JP2012034905A - 収納家具 - Google Patents

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善浩 吉田
Mie Watanabe
美絵 渡辺
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Abstract

【課題】暗所で、収納家具に設けられた蓄光材の光を利用して、収納家具の位置が確認できるが、収納されている物品を確認して取り出すことができない。また、収納されている物を取り出すには、部屋の電灯をつけなければならず、夜中に、暗闇から突然電灯のついた状態になることによって、目がまぶしく数分間はっきりものが見えないことや、眠気が覚めてしまうことがあった。
【解決手段】棚板が設けられた収納家具であって、左右端部が支持された透光性棚板を有しており、透光性棚板の前方木口面を除いた少なくとも1つの木口面に蓄光材が配置されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、蓄光材が配置された透光性棚板が設けられた収納家具に関する。
蓄光材が設けられた家具としては、たとえば下記特許文献1に、キッチンキャビネットの天板、幕板の前面に、蓄光標識(暗所で残光を発する蓄光剤を含む帯状のもの)を設けたものが知られており、暗所で蓄光標識によってキッチンキャビネットの各部材の見切りが見えることが記載されている。
特開2007-117244号公報
しかしながら、この蓄光材が設けられた家具は、暗所で家具の位置が確認できるだけであって、蓄光材の光を利用して、収納されている物品を確認して取り出すことができない。また、収納されている物を取り出すには、部屋の電灯をつけなければならず、夜中に、暗闇から突然電灯のついた状態になることによって、目がまぶしく数分間はっきりものが見えないことや、眠気が覚めてしまうことがあった。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、暗所で部屋の電灯をつけなくても棚板上の載置物を取ったり置いたりできる収納家具を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1に関わる本発明は、棚板が設けられた収納家具であって、左右端部が支持された透光性棚板を有しており、透光性棚板の前方木口面を除いた少なくとも1つの木口面に蓄光材が配置されていることを特徴とする。
上記の課題を解決するため、請求項2に関わる本発明は、請求項1記載の収納家具において、透光性棚板が嵌入する嵌入溝がある棚板受材が背板に取り付けられていることを特徴とする。
上記の課題を解決するため、請求項3に関わる本発明は、請求項1または2の収納家具において、ベッドサイドに設置され、透光性棚板上面における高さ方向位置が、床面から123cm以下の範囲に位置し、透光性棚板の反ベッド側木口面における横方向位置が、収納家具側のベッド側面から78cm以下の範囲に位置して、設置されたことを特徴とする。
請求項1に係る本発明によれば、透光性棚板の前方木口面を除いた少なくとも1つの木口面に蓄光材が配置されることによって、透光性棚板の木口面や透光性棚板の上下面が光り、透光性棚板の位置が分かるので、透光性棚板の載置物を暗所でも容易に手に取ることができる。
請求項2に係る本発明によれば、透光性棚板が、棚板受材の嵌入溝に嵌入して設置されることによって、透光性棚板の後方木口の上下面が、嵌入溝の上下側面で支持されるので、重量物を透光性棚板の前方においたり、手で透光性棚板の前方を押さえたりしても、透光性棚板の後方が跳ね上がって脱落せず、透光性棚板上の載置物が転倒、落下しない。
請求項3に係る本発明によれば、収納家具がベッドサイドに設置され、透光性棚板上面における高さ方向位置が、床面から123cm以下の範囲に位置し、透光性棚板の反ベッド側木口面における横方向位置が、収納家具側のベッド側面から78cm以下の範囲に位置することによって、ベッドに寝た状態で透光性棚板に手が届くので、透光性棚板上の載置物を寝たまま手にとることができる。
