JP2012047192A - 三方弁 - Google Patents
三方弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012047192A JP2012047192A JP2010186868A JP2010186868A JP2012047192A JP 2012047192 A JP2012047192 A JP 2012047192A JP 2010186868 A JP2010186868 A JP 2010186868A JP 2010186868 A JP2010186868 A JP 2010186868A JP 2012047192 A JP2012047192 A JP 2012047192A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- valve
- fluid
- port
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 177
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 165
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 14
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 239000012809 cooling fluid Substances 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 239000003637 basic solution Substances 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Multiple-Way Valves (AREA)
Abstract
【解決手段】円筒状の弁体収容空間2に半径方向に連通する複数の連通口17、並びに、半径方向に2つ及び軸方向に1つの流体流入口15又は流体流出口を具備するバルブボディ1と、バルブボディの複数の連通口にそれぞれ連通可能な複数の弁口23を具備し、バルブボディの弁体収容空間に収容された状態で駆動手段により回動され、バルブボディの複数の連通口の少なくとも1つと複数の弁口の少なくとも1つとが連通、または、非連通のいずれかに切り替えられる円筒状の弁体3とを備え、半径方向の2つの流体流入口又は流体流出口は、それぞれ、バルブボディの連通口の1つと直結し、流体流入口又は流体流出口と直結しない他の連通口はバルブボディ内に形成された均圧通路18,19を介して対向する2つの流体流入口又は流体流出口のいずれか1つと連通される。
【選択図】図1
Description
この従来技術においては、流入する流体を切頭円筒形の弁体100を回転させて複数の流出口に選択的に流出させるものであって、弁体100とケーシング102との間には、弁体100と一体的に回転し、流体のシールを行うためのシールリング101が弁体に装着されている。シールリング101には入口管103から流入する流体の半径方向外側へ向けた圧力が作用し、シールリング101はケーシング102内面に押し付けられる。シールリング101の外周面には、シールリング101とケーシング102との摩擦を低減させるため、ディンプル104が多数設けられ、従来の平滑面を持つシールリングの摩擦トルクに比べて、約1/3に減少させるようになっている。
本発明において、三方弁は、流入口及び流出口のいずれか一方が2つあり、他方が1つのものを意味するが、特に、流入口が2つで流出口が1つの場合にあって、2つの流入口のいずれか一方、又は、同時に流入可能な構造の弁を混合弁と呼ぶ。また、流入口が2つで流出口が1つの場合にあって、2つの流入口のいずれか一方が流入可能な構造の弁、及び、流入口が1つで流出口が2つの構造の弁を切替弁と呼ぶ。
前記バルブボディの複数の連通口にそれぞれ連通可能な複数の弁口を具備し、前記バルブボディの弁体収容空間に収容された状態で駆動手段により回動され、前記バルブボディの複数の連通口の少なくとも1つと複数の弁口の少なくとも1つとが連通、または、非連通のいずれかに切り替えられる円筒状の弁体とを備え、
前記半径方向の2つの流体流入口又は流体流出口は、それぞれ、前記バルブボディの連通口の1つと直結し、前記流体流入口又は流体流出口と直結しない他の連通口は、それぞれ、バルブボディ内に形成された均圧通路を介して前記半径方向の2つの流体流入口又は流体流出口のうち関連する1つと連係され、
弁体の回動により弁口と連通した連通口では流体の流れが生じ、弁口と連通しない連通口では弁体に流体圧が作用されることを特徴としている。
第2の特徴により、カップ型弁体の内面に作用する流体の圧力を圧力抜き口を通して底辺部の外側に導き、底辺部の外側から下方に向かう圧力を発生させて、弁体に作用する流体のスラスト荷重を減殺させることができる。
第3の特徴により、均圧通路をバルブボディに比較的簡単に形成することができる。
第4の特徴により、三方弁の軽量化及び低コスト化を図ることができる。
