JP2012044241A - 無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接基地局が同じ周波数帯域を用いたときの干渉を低減する。
【解決手段】各基地局の優先帯域は互いに異なる周波数帯域であり、基地局は、配下の端末局との通信時に、当該基地局に隣接する隣接基地局が当該基地局の通信と同じ時間で同じ周波数帯域を用いたときに、当該基地局の通信に対して干渉となる隣接基地局を特定する手段と、当該基地局から干渉となる隣接基地局に対して、優先帯域の全部または一部の送信停止または送信電力の低減を要求する手段と、干渉となる隣接基地局に対して送信停止または送信電力の低減を要求した優先帯域と、隣接基地局から送信停止または送信電力の低減を要求された帯域かつ時間領域以外の周波数帯域と時間領域で配下の端末局と通信する手段と、フレーム構成を複数の時間領域に分割し、当該基地局とその配下の端末局との間の信号の受信状況により、当該基地局がその端末局と通信する時間領域を選択する手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の基地局と複数の端末局によって構成される無線通信システムにおいて、各基地局が分散制御的に当該基地局と同じ時間で同じ周波数帯域を使用する隣接基地局により形成される「多重パターン」を選択し、当該多重パターンに属する隣接基地局と送信停止要求や送信電力低減要求を相互に通知し合う無線通信システムおよび無線通信方法に関する。
IEEE802.16で規格化されているIEEE802.16e-2005の通信方式(いわゆる Mobile WiMAX(Worldwide interoperability for microwave access))では、高速なデータサービスに加えて、VoIPやストリーミング配信など、様々なアプリケーションに幅広く対応できるように設計されている。
さらに、 Mobile WiMAXでは、周波数利用効率を向上させるために、FFR(Fractional Frequency Reuse) と呼ばれる柔軟性の高い周波数再利用の仕組みが利用できるように設計されている。図9は、FFRを用いた一般的なフレーム構成の一例であり、フレームは周波数再利用係数(以下、FRF)が異なる2つのゾーン(セルエッジゾーン、セル中心ゾーン)に分割される。基地局(以下、BS)は、各端末(以下、SS)に対するデータ割当領域として、当該BSの近傍のSSに対しては、隣接BSと同じ周波数を使用するFRF=1のゾーン(以下、セル中心ゾーン)の中で割り当てる。BS近傍に位置するSSは受信電力が大きく干渉波の影響が小さいため、BSはこのSSに対して、隣接するBSと同じ時間かつ同じ周波数を用いた通信が可能となる。一方、セルエッジに位置するSSに対しては、隣接BSと異なる周波数を使用するFRF=3のゾーン(以下、セルエッジゾーン)の中に割り当てる (非特許文献1)。BSのセルエッジに位置するSSは、受信電力が小さく干渉波の影響が大きいため、BSは隣接するBSと異なる時間または異なる周波数で送信するなどの干渉回避が行われる。 Mobile WiMAXにおけるFFRでは、セルエッジゾーンとセル中心ゾーンは一般的に時分割されるため、BSは各SSのデータを割り当てるゾーンを適切に判断する必要がある。
本明細書では、隣接する複数のBSが同じ時間で同じ周波数を用いて異なるSSと通信することを、多重またはリソース多重と呼ぶ。
非特許文献2では、単一の信号対干渉雑音電力比(SINR)または搬送波対干渉雑音電力比(CINR)の閾値によって、各SSの割り当てるゾーンを決定する方法が示されている。BSとSSとのSINRまたはCINRが閾値以上であれば、SSはBS近傍に位置すると判別し、セル中心ゾーンに割り当てる。一方、閾値以下であれば、SSはセルエッジに位置すると判別し、 セルエッジゾーンに割り当てる。
このようなFFRでは、全てのBSが一律に多重するか否かとなるところ、非特許文献3では、図10のようなフレームを構成し、隣接する複数のBSのうち一部のBSが多重する組み合わせを時分割的に導入し、そのスケジューリング方法により、システム容量が改善されることが明らかにされている。このフレーム構成は、隣接する3つのBSのうち、いずれのBSも多重しないセルエッジゾーン(多重数1)と、2つのBSが多重する多重ゾーン(多重数2)と、3つ全てのBSが多重する多重ゾーン(多重数3)とに分割されている。この方式では、集中制御局となるBSが必要であり、当該BSは各BSと各SSとの間の伝搬路情報の全ての組合せを収集し、それらの伝搬路情報に基づいて、各SSが通信するBSとゾーン(多重数) を決定する。例えば図11に示す構成例では、BS1から信号を受信するSS1に対して、BS2からの干渉波の影響は大きいが、BS3からの干渉波の影響が小さいため、セルエッジゾーン(多重数1)に割り当てるよりも、BS1とBS3の多重ゾーン(多重数2)に選択することで、システム容量の改善が図られる。