本発明における実施例1の収納家具の斜視図である。 図1における透光性棚板の部分拡大断面図である。 本発明における実施例2の収納家具の斜視図である。 図3における透光性棚板、棚板受材の部分拡大断面図である。 図1の収納家具をベッドサイドに設置した状況を表した正面図である。 本発明における実施例3の収納家具の斜視図である。
以下に実施例を挙げて本発明を詳述する。
図1、2を参照して本発明の一実施形態による収納家具について説明する。
この収納家具1は天板3、左右側板5、背板6および底板4から構成される前面開放の箱体2を有し、この箱体2内に透光性棚板7が配置され、天板3と透光性棚板7の間、透光性棚板7と底板4の間にそれぞれ収納部を形成している。
透光性棚板7の後方木口面34には蓄光材8が配置されている。蓄光材8は蓄光シートであり、透光性棚板7の後方木口面34に貼着されている。
この収納家具1は、室内に設置される据え置き収納家具、壁に取り付けられる壁取付収納家具、壁面の厚みを利用した壁面収納家具などとして利用される。
収納家具1を構成する天板3、左右側板5、背板6および底板4は、木質繊維板、合板、木削片板、単板積層板、無垢の木材、集成材などの木材から形成されている。
箱体2内に配置される透光性棚板7は、ガラス板、合成樹脂板などで構成されている。透光性があって蓄光材が透光性棚板7に太陽光や蛍光灯などの光を遮断されることなく蓄光できるとともに、蓄光材8が発する光を透過するものであればよい。光エネルギーを蓄積し、蓄光材8が発する光をよく見えるようにするには、無色透明のものが好ましい。透光性棚板7の形状は、平面視方形状である。
蓄光材8は、蓄光シート、蓄光テープや、金属製、合成樹脂製、木製の薄板状、棒状などの部材に蓄光塗料を塗装したものや蓄光テープを貼ったもの、蓄光樹脂を薄板状、棒状などに成形したものでよい。蓄光材として蓄光塗料を、透光性棚板の木口面や、背板、側板の透光性棚板の木口に面する範囲に直接塗装してもよい。
蓄光シートは、蓄光顔料が練りこまれた合成樹脂シートや蓄光塗料が塗られた合成樹脂シートなどである。蓄光テープは、蓄光層と粘着層からなり、蓄光層が蓄光シートあって、その片面に粘着剤が塗布されて粘着層が形成され、テープ状にしたものである。蓄光塗料は、クリアー塗料に蓄光顔料を混合した塗料である。蓄光樹脂は、ABS樹脂、ポリプロピレン等の合成樹脂に蓄光顔料を練りこんで薄板状、棒状などに成形したものである。
なお、蓄光顔料とは、太陽や蛍光灯などの光エネルギーを吸収し、蓄積して暗所で発光するものであり、硫化系、酸化系、アルミン酸塩系等、特に限定されるものではない。
蓄光材8の大きさは、その断面寸法が蓄光材8を取り付ける透光性棚板7の木口面の断面寸法と同じであることが好ましい。蓄光材8と透光性棚板7の断面寸法が同じであれば、透光性棚板7の前方木口面35全面が光るので、透光性棚板7の位置が正確にわかる。厚さについては、透光性棚板7の載置スペースを大きくとるため、より薄いことがよい。
蓄光材8は、透光性棚板7の前方木口面35を除いた少なくとも1つの木口面に配置されていればよい。背板6と透光性棚板7の後方木口面34の間、側板5と透光性棚板7の側方木口面の間に配置することができる。蓄光材8は、透光性棚板7の前方木口面35を除いた1つの木口面に配置されても、複数の木口面に配置されてもよい。
蓄光材8が、背板6と透光性棚板7の後方木口面34の間、または側板5と透光性棚板7の側方木口面の間に配置される場合、2通りの取付方法がある。1つ目は、蓄光材8を背板6、または側板5に取り付ける場合であり、蓄光面の裏面側に接着剤を塗布、または、両面テープを貼り、背板、または側板5に貼着して取り付ける。
2つ目の方法は、蓄光材8を透光性棚板7の後方木口面34または側方木口面に取り付ける場合であり、蓄光材8の蓄光面に無色透明の接着剤を塗布、または、透光性のある両面テープを貼り、透光性棚板7の木口面に貼着して取り付ける。
蓄光面に塗布される接着剤が無色透明、または貼着される両面テープが透光性を有していることによって、接着剤や両面テープで光が遮断されず、光エネルギーを蓄積することができ、蓄光材から発する光を透光性棚板7の前方木口面35もしくは上下面で発光させることができる。
蓄光材8が、背板6と透光性棚板7の後方木口面34の間、または側板5と透光性棚板の側方木口面の間に配置される場合、暗所で光を発すると、光が透光性棚板7を透過して前方木口面35が光り、透光性棚板7の上下面からも光を放射して透光性棚板7自体が光る。
蓄光材8が、収納家具1の天板3の陰となる背板6と透光性棚板7の後方木口面34の間、または側板5と透光性棚板7の側方木口面の間に配置されても、透光性棚板7の前方木口面35および透光性棚板の上面から、太陽光や蛍光灯の光が入射するので、蓄光材8は光エネルギーを蓄積することができる。
蓄光材8が、背板6と透光性棚板7の後方木口面34の間、または側板5と透光性棚板7の側方木口面の間に配置され、透光性棚板7の前方木口面35および棚板自体が光ることによって、暗所で、透光性棚板7の位置が分かり、透光性棚板上の載置物が見えるので、透光性棚板上の載置物を手に取ることができる。
蓄光材8を、背板6と透光性棚板7の後方木口面34の間、または側板5と透光性棚板7の側方木口面の間に配置することによって、蓄光材8に硬い物や鋭利な物が接触したり、人の手が触れないので、蓄光材8が外れたり、蓄光材8の蓄光面に傷がついて光エネルギーの蓄積量や発光量が減少することを防止できる。
収納家具1をベッドサイドに設置する際、蓄光材8を、背板6と透光性棚板7の後方木口面34の間、または側板5と透光性棚板7の側方木口面の間に配置することによって、蓄光材8の発する光が直射しないので、睡眠を妨げられない。
図1に示す収納家具1の大きさは、一例として、高さ376mm、幅375mm、奥行き128mmである。この場合において、透光性棚板7は、幅344mm、厚み6mm、奥行き117.5mmである。蓄光材8は蓄光シートであり、幅6mm、長さ344mmである。
図2は、透光性棚板の部分拡大断面図である。透光性棚板7は無色透明であり、蓄光シート8が、背板6と透光性棚板7の後方木口面34の間に配置され、透光性棚板の後方木口面34に貼着されている。透光性棚板7は左右側板5にそれぞれに取り付けられた2つのダボ17、合計4つのダボ17の上に配置されている。
透光性棚板7の寸法については、収納家具1の内部に納まるようにしても良いが、奥行き寸法を大きくして収納家具1の前方に突出するように構成してもよい。このようにすることで、物品の載置スペースを十分に確保することができ、突出した部分に物品を載置すると、手に取りやすくなる。
図5は、実施例1の収納家具1をベッドサイドの壁面Wに接して設置した状態を表した正面図である。透光性棚板7は、人がベッドに寝た状態で手が届く位置にあり、その位置を基準として、収納家具1の設置位置が決定される。透光性棚板7の位置は、透光性棚板上面12における高さ方向位置が、床面Fから123cm以下の範囲に位置し、透光性棚板7の反ベッド側木口面15における横方向位置が、収納家具1側のベッド側面14から78cm以下の範囲に位置している。
透光性棚板7の高さ方向位置については、透光性棚板上面12に手が届けば、棚板上の載置物をベッドに寝た状態でとることができる。
透光性棚板7の横方向位置については、透光性棚板7の左右木口面のうち、ベッドから遠い位置の木口面である反ベッド側木口面15に手が届けば、棚板上の載置物をベッドに寝た状態でとることができる。
透光性棚板7の高さ方向位置の範囲は、床面Fから、人がベッドに寝た状態で手が届く位置までの最大距離以下とした。人が寝た状態の手が届く高さとして、腕を水平前方に伸ばしたときの、背面を密着した鉛直な壁面から最も長い指の尖端までの距離「背面−指尖距離」(JIS Z 8500 人間工学−設計のための基本人体測定項目に記載)とした。したがって「背面−指尖距離」は、人が寝た状態で手が届く高さ方向位置までの最大距離である。