第5の特徴により、均圧通路をOリング等によりシールすることが不要になる。
前記バルブボディの複数の連通口にそれぞれ連通可能な複数の弁口を具備し、前記バルブボディの弁体収容空間に収容された状態で駆動手段により上下動され、前記バルブボディの複数の連通口の少なくとも1つと複数の弁口の少なくとも1つとが連通、または、非連通のいずれかに切り替えられる円筒状の弁体と、
前記半径方向の2つの流体流入口又は流体流出口は、それぞれ、前記バルブボディの連通口の1つと直結し、前記流体流入口又は流体流出口と直結しない他の連通口は、それおぞれ、バルブボディ内に形成された均圧通路を介して前記半径方向の2つの流体流入口又は流体流出口のうち関連する1つと連係され、
弁体の上下動により弁口と連通した連通口では流体の流れが生じ、弁口と連通しない連通口では流体圧が弁体に作用させられることを特徴としている。
さらに、弁体を上下にわずかな距離だけ移動させることで弁体の開閉を切り替えることができるため、ソレノイドとして直動型を採用することができるとともに、駆動力も回転型に比較して小さくするできる。
第7の特徴により、連通口、及び、弁口の円周方向の開口数を設計条件に応じて最適なものに選択することができる。
第8の特徴により、弁体に作用する流体のスラスト荷重を減殺させるとともに、弁体が上下動する際にも、底辺部の外側に形成される室と弁体内部との流体の流通により弁体の動きをスムースにさせる役割も果たす。
(1)第1及び第6の特徴により、弁体に加わる半径方向の流体圧力を弁体の中心に対してバランスさせ、弁体と弁座との摩擦力を最小限に保持することにより、弁体を駆動するための消費電力及びバルブサイズの極小化を図ることができる。
(2)第2の特徴により、カップ型弁体の内面に作用する流体の圧力を圧力抜き口を通して底辺部の外側に導き、底辺部の外側から下方に向かう圧力を発生させて、弁体に作用する流体のスラスト荷重を減殺させることができる。
(3)第3の特徴により、均圧通路をバルブボディに比較的簡単に形成することができる。
(4)第4の特徴より、三方弁の軽量化及び低コスト化を図ることができる。
(5)第5の特徴より、均圧通路をOリング等によりシールすることが不要になる。
(6)第6の特徴により、弁体を上下にわずかな距離だけ移動させることで弁体の開閉を切り替えることができるため、ソレノイドとして直動型を採用することができるとともに、駆動力も回転型に比較して小さくするできる。
(7)第7の特徴により、連通口、及び、弁口の数を設計条件に応じて最適なものに選択することができる。
(8)第8の特徴により、弁体に作用する流体のスラスト荷重を減殺させるとともに、弁体が上下動する際にも、底辺部の外側に形成される室と弁体内部との流体の流通により弁体の動きをスムースにすることができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る三方弁の正面断面図であり、図2(a)は、図1のA−A断面図、図2(b)は、図1のB−B断面図である。また、図3(a)は、弁体が、図2の状態から時計方向に45゜回動された状態を、また、図3(b)は、弁体が、図2の状態から時計方向に90゜回動された状態を示す図である。
三方弁は、主として、バルブボディ1と、該バルブボディ1内の円筒状の弁体収容空間2内に配置されるカップ型の弁体3と、バルブボディ1の上面に装着される上方フランジ4、バルブボディ1の下面に装着される下方フランジ5、及び、弁体3を回動するソレノイド6から構成されている。カップ型の弁体3は、底辺部7が上側に、開口部8が下側になるように倒立配置され、底辺部7には回転軸9が一体的に設けられ、該回転軸9はソレノイド6の駆動軸12とピン13及ノブ14を介して連結される。回転軸9と上方フランジ4との間にはOリング10が配設され、両部材の間をシールしている。また、弁体3の底辺部7と上方フランジ4との間には摺動リング11が配設され、弁体3の軸方向のスラスト荷重を受けるようになっている。
なお、弁体3の回転駆動をマグネットカップリング方式あるいはラックアンドピニオンで行うことも可能である。
なお、第3及び第4の連通口17−3、17−4は、バルブボディ1の外周面から半径方向に穿設された穴を連通口17−3、17−4を残してメクラ栓20で閉塞する形で形成されているため、半径方向外側に径の大きな部分17−3’、17−4’を有した形となっているが、これに限らず、内側から円形の穴を穿設することにより17−3及び17−4だけを形成してもよい。
これら4つの連通口17のうち、第1の連通口17−1は、第1の流体流入口15に直結しており、また、第2の連通口17−2は、第2の流体流入口16に直結している。さらに、第3の連通口17−3は、回転軸心を中心として対向する位置にある第1の流体流入口15と上側の均圧通路18を介して連通され、第4の連通口17−4は、回転軸心を中心として対向する位置にある第2の流体流入口16と下側の均圧通路19を介して連通されている。
本発明では、第1の流体流入口15と第3の連通口17−3、及び、第2の流体流入口16と第4の連通口17−4のように、平面視で、例えば対向する位置関係にある両者を“関連する”という。
