JP2012039850A - 回転電機、風力発電システムおよび回転電機の製造方法 - Google Patents

回転電機、風力発電システムおよび回転電機の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】組み立て作業を容易かつ迅速に行うことが可能な回転電機を提供する。
【解決手段】この発電機1は、ロータコア32および回転軸33を含むロータ31と、ロータコア32と半径方向に対向するように配置されるステータコア22を含むステータ21と、ロータ31の回転軸33を回転可能に支持する回転軸支持孔13とを備え、ロータコア32の回転軸支持孔13側の端部32bから、第2玉軸受36が回転軸支持孔13に挿入される際に回転軸支持孔13に最初に接触する部分までの回転軸33が延びる方向の長さL1は、回転軸支持孔13のステータ21側の端部13bから、ステータコア22の回転軸支持孔13とは反対側の端部22aまでの回転軸33が延びる方向の長さL2よりも大きくなるように構成されている。
【選択図】図4

Description

この発明は、回転電機、風力発電システムおよび回転電機の製造方法に関し、特に、ロータとロータに対して半径方向に対向するステータとを備える回転電機、風力発電システムおよび回転電機の製造方法に関する。
従来、ロータとロータに対して半径方向に対向するステータとを備える回転電機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、ロータおよびロータに対して半径方向に対向するステータと、ロータとステータとを収容するハウジング(筐体)と、ロータに接続されるとともにハウジングに一対の軸受を介して回転可能に支持される回転軸とを備えた発電機(回転電機)が開示されている。この発電機では、ロータの外周に永久磁石が設けられている。また、ロータとステータとは、ロータの永久磁石と、ステータの巻線が巻回されるステータコアとが半径方向に対向するように配置されている。また、上記特許文献1では、回転軸のロータから突出している部分の長さが比較的短い。このため、発電機の組み立て時に回転軸を軸受に挿入する際に、回転軸の先端が軸受に挿入される前に、ロータの永久磁石とステータコアとが対向する状態になると考えられる。この結果、ロータを軸受に挿入する際に、ロータとステータコアとが磁力によって引っ張り合って接触してしまうのを避けるように、極めて慎重に作業が行う必要がある。
特開2006−6023号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のような従来の発電機において、組立時に、極めて慎重に作業を行う必要があるので、組み立てが非常に困難で長時間を要するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、組み立て作業を容易かつ迅速に行うことが可能な回転電機、風力発電システムおよび回転電機の製造方法を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による回転電機は、回転軸部と、回転軸部に接続されたロータコアを含むロータと、ロータコアと半径方向に対向するように配置されるステータコアを含むステータと、ロータとステータとが収納される凹部が設けられた筐体と、筐体に設けられ回転軸部を回転可能に支持する回転軸支持部とを備え、ロータコアの回転軸支持部側の端部から、回転軸部が回転軸支持部に挿入される際に回転軸支持部に最初に接触する回転軸部の部分までの回転軸部が延びる方向の長さは、回転軸支持部のステータ側の端部から、ステータコアの回転軸支持部とは反対側の端部までの回転軸部が延びる方向の長さよりも大きくなるように構成されている。
この第1の局面による回転電機では、上記のように、ロータコアの回転軸支持部側の端部から、回転軸部が回転軸支持部に挿入される際に回転軸支持部に最初に接触する部分までの回転軸部が延びる方向の長さを、回転軸支持部のステータ側の端部から、ステータコアの回転軸支持部とは反対側の端部までの回転軸部が延びる方向の長さよりも大きくなるように構成する。これにより、回転軸部が回転軸支持部に最初に接触した状態では、ロータコアとステータコアとが半径方向に対向しない。そして、その後回転軸支持部をガイドとして回転軸部を回転軸支持部に挿入することにより、ロータコアとステータコアとが半径方向に対向しても、ロータコアに含まれる永久磁石の磁力によってロータコアがステータコア側に移動するのが回転軸支持部により抑制される。その結果、ロータとステータコアとが磁力によって引っ張り合って接触してしまうのが抑制されるので、組み立てを容易かつ迅速に行うことができる。また、本発明の長さ関係になるように回転軸部の長さなどを調節するだけで、ロータとステータコアとが磁力によって引っ張り合って接触してしまうのが抑制されるので、ロータの移動を抑制するようにロータを固定するための専用の冶具を用いる必要もない。この点でも、組み立て作業を容易かつ迅速に行うことができる。
この発明の第2の局面による風力発電システムは、回転軸部と、回転軸部に接続されたロータコアを含むロータと、ロータコアと半径方向に対向するように配置されるステータコアを含むステータと、ロータとステータとが収納される凹部が設けられた筐体と、筐体に設けられ回転軸部を回転可能に支持する回転軸支持部とが設けられた発電機と、回転軸部に接続されたブレードと、を備え、ロータコアの回転軸支持部側の端部から、回転軸部が回転軸支持部に挿入される際に回転軸支持部に最初に接触する回転軸部の部分までの回転軸部が延びる方向の長さは、回転軸支持部のステータ側の端部から、ステータコアの回転軸支持部とは反対側の端部までの回転軸部が延びる方向の長さよりも大きくなるように構成されている、風力発電システム。
この第2の局面による風力発電システムでは、上記のように、ロータコアの回転軸支持部側の端部から、回転軸部が回転軸支持部に挿入される際に回転軸支持部に最初に接触する部分までの回転軸部が延びる方向の長さを、回転軸支持部のステータ側の端部から、ステータコアの回転軸支持部とは反対側の端部までの回転軸部が延びる方向の長さよりも大きくなるように構成する。これにより、回転軸部が回転軸支持部に最初に接触した状態では、ロータコアとステータコアとが半径方向に対向しない。そして、その後回転軸支持部をガイドとして回転軸部を回転軸支持部に挿入することにより、ロータコアとステータコアとが半径方向に対向しても、ロータコアに含まれる永久磁石の磁力によってロータコアがステータコア側に移動するのが回転軸支持部により抑制される。その結果、ロータとステータコアとが磁力によって引っ張り合って接触してしまうのが抑制されるので、組み立てを容易かつ迅速に行うことが可能な風力発電システムを得ることができる。また、本発明の長さ関係になるように回転軸部の長さなどを調節するだけで、ロータとステータコアとが磁力によって引っ張り合って接触してしまうのが抑制されるので、ロータの移動を抑制するようにロータを固定するための専用の冶具を用いる必要もない。この点でも、組み立て作業を容易かつ迅速に行うことが可能な風力発電システムを得ることができる。
この発明の第3の局面による回転電機の製造方法は、回転軸部と、回転軸部に接続されたロータコアを含むロータと、ロータコアと半径方向に対向するように配置されるステータコアを含むステータと、ロータとステータとが収納される凹部が設けられた筐体と、筐体に設けられ回転軸部を回転可能に支持する回転軸支持部とを備えた回転電機の製造方法であって、ロータコアの回転軸支持部側の端部から、回転軸部が回転軸支持部に挿入される際に回転軸支持部に最初に接触する回転軸部の部分までの回転軸部が延びる方向の長さを、回転軸支持部のステータ側の端部から、ステータコアの回転軸支持部とは反対側の端部までの回転軸部が延びる方向の長さよりも大きくなるように構成することによって、ロータコアとステータコアとが半径方向に対向しない状態で、回転軸部と回転軸支持部のステータ側の端部とを接触させるステップと、ロータコアとステータコアとが接触しない状態を維持しながら、回転軸部を回転軸支持部に挿入するステップとを備える、回転電機の製造方法。
この第3の局面による回転電機の製造方法では、上記のように、ロータコアとステータコアとが半径方向に対向しない状態で、回転軸部と回転軸支持部のステータ側の端部とを接触させるステップと、ロータコアとステータコアとが接触しない状態を維持しながら、回転軸部を回転軸支持部に挿入するステップとを備える。これにより、回転軸部が回転軸支持部に最初に接触した状態では、ロータコアとステータコアとが半径方向に対向しない。そして、その後回転軸支持部をガイドとして回転軸部を回転軸支持部に挿入することにより、ロータコアとステータコアとが半径方向に対向しても、ロータコアに含まれる永久磁石の磁力によってロータコアがステータコア側に移動するのが回転軸支持部により抑制される。その結果、ロータとステータコアとが磁力によって引っ張り合って接触してしまうのが抑制されるので、組み立てを容易かつ迅速に行うことができる。また、本発明の長さ関係になるように回転軸部の長さなどを調節するだけで、ロータとステータコアとが磁力によって引っ張り合って接触してしまうのが抑制されるので、ロータの移動を抑制するようにロータを固定するための専用の冶具を用いる必要もない。この点でも、組み立て作業を容易かつ迅速に行うことができる。
本発明の第1実施形態による風力発電システムの全体構成を示す図である。 本発明の第1実施形態による風力発電システムの発電機の断面図である。 本発明の第1実施形態による発電機の軸受の断面図である。 本発明の第1実施形態による発電機のロータを筐体に取り付ける前の状態を示す図である。 本発明の第1実施形態による発電機のロータが筐体に接触した状態を示す図である。 本発明の第1実施形態による発電機のロータが筐体に回転軸支持孔に挿入された状態を示す図である。 本発明の第1実施形態による発電機のロータが筐体に取り付けられた状態を示す図である。 本発明の第2実施形態による発電機の断面図である。 本発明の第2実施形態による発電機のロータを筐体に取り付ける前の状態を示す図である。 本発明の第2実施形態による発電機のロータが筐体に接触した状態を示す図である。 本発明の第2実施形態による発電機のロータが筐体に軸受に挿入された状態を示す図である。 本発明の第2実施形態による発電機のロータが筐体に取り付けられた状態を示す図である。 本発明の第1および第2実施形態の変形例による風力発電システムの全体構成を示す図である。 本発明の第1および第2実施形態の変形例による発電機の軸受の断面図である。 本発明の第2実施形態の変形例による発電機の回転軸の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態による風力発電システム100の構成について説明する。なお、第1実施形態では、風力発電システム100に用いる本発明の回転電機を発電機1に適用する例について説明する。
図1に示すように、風力発電システム100は、発電機1と、発電機1を収納するためのナセル2と、ロータハブ3と、ブレード4と、タワー5とによって構成されている。発電機1は、ナセル2に収納されている。また、ロータハブ3は、発電機1の後述する回転軸33に取り付けられている。また、ロータハブ3には、複数のブレード4が取り付けられている。また、ナセル2は、タワー(支持柱)5に取り付けられている。
図4に示すように、発電機1は、筐体11と、ステータ21と、ロータ31とによって構成されている。筐体11は、円柱形状に形成されている。また、筐体11には、ステータ21とロータ31とが収納される凹部12が設けられている。また、筐体11の凹部12には、ロータ31の回転軸33を挿入するための回転軸支持孔13が設けられている。また、筐体11の凹部12には、後述するネジ42を通すための貫通孔からなるネジ挿入孔13aが設けられている。また、筐体11の凹部12を覆うように、蓋部14(図2参照)が設けられている。なお、回転軸支持孔13は、本発明の「回転軸支持部」および「第1回転軸支持孔」の一例である。
ステータ21は、ステータコア22と、巻線23とから構成されている。ステータコア22は、たとえば、積層されたケイ素鋼板からなる。また、ステータコア22には、複数のスロット(図示せず)が設けられている。また、巻線23は、ステータコア22のスロット内に収納されている。また、巻線23は、たとえばU相、V相およびW相の3相電流を通電可能な複数の巻線から構成されている。
ロータ31は、ロータコア32と、回転軸33とを含んでいる。ロータコア32は、扁平な円柱形状を有し、回転軸33に接続されている。なお、回転軸33は、ロータコア32のステータ21の回転軸支持孔13側(矢印Z1方向)にのみ突出して延びるように設けられている。これにより、第1実施形態では、回転軸33は、ステータ21の回転軸支持孔13により片持ち状に回転可能に支持されている。また、ロータコア32は、たとえば積層されたケイ素鋼板からなるとともに、ロータコア32には、外周部に永久磁石32aが設けられている。また、回転軸33の先端側(矢印Z1方向側)には、後述する軸受ナット38を螺合するためのネジ部34が設けられている。なお、回転軸33は、本発明の「回転軸部」および「第1回転軸」の一例である。
また、図3に示すように、回転軸33には、第1玉軸受35と第2玉軸受36とが予め取り付けられている。これにより、軸受が1つの場合と比べて、回転軸33のX方向の移動をより規制することが可能となる。また、第1玉軸受35は、内輪35aと、外輪35bと、ボール35cとにより構成されている。また、第2玉軸受36は、内輪36aと、外輪36bと、ボール36cとにより構成されている。なお、第1玉軸受35と第2玉軸受36との間には、カラー37が設けられている。そして、カラー37により、第1玉軸受35と第2玉軸受36との間の間隔が所定の間隔に保持されている。なお、第1玉軸受35および第2玉軸受36は、本発明の「回転軸支持部」および「第1軸受」の一例である。
また、回転軸33の矢印Z2方向側の直径D1は、回転軸33の矢印Z1方向側の直径D2よりも大きくなるように構成されている。そして、第1玉軸受35および第2玉軸受36の内径は、D2である。これにより、第1玉軸受35と第2玉軸受36とは、直径D1を有する回転軸33の部分と、直径D2を有する回転軸33の部分との境界の段差部33aにより、矢印Z2方向側の移動が規制されている。また、第1玉軸受35と第2玉軸受36とは、軸受ナット38が回転軸33に螺号されることにより、矢印Z1方向側の移動が規制されている。
ここで、第1実施形態では、回転軸33の段差部33aと軸受ナット38とにより、第1玉軸受35および第2玉軸受36ならびにカラー37が挟み込まれることによって、第1玉軸受35の内輪35aには、矢印Z1方向に応力がかけられている。また、第1玉軸受35の外輪35bには、内輪35aとは反対の矢印Z2方向に応力がかけられている。また、第2玉軸受36の内輪36aには、矢印Z2方向に応力がかけられている。また、第2玉軸受36の外輪36bには、内輪36aとは反対の矢印Z1方向に応力がかけられている。これにより、ボール35cには、A点とB点とに力がかかる。また、ボール36cには、C点とD点とに力がかかる。上記のように応力を付与することにより第1玉軸受35および第2玉軸受36のガタ(遊び)をなくすように構成されている。
また、図2に示すように、筐体11の凹部12の内底面には、ネジ部を有する軸受押え41が設けられている。そして、軸受押え41のネジ部にネジ42を螺合することにより、第1玉軸受35と第2玉軸受36とが、筐体11の凹部12に固定されている。
