JP2012030896A - 衛生用繊維集合体製品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】衛生用繊維集合体が収容された第一の容器部20と、第一の容器部20と異なる衛生用繊維集合体または衛生用繊維集合体以外の物品が収容された第二の容器部30とを含む複数の容器部20,30を一体に形成する。
【選択図】図10
Description
従来、この種の製品では、容器による商品の差別化を目的として、印刷技術や、エンボス加工等の表面加工技術の改良を行ってきた。
しかしながら、従来は、単一の衛生用繊維集合体のみを容器に収容したものを単一の製品とすることが慣行となっており、この限りにおいて、いくら印刷技術や表面加工技術を改良したとしても顕著な製品の差別化を図ることは困難であった。そのため、外観的に新規な形態を有する製品の開発が望まれていた。
(請求項1記載の発明)
衛生用繊維集合体が収容された第一の容器部と、第一の容器部と異なる衛生用繊維集合体または衛生用繊維集合体以外の物品が収容された第二の容器部とを含む複数の容器部を一体に形成してなることを特徴とする衛生用繊維集合体製品。
本発明では、製品の容器として複数の容器部を一体化したものを用いるとともに、少なくとも一つに衛生用繊維集合体を収容し、他の少なくとも一つの容器部に他の種類の衛生用繊維集合体や、衛生用繊維集合体以外の任意の物品を収容する。よって、異なる衛生用繊維集合体を一つの製品パッケージとしたり、玩具、景品等の他の任意の物品が付属する一つの製品パッケージとしたりすることができ、より付加価値が高く、外観的にも新規な形態となる。その結果、製品の差別化を容易に図ることができるようになる。
前記第一の容器部に薬液を含有するティシュペーパーが収容されており、前記第二の容器部に薬液を含有しないティシュペーパーが収容されている、請求項1記載の衛生用繊維集合体製品。
近年、保湿剤等の薬液を含有させることによりしっとり感を高め、肌触りを向上させた、いわゆる高級タイプのティシュペーパーが市販され、繰り返し鼻をかんでも肌がヒリヒリし難い、または鼻が赤くなり難いとして人気を呼んでいる。しかし、使用者は、かかる高級タイプのティシュペーパーと、薬液を含有しない一般的なティシュペーパーとを用途に応じて使い分けており、両者を別々に購入し、別々に設置する若しくは取り扱うという煩雑な事態を招いていた。これに対して、本項記載のように構成すると、一つの製品で異なる機能のティシュペーパーを使い分けることができ、非常に便利になる。
前記第一の容器部に香り付きティシュペーパーが収容されており、前記第二の容器部に第一の容器部と異なる香りが付いた又は香り無しのティシュペーパーが収容されている、請求項1記載の衛生用繊維集合体製品。
近年では、ティシュペーパーの付加価値を高めるために、ティシュペーパーに香りを付けること(ティシュペーパーに香料を付与することのみならず、容器に香料を付与しておき、その香りをティシュペーパーに移すことも含む)も行われている。しかし、使用者は、香りの有無を用途に応じて使い分けており、両者を別々に購入し、別々に設置する若しくは取り扱うという煩雑な事態を招いていた。これに対して、本項記載のように構成すると、一つの製品で異なる機能のティシュペーパーを使い分けることができ、非常に便利になる。
前記第一の容器部にティシュペーパー、キッチンペーパー、ペーパータオルまたはコットンが収容されており、前記第二の容器部に、ティシュペーパー、キッチンペーパー、ペーパータオルおよびコットンのうち第一の容器部と異なるものが収容されている、請求項1記載の衛生用繊維集合体製品。
多くの家庭では、ティシュペーパー、キッチンペーパー、ペーパータオルおよびコットンのうち、少なくとも2種類以上は使用しており、またティシュペーパートとキッチンペーパーもしくはペーパータオル、あるいはティシュペーパーとコットンは、同時に使用されることも多いものである。しかし、従来は、これらを別々に購入し、別々に設置する若しくは取り扱うという煩雑な事態を招いていた。これに対して、本項記載のように構成すると、一つの製品で異なる種類の繊維集合体製品を使い分けることができ、非常に便利になる。
前記第一の容器部にドライタイプの衛生用繊維集合体製品が収容されており、前記第二の容器部にウェットタイプの繊維集合体製品が収容されている、請求項1記載の衛生用繊維集合体製品。