また、第2図(a)に示すように、下側の均圧通路19は、バルブボディ1の下面に沿って円弧状に設けられた深溝19−1と、第2の流体流入口16と深溝19−1とを結ぶ垂直孔19−2と、第4の連通口17−4と深溝19−1とを結ぶ垂直孔19−3とにより形成され、前記深溝19−1は下方フランジ5により覆われる。
本例では、深溝18−1及び19−1は全周にわたって設けられているが、これに限らず、半円であってもよく、要は、第1の流体流入口15と第3連通口17−3と、及び、第2の流体流入口16と第4の連通口17−4とが連通される構成であればよい。深溝18−1及び19−1の両側には、それぞれ、Oリング21、22が配設され、深溝
を流れる流体をシールしている。
図3(a)の状態では、弁口23は第2の連通口17−2と連通するとともに、第1の連通口17−1とも連通している。すなわち、この状態では、第1の流体流入口15及び第2の流体流入口16から流体が流体流出口25に流れる。
さらに、図3(b)の状態では、弁口23は第2の連通口17−2と非連通となるともに、第1の連通口17−1にのみ連通している。すなわち、この状態では、第1の流体流入口15からのみ流体が流体流出口25に流れる。
図3(a)及び図3(b)のいずれの状態においても、弁体3の外周面に作用する半径方向の流体圧力は、弁体3の回転中心に対してバランスする。
なお、図1ないし図3に示した三方弁は、混合弁の構造、すなわち、第1の流体流入口15及び第2の流体流入口16のどちら一方、又は、両者から同時に、流体が流れる構造を持つものであるが、例えば、弁口23の径を小さく形成すれば、弁口23が第1の流体流入口15及び第2の流体流入口16の同時に連通することはなくなり、切替弁としての構造となる。
また、バルブボディ1の4つの連通口17をすべて同一の開口面積にし、円周方向に90°間隔に、また、弁体3の2つの弁口23を同一の開口面積にし、円周方向に180°間隔に設けているが、これに限らず、連通口の開口面積については、第1の連通口17−1と第3の連通口17−3、第2の連通口17−2と第4の連通口17−4とが等しければよい。また、連通口17の円周方向の角度については、第1の流体流入口15と第2の流体流入口16との配置角度に応じて設定され、その数も4個以上であってもよい。弁体3の弁口23の開口面積もすべて等しくする必要はなく、また、その数も、例えば円周方向に120゜間隔に3個設けてもよい。要するに、弁体3の外周面に作用する半径方向の流体圧力が、弁体3の回転中心に対してバランスするものであればよい。
さらに、本発明は、流体の流れの方向が逆でもよい。
図4は、本発明の実施の形態2に係る三方弁の正面断面図であり、図5(a)は、図4のA−A断面図、図5(b)は、図4のB−B断面図である。
実施の形態2は、基本的には実施の形態1と同じであって、バルブボディ1を合成樹脂製に特定したことに伴う細部の構造が相違する。このため、図4及び5において、図1〜3と同じ符号は図1〜3と同じ部材を示しており、詳しい説明は省略する。
また、第3の連通口17−3は、回転軸心を中心として対向する位置にある第1の流体流入口15と直結した第1の連通口17−1と上側の均圧通路27を介して連通され、第4の連通口17−4は、回転軸心を中心として対向する位置にある第2の流体流入口16と直結した第2の連通口17−2と下側の均圧通路28を介して連通されている。
第3の連通口17−3及び第4の連通口17−4は、バルブボディ1を型により成形する際、一体成形される。
なお、トンネル孔27−1及び28−1は、半円状ではなく、円状に設けられてもよい。
本例においては、バルブボディ1を合成樹脂製とすることにより、三方弁の軽量化及び低コスト化を図ることができる。また、対向する連通口を連通させる均圧通路27及び28をトンネル孔方式により形成することにより、実施の形態1のようにOリング等のシール手段を設ける必要がない。
図6は、本発明の実施の形態3に係る三方弁の正面断面図であって、図7のC−C断面を示したものであり、図7(a)は、図6のA−A断面図、図7(b)は、図6のB−B断面図である。
実施の形態1及び2に係る三方弁は弁体が回動することにより流路を開閉する構成であるのに対し、実施の形態3に係る三方弁では、弁体が上下動することにより流路を開閉する構成としている点で実施の形態1及び2と相違する。図6及び7において、図1〜3と同じ符号は図1〜3と同じ部材を示しており、詳しい説明は省略する。
実施の形態3に係る三方弁は、主として、バルブボディ1と、該バルブボディ1内の円筒状の弁体収容空間2内に配置されるカップ型の弁体3と、バルブボディ1の上面に装着される上方フランジ4、バルブボディ1の下面に装着される下方フランジ5、及び、弁体3を直動するソレノイド6から構成されている。カップ型の弁体3は、底辺部7が上側に、開口部8が下側になるように配置され、底辺部7には上下動軸30が一体的に設けられ、ソレノイド6の駆動軸12とはピン13、13及ノブ14を介して連結されている。上下動軸30とバルブボディ1との間にはOリング10が配設され、両部材の間をシールしている。