ここで、第1実施形態では、図4に示すように、ロータコア32の回転軸支持孔13側(矢印Z1方向側)の端部32bから、回転軸33が回転軸支持孔13に挿入される際に第2玉軸受36が回転軸支持孔13に最初に接触する部分(第2玉軸受36の矢印Z1方向側の端部36d)までの回転軸33が延びる方向(Z方向)の長さL1は、回転軸支持孔13のステータ21側の端部13bから、ステータコア22の回転軸支持孔13とは反対側(矢印Z2方向側)の端部22aまでの回転軸33が延びる方向(Z方向)の長さL2よりも大きくなる(L1>L2)ように構成されている。言い換えると、ロータコア32の回転軸支持孔13側の端部32bから、第2玉軸受36の矢印Z1方向側の端部36dまでのZ方向の長さL1は、回転軸支持孔13のステータ21側の端部13bからステータコア22の回転軸支持孔13側の端部22bまでのZ方向の長さL3と、ステータコア22のZ方向の長さL4(ステータコア22の厚み)との合計の長さよりも大きくなる(L1>L3+L4)ように構成されている。
また、第1実施形態では、ロータコア32の回転軸支持孔13側の端部32bから、第2玉軸受36の矢印Z1方向側の端部36dまでのZ方向の長さL1は、回転軸支持孔13のステータ21側の端部13bから、筐体11の回転軸支持孔13とは反対側(矢印Z2方向側)の端部11aまでのZ方向の長さL5よりも大きくなる(L1>L5)ように構成されている。
次に、図4〜図7を参照して、ロータ31を筐体11に取り付ける際の組立方法(製造方法)について説明する。
図4に示すように、人手またはクレーンなどにより、ロータ31を筐体11の矢印Z2方向側に配置する。このとき、回転軸33の半径方向の中心線C2と、筐体11の回転軸支持孔13の半径方向の中心線C1とが略一致するように、ロータ31を筐体11の矢印Z2方向側に配置する。このとき、第1玉軸受35の矢印Z2方向側の表面には、軸受押え41が仮止めされている。
次に、図5に示すように、第2玉軸受36の矢印Z1方向側の端部36dと回転軸支持孔13のステータ21側(矢印Z2方向側)の端部13bとを接触させる。このとき、ロータコア32の回転軸支持孔13側の端部32bから、第2玉軸受36の矢印Z1方向側の端部36dまでのZ方向の長さL1が、回転軸支持孔13のステータ21側の端部13bから、ステータコア22の矢印Z2方向側の端部22aまでのZ方向の長さL2よりも大きい(L1>L2(図4参照))ので、ロータコア32とステータコア22とが半径方向(X方向)に対向しない状態となる。これにより、ロータコア32とステータコア22とが永久磁石32aの磁力により引っ張り合って接触することはない。なお、図5に示した状態において、ロータコア32の回転軸支持孔13側の端部32bから、ステータコア22の矢印Z2方向側の端部22aまでのZ方向の長さ(間隔)L6は、ロータコア32の大きさ(ロータコア32の磁力の強さ)に応じて設定されており、比較的小さいロータコア32の場合は、たとえば約5mm以上約10mm以下に設定されており、比較的大きいロータコア32の場合は、たとえば約30mm以上約40mm以下に設定されているが、これらの例示した寸法に限定されるものではない。
次に、図6に示すように、ロータコア32とステータコア22とが接触しない状態を維持しながら、回転軸支持孔13をガイドとして回転軸33(第1玉軸受35および第2玉軸受36)を回転軸支持孔13に挿入する。なお、第2玉軸受36の端部36dが回転軸支持孔13に挿入された状態では、回転軸33のX方向(半径方向)の移動が回転軸支持孔13により規制される。そして、図6に示すように、ロータコア32の矢印Z1方向側の端部32bが、ステータコア22の矢印Z2方向側の端部22aと同じ高さになった状態では、第2玉軸受36が完全に回転軸支持孔13に嵌まり込んでいるので、回転軸33の半径方向の移動が完全に規制される。これにより、回転軸33の挿入時において、ロータコア32とステータコア22とが永久磁石32aの磁力により引っ張り合って接触するのが抑制される。そして、図7に示すように、ロータコア32とステータコア22とが接触しない状態を維持しながら回転軸支持孔13をガイドとして第1玉軸受35が回転軸支持孔13に嵌まり込むまで、回転軸33を回転軸支持孔13に挿入する。その後、軸受押え41とネジ42とを螺合する。これにより、第1玉軸受35および第2玉軸受36が回転軸支持孔13に固定されるので、ロータ31が、筐体11の凹部12に回転可能に固定される。その後、図2に示すように、筐体11に蓋部14が取り付けられることにより、第1実施形態による発電機1の組み立て作業が完了する。
第1実施形態では、上記のように、ロータコア32の回転軸支持孔13側(矢印Z1方向側)の端部32bから、第2玉軸受36の矢印Z1方向側の端部36dまでの回転軸33が延びる方向(Z方向)の長さL1を、回転軸支持孔13のステータ21側の端部13bから、ステータコア22の回転軸支持孔13とは反対側(矢印Z2方向側)の端部22aまでの回転軸33が延びる方向(Z方向)の長さL2よりも大きく(L1>L2)する。これにより、第2玉軸受36が回転軸支持孔13に最初に接触した状態では、ロータコア32とステータコア22とが半径方向に対向しない。そして、その後回転軸支持孔13をガイドとして回転軸33を回転軸支持孔13に挿入することにより、ロータコア32とステータコア22とが半径方向に対向しても、ロータコア32に含まれる永久磁石32aの磁力によってロータコア32がステータコア22側に移動するのが回転軸支持孔13により抑制される。その結果、ロータ31とステータコア22とが磁力によって引っ張り合って接触してしまうのが抑制されるので、組み立てを容易かつ迅速に行うことができる。