JP2012045356A - 炊飯器 - Google Patents

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Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
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【課題】 加圧型炊飯器においては、加圧後の排気をより速く一気に行うほうが美味しく炊けることがわかってきたにも関わらず、排気口を拡大すると炊飯物が排気口から出たり、調圧ボールが大きく重くなったり、その制御手段も大型になる不都合があった。
【解決手段】 炊飯鍋の排気口と、その排気口に設けられた調圧ボールを2対とし、排気口は併設し、調圧ボールの制御手段は、二組の、駆動源と、駆動源に連結された連結棒と、連結棒に連結され調圧ボールを駆動する駆動手段とを設ける。制御手段の駆動源は調圧ボールの近傍に位置するように配置され、連結棒は交差して配置する。蓋の開閉に対するロック機構を蓋に設け、連結棒が調圧ボールを駆動する際に爪がロック機構に作用するようにして安全を確保する。
【選択図】図1

Description

本発明は炊飯器、詳しくはその炊飯鍋内の圧力を調整する構造に関するものである。
従来より、炊飯器としては、単に加熱炊飯するだけではなく、加圧炊飯することもなされてきた。そういう加圧炊飯において、例えば炊飯鍋を収容する本体と、開閉可能に取り付けられ炊飯鍋を密閉する蓋体と、炊飯鍋を加熱する加熱手段と、蓋体に炊飯鍋内の蒸気を排出する排気口を設けた炊飯器が紹介されている(特開平9−192005号公報、特許文献1)。これによると、炊飯前及び炊飯初期に排気口を開き、炊飯中に排気口を閉じて炊飯鍋内の圧力を加減する調圧ボールによる排気口開閉手段を設けている。その調圧ボールはソレノイドのプランジャーで駆動するものである。
特開平9−192005号公報
しかしながら、加圧後の排気をより速く一気に行うほうが美味しく炊けることがわかってきたにも関わらず、従来の炊飯器よりも排気口を拡大すると炊飯物が排気口から上方に入る可能性が高くなり、その排気口の開閉を行う調圧ボールも大きく重くなると、その制御手段も大型になるため、それらが蓋内に収まらないという問題があった。
本発明は上述の点を考慮してなされたもので、炊飯鍋と、その炊飯鍋を収納する本体と、その本体に開閉可能に取り付けられ炊飯鍋を密閉する蓋と、その蓋に設けられた炊飯器内の蒸気を排出する排気口と、その排気口の上方に設けられた調圧ボールと、その調圧ボールを炊飯状態に応じて排気口の開閉を行うように制御する制御手段と、炊飯鍋を加熱する加熱手段とを備えた炊飯器において、排気口は併設された二つの排気口からなり、制御手段は、二組の、駆動源と、駆動源に連結された連結棒と、連結棒に連結され調圧ボールを駆動する駆動手段とを設けたものである。
また本発明では更に、制御手段の駆動源は調圧ボールの近傍に位置するように配置され、連結棒は、駆動源が併設した前記駆動手段の位置に対して互いに外側になるように、交差して配置したものであり、より好ましくは本体と蓋の開閉に対するロック機構が蓋に設けられ、更に蓋には連結棒の交差付近に進退自由な爪が設けられ、連結棒が調圧ボールを駆動する際にその爪をロック機構に作用させるものである。
本発明は、このように排気口を併設された二つの排気口とし、制御手段は、二組の、調圧ボールを駆動する駆動手段と、駆動源と、駆動手段と駆動源を連結する連結棒とで構成したので、排気量を従来よりも拡大するために排気口を大きくすると、炊飯物が排気口から抜けることもなく、排気口を閉じる調圧ボールも大きく重くならず、調圧ボールの制御手段もいたずらに大型にならないで、実質的に排気量を拡大できる。
また、駆動源を調圧ボールの近傍に位置するように配置し、連結棒は、駆動源が併設した前記駆動手段の位置に対して互いに外側になるように、交差して配置したので、制御手段が細長い配置面積を占有しなくてよく、動作も左右均等に分散した動きとなるのでバランスがとれて余分な動作がない。
更に、蓋の開閉に関するロック機構に、連結棒の交差付近に進退自由設けた爪が、連結棒が調圧ボールを駆動する際に作用するので、蓋がきちんとしまっていないときはロック機構で爪が動かなくなり、連結棒が動かないため調圧ボールが動かず、蓋がきちんとしまっているときは加圧中に進退する爪がロック機構に作用し、蓋が開かないようにする。そして爪が連結棒の交差付近に設けられることで二組の駆動手段に対し一つの爪で済み、一方の駆動による連結棒の進退でもロック機構に作用する。
本発明実施例の炊飯器の断面図である。 本発明実施例の要部斜視図である。 本発明実施例の要部平面図(a)と、その中央部の要部断面図(b)と、駆動手段の平面図(c)である。 本発明における排気口と調圧ボールの断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図4に従って説明する。