ティシュペーパーやペーパータオル(手拭の他、局部拭き取り用含む)では、拭き取り性に優れるウェットタイプのものが市販されており、使用者は用途に応じてドライタイプのものと使い分けている。また、このようなウェットタイプのものを使用する場合、その使用後に残存する液分を拭き取るためにドライタイプのものを用いることも多い。しかし、従来は、これらを別々に購入し、別々に設置する若しくは取り扱うという煩雑な事態を招いていた。これに対して、本項記載のように構成すると、一つの製品でドライ・ウェット両方の繊維集合体を使い分けることができ、非常に便利になる。
なお、この形態では、全ての容器部を耐水性かつ不透液性の素材で形成するのが好ましいが、ウェットタイプを収容する容器部のみ耐水性かつ不透液性素材で形成し、他の容器部については耐水性を有しない素材で形成することもできる。
実質的に同寸法の六面体状をなす四つの容器部を縦方向及び横方向に各二個ずつ配列し、かつ各容器部が縦方向及び横方向に隣接する他の容器部に対して同寸法の面において四辺が実質的にずれ無く重なるように隣接配置し、
縦方向および横方向の双方に直交する方向を厚さ方向としたとき、厚さ方向のいずれか一方側において隣接する二辺をそれぞれ連結し、これら連結部分に沿って折線を設け、この折線を境に一方側の容器部が他方側の容器部に対して回動するように構成した、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の衛生用繊維集合体製品。
本項記載の場合、縦方向中央の容器部間、あるいは横方向中央の容器部間を境界としてその両側の容器部を割り開くように180度回動させることができるため、容器部間の連結を維持しつつ立体パズルのように操作し遊ぶことができる。よって、より付加価値を高めることができ、かつ外観的に新規であり、製品の差別化を容易に図ることができるようになる。
実質的に同寸法の六面体状をなす容器部を二つ有し、これら容器部を同寸法の面において四辺が実質的にずれ無く重なるように対向配置するとともに、
一方の容器部の対向面をなす四辺のうちいずれか一辺を第一の連結辺とし、一方の容器部の対向面における第一の連結辺の対辺と重なる他方の容器部の一辺を第二の連結辺とし、一方の容器部の第一の連結辺から、第一の連結辺と重なる他方の容器部の一辺を含む面であって対向面以外の面、他方の容器部における対向面の対面、他方の容器部における第二の連結辺を含む面であって対向面以外の面をこの順に通り、他方の容器部の第二の連結辺に至る第一の連結部により、一方の容器部の第一の連結辺と他方の容器部の第二の連結辺とを連結し、
第一の連結辺と重なる他方の容器部の一辺を第三の連結辺とし、一方の容器部の対向面における第一の連結辺の対辺を第四の連結辺とし、他方の容器部の第三の連結辺から、一方の容器部における第一の連結辺を含む面であって対向面以外の面、一方の容器部における対向面の対面、一方の容器部における第四の連結辺を含む面であって対向面以外の面をこの順に通り、一方の容器部の第四の連結辺に至る第二の連結部により、他方の容器部の第三の連結辺と一方の容器部の第一の連結辺とを連結してなる、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の衛生用繊維集合体製品。
本項記載の場合、第一及び第二の連結部により一方の容器部と他方の容器部との連結を維持し、辺あるいは面相互の隣接を維持したまま、両容器部の境界を第一の連結辺と反対側において割り開くことで、当初の対向面を裏返して外面とし、当初の対向面の対面を新たな対向面とし、しかも、さらに同じように割り開くことで、外面となった当初の対向面が再び対向面に戻るという、通常予想できないような立体パズル動作を楽しむことができる。なお、この操作は、一方の容器部を基準としてみれば、他方の容器部が一方の容器部の周りを転がりながら一周するといった操作になる。
衛生用繊維集合体が収容された容器部における他の容器部と重なる面に衛生用繊維集合体の取出口が形成されるように構成されている、請求項6または7記載の衛生用繊維集合体製品。