また、上記の長さ関係になるように回転軸33の長さなどを調節するだけで、ロータ31とステータコア22とが磁力によって引っ張り合って接触してしまうのが抑制されるので、ロータ31の移動を抑制するようにロータ31を固定するための専用の冶具を用いる必要もない。この点でも、組み立て作業を容易かつ迅速に行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、回転軸33を、回転軸支持孔13により片持ち状に回転可能に支持する。これにより、回転軸33の両方の端部側に軸受を設けて、回転軸33を両持ち状に支持する場合と異なり、回転軸33が片側にのみ設けられている分、発電機1の軸方向の大きさを小さく(薄型化、小型化)することができる。その結果、発電機1を軽量化することができる。また、軸受が片側にのみ設けられているので、発電機1を構成する部品点数を少なくすることができる。また、発電機1が薄型化、小型化および軽量化されることにより、発電機1を風力発電システム100に取り付ける際に、作業が容易になる。また、風力発電システム100に取り付けた発電機1を取り外して地上に降ろす際にも作業が容易となる。その結果、風力発電システム100のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ロータコア32の回転軸支持孔13側の端部32bから、第2玉軸受36が回転軸支持孔13に挿入される際に第2玉軸受36が回転軸支持孔13に最初に接触する部分までの回転軸33が延びる方向の長さL1を、回転軸支持孔13のステータ21側の端部13bからステータコア22の回転軸支持孔13側の端部22bまでの回転軸33が延びる方向の長さL3と、ステータコア22の回転軸33が延びる方向の長さL4との合計の長さよりも大きくなるように構成する。これにより、第2玉軸受36が回転軸支持孔13に最初に接触した状態では、ロータコア32とステータコア22とが半径方向に対向しないようにすることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ロータコア32の回転軸支持孔13側の端部32bから、第2玉軸受36が回転軸支持孔13に挿入される際に第2玉軸受36が回転軸支持孔13に最初に接触する部分までの回転軸33が延びる方向の長さL1を、回転軸支持孔13のステータ21側の端部13bから、筐体11の回転軸支持孔13とは反対側の端部11aまでの回転軸33が延びる方向の長さL5よりも大きくなるように構成する。これにより、第2玉軸受36の矢印Z1方向側の端部36dと回転軸支持孔13のステータ21側(矢印Z2方向側)の端部13bとが接触した状態で、ロータコア32とステータコア22との間のZ方向の距離をより大きくすることができるので、ロータコア32とステータコア22とが永久磁石32aの磁力により接触するのをより抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1玉軸受35の内輪35aと外輪35bとには、それぞれ、回転軸33が延びる方向に沿って互いに逆方向の応力がかかるように構成する。また、第2玉軸受36の内輪36aと外輪36bとには、それぞれ、回転軸33が延びる方向に沿って互いに逆方向の応力がかかるように構成する。これにより、第1玉軸受35(第2玉軸受36)のボール35c(ボール36c)には、軸方向の一方側と他方側とから力がかかるので、第1玉軸受35および第2玉軸受36のガタ(遊び)をなくすことができ、その結果、回転軸33の軸方向(Z方向)の移動を規制することができる。
(第2実施形態)
次に、図8および図9を参照して、第2実施形態の発電機1aについて説明する。この第2実施形態では、上記第1玉軸受35および第2玉軸受36が予め回転軸33に取り付けられている第1実施形態と異なり、第1玉軸受55および第2玉軸受56が、予め回転軸支持孔53に取り付けられている。なお、第2実施形態の風力発電システムの全体構成は、上記第1実施形態(図1参照)と同様である。
図9に示すように、第2実施形態の発電機1aは、筐体51と、ステータ61と、ロータ71とによって構成されている。筐体51は、円柱形状に形成されている。また、筐体51には、ステータ61とロータ71とが収納される凹部52が設けられている。また、凹部52の底面には、ロータ71の回転軸73を挿入するための回転軸支持孔53が設けられている。また、筐体51の凹部52を覆うように、蓋部54(図8参照)が設けられている。なお、回転軸支持孔53は、本発明の「回転軸支持部」および「第2回転軸支持孔」の一例である。
ステータ61は、ステータコア62と、巻線63とから構成されている。ステータコア62は、たとえば、積層されたケイ素鋼板からなる。また、ステータコア62には、複数のスロット(図示せず)が設けられている。また、巻線63は、ステータコア62のスロット内に収納されている。また、巻線63は、たとえばU相、V相およびW相の3相電流を通電可能な複数の巻線から構成されている。
ロータ71は、ロータコア72と回転軸73とを含んでいる。ロータコア72は、積層されたケイ素鋼板などからなる扁平な円柱形状を有し、回転軸73に接続されている。また、ロータコア72の外周部には、永久磁石72aが設けられている。なお、回転軸73は、ロータコア72のステータ61の回転軸支持孔53側(矢印Z1方向)にのみ突出して延びるように設けられている。これにより、第2実施形態では、回転軸73は、ステータ61の回転軸支持孔53により片持ち状に回転可能に支持されている。また、回転軸73のロータコア72側(矢印Z2方向側)には、回転軸73の矢印Z1方向側の移動を規制するCリングまたはEリングなどからなる抜け止め74が設けられている。なお、回転軸73は、本発明の「回転軸部」および「第2回転軸」の一例である。
また、第1玉軸受55および第2玉軸受56は、筐体51の回転軸支持孔53にたとえば圧入することにより予め取り付けられている。また、第1玉軸受55および第2玉軸受56は、本発明の「回転軸支持部」および「第2軸受」の一例である。なお、第1玉軸受55と第2玉軸受56との間には、カラー57が設けられている。そして、カラー57により、第1玉軸受55と第2玉軸受56との間の間隔が所定の間隔に保持されている。また、第1玉軸受55および第2玉軸受56の詳細な構成は、上記第1実施形態の第1玉軸受35および第2玉軸受36(図3参照)と同様である。また、第1玉軸受55、カラー57および第2玉軸受56は、凹部52に設けられるネジ挿入孔53aにネジ77を通して、軸受押え76とネジ77とを螺合することにより、凹部52に固定されている。
また、図8に示すように、回転軸73の先端側(矢印Z1方向側)には、CリングまたはEリングなどからなる抜け止め75が取り付けられている。この抜け止め75によって、回転軸73が矢印Z2方向に移動するのが抑制される。なお、抜け止め75としては、軸受ナット、軸押さえ部品など、様々なものを採用できる。
ここで、第2実施形態では、図9に示すように、ロータコア72の回転軸支持孔53側の端部72bから、回転軸73が第1玉軸受55に挿入される際に回転軸73が第1玉軸受55に最初に接触する部分(回転軸73の矢印Z1方向側の先端73a)までの回転軸73が延びる方向(Z方向)の長さL7は、第1玉軸受55のステータ61側の端部55aから、ステータコア62の第1玉軸受55とは反対側(矢印Z2方向側)の端部62aまでの回転軸73が延びる方向(Z方向)の長さL8よりも大きくなる(L7>L8)ように構成されている。言い換えると、ロータコア72の第1玉軸受55側の端部72bから、回転軸73の矢印Z1方向側の先端73aまでのZ方向の長さL7は、第1玉軸受55のステータ61側の端部55aからステータコア62の第1玉軸受55側の端部62bまでのZ方向の長さL9と、ステータコア62のZ方向の長さ(ステータコア62の厚み)L10との合計の長さよりも大きくなる(L7>L9+L10)ように構成されている。
また、第2実施形態では、ロータコア72の第1玉軸受55側の端部72bから、回転軸73の矢印Z1方向側の先端73aまでのZ方向の長さL7は、第1玉軸受55のステータ61側の端部55aから、筐体51の第1玉軸受55とは反対側(矢印Z2方向側)の端部51aまでのZ方向の長さL11よりも大きくなる(L7>L11)ように構成されている。
次に、図9〜図12を参照して、ロータ71を筐体51に取り付ける際の組立方法(製造方法)について説明する。
図9に示すように、人手またはクレーンなどにより、ロータ71を筐体51の矢印Z2方向側に配置する。このとき、回転軸73の半径方向の中心線C4と、筐体51の第1玉軸受55の半径方向の中心線C3とが略一致するように、ロータ71を筐体51の矢印Z2方向側に配置する。
次に、図10に示すように、回転軸73の矢印Z1方向側の先端73aと第1玉軸受55のステータ61側(矢印Z2方向側)の端部55aとを接触させる。このとき、ロータコア72の第1玉軸受55側の端部72bから、回転軸73の矢印Z1方向側の先端73aまでのZ方向の長さL7が、第1玉軸受55のステータ61側の端部55aから、ステータコア62の矢印Z2方向側の端部62aまでのZ方向の長さL8よりも大きい(L7>L8(図9参照))ので、ロータコア72とステータコア62とが半径方向(X方向)に対向しない状態となる。これにより、ロータコア72とステータコア62とが永久磁石72aの磁力により引っ張り合って接触することはない。
次に、図11に示すように、ロータコア72とステータコア62とが接触しない状態を維持しながら、第1玉軸受55をガイドとして回転軸73を第1玉軸受55に挿入する。なお、回転軸73が第1玉軸受55に挿入された状態では、回転軸73のX方向(半径方向)の移動が第1玉軸受55により規制される。そして、図11に示すように、ロータコア72の矢印Z1方向側の端部72bが、ステータコア62の矢印Z2方向側の端部62aと同じ高さになった状態では、回転軸73が完全に第1玉軸受55に嵌まり込んでいるので、回転軸73の半径方向の移動が完全に規制される。これにより、回転軸73の挿入時において、ロータコア72とステータコア62とが永久磁石72aの磁力により引っ張り合って接触するのが抑制される。そして、図12に示すように、ロータコア72とステータコア62とが接触しない状態を維持しながら第1玉軸受55をガイドとして回転軸73が第2玉軸受56に嵌まり込むまで、回転軸73を第2玉軸受56に挿入する。その後、回転軸73に抜け止め75を取り付ける。これにより、ロータ71が、筐体51の凹部52に固定される。その後、図8に示すように、筐体51に蓋部54が取り付けられることにより、第2実施形態による発電機1aの組み立て作業が完了する。
第2実施形態では、上記のように、ロータコア72の第1玉軸受55側の端部72bから、回転軸73の矢印Z1方向側の先端73aまでのZ方向の長さL7を、第1玉軸受55のステータ61側の端部55aから、ステータコア62の矢印Z2方向側の端部62aまでのZ方向の長さL8よりも大きく(L7>L8)する。これにより、回転軸73が第1玉軸受55に最初に接触した状態では、ロータコア72とステータコア62とが半径方向に対向しない。そして、その後第1玉軸受55をガイドとして回転軸73を第2玉軸受56に挿入することにより、ロータコア72とステータコア62とが半径方向に対向しても、ロータコア72に含まれる永久磁石72aの磁力によってロータコア72がステータコア62側に移動するのが第1玉軸受55および第2玉軸受56により抑制される。その結果、ロータ71とステータコア62とが磁力によって引っ張り合って接触してしまうのが抑制されるので、組み立てを容易かつ迅速に行うことができる。また、上記の長さ関係になるように回転軸73の長さなどを調節するだけで、ロータ71とステータコア62とが磁力によって引っ張り合って接触してしまうのが抑制されるので、ロータ71の移動を抑制するようにロータ71を固定するための専用の冶具を用いる必要もない。この点でも、組み立て作業を容易かつ迅速に行うことができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、本発明の回転電機を発電機に適用する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、本発明の回転電機をモータに適用してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、風力発電システムの発電機に本発明を適用する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、風力発電システム以外の発電機に本発明を適用してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、ロータハブが発電機の回転軸に取り付けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図13に示す変形例による風力発電システム101のように、ロータハブ3と発電機1との間にギア102を設けてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、軸受が、玉軸受から構成される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図14に示すように、軸受を、第1円錐軸受81と第2円錐軸受82とによって構成してもよい。なお、第1円錐軸受81および第2円錐軸受82は、本発明の「回転軸部」および「第1軸受」の一例である。
また、上記第1および第2実施形態では、回転軸が、一体の回転軸により構成される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図15に示すように、回転軸91をロータコア92に接続される第1部分91aと、第1部分91aにボルト93によって接合される第2部分91bとによって構成してもよい。これにより、第2部分91bの長さを調整することにより、容易に、回転軸91の長さを調整することができる。その結果、発電機の筐体、ステータおよびロータなど大きさに合わせて、ロータコア92とステータコアとが半径方向に対向しない状態で、回転軸91を孔部に挿入できるように、容易に、回転軸91の長さを調整することができる。なお、回転軸91は、本発明の「回転軸部」および「第2回転軸」の一例である。
また、上記第1および第2実施形態では、回転軸が、片持ち状に回転可能に支持されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、回転軸が両持ち状に回転可能に支持されている場合にも適用可能である。
また、上記第1および第2実施形態では、ロータがステータの内側に配置されるインナーロータタイプの発電機に本発明を適用する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、ロータがステータの外側に配置されるアウターロータタイプの発電機にも適用可能である。
1、1a 発電機
4 ブレード
11、51 筐体
13 回転軸支持孔(回転軸支持部、第1回転軸支持孔)
21、61 ステータ
22、62 ステータコア
31、71 ロータ
32、72、92 ロータコア
33 回転軸(回転軸部、第1回転軸)
35 第1玉軸受(回転軸支持部、第1軸受)
35a、36a 内輪
35b、36b 外輪
36 第2玉軸受(回転軸支持部、第1軸受)
53 孔部(回転軸支持部、第2回転軸支持孔)
55 第1玉軸受(回転軸支持部、第2軸受)
56 第2玉軸受(回転軸支持部、第2軸受)
73、91 回転軸(回転軸部、第2回転軸)
81 第1円錐軸受(回転軸支持部、第1軸受)
82 第2円錐軸受(回転軸支持部、第1軸受)
91a 第1部分
91b 第2部分
100、101 風力発電システム

Claims (8)

  1. 回転軸部と、
    前記回転軸部に接続されたロータコアを含むロータと、
    前記ロータコアと半径方向に対向するように配置されるステータコアを含むステータと、
    前記ロータと前記ステータとが収納される凹部が設けられた筐体と、
    前記筐体に設けられ前記回転軸部を回転可能に支持する回転軸支持部とを備え、
    前記ロータコアの前記回転軸支持部側の端部から、前記回転軸部が前記回転軸支持部に挿入される際に前記回転軸支持部に最初に接触する前記回転軸部の部分までの前記回転軸部が延びる方向の長さは、前記回転軸支持部の前記ステータ側の端部から、前記ステータコアの前記回転軸支持部とは反対側の端部までの前記回転軸部が延びる方向の長さよりも大きくなるように構成されている、回転電機。
  2. 前記ロータコアの前記回転軸支持部側の端部から、前記回転軸部が前記回転軸支持部に挿入される際に前記回転軸支持部に最初に接触する前記回転軸部の部分までの前記回転軸部が延びる方向の長さは、前記回転軸支持部の前記ステータ側の端部から前記ステータコアの前記回転軸支持部側の端部までの前記回転軸部が延びる方向の長さと、前記ステータコアの前記回転軸部が延びる方向の長さとの合計の長さよりも大きくなるように構成されている、請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記回転軸部は、第1回転軸と前記第1回転軸に予め取り付けられた第1軸受とを含むとともに、前記回転軸支持部は、前記第1軸受が挿入可能な第1回転軸支持孔を含み、
    前記ロータコアの前記第1回転軸支持孔側の端部から、前記第1軸受の前記第1回転軸支持孔側の端部までの前記第1回転軸が延びる方向の長さは、前記第1回転軸支持孔の前記ステータ側の端部から、前記ステータコアの前記第1回転軸支持孔とは反対側の端部までの前記第1回転軸が延びる方向の長さよりも大きくなるように構成されている、請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記回転軸部は、第2回転軸を含むとともに、前記回転軸支持部は、第2回転軸支持孔と前記第2回転軸支持孔に予め取り付けられた第2軸受とを含み、
    前記ロータコアの前記第2回転軸支持孔側の端部から前記第2回転軸の先端までの前記第2回転軸が延びる方向の長さは、前記第2軸受の前記ステータ側の端部から、前記ステータコアの前記第2回転軸支持孔とは反対側の端部までの前記第2回転軸が延びる方向の長さよりも大きくなるように構成されている、請求項1または2に記載の回転電機。
  5. 前記第2回転軸は、前記ロータコアに接続される第1部分と、前記第1部分に接続可能に構成される第2部分とを含み、
    前記ロータコアの前記第2回転軸支持孔側の端部から前記第2回転軸の前記第2部分の先端までの前記第2回転軸が延びる方向の長さは、前記第2軸受の前記ステータ側の端部から、前記ステータコアの前記第2回転軸支持孔とは反対側の端部までの前記第2回転軸が延びる方向の長さよりも大きくなるように構成されている、請求項4に記載の回転電機。
  6. 回転軸部と、前記回転軸部に接続されたロータコアを含むロータと、前記ロータコアと半径方向に対向するように配置されるステータコアを含むステータと、前記ロータと前記ステータとが収納される凹部が設けられた筐体と、前記筐体に設けられ前記回転軸部を回転可能に支持する回転軸支持部とが設けられた発電機と、
    前記回転軸部に接続されたブレードと、を備え、
    前記ロータコアの前記回転軸支持部側の端部から、前記回転軸部が前記回転軸支持部に挿入される際に前記回転軸支持部に最初に接触する前記回転軸部の部分までの前記回転軸部が延びる方向の長さは、前記回転軸支持部の前記ステータ側の端部から、前記ステータコアの前記回転軸支持部とは反対側の端部までの前記回転軸部が延びる方向の長さよりも大きくなるように構成されている、風力発電システム。
  7. 回転軸部と、前記回転軸部に接続されたロータコアを含むロータと、前記ロータコアと半径方向に対向するように配置されるステータコアを含むステータと、前記ロータと前記ステータとが収納される凹部が設けられた筐体と、前記筐体に設けられ前記回転軸部を回転可能に支持する回転軸支持部とを備えた回転電機の製造方法であって、
    前記ロータコアの前記回転軸支持部側の端部から、前記回転軸部が前記回転軸支持部に挿入される際に前記回転軸支持部に最初に接触する前記回転軸部の部分までの前記回転軸部が延びる方向の長さを、前記回転軸支持部の前記ステータ側の端部から、前記ステータコアの前記回転軸支持部とは反対側の端部までの前記回転軸部が延びる方向の長さよりも大きくなるように構成することによって、前記ロータコアと前記ステータコアとが半径方向に対向しない状態で、前記回転軸部と前記回転軸支持部の前記ステータ側の端部とを接触させるステップと、
    前記ロータコアと前記ステータコアとが接触しない状態を維持しながら、前記回転軸部を前記回転軸支持部に挿入するステップとを備える、回転電機の製造方法。
  8. 前記ステータの軸線が略鉛直方向に沿うように前記ステータを配置するステップをさらに備える、請求項7に記載の回転電機の製造方法。
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