非特許文献3に示されている無線通信システムとスケジューリング方法では、例えば3つのBSのみで構成されるような小規模な無線通信システムの場合にシステム容量の改善効果が期待できる。しかし、集中制御的にスケジューリングする方法であるため、BS数やSS数が増大するごとに、スケジューリングの計算の複雑性が増す。また、このスケジューリング方法では、各BSと各SSとの伝搬路情報の全ての組合せを収集する必要があるが、セルラーなどの大規模システムにおいてはそれらの伝搬路情報の全てを収集することは困難である。
そこで、非特許文献4では、各BSは隣接BSとのみ協調することによって当該BSと同じ時間で同じ周波数帯域を使用する適切な隣接BSの組合せ(多重パターン)を決定する分散制御型のアプローチをとることで、非特許文献3におけるスケジューリング方法の課題を解決している。非特許文献4では、セルエッジゾーンおよびセル中心ゾーンの区別は存在しない。各BSは、一定の優先帯域(周波数帯)を有し、その優先帯域において多重パターンを決定すると共に、干渉となる隣接BS(多重パターンに含まれないBS) に対して優先帯域の一部の送信停止を要求する。また、隣接BSから非優先帯域の一部の送信停止が要求される。
ここで、図12に示すように各BSの優先帯域は、隣接BSの優先帯域とは異なって設定される、すなわち各BSの優先帯域は隣接BSの非優先帯域となるため、各BSが分散制御的に決定する多重パターンが不整合を生じることはない。具体的なスケジューリング処理は図13に示すように、優先帯域でのスケジューリング(S1301 〜S1306 )と非優先帯域のスケジューリング(S1307 〜S1310 )の2段階に分かれる。各BSは、まず優先帯域に対して、データバッファ部に蓄積されたデータを割り当てる。ここで、当該BSとデータの宛先となるSSx とのSNRおよび隣接BSと当該SSx とのSNRを把握し、これらのSNRに基づいて、送信時に多重できるか否かを判断する。送信時に多重できる場合には、多重パターンも併せて決定する。
一方、優先帯域の全てに対する割当が終了するか、バッファに蓄積されたデータの全てに対する割当が終了した場合には、隣接BSに対して、送信停止を要求するための通知を行う(S1306 )。帯域を割り当てられていないデータがバッファにある場合には、他のBSにより送信停止を要求されていない非優先帯域で割り当てを行う。
割当が完了した後、BSは、優先帯域については各SSに対して定めた多重パターンで通信する。このとき所望の多重パターンを実現するために、上記の通知により隣接BSに所定の領域における多重または送信停止を命令している。一方、非優先帯域については、隣接基地局から送信停止を命令されていない非優先帯域において各SSと通信することとなる。
庄納崇 他、「WiMAX教科書」、インプレスR&D、 pp.107-108 藤井啓正 他、「Fractional Frequency Reuseを用いるOFDMAセルラシステムの特性解析 通信容量およびアウテージレート」、無線通信システム研究会、 RCS2007-161、2007年 大野陽平 他、「集中制御型FFRにおけるリソース制御を適用したシステム容量善効果」、2009年電子情報通信学会総合大会、B-5-140 、2009年 大野陽平 他、「分散制御による周波数リユース可変方法の提案」、2009年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会、B-5-116 、2009年
非特許文献4に記載の技術では、各BSは優先帯域において多重パターンを選択することができるが、選択する多重パターンによってシステム全体におけるスループットの改善効果は異なるため、最適な多重パターンを選択する手段が必要である。一方、多重パターンに含まれるBS数が多いほど同じ周波数を同時に使用するBSの数が増えることになるため、システム全体として使用できるリソースが増加することによって、システム全体の周波数利用効率は高くなる。しかし、BS単位で見た場合には、多重パターンに含まれる他のBSからの干渉が多くなり、1つのSSに提供できるスループットは低くなる。一方で、多重パターンに含まれるBS数が少ないとシステム全体としての周波数利用効率は低くなるが、干渉が小さくなるため、1つのSSに提供できるスループットは高くなる。多重パターンはこれらのトレードオフを考慮して設定するのが望ましい。一例として、多重パターンに含まれるBS数と、多重パターンに含まれる特定のBSとSSとのスループットを乗算し、その値が最大となる多重パターンを選択する方法が考えられる。