また、下側の均圧通路35は、バルブボディ1の下面に沿って円弧状に設けられた深溝36と、第2の流体流入口16と深溝36とを結ぶ第1の垂直孔37−1(図7(a)参照。以下同じ。)と、第8の連通口31−8と深溝36とを結ぶ第2の垂直孔37−2と、第2の連通口31−2と深溝36とを結ぶ第3の垂直孔37−3と、第4の連通口31−4と深溝36とを結ぶ第4の垂直孔37−4とにより形成され、前記深溝36は下方フランジ5により覆われる。
上記のように、上側の均圧通路32は、第1の流体流入口15と第3、第5及び第7の連通口31−3、31−5、31−7とを深溝33により連係するものであり、下側の均圧通路35は、第2の流体流入口16と第2、第4及び第8の連通口31−2、31−4、31−8とを深溝36により連係するものである。
本発明では、深溝により連係される流体流入口と連通口とを“関連する”という。
さらに、弁口40の断面形状は特に限定されないが、本例においては、連通口31と同様に、横に長い長方形をなし、すべて同一開口面積に形成されている。弁口40の開口面積は、バルブボディ1の連通口31の開口面積と同じである必要はないが、ほぼ同一かやや小さめに設定される。弁体3の開口部8は流体流出口25に臨んだ状態になっている。
弁体3がソレノイド6により下限位置に移動されると、第2、第4、第6及び第8の連通口31−2、31−4、31−6、31−8と弁口40−2、40−4、40−6、40−8とがそれぞれ連通した状態になり、第1、第3、第5及び第7の連通口31−1、31−3、31−5、31−7と弁口40−1、40−3、40−5、40−7とはそれぞれ非連通の状態になり、流体は第2の流体流入口16から流出口25に流れると同時に、第1流体流入口15の流体圧力を第3、第5及び第7の連通口31−3、31−5、31−7を介して弁体3の外周面に作用させる。
この際、弁体3の外周面に作用する半径方向の流体圧力は、弁体3の軸芯に対してバランスし、従来の弁装置におけるような片当たりではないため、弁体3を上下に駆動する駆動力を最小化することができる。
また、圧力抜き口24は、弁体3が上下動する際にも、底辺部7の外側に形成される室と弁体3内部との流体の流通により弁体3の動きをスムースにさせる役割も果たす。
連通状態にある右側の弁口が弁体の下降により非連通となるまでの距離をm、非連通の状態にある左側の弁口が連通を開始するまでの距離をpとした場合、p>mの関係に設定されているから、連通状態にある右側の弁口が弁体3の下降により非連通となるまでの間に、非連通の状態にある左側の弁口が連通を開始することはない。すなわち、連通状態にある右側の弁口が弁体3の下降により非連通となるまでの間に、非連通の状態にある左側の弁口が連通を開始することはないから、両方の弁口が同時に連通する時間帯が存在せず、切替弁としての機能を奏する。
また、連通口31は、同一の開口面積にしたり、又は、円周方向に等間隔に設ける必要はなく、要するに、弁体3の外周面に作用する半径方向の流体圧力が、弁体3の軸芯に対してバランスするものであればよい。
さらに、上記した例では、8列の連通孔31の上下方向の位置を同じにし、8列の弁口40の上下方向の位置を1列ごとに異ならせているが、この関係を逆にし、8列の連通孔31の上下方向の位置を1列ごとに異ならせ、8列の弁口40の上下方向の位置を同じにしてもい。
さらにまた、流体の流れ方向を逆にし、流体流入口15、16を出口とし、流体流出口25を入口としても同様の効果を奏することができる。
2 弁体収容空間
3 弁体
4 上方フランジ
5 下方フランジ
6 ソレノイド
7 底辺部
8 開口部
9 回転軸
10 Oリング
11 摺動リング
12 ソレノイドの駆動軸
13 ピン
14 ノブ
15 第1の流体流入口
16 第2の流体流入口
17 連通口
18 上側の均圧通路
19 下側の均圧通路
20 メクラ栓
21 Oリング
22 Oリング
23 弁口
24 圧力抜き口
25 流体流出口
26 弁座
27 上側の均圧通路
28 下側の均圧通路
30 上下動軸
31 連通口
32 上側の均圧通路
33 深溝
34 垂直孔
35 下側の均圧通路
36 深溝
37 垂直孔
40 弁口
Claims (8)
- 円筒状の弁体収容空間、前記弁体収容空間に半径方向に連通する複数の連通口、並びに、半径方向に2つ及び軸方向に1つの流体流入口又は流体流出口を具備するバルブボディと、
前記バルブボディの複数の連通口にそれぞれ連通可能な複数の弁口を具備し、前記バルブボディの弁体収容空間に収容された状態で駆動手段により回動され、前記バルブボディの複数の連通口の少なくとも1つと複数の弁口の少なくとも1つとが連通、または、非連通のいずれかに切り替えられる円筒状の弁体とを備え、
前記半径方向の2つの流体流入口又は流体流出口は、それぞれ、前記バルブボディの連通口の1つと直結し、前記流体流入口又は流体流出口と直結しない他の連通口は、それぞれ、バルブボディ内に形成された均圧通路を介して前記半径方向の2つの流体流入口又は流体流出口のうち関連する1つと連係され、
