のガイド突起3は先端が細く根元が太い構造とし、電子ペーパー部11側のガイド穴13の開口部分とぴったり隙間なく嵌合され、開口部分以外では隙間を形成して嵌合されるようにしておくことが好ましい。
根元面を基準としたガイド突起3の高さは、樹脂基板12の厚さや接続用露出電極14の構造やガイド穴13の深さに応じて決められる。ガイド穴13が貫通した孔である場合、樹脂基板12の厚さよりも低くして、接続用露出電極14にガイド突起13が触れないようにするのが好ましい。ガイド穴13が貫通した孔で接続用露出電極14の構造がスリット構造の場合、ガイド突起の高さを樹脂基板12の厚さよりも高くして、接続用露出電極14にガイド突起13が触れるようにして、接続用露出電極14の中央部を持ち上げるような構造を形成してやると、駆動装置部1側の接続端子部4の凸型先端導通部4aとの電気的接続がとり易くなるので好ましい。
ガイド突起3の平面視形状も格別限定されるものではないが、例えば、四角形、三角形、多角形、円形、楕円形などの形状が挙げられ、ガイド穴13の形状に対して嵌合しやすい形状にすることが好ましい。また、駆動装置部1側に設ける位置決め用ガイド突起5の平面視形状は、円形および楕円形が好ましく、位置決め用ガイド突起5の縦断面形状は、二等辺三角形、二等辺台形、半楕円形、半円形のように先が細くて左右対称になっている形状が好ましい。電子ペーパー部11の位置決め用ガイド孔15に挿入した時に、細い部分から先に挿入されるので、挿入しやすく、かつ根元の太い部分で精度の高いアライメントが行えるとともに、しっかりした保持性が得られる。
なお、電子ペーパー部11側においては、ガイド穴13および位置決め用ガイド孔15を基板の1辺に集め、駆動装置部1側においては、ガイド突起3および位置決め用ガイド突起5を基板の1辺に集めて、配置する。配置する接続端子の個数は、導通接続を行なう端子数となり、ドライバーICを搭載した電子ペーパー部では、ドライバーICから引き出された電極端子数に合せた個数である。
例えば、出力側が320端子で、入力側が26端子であるドライバーICを5個用いた200mm×200mmの画面サイズに対応する数の画素を有する電子ペーパー部の1辺のスペースに、接続用露出電極30個を設け、5個のドライバーICの25本のデータ端子を25個の接続用露出電極に延長して接続し、ドライバーICごとに1本あるチップセレクト端子をそれぞれ別の計5個の接続用露出電極に延長して接続する。すなわち、この場合には、電子ペーパー部に30個の接続用露出電極を設け、駆動装置部には、30個の位置決め用ガイド突起を設けるとともに30個の開閉式接続構造の凸部先端導通部を設ければよい。電子ペーパー部に駆動装置部とのアライメントをとるためおよび駆動装置部に装着されたときの保持性を高めるための位置決め用ガイド孔は少なくとも2個設け、駆動装置部側にもこの孔に対応する位置決め用ガイド突起を少なくとも2個設ける。例えば、電子ペーパー部に2個の位置決め用ガイド孔を設け、駆動装置部には、前記2個の孔に嵌合する2個の位置決め用ガイド突起を設ける。これで、32穴(30個のガイド穴と2個の位置決め用ガイド孔)を有する電子ペーパー部と、30組の開閉式接続端子部の凸型先端導通部および2個の位置決め用ガイド突起を有する駆動装置部で構成した電子ペーパー装置が得られる。
また、本発明の接続端子部4の開閉構造を他端を支点とする支点開閉式とし、ハーフリングで構成する場合は、ハーフリング全体を導電性材料で構成したり、全体を導電性材料で構成したハーフリングの外周外表面を絶縁膜でコートした構造にしたり、非導電性材料で形成したハーフリング外表面の一部および駆動回路側先端面と凸型先端導通部表面に導電性材料を設けた構造にしたりする。具体的には、ハーフリング全体をステンレス、鉄、銅、ニッケル、金、パラジウム、ロジウム、銀などで形成したり、樹脂製ハーフリング表面の一部である内側面に、例えばニッケル、金、白金、ロジウム、パラジウム、銀、錫、はんだなどをラインメッキして、駆動回路側先端面と凸型先端導電部表面との導通を得るとともに、表面を硬質にしたりする。また、カーボンや鉄などを含む導電性塗料を前記樹脂製ハーフリング表面の一部である内側面にライン形成して、駆動回路側先端面と凸型先端導通部表面との導通を得ることも導電性を確保しつつ耐摩耗性も確保するのに有効な方法である。