しかし、非特許文献4に記載の技術では、SSの位置や分布によっては、この方法を直接適用することによって、当該発明の効果であるスループット改善効果を得られない場合があると考えられる。理由は以下の通りである。各BSは、多重パターンに含まれるBS数が多いほどシステムとしての周波数利用効率が大きくなることを期待して自己の優先帯域において多重パターンを選択する。すなわち、より少ないBSに対して送信停止を通知することとなる。しかし、当該BSが選択する多重パターンが適用されるのは当該BSにとっては優先帯域であるが、隣接BSにとっては非優先帯域となる。非優先帯域においては、隣接BSはその隣接BS(たとえば、当該BSの次隣接にあたるBS)からの干渉を制御することができないため、各BSはそのリソースを有効に使えないことがある。
例えば、図14に示すように、BS1はSS1との通信時に、優先帯域f1において、隣接BS(BS2,BS3)間の多重パターンを適用することを決定する。ここでは、BS1は、BS1およびBS2,BS3を含む多重パターンを選択すると仮定する(つまりBS2,BS3に対して送信停止を命じない)。この多重パターンが適用される帯域はBS2にとって非優先帯域となる。非優先帯域において、BS2はその隣接BSからの干渉を制御することができないため、f1においてSS2と通信をする場合にBS4からの干渉を受け、スループットを得ることができない場合がある。この場合、BS1は、SS1との通信において干渉となるBS2の送信を禁止するために、多重グループにBS2を含めない方がよいとも考えられる。このような問題は、セルエッジに位置するSSが支配的な環境において多く発生するものである。隣接BSの干渉の影響によってスループットが劣化しやすいからである。
本発明は、各基地局が分散制御的に当該基地局と同じ時間で同じ周波数帯域を使用する最適な多重パターンを選択し、大規模な無線通信システムでもシステム容量を改善することができる無線通信システムおよび無線通信方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、複数の基地局と複数の端末局によって構成され、各基地局がそれぞれ優先的に使用する周波数帯域(優先帯域)を設定する無線通信システムにおいて、各基地局の優先帯域は互いに異なる周波数帯域であり、基地局は、配下の端末局との通信時に、当該基地局に隣接する隣接基地局が当該基地局の通信と同じ時間で同じ周波数帯域を用いたときに、当該基地局の通信に対して干渉となる隣接基地局を特定する手段と、配下の端末局との通信時に、当該基地局から干渉となる隣接基地局に対して、優先帯域の全部または一部の送信停止または送信電力の低減を要求する手段と、干渉となる隣接基地局に対して送信停止または送信電力の低減を要求した優先帯域と、隣接基地局から送信停止または送信電力の低減を要求された帯域かつ時間領域以外の周波数帯域と時間領域で配下の端末局と通信する手段と、フレーム構成を複数の時間領域に分割し、当該基地局とその配下の端末局との間の信号の受信状況により、当該基地局がその端末局と通信する時間領域を選択する手段とを備える。
基地局は、送信停止または送信電力の低減を要求する隣接基地局の選択手段が、時間領域毎に異なるように設定する構成としてもよい。また、基地局は、当該基地局はその配下の端末局との通信時において、同時に同一周波数を使用する隣接基地局の組合せを選択し、その組合せに含まれていない隣接基地局に対して送信停止または送信電力の低減を要求する手段と、前記フレーム構成において当該基地局とその配下の端末局との間の信号の受信状況についてSINRが所定の閾値より高い端末局を割り当てる時間領域では、所定の関数1が最大となる組合せを選択する手段と、前記フレーム構成において当該基地局とその配下の端末局との間の信号の受信状況についてSINRが前記所定の閾値より低い端末局を割り当てる時間領域では、所定の関数2が最大となる組合せを選択する手段とを備え、所定の関数2は所定の関数1に比べて、前記組合せに含まれる基地局数が少ない組合せを選択することを助長する関数に設定する構成である。
第2の発明は、複数の基地局と複数の端末局によって構成され、各基地局がそれぞれ優先的に使用する周波数帯域(優先帯域)を設定する無線通信方法において、各基地局の優先帯域は互いに異なる周波数帯域であり、基地局は、配下の端末局との通信時に、当該基地局に隣接する隣接基地局が当該基地局の通信と同じ時間で同じ周波数帯域を用いたときに、当該基地局の通信に対して干渉となる隣接基地局を特定するステップと、配下の端末局との通信時に、当該基地局から干渉となる隣接基地局に対して、優先帯域の全部または一部の送信停止または送信電力の低減を要求するステップと、干渉となる隣接基地局に対して送信停止または送信電力の低減を要求した優先帯域と、隣接基地局から送信停止または送信電力の低減を要求された帯域かつ時間領域以外の周波数帯域と時間領域で配下の端末局と通信するステップと、フレーム構成を複数の時間領域に分割し、当該基地局とその配下の端末局との間の信号の受信状況により、当該基地局がその端末局と通信する時間領域を選択するステップとを有する。
基地局は、送信停止または送信電力の低減を要求する隣接基地局を選択するステップが、時間領域毎に異なるように設定してもよい。また、基地局は、当該基地局はその配下の端末局との通信時において、同時に同一周波数を使用する隣接基地局の組合せを選択し、その組合せに含まれていない隣接基地局に対して送信停止または送信電力の低減を要求するステップと、前記フレーム構成において当該基地局とその配下の端末局との間の信号の受信状況についてSINRが所定の閾値より高い端末局を割り当てる時間領域では、所定の関数1が最大となる組合せを選択するステップと、前記フレーム構成において当該基地局とその配下の端末局との間の信号の受信状況についてSINRが前記所定の閾値より低い端末局を割り当てる時間領域では、所定の関数2が最大となる組合せを選択するステップとを有し、所定の関数2は所定の関数1に比べて、前記組合せに含まれる基地局数が少ない組合せを選択することを助長する関数に設定する。
本発明は、複数の基地局と複数の端末局によって構成され、各基地局は隣接基地局と相互に通知しあう送信停止要求や送信電力低減要求に基づいて、分散制御的に当該基地局と同じ時間で同じ周波数帯域を使用する適切な隣接基地局の組合せ(多重パターン) を決定する無線通信システムにおいて、最適な多重パターンを選択することで無線通信システム全体のスループットを向上させることが可能である。
すなわち、優先帯域を時間領域に例えば2つに分割し、セル中心にある端末とエッジ付近にある端末とをそれぞれ異なる時間領域(セル中心ゾーン、セルエッジゾーン)に割り当てる。そして、セル中心ゾーンは多重化数が大きく、セルエッジゾーンは多重化数が小さくなるように他の基地局に送信禁止を要求する。これにより、送信が失敗しやすいセルエッジの端末局の干渉量を減らすことにより送信成功率を高め、またセル中心の端末局の多重化数を高めることによりシステム全体のスループットを向上させることができる。
本発明の無線通信システムの実施例構成を示す図である。 BS連携情報部12およびスケジューラ13の構成例を示す図である。 実施例1におけるフレーム構成例を示す図である。 実施例1におけるスケジューリング処理手順の一例を示すフローチャートである。 多重パターンの決定手段S104の一例を示すフローチャートである。 他のBSへの要求生成手順S106の一例を示すフローチャートである。 データの非優先帯域への割当手順S109の一例を示すフローチャートである。 実施例2における他のBSへの送信電力低減要求生成手順の一例を示すフローチャートである。 FFRを用いた一般的なフレーム構成例を示す図である。 複数のBSと連携したFFRによるフレーム構成例を示す図である。 基地局と端末局の構成例を示す図である。 非特許文献4における優先帯域の割当例を示す図である。 非特許文献4におけるスケジューリング処理手順を示すフローチャートである。 多重パターンの選択例を示す図である。
図1は、本発明の無線通信システムの実施例構成を示す。
図1において、実施例1の無線通信システムは、バックボーンネットワーク1に接続される複数(m個)のBS10(1) 〜10(m) と、複数(n個) のSS20(1) 〜20(n) から構成される。以下、実施例1のBS構成とスケジューリング方法について説明する。
BS10(1) 〜10(m) のデータバッファ部11には、バックボーンネットワーク1からデータが入力する。データバッファ部11では、入力された時間順にデータが保存されている。なお、データの送信先となるSSのQoSクラスなどに応じて、保存されているデータの順番を入れ換える構成としてもよい。BS連携情報部12では、バックボーンネットワーク1を介して他のBSからの要求が入力する。また、BS連携情報部12は、他のBSへの要求を作成してバックボーンネットワーク1へ出力する。スケジューラ13は、受信部18から入力する伝搬路情報やBS連携情報部12に保存されている情報を基に、スケジュール情報を構築する。そして、そのスケジュール情報に従ってデータバッファ部11に保存されているデータを先頭から取り出し、送信データ生成部14へ出力する。送信データ生成部14は、スケジューラ13から入力するデータと、スケジュール情報から構成される当該データに対するスケジューリング情報(優先帯域/非優先帯域等)を用いてフレームを生成する。送信部15は、送信データ生成部14で作成されたフレームを変調および周波数変換により無線信号に変換し、スケジュール情報に基づいて送受信の切り替えが制御されるTDDスイッチ16を介してアンテナ17からBS配下のSSに送信する。
また、BS10(1) 〜10(m) のアンテナ17で受信する無線信号は、TDDスイッチ16を介して受信部18に入力する。受信部18は、無線信号を周波数変換および復調し、復調した受信データをデータバッファ部11に出力し、さらにバックボーンネットワーク1に出力する。
SS20(1) 〜20(n) は、アンテナを介してそれぞれ対応するBS10(1) 〜10(m) が送信するスケジュール情報を取得し、それに従ってデータの送受信を行う。
(BS連携情報部12とスケジューラ13の構成例とそのスケジューリング処理)
図2は、BS連携情報部12およびスケジューラ13の構成例を示す。
図2において、BS連携情報部12は、優先帯域情報記憶部121、他のBSへの要求生成部122、他のBSからの要求記憶部123から構成される。スケジューラ13は、受信部13から入力する伝搬路情報を記憶する伝搬路情報記憶部132、スケジュール情報構築部131から構成される。
スケジュール情報構築部131は、伝搬路情報記憶部132、優先帯域情報記憶部121、他のBSからの要求記憶部123の情報を参照して、図3に示すフレーム構成に従ってスケジュール情報を構築する。図3に示すフレーム構成では、優先帯域と非優先帯域から構成され、各BSの優先帯域は図12のように隣接BSの優先帯域と異なって設定されている。また、フレームは時間的に2つのゾーン(セル中心ゾーン,セルエッジゾーン) に分割される。これらの優先帯域やフレーム分割の情報は、BS設置時に設定されても良いし、バックボーンネットワーク1からの情報により動的に設定されても良い。
伝搬路情報記憶部132には、当該BSとその配下のSSとのSNRおよびSINRと、隣接BSと前記SSとのSNRが保存されている。当該BSとその配下のSSとのSNRは、SSは当該BSからの信号を受信することでSNRを把握し、その値が当該BSへフィードバックされることによって伝搬路情報記憶部132に保存される。また、全てのBSが多重したときの当該BSと前記SSとのSINRについても、SSによって当該BSからの制御信号を受信することで併せて把握され、その値が当該BSにフィードバックされる。隣接BSと前記SSとのSNRは、SSがその隣接BSから干渉波を受信することでSNRを把握し、その値と干渉波を送信するBSの情報が当該BSへフィードバックされることによって伝搬路情報記憶部132に保存される。なお、上記のSNR等を把握する手段はこの限りではなく、各BSは前記SSが送信する信号を受信することによって、各BSと前記SSとのSNRおよびSINRを把握し、それを隣接BSと相互に通知する事によっても可能である。
図4は、実施例1におけるスケジューリング処理手順の一例を示す。
スケジュール情報構築部131におけるスケジューリング処理は、優先帯域でのスケジューリング(S101〜S106)、非優先帯域でのスケジューリング(S107〜S110)に分類され、この順で処理が実行される。
(優先帯域でのスケジューリング)
スケジュール情報構築部131は、データバッファ部11からデータを取り出し(S101)、取り出したデータの宛先をSSx として把握する(S102)。続いて、伝搬路情報記憶部132を参照し、BSとSSx とのSNRおよび全てのBSが多重したときのSINR、その隣接BSとSSx とのSNRを把握する(S103)。続いて、これらのSNRやSINR等に基づき、BSとSSx との通信時において多重する隣接BS(多重パターン) を決定し、SSx のデータを優先帯域に割り当てる(S104)。
多重パターンの決定手段S104の一例を図5に示す。伝搬路情報記憶部132を参照し、SS毎に、当該BS(BSx)とのSNR(SNRx)およびSINR(SINRx)、SSに対して干渉となる隣接BS(BSy(i)) とのSNR(SNRy(i)) を把握する(S201)。これらのSNRx ,SINRx ,SNRy(i)から、当該BSが隣接BSと多重したときのSINRを、多重するBSの組合せ(group) 毎に
Figure 2012044241
と計算し、それにより伝送レートrate(group) を推定する(S202)。上式でnotgroupとは多重するBSの組合せに含まれないBSの組合せを示し、notgroupに含まれるBSは隣接BSに限られる。ここで、伝送レートrate(group) は、多重するBSの組合せ(group) 毎にSINR(group) を計算し、テーブル等により管理されているSINR(group) と伝送レートの対応表から一意に伝送レートが決定される。
次に、SINRx が所定の閾値以上であるか否かを判定する(S203)。ここでの閾値は任意に設定することができるが、一例としてはSINRがQPSKを復調可能なレベルとすることができる。ここの処理では、全BSが多重したときのSINRが高いSSと低いSSで、多重パターンとして設定するgroup の選択を異なる方法で処理することを目的としている。すなわち、SINRが高いSS(セル中心にあるSS)については、干渉の影響を受けにくいため、多重数を多くすることによってシステム全体の周波数利用を高める。一方、SINRが低いSS(セルエッジにあるSS)については、干渉波の影響を受けやすいため、多重数を少なくすることによって、当該BSとSS間のスループットを確保する。
SINRが閾値以上 (S203でYes)の場合、α(group) ・rate(group) を計算し、その値が最も大きいgroup を選択し(S204)、SSx のデータを「セル中心ゾーンの優先帯域」に割り当てる(S205)。SINRが閾値未満 (S203でNo) の場合、β(group) ・rate(group) を計算し、その値が最も大きいgroup を選択し(S206)、SSx のデータを「セルエッジゾーンの優先帯域」に割当てる(S207)。
ここで、α(group) およびβ(group) は、group に含まれるBS数の増加に伴って隣接BSが使用可能となるリソースの増加を考慮したものであり、group に含まれるBS数が多いほど、大きい値を設定することができる。セル中心ゾーンでパラメータとなるαは、group に含まれるBS数の増加に従って大きく増加する値を設定し、一方でセルエッジゾーンでパラメータとなるβは、group に含まれるBS数の増加に因らず一定または小さく増加する値を設定する。例えば、α(group) の値は、group の多重数、つまりgroup に含まれるBS数に1を加算したものとすることができ、β(group) はgroup の多重数に因らず一定である、またはgroup の多重数の平方根と設定することができる。このように、SINRに基づいて、干渉となる多重数を増減させる制御を行う。
このSINR閾値判定によって、SSがセル中心ゾーンまたはセルエッジゾーンに位置するかを判別し、セル中心ゾーンのSSは他のBSから干渉の影響が受けにくいため、多重数の多い多重パターンを助長する。これによってシステム全体の周波数利用効率の向上が可能となる。一方で、セルエッジゾーンのSSは他のBSから干渉の影響を受けやすいため、多重数の少ない多重パターンを助長することで他のBSからの干渉から保護することが可能となる。
次に、選択されたgroup に含まれていないBS(notgroup に含まれるBSであり、隣接BSに限られる) に対して、BSx と当該SSとの通信時に、BSx の優先帯域の全てまたは一部の使用を停止させることを記憶する(S208)。
次に、図4において、SSx のデータを優先帯域に割り当て、優先帯域の全てにデータが割り当てられるか、データバッファにデータがなくなるまで上記のステップS101からS104を繰り返す(S105)。
次に、当該SSの情報と送信停止すべきBSについての情報を関連付けて、他のBSへの要求生成部122へ通知し、当該送信停止すべきBSに対して特定の時間や周波数で送信停止の要求を作成させる(S106)。
他のBSへの要求生成部122における要求生成手順S106の一例を図6に示す。他のBSへの要求生成部122は、スケジュール情報構築部131から優先帯域に割り当てたSSの情報を取得し(S301)、前記SSを割当てた時間と周波数(以下スロット) を把握する(S302)。次に、前記スロットにおいて送信を停止させるBSを把握する(S303)。このBSは図5の多重パターン選択におけるステップS208において送信を停止させるBSである。次に、前記BSに対して前記スロットで送信を停止する要求を作成する(S304)。この要求はバックボーンネットワーク1を介して前記BSへ通知される。
(非優先帯域でのスケジューリング)
図4において、スケジュール情報構築部131は、優先帯域に割当てたSSの情報を他のBSへの要求生成部122に通知した後、他のBSからの要求記憶部123を参照する。他のBSからの要求記憶部123には、他のBSから送信停止を要求されたスロットが記憶されており、スケジュール情報構築部131は非優先帯域において送信停止を要求されている領域を把握する(S107)。次に、スケジュール情報構築部131は、データバッファ部11からデータを取り出し(S108)、そのデータを非優先帯域(送信停止を要求されていない領域に限る)に割り当てる(S109)。
ここで、データの割り当ての際には、図7に示すように、優先帯域におけるデータの割り当てと同様に、SINRの閾値判定が行われる(S401)。すなわち、SINRが高い場合にはセル中心ゾーンに割り当て、SINRが低い場合にはセルエッジゾーンに割り当てる。このように、非優先帯域を使用する割り当てにおいて、BSとSS間のSINRを考慮することによって、上述したような干渉が生じやすいタイムゾーンと干渉が生じにくいタイムゾーンを生成することができ、その結果、優先帯域での通信について、SINRが低いSSの通信を保護することができることとなる。
次に、図4において、非優先帯域の全てにデータが割り当てられるか、データバッファにデータがなくなるまで上記のステップS108からS109を繰り返す(S110)。
このように、フレームをセル中心ゾーンとセルエッジゾーンに分割することで、各ゾーンにおいて異なる多重パターンの選択方法を適用することが可能となる。セル中心に位置するSSは、セル中心ゾーンに割り当てると共に、それらのSSに対する多重パターンに含まれるBS数の増加によるスループット改善効果を高く設定する多重パターン選択方法を適用する。セルエッジに位置するSSは、セルエッジゾーンに割り当てると共に、それらのSSに対する多重パターンに含まれるBS数の増加によるスループットの改善効果を低く設定する多重パターン選択方法を適用する。これにより、さらなるスループットの向上が可能となる。
実施例では、他のBSへの要求生成部122は、送信停止の要求に代わって、送信電力の低減を要求しても良い。この場合において、他のBSへの要求生成部122の他のBSへの要求を生成する手順の一例を図8に示す。
スケジュール情報構築部131から優先帯域に割当てたSSの情報を取得し(S501)、前記SSを割当てた時間と周波数(以下スロット) を把握する(S502)。次に、前記スロットにおいて送信を停止させるBSを把握する(S503)。このBSは、図5の多重パターン選択におけるステップS208で送信を停止させるBSである。次に、前記BSの前記スロットにおける送信電力を設定する(S504)。この送信電力は、前記BSが前記送信電力で送信したとしても、図5のステップS201-S208(S104) で選択した多重グループにおける伝送レート(rate(group)) を満たすように設定される。次に、前記BSがステップS504で設定した送信電力で通信するように、前記BSに対して前記スロットにおいて送信電力を低減する要求を作成する(S505)。
上記の実施例1,2では、フレームは2つの時間領域に分割した場合について説明したが、2つ以上の時間領域に分割することも可能である。この場合のステップS203とS401における閾値判定においては、複数のSINRの閾値によって何れかの時間領域に割り当てるかを判定する。
また、上記の実施例1,2は、 Mobile WiMAXの仕様に基づいたものであるが、必ずしも Mobile WiMAXに限定するものではなく、他の無線通信方式についても適用可能である。
1 バックボーンネットワーク
10 BS
11 データバッファ部
12 BS連携情報部
121 優先帯域情報記憶部
122 他のBSへの要求生成部
123 他のBSからの要求記憶部
13 スケジューラ
131 スケジュール情報構築部
132 伝搬路情報記憶部
14 送信データ生成部
15 送信部
16 TDDスイッチ
17 アンテナ
18 受信部
20 SS

Claims (6)

  1. 複数の基地局と複数の端末局によって構成され、各基地局がそれぞれ優先的に使用する周波数帯域(以下、「優先帯域」という)を設定する無線通信システムにおいて、
    前記各基地局の優先帯域は互いに異なる周波数帯域であり、
    前記基地局は、
    配下の端末局との通信時に、当該基地局に隣接する隣接基地局が当該基地局の通信と同じ時間で同じ周波数帯域を用いたときに、当該基地局の通信に対して干渉となる隣接基地局を特定する手段と、
    配下の端末局との通信時に、当該基地局から前記干渉となる隣接基地局に対して、前記優先帯域の全部または一部の送信停止または送信電力の低減を要求する手段と、
    前記干渉となる隣接基地局に対して送信停止または送信電力の低減を要求した前記優先帯域と、隣接基地局から送信停止または送信電力の低減を要求された帯域かつ時間領域以外の周波数帯域と時間領域で配下の端末局と通信する手段と、
    フレーム構成を複数の時間領域に分割し、当該基地局とその配下の端末局との間の信号の受信状況により、当該基地局がその端末局と通信する時間領域を選択する手段と
    を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記基地局は、
    送信停止または送信電力の低減を要求する隣接基地局の選択手段が、時間領域毎に異なるように設定する構成である
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項2に記載の無線通信システムにおいて、
    前記基地局は、
    当該基地局はその配下の端末局との通信時において、同時に同一周波数を使用する隣接基地局の組合せを選択し、その組合せに含まれていない隣接基地局に対して送信停止または送信電力の低減を要求する手段と、
    前記フレーム構成において当該基地局とその配下の端末局との間の信号の受信状況についてSINRが所定の閾値より高い端末局を割り当てる時間領域では、所定の関数1が最大となる組合せを選択する手段と、
    前記フレーム構成において当該基地局とその配下の端末局との間の信号の受信状況についてSINRが前記所定の閾値より低い端末局を割り当てる時間領域では、所定の関数2が最大となる組合せを選択する手段と
    を備え、前記所定の関数2は前記所定の関数1に比べて、前記組合せに含まれる基地局数が少ない組合せを選択することを助長する関数に設定する構成である
    ことを特徴とする無線通信システム。
  4. 複数の基地局と複数の端末局によって構成され、各基地局がそれぞれ優先的に使用する周波数帯域(以下、「優先帯域」という)を設定する無線通信方法において、
    前記各基地局の優先帯域は互いに異なる周波数帯域であり、
    前記基地局は、
    配下の端末局との通信時に、当該基地局に隣接する隣接基地局が当該基地局の通信と同じ時間で同じ周波数帯域を用いたときに、当該基地局の通信に対して干渉となる隣接基地局を特定するステップと、
    配下の端末局との通信時に、当該基地局から前記干渉となる隣接基地局に対して、前記優先帯域の全部または一部の送信停止または送信電力の低減を要求するステップと、
    前記干渉となる隣接基地局に対して送信停止または送信電力の低減を要求した前記優先帯域と、隣接基地局から送信停止または送信電力の低減を要求された帯域かつ時間領域以外の周波数帯域と時間領域で配下の端末局と通信するステップと、
    フレーム構成を複数の時間領域に分割し、当該基地局とその配下の端末局との間の信号の受信状況により、当該基地局がその端末局と通信する時間領域を選択するステップと
    を有することを特徴とする無線通信方法。
  5. 請求項4に記載の無線通信方法において、
    前記基地局は、
    送信停止または送信電力の低減を要求する隣接基地局を選択するステップが、時間領域毎に異なるように設定する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  6. 請求項5に記載の無線通信方法において、
    前記基地局は、
    当該基地局はその配下の端末局との通信時において、同時に同一周波数を使用する隣接基地局の組合せを選択し、その組合せに含まれていない隣接基地局に対して送信停止または送信電力の低減を要求するステップと、
    前記フレーム構成において当該基地局とその配下の端末局との間の信号の受信状況についてSINRが所定の閾値より高い端末局を割り当てる時間領域では、所定の関数1が最大となる組合せを選択するステップと、
    前記フレーム構成において当該基地局とその配下の端末局との間の信号の受信状況についてSINRが前記所定の閾値より低い端末局を割り当てる時間領域では、所定の関数2が最大となる組合せを選択するステップと
    を有し、前記所定の関数2は前記所定の関数1に比べて、前記組合せに含まれる基地局数が少ない組合せを選択することを助長する関数に設定する
    ことを特徴とする無線通信方法。
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