本項記載の発明では、衛生用繊維集合体の取出口が外面から見えず、容器部間の連結を維持したまま容器部を操作することにより取出口が出現するため、面白みに富むようになる。また、使用前には取出口が他の容器部により塞がれるため、外観見栄えが良くなるとともに、取出口に蓋をせずとも使用前における異物進入を防止できる。
衛生用繊維集合体が収容された容器部を他の容器部から切り離すことができるようにミシン目が形成されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の衛生用繊維集合体製品。
本項記載の発明では、使用に際して容器部を分離して設置し、他の容器部を保管する、廃棄する、あるいは別の場所に設置する等でき、省スペースでの利用が可能になる等の利点がもたらされる。
(第一の実施形態)
図1は、本発明に係る繊維集合体製品の外観を示しており、この形態は、実質的に同寸法の直方体状をなす四つの紙箱製の容器部1〜4を縦方向及び横方向に各二個ずつ配列し、かつ各容器部1〜4が縦方向及び横方向に隣接する他の容器部1〜4に対して同寸法の面において四辺が実質的にずれ無く重なるように隣接配置してなるものである。
図7は、本発明に係る繊維集合体製品の外観を示しており、図8はその平面概略図である。この形態は、実質的に同寸法の直方体状をなす容器部20,30を左右二つ有し、これら容器部20,30を同寸法の側面において四辺が実質的にずれ無く重なるように対向配置してなるものである。
上記実施形態の容器部1〜4、20,30は容器部相互が一体化されており、素材を破く以外に切り離しは不可能であるが、容器部相互を繋ぐ部分、例えば第一の実施形態における連結フラップ17の基端の折線12bに沿ってミシン目を形成しておき、衛生用繊維集合体が収容された容器部を他の容器部から切り離すことができるように構成することもできる。
従来、この種の製品では、容器による商品の差別化を目的として、印刷技術や、エンボス加工等の表面加工技術の改良を行ってきた。
しかしながら、従来は、単一の衛生用繊維集合体のみを容器に収容したものを単一の製品とすることが慣行となっており、この限りにおいて、いくら印刷技術や表面加工技術を改良したとしても顕著な製品の差別化を図ることは困難であった。そのため、外観的に新規な形態を有する製品の開発が望まれていた。
(請求項1記載の発明)
実質的に同寸法の六面体状をなす四つの別体の容器部を縦方向及び横方向に各二個ずつ配列し、かつ各容器部が縦方向及び横方向に隣接する他の容器部に対して同寸法の面において四辺が実質的にずれ無く重なるように隣接配置し、
縦方向および横方向の双方に直交する方向を厚さ方向としたとき、厚さ方向のいずれか一方側において、4つの各容器部の隣接する二辺をそれぞれ連結し、
それら連結部分に沿って折線を設け、この折線を境に一方側の二つの容器部が他方側の二つの容器部に対して回動するように構成した、
ことを特徴とする衛生用繊維集合体製品。
本発明では、製品の容器として複数の容器部を一体化したものを用いるとともに、少なくとも一つに衛生用繊維集合体を収容し、他の少なくとも一つの容器部に他の種類の衛生用繊維集合体や、衛生用繊維集合体以外の任意の物品を収容する。よって、異なる衛生用繊維集合体を一つの製品パッケージとしたり、玩具、景品等の他の任意の物品が付属する一つの製品パッケージとしたりすることができ、より付加価値が高く、外観的にも新規な形態となる。その結果、製品の差別化を容易に図ることができるようになる。
また、本項記載の場合、縦方向中央の容器部間、あるいは横方向中央の容器部間を境界としてその両側の容器部を割り開くように180度回動させることができるため、容器部間の連結を維持しつつ立体パズルのように操作し遊ぶことができる。よって、より付加価値を高めることができ、かつ外観的に新規であり、製品の差別化を容易に図ることができるようになる。
前記四つの容器部のうちの少なくとも一つに薬液を含有するティシュペーパーが収容され、その他の容器部の少なくとも一つに薬液を含有しないティシュペーパーが収容されている、請求項1記載の衛生用繊維集合体製品。
近年、保湿剤等の薬液を含有させることによりしっとり感を高め、肌触りを向上させた、いわゆる高級タイプのティシュペーパーが市販され、繰り返し鼻をかんでも肌がヒリヒリし難い、または鼻が赤くなり難いとして人気を呼んでいる。しかし、使用者は、かかる高級タイプのティシュペーパーと、薬液を含有しない一般的なティシュペーパーとを用途に応じて使い分けており、両者を別々に購入し、別々に設置する若しくは取り扱うという煩雑な事態を招いていた。これに対して、本項記載のように構成すると、一つの製品で異なる機能のティシュペーパーを使い分けることができ、非常に便利になる。