弁体の回動により弁口と連通した連通口では流体の流れが生じ、弁口と連通しない連通口では弁体に流体圧が作用されることを特徴とする三方弁。 - 前記弁体がカップ型であり、該カップ型弁体の底辺部に駆動軸が設けられるとともに該底辺部が前記バルブボディに支持されてスラスト荷重を受けるように配置され、該底辺部を貫通するように圧力抜き口が設けられることを特徴とする請求項1記載の三方弁。
- 前記均圧通路は、前記バルブボディの上面又は下面に沿って円弧状に設けられた深溝と、該深溝と前記流体流入口又は流体流出口とを結ぶ垂直孔及び該深溝と前記連通口とを結ぶ垂直孔により形成され、前記深溝は前記バルブボディの上面及び下面に装着されるフランジにより覆われることを特徴とする請求項1又は2記載の三方弁。
- 前記バルブボディを合成樹脂製とし、前記弁体の外周面と接する部分に金属製の弁座を設けることを特徴とする請求項1又は2記載の三方弁。
- 前記バルブボディを合成樹脂製とし、前記均圧通路が、円筒状の弁体収容空間の周囲を円弧状に迂回するようにバルブボディ内に設けられるトンネル孔により形成されることを特徴とする請求項1、2、4のいずれか1項に記載の三方弁。
- 円筒状の弁体収容空間、前記弁体収容空間に半径方向に連通する複数の連通口、並びに、半径方向に2つ及び軸方向に1つの流体流入口又は流体流出口を具備するバルブボディと、
前記バルブボディの複数の連通口にそれぞれ連通可能な複数の弁口を具備し、前記バルブボディの弁体収容空間に収容された状態で駆動手段により上下動され、前記バルブボディの複数の連通口の少なくとも1つと複数の弁口の少なくとも1つとが連通、または、非連通のいずれかに切り替えられる円筒状の弁体と、
前記半径方向の2つの流体流入口又は流体流出口は、それぞれ、前記バルブボディの連通口の1つと直結し、前記流体流入口又は流体流出口と直結しない他の連通口は、それおぞれ、バルブボディ内に形成された均圧通路を介して前記半径方向の2つの流体流入口又は流体流出口のうち関連する1つと連係され、
弁体の上下動により弁口と連通した連通口では流体の流れが生じ、弁口と連通しない連通口では流体圧が弁体に作用させられることを特徴とする三方弁。 - 前記バルブボディの複数の連通口、及び、前記弁体の複数の弁口のそれぞれの開口面積を一定、円周方向の開口数をN(Nは4以上の偶数)とした場合、前記連通口及び弁口は、360゜/Nの角度で設けられることを特徴とする請求項6記載の三方弁。
- 前記弁体がカップ型であり、該カップ型弁体の底辺部に駆動軸が設けられるとともに該底辺部が前記バルブボディに支持されてスラスト荷重を受けるように配置され、該底辺部を貫通するように圧力抜き口が設けられることを特徴とする請求項6又は7記載の三方弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010186868A JP5455843B2 (ja) | 2010-08-24 | 2010-08-24 | 三方弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010186868A JP5455843B2 (ja) | 2010-08-24 | 2010-08-24 | 三方弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012047192A true JP2012047192A (ja) | 2012-03-08 |
JP5455843B2 JP5455843B2 (ja) | 2014-03-26 |
Family
ID=45902307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010186868A Active JP5455843B2 (ja) | 2010-08-24 | 2010-08-24 | 三方弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5455843B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013241982A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-05 | Fuji Koki Corp | ロータリー弁 |
WO2022181026A1 (ja) * | 2021-02-25 | 2022-09-01 | Ckd株式会社 | 四方弁、弁ユニット、温度制御システム |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6256871U (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-08 | ||
JPH11148567A (ja) * | 1997-11-17 | 1999-06-02 | Kitz Corp | ボールバルブ用ボール |
JP2001304434A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-10-31 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 減圧弁型パイロット弁 |