<本発明の電子ペーパー装置における電気的接続部の具体的な構成について>
以下、図4(a)〜(c)乃至図19(a)、(b)を参照して、本発明の電子ペーパー装置における電気的接続部の具体的な構成について説明する。図4(a)〜(c)乃至図19(a)、(b)に示す例において、図1(a)、(b)乃至図3(a)、(b)に示す例と同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4(a)〜(c)および図5(a)〜(c)は、それぞれ、本発明の電子ペーパー装置における電子ペーパー部11の接続用露出電極14の一例を説明するための図である。図4(a)および図5(a)はそれぞれ電子ペーパー部11側の電気的接続部の平面図を示し、図4(b)および図5(b)はそれぞれ図4(a)および図5(a)のA−A線に沿った断面図を示し、図4(c)および図5(c)はそれぞれ電子ペーパー部11側の電気的接続部(以下、コネクター部と呼ぶ)に駆動装置部1側の電気的接続部(以下、コネクター部と呼ぶ)を接続した例を示している。図4(a)〜(c)に示す例では、電子ペーパー部11側のコネクター部において、接続用露出電極14の一部が貫通構造のガイド穴13に露出し、露出した接続用露出電極14に駆動装置部1側の接続端子部4の凸型先端導通部4aが接触して電気的な接続を行う例を示している。図5(a)〜(c)に示す例では、電子ペーパー部11側のコネクター部において、接続用露出電極14が貫通構造のガイド穴13に露出し、露出した接続用露出電極14に駆動装置部1側の接続端子部4の凸型先端導通部4aが接触して電気的な接続を行う例を示している。なお、図4(a)〜(c)および図5(a)〜(c)に示す例において、21は配線電極部分の保護となる電極被覆層の絶縁膜であり、凸型先端導通部4aが接触して導電させたい部分には形成しないようにしている。この絶縁性保護層が形成されていない電極部分が接続用露出電極となる。図4に示す接続用露出電極と図5に示す接続用露出電極とでは、ガイド穴13内への露出状態に違いがある。
図6(a)、(b)および図7(a)、(b)は、それぞれ、本発明の電子ペーパー装置の駆動装置部1における接続端子部4および凸型先端導通部4aの一例を説明するための図である。図6(a)および図7(a)はそれぞれ接続端子部4が開いている開状態(非接触状態)を示し、図6(b)および図7(b)はそれぞれ接続端子部4が閉じている閉状態(接触状態)を示している。図6(a)、(b)に示す例では、駆動装置部1の基板2上におけるガイド突起3の横位置に、ばね構造などで構成される支点開閉式スイッチ機構22を介して接続端子部4を設けている。図6(a)に示す接続端子部4を開いた状態で、ガイド突起3をガイド穴13に嵌合して電子ペーパー部11を駆動装置部1に装着した後、図6(b)に示すように、支点開閉式スイッチ機構22により、接続端子部4の凸型先端導通部4aが接続用露出電極14に確実に接触するよう構成している。図7(a)、(b)に示す例では、駆動装置部1の基板2上のガイド突起3の横位置に、支点開閉式スイッチ機構22を介してハーフリング式の接続端子部4を設けている。図7(a)に示す接続端子部4(ハーフリング)を開いた状態で、ガイド突起3をガイド穴13に嵌合して電子ペーパー部11を駆動装置部1に装着した後、図7(b)に示すように、支点開閉式スイッチ機構22により、接続端子部4(ハーフリング)の凸型先端導通部4aが接続用露出電極14に確実に接触するよう構成している。
図8(a)〜(c)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置における電子ペーパー部11の一例を説明するための図である。図8(a)〜(c)に示す例では、ドライバーIC23(一例としてChip on plastic: COP)を電子ペーパー部11側に搭載し、情報表示領域に配置された駆動用の電極を複数のドライバーIC23を介して接続用露出電極14に接続している。これにより、コネクター部で接続用露出電極14として用いる電極の数を少なくすることができる。なお、図8(b)および図8(c)はそれぞれ図8(a)のA−A線に沿った断面の一例を示している。
図8(a)に示す例には、ガイド穴13や位置決め用ガイド孔15、接続用露出電極14を設けた樹脂基板12に、もう一方の基板を貼り合わせる様子を示している。ここでは、2枚の基板を貼り合わせた後で、ドライバーIC23がチップ・オン実装されており、さらにその後、このドライバーIC23および電極配線部分には、チップ・オン実装後に電極被覆層となる絶縁膜16として防湿絶縁材(例えば、日立化成(株)製 TUFFY)を塗布している。ドライバーIC23よりも外側となる基板の1辺端部に駆動装置部1への装着部となる部分であるガイド穴13や位置決め用ガイド孔15、接続用露出電極14が形成されている。
情報表示領域には、表示用電極(ここでは対向直交するストライプ電極を示している)および表示媒体が配置された表示媒体層24が形成され、ドライバーIC23には、表示用電極から延びる電極配線が接続されているとともに、接続用露出電極から延びる電極配線が接続されている。ここでは、ガイド穴13と接続用露出電極14のペアを1列に配置して、それらを囲む位置5箇所に位置決め用ガイド孔15を設けている。ガイド穴13と接続用露出電極14のペアおよび位置決め用ガイド孔15を設ける基板部分の厚さは厚い方が好ましく、500μm以上となるようにする。樹脂基板12の厚さが500μm未満の場合には、図8(c)に示すように、ガイド穴またはガイド孔を設けた板状部材26を貼り合わせ、この板状部材26の厚さと樹脂基板12の厚さとの合計が500μm以上となるようにする。これで、ガイド突起3とガイド穴13(貫通した構造ではガイド孔となる)との嵌合、および、位置決め用ガイド突起5と位置決め用ガイド孔15との嵌合が行われた後、駆動装置部1に対して電子ペーパー部の保持性が高まる。
図9(a)〜(c)および図10(a)〜(c)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置における電子ペーパー部11側の樹脂基板12と駆動装置部1側の基板2との機械的接続部分となる位置決め用ガイド突起5と位置決め用ガイド孔15との嵌合の一例を説明するための図である。図9(a)〜(c)および図10(a)〜(c)に示す例において、駆動装置部1側の位置決め用ガイド突起5は、電子ペーパー部11側の位置決め用ガイド孔15と、位置決め用ガイド突起5の根元部分で隙間なく嵌合させるように構成する。樹脂基板12に対して位置決め用ガイド突起5が、突き抜けるようにしても突き抜けないようにしても良い。また、駆動装置部1側の位置決め用ガイド突起5は、先端の方が細くなっていて、電子ペーパー部11側の位置決め用ガイド孔15に嵌合されたときに、根元部分が孔の縁部分と密着する構造にする。
図9(a)〜(c)に示す例では、位置決め用ガイド突起5の構成は、突起根元は垂直壁となる柱状で、突起先端が先細りのドーム状であり、位置決め用ガイド孔15の壁は垂直になっている。一方、図10(a)〜(c)に示す例では、位置決め用ガイド突起5の構成は、突起根元は太く、突起先端が先細りの円錐台形であり、位置決め用ガイド孔15の壁はテーパーになっている。
図11(a)、(b)および図12(a)、(b)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置における電子ペーパー部11側の樹脂基板12と駆動装置部1側の基板2との機械的接続部分となる位置決め用ガイド突起5と位置決め用ガイド孔15との嵌合に係る突起形状および孔形状の一例を説明するための平面図である。図11(a)、(b)および図12(a)、(b)に示す例において、位置決め用ガイド突起5の表面に、さらにリブ状ガイドや溝状ガイドを設けたり、孔側にもこの突起側のガイドと嵌合される溝状ガイドやリブ状ガイドを設けたりしている。また、位置決め用ガイド突起5と位置決め用ガイド孔15とは、互いに嵌合できればよいが、平面視で、円形や楕円形がよい。図11(a)に示す例では、リブ状ガイド29を形成した円形の位置決め用ガイド突起5を示し、図11(b)に示す例では、溝状ガイド28を形成した円形の位置決め用ガイド孔15を示している。また、図12(a)に示す例では、溝状ガイド28を形成した円形の位置決め用ガイド突起5を示し、図12(b)に示す例では、リブ状ガイド29を形成した円形の位置決め用ガイド孔15を示している。いずれの例においてもリブ状ガイド29と溝状ガイド28とを位置決めして固定することができる。
図13(a)、(b)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置における位置決め用ガイド突起5と位置決め用ガイド孔15とによるアライメントの一例を説明するための図である。図13(a)に、位置決め用ガイド突起5を位置決め用ガイド孔15に嵌合して装着する前の状態を示し、図13(b)に、位置決め用ガイド突起5を位置決め用ガイド孔15に嵌合した後の状態を示す。図13(a)、(b)に示す例において、電子ペーパー部11側の位置決め用ガイド孔15の領域に、例えばステンレス製のガイド板27−1、27−2を設けると、補強となり好ましい。
図13(a)、(b)に示す例において、位置決め用突起5は、電子ペーパー部11側の基板12の外側面に設けられたSUS製ガイド板27−1および位置決め用ガイド孔15にそって誘導されながら位置決め用ガイド孔15に嵌合される。電子ペーパー部11側の樹脂基板12を突き抜ける場合には、反対側の面に設けられたガイド板27−2の孔28に嵌合されるようにするとよい。このようなガイド板27−1、27−2は、基板の表裏両面に設けると補強が増すので好ましい。位置決め用ガイド突起5、ガイド板には、アルミニウムおよびその合金、ジュラルミン、チタニウムおよびその合金、ステンレス鋼(SUS)などの金属やセラミック、硬質プラスチック、繊維補強プラスチックなどを用いる。軽くて寸法安定性に優れた材料が好ましい。また、表面にフッ素樹脂コートを施すと、位置決め用ガイド突起を嵌合した後抜きやすくなるので好ましい。
図14(a)〜(c)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置における接続用露出電極14と凸型先端導通部4aとによる電気的接続部分の一例を説明するための図である。まず、図14(a)に示すように、駆動装置部1側のガイド突起3上に電子ペーパー部11側のガイド穴13を配置する。次に、図14(b)に示すように、ガイド突起3とガイド穴13とを嵌合した後、接続用露出電極14上に凸型先端導通部4aを配置する。ガイド突起3とガイド穴13との嵌合には隙間があってもよく、ガイド穴の深さ(ガイド穴開口から接続用露出電極までの距離にあたる)≧ガイド突起の高さがよく、ガイド突起3は同じ太さの柱状や筒状、および、円錐台や楕円錐台のように側面がテーパーとなっている形状がよい。ガイド突起3としては、凸型先端導通部4aを接続用露出電極14に押し当てた時に接続用露出電極14が撓むようにできる筒状が好ましい。次に、図14(c)に示すように、凸型先端導通部4aを接続用露出電極4に接触させて、電気的接続を行う。この際、接続用露出電極14(導電膜)は凸型先端導通部4aで押されて撓み、接続用露出電極14の弾性戻り力によって確実な電気的接続が得られる。
図15(a)、(b)および16(a)、(b)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置における電気的接続部分で用いるガイド突起3を説明するための図である。図15(a)、(b)に示す例では、ガイド突起3として、楕円形筒状の突起であって空洞部が垂直(肉厚一定)の例を示している。図16(a)、(b)に示す例では、ガイド突起3として、円形筒状の突起であって空洞部がテーパー(先端が肉薄)の例を示している。いずれの例においても、駆動装置部1側のガイド突起3は、電子ペーパー部11側のガイド穴13の形状に合わせた楕円、長丸などの円形で、嵌合時にガイド穴13と僅かに隙間があるのが好ましい。
図17(a)、(b)、図18(a)、(b)および図19(a)、(b)は、それぞれ、ガイド突起とガイド穴および接続用露出電極との関係を説明するための図である。図17(a)、図18(a)および図19(a)は、駆動装置部1側に設けるガイド突起3の一例を示している。また、図17(b)、図18(b)および図19(b)は、電子ペーパー部11側に設けるガイド穴13(貫通構造の場合にはガイド孔)および接続用露出電極14の構成の一例を示している。図17(a)に示すガイド突起はドーム形であり、これとペアになる図17(b)に示すガイド孔は椀形の凹みであり、樹脂基板12を貫通しない構造である。図18(a)に示すガイド突起は楕円錐台形であり、これとペアになる図18(b)に示すガイド穴は楕円柱形の孔であり、樹脂基板12を貫通した構造である。図19(a)に示すガイド突起はカルデラ形であり、内部に凹みを有する山形テーパー形状で、これとペアになる図19(b)に示すガイド穴は円錐台形の孔であり、樹脂基板12を貫通した構造である。いずれの場合も、ガイド穴13(ガイド孔を含む)とガイド突起3との好ましい嵌合構造が得られるとともに、接続用露出電極14と、接続端子部4の凸型先端導通部4aとの好ましい電気的接続が行える。
<本発明の電子ペーパー装置における電子ペーパー部について>
図20(a)、(b)はそれぞれ本発明の電子ペーパー装置における電子ペーパー部の一例の構成を示す図である。図20(a)、(b)に示す例においては、背面側基板として樹脂基板12を用いた例であり、背面側の樹脂基板12上に、ガイド穴13および接続用露出電極14を設けた例を示す。表示媒体層24は、負帯電性白色粒子33Waを含んだ粒子群として構成した白色表示媒体33W、正帯電性黒色粒子33Baを含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体33B、隔壁34、背面側の樹脂基板12上に設けたストライプ電極35、観察側の基板25上に設けたストライプ電極36、接着剤38、シール材39とから構成されている。また、41は表示用電極(ストライプ電極35、36)と接続用露出電極14とを電気的に接続するための配線電極である。ストライプ電極35とストライプ電極36とは、図20(b)に示すように、互いに交差して設けられており、観察側のストライプ電極36は、その一端で、背面側の樹脂基板12に設けた接続電極41に異方導電膜(ACF)を用いて接続される構造にして、観察側のストライプ電極36の接続用電極端子と背面側のストライプ電極35の接続用電極端子とを背面側の樹脂基板12の1辺に集め、その先に接続用露出電極14を設けた構成となっている。
本発明の電子ペーパー装置は、対向する2枚の基板上に対面するように配置された表示用電極間に表示メモリー性を有する表示媒体を配置した情報表示領域を備えたパネル構造の電子ペーパー部およびこの電子ペーパー部を駆動するための駆動装置部で構成され、駆動装置部に電子ペーパー部を装着後、駆動装置部側接続端子部と電子ペーパー部側接続端子部とを電気的に接続して駆動装置部を作動させれば電子ペーパー部に表示したい情報を表示することができ、電子ペーパー部に情報を表示したまま駆動装置部から取り外して持ち歩くような使い方を可能にするものである。また、本発明の電子ペーパー装置は、電子ペーパー部を、リサイクルメモ用紙、リサイクルノート、リサイクル宣伝カード、会議の配布資料等の用途にリサイクルペーパーとして好適に使用することができる。
