JP2012044361A - 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2012044361A
JP2012044361A JP2010182378A JP2010182378A JP2012044361A JP 2012044361 A JP2012044361 A JP 2012044361A JP 2010182378 A JP2010182378 A JP 2010182378A JP 2010182378 A JP2010182378 A JP 2010182378A JP 2012044361 A JP2012044361 A JP 2012044361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
reading
image data
image processing
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010182378A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5672842B2 (ja
Inventor
Noriko Arai
のり子 荒井
Hiromi Kita
洋実 北
Hiroshi Hayashi
寛 林
Kazuo Hayashi
林  和夫
Kenji Ueda
健次 上田
Shinji Hanaoka
新治 花岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2010182378A priority Critical patent/JP5672842B2/ja
Publication of JP2012044361A publication Critical patent/JP2012044361A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5672842B2 publication Critical patent/JP5672842B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

【課題】読み取った画像のカラー判定の結果と、画像形成手段の画像形成の結果とが異なることを抑制する。
【解決手段】原稿を反転させることなく原稿の両面から画像を読み取ることが可能な画像読取部15により両面コピーを行う場合に、画像読取部15により原稿の裏面を読み取って得られた裏面の画像データを読取り順に作業用メモリ26に書き込み、作業用メモリ26に書き込まれた裏面の画像データを当該書き込み順と逆に読み出す書込読出処理部24を設け、裏面画像処理部22に対して書込読出処理部24での読出順に裏面の画像データが入力されるようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置、画像形成装置及びプログラムに関する。
原稿を給紙する給紙部と、前記給紙部により給紙された前記原稿が搬送される搬送路と、前記搬送路の一方の側から前記原稿の第1面の画像を読み取る第1のセンサと、前記搬送路の他方の側から前記原稿の第2面の画像を読み取る第2のセンサと、前記第1のセンサを複数回用いて前記原稿の表裏両面を読み取る第1の読み取りモードと、当該第1のセンサ及び前記第2のセンサを用いて当該原稿の表裏両面を読み取る第2の読み取りモードとに対応可能に構成され、当該第1の読み取りモードにて当該原稿の表裏両面を読み取った場合と当該第2の読み取りモードにて当該原稿の表裏両面を読み取った場合とで出力画像のレジストレーション位置方向を同じくする画像処理部とを含む画像読み取り装置が知られている(特許文献1参照。)。
また、読み取られた画像データの原稿がカラーかモノクロかをページメモリで画像データの読み出しが行われる前に判定し、判定結果に応じてカラー画像処理されたカラー画像データ及びモノクロ画像処理されたモノクロ画像データの一方を選択し、判定結果及び選択した画像データに基づいてカラー画像形成又はモノクロ画像形成を行う画像形成装置が知られている(特許文献2参照。)。
特許第4367114号公報 特開2005−033489号公報
本発明は、読み取った画像のカラー判定の結果と、画像形成手段の画像形成の結果とが異なることを抑制することができる画像処理装置、画像形成装置及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1の発明の画像処理装置は、原稿を反転させることなく前記原稿の両面から画像を読み取ることが可能な読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データに対してカラー用の画像処理を行う第1のカラー画像処理手段と、前記読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データに対して白黒用の画像処理を行う第1の白黒画像処理手段と、前記読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データのうち、当該入力順に先頭から前記原稿の大きさを検知する検知手段により検知された大きさに相当する範囲までの画像データがカラーか白黒かを判定する第1の判定手段と、前記読取手段により前記原稿の裏面を読み取って得られた裏面の画像データを読取り順に記憶手段に書き込み、前記記憶手段に書き込まれた裏面の画像データを当該書き込み順と逆に読み出す書込読出手段と、前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データに対してカラー用の画像処理を行う第2のカラー画像処理手段と、前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データに対して白黒用の画像処理を行う第2の白黒画像処理手段と、前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データのうち、当該入力順に先頭から前記検知手段により検知された大きさに相当する範囲までの画像データがカラーか白黒かを判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手段でカラーと判定された場合には、前記第1のカラー画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいてカラーの画像が前記検知手段により検知された原稿の大きさに相当する記録媒体の一方の面に形成されるように画像形成手段を制御し、前記第1の判定手段で白黒と判定された場合には、前記第1の白黒画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいて白黒の画像が前記記録媒体の前記一方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御し、前記第2の判定手段でカラーと判定された場合には、前記第2のカラー画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいてカラーの画像が前記記録媒体の他方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御し、前記第2の判定手段で白黒と判定された場合には、前記第2の白黒画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいて白黒の画像が前記記録媒体の前記他方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項2の発明の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、原稿を反転させることなく前記原稿の両面から画像を読み取ることが可能な読取手段と、前記原稿の大きさを検知する検知手段と、前記読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データに対してカラー用の画像処理を行う第1のカラー画像処理手段と、前記読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データに対して白黒用の画像処理を行う第1の白黒画像処理手段と、前記読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データのうち、当該入力順に先頭から前記検知手段により検知された大きさに相当する範囲までの画像データがカラーか白黒かを判定する第1の判定手段と、前記読取手段により前記原稿の裏面を読み取って得られた裏面の画像データを読取り順に記憶手段に書き込み、前記記憶手段に書き込まれた裏面の画像データを当該書き込み順と逆に読み出す書込読出手段と、前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データに対してカラー用の画像処理を行う第2のカラー画像処理手段と、前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データに対して白黒用の画像処理を行う第2の白黒画像処理手段と、前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データのうち、当該入力順に先頭から前記検知手段により検知された大きさに相当する範囲までの画像データがカラーか白黒かを判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手段でカラーと判定された場合には、前記第1のカラー画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいてカラーの画像が前記検知手段により検知された原稿の大きさに相当する記録媒体の一方の面に形成されるように画像形成手段を制御し、前記第1の判定手段で白黒と判定された場合には、前記第1の白黒画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいて白黒の画像が前記記録媒体の前記一方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御し、前記第2の判定手段でカラーと判定された場合には、前記第2のカラー画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいてカラーの画像が前記記録媒体の他方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御し、前記第2の判定手段で白黒と判定された場合には、前記第2の白黒画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいて白黒の画像が前記記録媒体の前記他方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項3の発明は、コンピュータを、原稿を反転させることなく前記原稿の両面から画像を読み取ることが可能な読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データに対してカラー用の画像処理を行う第1のカラー画像処理手段、前記読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データに対して白黒用の画像処理を行う第1の白黒画像処理手段、前記読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データのうち、当該入力順に先頭から前記原稿の大きさを検知する検知手段により検知された大きさに相当する範囲までの画像データがカラーか白黒かを判定する第1の判定手段、前記読取手段により前記原稿の裏面を読み取って得られた裏面の画像データを読取り順に記憶手段に書き込み、前記記憶手段に書き込まれた裏面の画像データを当該書き込み順と逆に読み出す書込読出手段、前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データに対してカラー用の画像処理を行う第2のカラー画像処理手段、前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データに対して白黒用の画像処理を行う第2の白黒画像処理手段、前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データのうち、当該入力順に先頭から前記検知手段により検知された大きさに相当する範囲までの画像データがカラーか白黒かを判定する第2の判定手段、及び前記第1の判定手段でカラーと判定された場合には、前記第1のカラー画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいてカラーの画像が前記検知手段により検知された原稿の大きさに相当する記録媒体の一方の面に形成されるように画像形成手段を制御し、前記第1の判定手段で白黒と判定された場合には、前記第1の白黒画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいて白黒の画像が前記記録媒体の前記一方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御し、前記第2の判定手段でカラーと判定された場合には、前記第2のカラー画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいてカラーの画像が前記記録媒体の他方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御し、前記第2の判定手段で白黒と判定された場合には、前記第2の白黒画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいて白黒の画像が前記記録媒体の前記他方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御する制御手段として機能させるためのプログラムである。