JP2005114116A (ja) * | 2003-10-10 | 2005-04-28 | Yamatake Corp | 二方ボール弁 |
JP2007010139A (ja) * | 2005-06-02 | 2007-01-18 | Kureha Corp | 回転式切換バルブ、切換バルブ装置、充填包装体製造装置及び充填包装体製造方法 |
-
2010
- 2010-08-24 JP JP2010186868A patent/JP5455843B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6256871U (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-08 | ||
JPH11148567A (ja) * | 1997-11-17 | 1999-06-02 | Kitz Corp | ボールバルブ用ボール |
JP2001304434A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-10-31 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 減圧弁型パイロット弁 |
JP2005114116A (ja) * | 2003-10-10 | 2005-04-28 | Yamatake Corp | 二方ボール弁 |
JP2007010139A (ja) * | 2005-06-02 | 2007-01-18 | Kureha Corp | 回転式切換バルブ、切換バルブ装置、充填包装体製造装置及び充填包装体製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013241982A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-05 | Fuji Koki Corp | ロータリー弁 |
WO2022181026A1 (ja) * | 2021-02-25 | 2022-09-01 | Ckd株式会社 | 四方弁、弁ユニット、温度制御システム |
TWI820557B (zh) * | 2021-02-25 | 2023-11-01 | 日商Ckd股份有限公司 | 四通閥、閥單元、溫度控制系統 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5455843B2 (ja) | 2014-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5586367B2 (ja) | 二方弁 | |
JP5615573B2 (ja) | 流路切換弁及びそれを用いたヒートポンプ装置 | |
CN102900861B (zh) | 用于基本上气密截断流动路径的阀门 | |
US9782894B2 (en) | Hydraulic rotary actuator | |
JP5455843B2 (ja) | 三方弁 | |
US10459463B2 (en) | Water flow control valve | |
US20220146003A1 (en) | Three-way water valve | |
JP2015014307A (ja) | 流路切替弁 | |
CN104121384A (zh) | 同轴旋转阀 | |
JP2010223418A (ja) | ボールバルブ | |
JP2013044354A (ja) | ボールバルブ | |
KR101793580B1 (ko) | 전동식 2라인 삼방볼밸브 | |
JP2015094460A (ja) | 流路切換弁 | |
US20200224779A1 (en) | Valve | |
JP2005163874A5 (ja) | ||
CN220870145U (zh) | 多通阀 | |
CN103939643A (zh) | 一种单体阀门六通换向阀 | |
JP5611658B2 (ja) | 多方切換弁 | |
EP2366921B1 (en) | Temperature controlling valve | |
CA2531027A1 (en) | Rotary rinser | |
US11774018B2 (en) | Rotary joint | |
JP2021143743A (ja) | ロータリバルブ | |
CN100451410C (zh) | 多口阀 | |
KR101530668B1 (ko) | 4방향 밸브 | |
US11236836B2 (en) | Actuating mechanism for actuating valves |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5455843 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |