JP2012040326A - レンズ交換可能な眼内レンズとその設置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ交換可能な眼内レンズを挿入することにより術後度数誤差や患者の希望度数の変更、または着色レンズ、乱視矯正レンズ、度数調節レンズ、多焦点レンズや、術後に開発された多機能な眼内レンズに交換したいという患者の希望に合わせ光学部を交換できることを提供する。また、その構造、眼内レンズ設置技術、光学部挿入技術、その交換方法も合わせて提供する。
【解決手段】レンズ交換可能な眼内レンズは折りたたみ式であり二つの構成からできており光学部と支持部に分かれる。二つを接合させたまま、または分離して折りたたみ眼内に挿入することが可能である。二つを分離して挿入した場合には眼内で接合させて水晶体嚢に挿入するか、先に支持部を水晶体嚢に挿入してから光学部を後から接合することも可能である。その後、光学部交換時には光学部だけを取り外すため水晶体嚢が温存され安全で効率の良い手術を行えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は従来の眼内レンズでは不可能であった眼内レンズ光学部の交換が可能になる眼内レンズの構造、眼内レンズ設置技術、挿入技術またはその交換方法に関するものである。
水晶体は眼球内で集光や屈折度数調節を行う臓器である。水晶体は加齢に伴い混濁、硬化し白内障になる。白内障になった患者は視力低下や眩しさを感じたり、調節力が低下したりする。その改善のために白内障手術と総称される水晶体摘出術と眼内レンズ挿入術を行われる。水晶体摘出術は様々な方法があるが現在一般的なものはまず水晶体前面に連続環状円孔を作り、水晶体嚢に包まれた白内障に変化した水晶体を露出させる。また角膜か強膜に約3mm程度の切開創を作製しその創孔から超音波発振吸引機器などを用いて先ほどの連続環状円孔を用いて水晶体前面の孔から水晶体の乳化と吸引を行う。その後水晶体部分を完全に吸引摘出した後の円盤状且つ前面に連続環状円孔が開いた袋状の水晶体嚢に眼内レンズを挿入する。
水晶体嚢に眼内レンズを入れる手術は眼内レンズ挿入術と呼ばれる。最近の眼内レンズは折りたたみ式の眼内レンズが一般的である。眼内に挿入された折りたたまれた状態の眼内レンズは水晶体嚢内で水晶体嚢を押し広げるように眼内レンズが展開し水晶体嚢内で安定し固定する。そして水晶体嚢の前面と後面で眼内レンズを挟むような形になる。眼内レンズのうちでも支持部は完全に水晶体嚢内に挟まれて強く固定される。また光学部に関しても円形の光学部の外周部分の約5分の一から約3分一程度に渡り前記の連続環状円孔の水晶体嚢が円周状に挟み込むので光学部も固定されていた。そのため従来の眼内レンズでは固定した水晶体嚢内から眼内レンズだけを抜去し眼外摘出し交換することは不可能であった。もし眼内レンズを交換しなければならない場合には水晶体嚢と毛様体を接続している毛様体小体(チン氏帯)なる糸状の組織を水晶体嚢赤道部の全周に渡り切断し毛様体小体に牽引されている状態を解除し水晶体嚢に包まれた眼内レンズをそのまま眼外に摘出する操作が必要である。
従来の眼内レンズの交換が可能とされる技術のものには眼内レンズの構成を多数に分け部品点数を多くし交換をより確実なものにしようとしているものもある。それは構成が多い分、挿入機構も複雑になっており実際の手術で使用するには術者の訓練が必要と考えられる。また、このような構成の眼内レンズは光学部周辺部などに角状素材が多用され実際の臨床用眼内レンズとして考えた場合、ハロ、グレアといった夜間の光学的視機能問題が増悪することが懸念される。構成要素が多い眼内レンズは交換時に水晶体嚢周辺の眼内組織に接触するなどの影響も同時に懸念される。そして、光学部と支持部の接合部の接触面積が比較的多くなる場合や、または接触面の長さが長くなる場合の眼内レンズでは実際の接合時の煩雑さやその正確性、再現性については困難であることが予想される。また、実際の手術で用いたときの重要な点である前部水晶体嚢の連続環状円孔との位置関係や交換時の取り扱いについては実用的な状態ではないと考えられる。
特表2010−516394号公報(第23頁、図1、図2、図12、図21)
発明が解決しようとする課題
従来の眼内レンズでは眼内に挿入された後に水晶体嚢の内部で固定されてしまうため、術後に度数変化の誤差補正や術後に患者の希望する度数に再調整することは不可能であった。また着色レンズ、乱視矯正レンズ、度数調節レンズ、多焦点レンズ、また、術後に多機能な眼内レンズが開発されてもその機能をすでに手術を受け従来の眼内レンズが挿入されている患者が手術後にそのようなレンズを入れることは不可能であった。
眼内レンズ交換の際には折りたたみ式の眼内レンズでは挿入時は約3mmであった。
眼内レンズ挿入孔は挿入後には折りたたんだ状態から展開した状態であるので眼内レンズを抜去するために創孔を拡大しなければならず最大約7mmまで眼球に新たな創孔を作製しなければならなかった。
また、その後速やかに水晶体嚢で押さえ込まれていた硝子体が前房内に移動し先ほど作製した抜去のための創孔から硝子体が脱出し眼内で網膜剥離や硝子体出血などの合併症を引き起こす可能性がある。そのためにも眼内レンズを安全に交換しなければならないときには水晶体嚢を温存しなければならないが今までは不可能であった。
課題を解決するための手段
本発明では折りたたみ可能な光学部と折りたたみ可能な支持部の一体挿入、または別々に挿入後に眼内での接合により眼内で安定するよう構成されているレンズ交換可能な眼内レンズを患者に挿入することにより術後度数誤差や患者の希望度数の変化、または着色レンズ、乱視矯正レンズ、度数調節レンズ、多焦点レンズや、術後に開発された多機能な眼内レンズに交換したいという患者の希望に合わせ眼内で光学部を支持部から分離した光学部だけを眼内で折りたたみ、または切断し眼外に摘出した後に患者の希望する種類のレンズを挿入し眼内で支持部と接合させることにより新たな視機能を患者に提供するものである。
本発明であるレンズ交換可能な眼内レンズは折りたたみ式である。このレンズは二つの構成からできており光学部と支持部に分かれる。二つを接合させたまま、また分離して折りたたみ眼内に挿入することが可能である。二つを分離して挿入した場合には眼内で接合させて水晶体嚢内に挿入するか、先に支持部を水晶体嚢内に挿入してから光学部を後から接合することも可能である。
折りたたみ可能な支持部は直径または短径が3mmから9mmの円形または楕円形の円盤状でありその周辺部に1本以上のループが水晶体嚢内で支持部を安定させるために働いている。そのループは支持部円盤と一定の角度を保っておりそれが水晶体嚢内での眼内レンズの位置の安定に寄与している。
また支持部の円盤周辺部には2か所以上の突起が出ており、それが支持部の円盤の上に乗る光学部を接合または固定させる。その突起は手術時の僅かな操作で接合、固定している光学部を支持部から離開させ支持部と光学部の容易な分離が可能である。また光学部は度数やその特性に合わせた様々な形状をしているがいずれも突起を介して支持部と接合できる形状である。
折りたたみ可能な光学部は基本的には直径または短径が3mmから9mmの円形または楕円形の円盤状ドーム状であるが、患者の希望する屈折度数や機能によって様々な形状や着色を有する。
支持部と光学部は支持部の円盤周辺にある突起によって固定される。光学部の様々な形状によっては支持部の円盤と光学部が直接、接合している場合と周辺部の突起部分とだけ接合している場合がある。
光学部が挿入され支持部と眼内で医療用接着剤を用いずに接触によって安定的に接合される。
光学部や支持部には将来に光学部の交換が容易なように光学部または支持部の周辺部に粘弾性物質などの眼内使用可能物質を注入できる小孔があってもよい。
光学部は支持部と強く接合しており、患者の日常生活、スポーツ、不意に加わる外力によってずれることはないが光学部交換時または位置修正のために手術中の眼内操作によって回転できる。
乱視矯正レンズを挿入している時に乱視矯正能力を高めるために眼内操作によって光学部を同心円状に回転させ乱視矯正軸を適切な位置に回転させる事ができる。
光学部を接合させる方法は二つ以上ある突起の一つ以上に光学部を斜め水平方向から押し当て光学部と支持部をその突起で接合させ、およそ対側にある別の突起を支持部の円盤中心から遠心方向に力を加え移動させ、その後速やかに光学部の中心と支持部円盤の中心の位置が一致するように設置し、力を加え移動させた突起の力を解除することにより突起の本来の位置にもどり光学部を接合させる。
術後の交換時は一カ所の突起を支持部の円盤から遠心方向に力を加え移動させ、その後速やかに光学部を突起に力を加えた方向と同じ方向にずらしほかの突起との接合を解除する。そして眼内で折りたたみ、または切断した後に眼外に摘出する。
光学部の種類によっては光学部中心と支持部の円盤中心の位置が一致していなくても接合が完了している場合もある。
支持部周辺の三つ以上の突起はグレアやハロの夜間の光学的視機能問題を低減させるために角形状は少ないものとする。
眼内レンズの設置位置については水晶体乳化吸引時に作製した水晶体嚢の連続環状円孔(以下CCC)の直径が支持部円盤とその突起の最大直径よりも手術中に大きく作製した場合はそのまま水晶体嚢内に支持部を設置する。またCCCの直径が手術中に支持部円盤とその突起の最大直径より小さい場合には一本以上ある支持部のループだけを水晶体嚢内に挿入し支持部円盤とその突起はCCC面よりも上に設置する。いずれの状態であっても支持部円盤と突起部はすべて水晶体嚢外に露出しているので容易に光学部の交換ができる。また水晶体嚢は非常に柔らかい組織なのでどちらの設置方法にしても支持部円盤とそのループが従来持っているループ角度を変化させるものではない。
このような眼内レンズ交換システムでは実際に眼内で交換可能なシステムであるかが重要であるがこのシステムは他の複数構成眼内レンズシステムよりも部品点数が少なくまた複雑な交換機構を有しないため眼内での操作量は少ない。
前記のような交換に関する操作には従来から存在する眼内レンズ用のフックや鉗子や剪刀で十分に操作が可能である。
図1は本発明のレンズ交換が可能な眼内レンズの概略平面図である。突起3は四つの場合を示しているが、二つ以上であれば本発明の範囲および予測範囲である。
図1の突起の形状は本発明の一形状を表しているが、それ以外の様々な形状をとることができ、突起の視認性の向上のために様々な着色ができるのは本発明の範囲および予測範囲である。
図1は本発明の一形状を示しているが支持部の円盤2の周辺部に接続しているループ4の本数や形状については一つ以上であり視認性向上のために様々に着色できるのは本発明の範囲および予測範囲である。
光学部1の直径は5.5mm〜6.5mm程度が望ましく6mmが従来から存在する白内障手術周辺機器が多用できるのでもっとも望ましい。
図1の支持部の直径は12.5〜13.5mmが望ましい。図2の支持部のループ11は支持部の円盤10に対して付着部から前方に0度から10度程度の角度を持っているのが望ましい。
光学部直径は支持部の円盤の直径と等しいかそれよりも0.1から0.5mm程度小さいことが望ましいがそれ以外であっても本発明の範囲および予測範囲である。
図2の眼内レンズ交換時の光学部再挿入時には支持部円盤10に対して図2の矢印のような角度の方向から光学部12を挿入し突起13の下に光学部を挟み込むよう接合しおよそ対側にある突起14を支持部の円盤10の遠心方向に押し広げ相当する光学部周辺を挟み込むよう接合する。ただし図2では接合面を明快にするため突起の一つは省略されている。
図3はある一つのタイプの突起20の概略側面図であるが突起先端が先細り形状になっている場合も本発明の範囲および予測範囲である。
図4はある一つのタイプの突起30の概略側面図であるが突起先端部で角度が複数つけられているのも本発明の範囲および予測範囲である。
図5はある一つのタイプの突起40の概略側面図であるが突起先端部は支持部の円盤に接しているが光学部の挿入時に容易に持ち上がり光学部を挟み込み接合した後に固定し安定する性能を持つのも本発明の範囲および予測範囲である。
図3、図4、図5において突起付着部は支持部の円盤50の周辺断端の前方に付着しておりこれが望ましい付着位置であるがそれ以外でも本発明の範囲および予測範囲である。
図6において破線は水晶体嚢の断面を示しており破線の断端の小円100はCCCの断面を示している。CCCの直径が大きいときは図のように眼内レンズの全てが水晶体嚢内に存在するがCCCを開口部として光学部交換に関与する部分は全て露出しているため水晶体嚢を破損することなく安全に光学部の交換を行うことができる。
図7において破線は水晶体嚢の断面を示しており破線の断端の小円100はCCCの断面を示している。CCCの直径が小さいときは図のように眼内レンズの支持部のループ101の大部分が水晶体嚢内に存在するが光学部交換に関与する部分は全て水晶体嚢外に露出しているため水晶体嚢を破損することなく安全に光学部の交換を行うことができる。
図8は図6の眼内レンズと水晶体嚢の位置関係を水平面で見たものであるが中破線200は眼内レンズの前面に出ているCCCの部分である。CCCの直径は支持部の円盤150よりも大きいため光学部交換に関与する部分は全て水晶体嚢外に露出している長破線300は水晶体嚢外周を示す。
図9は図7の眼内レンズと水晶体嚢の位置関係を水平面で見たものであるが短破線400が光学部と支持部の円盤150の後面に存在するCCCの形状を示している。中破線200は眼内レンズの前面に出ているCCCの部分である。通常CCCは連続円形であるが円周が支持部の円盤150よりも小さいためこの場合は楕円形の形状を呈している。長破線300は水晶体嚢外周を示す。
発明の効果
従来の眼内レンズでは眼内に挿入された後に水晶体嚢の内部で固定されてしまうため、術後に度数変化の誤差補正や術後に患者の希望する度数に再調整することは不可能であったが本発明により効率よく安全に可能となった。
また術後に患者の希望に合わせ着色レンズ、乱視矯正レンズ、度数調節レンズ、多焦点レンズなどの多機能な眼内レンズに変更することが可能となる。
またレンズ交換が安全に効率よくできるのでそれら多機能なレンズを短期間だけ試用するような方法も可能となった。
また、現在存在しない非常に多機能な眼内レンズが将来に開発されても既に手術を受け従来の眼内レンズが挿入されている患者が手術後にそのようなレンズを入れることは不可能であったが、本発明のレンズ交換可能な眼内レンズを挿入された患者は将来の技術の進歩に伴ったより多機能な眼内レンズの挿入機会を確保しておくことが可能となった。
眼内レンズ交換の際には従来の折りたたみ式の眼内レンズでは挿入時は約3mmであった。眼内レンズ挿入孔は挿入後には折りたたんだ状態から展開した状態になるので眼内レンズを抜去するために創孔を拡大しなければならず最大約7mmまで眼球に新たな創孔を作製しなければならなかったが本発明のレンズ交換可能な眼内レンズを用いれば眼内で光学部と支持部に分離し支持部はそのまま水晶体嚢内に温存できる。そして光学部のみを折りたたんでまたは切断して摘出するので眼内レンズ挿入時とほぼ同様の大きさの創孔の作製でよい。
また、交換時に支持部が温存され同時に水晶体嚢もすべて温存されるので従来のような水晶体嚢が破損し水晶体嚢で押さえ込まれていた硝子体が前房内に移動し先ほど作製した抜去のための創孔から硝子体が脱出し眼内で網膜剥離や硝子体出血などの合併症を引き起こす可能性はなくなった。
本発明のレンズ交換可能な眼内レンズの概略平面図である。支持部の突起が四つの場合を示している。 本発明の光学部と支持部を分離した状態の概略側面図であり矢印は光学部の交換時の挿入方向を示している。 ある一つのタイプの本発明の支持部の突起形状の概略側面図である。 ある一つのタイプの本発明の支持部の突起形状の概略側面図である。 ある一つのタイプの本発明の支持部の突起形状の概略側面図である。 本発明のレンズ交換可能な眼内レンズの支持部の円盤が水晶体嚢内に挿入された状態の概略側面図である。 本発明のレンズ交換可能な眼内レンズの支持部の円盤が水晶体嚢外に挿入された状態の概略側面図である。 図6の本発明のレンズ交換可能な眼内レンズと水晶体嚢の位置関係を水平面で見たものである。 図7の本発明のレンズ交換可能な眼内レンズと水晶体嚢の位置関係を水平面で見たものである。

Claims (12)

  1. 手術時に光学部レンズが交換可能な折りたたみ可能な眼内レンズ
  2. 着色レンズ、乱視矯正レンズ、度数調節レンズ、多焦点レンズ、また、術後に将来多機能な光学部が開発された場合、それらに光学部が交換可能な請求項1に記載の眼内レンズ
  3. 光学部と支持部の接合した状態で挿入可能で、また別々に挿入した後にも眼内での接合が可能であり、術後に患者の希望に合わせ眼内で光学部を支持部から分離し光学部だけを眼外に摘出することが可能な請求項1に記載の眼内レンズ
  4. 光学部と支持部を分離して挿入した場合には眼内で接合させて水晶体嚢に挿入するか、先に支持部を水晶体嚢に挿入してから光学部を後から接合することも可能である請求項1に記載の眼内レンズ
  5. 支持部の円盤周辺部の突起が支持部の円盤の上に乗る光学部を接着または固定させるが、その突起は僅かな眼内操作で光学部の接着、固定を解除できる請求項1の眼内レンズ
  6. 前記操作を用いて光学部を解除し支持部円盤と同心円状に回転させ再度接合、固定が可能な請求項1に記載の眼内レンズ
  7. 手術時に作製した前部水晶体嚢の連続環状円孔と支持部円盤の位置関係にかかわらず眼内で安定し固定している請求項1に記載の眼内レンズ
  8. 前記の連続環状円孔が支持部円盤とその突起の最大直径より小さい場合は支持部のループだけを水晶体嚢内に挿入し支持部円盤とその突起は連続環状円孔面よりも上に設置することができる設置方法
  9. 前記の方法において支持部円盤と接合される光学部は水晶体嚢に埋包されていないので光学部の交換が容易である請求項8の設置方法
  10. 前記の連続環状円孔が支持部円盤とその突起の最大直径より大きい場合は光学部と支持部円盤とその突起は連続環状円孔から露出しており容易に光学部の交換が可能な設置方法
  11. 前記の請求項8の方法において従来の眼内レンズの交換時には水晶体嚢の損傷が必須であったが光学部レンズ交換が可能な請求項1の眼内レンズでは交換時に水晶体嚢の破損がない請求項8設置方法
  12. 前記の請求項10の方法において従来の眼内レンズの交換時には水晶体嚢の損傷が必須であったが光学部レンズ交換が可能な請求項1の眼内レンズでは交換時に水晶体嚢の破損がない請求項10設置方法
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