JP2012043002A - 活動促進システム、サーバ、活動促進方法およびプログラム - Google Patents

活動促進システム、サーバ、活動促進方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のユーザが共同で使用する共用物に対するユーザの利他的行動を促進し、利己的行動を抑制する。
【解決手段】行動情報収集部11は、行動センシング部21が検出した、特定の共用物に対するユーザの行動を表す情報と、該行動を行ったユーザを識別する情報を含む行動情報を取得し、行動情報記憶部12に記憶する。行動センシング部22は、共用物に対して行動しようとする第2のユーザを検出する。ユーザネットワーク記憶部13は、共用物を使用しうる複数のユーザ相互の関係を表す相互情報を記憶している。提示内容決定部14は、行動情報記憶部12に記憶される行動情報の主体に含まれ、相互情報の中で第2のユーザと所定の関係にある第1のユーザの行動情報を選択し、第2のユーザの端末装置2Bに送信する。データ提示部32は、受信した行動情報を第2のユーザに提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが複数人で共用している物に対して行う行動を促進または抑制する活動促進システム、サーバ、活動促進方法およびプログラムに関する。
ユーザは日常生活の中で様々な物や場所を他のユーザと共用し、それに関わる行動を行っている。ここでは、複数人で共用する場所および物を、まとめて『共用物』と呼ぶ。共用物は例えば、地域コミュニティで共用している公民館や自治会館などの共用スペース、ゴミ収集所、職場や学校で共用しているホワイトボードや休憩コーナー、街中の喫煙所やトイレなどの公共施設などである。ユーザは共用物に対し、様々な利他的行動または利己的行動を行っている。
利他的行動の例としては、ホワイトボードを使ったら次の人のために綺麗に消しておく、児童図書館で本や玩具を出してきて遊んだ後は元の通りに片付ける、ゴミの収集所を当番制で掃除する、などがある。逆に、利己的行動の例として、ゴミを規定以外の場所に捨てる、休憩コーナーを使った後整頓せずに立ち去る、などがある。また、共用地の悲劇として知られる問題のように、複数人が共同して使用する土地やモノに対し、個々人が非協力状態にあり、利己的行動を優先しすぎると、最終的には全員がデメリットを被るという例もある。共用物を気持ちよく使用するためには、また共用するユーザ間の関係を良好に保つためには、個々のユーザが利己的な行動を抑制し、利他的な行動を取ることが望ましい。
このような共用物に対する行動に関して、利己的行動を抑制するひとつの方法に、決まりや規定を設けるという方法がある。例えば、特許文献3には、為そうとしている行為が許可されていないことを使用者に報知する技術が提案されている。特許文献3の情報処理装置は、現在位置と、使用するデバイス、操作情報を取得し、いつどこでどんな操作が禁止されているか、あるいは許可されているかを記述する行為情報を取得する。可否判断手段は、行為情報に該当する行動を使用者が為したか否か、位置と時間に該当するか否かを判断し、行為報知手段は、行為情報に含まれるメッセージを再生するとともに、行為を為したことを他者に自動的に通知する。
なにかを共用する活動に関連して以下のような技術が提案されている。特許文献1には、日常的に繰り返し行われる活動を誘導支援できるシステムが記載されている。特許文献1の活動支援システムは、構造的な活動の単位処理の集まりと、各単位処理の順序と、進行促進文とを主構成要素として利用者に提供する。
特許文献2には、複数のユーザが利用する場合、これに適応して適切な行動を決定可能にする技術が記載されている。特許文献2のユーザ適応型行動決定装置は、環境の状態値SDに基づき、複数のユーザモデルを参照して、各候補ユーザの行動を予測する。予測された行動と環境内のユーザの行動値とに基づいて、ユーザモデルを選択する。予測行動と、状態値とに基づき、次の行動を決定する。
特許文献4には、見学者が、展示物の間の関連を発見しながら見学していくことのできる、ガイドシステムの技術が記載されている。ガイド情報生成装置は、ユーザの見学履歴情報および見学者の各展示物に対する評価情報とを格納し、展示物の観点情報を、対応する説明情報とともに格納する。そして、見学履歴情報と評価情報とに基づいて、観点情報に応じて、対応する展示物を推薦する。
特開2003−187065号公報 特開2004−227208号公報 特開2005−142690号公報 特開2005−316851号公報
背景技術に述べたとおり、共用物を気持ちよく使用するためには、また共用するユーザ間の関係を良好に保つためには、個々のユーザが利己的な行動を抑制し、利他的な行動を取ることが望ましい。しかし、他人のために利他的行動を行うこと、または利己的な行動を抑制することは、行動にかかるコストに対して本人の直接的な利益が小さいため、ただ行動を薦めるだけでは実施に至らないことが多い。また、例えば以前その物を使っていた誰かが片付けていった、行動の結果を見るだけでは、自分も片付けようと思う動機付けとしては弱い。
特許文献3の技術では、決まりや規制を予め設け、それに沿って通知をすることでユーザの行動を抑制しようとしている。しかし、様々な共用物に対する行動すべてに対して許可の有無を設定することは難しく、日常の様々な場面で実現することが難しい。
一方、人の行動に関する心理学の知見として、他者が行動しているかどうかの認識が人の行動に影響を与えるということが知られている(参考文献:広瀬幸雄: 環境配慮的行動の規定因について,社会心理学研究,10(1),pp.44-55,1994年)。参考文献では、環境行動という利他的行動を行う際に、他者がどのように行動しているか、または他者からどのような行動を期待されているかが重要な要因となることが述べられている。このような他者に関する情報提示は、関連する技術で挙げた手法では不可能である。
ユーザがとる様々な行動のうち、たとえば購入行動に関しては、行動促進のために他者の行動を見せる技術がすでに用いられている。『この商品を買ったユーザはこんな商品も買っています』といったように、ユーザが見ている商品に関する他者の購入行動ログを提示することで、購入行動を促進するという技術である。しかし、こういった技術では、何人のユーザが買っているといった統計的な情報を提示することはできても、ユーザに近しい人物や、同じコミュニティに属するユーザの情報を示すことができない。行動の促進または抑制のためには、その共用物を使っている数多くの他者のうち、ユーザと同じコミュニティに属する人物の行動を提示したほうが効果的である。よって、ユーザ間の関連やコミュニティの情報を用いながら、共用物に関わる他者の行動の様子を提示することが課題となる。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたもので、複数のユーザが共同で使用する共用物に対するユーザの利他的行動を促進し、利己的行動を抑制する活動促進システム、サーバ、活動促進方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る活動促進システムは、
