JP2012032056A - 複数管体のシール連結構造、これを備えた熱交換器および前記構造に用いられるシール部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の管体1と、これら複数の管体1を進入させるための開口部33を有する連結対象部材3と、開口部33の内面と複数の管体1の外面との隙間をシールするためのシール部材4と、を備えている、複数管体のシール連結構造C1であって、シール部材4は、複数の管体1のそれぞれに外嵌する複数のOリング部40が一連に繋がった構成を有し、連結対象部材3の開口部33は、複数の管体1およびシール部材4を一括して内部に進入させることが可能な単一の開口部として構成されている。
【選択図】 図4
Description
などの複数の管体の配列ピッチを従来よりも小さくすることが可能であり、しかも組み立て作業性も良好なものとすることができる複数管体のシール連結構造、これを備えた熱交換器、および前記構造に用いられるシール部材を提供することを、その課題としている。
第1に、連結対象部材に設けられた開口部は、複数の管体とシール部材とを一括して内部に進入させる構成とされており、連結対象部材に複数の開口部を適当な間隔で設ける必要はない。このため、本発明においては、従来技術は異なり、複数の開口部を適当な間隔で設ける場合に発生する寸法的な制約を受けることがなく、複数の管体の配列ピッチを小さくすることが容易に実現できる。
第2に、シール部材は、複数のOリング部が繋がった構成であるために、従来のOリングと比較すると、シール部材の部品点数を少なくして、その取り扱いを容易なものにできることは勿論のこと、複数のOリング部を複数の伝熱管のそれぞれに個別に外嵌装着する作業も容易化される。さらに、複数の伝熱管は、開口部に対して一括して進入させればよく、従来の複数の開口部に対して伝熱管を1つずつ進入させていた場合と比較すると、その作業も容易となる。このようなことから、本発明によれば、複数の伝熱管をヘッダに連結する際の組み立て作業性を、従来よりも良好なものにすることもできる。
の外面に対して大きな力で圧接させることが可能となる。したがって、管体の外面のうち、連接部と接触する部分が他の部分よりもシール性が劣ったものにならないようにし、シール性能を優れたものとするのに好ましいものとなる。
図1によく表われているように、本実施形態の熱交換器HEは、略直方体状のケース2と、このケース2内に収容された複数の伝熱管1と、一対のヘッダ3(3A,3B)とを具備している。これら一対のヘッダ3と複数の伝熱管1との連結手段として、複数管体のシール連結構造C1,C2が採用されている。各伝熱管1は、本発明でいう「管体」の具体例に相当し、ヘッダ3は、本発明でいう「連結対象部材」の具体例に相当する。
すように、非連接部40aが断面円形状であるのに対し、連接部40bは断面楕円状となっている。
連接部40aの幅L2よりも大きくされているために、この連接部40bの圧縮量を大きくとって、この連接部40bを互いに隣り合う2つの伝熱管1のそれぞれの外面に対して十分に大きな力で圧接させることが可能となる。したがって、各伝熱管1の外周面のうち、連接部40bが当接する箇所が、他の箇所と比較してシール性が劣る箇所になるといった不具合もない。
C1,C2 複数管体のシール連結構造
1 伝熱管(管体)
3 ヘッダ(連結対象部材)
4,4A〜4C シール部材
5,5A,5B スペーサ
33 開口部(連結対象部材の)
40 Oリング部
40a 非連接部(Oリング部の)
40b 連接部(Oリング部の)
Claims (7)
- 複数の管体と、
これら複数の管体を進入させるための開口部を有する連結対象部材と、
前記開口部の内面と前記複数の管体の外面との隙間をシールするためのシール部材と、
を備えている、複数管体のシール連結構造であって、
前記シール部材は、前記複数の管体のそれぞれに外嵌する複数のOリング部が一連に繋がった構成を有しており、
前記連結対象部材の前記開口部は、前記複数の管体および前記シール部材を一括して内部に進入させることが可能な単一の開口部として構成されていることを特徴とする、複数管体のシール連結構造。 - 前記複数のOリング部は、同一平面上に並ぶようにして一体成形されており、かつ互いに隣り合うOリング部には、それらの互いに接近する部分どうしが一体的に繋がった連接部が形成されている、請求項1に記載の複数管体のシール連結構造。
- 前記連接部は、前記複数の管体どうしの間において圧縮されるように設けられ、かつ前記複数のOリング部のうち、前記連接部以外の箇所は、前記複数の管体の外面と前記開口部の内面との間で圧縮されるように設けられており、
前記複数のOリング部は、前記複数の管体に装着されていない自然状態においては、前記連接部の方が前記連接部以外の箇所よりもラジアル方向の幅が大きいものとして形成されている、請求項2に記載の複数管体のシール連結構造。 - 前記複数のOリング部が前記複数の管体に装着されていない自然状態において、前記連接部の内面は、前記連接部以外の箇所の内面の曲率半径よりも大きな曲率半径の円弧状である、請求項3に記載の複数管体のシール連結構造。
- 前記複数の管体どうしの相対的な位置ずれを規制するように前記複数の管体に装着されるスペーサを備えており、
このスペーサは、前記複数のOリング部のそれぞれの一側面に当接している、請求項1ないし4のいずれかに記載の複数管体のシール連結構造。 - 複数の伝熱管と、
これら複数の伝熱管の一端に連結され、かつ前記複数の伝熱管への流体の流入または流出を行なわせるためのヘッダと、
を備えている、熱交換器であって、
前記複数の伝熱管および前記ヘッダの連結構造として、請求項1ないし5のいずれかに記載の複数管体のシール連結構造が用いられていることを特徴とする、熱交換器。 - 複数の管体と、これら複数の管体を進入させるための開口部を有する連結対象部材とを連結する場合において、前記開口部の内面と前記複数の管体の外面との隙間をシールするのに用いられるシール部材であって、
前記複数の管体のそれぞれに外嵌させるための複数のOリング部が一連に繋がった構成を有していることを特徴とする、シール部材。
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