請求項1に記載の発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、読み取った画像のカラー判定の結果と、画像形成手段の画像形成の結果とが異なることを抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、読み取った画像のカラー判定の結果と、画像形成手段の画像形成の結果とが異なることを抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、読み取った画像のカラー判定の結果と、画像形成手段の画像形成の結果とが異なることを抑制することができる。
実施の形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る画像形成装置の機能的な構成を示す図である。 制御部で実行される処理ルーチンの流れを示すフローチャートである。 表面及び裏面の双方に図示される位置にだけカラー画像がある自動原稿送り部に置かれた原稿の両面を、本実施の形態に係る画像形成装置で読み取って両面コピーしたときのカラー判定結果と画像形成結果とを説明する説明図である。 本実施の形態に係る両面コピーの際のタイミングチャートを示す。 表面及び裏面の双方に図示される位置にだけカラー画像がある原稿を、メカ反転式の画像読取部で読み取って両面コピーしたときのカラー判定結果と画像形成結果とを説明する説明図である。 表面及び裏面の双方に図示される位置にだけカラー画像がある原稿を、両面同時式の画像読取部で読み取って180度回転処理せずに両面コピーしたときのカラー判定結果と画像形成結果とを説明する説明図である。
以下、図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
本実施の形態に係る画像形成装置は、不図示の通信インタフェースを介して外部から入力された画像データ、或いは、原稿の画像を読み取って得られた画像データを用いて画像を形成する。
図1は、画像形成装置10の構成の一例を示す図である。
画像形成装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、UI(User Interface)14、画像読取部15、画像処理部16、画像形成部17、及び原稿サイズ検知部19を有し、各々がバス18を介して接続されている。
CPU11は、ROM12に記憶されているプログラムを実行し、画像形成装置10の動作を制御する。ROM12には、CPU11が実行するプログラムやCPU11の処理に必要なデータ等が記憶されている。RAM13は、ワークメモリとして使用される。
なお、CPU11が実行するプログラムを記憶するための記憶媒体は、ROM12に限定されない。例えば、フレキシブルディスクやDVDディスク、光磁気ディスクやUSB(ユニバーサルシリアルバス)メモリ等(不図示)であってもよい。
UI14は、例えばディスプレイ上にタッチパネルが重ねられたタッチパネルディスプレイ、及び操作ボタン等から構成される。UI14には、各種情報が表示され、また利用者が操作することにより様々な情報や設定が入力される。
画像読取部15は、原稿の画像をカラーで読み取ってRGBの画像データを出力することが可能なスキャナとしての機能を有しており、例えば、不図示のプラテンガラスに置かれた書類を読み取ることが可能であるだけでなく、自動原稿送り部に置かれた原稿を読取位置まで搬送して読み取ることが可能に構成されている。
なお、本実施の形態の画像読取部15には、自動原稿送り部に置かれた原稿を搬送して読み取る際に原稿が搬送される搬送経路の表裏両面側に、各々センサが設けられ、原稿を表裏反転させることなく、1回の原稿搬送で原稿の両面を読み取ることが可能に構成されている。ここで、各センサは、CCD(Charge Coupled Device)により構成されていてもよいし、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等により構成されていてもよい。
ここでは図示を省略するが、搬送経路の表面側に設けられた表面用のセンサに対応する表面用の発光部から原稿の表面に光を照射し、その反射光を表面用のセンサで受光して原稿の表面の画像を読み取る。裏面も同様に、搬送経路の裏面側に設けられた裏面用のセンサに対応する裏面用の発光部から原稿の裏面に光を照射し、その反射光を裏面用のセンサで受光して原稿の裏面の画像を読み取る。これにより、原稿の表裏両面を読み取る。また、本実施の形態では、表面用のセンサ及び裏面用のセンサの各々として、例えば原稿の搬送方向と交差する方向に複数の撮像素子がライン状に配列されたラインセンサが用いられており、ライン単位での読み取りが行われる。このラインセンサにより撮像素子の配列方向(スキャンの主走査方向)の1ラインの読み取りが終了すると、原稿を主走査方向と交差する方向(副走査方向)に移動し、次のラインを読み取る。これを原稿全体に亘って繰り返し、原稿の面全体の読み取りを行っている。従って、原稿の表面及び裏面の各画像は、原稿の搬送方向の先端側から1ラインずつ順に読み取られていく。読み取られて得られた画像データはその読取り順に画像処理部16に入力される。
画像処理部16には、不図示の通信インタフェースを介して外部から入力された画像データ、或いは、画像読取部15により原稿の画像を読み取って得られた画像データが入力される。画像処理部16に入力される画像データは、画像を構成する各画素の画素値を含む画像データであって、画像処理部16は、該入力された画像データの各画素値に対して様々な画像処理を行う。画像処理部16の機能構成は後述する。
画像形成部17は、画像処理部16で画像処理された画像データに基づいて画像を形成するプリントエンジンであって、プロセス方向に沿って上流側から下流側に向かって、Y(イエロー)色の画像を形成するY画像形成ユニット、M(マゼンタ)色の画像を形成するM画像形成ユニット、C(シアン)色の画像を形成するC画像形成ユニット、K(ブラック)色画像を形成するK画像形成ユニットが、タンデム状に配設され、更に中間転写ベルト、一次転写ユニット、二次転写ユニット、定着装置を含んで構成されている。Y画像形成ユニット、M画像形成ユニット、C画像形成ユニット、及びK画像形成ユニットは、それぞれ、感光体と、感光体の表面をそれぞれ帯電させる帯電器と、帯電した感光体をそれぞれに対応する画像データに基づいて露光して静電潜像を形成する露光装置と、静電潜像が形成された感光体の表面に、各画像形成ユニットに対応した色のトナーを付着させて現像する現像装置とを備えている。そして、各画像形成ユニットの現像装置で現像された各トナー像が、各画像形成ユニット毎に設けられた一次転写ユニットにより各感光体から中間転写ベルトへ転写され重ね合わされる。更に、記録用紙が二次転写位置まで搬送され、二次転写ユニットにより中間転写ベルト上のトナー像が電気的に引き寄せられ、記録用紙に転写される。そして、記録用紙に転写されたトナー像は、定着装置で記録用紙に定着される。
また、本実施の形態の画像形成装置は、表面にトナー画像が定着された記録用紙の表裏を反転し、再び記録用紙を二次転写位置へと搬送し、裏面のトナー画像が一次転写された中間転写ベルトから該裏面のトナー画像を記録用紙の裏面に転写することで、記録用紙の両面に印刷可能な機構を備えている。
なお、ここでは、中間転写ベルトを用いた画像形成部を例示して説明したが、中間転写ベルトを介さず直接記録用紙にトナー像を転写するものであってもよい。また、ここでは、タンデム型の電子写真方式の画像形成部を例示したが、これに限定されず、例えば、回転式の現像装置が設けられた画像形成部であってもよい。すなわち、1つの感光体、1つの帯電器、1つの露光装置、YMCK各色のトナーを供給する現像装置を備え、帯電器で帯電させた感光体にYMCK各色毎に画像データに基づいて静電潜像を形成してトナーで現像することにより、各色のトナー像を順に形成して中間転写ベルトに順次転写し、各トナー像を重ね合わせた上で記録用紙に転写し、定着するものである。また、電子写真方式に限らず、記録ヘッドからYMCK各色毎の画像データに応じてYMCK各色毎のインク滴を吐出し、記録用紙を搬送させながら印刷するインクジェット方式の画像形成部であってもよい。
原稿サイズ検知部19は、複数の光学式センサを備えている。複数の光学式センサは、プラテンガラスと、自動原稿送り部から表面用のセンサまでの搬送経路とに設けられている。該センサにより、プラテンガラスに置かれた原稿を読み取る際に、及び自動原稿送り部から搬送された原稿を読み取る際に、読取対象の原稿の端部を検出することで、原稿のサイズを検知する。本実施の形態の原稿サイズ検知部19は、予め設定されている複数の定形サイズ(例えば、A4サイズ、A5サイズ、B5サイズ等)の中から、センサの読取結果が示すサイズに最も近い定形サイズを選択し、選択した定形サイズを原稿のサイズとして検知する。従って、原稿の実際の大きさが定形サイズであれば、検知される原稿サイズも実際の原稿の大きさに相当する定形サイズとなるが、原稿の実際の大きさが上記設定されているある定形サイズより少し大きなサイズである場合には、検知される原稿サイズは実際の原稿の大きさより若干小さな定形サイズとして検知されることとなる。
原稿サイズ検知部19は、検知した原稿サイズを示す原稿サイズ情報をCPU11及び画像処理部16に出力する。なお、原稿サイズ情報を画像処理部16に直接出力するのではなく、CPU11を介して画像処理部16に出力するようにしてもよい。
図2は、画像形成装置10の機能的な構成を示す図である。ここでは、原稿両面の画像を読み取ると共に、原稿サイズを原稿サイズ検知部19で検知し、検知した原稿サイズに相当する記録媒体(ここでは記録用紙)に画像を形成することにより、両面コピーを行う場合の構成を示した。
図2に示すように、画像処理部16は、表面画像処理部20、裏面画像処理部22、書込読出処理部24、及び作業用メモリ26を備えている。
表面画像処理部20は、カラー判定部40、カラー画像処理部42、及び白黒画像処理部44を備えている。
カラー判定部40には、画像読取部15で読み取って得られた表面の画像データ(以下、表面の読取画像データと呼称する)が読取り順に入力されると共に、原稿サイズ検知部19から原稿サイズ情報が入力される。カラー判定部40は、入力された表面の画像データのうち、入力順に先頭から原稿サイズ情報が示す原稿サイズに相当する範囲までの画像データが示す画像がカラーか白黒かを判定する。従って、例えば、原稿の実際のサイズが定形サイズA4より若干大きなサイズであったとしても、入力された読取画像データのうち、入力順の先頭から定形サイズA4分の画像データがカラー判定に用いられ、先頭から定形サイズA4を超える部分の画像データはカラー判定には用いられない。このカラー判定は、カラー画像処理部42及び白黒画像処理部44での画像処理と並行して行われる。カラー判定を画像処理の後に行う場合に比べて生産性低下が抑えられる。
なお、カラー判定部40で行われるカラー判定の方法は、周知の技術を用いればよい。例えば、読取画像データの各画素値からカラーの画素値を示す画素の数と、白黒の画素値を示す画素の数とをカウントして、数が多い方を選択してもよいし、カラーの画素値を示す画素の数と閾値とを比較して、閾値を越えていれば、カラーと判定し、閾値以下であれば白黒と判定してもよい。また、白黒の画素値を示す画素の数と閾値とを比較して、閾値を越えていれば、白黒と判定し、閾値以下であればカラーと判定してもよい。
カラー画像処理部42には、表面の読取画像データが読取り順に入力される。カラー画像処理部42は、入力された表面の読取画像データにカラー用の画像処理を施す。なお、カラー画像処理部42で行われる画像処理には、例えば、RGBの読取画像データをカラー用のCMYK各色の画像データに変換する変換処理も含まれる。
また、白黒画像処理部44には、表面の読取画像データが読取り順に入力される。白黒画像処理部44は、入力された表面の読取画像データに白黒用の画像処理を施す。なお、白黒画像処理部44で行われる画像処理には、例えば、RGBの読取画像データを白黒用のCMYK各色の画像データ(或いはK色単色の画像データ)に変換する変換処理も含まれる。
書込読出処理部24には、画像読取部15で読み取って得られた裏面の画像データ(以下、裏面の読取画像データと呼称する)が読取り順に入力される。書込読出処理部24は、入力された裏面の読取画像データを、入力順に(すなわち読取り順に)作業用メモリ26に書き込み、裏面1面分の読取画像データを作業用メモリ26に書き込むと、該書き込んだ裏面の読取画像データをその書き込み順と逆に(裏面1面分の読取画像データの先頭からではなく、最後尾から)読み出す。書込読出処理部24は、読み出した裏面の読取画像データを、読み出し順に裏面画像処理部22に入力する。これにより、裏面の読取画像データが180度回転した状態で裏面画像処理部22に入力される。以下では、書込読出処理部24で行われる処理を180度回転処理という場合もある。
裏面画像処理部22は、カラー判定部50、カラー画像処理部52、及び白黒画像処理部54を備えている。
カラー判定部50には、裏面の読取画像データが書込読出処理部24の作業用メモリ26からの読み出し順に入力されると共に、原稿サイズ検知部19から原稿サイズ情報が入力される。カラー判定部40は、入力された裏面の画像データのうち、入力順に先頭から原稿サイズ情報が示す原稿サイズに相当する範囲までの画像データが示す画像がカラーか白黒かを判定する。このカラー判定も、カラー判定部40でのカラー判定と同様に、カラー画像処理部52及び白黒画像処理部54での画像処理と並行して行われる。カラー判定を画像処理の後に行う場合に比べて生産性低下が抑えられる。カラー判定の方法は、カラー判定部40と同様であるため、説明を省略する。
