JP2012034071A - 無線lanネットワークのアドホックモードにおけるid秘匿 - Google Patents
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Abstract
【課題】アドホックモードを使用する無線LANネットワークにおいて,ESSIDの秘匿設定を容易かつ確実に変更することができ,さらに,インフラモードよりも開発コストを大幅に削減することが可能な無線LAN端末の提供を目的とする。
【解決手段】アドホックモードで通信を行う無線LAN端末に対し,その動作により簡易的な親機子機の区別を設け,子機が親機から送出されるビーコンに含まれるESSID秘匿設定値に基づき自身のESSID秘匿設定を行う。または,子機の送出したプローブ要求に対する親機からのプローブ応答に含まれるESSID秘匿設定値に基づき自身のESSID秘匿設定を行う。
【選択図】図3
【解決手段】アドホックモードで通信を行う無線LAN端末に対し,その動作により簡易的な親機子機の区別を設け,子機が親機から送出されるビーコンに含まれるESSID秘匿設定値に基づき自身のESSID秘匿設定を行う。または,子機の送出したプローブ要求に対する親機からのプローブ応答に含まれるESSID秘匿設定値に基づき自身のESSID秘匿設定を行う。
【選択図】図3
Description
本発明は,無線LANネットワーク,特にアドホックモードにおけるIDの秘匿に関する。
近年普及が進んでいる無線LANネットワークは,その動作モードによりアドホックモードとインフラストラクチャモード(以下インフラモード)の2種類に分類される。アドホックモードとは,特定の親機を介することなく無線LAN端末同士が直接対等に通信するモードである。アドホックモードで相互通信を行う無線LANネットワークの単位をIBSSと呼ぶ。一方,インフラモードとは,親機(アクセスポイント)を介して無線LAN端末同士が通信するモードである。
通常,それぞれのモードは,ネットワークの規模や運用形態などに応じて適切なものが選択される。例えば,無線LAN端末の数が多く,さらに有線のネットワークとの相互運用が必要な場合はインフラモードが適している。逆に,規模が比較的小さく,無線LAN端末同士の通信さえできればよい場合は,アドホックモードが適している。
とはいえ,アドホックモードであっても,その規模が大きくなると,個々の端末に対する設定作業が大変面倒なものとなる。前述したように,アドホックモードはインフラモードと比較した場合,小規模であることが通常であるが,それでも数十台の規模になることも少なくなく,これだけの台数に対して個別に設定を施すことは大変な作業となる。
ところで,無線LANネットワークには,ESSIDという無線LANネットワークに固有のIDがある。通常,ESSIDは,ビーコンなどのパケットに含まれている32文字以下の文字列で,各無線LAN端末が無線LANネットワークに参加するためのセキュリティ情報の1つとして利用されている。このようなセキュリティ情報でもあるESSIDが,意図しない無線LAN端末に検出されることを回避するため,設定によりそのESSIDを秘匿する機能を無線LAN端末に実装する場合がある。
ただ,上記したESSIDの秘匿は,インフラモードでは親機だけに設定すれば可能であることに対し,アドホックモードではそれぞれの無線LAN端末に同様の設定をする必要がある。つまり,多くの無線LAN端末により構成されるアドホックネットワークにおいて,ESSIDの秘匿設定をすることは,大変面倒であると共に人為的ミス(設定ミス)を誘発する要因となっていた。
特許文献1は,通信装置がアドホックモードにおいて自律的にチャネル変更を行うことが可能な発明である。より詳細には,通信装置がアドホックネットワーク用の通信経路(第1の通信帯域)とその他の通信経路(第2の通信帯域)を備えており,第2の通信帯域を通じてチャネル変更の指示を受信し,これに基づいてアドホックモードの通信チャネルを変更するというものである。この発明を利用し,チャネル変更の指示に代えてESSIDの秘匿設定の指示を受信することも可能と考えられるが,これだけを目的として通信装置に2つの通信経路を備えさせることは,必要以上に構造が複雑となるうえ開発コストもかかり現実的な解決手段とはいえない。