これらの図において、1は炊飯鍋で、その炊飯鍋1を収納する本体2に収納されており、その本体2には、炊飯鍋1を密閉する蓋3が、開閉可能に取り付けられ、炊飯鍋1を加熱する加熱手段21が設けられている。そして蓋3には、炊飯器内の蒸気を排出する排気口4、4が併設されて設けられており、その排気口4,4の上方には、それぞれ調圧ボール5,5が設けられている。排気口4,4の後方には蓋3の内部に蒸気がこもらないように外部に蒸気を排出する排出部41が排気口4,4に連接して設けられている。
蓋3は、ヒンジ31で本体に取り付けられた外蓋に炊飯鍋1の上端開口部を蓋する着脱自在の炊飯鍋蓋32を備えた蓋3とからなっている。炊飯鍋蓋32に設けられた排気口4,4は炊飯鍋1の蒸気を逃がすように設ければよい。排気口4は例えば下方に広く開放したスカート型で、実質開放直径3〜5mmとなっており、炊飯物が排気口から排気と共に抜け出ることのないように構成されている。
この調圧ボール5,5は例えば鋼材からなり、十分な転がり特性を得られるように直径10mm〜20mmの球状に成形されていると共に、適度の重量をもっている。そしてその調圧ボール5,5には調圧ボール5,5が外に飛び出さないようにケース51で覆われていると共に、炊飯状態に応じて排気口4,4の開閉を行うように調圧ボール5,5を制御する制御手段6,6が設けられている。
制御手段6,6には、二組の、プランジャーからなる駆動源62,62と、駆動源62、62に連結された連結棒63,63と、連結棒63,63に連結され調圧ボールを駆動する駆動手段61,61が設けられている。駆動手段61,61は図3(c)に示すように、一方の先端に調圧ボールを押し上げる操作部611と、後述する爪9を進退させる翼部312を有した、例えば樹脂成型品からなる。そして駆動手段61,61は図3の上下方向に進退可能に配置されている。また駆動源62,62は前記調圧ボール5,5の近傍、より具体的には併設された排気口の併設方向の延長上に、駆動源62、調圧ボール5、調圧ボール5、駆動源6と並ぶように位置するように配置されている。そして連結棒63,63は、駆動源62,62が併設した駆動手段61,61の位置に対して互いに外側になるように、交差して軸631、631によって軸支され、配置されている。連結棒63,63を交差させることにより、駆動手段61,61と駆動源63,63の移動量にそれぞれ設計の自由度が取れ、動作の確実性と駆動源63,63の負荷軽減と、組立てのアライアンスの余裕が持てる。また交差させることにより、後述するようにどちらの駆動手段61,61が動いても安全性が得られるような爪9の配置が可能になる。
これにより、駆動源62,62の駆動に応じて、連結棒63,63は軸631,631を支点にシーソー動作を行い、駆動手段61,61は進退動作を行い、それによって調圧ボール5,5が排気口4,4の開閉を行うこととなる。このような排気・加圧の動作は、通常は左右の制御手段6が同時に働くが、必要に応じて例えば弱排気の場合など、一方のみが、または左右が交互に動作することも出来る。
一般に排気口4,4は、炊飯鍋1の周縁に設けられるものではなく、ほぼ中央よりに配置されるから、その排気口4,4を中心に駆動源が左右にバランスよく配置され、駆動源が頻繁に駆動されても蓋3が偏ったストレスを受けることはなく、また従来のように従に長い場所を占有しないので排出部41が大きく開口できる。
また本体2には蓋3に対する開閉機構が設けられているが、これは炊飯時に炊飯鍋1を密閉状態にする必要があるので、蓋3にもロック機構8が関連付けられている。具体的には加圧時には容易に蓋3のロック機構8が開かないようにすることが必要であり、本体2のボタン動作が、蓋3の中においてロック機構8の回動可能なロック爪81にも連動している(図1参照)。
一方、蓋3には連結棒63の交差付近に進退自由な爪9が図3(b)に示すよう設けられ、連結棒63が調圧ボール5,5を駆動する際に駆動手段61,61に設けられた翼部612,612により爪9を進退させ蓋3のロック機構8として作用させる。即ち、ロック爪81は、蓋3が完全に閉まって正常にロックされている場合には蓋底面から浮いた状態に回動している。そこで連結棒63、63の翼部612,612で押された爪9はそのロック爪81の下に滑り込み、本体2の蓋開閉ボタンを押してもロック機構8はロック爪91が下向きに回動できなくて、蓋3はロックされたままとなる。一方蓋が完全に閉まっていない状態であれば、ロック爪81は十分上に回動していないから、連結棒63、63の翼部612,612で押されてもロック爪81の端縁でストップされて、調圧ボール5,5を排気口4,4の上に移動させられないので、加圧動作を行うことが出来ない。
このように爪9は、蓋が完全に閉まっていれば加圧時の蓋の開くのを防止し、蓋が完全に閉まっていないときは加圧が行われないというように、安全確保をすることが出来る。本例は駆動手段61,61の両方で説明したが、一方の駆動手段61のみにおいても爪9は一方の翼部612によって進退可能である。
本発明は、加圧型の炊飯器において、炊飯器の蓋を徒に大きくしなくても加圧後の排気量が大きく出来るので、美味しく炊飯・調理することが出来る。排気量の調節も出来るので、ご飯だけではなく調理にも応用できる。
1 炊飯鍋
2 本体
21 加熱手段
3 蓋
31 ヒンジ
32 炊飯鍋蓋
4,4 排気口
5,5 調圧ボール
6 制御手段
61,61 駆動手段
62,62 駆動源
63,63 連結棒
8 ロック機構
81 ロック爪
9 爪