カラー画像処理部52には、裏面の読取画像データが上記読み出し順に入力される。カラー画像処理部52は、入力された裏面の読取画像データにカラー用の画像処理を施す。なお、カラー画像処理部52で行われる画像処理には、例えば、RGBの読取画像データをカラー用のCMYK各色の画像データに変換する変換処理も含まれる。
白黒画像処理部54には、裏面の読取画像データが上記読み出し順に入力される。白黒画像処理部54は、入力された裏面の読取画像データに白黒用の画像処理を施す。なお、白黒画像処理部54で行われる画像処理には、例えば、RGBの読取画像データを白黒用のCMYK各色の画像データ(或いはK色単色の画像データ)に変換する変換処理も含まれる。
表面用記憶部30は、RAM13に設けられた記憶領域であって、表面画像処理部20のカラー画像処理部42で画像処理された後の読取画像データ、及び白黒画像処理部44で画像処理された後の読取画像データがその処理順に書き込まれる。
裏面用記憶部32は、RAM13に設けられた記憶領域であって、裏面画像処理部22のカラー画像処理部52で画像処理された後の読取画像データ、及び白黒画像処理部54で画像処理された後の読取画像データがその処理順に書き込まれる。
制御部28は、CPU11がプログラムを実行することにより実現される機能である。ここで、制御部28で実行される処理ルーチンの流れを説明しながら、本実施の形態の両面コピー処理について説明する。なお、以下では、原稿がカラーか白黒かを画像形成装置10側で判定し、判定結果に応じたモード(カラーモードまたは白黒モード)で、原稿サイズ検知部19により検知された原稿サイズに相当するサイズの記録用紙に画像を形成するよう設定されている場合について説明する。
図3は、制御部28で実行される両面コピーの際の処理ルーチンの流れを示すフローチャートである。
ステップ100では、制御部28は、自動原稿送り部に置かれた原稿の両面を読み取るよう、画像読取部15に対して読取命令を出力する。画像読取部15で原稿の両面を読み取って得られた表面の読取画像データ及び裏面の読取画像データは、画像処理部16に入力される。なお、読取りの際に、原稿サイズ検知部19で原稿のサイズが検知され、原稿サイズ検知部19から原稿サイズ情報が、制御部28及び画像処理部16に入力される。
表面の読取画像データは、前述したように、画像処理部16の表面画像処理部20に入力され、表面画像処理部20のカラー判定部40でカラー判定されると共に、カラー判定と並行して、カラー画像処理部42及び白黒画像処理部44で各々画像処理される。また、裏面の読取画像データは、前述したように、画像処理部16の書込読出処理部24に入力され、書込読出処理部24により作業用メモリ26を用いて180度回転処理されて、裏面画像処理部22に入力される。そして裏面画像処理部22のカラー判定部50でカラー判定されると共に、カラー判定と並行してカラー画像処理部52及び白黒画像処理部54で各々画像処理される。
ステップ102では、制御部28は、表面のカラー判定結果が表面画像処理部20のカラー判定部40から入力されたか否かを判定し、カラー判定結果が入力されると、ステップ104で、表面のカラー判定結果がカラーを示しているか否か判定する。
ステップ104で、表面のカラー判定結果がカラーを示していると判定された場合には、ステップ106に進む。ステップ106では、制御部28は、カラー画像処理部42で画像処理され、表面用記憶部30に書き込まれた読取画像データを書き込み順に読み出して画像形成部17に対して出力し、当該読取画像データに基づいて原稿サイズ検知部19で検知された原稿サイズに相当するサイズの記録用紙の表面にカラー画像を形成させるための画像形成命令を出力する。これにより、画像形成部17は、画像形成命令に応じて記録用紙の表面にカラー画像を形成する。
一方、ステップ104で、表面のカラー判定結果が白黒であると判定された場合には、ステップ108に進む。ステップ108では、制御部28は、白黒画像処理部44で画像処理され、表面用記憶部30に書き込まれた読取画像データを書き込み順に読み出して画像形成部17に対して出力し、当該読取画像データに基づいて原稿サイズ検知部19で検知された原稿サイズに相当するサイズの記録用紙の表面に白黒画像を形成させるための画像形成命令を出力する。これにより、画像形成部17は、画像形成命令に応じて記録用紙の表面に白黒画像を形成する。
ステップ110では、制御部28は、裏面のカラー判定結果が裏面画像処理部22のカラー判定部50から入力されたか否かを判定し、カラー判定結果が入力されると、ステップ112で、裏面のカラー判定結果がカラーを示しているか否か判定する。
ステップ110で、裏面のカラー判定結果がカラーを示していると判定された場合には、ステップ112に進む。ステップ112では、制御部28は、カラー画像処理部52で画像処理され、裏面用記憶部32に書き込まれた読取画像データを書き込み順に読み出して画像形成部17に対して出力し、当該読取画像データに基づいて上記記録用紙の裏面にカラー画像を形成させるための画像形成命令を出力する。これにより、画像形成部17は、画像形成命令に応じて記録用紙の裏面にカラー画像を形成する。
一方、ステップ112で、裏面のカラー判定結果が白黒であると判定された場合には、ステップ116に進む。ステップ116では、制御部28は、白黒画像処理部54で画像処理され、裏面用記憶部32に書き込まれた読取画像データを書き込み順に読み出して画像形成部17に対して出力し、当該読取画像データに基づいて上記記録用紙の裏面に白黒画像を形成させるための画像形成命令を出力する。これにより、画像形成部17は、画像形成命令に応じて記録用紙の裏面に白黒画像を形成する。
図4は、表面及び裏面の双方に図示される位置にだけカラー画像がある自動原稿送り部に置かれた原稿の両面を、本実施の形態に係る画像形成装置で読み取って両面コピーした場合のカラー判定結果と画像形成結果とを説明する説明図である。ここでは、定型サイズより副走査方向に少し大きなサイズの原稿を両面読み取った場合を例に挙げる。図4に示すように、原稿の表面及び裏面の各々で、カラー判定される画像の領域(カラー判定領域)と実際に記録用紙に形成される画像の領域(画像形成領域)とが等しいため、カラー判定結果と画像形成結果とが異なることなく画像が形成されている。
また、図5に、本実施の形態に係る両面コピーの際のタイミングチャートを示す。
図5に示すように、表面の画像と裏面の画像とが読み取られると、表面の読取画像データは180度回転処理されずにそのまま表面画像処理部20に入力されるが、本実施の形態では、裏面の読取画像データは180度回転処理するため、裏面画像処理部22でカラー判定及び画像処理が開始されるまで待ち時間が生じることとなる。一方、従来の書込読出処理部24及び作業用メモリ26を設けない構成では、表面と同様に180度回転処理はされずにそのまま裏面画像処理部22に入力されることとなるため、待ち時間は生じない。しかしながら、図5のタイミングチャートに示すように、表面の画像形成(印刷)を行っている間に、裏面画像処理部22で、カラー判定、カラー画像処理、及び白黒画像処理が行われるため、結果として、裏面の画像形成開始タイミングは、従来とは変わらず、生産性が低下することはない。