「背面−指尖距離」の成人の平均値である78cmを、人が寝た状態で手が届く高さ方向までの最大距離とした。
ベッドの高さは、一般に立ち座りの楽な高さのベッドを選ぶことがよいとされ、ベッドの座面が低いと立つことが難しい。また、床面からベッド上面(ベッド本体に設置されたマットレスもしくは布団上面)までの高さとして、高さ35〜60cmのベッドが一般的に提供されている。その中でも高さ40〜45cmのベッドが、立ち座りが楽な高さといわれている。
本発明の透光性棚板の上面の高さは、これら一般的な高さのベッドに寝た状態で手が届く最大の高さ方向位置とした。
人が寝た状態で手の届く高さ方向位置までの最大距離が78cm、ベッドの高さ45cmとすると人がベッドに寝た状態で手の届く最大距離はその合計である123cmとなる。したがって、透光性棚板上面12における高さ方向位置を、床面から123cm以下の範囲に位置させることによって、人がベッドに寝た状態で透光性棚板上12に手が届くので、透光性棚板上の載置物を手に取ることができる。
透光性棚板7の最も低い高さ方向位置は、床面Fから透光性棚板上面12までの距離を25cmの位置とする。25cm未満の位置に透光性棚板上面12が位置すると、透光性棚板上の載置物を手に取ることが難しく、また、床面Fの埃やゴミがまきあげられて透光性棚板上に入り込み、好ましくない。
透光性棚板7の高さ方向位置が、床面Fから透光性棚板上面12までの距離を25cm以上123cm以下の範囲に位置することによって、透光性棚板上に手が届き、床面Fの埃やゴミが透光性棚板上に入り込まないので、透光性棚板上の載置物を容易に手に取ることができ、透光性棚板上の載置物が汚れない。
透光性棚板7の横方向位置の範囲は、ベッド側面から、人がベッドの端に寝た状態で手が届く横方向位置までの最大距離以下とした。透光性棚板7の高さ方向位置と同様に、「背面−指尖距離」の成人の平均値78cmより、人がベッドの端に寝た状態で手が届く横方向位置までの最大距離を78cmとした。
透光性棚板7の反ベッド側木口面15の位置を、収納家具側のベッド側面14から78cm以下の範囲に位置させれば、人がベッドの端に寝た状態で透光性棚板7の載置物を手に取ることができる。
透光性棚板7の最小の横方向位置は、収納家具側のベッド側面14から透光性棚板の反ベッド側木口面15までの距離16.5cmの位置とした。透光性棚板7の幅は15cm以上あれば、携帯電話、眼鏡など小さな物品を載置できるスペースがあり、載置物を手に取りやすい。したがって、側板5の厚さ1.5cm、透光性棚板7の幅は15cm以上とし、収納家具側のベッド側面14から透光性棚板7の反ベッド側木口面15までの距離は16.5cm以上とした。
収納家具側のベッド側面14から透光性棚板7の反ベッド側木口面15までの距離が、16.5cm未満となると、透光性棚板7の幅が15cm未満となることによって、小さな物品を手に取ったり、透光性棚板上に物品を置きづらくなり、載置できる物品の数も少なくなる。
収納家具1をベッドサイドに設置する際、透光性棚板上面12の位置を床面Fから高さ123cm以下、透光性棚板7の反ベッド側木口面15の位置を収納家具側のベッド側面14から78cm以下の範囲に位置させたので、人がベッドに寝た状態で透光性棚板7上の載置物を手に取ることができ、暗所でも、透光性棚板7に配置された蓄光材8が光って位置が分かるので、透光性棚板上の載置物を手に取ることができる。
図5における透光性棚板7の位置は、透光性棚板7の上面の高さ方向位置が、床面Fから65cm、透光性棚板7の反ベッド側木口面15の横方向位置が、収納家具側のベッド側面14から45cmに位置しており、収納家具1は、透光性棚板7の位置を基準に壁面Wに設置されている。
この位置は、透光性棚板上面12の位置が床Fから高さ123cm以下、透光性棚板7の反ベッド側木口面15の位置が収納家具側のベッド側面14から78cm以下の範囲に位置しているので、人がベッドに寝た状態で透光性棚板上の載置物を手に取ることができる。
図3、4を参照して本発明の他実施形態による収納家具について説明する。
この収納家具1は天板3、左右側板5、背板6および底板4から構成される前面開放の箱体2を有し、背板6に棚板受材9が設置されている。棚板受材9の嵌入溝11に透光性棚板7の後方木口が嵌入し、透光性棚板7の前方下面を左右側板5に取り付けたダボ17で支持して配置され、天板3と透光性棚板7の間、透光性棚板7と底板4の間にそれぞれ収納部を形成している。
棚板受材9の嵌入溝底面19と透光性棚板7の後方木口面34の間には蓄光材8が配置されている。蓄光材8は、蓄光テープであり、棚板受材9の嵌入溝底面19に貼着されている。
棚板受材9は、長尺の板状部材であり、透光性棚板7の後方木口が嵌入する嵌入溝11が、棚板受材の長手方向に形成されている。棚板受材9の表面は、化粧シートで被覆されている。棚板受材9は、背板6の表面に棚板受材9を、背板6の裏面に背板受材10を配置して、背板受材10側からビス18で背板6に取り付けられる。
棚板受材9は、木質繊維板、合板、木削片板、単板積層板、無垢の木材、集成材などの木材から形成されている。
棚板受材9の嵌入溝底面19に貼着された蓄光テープ8が、暗所で光を発すると、光が透光性棚板7を透過して前方木口面35が光り、透光性棚板7の上下面からも光を放射して透光性棚板7自体が光る。背板6に蓄光材8を貼着または蓄光塗料を塗布した場合や、透光性棚板7の後方木口面34に蓄光材8を貼着または蓄光塗料を塗布した場合も同様である。また、側板5に蓄光材8を貼着または蓄光塗料を塗布した場合や、透光性棚板7の側方木口面に蓄光材8を貼着または蓄光塗料を塗布した場合も同様である。
蓄光テープ8が収納家具1の天板3の陰となる背板6側に配置されていても、透光性棚板7の前方木口面35および透光性棚板7の上面から、太陽光や蛍光灯の光が入射するので、蓄光テープ8は光エネルギーを蓄積することができる。背板6に蓄光材8を貼着または蓄光塗料を塗布した場合や、透光性棚板7の後方木口面34に蓄光材8を貼着または蓄光塗料を塗布した場合も同様である。また、側板5に蓄光材8を貼着または蓄光塗料を塗布した場合や透光性棚板7の側方木口面に蓄光材8を貼着または蓄光塗料を塗布した場合も同様である。
蓄光テープ8が背板6側に配置され、透光性棚板7の前方木口面35および棚板自体が光ることによって、実施例1と同一の効果が得られる。
蓄光テープ8を棚板受材9の嵌入溝底面19や背板6、側板5に取り付けて、透光性棚板7の後方木口面34や側方木口面に配置することによって、実施例1と同一の効果が得られる。
この収納家具1の大きさは、一例として、高さ376mm、幅375mm、奥行き128mmである。この場合において、透光性棚板7は、幅344mm、厚み6mm、奥行き114.5mmである。蓄光材8は蓄光テープであり、幅6mm、長さ344mmである。棚板受材9は、幅345mm、厚み6.9mm、嵌入溝幅7.0mm、嵌入溝深さ3.5mmである。
この実施形態における収納家具1、天板3、左右側板5、背板6、底板4、透光性棚板7、蓄光材8及び透光性棚板7の位置についての説明は、実施例1において既述したので説明を省略する。
棚板受材9は背板6に固定され、透光性棚板7の後方木口面34の上下面を、棚板受材9の嵌入溝11の上下側面20で支持するので、重量物を透光性棚板7の前方においたり、透光性棚板7の前方を手で押さえたりしても、透光性棚板7の後方が跳ね上がって脱落せず、透光性棚板上の載置物が転倒、落下しない。
図6を参照して本発明の他実施形態による収納家具について説明する。
この収納家具1は天板3、左右側板5、背板6および底板4から構成される前面開放の箱体2を有し、5枚の棚板21、22、23、7、24が適当間隔を置いて配置されている。上から4段目の棚板は、透光性棚板7となっており、背板6に棚板受材9が取り付けられ、棚板受材9の嵌入溝11に蓄光テープ8が貼着されている。天板3と棚板21の間、棚板21と棚板22の間、棚板22と棚板23の間、棚板23と透光性棚板7の間、透光性棚板7と棚板24の間および棚板24と底板4の間にそれぞれ収納部を形成している。
上からの1つ目、2つ目、5つ目の収納部には側板5間にパイプ25、26、27、28が架設されている。上から3段目の棚板23には、前方木口にカウンター棚板29が手前方向に開閉可能に設けられている。上から6つ目の収納部には左右方向に開閉可能な扉30が設けられ、その収納部の背板6には断面コ字状金具31が取り付けられている。
カウンター棚板29、扉30は木質繊維板、合板、木削片板、単板積層板、無垢の木材、集成材などの木材から形成されている。パイプ25、26、27、28および断面コ字状金具31は、アルミやステンレスなどの金属材で形成してもいいし、収納家具全体としての統一感を持たせるために木製のものを使用してもよい。
上から1つ目の収納部のパイプ25と2つ目の収納部のパイプと26、27は、棚板上に置いた物、例えば雑誌、新聞、置時計、カレンダー等の落下を防止する。また、5つ目の収納部はティッシュボックスをティッシュ取出し口が前面となるように置くと、ティッシュを取出す際、ティッシュボックスがパイプ28に引っ掛かり、ティッシュボックスが落下せず、ティッシュを取出すことができる。
カウンター棚板29は、棚板に蝶番32で開閉自在固定されるとともに側板5にステー33で連結されているので、カウンター棚板29を開くとカウンター棚板上面に物をおくことができる。ベッドサイドに収納家具1が設置された場合は、ベッドに座って、薬を飲んだり、飲料を飲んだりするときに利用できる。カウンター棚板29を閉じると、置いた物品の落下防止や目隠しとすることができる。
上から6つ目の収納部は、断面コ字状金具31が背板6に取り付けられ、断面コ字状金具31にビニール袋を引っ掛けてゴミ箱として利用できる。また扉30が側板5に設置されているので、閉じればゴミを見えなくすることができ、開くとゴミ袋を交換することができる。
この収納家具1の大きさは、一例として、高さ1760mm、幅375mm、奥行き128mmである。この場合において、棚板21、22、24は幅345mm、厚み15mm、奥行き118mmである。カウンター棚板を有する棚板23は幅345mm、厚み15mm、奥行き102mmである。カウンター棚板29は幅341mm、厚み15mm、奥行き120mmである。透光性棚板7は、幅344mm、厚み6mm、奥行き114.5mmである。棚板受材9は、幅345mm、厚み6.9mm、嵌入溝幅7.0mm、嵌入溝深さ3.5mmである。蓄光材8は蓄光テープであり、幅6mm、長さ344mmである。
この実施形態における収納家具1、天板3、左右側板5、背板6、底板4、透光性棚板7、蓄光材8及び透光性棚板7の位置についての説明は、実施例1において既述したので説明を省略する。
本発明は、集合住宅や一般住宅などに設置される収納家具に対して幅広く利用可能である。
1 収納家具
2 箱体
3 天板
4 底板
5 側板
6 背板
7 透光性棚板
8 蓄光材(蓄光シート、蓄光テープ)
9 棚板受材
10 背板受材
11 嵌入溝
12 透光性棚板上面
13 床面から透光性棚板上面までの距離
14 収納家具側のベッド側面
15 透光性棚板の反ベッド側木口面
16 収納家具側のベッド側面から透光性棚板の反ベッド側木口面までの距離
W 壁面
B ベッド
F 床面

Claims (3)

  1. 棚板が設けられた収納家具であって、左右端部が支持された透光性棚板を有しており、透光性棚板の前方木口面を除いた少なくとも1つの木口面に蓄光材が配置されている収納家具。
  2. 透光性棚板が嵌入する嵌入溝を備えた棚板受材が背板に取り付けられている請求項1の収納家具。
  3. ベッドサイドに設置され、透光性棚板上面における高さ方向位置が、床面から123cm以下の範囲に位置し、透光性棚板の反ベッド側木口面における横方向位置が、収納家具側のベッド側面から78cm以下の範囲に位置するように、設置された請求項1または請求項2の収納家具。
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