Claims (3)

  1. 炊飯鍋と、その炊飯鍋を収納する本体と、その本体に開閉可能に取り付けられ、前記炊飯鍋を密閉する蓋と、その蓋に設けられた炊飯器内の蒸気を排出する排気口と、その排気口の上方に設けられた調圧ボールと、その調圧ボールを炊飯状態に応じて排気口の開閉を行うように制御する制御手段と、炊飯鍋を加熱する加熱手段とを備えた炊飯器において、前記排気口は併設された二つの排気口からなり、前記制御手段は、二組の、駆動源と、駆動源に連結された連結捧と、連結棒に連結され調圧ボールを駆動する駆動手段とを具備したことを特徴とする炊飯器。
  2. 前記制御手段の前記駆動源は前記調圧ボールの近傍に位置するように配置され、前記連結棒は、駆動源が併設した前記駆動手段の位置に対して互いに外側になるように、交差して配置されていることを特徴とする前記請求項1記載の炊飯器。
  3. 前記本体と前記蓋の開閉に対するロック機構が前記蓋に設けられ、更に前記蓋には前記連結棒の交差付近に進退自由な爪が設けられ、前記連結棒が前記調圧ボールを駆動する際に前記爪をロック機構に作用させることを特徴とする前記請求項2記載の炊飯器。
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