以上の点に鑑み,本発明では,アドホックモードを使用する無線LANネットワークにおいて,ESSIDの秘匿設定を容易かつ確実に変更することができ,さらに,インフラモードよりも開発コストを大幅に削減することが可能な無線LAN端末の提供を目的とする。
本発明にかかる第1の形態は,アドホックモードにて相互に通信を行う複数の無線LAN端末より構成される無線LANネットワークにおける無線LAN端末であって,プローブ要求を送出するプローブ要求手段と,送出したプローブ要求に対する応答を受信するプローブ応答受信手段と,受信したプローブ応答に含まれるMACアドレスを取得するMACアドレス取得手段と, 自身ではない無線LAN端末から送出されたビーコンを検出するビーコン検出手段と,検出したビーコンに含まれるMACアドレスがMACアドレス取得手段によって取得されたMACアドレスと一致するかどうかを判定するMACアドレス一致判定手段と,MACアドレスが一致すると判定されたビーコンに含まれる,ESSIDを秘匿するか否かの設定値であるESSID秘匿設定値を取得するESSID秘匿設定値取得手段と,取得したESSID秘匿設定値を自身のESSID秘匿設定値として設定するESSID秘匿設定手段とを備える無線LAN端末。
本発明にかかる第2の形態は,アドホックモードにて相互に通信を行う複数の無線LAN端末より構成される無線LANネットワークにおける無線LAN端末であって,プローブ要求を送出するプローブ要求手段と,送出したプローブ要求に対する応答を受信するプローブ応答受信手段と,受信したプローブ応答に含まれる,ESSIDを秘匿するか否かの設定値であるESSID秘匿設定値を取得するESSID秘匿設定値取得手段と,取得したESSID秘匿設定値を自身のESSID秘匿設定値として設定するESSID秘匿設定手段とを備える無線LAN端末。
本発明にかかる第3の形態は,アドホックモードにて相互に通信を行う第1の無線LAN端末と第2の無線LAN端末により構成される無線ネットワークシステムであって,(1)第1の無線LAN端末は(A)ESSID秘匿設定が有効なビーコンを送出するビーコン送出手段と,(B)第2の無線LAN端末から送出されたプローブ要求に対する応答を行うプローブ応答手段とを備え,(2)第2の無線LAN端末は(C)プローブ要求を送出するプローブ要求手段と,(D)送出したプローブ要求に対する応答を第1の無線LANより受信するプローブ応答受信手段と,(E)受信したプローブ応答に含まれるMACアドレスを取得するMACアドレス取得手段と,(F)自身ではない無線LAN端末から送出されたビーコンを検出するビーコン検出手段と,(G)検出したビーコンに含まれるMACアドレスがMACアドレス取得手段によって取得されたMACアドレスと一致するかどうかを判定するMACアドレス一致判定手段と,(H)MACアドレスが一致すると判定されたビーコンに含まれる,ESSIDを秘匿するか否かの設定値であるESSID秘匿設定値を取得するESSID秘匿設定値取得手段と,(I)取得したESSID秘匿設定値を自身のESSID秘匿設定値として設定するESSID秘匿設定手段とを備える無線LANネットワークシステム。
本発明にかかる第4の形態は,アドホックモードにて相互に通信を行う複数の無線LAN端末より構成される無線LANネットワークにおける無線LAN端末がESSIDの秘匿設定を自身に設定する方法であって,プローブ要求を送出するステップと,送出したプローブ要求に対する応答を受信するステップと,受信したプローブ応答に含まれるMACアドレスを取得するステップと,自身ではない無線LAN端末から送出されたビーコンを検出するステップと,検出したビーコンに含まれるMACアドレスが取得されたMACアドレスと一致するかどうかを判定するステップと,MACアドレスが一致すると判定されたビーコンに含まれる,ESSIDを秘匿するか否かの設定値であるESSID秘匿設定値を取得するステップと,取得したESSID秘匿設定値を自身のESSID秘匿設定値として設定するステップとを含む方法。
本発明にかかる第5の形態は,アドホックモードにて相互に通信を行う複数の無線LAN端末より構成される無線LANネットワークにおける無線LAN端末を,プローブ要求を送出するプローブ要求手段と,送出したプローブ要求に対する応答を受信するプローブ応答受信手段と, 受信したプローブ応答に含まれるMACアドレスを取得するMACアドレス取得手段と,自身ではない無線LAN端末から送出されたビーコンを検出するビーコン検出手段と,検出したビーコンに含まれるMACアドレスがMACアドレス取得手段によって取得されたMACアドレスと一致するかどうかを判定するMACアドレス一致判定手段と,MACアドレスが一致すると判定されたビーコンに含まれる,ESSIDを秘匿するか否かの設定値であるESSID秘匿設定値を取得するESSID秘匿設定値取得手段と,取得したESSID秘匿設定値を自身のESSID秘匿設定値として設定するESSID秘匿設定手段として機能させるためのプログラム。
本発明によれば,アドホックモードを用いる無線LANネットワークにおいて,各無線LAN端末に簡易的に親機と子機の関係を持たせることにより,親機のESSID秘匿設定に基づいて,子機が自律的にその親機の設定に追従することが可能となる。これにより,例えばアドホックモードを用いる無線LANネットワークにおいてESSIDを秘匿する必要があったとしても,親機にだけ設定を施せばよく,無線LANネットワーク全体の秘匿設定に必要な労力および設定に伴う人為的ミスを大幅に削減することができる。さらに,本発明は従来のアドホックモードに追加実装するだけで実現可能なため,インフラモードを一から実装する場合と比較して,必要以上に構造が複雑となることを回避しつつ開発コストを低く抑えられる点においても効果がある。
以下では図面を参照し,本発明に係る実施例を説明する。
[システム全体図]
[システム全体図]
図1に本発明におけるシステム全体図を示す。無線LAN端末101〜無線LAN端末121はそれぞれ無線LAN端末であり,アドホックモードにて相互に通信が可能である。
[フローチャート1]
[フローチャート1]
図2は,親機と子機に共通の動作のフローである。前述したとおり,本発明の無線LAN端末はアドホックモードにおいて,その動作により,親機と子機の区別を設けている。
ステップS201において,無線LAN端末は,動作を開始する。
ステップS203において,無線LAN端末は,自身が親機であるかどうかを判定する。この判定は,例えば,親機または子機の種別を示すソフトウェア上の設定値や,物理的なスイッチにより得られる信号などに基づいてなされる。判定の結果,自身が親機であれば,親機モードで動作を開始(ステップS205)し,そうでなければ子機モードで動作を開始(ステップS207)する。
[子機の機能ブロック図]
ステップS201において,無線LAN端末は,動作を開始する。
ステップS203において,無線LAN端末は,自身が親機であるかどうかを判定する。この判定は,例えば,親機または子機の種別を示すソフトウェア上の設定値や,物理的なスイッチにより得られる信号などに基づいてなされる。判定の結果,自身が親機であれば,親機モードで動作を開始(ステップS205)し,そうでなければ子機モードで動作を開始(ステップS207)する。
[子機の機能ブロック図]
図3は子機の機能ブロック図である。プローブ要求送出手段301は,子機が参加すべきIBSSを検索するための手段である。なお,送出されるプローブ要求には所望のIBSSのESSIDが含まれている。プローブ応答受信手段303は,送出したプローブ要求に対する応答を受信する手段であり,この応答を受信することにより子機は所望のIBSSに参加することができる。なお,親機のESSID秘匿設定が有効(ON)になっている場合,子機が送出したプローブ要求に含まれるESSIDが親機のものと一致しない限り親機によるプローブ応答はなされない。MACアドレス取得手段305は受信したプローブ応答に含まれる親機のMACアドレスを取得する。つまり,子機はプローブ応答を受信した時点で親機を一意に特定する情報(ここではMACアドレス)を得ることができる。ビーコン検出手段307は,さまざまな無線LAN端末から送出されるビーコンを受信する手段である。なお,ビーコンにはそれぞれの送出元を特定するMACアドレスが含まれている。MACアドレス一致判定手段309は,受信したさまざまなビーコンの中からMACアドレス取得手段305によって取得されたMACアドレスと一致するビーコンを特定する。つまり,どのビーコンが親機からのものかを特定する。ESSID秘匿設定値取得手段311は,親機からのものであると特定されたビーコンに含まれるESSIDが秘匿されているかどうかを判定し,親機のESSID秘匿設定値として取得する。ESSID秘匿設定手段313は,取得した親機のESSID秘匿設定値と同じ設定値を自身のESSID秘匿設定値として設定する。つまり,親機の秘匿設定がONであれば,子機の秘匿設定もONとなる。ビーコン送出タスク起動手段315は,子機のビーコンを送出するタスクであるビーコン送出タスク(図示せず)を起動させる。これにより子機は親機と同じESSID秘匿設定にてビーコンを送出することとなる。
[フローチャート2]
[フローチャート2]
図4は,子機が親機のESSID秘匿設定値を追従する際のフローである。
ステップS401において,プローブ要求送出手段301は,プローブ要求を送出する。
ステップS403において,プローブ応答受信手段303は,送出したプローブ要求に対する応答を受信したかどうかを判定し,受信していればステップS405に進み,そうでなければプローブ要求の送出を繰り返す。
ステップS405において,MACアドレス取得手段305は,受信したプローブ応答に含まれる親機のMACアドレスを取得する。
ステップS407において,ビーコン検出手段307は,子機が受信することができるビーコンを検出する。
ステップS409において,MACアドレス一致判定手段309は,検出したビーコンのうち,ステップS405にて取得したMACに一致するビーコンがあるかどうかを判定し,あればステップS411に進み,そうでなければビーコン検出を繰り返す。
ステップS411において,ESSID秘匿設定値取得手段311は,MACアドレスの一致により親機からのものと特定されたビーコンに含まれるESSID秘匿設定値を取得する。
ステップS413において,ESSID秘匿設定手段313は,ステップS411にて取得した親機のESSID秘匿設定値を子機のESSID秘匿設定値として設定する。
ステップS415において,ビーコン送出タスク起動手段315は,ビーコン送出タスクを起動させる。
[シーケンス例]
ステップS401において,プローブ要求送出手段301は,プローブ要求を送出する。
ステップS403において,プローブ応答受信手段303は,送出したプローブ要求に対する応答を受信したかどうかを判定し,受信していればステップS405に進み,そうでなければプローブ要求の送出を繰り返す。
ステップS405において,MACアドレス取得手段305は,受信したプローブ応答に含まれる親機のMACアドレスを取得する。
ステップS407において,ビーコン検出手段307は,子機が受信することができるビーコンを検出する。
ステップS409において,MACアドレス一致判定手段309は,検出したビーコンのうち,ステップS405にて取得したMACに一致するビーコンがあるかどうかを判定し,あればステップS411に進み,そうでなければビーコン検出を繰り返す。
ステップS411において,ESSID秘匿設定値取得手段311は,MACアドレスの一致により親機からのものと特定されたビーコンに含まれるESSID秘匿設定値を取得する。
ステップS413において,ESSID秘匿設定手段313は,ステップS411にて取得した親機のESSID秘匿設定値を子機のESSID秘匿設定値として設定する。
ステップS415において,ビーコン送出タスク起動手段315は,ビーコン送出タスクを起動させる。
[シーケンス例]
図5は,子機が親機のESSID秘匿設定値を追従する際のシーケンス例である。
ステップS501において,子機は動作を開始する。
ステップS503において,親機はビーコンを送出する。ESSIDはXYZに設定されている。ビーコンに含まれるESSID秘匿設定は有効,つまり秘匿ONである。なお,本シーケンス図において親機からの送出されるビーコンは3回分しか図示されていないが,実際には随時送出されており,必ずしも図示のタイミングにて送出されているわけではない。
ステップS505において,子機はプローブ要求を送出する。このプローブには,ESSIDとしてXYZが設定されている。
ステップS507において,親機はこのプローブ要求に対する応答を送出する。なお,この応答は,子機の送出したプローブ要求に含まれるESSIDと親機のESSIDが一致したことにより送出されるものである。
ステップS509において,プローブ応答を受信した子機は親機のIBSSに参加する。
ステップS511において,子機は親機のビーコンを受信する。
ステップS513において,子機は受信した親機のビーコンから親機のESSID秘匿設定値を取得し,これを自身に設定する。
ステップS515において,子機は自身に設定されたESSID秘匿設定値に基づいてビーコン送出を開始する。
[他の実施例]
ステップS501において,子機は動作を開始する。
ステップS503において,親機はビーコンを送出する。ESSIDはXYZに設定されている。ビーコンに含まれるESSID秘匿設定は有効,つまり秘匿ONである。なお,本シーケンス図において親機からの送出されるビーコンは3回分しか図示されていないが,実際には随時送出されており,必ずしも図示のタイミングにて送出されているわけではない。
ステップS505において,子機はプローブ要求を送出する。このプローブには,ESSIDとしてXYZが設定されている。
ステップS507において,親機はこのプローブ要求に対する応答を送出する。なお,この応答は,子機の送出したプローブ要求に含まれるESSIDと親機のESSIDが一致したことにより送出されるものである。
ステップS509において,プローブ応答を受信した子機は親機のIBSSに参加する。
ステップS511において,子機は親機のビーコンを受信する。
ステップS513において,子機は受信した親機のビーコンから親機のESSID秘匿設定値を取得し,これを自身に設定する。
ステップS515において,子機は自身に設定されたESSID秘匿設定値に基づいてビーコン送出を開始する。
[他の実施例]
先の実施例では,親機から送出されるビーコンに含まれるESSID秘匿設定値に基づいて,子機が自身の秘匿設定を行うことにより親機に追従する動作を実現したが,親機から送出されるプローブ応答自身に親機の秘匿設定を含め,これに基づいて子機が設定を行うことも可能である。この場合,図3に示すMACアドレス取得手段305,ビーコン検出手段307およびMACアドレス一致判定手段309は不要となる。この様子を図6に示す。なお,本実施例によれば,実施例1と比較し,子機の構成をより簡素化することができる。
[総括]
[総括]
本発明によれば,アドホックモードを用いる無線LANネットワークにおいて,各無線LAN端末に簡易的に親機と子機の関係を持たせることにより,親機のESSID秘匿設定に基づいて,子機が自律的にその親機の設定に追従することが可能となる。これにより,例えばアドホックモードを用いる無線LANネットワークにおいてESSIDを秘匿する必要があったとしても,親機にだけ設定を施せばよく,無線LANネットワーク全体の秘匿設定に必要な労力および設定に伴う人為的ミスを大幅に削減することができる。さらに,本発明は従来のアドホックモードに追加実装するだけで実現可能なため,インフラモードを一から実装する場合と比較して,必要以上に構造が複雑となることを回避しつつ開発コストを低く抑えられる点においても効果がある。
301 プローブ要求手段
303 プローブ応答受信手段
305 MACアドレス取得手段
307 ビーコン検出手段
309 MACアドレス一致判定手段
311 ESSID秘匿設定値取得手段
313 ESSID秘匿設定手段
303 プローブ応答受信手段
305 MACアドレス取得手段
307 ビーコン検出手段
309 MACアドレス一致判定手段
311 ESSID秘匿設定値取得手段
313 ESSID秘匿設定手段
Claims (5)
- アドホックモードにて相互に通信を行う複数の無線LAN端末より構成される無線LANネットワークにおける無線LAN端末であって,
プローブ要求を送出するプローブ要求手段と,
送出したプローブ要求に対する応答を受信するプローブ応答受信手段と,
受信したプローブ応答に含まれるMACアドレスを取得するMACアドレス取得手段と,
自身ではない無線LAN端末から送出されたビーコンを検出するビーコン検出手段と,
検出したビーコンに含まれるMACアドレスがMACアドレス取得手段によって取得されたMACアドレスと一致するかどうかを判定するMACアドレス一致判定手段と,
MACアドレスが一致すると判定されたビーコンに含まれる,ESSIDを秘匿するか否かの設定値であるESSID秘匿設定値を取得するESSID秘匿設定値取得手段と,
取得したESSID秘匿設定値を自身のESSID秘匿設定値として設定するESSID秘匿設定手段と,
を備える無線LAN端末。
- アドホックモードにて相互に通信を行う複数の無線LAN端末より構成される無線LANネットワークにおける無線LAN端末であって,
プローブ要求を送出するプローブ要求手段と,
送出したプローブ要求に対する応答を受信するプローブ応答受信手段と,
受信したプローブ応答に含まれる,ESSIDを秘匿するか否かの設定値であるESSID秘匿設定値を取得するESSID秘匿設定値取得手段と,
取得したESSID秘匿設定値を自身のESSID秘匿設定値として設定するESSID秘匿設定手段と,
を備える無線LAN端末。
- アドホックモードにて相互に通信を行う第1の無線LAN端末と第2の無線LAN端末により構成される無線ネットワークシステムであって,
(1)第1の無線LAN端末は
(A)ESSID秘匿設定が有効なビーコンを送出するビーコン送出手段と,
(B)第2の無線LAN端末から送出されたプローブ要求に対する応答を行うプローブ応答手段と,
を備え,
(2)第2の無線LAN端末は
(C)プローブ要求を送出するプローブ要求手段と,
(D)送出したプローブ要求に対する応答を第1の無線LANより受信するプローブ応答受信手段と,
(E)受信したプローブ応答に含まれるMACアドレスを取得するMACアドレス取得手段と,
(F)自身ではない無線LAN端末から送出されたビーコンを検出するビーコン検出手段と,
(G)検出したビーコンに含まれるMACアドレスがMACアドレス取得手段によって取得されたMACアドレスと一致するかどうかを判定するMACアドレス一致判定手段と,
(H)MACアドレスが一致すると判定されたビーコンに含まれる,ESSIDを秘匿するか否かの設定値であるESSID秘匿設定値を取得するESSID秘匿設定値取得手段と,
(I)取得したESSID秘匿設定値を自身のESSID秘匿設定値として設定するESSID秘匿設定手段と,
を備える無線LANネットワークシステム。
- アドホックモードにて相互に通信を行う複数の無線LAN端末より構成される無線LANネットワークにおける無線LAN端末がESSIDの秘匿設定を自身に設定する方法であって,
プローブ要求を送出するステップと,
送出したプローブ要求に対する応答を受信するステップと,
受信したプローブ応答に含まれるMACアドレスを取得するステップと,
自身ではない無線LAN端末から送出されたビーコンを検出するステップと,
検出したビーコンに含まれるMACアドレスが取得されたMACアドレスと一致するかどうかを判定するステップと,
MACアドレスが一致すると判定されたビーコンに含まれる,ESSIDを秘匿するか否かの設定値であるESSID秘匿設定値を取得するステップと,
取得したESSID秘匿設定値を自身のESSID秘匿設定値として設定するステップと,
を含む方法。
- アドホックモードにて相互に通信を行う複数の無線LAN端末より構成される無線LANネットワークにおける無線LAN端末を,
プローブ要求を送出するプローブ要求手段と,
送出したプローブ要求に対する応答を受信するプローブ応答受信手段と,
受信したプローブ応答に含まれるMACアドレスを取得するMACアドレス取得手段と,
自身ではない無線LAN端末から送出されたビーコンを検出するビーコン検出手段と,
検出したビーコンに含まれるMACアドレスがMACアドレス取得手段によって取得されたMACアドレスと一致するかどうかを判定するMACアドレス一致判定手段と,
MACアドレスが一致すると判定されたビーコンに含まれる,ESSIDを秘匿するか否かの設定値であるESSID秘匿設定値を取得するESSID秘匿設定値取得手段と,
取得したESSID秘匿設定値を自身のESSID秘匿設定値として設定するESSID秘匿設定手段と,
して機能させるためのプログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016063405A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-25 | Necプラットフォームズ株式会社 | 無線通信装置、機器設定プログラム及び機器設定方法 |
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2010
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