なお、裏面の読取画像データに対して180度回転処理を行わずに、180度回転処理前の読取画像データに基づいて裏面のカラー判定を行って画像形成すると、そのカラー判定結果と画像形成結果とが異なってしまう場合がある。
この点について、表面を読み取った後、自動原稿反転部によりメカ的に原稿を反転させて裏面を読み取ることで原稿の両面を読み取ることが可能な画像読取部(以下、メカ反転式という)により原稿両面を読み取って両面コピーを行う場合と、本実施の形態に係る画像読取部15のように、原稿を反転させることなく原稿の両面から画像を読み取ることが可能な画像読取部(以下、両面同時式という)により原稿の両面を読みって両面コピーを行う場合とを比較しながら説明する。ここでも、定型サイズより副走査方向に少し大きなサイズの原稿を両面読み取った場合を例に挙げる。
前述したように、原稿サイズ検知部19により、読取対象の原稿のサイズが検知されるが、定型サイズより副走査方向(原稿の搬送方向)に少し大きなサイズの原稿の場合には、実際のサイズではなく、実際のサイズに最も近い定形サイズが原稿のサイズとして検知されてしまい、実際に読み取られる領域は定形サイズより少し大きなサイズであるのに、該定形サイズの領域だけがカラー判定に用いられてしまう。画像を形成する記録用紙を検知された原稿のサイズに相当する大きさの記録用紙とする場合には、検知された原稿サイズに相当する大きさの記録用紙が用いられ画像が形成される。
図6に示すように、表面及び裏面の双方に、図示される位置にだけカラー画像がある原稿を、メカ反転式の画像読取部で読み取って画像を形成した場合には、表面及び裏面の両方で、副走査読取方向(原稿読取りの際の搬送方向)と画像形成方向(記録用紙の搬送方向)とが同じになる。カラー判定が定型サイズで処理された場合には、カラー判定結果は、表面がカラー、裏面は白黒となり、画像形成結果も、表面にはカラーの画像が形成され、裏面には白黒の画像が形成され、カラー判定結果と画像形成結果とが一致する。
一方、両面同時式の画像読取部が搭載された画像形成装置で両面コピーを行う場合、裏面の副走査読取方向がメカ反転方式と逆になる。しかしながら、裏面の画像形成方向は、メカ反転方式と同じであるため、副走査読取方向と画像形成方向とが逆方向となってしまう。これは以下の理由による。メカ反転式の画像読取部を備えた画像形成装置の方が、両面同時式の画像読取部を備えた画像形成装置よりも前に普及しており、利用者もメカ反転式での出力に慣れている。利用者が慣れている方式に処理を合わせるたほうが、画像読取部の読み取り方式を使用者が意識せずとも、容易に複写が実施できることは重要である。また、例えばメカ反転方式の画像読取部と両面同時式の画像読取部とが同一装置内に併設している場合等にあっては、画像形成方向を合わせる方が利用者にとっても使い勝手がよい。そこで、両面同時式の画像読取部で裏面を読み取った場合でも、裏面の画像の形成方向をメカ反転式と同じにするため、従来の技術では、画像処理後の裏面の読取画像データをページメモリ等へ一端格納して、格納順とは逆に(180度回転)させて読み出して用いて画像形成するようにしている。
従って、従来の両面同時式で読み取って裏面の読取画像データを180度回転処理させない状態で裏面画像処理部22に入力する構成とすると、図7に示すように、表面では副走査読取方向と画像形成方向とが同じになるが、裏面では、副走査読取方向と画像形成方向とが逆になってしまう。
そこで、本実施の形態で説明したように裏面の読取画像データを180度回転処理してカラー判定、カラー画像処理、及び白黒画像処理を行うようにすることで、両面同時式で読み取る場合であっても、カラー判定結果と画像形成結果とが異なることが抑制される。
なお、上記では、画像処理部16で行う処理の各々をCPU11が該プログラムを実行することで実行するようにしてもよい。
また、画像処理部16の機能を備えた画像処理装置を、画像読取部15、画像形成部17、及び原稿サイズ検知部19を備えた画像形成装置とは別個独立に設けてもよい。すなわち、画像の読み取りや画像の形成は外部の装置に行わせる構成としてもよい。
また、同様に、画像形成部17を設けず画像読取部15及び画像処理部16を設けた画像処理装置として構成し、画像形成は外部の装置に行わせるようにしてもよいし、画像読取部15、及び原稿サイズ検知部19を設けず画像処理部16及び画像形成部17を設けた画像形成装置として構成し、画像の読み取りは外部の装置に行わせるようにしてもよい。
10 画像形成装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
15 画像読取部
16 画像処理部
17 画像形成部
18 バス
19 原稿サイズ検知部
20 表面画像処理部
22 裏面画像処理部
24 書込読出処理部
26 作業用メモリ
28 制御部
30 表面用記憶部
32 裏面用記憶部
40 カラー判定部
42 カラー画像処理部
44 白黒画像処理部
50 カラー判定部
52 カラー画像処理部
54 白黒画像処理部

Claims (3)

  1. 原稿を反転させることなく前記原稿の両面から画像を読み取ることが可能な読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データに対してカラー用の画像処理を行う第1のカラー画像処理手段と、
    前記読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データに対して白黒用の画像処理を行う第1の白黒画像処理手段と、
    前記読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データのうち、当該入力順に先頭から前記原稿の大きさを検知する検知手段により検知された大きさに相当する範囲までの画像データがカラーか白黒かを判定する第1の判定手段と、
    前記読取手段により前記原稿の裏面を読み取って得られた裏面の画像データを読取り順に記憶手段に書き込み、前記記憶手段に書き込まれた裏面の画像データを当該書き込み順と逆に読み出す書込読出手段と、
    前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データに対してカラー用の画像処理を行う第2のカラー画像処理手段と、
    前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データに対して白黒用の画像処理を行う第2の白黒画像処理手段と、
    前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データのうち、当該入力順に先頭から前記検知手段により検知された大きさに相当する範囲までの画像データがカラーか白黒かを判定する第2の判定手段と、
    前記第1の判定手段でカラーと判定された場合には、前記第1のカラー画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいてカラーの画像が前記検知手段により検知された原稿の大きさに相当する記録媒体の一方の面に形成されるように画像形成手段を制御し、前記第1の判定手段で白黒と判定された場合には、前記第1の白黒画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいて白黒の画像が前記記録媒体の前記一方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御し、前記第2の判定手段でカラーと判定された場合には、前記第2のカラー画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいてカラーの画像が前記記録媒体の他方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御し、前記第2の判定手段で白黒と判定された場合には、前記第2の白黒画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいて白黒の画像が前記記録媒体の前記他方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御する制御手段と、
    を備えた画像処理装置。
  2. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    原稿を反転させることなく前記原稿の両面から画像を読み取ることが可能な読取手段と、
    前記原稿の大きさを検知する検知手段と、
    前記読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データに対してカラー用の画像処理を行う第1のカラー画像処理手段と、
    前記読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データに対して白黒用の画像処理を行う第1の白黒画像処理手段と、
    前記読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データのうち、当該入力順に先頭から前記検知手段により検知された大きさに相当する範囲までの画像データがカラーか白黒かを判定する第1の判定手段と、
    前記読取手段により前記原稿の裏面を読み取って得られた裏面の画像データを読取り順に記憶手段に書き込み、前記記憶手段に書き込まれた裏面の画像データを当該書き込み順と逆に読み出す書込読出手段と、
    前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データに対してカラー用の画像処理を行う第2のカラー画像処理手段と、
    前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データに対して白黒用の画像処理を行う第2の白黒画像処理手段と、
    前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データのうち、当該入力順に先頭から前記検知手段により検知された大きさに相当する範囲までの画像データがカラーか白黒かを判定する第2の判定手段と、
    前記第1の判定手段でカラーと判定された場合には、前記第1のカラー画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいてカラーの画像が前記検知手段により検知された原稿の大きさに相当する記録媒体の一方の面に形成されるように画像形成手段を制御し、前記第1の判定手段で白黒と判定された場合には、前記第1の白黒画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいて白黒の画像が前記記録媒体の前記一方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御し、前記第2の判定手段でカラーと判定された場合には、前記第2のカラー画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいてカラーの画像が前記記録媒体の他方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御し、前記第2の判定手段で白黒と判定された場合には、前記第2の白黒画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいて白黒の画像が前記記録媒体の前記他方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御する制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  3. コンピュータを、
    原稿を反転させることなく前記原稿の両面から画像を読み取ることが可能な読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データに対してカラー用の画像処理を行う第1のカラー画像処理手段、
    前記読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データに対して白黒用の画像処理を行う第1の白黒画像処理手段、
    前記読取手段により前記原稿の表面を読み取って得られた表面の画像データが読取り順に入力され、当該入力された表面の画像データのうち、当該入力順に先頭から前記原稿の大きさを検知する検知手段により検知された大きさに相当する範囲までの画像データがカラーか白黒かを判定する第1の判定手段、
    前記読取手段により前記原稿の裏面を読み取って得られた裏面の画像データを読取り順に記憶手段に書き込み、前記記憶手段に書き込まれた裏面の画像データを当該書き込み順と逆に読み出す書込読出手段、
    前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データに対してカラー用の画像処理を行う第2のカラー画像処理手段、
    前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データに対して白黒用の画像処理を行う第2の白黒画像処理手段、
    前記書込読出手段により読み出された前記原稿の裏面の画像データが読出順に入力され、当該入力された裏面の画像データのうち、当該入力順に先頭から前記検知手段により検知された大きさに相当する範囲までの画像データがカラーか白黒かを判定する第2の判定手段、及び