特定の共用物に対するユーザの行動を表す情報と、該行動を行ったユーザを識別する情報を含む行動情報を取得する行動取得手段と、
前記共用物に対して行動しようとする第2のユーザを検出する手段と、
前記共用物を使用しうる複数のユーザ相互の関係を表す相互情報を取得する関係取得手段と、
前記行動取得手段で取得した行動情報の主体に含まれ、前記相互情報の中で前記第2のユーザと所定の関係にある第1のユーザの行動情報を選択する情報選択手段と、
前記情報選択手段で選択した行動情報を前記第2のユーザに提示する先行行動提示手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第2の観点に係るサーバは、
特定の共用物に対するユーザの行動を表す情報と、該行動を行ったユーザを識別する情報を含む行動情報を記憶する行動記憶手段と、
前記共用物を使用しうる複数のユーザ相互の関係を表す相互情報を記憶する関係記憶手段と、
前記共用物に対して行動しようとする第2のユーザを特定する識別情報を取得する手段と、
前記行動記憶手段に記憶した行動情報の主体に含まれ、前記相互情報の中で前記第2のユーザと所定の関係にある第1のユーザの行動情報を選択する情報選択手段と、
前記情報選択手段で選択した行動情報を前記第2のユーザに提示する装置に送信する手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係る活動促進方法は、
共用物に対するユーザの行動を促す活動促進システムが行う活動促進方法であって、
特定の共用物に対するユーザの行動を表す情報と、該行動を行ったユーザを識別する情報を含む行動情報を取得する行動取得ステップと、
前記共用物に対して行動しようとする第2のユーザを検出するステップと、
前記共用物を使用しうる複数のユーザ相互の関係を表す相互情報を取得する関係取得ステップと、
前記行動取得ステップで取得した行動情報の主体に含まれ、前記相互情報の中で前記第2のユーザと所定の関係にある第1のユーザの行動情報を選択する情報選択ステップと、
前記情報選択ステップで選択した行動情報を前記第2のユーザに提示する先行行動提示ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第4の観点に係るプログラムは、コンピュータに
特定の共用物に対するユーザの行動を表す情報と、該行動を行ったユーザを識別する情報を含む行動情報を取得する行動取得ステップと、
前記共用物に対して行動しようとする第2のユーザを検出するステップと、
前記共用物を使用しうる複数のユーザ相互の関係を表す相互情報を取得する関係取得ステップと、
前記行動取得ステップで取得した行動情報の主体に含まれ、前記相互情報の中で前記第2のユーザと所定の関係にある第1のユーザの行動情報を選択する情報選択ステップと、
前記情報選択ステップで選択した行動情報を前記第2のユーザに提示する先行行動提示ステップと、
を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは対象となる物を共用している所定の関係にあるユーザの行動を知ることができ、これから行動を行おうとしているユーザの共用物に対する利他的行動を促進し、利己的行動を抑制するのに効果的である。
本発明の実施の形態1に係る活動促進システムの構成例を示すブロック図である。 共用物の位置と名前のデータの例を示す図である。 行動情報記憶部に記憶される行動情報の例を示す図である。 ユーザの相互関係を表すデータ例を示す図である。 実施の形態1による行動促進の例を示す図である。 対象物に関係づけられた情報を画像に重畳するタグで表示する例を示す図である。 実施の形態1に係る行動情報提示の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る活動促進システムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態2に係る行動情報提示の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る活動促進システムの構成例を示すブロック図である。 ユーザ主観評価記憶部が記憶する主観評価情報の例を示す図である。 実施の形態3による行動促進の例を示す図である。 実施の形態3に係る行動情報提示の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る活動促進システムの構成例を示すブロック図である。 行動情報に対する後続行動情報および主観評価情報を予測する例を示す図である。 実施の形態4に係る行動情報提示の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るサーバ装置の物理的な構成例を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または相当部分には同じ符号を付す。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る活動促進システムの構成例を示すブロック図である。活動促進システム1は、サーバ装置10と端末装置2A、2Bから構成される。サーバ装置10と端末装置2A、2Bは図示しないネットワークを介して相互に通信する。サーバ装置10は、行動情報収集部11、行動情報記憶部12、ユーザネットワーク記憶部13、提示内容決定部14、および行動情報送信部15を備える。端末装置2Aは、行動センシング部21を備え、端末装置2Bは、行動センシング部22と、データ提示部32を備える。
図1では、端末装置2AはユーザAに属し、端末装置2BはユーザBに属すことを想定している。ユーザAの端末装置2Aがデータ提示部を備えていてもよい。端末装置2A、2Bは、ユーザごとに保持されず、共用物(図示せず)またはその近くに備えられてもよい。その場合、端末装置2A、2BはユーザAとユーザBに共通であり、図1の端末装置2A、2Bは、ユーザAとユーザBがそれぞれ共用物に対して行動する異なる時間を表現していると見なせる。端末装置2A、2Bは、ユーザが保持するものと、共用物に備えられるものの両方から構成される場合がある。
まず、行動センシング部21は、共用物の近くにいるユーザAの行動を検出し、対象の共用物、ユーザの識別情報と共にサーバ装置10に送信する。行動情報は、共用物に対するユーザの行動を表す情報と、該行動を行ったユーザを識別する情報を含む。例えば、共用物が資料室の場合、ユーザAが資料を閲覧したこと、ユーザAが閲覧した資料を棚の元の場所に戻したこと、などである。行動を表す情報は、共用物に対して行動するユーザまたはそのときの共用物を撮影した画像データでもよい。
行動情報を検出するには、例えば以下のように行う。ユーザが保持するRFタグを、共用物に設置したタグリーダで検出したり、ユーザが保持する端末装置のGPS受信機で位置を検出して、共用物の所定の範囲にいるという情報を生成する。図2は、共用物の位置と名前のデータの例を示す図である。位置情報の取得の際には、例えば図2のような、センサから取得した緯度・経度とその場にある共用物の一覧表を利用する。
行動情報センシング部21、22は、共用物を撮影するカメラの画像から、ユーザの行動を抽出する。例えば、資料室の場合、ユーザが資料室に入ったことをRFタグリーダで検出し、カメラの画像から、資料を棚から取り出したことや、資料を棚に戻したことを抽出する。資料にタグをつけておいて、資料が取り出されたこと、および戻されたことを棚に備えたタグリーダで検出してもよい。例えば、使用した後に整理または清掃したかどうかなどのように、共用物の使用前と使用後の画像の比較によってユーザの行動を抽出する場合もある。
サーバ装置10の行動情報収集部11は、端末装置2A、2Bから送信される行動情報を受信し、行動情報記憶部12に記憶する。行動情報センシング部21、22は画像データを送信し、行動情報収集部11が受信した画像データからユーザの行動を抽出してもよい。
図3は、行動情報記憶部に記憶される行動情報の例を示す。行動情報として最も単純には、ユーザの識別符号(ID)と日付、場所、行動内容(テキストや映像など)を記憶する。図3の関連行動情報番号については実施の形態2で説明する。このほかに、誰と行動したか、どれくらい時間がかかったか、などを記憶してもよい。
図1のユーザネットワーク記憶部13は、共用物を使用しうる複数のユーザ相互の関係を表す相互情報を記憶する。相互情報はユーザ間の関連を表す情報で、どのユーザとどのユーザが友人である、どのコミュニティにどのユーザが属している、などを示す。
図4は、ユーザの相互関係を表すデータ例を示す。図4の例では、複数のユーザから選んだ2人のユーザの組{ユーザ1、ユーザ2}ごとに、そのユーザ相互の関係度を規定している。関係度は例えば、直接送受信したメールの数、共通に属するコミュニティごとの係数の線形和で定義する。さらに、年齢差、性別などの属性によって係数を調節してもよい。コミュニティは例えば、メーリングリスト、職場のグループ、プロジェクトグループ、社会活動のグループ、学校のクラス、クラブ活動、文化活動(カルチャーセンタ)のグループ、町内会の班などである。
図1の提示内容決定部14は、どのユーザにどの行動情報を提示すべきかを決定する。例えば、行動センシング部22が、ユーザBが共用物の近くに来たことをセンシングした場合に、提示内容決定部14は、ユーザネットワーク記憶部13に記憶されたユーザ間の関連情報から、ユーザBの友人であるユーザAの情報を提示することを決定する。そして、行動情報記憶部12からユーザAの行動情報を参照し、行動情報送信部15からデータ提示部32に行動情報を送信する。データ提示部32は、ユーザBに対しそのデータを提示する。提示内容決定部14が動作するタイミングは、行動センシング部22が行動情報を取得するたびに提示内容決定部14を呼び出すのでもよいし、一定時間ごとに起動して、全ユーザを見て行動を提示すべきユーザがいるかどうか調べるのでもよい。
行動情報の形式は様々であり、例えば、カメラで撮影した映像であってもよいし、マイクで収録した音声であってもよいし、『ゴミの分別をした』『ゴミ箱の掃除をした』というテキストでの記述であってもよい。例えばカメラ映像の場合には、ユーザAの行動として、ユーザAがゴミ箱の掃除をしている様子が記録され、その映像がユーザBに提示される。すると、それを見たユーザBは、『Aさんが掃除をしてくれたからちゃんと分別して捨てよう』と思ったり、『次は自分が掃除をしよう』と思ったりするなど、ただ単に誰かが掃除をした結果だけが見えている状態に比べて、利他的行動を取ろうとするようになることが期待される。このように、本構成により、次の行動者の行動が促進または抑制される。
行動センシング部21、22およびデータ提示部32、端末装置2A、2Bの実現方法は、行動情報の形式によって様々である。例えば、上記の例のように行動情報が映像であれば、行動センシング部21、22はカメラおよび録画ソフト、データ提示部32は映像の再生ソフトおよびディスプレイとなる。行動情報が音声であれば、行動センシング部21、22はマイクおよび録音ソフト、データ提示部32は音声再生ソフトおよびスピーカーとなる。また、行動情報がテキストの記述の場合、行動センシング部21、22の実現方法は、カメラやマイクで取得した映像や音声を解析してテキストに変換してもよいし、ユーザ自らが『掃除をしました』のような定型文を入力してもよい。行動情報の提示方法は、行動情報をそのまま提示してもよいし、ユーザと関係づけたアバターを用いるなどの方法でもよい。
行動センシング部21および22によって、ユーザがその共用物の前に来たことを感知するには、ユーザが身につけた位置センサや加速度センサなどで感知してもよいし、携帯電話についたGPS機能を利用してもよいし、ICカードとリーダーでユーザに通知させる形でもよいし、個人のIDと行った行動をユーザに手入力させる形でもよい。どの手段を用いるかで端末装置の実現形態も変わる。端末装置は例えば携帯電話であったり、共用物のある場所に備え付けのディスプレイであったり、カメラやマイクであったり、ICカードリーダーであったりする。採用する実現方法によっては、端末装置2A、2Bを1台の備え付けの端末で実現してもよいし、それぞれをユーザが所有する携帯電話で実現してもよい。
図5は、実施の形態1による行動促進の例を示す。図5では、データ提示部32は共用物に備えられた端末であり、行動センシング部21、22はユーザが保持する。図5の行動促進の例は、ユーザAとユーザBが公園で植樹活動をし、それが後から来たユーザCとユーザDに伝わり、次の行動者であるユーザCとユーザDの行動が促進・抑制されることを表している。ここでの共用物は『木を植えてある公園』となる。まず、ユーザAとユーザBが植樹活動をしていることを、ユーザAとユーザBが所有する行動センシング部21により取得し、行動情報記憶部12に記憶する。
ユーザAとユーザBが植樹したという行動情報を検出・記憶するのは、植えた木を撮影した画像に、ユーザAまたはユーザBが「木を植えた」という文字列をつけて、サーバ装置10に登録するのでもよい。
後日、ユーザCとユーザDが端末のあるあたりを通りかかったことを図1の行動センシング部22が検出して行動情報記憶部12に記憶すると、提示内容決定部14は、ユーザネットワーク記憶部13に記憶されたユーザネットワーク情報の中で、ユーザCまたはユーザDとの間で所定の値以上の関係度を有するユーザAまたはユーザBの行動を提示することを決定する。例えば、ユーザAとユーザBのほかにユーザJがその場所で植樹をしたことが記憶されていたとしても、ユーザCまたはユーザDとユーザJの間の関係度が所定の値以上でない場合は、ユーザJの行動情報は選択されない。
行動情報記憶部12から取り出すユーザAとユーザBの行動情報は、例えば図3のデータ番号“1”と“3”のデータである。例えば、「AさんとBさんがこの桜の木を植えました。」という情報が、ユーザCとユーザDに提示される。この行動情報の提示により、ユーザCとユーザDは、ユーザAとユーザB(所定の値以上の関係度を有する知人)が公園の木を植樹活動で植えてくれたことを知り、周りをゴミなどで散らかさないように気をつけるなど、利己的な行動が抑制される。また、次に植樹活動があれば参加する、といったように、利他的な行動が促進される可能性もある。このように、1件の行動情報の可視化により、行動の促進と抑制の両方の効果の可能性がある。
行動情報を提示する場合に、その行動を行ったユーザの名前を表示する代わりに、「知り合いの方は、○○しました。」または「お知り合いの方の行動」+画像のように、個人名を表示しない提示の仕方でもよい。
共用物に関するユーザのかかわりを表示する手法として、セカイカメラ(登録商標。http://support.sekaicamera.com/ja)を利用することができる。これは、ユーザが共用の場所に対して、その場所の付加情報や感想などを位置情報に関係づけて記憶させておくと、専用のデバイスでその場所を撮影した画像を表示するときに、その場所に関係づけて記憶された情報を画像に重ねて表示させる機能を提供している(図6参照)。行動情報を提示するデータ提示部32として、このセカイカメラ(登録商標)を使うこともできる。
図7は、実施の形態1に係る行動情報提示の動作の一例を示すフローチャートである。行動情報収集部11は、共用物に対して行動しようとするユーザ(ユーザY)の検出を待機する(ステップS11、ステップS12;NO)。特定の共用物に対して行動しようとするユーザYを検出すると(ステップS12;YES)、ユーザネットワーク記憶部13のユーザ間の相互情報を検索して、ユーザYと所定の値以上の関係度を有するユーザXを選択し、ユーザXの行動情報を行動情報記憶部12から検索する(ステップS13)。
ユーザXの行動情報があれば(ステップS14;YES)、その行動情報を選択して、データ提示部32に送信し、ユーザYに提示する(ステップS15)。ユーザYと所定の関係度を有するいずれのユーザXについても、その共用物に対する行動情報が記憶されていなければ(ステップS14;NO)、ユーザYに対して行動情報を提示することはない。
行動情報収集部11は、ユーザYのその共用物に対する行動情報を取得し(ステップS16)、ユーザYの行動情報を共用物とユーザYの識別情報に関係づけて記憶する(ステップS17)。そして、ステップS11に戻って共用物に対して行動しようとするユーザの検出から繰り返す。
以上説明したように、本実施の形態1の活動促進システムによれば、所定の関係にあるユーザの行動情報を提示するので、ユーザの共用物に対する利他的行動を促進し、利己的行動を抑制するのに効果的である。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2に係る活動促進システムの構成例を示すブロック図である。実施の形態2の活動促進システムは、実施の形態1の構成に加えて、提示した行動を行ったユーザに後続する行動の情報を提示する。ここで後続する行動とは、あるユーザAの行動をデータ提示部32で提示した後に、それを見たユーザBが共用物に対して行った行動のことを言う。
行動センシング部22は、ユーザAの行動情報をユーザBに提示したのちの、ユーザBの行動情報(後続行動情報)を取得し、行動情報収集部11に送信する。行動情報収集部11は、ユーザBの後続行動情報を行動情報記憶部12に記憶する。また、提示した行動情報に後続行動情報があることを記憶する。
図3の関連行動情報番号は、その行動情報を提示したユーザの後続行動情報のデータ番号を示す。あるユーザが共用物に対して行動する前に、システムから提示された行動情報がある場合は、ユーザはその提示された行動に影響を受けたとみなし、提示した行動情報に、後続行動情報の番号を関連行動情報番号として記憶する。この番号は、あるユーザに、そのユーザの後に行動した第2のユーザの行動を提示する際に用いる。
図8の提示内容決定部14は、ユーザBにユーザAの行動情報を提示したのちに、その共用物に対するユーザBの行動情報(後続行動情報)が記憶されたときに、ユーザAにその後続行動情報を提示することを決める。あるいは、ユーザAがその共用物に対して行動しようとすることを検出したときに、ユーザBの後続行動情報を提示することを決める。そして、行動情報記憶部12から、その共用物に関するユーザBの後続行動情報を選択し、行動情報送信部15からユーザAのデータ提示部31に送信する。データ提示部31は、受信した後続行動情報をユーザAに提示する。
ユーザBに提示する行動情報と、ユーザAに提示する後続行動情報は、次の4つの組み合わせがある。
{行動情報=利己的、後続行動情報=利己的}、
{行動情報=利己的、後続行動情報=利他的}、
{行動情報=利他的、後続行動情報=利己的}、
{行動情報=利他的、後続行動情報=利他的}。
この4つの組み合わせのうち、利己的行動が継続することはあり得るが、ユーザは関係のあるユーザに行動情報が伝わっていることを認識するので、利他的行動が促進され、利己的行動が抑制されることが期待できる。そして、一旦利他的行動がとられると、利他的行動が継続されると考えられる。
図9は、実施の形態2に係る行動情報提示の動作の一例を示すフローチャートである。図9のステップS21ないしステップS27は、図8のステップS11ないしステップS17と同じである。実施の形態2では、ユーザYの行動情報を記憶した(ステップS27)のちに、ユーザYの行動情報をユーザXに提示する(ステップS28)。
ステップS24で、ユーザYに提示する行動情報がない場合(ステップS24;NO)には、ユーザYの行動情報は後続行動ではないので、ステップS28ではユーザYの行動情報をいずれかのユーザに提示することはない。そして、ステップS21に戻って共用物に対して行動しようとするユーザの検出から繰り返す。
この一連の動作によって、ユーザAは、自身の行動の結果、他者がどのような行動を起こしたかを知ることができる。例えば、自身が共用物を片付けた結果、次に使った人も同じように片づけをした、または、自身が片づけをせずに去ってしまった結果、後から来た人が片付けてくれた、などの情報を知ることができ、次の行動の利他的行動の促進または利己的行動の抑制につながる。このように、本実施の形態2の構成では次の行動者の行動が促進または抑制されるほか、前の行動者の次の行動も促進または抑制される。
(実施の形態3)
図10は、本発明の実施の形態3に係る活動促進システムの構成例を示すブロック図である。実施の形態3の活動促進システムは、実施の形態2の構成に、フィードバックに関する取得・表示手段が追加された形態である。ここでフィードバックとは、ユーザAの行動情報をデータ提示部32で提示した後に、それを見たユーザBがユーザAに対して言ったお礼や意見を含む主観評価情報のことを言う。
端末装置2Bは、実施の形態2の構成に加えて、データ入力部42を備える。サーバ装置10は、実施の形態2の構成に加えて、主観評価収集部16、ユーザ主観評価記憶部17および他者評価送信部18を備える。
データ入力部42は、ユーザAの行動情報を見たユーザBの、ユーザAの行動に関する主観評価情報の入力を受け付ける。主観評価情報の入力は、例えば、行動情報を提示したHTML(Hyper Text Markup Lnguage)の文書の表示画面の中のコントロールを選択して、入力させる。主観評価情報は、音声入力、自由な文字列の入力もしくは選択肢から選ばせる形式、またはそれらの組み合わせを用いることができる。データ入力部42は、受け付けた主観評価情報をサーバ装置10の主観評価収集部16に送信する。主観評価収集部16は、受信した主観評価情報を、提示した行動情報を識別する情報に関連づけて、ユーザ主観評価記憶部17に記憶する。
図11は、ユーザ主観評価記憶部が記憶する主観評価情報の例を示す図である。図11で、データ番号は、行動情報を提示されたユーザが行った行動情報の番号、ユーザIDは、主観情報を入力したユーザの識別情報、フィードバックは主観評価情報、元の行動は主観評価の対象である提示した行動情報の番号である。
図10の他者評価送信部18は、記憶された主観情報の中から、提示した行動情報を行ったユーザに、その行動情報の主観情報を抜き出して提示する。他者評価送信部18は、提示する主観情報を端末装置2Aのデータ提示部31に送信する。データ提示部31は受信した主観情報を表示する。提示した行動情報を行ったユーザに、その行動情報の主観情報を伝達するのは、主観情報が記憶されたときでもよいし、一定時間おきに伝達していない主観情報を検索して自動で伝達するのでもよい。また、提示した行動情報を行ったユーザが、その共用物に対して行動しようとするタイミングに主観情報を伝達するのでもよい。
図12は、実施の形態3による行動促進の例を示す図である。図12の行動促進の例は、図5の例にさらにフィードバックが加わったものである。この例ではユーザCとユーザDに加え、ユーザA(またはユーザB)の行動も促進される。ユーザAとユーザBの行動情報を提示した後、それを見たユーザCまたはユーザDのコメントを、例えばマイクと音声認識で取得し、図10のユーザ主観評価記憶部17に記憶する。
ユーザ主観評価記憶部17のデータが追加されると、サーバ装置10は自動的にそのデータを行動主であるユーザAおよび/またはユーザBにメールで送信する。図12の例においては、図10におけるデータ提示部32は公園に備え付けの端末、データ入力部42はデータ提示部32に備わったマイク、データ提示部31はメールを受信した携帯電話である。
図13は、実施の形態3に係る行動情報提示の動作の一例を示すフローチャートである。図13のステップS31ないしステップS35は、図7のステップS11ないしステップS15と同じである。実施の形態3では、ユーザYに提示するユーザXの行動情報がある場合(ステップS34;YES)、ユーザXの行動情報をユーザYに提示(ステップS35)したのちに、ユーザYのユーザXの行動情報に対する主観評価情報を取得する(ステップS36)。
データ入力部42は、ユーザYの主観評価情報の入力を受け付け、主観評価収集部16に送信する。主観評価収集部16は、データ入力部42から受信したユーザYの主観評価情報を、ユーザ主観評価記憶部17に記憶する(ステップS37)。
他者評価送信部18は、ユーザYのユーザXの行動情報に対する主観評価情報を、ユーザ主観評価記憶部17から読み出して、ユーザXに提示する(ステップS38)。他者評価送信部18は、ユーザYの主観評価情報を、ユーザXの端末装置2Aのデータ提示部31に送信する。データ提示部31は、受信したユーザYの主観評価情報を表示する。
図13のステップS39は、図7のステップS16およびステップS17をまとめて表すものである。ユーザYにユーザXの行動情報を提示するか否かにかかわらず、行動センシング部22は、ユーザYの行動情報を取得し、行動情報収集部11は、行動情報記憶部12に記憶する(ステップS39)。そして、ステップS31に戻って共用物に対して行動しようとするユーザの検出から繰り返す。
この一連の動作によって、他のユーザの主観評価情報を提示されたユーザは、自身の行動の結果、他者がどのように感じたかを知ることができる。例えば、自身が共用物を片付けた結果、後から来た人からありがとうとお礼が返ってくれば、次もまた片づけをしようと思うなど、次の行動が促進される。このように、本構成では実施の形態2と同様、次の行動者の行動が促進または抑制されるほか、前の行動者の次の行動も促進または抑制される。
(実施の形態4)
図14は、本発明の実施の形態4に係る活動促進システムの構成例を示すブロック図である。実施の形態4の活動促進システムは、実施の形態3の構成に、後続する行動およびフィードバックを予測する反応予測部19が追加された形態である。
反応予測部19は、行動情報記憶部12に記憶された行動情報、およびユーザ主観評価記憶部17に記憶された主観評価情報から、あるユーザの行動に対する別のユーザの行動情報や主観評価情報の関連パターンに類別する。そして、ユーザAが共用物に対して行動しようとするときに、ユーザAが今行っている行動に対する後続行動情報および/または主観評価情報を、関連パターンを用いて予測する。反応予測部19は、予測した後続行動情報を行動情報送信部15から、ユーザAのデータ提示部31に送信する。または予測した主観評価情報を他者評価送信部18から、データ提示部31に送信する。データ提示部31は、受信した後続行動情報および/または主観評価情報をユーザAに提示する。
反応予測部19は、類似行動取得部91、後続行動予測部92および主観評価予測部93を含む。類似行動取得部91は、例えば、ユーザAの共用物に対する行動情報を行動センシング部21から取得すると、行動情報記憶部12から類似の行動情報を検索する。後続行動予測部92は、例えば、類似の行動情報の後続行動情報のうち最も多い後続行動情報を類似の行動情報に対する関連パターンとし、その後続行動情報を最も蓋然性の高い後続行動情報として予測する。同様に、主観評価予測部93は、例えば、類似の行動情報に対する主観評価情報のうち、最も多い主観評価情報を類似の行動情報に対する主観評価情報の関連パターンとし、その主観評価情報を最も蓋然性の高い主観評価情報として予測する。
後続行動予測部92は、予測した後続行動情報を行動情報送信部15からデータ提示部31(またはデータ提示装置32。以下同様)に送信する。主観評価予測部93は、予測した主観評価情報を他者評価送信部18からデータ提示部31に送信する。
反応予測部19は、予測結果を行動情報記憶部12、ユーザ主観評価記憶部17またはユーザネットワーク記憶部13に記憶しておいてもよい。また、予測結果を提示したのちのユーザの行動情報を取得して、予測結果を提示することによる効果を計測する機構をサーバ装置10に加えてもよい。
行動情報が画像または映像であって、例えば、共用物の使用前または使用中、および使用後の画像を比較して行動を表す記号(意味)を抽出できる場合は、その記号(意味)で行動情報を分類することができるので、類似の行動情報を検索することができる。例えば、資料室の棚の使用前と使用後の画像を比較して、資料を閲覧したのちに資料を元の棚に戻したかどうか、あるいは資料を整理したかどうかを検出することができる。その検出したデータ(記号)で行動情報を分類すれば、類似の行動情報を検索することができる。
ユーザが行動を文字列で入力する場合には、入力された文字列から形態素解析して、重要語を抽出し、同義語辞書または類義語辞書を用いて類似の行動情報に分類することができる。行動情報が音声の場合にも、音声認識で文に変換できれば、同様に行動情報を分類することができる。
図15は、ある行動情報に対する後続行動情報および主観評価情報を予測する例を示す。行動情報aに対して、類似の行動情報を検索し、それぞれの後続行動情報および主観評価情報をリストアップする。図15は、類似の行動情報、その後続行動情報および主観評価情報を並べた状態を示す。後続行動情報または主観評価情報がない場合を「−」で示す。
そして、後続行動情報を類別して、行動情報aに対する最も多い後続行動情報を、行動情報と後続行動情報の関連パターンとする。また、行動情報aに対する最も多い主観評価情報を、行動情報と主観評価情報の関連パターンとする。
たとえば、資料室で資料を閲覧したのち、資料を元の棚に戻さずに退室することを検知した場合を想定する。図14の反応予測部19により、行動情報記憶部12およびユーザ主観評価記憶部17に記憶された情報を用いて、そのような行動が起きた場合の別のユーザの反応を予測する。
例えば、『Gさんは閲覧した資料を棚に戻さず退室した』という行動を提示した再に、ユーザHが『散らかってるの嫌だなあ』とコメントした、という主観評価情報が過去にあって記憶されていたとする。反応予測部19は、その主観評価情報を利用し、資料を棚に戻さず退室しようとするユーザFに提示する。ユーザが退室することは例えば、ユーザが保持するRFタグをドアに接地したタグリーダで検出できる。また、資料を元に戻さないことは使用前後の画像の比較で検出できる。データ提示部31、32は例えば、資料室のドアの上の表示装置またはスピーカなどであって、他者評価送信部18は表示装置またはスピーカでその主観評価情報を表示する。それを受けてユーザFは、閲覧した資料を戻さずに退室するという利己的な行動を抑制し、資料の整理を心がけるようになることが期待できる。
予測した主観評価情報を提示した後のユーザFの行動情報をさらに取得し、予測結果の提示(フィードバック)により資料を整理したなどの効果があれば、次からはそれを優先して使用するといった学習機構を加えてもよい。
図16は、実施の形態4に係る行動情報提示の動作の一例を示すフローチャートである。図16のステップS41ないしステップS46は、図7のステップS11ないしステップS16と同じである。
図16では、ユーザYの行動情報を取得すると(ステップS46)、類似行動取得部91は、ユーザYの行動情報に類似する行動情報を検索する(ステップS47)。そして、後続行動予測部92は、類似する行動情報に対する後続行動情報を予測し、主観評価予測部93は、類似する行動情報に対する主観評価情報を予測する(ステップS48)。
反応予測部19は、予測した後続行動情報および/または主観評価情報を、行動情報送信部15または他者評価送信部18からデータ提示部32に送信し、それらをユーザYに提示する(ステップS49)。そして、ステップS41に戻って共用物に対して行動しようとするユーザの検出から繰り返す。
図16のフローチャートでは、図13のユーザYの主観評価に関するステップS36ないしステップS38に相当するステップを省略している。実施の形態4において、実施の形態3の構成を組み合わせて、ユーザXの行動情報に対するユーザYの主観評価情報を取得して、ユーザXに提示してもよい。
この反応予測した結果を提示することによって、共用物に対して行動するユーザは、今行っている行動に対して、その共用物を使う他者からどのような反応が返ってくるかを知ることができる。ポイ捨てをした結果、関係のある他者が困る、または関係のある他者が苦情を言うなどの反応を知ることで、今から行おうとしている行動を抑制したり、逆に後で喜んでもらえるとわかって行動が促進されたりする。このように、本実施の形態4の活動促進システムによれば、今から行動をしようとしている人の行動の促進または抑制がさらに効果的に行える。特に、第1のユーザの行動情報を提示した第2のユーザからの主観評価情報が第1のーザに返ったり、提示した行動の影響を受けた第2のユーザの行動の様子が第1のユーザに提示されたりすることにより、ユーザの行動継続、促進、抑制に効果がある。
以上の4つの実施の形態に対し、各実施の形態でも述べたように、行動センシング手段や主観評価取得手段の実現方法は実施の形態で説明した方法以外にも考えられる。主観評価取得手段で収集するデータは、行動センシング手段のように、映像や音声であってもよいし、ユーザが明示的に文字を入力する形でもよい。他者評価送信部18およびデータ提示部の実現方法には、行動センシング部21を利用して、その場に備え付けの共用端末に、対象ユーザが通りかかったときに情報を提示する方法もあれば、行動センシング部21は試用せず、対象ユーザが持つ携帯電話にメールで配信する方法もある。また、対象ユーザがWebサイトに自主的に情報を見に行く方法でもよい。最も単純な端末の構成としては、端末装置2Aまたは2Bを1台の携帯電話上で実現する方法も考えられる。
図17は、図1、図8、図10または図14に示す本発明の実施の形態に係るサーバ装置の物理的な構成例を示すブロック図である。サーバ装置10は、図17に示すように、制御部51、主記憶部52、外部記憶部53、操作部54、表示部55および送受信部56を備える。主記憶部52、外部記憶部53、操作部54、表示部55および送受信部56はいずれも内部バス50を介して制御部51に接続されている。
制御部51はCPU(Central Processing Unit)等から構成され、外部記憶部53に記憶されている制御プログラム60に従って、活動促進に係る処理を実行する。
主記憶部52はRAM(Random-Access Memory)等から構成され、外部記憶部53に記憶されている制御プログラム60をロードし、制御部51の作業領域として用いられる。
外部記憶部53は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random-Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc ReWritable)等の不揮発性メモリから構成され、上述の処理を制御部51に行わせるための制御プログラム60を予め記憶し、また、制御部51の指示に従って、この制御プログラム60が記憶するデータを制御部51に供給し、制御部51から供給されたデータを記憶する。
操作部54はキーボードおよびマウスなどのポインティングデバイス等と、キーボードおよびポインティングデバイス等を内部バスに接続するインタフェース装置から構成されている。
表示部55は、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などから構成され、ユーザの相互関係、行動情報、主観評価情報、または反応予測結果などを表示する。
送受信部56は、無線送受信機、無線モデムまたは網終端装置、およびそれらと接続するシリアルインタフェースまたはLAN(Local Area Network)インタフェースから構成されている。送受信部56を介して、行動情報または他者評価に関する情報の送受信を行う。
図1、図8、図10または図14に示すサーバ装置10の行動情報収集部11、行動情報記憶部12、ユーザネットワーク記憶部13、提示内容決定部14、行動情報送信部15、主観評価収集部16、ユーザ主観評価記憶部17、他者評価送信部18、および反応予測部19の処理は、制御プログラム60が、制御部51、主記憶部52、外部記憶部53、操作部54、表示部55および送受信部56などを資源として用いて処理することによって実行する。
その他、前記のハードウエア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
制御部51、主記憶部52、外部記憶部53、操作部54、内部バス50などから構成される制御処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。たとえば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行するサーバ装置10を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することでサーバ装置10を構成してもよい。
また、サーバ装置10の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。たとえば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)特定の共用物に対するユーザの行動を表す情報と、該行動を行ったユーザを識別する情報を含む行動情報を取得する行動取得手段と、
前記共用物に対して行動しようとする第2のユーザを検出する手段と、
前記共用物を使用しうる複数のユーザ相互の関係を表す相互情報を取得する関係取得手段と、
前記行動取得手段で取得した行動情報の主体に含まれ、前記相互情報の中で前記第2のユーザと所定の関係にある第1のユーザの行動情報を選択する情報選択手段と、
前記情報選択手段で選択した行動情報を前記第2のユーザに提示する先行行動提示手段と、
を備えることを特徴とする活動促進システム。
(付記2)前記第1のユーザの行動情報を提示された前記第2のユーザの行動情報を取得する後続行動取得手段と、
前記後続行動取得手段で取得した前記第2のユーザの行動情報を前記第1のユーザに提示する後続行動提示手段と、
を備えることを特徴とする付記1に記載の活動促進システム。
(付記3)前記第1のユーザの行動情報を提示された前記第2のユーザの、前記第1のユーザの行動情報に対する主観評価情報を取得する手段と、
前記第2のユーザの前記主観評価情報を前記第1のユーザに提示する他者評価提示手段と、
を備えることを特徴とする付記1または2に記載の活動促進システム。
(付記4)前記第1のユーザの行動情報を提示された前記第2のユーザの行動情報および/または主観評価情報を前記第1のユーザの行動情報に関連づけて、前記第1のユーザの行動情報と前記第2のユーザの行動情報または主観評価情報との間の関係を類別した関連パターンを抽出する手段と、
前記第1のユーザの前記共用物に対する行動情報を取得したときに、前記第1のユーザの当該行動情報を提示される前記第2のユーザの行動情報および/または主観評価情報を前記関連パターンを用いて予測する予測手段と、
前記予測手段で予測した行動情報および/または主観評価情報を、前記第1のユーザに提示する予測行動提示手段と、
を備えることを特徴とする付記2または3に記載の活動促進システム。
(付記5)特定の共用物に対するユーザの行動を表す情報と、該行動を行ったユーザを識別する情報を含む行動情報を記憶する行動記憶手段と、
前記共用物を使用しうる複数のユーザ相互の関係を表す相互情報を記憶する関係記憶手段と、
前記共用物に対して行動しようとする第2のユーザを特定する識別情報を取得する手段と、
前記行動記憶手段に記憶した行動情報の主体に含まれ、前記相互情報の中で前記第2のユーザと所定の関係にある第1のユーザの行動情報を選択する情報選択手段と、
前記情報選択手段で選択した行動情報を前記第2のユーザに提示する装置に送信する手段と、
を備えることを特徴とするサーバ。
(付記6)共用物に対するユーザの行動を促す活動促進システムが行う活動促進方法であって、
特定の共用物に対するユーザの行動を表す情報と、該行動を行ったユーザを識別する情報を含む行動情報を取得する行動取得ステップと、
前記共用物に対して行動しようとする第2のユーザを検出するステップと、
前記共用物を使用しうる複数のユーザ相互の関係を表す相互情報を取得する関係取得ステップと、
前記行動取得ステップで取得した行動情報の主体に含まれ、前記相互情報の中で前記第2のユーザと所定の関係にある第1のユーザの行動情報を選択する情報選択ステップと、
前記情報選択ステップで選択した行動情報を前記第2のユーザに提示する先行行動提示ステップと、
を備えることを特徴とする活動促進方法。
(付記7)前記第1のユーザの行動情報を提示された前記第2のユーザの行動情報を取得する後続行動取得ステップと、
前記後続行動取得ステップで取得した前記第2のユーザの行動情報を前記第1のユーザに提示する後続行動提示ステップと、
を備えることを特徴とする付記6に記載の活動促進方法。
(付記8)前記第1のユーザの行動情報を提示された前記第2のユーザの、前記第1のユーザの行動情報に対する主観評価情報を取得するステップと、
前記第2のユーザの前記主観評価情報を前記第1のユーザに提示する他者評価提示ステップと、
を備えることを特徴とする付記6または7に記載の活動促進方法。
(付記9)前記第1のユーザの行動情報を提示された前記第2のユーザの行動情報および/または主観評価情報を前記第1のユーザの行動情報に関連づけて、前記第1のユーザの行動情報と前記第2のユーザの行動情報または主観評価情報との間の関係を類別した関連パターンを抽出するステップと、
前記第1のユーザの前記共用物に対する行動情報を取得したときに、前記第1のユーザの当該行動情報を提示される前記第2のユーザの行動情報および/または主観評価情報を前記関連パターンを用いて予測する予測ステップと、
前記予測ステップで予測した行動情報および/または主観評価情報を、前記第1のユーザに提示する予測行動提示ステップと、
を備えることを特徴とする付記7または8に記載の活動促進方法。
(付記10)コンピュータに
特定の共用物に対するユーザの行動を表す情報と、該行動を行ったユーザを識別する情報を含む行動情報を取得する行動取得ステップと、
前記共用物に対して行動しようとする第2のユーザを検出するステップと、
前記共用物を使用しうる複数のユーザ相互の関係を表す相互情報を取得する関係取得ステップと、
前記行動取得ステップで取得した行動情報の主体に含まれ、前記相互情報の中で前記第2のユーザと所定の関係にある第1のユーザの行動情報を選択する情報選択ステップと、
前記情報選択ステップで選択した行動情報を前記第2のユーザに提示する先行行動提示ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
本発明によれば、狭い範囲であれば家庭内、または自治体などの地域コミュニティでの共用物・共用の場所の使用や管理、オフィスでの共用物の管理から、街中での広い意味での共用の場所の使用まで広い範囲で、利他的行動の促進と利己的行動の抑制に貢献できる。
1 活動促進システム
10 サーバ装置
11 行動情報収集部
12 行動情報記憶部
13 ユーザネットワーク記憶部
14 提示内容決定部
15 行動情報送信部
16 主観評価収集部
17 ユーザ主観評価記憶部
18 他者評価送信部
19 反応予測部
2A、2B 端末装置
21、22 行動センシング部
31、32 データ提示部
42 データ入力部
51 制御部
52 主記憶部
53 外部記憶部
54 操作部
55 表示部
56 送受信部
60 制御プログラム
91 類似行動取得部
92 後続行動予測部
93 主観評価予測部

Claims (10)

  1. 特定の共用物に対するユーザの行動を表す情報と、該行動を行ったユーザを識別する情報を含む行動情報を取得する行動取得手段と、
    前記共用物に対して行動しようとする第2のユーザを検出する手段と、
    前記共用物を使用しうる複数のユーザ相互の関係を表す相互情報を取得する関係取得手段と、
    前記行動取得手段で取得した行動情報の主体に含まれ、前記相互情報の中で前記第2のユーザと所定の関係にある第1のユーザの行動情報を選択する情報選択手段と、
    前記情報選択手段で選択した行動情報を前記第2のユーザに提示する先行行動提示手段と、
    を備えることを特徴とする活動促進システム。
  2. 前記第1のユーザの行動情報を提示された前記第2のユーザの行動情報を取得する後続行動取得手段と、
    前記後続行動取得手段で取得した前記第2のユーザの行動情報を前記第1のユーザに提示する後続行動提示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の活動促進システム。
  3. 前記第1のユーザの行動情報を提示された前記第2のユーザの、前記第1のユーザの行動情報に対する主観評価情報を取得する手段と、
    前記第2のユーザの前記主観評価情報を前記第1のユーザに提示する他者評価提示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の活動促進システム。
  4. 前記第1のユーザの行動情報を提示された前記第2のユーザの行動情報および/または主観評価情報を前記第1のユーザの行動情報に関連づけて、前記第1のユーザの行動情報と前記第2のユーザの行動情報または主観評価情報との間の関係を類別した関連パターンを抽出する手段と、
    前記第1のユーザの前記共用物に対する行動情報を取得したときに、前記第1のユーザの当該行動情報を提示される前記第2のユーザの行動情報および/または主観評価情報を前記関連パターンを用いて予測する予測手段と、
    前記予測手段で予測した行動情報および/または主観評価情報を、前記第1のユーザに提示する予測行動提示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の活動促進システム。
  5. 特定の共用物に対するユーザの行動を表す情報と、該行動を行ったユーザを識別する情報を含む行動情報を記憶する行動記憶手段と、
    前記共用物を使用しうる複数のユーザ相互の関係を表す相互情報を記憶する関係記憶手段と、
    前記共用物に対して行動しようとする第2のユーザを特定する識別情報を取得する手段と、
    前記行動記憶手段に記憶した行動情報の主体に含まれ、前記相互情報の中で前記第2のユーザと所定の関係にある第1のユーザの行動情報を選択する情報選択手段と、
    前記情報選択手段で選択した行動情報を前記第2のユーザに提示する装置に送信する手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  6. 共用物に対するユーザの行動を促す活動促進システムが行う活動促進方法であって、
    特定の共用物に対するユーザの行動を表す情報と、該行動を行ったユーザを識別する情報を含む行動情報を取得する行動取得ステップと、
    前記共用物に対して行動しようとする第2のユーザを検出するステップと、
    前記共用物を使用しうる複数のユーザ相互の関係を表す相互情報を取得する関係取得ステップと、
    前記行動取得ステップで取得した行動情報の主体に含まれ、前記相互情報の中で前記第2のユーザと所定の関係にある第1のユーザの行動情報を選択する情報選択ステップと、
    前記情報選択ステップで選択した行動情報を前記第2のユーザに提示する先行行動提示ステップと、
    を備えることを特徴とする活動促進方法。
  7. 前記第1のユーザの行動情報を提示された前記第2のユーザの行動情報を取得する後続行動取得ステップと、
    前記後続行動取得ステップで取得した前記第2のユーザの行動情報を前記第1のユーザに提示する後続行動提示ステップと、
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の活動促進方法。
  8. 前記第1のユーザの行動情報を提示された前記第2のユーザの、前記第1のユーザの行動情報に対する主観評価情報を取得するステップと、
    前記第2のユーザの前記主観評価情報を前記第1のユーザに提示する他者評価提示ステップと、
    を備えることを特徴とする請求項6または7に記載の活動促進方法。
  9. 前記第1のユーザの行動情報を提示された前記第2のユーザの行動情報および/または主観評価情報を前記第1のユーザの行動情報に関連づけて、前記第1のユーザの行動情報と前記第2のユーザの行動情報または主観評価情報との間の関係を類別した関連パターンを抽出するステップと、
    前記第1のユーザの前記共用物に対する行動情報を取得したときに、前記第1のユーザの当該行動情報を提示される前記第2のユーザの行動情報および/または主観評価情報を前記関連パターンを用いて予測する予測ステップと、
    前記予測ステップで予測した行動情報および/または主観評価情報を、前記第1のユーザに提示する予測行動提示ステップと、
    を備えることを特徴とする請求項7または8に記載の活動促進方法。
  10. コンピュータに
    特定の共用物に対するユーザの行動を表す情報と、該行動を行ったユーザを識別する情報を含む行動情報を取得する行動取得ステップと、
    前記共用物に対して行動しようとする第2のユーザを検出するステップと、
    前記共用物を使用しうる複数のユーザ相互の関係を表す相互情報を取得する関係取得ステップと、
    前記行動取得ステップで取得した行動情報の主体に含まれ、前記相互情報の中で前記第2のユーザと所定の関係にある第1のユーザの行動情報を選択する情報選択ステップと、
    前記情報選択ステップで選択した行動情報を前記第2のユーザに提示する先行行動提示ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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