1 駆動装置部
2 基板(駆動装置側)
3 ガイド突起
4 接続端子部
4a 凸型先端導通部
5 位置決め用ガイド突起
11 電子ペーパー部
12 樹脂基板(電子ペーパー部側)
13 ガイド穴
14 接続用露出電極
15 位置決め用ガイド孔
16 電極被覆層(絶縁膜)
22 開閉式スイッチ機構
23 ドライバーIC
24 表示媒体層
25 基板(電子ペーパー側)
26 板状部材
27−1、27−2 ガイド板
28 孔
33Wa 負帯電性白色粒子
33W 白色表示媒体
33Ba 正帯電性黒色粒子
33B 黒色表示媒体
34 隔壁
35、36 ストライプ電極
38 接着剤
39 シール材
41 接続電極

Claims (5)

  1. 対向する2枚の基板上に、対面するように配置された表示用電極間に、表示メモリー性を有する表示媒体を配置した情報表示領域を備えたパネル構造の電子ペーパー部と、この電子ペーパー部を駆動するための駆動回路を備えた駆動装置部とが、着脱可能に構成された電子ペーパー装置において、
    前記電子ペーパー部の少なくとも一方の基板が樹脂基板で構成され、この樹脂基板の前記情報表示領域の外側に、ガイド穴と、前記表示用電極が形成された側であって前記ガイド穴と対応する領域に、前記表示用電極と電気的に接続する接続用露出電極と、前記駆動装置部を装着する位置を決めるための位置決め用ガイド孔と、を備える電子ペーパー部と、
    前記ガイド穴に嵌合するガイド突起と、前記位置決め用ガイド孔に嵌合して位置決めを行う位置決め用ガイド突起と、前記電子ペーパー部に対して開閉可能に形成されるとともに、前記駆動回路と電気的に接続された凸型先端導通部を備えた接続端子部と、を備える駆動装置部とが、
    前記接続用露出電極と前記接続端子部とによって電気的に接続可能に構成された電子ペーパー装置。
  2. 前記電子ペーパー部を前記駆動装置部に装着したときに、前記電子ペーパー部のガイド穴と前記駆動装置部のガイド突起とが、隙間を持って嵌合されるとともに、前記電子ペーパー部の位置決め用ガイド孔は、壁が垂直な円柱または楕円柱の孔であって、前記駆動装置部の位置決め用ガイド突起は、根元断面が前記電子ペーパー部の位置決め用ガイド孔の断面と同じ大きさの円形または楕円形で、先端に向かって細くなる形状である、請求項1に記載の電子ペーパー装置。
  3. 前記ガイド穴および前記位置決め用ガイド孔を、電子ペーパー部の1辺に並べて設けるとともに、前記ガイド穴および前記位置決め用ガイド孔にそれぞれ対応したガイド突起および位置決め用ガイド突起を、駆動装置部の1辺に並べて設ける、請求項1または2のいずれか1項に記載の電子ペーパー装置。
  4. 前記電子ペーパー部の接続用露出電極を、前記ガイド穴の開口と対応する位置であって当該ガイド穴の開口と反対側にあたる領域には絶縁性の電極被覆層を設けないで形成する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子ペーパー装置。
  5. 前記電子ペーパー部において、前記表示用電極と前記接続用露出電極との間にドライバーICを設け、前記接続用露出電極の本数を、前記表示用電極の本数よりも少なくした、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子ペーパー装置。
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JP2014112263A (ja) * 2012-08-22 2014-06-19 Toppan Printing Co Ltd 電気泳動表示基板、電気泳動表示装置、及び電子ペーパー、並びに電気泳動表示装置の製造方法及び電子ペーパーの製造方法
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