JP2012042737A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】現像スリーブ8の現像剤が剥ぎ取られる剥ぎ取り部81に、分配部材31を対向して配置する。分配部材31は、複数の開口32a(32b、32c)を有する。剥ぎ取り部81により剥ぎ取られた現像剤の一部は、分配部材31の各開口32a(32b、32c)から外れた部分を通って攪拌室4に送られる。また、残りは、各開口32a(32b、32c)を通じて現像室3に送られる。これにより、分配部材31と現像スリーブ8とのギャップを厳密に規制することなく、現像剤を現像室3と攪拌室4とに適切に分配でき、低コストで出力部の濃度ムラを低減できる。
【選択図】図2
Description
本発明の第1の実施形態について、図1ないし図7を用いて説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。なお、以下の説明では、画像形成装置の一例として、フルカラーの画像を形成するタンデム型の画像形成装置を例にして説明するが、本実施の形態に係る現像装置が適用される画像形成装置は、このような装置に限られるものではないことは言うまでもない。
まず、図1により、本実施形態の画像形成装置について説明する。なお、図1では、画像形成装置の主要部のみを示しているが、その他の部分については、従来から知られている画像形成装置と同様である。本実施形態のフルカラー画像形成装置では、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)についての各ステーションを備えている。Y,M,C,Kの各ステーションはいずれもほぼ同様の構成であり、フルカラー画像においては、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成する。
次に、図2ないし図4を参照して、現像装置1について説明する。現像装置1は、現像容器2と、現像剤担持体である円筒状の現像スリーブ8と、穂切り部材9と、搬送手段を構成する第1の搬送スクリュー5及び第2の搬送スクリュー6と、分配手段30と、を備える。このうちの現像容器2は、非磁性のトナーと磁性を有するキャリアとを含む2成分現像剤を収容する。また、現像容器2内の略中央部に図2における紙面に垂直方向に延在する隔壁7を配置し、隔壁7によって現像容器2を第1室である現像室3と第2室である攪拌室4とに重力方向に交差する方向{図示の例では水平(左右)方向}に区画している。即ち、現像室3と攪拌室4とは、互いに重力方向に交差する方向に並べて配置される。現像剤は現像室3及び攪拌室4に収容されている。なお、2成分現像剤は、例えば、重量比8%(トナー重量÷現像剤重量)で作成され、現像剤量は400gとする。
本実施形態の場合、現像に使用されずに現像領域を通過した(超えて)現像スリーブ8に担持搬送された現像剤は、分配手段30により、剥ぎ取られるとともに、攪拌室4と現像室3とに分配して送られる。このために、分配手段30は、上述の剥ぎ取り部81と、剥ぎ取り部81と対向する位置に配置され、剥ぎ取り部により剥ぎ取られた現像剤の一部を攪拌室4に送る分配部材31と、を有する。
次に、本実施形態の効果を確認するために行った実験について、図5ないし図7を参照しつつ説明する。図5は、本実施例での検討に用いたチャート(1)、チャート(2)の模式図である。チャート(1)は、濃い目のハーフトーン(画像濃度1.2、X−rite社製Model:504により測定)になるように調整されたチャートであり、5個所にべたパッチを設けた。チャート(2)は、全面べた画像である。チャート(2)にも(1)と同様に5個所にべたパッチ部が存在するが、背景と同じであるため、画像上は何もない様に見えている。
本発明の第2の実施形態について、図8ないし図10を用いて説明する。本実施形態の場合、現像スリーブ8から剥ぎ取られ現像室3に送られる単位時間あたりの現像剤量を、現像室3の第1の搬送スクリュー5(図2参照)による搬送方向下流よりも上流の方が多くなるようにしている。このために、分配部材31aの開口32a〜32cの長さを搬送方向上流程小さくなるようにしている。即ち、上流から順に開口32a、32b、32cが形成され、それぞれの長さを順にA1、A2、A3とした場合に、A1>A2>A3としている。また、本実施形態では、開口から外れた部分33a〜33dのうち、搬送方向両端部に位置する部分33a、33dの長さB1とB4とを同じ(B1=B4)とし、各開口の間に位置する部分33b、33cの長さB2とB3とを同じ(B2=B3)としている。即ち、開口32a、32b、32cは、長さ方向に均等に配置される。
図10に、本実施例での検討結果を示す。本実施例では、実施例1の構成と実施例2の構成とを現像室及び攪拌室のスクリュー回転数をパラメーターとし、実施例1で示したチャート(2)をA3サイズの用紙3000枚で作像した後の面内濃度ムラを調べた。この濃度は、X−rite社製Model:504で測定した。図10は、このように測定した面内濃度ムラの判定結果を示している。尚、C=300mm、A:B=1:2に固定し、実施例1においてはA1=A2=A3=33mm、実施例2においてはA1=60mm,A2=30mm,A3=10mmとして、各開口を長手方向にほぼ均等に配置した。その他の条件は、実施例1と同様である。また、図10の丸、三角、バツの印の意味は図7の場合と同様である。
本発明の第2の実施形態について、図11ないし図13を用いて説明する。本実施形態の場合も、上述の各実施形態と同様に、分配部材31bを、現像スリーブ8による現像剤の搬送方向(回転方向)に関し、現像室3から感光ドラム10(図1、2参照)に現像剤を供給する位置よりも上流に配置している。但し、本実施形態では、分配部材31bを、図11に示すように、上述の各実施形態の分配部材よりも短くし、図12に示すように、現像室3の第1の搬送スクリュー5(図2参照)による搬送方向の一部(第1室の一部)を覆うように構成している。即ち、上述の各実施形態の場合、分配部材の長さCを、現像スリーブ8内に配置されたマグネット80の軸方向長さと同じか僅かに大きくしているが、本実施形態では、分配部材31bの長さC´をマグネット80の長さよりも短くしている。具体的には、分配部材31bの長さC´をマグネット80の長さの半分としている。この長さは適宜設定可能である。
上述の各実施形態では、現像装置として、現像室と攪拌室とを、重力方向に交差する方向に並べて配置した構造に本発明を適用した場合について説明した。但し、本発明は、このような構造に限らず、前述の図15に示したように、現像室と攪拌室とを重力方向に並べて配置した構造にも適用可能である。この場合、例えば、分配部材を攪拌室を覆うように配置し、この分配部材に開口を設けたり、この分配部材の長さを短くする。これにより、現像スリーブから剥ぎ取られた現像剤の一部が、分配部材の開口又は分配部材から外れた部分を通じて攪拌室に送られ、残りが分配部材上を通って現像室に送られる。
Claims (8)
- トナーとキャリアとを含む現像剤を担持搬送し、像担持体の現像領域に現像剤を供給する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に現像剤を供給する第1室と、
前記第1室と循環路を形成する第2室と、
前記循環路内の現像剤を搬送する搬送手段と、
前記現像剤担持体に担持搬送された現像剤のうち現像領域を通過した現像剤を剥ぎ取るとともに、該剥ぎ取られた現像剤を前記第1室と前記第2室とに分配する分配手段と、
を有することを特徴とする現像装置。 - 前記現像剤担持体から剥ぎ取られた現像剤のうち、前記第2室に送られる単位時間あたりの現像剤量が、前記第1室に送られる単位時間あたりの現像剤量よりも多い、
ことを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。 - 前記搬送手段は、前記第1室に前記現像剤担持体の配設方向に沿って設けられ、前記現像剤を攪拌しつつ搬送する搬送部材を有し、
前記現像剤担持体から剥ぎ取られ前記第1室に送られる単位時間あたりの現像剤量は、前記搬送部材による搬送方向下流よりも上流の方が多い、
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の現像装置。 - 前記現像剤担持体は、筒状で回転する現像スリーブと、前記現像スリーブの内部に配置され、円周方向に複数の磁極を有して現像剤を磁気的に吸引して前記現像スリーブの表面に担持させるマグネットと、前記マグネットの一部に円周方向に隣り合うように同極の磁極を配置して、前記現像スリーブに担持された現像剤を前記現像スリーブから剥ぎ取る剥ぎ取り部と、を有し、
前記分配手段は、前記剥ぎ取り部と、前記剥ぎ取り部と対向する位置に配置され、前記剥ぎ取り部により剥ぎ取られた現像剤の一部を前記第1室又は前記第2室に送る分配部材と、を有する、
ことを特徴とする、請求項1ないし3のうちの何れか1項に記載の現像装置。 - 前記第1室及び前記第2室は、重力方向に交差する方向に並べて配置され、
前記分配部材は、前記現像剤担持体による現像剤の搬送方向に関し、前記第1室から前記像担持体に現像剤を供給する位置よりも上流で、前記第1室を覆うように配置され、前記第1室と連通する開口を有し、
前記現像剤担持体から剥ぎ取られた現像剤は、一部が前記分配部材の前記開口から外れた部分に沿って前記第2室に、残りが前記開口を通じて前記第1室に、それぞれ送られる、
ことを特徴とする、請求項4に記載の現像装置。 - 前記第1室及び前記第2室は、重力方向に交差する方向に並べて配置され、
前記分配部材は、前記現像剤担持体による現像剤の搬送方向に関し、前記第1室から前記像担持体に現像剤を供給する位置よりも上流で、前記第1室の一部を覆うように構成され、
前記現像剤担持体から剥ぎ取られた現像剤は、一部が前記分配部材に沿って前記第2室に、残りが前記分配部材から外れた部分を通じて前記第1室に、それぞれ送られる、
ことを特徴とする、請求項4に記載の現像装置。 - トナーとキャリアとを含む現像剤を担持搬送し、像担持体の現像領域に現像剤を供給する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に現像剤を供給する第1室と、
前記第1室と循環路を形成する第2室と、
前記循環路内の現像剤を搬送する搬送手段と、
前記現像剤担持体上の現像剤で前記現像領域を通過した現像剤のうち、前記現像剤担持体の軸線方向の一部を前記第1室へ搬送するとともに、残りの現像剤を前記第2室へ分配する分配手段と、を有することを特徴とする現像装置。 - 像担持体と、前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、を備えた画像形成装置において、
前記現像装置が、請求項1ないし7のうちの何れか1項に記載の現像装置である、
ことを特徴とする画像形成装置。
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