    前記第1の判定手段でカラーと判定された場合には、前記第1のカラー画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいてカラーの画像が前記検知手段により検知された原稿の大きさに相当する記録媒体の一方の面に形成されるように画像形成手段を制御し、前記第1の判定手段で白黒と判定された場合には、前記第1の白黒画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいて白黒の画像が前記記録媒体の前記一方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御し、前記第2の判定手段でカラーと判定された場合には、前記第2のカラー画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいてカラーの画像が前記記録媒体の他方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御し、前記第2の判定手段で白黒と判定された場合には、前記第2の白黒画像処理手段で画像処理が行われた画像データに基づいて白黒の画像が前記記録媒体の前記他方の面に形成されるように前記画像形成手段を制御する制御手段
    として機能させるためのプログラム。
JP2010182378A 2010-08-17 2010-08-17 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム Expired - Fee Related JP5672842B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010182378A JP5672842B2 (ja) 2010-08-17 2010-08-17 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010182378A JP5672842B2 (ja) 2010-08-17 2010-08-17 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012044361A true JP2012044361A (ja) 2012-03-01
JP5672842B2 JP5672842B2 (ja) 2015-02-18

Family

ID=45900180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010182378A Expired - Fee Related JP5672842B2 (ja) 2010-08-17 2010-08-17 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5672842B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018121268A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 キヤノン株式会社 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010154068A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010154068A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018121268A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 キヤノン株式会社 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5672842B2 (ja) 2015-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9197775B2 (en) Image reading device, copier, and image forming apparatus
JP4956350B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP5577783B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム
US10440205B1 (en) Image forming apparatus forming image on paper
JP2015080104A (ja) 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP5672842B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム
JP5050979B2 (ja) 画像形成装置
JP6256043B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2009111906A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2007019854A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US11334299B2 (en) Image forming apparatus and non-transitory computer readable medium
US11943408B2 (en) Printing apparatus
JP6358131B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
US11330138B2 (en) Image scanning device
JP2011197136A (ja) 画像形成装置
JP2018107572A (ja) 画像読取装置、画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法
JP6885076B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置、画像処理装置、及び画像処理方法
US20210337082A1 (en) Image processing device
JP6614911B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置、原稿サイズ検出プログラムおよび原稿サイズ検出方法
JP6611496B2 (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP6041792B2 (ja) シート検出装置、画像処理装置、シート検出方法
US9025201B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP4814837B2 (ja) 画像処理装置及び画像形成装置
JP2015080170A (ja) 原稿読取装置
JP5828870B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5672842

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees