JP2012034108A - 電子機器およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転中の携帯端末及び電子機器の操作性を損なわないこと。
【解決手段】本発明の電子機器は、一の面に表示部を有する第1筐体と、一の面にキー群を備える第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを、前記第1筐体および前記第2筐体の幅方向に略平行な第1軸線を中心として相対的に回動自在に連結し、また、前記第1筐体と前記第2筐体とを、前記第1軸線と異なる方向に延びる第2軸線を中心として相対的に回動自在に連結するヒンジ部と、前記第1筐体の前記第1軸線を中心とする開き角度が、筐体同士が接触しない所定の角度以上の場合、前記第2筐体に備えられるキー群のうち、前記ヒンジ部から所定の範囲内に含まれる第1キー群の少なくとも一部について、前記第1キー群の少なくとも一部のキー のキー入力が有効な状態であれば当該有効な状態を維持し、前記第1キー群の少なくとも一部のキーのキー入力が無効な状態であれば有効な状態に切り替える制御部と、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、回動自在な複数の筐体で構成される電子機器およびその制御方法に関する。
特許文献1では、下筐体と上筐体とから構成される携帯機器では、上筐体の回転が検出されると、操作キーの一部を有効から無効へ切り替える切り替え制御が行われている。この切り替え制御により、上筐体が回転している際、ユーザの意図しない動作が防止される。
特許文献2に開示されている携帯機器では、携帯機器の本体部と表示部との相対姿勢関係が検出され、その検出結果に応じて操作スイッチの有効、無効を切り替える切り替え制御がなされている。この切り替え制御により、誤ったキー操作が防止される。また、特許文献2に開示されている携帯機器では、開き角度と回転角度との組み合わせにより、操作スイッチの電源のON/OFF、操作スイッチの有効/無効を切り替える切り替え制御がなされている。
特開2005−277627号公報 特開2007−96888号公報
しかし、特許文献1では、上筐体が回転する際に、開閉角度にかかわらず、操作キーの一部のキー入力を無効にする制御がなされる。そのため、たとえ上筐体と下筐体との開き角度が、筐体同士が接触しない角度であっても、操作キーの一部のキー入力が無効になり、回転中の携帯機器の操作性が損なわれる場合がある。
さらに、特許文献2に開示されている携帯機器では、携帯機器の本体部と表示部との相対姿勢関係が検出され、その検出結果を基に操作スイッチの有効/無効を切り替える制御がなされる。しかしながら、全ての操作キーの制御が一度になされてしまうため、実際に誤入力が起こりえない操作キーのキー入力が無効になり、回転中の携帯機器の操作性が損なわれる。
本発明の目的は、回転中の携帯機器の操作性を損なわない電子機器およびその制御方法を提供することである。
本発明の1つの態様では、一の面に表示部を有する第1筐体と、一の面にキー群を備える第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを、前記第1筐体および前記第2筐体の幅方向に略平行な第1軸線を中心として相対的に回動自在に連結し、また、前記第1筐体と前記第2筐体とを、前記第1軸線と異なる方向に延びる第2軸線を中心として相対的に回動自在に連結するヒンジ部と、前記第1筐体の前記第1軸線を中心とする開き角度が、筐体同士が接触しない所定の角度以上の場合、前記第2筐体に備えられるキー群のうち、前記第1ヒンジ部から所定の範囲内に含まれる第1キー群の少なくとも一部について、前記第1キー群の少なくとも一部のキーのキー入力が有効な状態であれば当該有効な状態を維持し、前記第1キー群の少なくとも一部のキーのキー入力が無効な状態であれば有効な状態に切り替える制御部と、を備える電子機器を提供する。
上記構成によれば、第1筐体及び第2筐体が互いに接触しない開き角度であれば、第1キー群のキー入力が有効となるため、第1筐体及びヒンジ部が第2筐体に対して第1軸線を中心として回転しても、携帯端末の操作性が損なわれない。
また、本発明の他の態様では、上記電子機器では、更に、前記制御部は、更に、前記第1キー群の少なくとも一部について、キー入力の有効/無効が切り替わった場合には、その旨を通知する。
上記構成によれば、第1キー群のキー入力の有効/無効が切り替わったことを知ることができるので、ユーザが所定の角度がどの程度の角度か正確に認識していない場合であっても、操作に混乱が生じることを防止することができる。
また、本発明の他の態様では、上記電子機器では、更に、前記第2筐体に対する前記第2軸線を中心とした前記第1筐体の回転角度を検出する回転角度検出部を備え、前記制御部は、前記開き角度の検出結果及び前記回転角度検出部の検出結果に応じて、前記第1キー群のうち、前記第1筐体が前記第2筐体と接触する範囲にあるキーを判定し、前記第1筐体が前記第2筐体と接触する範囲にあると判定されたキーのキー入力が有効な状態であれば無効な状態に切り替え、無効な状態であれば当該無効な状態を維持する。
上記構成によれば、第1筐体及び第2筐体が互いに接触する開き角度であっても、実際にはキー入力ができない第1キー群のキーの入力が無効となり、そうでないキーの入力が有効となるため、第1筐体及びヒンジ部が第2筐体に対して第2軸線を中心として回転しても、携帯端末の操作性が損なわれない。
また、本発明の他の態様では、上記電子機器では、更に、前記第1キー群に含まれるキー入力の有効/無効が、前記開き角度の検出結果及び前記回転角度検出部の検出結果に応じて、切り替わった場合には、その旨を通知する。
上記構成によれば、第1キー群に含まれるキーのキー入力の有効/無効が切り替わったことを知ることができるので、ユーザが各キーの有効/無効が切り替わる回転角度を正確に認識していない場合であっても、操作に混乱が生じることを防止することができる。
また、本発明の他の態様では、上記電子機器では、更に、前記操作部のキー群を前記一の面の背面から照らすキーバックライトを備え、前記制御部は、前記キーバックライトの点灯/消灯を制御し、前記キーバックライトは、前記制御部の点灯/消灯制御に基づき、前記第1キー群のうちキー入力が有効な状態のキーを照らす。
上記構成によれば、ユーザは第1キー群を構成する複数のキーのうち、キー入力が有効なキーを簡単に判別することができる。
また、本発明の他の態様では、上記電子機器では、前記第2軸線は、前記第1軸線に対して略垂直な方向に延びる。
上記構成によれば、2つの軸線を中心として回動する電子機器として一般に知られている形状のものを、回転中の操作性が損なわれない構成とすることができる。
また、本発明の他の態様では、上記電子機器の制御方法を提供する。
本発明に係る電子機器およびその制御方法によれば、回転中の電子機器の操作性を損なわない。
本実施の形態に係る携帯端末10の斜視図(1) 携帯端末10の斜視図(2) (a)、(b)は、開き角度による第1、2キー群のキー入力の切り替え制御を説明するための図 回転角度を検出する携帯端末10の構成を説明するための図 第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替えと磁気センサの動作状態との対応を示す図 (a)〜(d)は、上筐体40の位置と第1キー群との位置関係を説明するための図 携帯端末10の機能ブロック図 第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御のフロー図 本実施の形態に係る携帯端末10に適用可能な回転速度センサICの原理を説明するための図 図9に示す回転角度センサ90を本実施の形態に係る携帯端末10のスイベルヒンジに適用した図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1および図2を参照して本発明の一実施の形態として、携帯電話機である携帯端末10について説明する。携帯端末10は、第2筐体である下筐体20と、第1筐体である上筐体40と、ヒンジ部50とを備える。図1及び図2は携帯端末10の斜視図(1)、(2)である。
下筐体20は、一方の面に、第1キー群を構成する複数のキー23と、第2キー群を構成する複数のキー22とから構成される操作部21と、通話用のマイク25とを有する。なお、図1および図2に示すとおり、第2キー群は、第1キー群よりも、ヒンジ部50から離間している 。下筐体20は、上筐体40に対してヒンジ部50を介して、中心軸線Xを中心として開き角度αで相対的に回動する(図1参照)。なお、中心軸線Xは、上筐体40および下筐体20の幅方向に略平行である。
通話用のマイク25は、ユーザの音声が入力される。なお、入力されたユーザの音声は、主制御部103により音声処理されて、図示しない無線部を介して通話相手の携帯電話機等へ送信される。
上筐体40は、一方の面に、表示部41と、通話用のレシーバ43を有する。上筐体40は、下筐体20に対してヒンジ部50を介して、中心軸線Xを中心として開き角度αで相対的に回動する(図1参照)。表示部41は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)で構成される。
表示部41は、液晶ディスプレイのバックライトとして機能するLCDバックライト109により照らされる(図7参照)。また、通話用のレシーバ43は、主制御部103により音声処理された通話相手の音声が出力される。
上筐体40とヒンジ部50とは、スイベルヒンジによって、中心軸線Yを中心として、回転角度βで相対的に回動自在に連結されている。また、下筐体20とヒンジ部50とは、下筐体20および上筐体40間における幅方向に延びる中心軸線Xを中心として、開き角度αで相対的に回動自在に連結されている。
図2に示すように、上筐体40は、ヒンジ部50と共に、下筐体20に対して中心軸線Xを中心として開き角度αで相対的に回動自在であると共に、中心軸線Yを中心として、回転角度βで相対的に回動自在である。そのため、上筐体40が、開き角度α又は回転角度βの大きさによっては、下筐体20の一方の面に設けられた操作部21のうち、第1キー群を構成する複数のキー23が設けられた部分に接触する場合がある。これでは、例えば、上筐体40は、下筐体20に対してヒンジ部50を介して、中心軸線Yを中心として相対的に回動する場合に、ユーザが意図せずに、第1キー群を構成する複数のキー23が、上筐体40によって誤って押下されてしまう場合がある。そのため、携帯端末10を構成する上筐体40が回転している場合、携帯端末10が誤動作してしまう場合がある。
そこで、本実施の形態に係る携帯端末10では、開き角度αが所定の角度(たとえば、90度)未満である場合、下筐体20の一方の面に設けられ操作部21のうち、第1キー群を構成する複数のキー23のキー入力を無効とし、第2キー群を構成する複数のキー22のキー入力を有効とする制御を行う。さらに、本実施の形態に係る携帯端末10では、開き角度αが所定の角度(たとえば、90度)以上である場合、下筐体20の一方の面に設けられ操作部21のうち、第1キー群を構成する複数のキー23のキー入力、および第2キー群を構成する複数のキー22のキー入力を共に有効とする制御を行う。この制御により、例えば、上筐体40は、下筐体20に対してヒンジ部50を介して、中心軸線Yを中心として相対的に回動する場合に、ユーザが意図せずに、第1キー群を構成する複数のキー23が、上筐体40によって誤って押下されてしまことはない。そのため、携帯端末10を構成する上筐体40が回転している場合、携帯端末10誤動作することがない。
以下、本実施の形態に係る携帯端末10では、開き角度αの所定の角度として90度を例にとって説明するが、これに限らない。所定の角度は、上筐体40、下筐体20、およびヒンジ部50の形状によって、上筐体40が下筐体20に接触しない(又は下筐体20が上筐体40に接触しない)開き角度αの所定の角度を適宜設定することができる。
図3(a)、(b)を参照して、開き角度αによる第1キー群及び第2キー群のキー入力の入力有効/無効切り替え制御について説明する。図3(a)は、上筐体40が下筐体20の操作部21の一部に接触する状態を示す模式図、図3(b)は、上筐体40が下筐体20の操作部21の一部に接触しない状態を示す模式図である。なお、図3(a)、(b)では説明のため、携帯端末10を簡略的に示す。
図3(a)では、開き角度αが所定の角度である90度未満であるため、上筐体40が、下筐体20の操作部21の一部に接触している。開き角度αが90度未満である場合、携帯端末10では、下筐体20の一方の面に設けられ操作部21のうち、第1キー群を構成する複数のキー23のキー入力を無効(図3(a)中、網掛け部分)とし、第2キー群を構成する複数のキー22のキー入力を有効(図3(a)中、斜線部分)とする制御を行う。
一方、図3(b)では、開き角度αが所定の角度である90度以上であるため、上筐体40が、下筐体20の操作部21の一部に接触していない。開き角度αが90度以上であるため、携帯端末10では、下筐体20の一方の面に設けられ操作部21のうち、第1キー群を構成する複数のキー23のキー入力、および第2キー群を構成する複数のキー22のキー入力を共に有効(図3(a)中、斜線部分)とする制御を行う。
ところで、上述のように、上筐体40は、下筐体20に対して、中心軸線Xを中心として開き角度αで相対的に回動自在であると共に、中心軸線Yを中心として、回転角度βで相対的に回動自在である。そのため、上筐体40が、開き角度αだけでなく回転角度βの大きさによっても、下筐体20の一方の面に設けられ操作部21のうち、第1キー群を構成する複数のキー23が設けられた部分の一部又は全部に接触する、若しくは接触しなくても、第1キー群を構成する複数のキー23の一部が上筐体40の下に位置し、キー入力ができない場合がある。そこで、本実施の形態に係る携帯端末10では、回転角度センサで回転角度βを検出し、上筐体40が下筐体20に接触する範囲にある第1キー群のキーを特定して、第1キー群を構成する複数のキー23の一部のキー入力の有効/無効を切り替える切り替え制御を行う。これにより、回転中の携帯端末10の操作性を一層向上させることができる。
まず、図4、5を参照し、回転角度βの検出方法について説明する。
図4は、回転角度βを検出する携帯端末10の構成を説明するための図である。図4では、開き角度αが90度の場合、携帯端末10をヒンジ部50の近傍だけ拡大して模式的に示している。図4に示すように、回転角度βを検出するための構成として、携帯端末10は、上筐体40のヒンジ部50近傍に設けられたマグネット42と、下筐体20のヒンジ部50近傍に設けられた3つの磁気センサ24A、24B、24Cとを備える。
例えば、開き角度αが90度の場合、上筐体40が下筐体20に対して、中心軸線Yを中心として、回転角度βで相対的に回転すると、上筐体40に設けられたマグネット42が3つの磁気センサ24A、24B、24Cのそれぞれの真上を通過するときがある。この時に、3つの磁気センサ24A、24B、24Cがマグネット42から出力される磁力の変化を検出して、所定の値以上であれば動作し(ON)、所定の値未満であれば動作しない(OFF)。
本実施の形態に係る携帯端末10では、第1キー群を構成する3つのキー23のキー入力の有効/無効の切り替えを、3つの磁気センサ24A、24B、24Cの動作状態と対応させる。以下、第1キー群を構成する3つのキー23を区別するために、キー23A、キー23B、キー23Cと称する。つまり、第1キー群を構成する3つのキー23A、キー23B、キー23Cのそれぞれのキー入力の有効/無効の切り替えを、3つの磁気センサ24A、24B、24Cの動作状態ON/OFFに対応させて制御する。
本実施の形態に係る携帯端末10では、磁気センサ24A〜24Cの動作状態がONである場合、上筐体40が下筐体20に対して中心軸線Yを中心として回転角度βで相対的に回転し、上筐体40が、動作状態がONである磁気センサの上方又は磁気センサに対応するキーの上方にあるか、若しくは磁気センサに対応するキーと接触すると判定できる。例えば、図4に示すようなキー配置で、磁気センサ24Aの動作状態がONである場合、上筐体40が下筐体20に対して中心軸線Yを中心として回転角度β(150度)で相対的に回転すると、磁気センサ24Aと同じ回転角度βの延長線上に配置されている第1キー群のキー23Aに、開き角度αが90度未満であれば上筐体40の一部が接触する。したがって、実際には磁気センサ24Aの動作状態がONである場合、キー23Aのキー入力は受け付けられない。言い換えると、本実施の形態に係る携帯端末10では、回転角度βの検出値及び磁気センサ24Aの動作状態により、上筐体40の一部が、下筐体20に接触する範囲に第1キー群のどのキーがあるのかを判定することができる。
図5および図6(a)〜図6(d)を参照して、第1キー群のキー入力の有効/無効の切替制御について説明する。図5は、第1キー群のキー入力の有効/無効と磁気センサの動作状態との対応を示す図である。開き角度αが90度以上の場合、携帯端末10は、回転角度βの値に依らず、上筐体40が下筐体20に接触しない、又は下筐体20が上筐体40に接触しない状態である。また、開き角度αが90度未満の場合、携帯端末10は、回転角度βの値によっては、上筐体40が下筐体20に接触し得る 状態又は上筐体40の一部が第1キー群を構成するキー23A、キー23B、キー23Cのいずれかのキーの上方に位置してキー操作を行えない状態にある。また、図6(a)〜図6(d)は、上筐体40の位置と第1キー群との位置関係を説明するための図である。
図5及び図6(a)に示すように、開き角度αが90度以上であれば、磁気センサ24A、24B、24Cのどの磁気センサがONになっているかに関わらず、すなわち、回転角度βの値によらず、第1キー群を構成する3つのキー23A、キー23B、キー23Cのすべてのキー入力が有効(図6(a)参照)となるように、携帯端末10では、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御が行われる。なお、磁気センサ24Aの状態がONの場合とは、言い換えると、磁気センサ24Aがマグネット42の磁力の変化を所定の値以上で検出する場合である。また、 開き角度αが90度以上の場合は、磁気センサ24A、24B、24Cの全てがOFFの場合、すなわち、回転角度βが0度の場合も第1キー群を構成する全てのキー入力が有効になるような制御が行われる。
また、図5及び図6(b)に示すように、回転角度βが90度で、磁気センサ24Bの状態がONの場合、開き角度αが90度未満であれば、磁気センサ24Bと同じ回転角度βの延長線上に配置されている第1キー群のキー23Bに、上筐体40の一部が接触するので、第1キー群を構成する複数のキー23のうち、キー23Bのキー入力が無効、キー23A、キー23Cのキー入力が有効となるように、携帯端末10では、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御が行われる。
また、図5及び図6(c)に示すように、回転角度βが30度で、磁気センサ24Cの状態がONの場合、開き角度αが90度未満であれば、磁気センサ24Cと同じ回転角度βの延長線上に配置されている第1キー群のキー23Cに、上筐体40の一部が接触するので、第1キー群を構成する複数のキー23のうち、キー23Cのキー入力が無効、キー23A、キー23Bのキー入力が有効となるように、携帯端末10では、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御が行われる。なお、磁気センサ24Cの状態がONの場合とは、言い換えると、磁気センサ24Cがマグネット42の磁力の変化を所定の値以上で検出し、上筐体40がキー23Cのほぼ上方に位置している。
また、図5及び図6(d)に示すように、回転角度βが150度で、磁気センサ24Aの状態がONの場合、開き角度αが90度未満であれば、磁気センサ24Aと同じ回転角度βの延長線上に配置されている第1キー群のキー23Aに、上筐体40の一部が接触するので、第1キー群を構成する複数のキー23のうち、キー23Aのキー入力が無効、キー23B、キー23Cのキー入力が有効となるように、携帯端末10では、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御が行われる。なお、磁気センサ24Cの状態がONの場合とは、言い換えると、磁気センサ24Aがマグネット42の磁力の変化を所定の値以上で検出し、上筐体40がキー23Cのほぼ上方に位置している。
図4〜図6(d)を参照して説明したように、本実施の形態に係る携帯端末10では、回転角度βの検出値及び磁気センサ24A〜24Cの動作状態により、上筐体40の一部が、下筐体20に接触する範囲に第1キー群のキー23A〜23Cのいずれかが含まれるかどうかを判定することができる。
次に、図7を参照して、本実施の形態に係る携帯端末10の機能ブロックについて説明する。図7は、携帯端末10の機能ブロック図である。図7に示す携帯端末10は、キーLED101と、主制御部103と、開き角度検出センサ105と、回転角度検出センサ107と、複数のキー23を有する第1キー群、複数のキー22を有する第2キー群と、LCD画面111と、LCDバックライト109とを備える。
下筐体20の一方の面に設けられた第1キー群は、複数のキー23で構成される。複数のキー23であるキー23A、23B、23Cのキー入力を受け付ける。また、第1キー群は、操作部21の一部を構成する。複数のキー23の各キー入力の信号を主制御部103へ出力する。
下筐体20の一方の面に設けられた第2キー群は、複数のキー22で構成され、複数のキー22のキー入力を受け付ける。また、第2キー群は、操作部21の一部を構成する。複数のキー22の各キー入力の信号を主制御部103へ出力する。
キーLED101は、複数のLED素子で構成され、主制御部103の制御に基づき、第1キー群及び第2キー群の各キー又は各キー群全体を下筐体20の一方の面の背面から照らす。つまり、キーLED101は、キーバックライトとして機能する。例えば、キーLED101は、第1キー群を構成する複数のキー23のうち、キー入力が有効となるキーを照らし、キー入力が無効となるキーは照らさない。そのため、ユーザは第1キー群を構成する複数のキー23のうち、キー入力が有効なキーと無効キーとを簡単に判別することができる。なお、キーLED101は、キー入力が有効なキーを照らし続けるのではなく、キー入力が有効となるキーが切り替わった場合に所定時間だけキーを照らすとしても良い。これにより、キーLED101による消費電力を抑えることができる。
LCD画面111は、上筐体40の一方の面に設けられた表示部41を構成し、主制御部103の制御に基づき、携帯端末10の各種機能を文字、静止画像、動画像などにより表示する。また、LCDバックライト109は、主制御部103の制御に基づき、上筐体40の一方の面に設けられた表示部41の背面から表示部41全体を照らす。
開き角度検出センサ105は、例えば、磁石と磁気センサとで構成される。磁石は、上筐体40のヒンジ部50近傍に設けられ、磁気センサは、下筐体20のヒンジ部50の近傍に設けられる。そして、開き角度検出センサ105は、下筐体20に対して上筐体40が開くと、磁石から出力される磁力の変化を磁気センサで検出し、その検出結果を主制御部103に出力する。
回転角度検出センサ107は、例えば、上筐体40のヒンジ部50近傍に設けられたマグネット42と、下筐体20のヒンジ部50の近傍に設けられた複数の磁気センサ24A〜24Cとから構成される。そして、下筐体20に対して上筐体40が回転し、マグネット42が複数の磁気センサ24A〜24Cのいずれかの上方に位置すると、磁気センサにより、マグネット42から出力される磁力の変化を検出し、その検出結果を主制御部103に出力する。なお、各磁気センサ24A〜24Cの状態がONの場合とは、言い換えると、各磁気センサ24A〜24Cがマグネット42から出力される磁力の変化を所定の値以上で検出する場合である。
主制御部103は、開き角度検出センサ105の検出結果に基づき、開き角度αを算出する。
また、主制御部103は、回転角度検出センサ107の検出結果に基づき、各磁気センサ24A〜24Cの状態を判定する。
また、主制御部103は、算出された開き角度α、及び磁気センサ24A〜24Cの状態判定結果に基づき、第1キー群を構成するキー23A、23B、23Cのキー入力の有効/無効を切り替える切り替え制御を行う。
第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御については、図5及び図6(a)〜(d)を参照して説明したとおりである。つまり、磁気センサ24A、24B、24Cのいずれかの磁気センサの状態がONの場合、開き角度αが90度以上であれば、主制御部103は、回転角度βの値によらず、第1キー群を構成する3つのキー23A、キー23B、キー23Cのすべてのキー入力が有効となるように、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御を行う。
また、磁気センサ24Bの状態がONの場合、開き角度αが90度未満であれば、磁気センサ24Bと同じ回転角度βの延長線上に配置されている第1キー群のキー23Bに、上筐体40の一部が接触するので、主制御部103は、第1キー群を構成する複数のキー23のうち、キー23Bのキー入力が無効、キー23A、キー23Cのキー入力が有効となるように、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御を行う。
磁気センサ24Cの状態がONの場合、開き角度αが90度未満であれば、磁気センサ24Cと同じ回転角度βの延長線上に配置されている第1キー群のキー23Cに、上筐体40の一部が接触するので、主制御部103は、第1キー群を構成する複数のキー23のうち、キー23Cのキー入力が無効、キー23A、キー23Bのキー入力が有効となるように、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御を行う。
磁気センサ24Aの状態がONの場合、開き角度αが90度未満であれば、磁気センサ24Aと同じ回転角度βの延長線上に配置されている第1キー群のキー23Aに、上筐体40の一部が接触するので、主制御部103は、第1キー群を構成する複数のキー23のうち、キー23Aのキー入力が無効、キー23B、キー23Cのキー入力が有効となるように、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御を行う。
次に、図8を参照して、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御のフローについて説明する。図8は、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御のフロー図である。
ステップST801では、主制御部103が、開き角度αが90度以上であるかどうかを判定する。開き角度αが90度以上である場合(YES)、ステップST803へ遷移する。開き角度αが90度未満である場合(NO)、ステップST805へ遷移する。
ステップST803では、主制御部103が、第1キー群を構成するキー23A、キー23B、及びキー23Cのキー入力をすべて有効にするように、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御を行う。そして、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御が終了する。
ステップST805では、主制御部103が、磁気センサ24Aの状態がONであるかOFFであるかを判定する。磁気センサ24Aの状態がONである場合(YES)、ステップST807へ遷移する。磁気センサ24Aの状態がOFFである場合(NO)、ステップST809へ遷移する。
ステップST807では、主制御部103が、第1キー群を構成するキー23A、キー23B、及びキー23Cのうち、キー23Aのみキー入力を無効にするように、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御を行う。
ステップST809では、主制御部103が、磁気センサ24Bの状態がONであるかOFFであるかを判定する。磁気センサ24Bの状態がONである場合(YES)、ステップST811へ遷移する。磁気センサ24Bの状態がOFFである場合(NO)、ステップST813へ遷移する。
ステップST811では、主制御部103が、第1キー群を構成するキー23A、キー23B、及びキー23Cのうち、キー23Bのみキー入力を無効にするように、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御を行う。そして、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御が終了する。
ステップST813では、主制御部103が、磁気センサ24Cの状態がONであるかOFFであるかを判定する。磁気センサ24Cの状態がONである場合(YES)、ステップST815へ遷移する。磁気センサ24Cの状態がOFFである場合(NO)、ステップST817へ遷移する。
ステップST815では、主制御部103が、第1キー群を構成するキー23A、キー23B、及びキー23Cのうち、キー23Cのみキー入力を無効にするように、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御を行う。そして、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御が終了する。
ステップST817では、主制御部103が、第1キー群を構成するキー23A、キー23B、及びキー23Cのキー入力をすべて有効にするように、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御を行う。そして、第1キー群のキー入力の有効/無効の切り替え制御が終了する。
なお、本実施の形態では、主制御部103が、キー入力を無効とする制御を行っているがこれに限らない。キー入力を無効とする代わりに、キー入力無効なキーが押下された場合、表示部41として機能するLCD画面111に、誤入力である旨をポップアップで表示し、誤入力防止機能が働いていることをユーザに通知してもよい。これにより、ユーザがどのキーが入力可能な状態か又は入力無効な状態かを簡単に判別することができる。
また、本実施の形態では、キーバックライトによってどのキーが入力可能な状態か又は入力無効な状態かを通知していたが、これに限られるものではない。例えば、キーバックライト以外にも、音声、LCD画面111への表示、振動などによって通知を行っても良い。また、どのキーが入力可能又は入力無効であるかまでの詳細な情報を通知するのではなく、有効なキーと無効なキーが切り替わった場合に、切り替えがあった旨のみを通知するとしてもよい。すなわち、少なくとも一部のキーについてキー入力の有効/無効が切り替わった場合に、上述したいずれかの通知方法によってユーザに入力可能なキーが切り替わった旨を通知できれば、通知の方法は問わない。
また、通知を行うべきタイミングとしては、以下の2種類が考えられる。すなわち、開き角度αが90度を超えた場合もしくは90度未満になった場合と、回転角度βの変化により第1キー群のうちでキー入力が有効となるキー/無効となるキーが切り替わった場合である。前者の場合は、ユーザに対して、第1キー群全体が有効となったか否かを通知することができ、また、後者の場合は、第1キー群のうちでキー入力が有効なキーが変化したことを通知することができる。これにより、ユーザは、開き角度αおよび回転角度βの正確な値を認識せずとも、有効なキーが切り替わった旨を認識することができる。
また、本実施の形態では、中心軸線Xと中心軸線Yそれぞれを中心として回動するヒンジをヒンジ部50として実現していたが、これに限られるものではない。例えば、中心軸線Xを中心として回動するヒンジと、中心軸線Yを中心として回動するヒンジとを分離して構成しても良い。また、ヒンジ部50の内部構造として、各軸線を中心として2方向に回動する1つのヒンジを設けてもよいし、1方向に回動するヒンジを2つ内蔵するとしてもよい。また、ヒンジ部50を、下筐体20、上筐体40の一部として構成しても良い。また、本実施の形態では上筐体40寄りにヒンジ部50を設けているが下筐体20寄りに設けるとしても良い。なお、本発明のヒンジ部50は上記のような配置もしくは実装の変形を全て含むものであるものとする。
また、本実施の形態では、キーバックライトとして機能するキーLED101としてLEDを用いたが、これに限られるものではない。例えば、操作部21の背面全面に発光素子(たとえば、有機EL素子)を設けるとしても良い。
なお、本実施の形態では、第2キー群は、下筐体20の一方の面に設けられたキーであるがこれに限らない。例えば、下筐体20の側面に設けても良い。
また、本実施の形態では、折り畳み型の携帯電話機である携帯端末10を例として説明したがこれに限られるものではない。PDAやゲーム機、PC等、筐体が2つの軸を中心として、相対的に回動する電子機器であれば、他の電子機器に対しても上述した実施の形態は適用できる。なお、上述したキーバックライトによる通知を行う場合には、更に、キーの背面に発光素子がある電子機器である必要があるが、他の通知方法を採用する場合は発光素子がなくともよい。
また、回転角度検出方法として磁気センサを用いているが、これに限られるものではない。例えば回転角度センサを用いて回転角度を検出しても良い。回転角度センサとしては、例えば、図9のようなものが知られている。図9は、本実施の形態に係る携帯端末10に適用可能な回転速度センサの原理を説明するための図である。図9に示す回転角度センサ90は、ワンチップモノシリック回転角度センサIC(旭化成社製のEM3242)と呼ばれる部品である。図9に示す回転角度センサ90は、回転軸φ内に内蔵された磁石91のN極/S極の回転による磁界の変化から、回転軸φを中心とする、筐体Bに対する筐体Aの相対的な回転角度γを推測するものである。原理についての詳細な説明は、当該製品より知ることができるので、ここでは省略する。
図10は、図9に示す回転角度センサを携帯端末10のスイベルヒンジに適用した図である。図10に示すように、図9に示す回転角度センサ90と磁石91を、携帯端末10の上筐体40のヒンジ部50側に設けられたスイベルヒンジに搭載することで、図4と同様、回転角度βを計測することができる。
また、回転角度検出方法として、磁気センサを用いる場合の実装方法も、図4に記載したような磁気センサを3つ用いる構成には限られない。例えば、磁気センサ24Bを省略し、磁気センサAと磁気センサCとが弱く反応している場合には、上述した実施の形態において磁気センサ24Bが反応している場合に相当すると判断することも可能である。
また、スイベルヒンジ内周に、円周状に上に複数の接点を設け、ヒンジの軸にそれらのいずれかと接する接点を設け、スイベルヒンジの軸に設けられた接点がどの接点同士が接しているかを電気的に判断することでも回転角度βを計測することは可能である。
すなわち、本発明では回転角度βを何らかの手段によって計測できれば十分であり、その計測方法は問わない。
また、上述した実施の形態では、第1キー群の範囲は矩形状のものとしていたが、これに限られるものではない。例えば、上筐体40の回転によって干渉しうる範囲に合わせた扇形状の範囲であるとしてもよい。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
また、上記の各実施の形態に用いた各機能ブロックもしくは動作は、ハード的に実現しても良いし、これらを実現するプログラムもしくはそのプログラムを記憶したプログラム記憶媒体を用いて実現しても良い。
また、上述した各実施の形態およびその変形例を組み合わせてもよい。
本発明に係る電子機器およびその制御方法は、回転中の携帯端末及び電子機器の操作性を損なわない、という効果を有し、携帯電話機等として有用である。
10 携帯端末
20 下筐体(第2筐体)
21 操作部
22、23 複数のキー
23A、23B、23C キー
24A、24B、24C 磁気センサ
40 上筐体(第1筐体)
41 表示部
42 マグネット
50 ヒンジ部
101 キーLED
103 主制御部
105 開き角度検出センサ
107 回転角度検出センサ
111 LCD画面
X、Y 中心軸線
α 開き角度
β 回転角度

Claims (7)

  1. 一の面に表示部を有する第1筐体と、
    一の面にキー群を備える第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを、前記第1筐体および前記第2筐体の幅方向に略平行な第1軸線を中心として相対的に回動自在に連結し、また、前記第1筐体と前記第2筐体とを、前記第1軸線と異なる方向に延びる第2軸線を中心として相対的に回動自在に連結するヒンジ部と、
    前記第1筐体の前記第1軸線を中心とする開き角度が、筐体同士が接触しない所定の角度以上の場合、前記第2筐体に備えられるキー群のうち、前記ヒンジ部から所定の範囲内に含まれる第1キー群の少なくとも一部について、前記第1キー群の少なくとも一部のキーのキー入力が有効な状態であれば当該有効な状態を維持し、前記第1キー群の少なくとも一部のキーのキー入力が無効な状態であれば有効な状態に切り替える制御部と、
    を備える電子機器。
  2. 前記制御部は、更に、前記第1キー群の少なくとも一部について、キー入力の有効/無効が切り替わった場合には、その旨を通知する、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 更に、前記第2筐体に対する前記第2軸線を中心とした前記第1筐体の回転角度を検出する回転角度検出部を備え、
    前記制御部は、
    前記開き角度の検出結果及び前記回転角度検出部の検出結果に応じて、前記第1キー群のうち、前記第1筐体が前記第2筐体と接触する範囲にあるキーを判定し、
    前記第1筐体が前記第2筐体と接触する範囲にあると判定されたキーのキー入力が有効な状態であれば無効な状態に切り替え、無効な状態であれば当該無効な状態を維持する、
    請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、更に、前記第1キー群に含まれるキー入力の有効/無効が、前記開き角度の検出結果及び前記回転角度検出部の検出結果に応じて、切り替わった場合には、その旨を通知する、
    請求項3に記載の電子機器。
  5. 更に、前記操作部のキー群を前記一の面の背面から照らすキーバックライトを備え、
    前記制御部は、前記キーバックライトの点灯/消灯を制御し、
    前記キーバックライトは、前記制御部の点灯/消灯制御に基づき、前記第1キー群のうちキー入力が有効な状態のキーを照らす、
    請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記第2軸線は、前記第1軸線に対して略垂直な方向に延びる、
    請求項1に記載の電子機器。
  7. 電子機器の制御方法であって、
    前記電子機器は、
    一の面に表示部を有する第1筐体と、
    一の面にキー群を備える第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを、前記第1筐体および前記第2筐体の幅方向に略平行な第1軸線を中心として相対的に回動自在に連結し、また、前記第1筐体と前記第2筐体とを、前記第1軸線と異なる方向に延びる第2軸線を中心として相対的に回動自在に連結するヒンジ部と、を備え
    前記制御方法は、
    前記第1筐体の前記第1軸線を中心とする開き角度が、筐体同士が接触しない所定の角度以上の場合、前記第2筐体に備えられるキー群のうち、前記ヒンジ部から所定の範囲内に含まれる第1キー群の少なくとも一部について、前記第1キー群の少なくとも一部のキーのキー入力が有効な状態であれば当該有効な状態を維持し、前記第1キー群の少なくとも一部のキーのキー入力が無効な状態であれば有効な状態に切り替えるステップを含む、
    制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017010183A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 セイコーエプソン株式会社 電子機器、及び、電子機器の制御方法
CN106657511A (zh) * 2016-12-20 2017-05-10 上海斐讯数据通信技术有限公司 一种终端按键的应急处理方法及应急处理系统

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