前記四つの容器部のうちの少なくとも一つに香り付きティシュペーパーが収容されており、その他の容器部の少なくとも一つに前記香り付きティシュペーパーとは異なる香りが付いた又は香り無しのティシュペーパーが収容されている、請求項1記載の衛生用繊維集合体製品。
近年では、ティシュペーパーの付加価値を高めるために、ティシュペーパーに香りを付けること(ティシュペーパーに香料を付与することのみならず、容器に香料を付与しておき、その香りをティシュペーパーに移すことも含む)も行われている。しかし、使用者は、香りの有無を用途に応じて使い分けており、両者を別々に購入し、別々に設置する若しくは取り扱うという煩雑な事態を招いていた。これに対して、本項記載のように構成すると、一つの製品で異なる機能のティシュペーパーを使い分けることができ、非常に便利になる。
前記四つの容器部に、ティシュペーパー、キッチンペーパー、ペーパータオルまたはコットンのうちの少なくとも二つが収容され、かつ、それら二つの収容物が異なる容器部に収容されている請求項1記載の衛生用繊維集合体製品。
多くの家庭では、ティシュペーパー、キッチンペーパー、ペーパータオルおよびコットンのうち、少なくとも2種類以上は使用しており、またティシュペーパートとキッチンペーパーもしくはペーパータオル、あるいはティシュペーパーとコットンは、同時に使用されることも多いものである。しかし、従来は、これらを別々に購入し、別々に設置する若しくは取り扱うという煩雑な事態を招いていた。これに対して、本項記載のように構成すると、一つの製品で異なる種類の繊維集合体製品を使い分けることができ、非常に便利になる。
前記四つの容器部のうちの少なくとも一つにドライタイプの衛生用繊維集合体製品が収容されており、その他の容器部の少なくとも一つにウェットタイプの繊維集合体製品が収容されている、請求項1記載の衛生用繊維集合体製品。
ティシュペーパーやペーパータオル(手拭の他、局部拭き取り用含む)では、拭き取り性に優れるウェットタイプのものが市販されており、使用者は用途に応じてドライタイプのものと使い分けている。また、このようなウェットタイプのものを使用する場合、その使用後に残存する液分を拭き取るためにドライタイプのものを用いることも多い。しかし、従来は、これらを別々に購入し、別々に設置する若しくは取り扱うという煩雑な事態を招いていた。これに対して、本項記載のように構成すると、一つの製品でドライ・ウェット両方の繊維集合体を使い分けることができ、非常に便利になる。
なお、この形態では、全ての容器部を耐水性かつ不透液性の素材で形成するのが好ましいが、ウェットタイプを収容する容器部のみ耐水性かつ不透液性素材で形成し、他の容器部については耐水性を有しない素材で形成することもできる。
衛生用繊維集合体が収容された容器部における他の容器部と重なる面に衛生用繊維集合体の取出口が形成されるように構成されている、請求項1記載の衛生用繊維集合体製品。
本項記載の発明では、衛生用繊維集合体の取出口が外面から見えず、容器部間の連結を維持したまま容器部を操作することにより取出口が出現するため、面白みに富むようになる。また、使用前には取出口が他の容器部により塞がれるため、外観見栄えが良くなるとともに、取出口に蓋をせずとも使用前における異物進入を防止できる。
各容器部を他の容器部から切り離すことができるように前記折り線にミシン目が形成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の衛生用繊維集合体製品。
本項記載の発明では、使用に際して容器部を分離して設置し、他の容器部を保管する、廃棄する、あるいは別の場所に設置する等でき、省スペースでの利用が可能になる等の利点がもたらされる。
(第一の実施形態)
図1は、本発明に係る繊維集合体製品の外観を示しており、この形態は、実質的に同寸法の直方体状をなす四つの紙箱製の容器部1〜4を縦方向及び横方向に各二個ずつ配列し、かつ各容器部1〜4が縦方向及び横方向に隣接する他の容器部1〜4に対して同寸法の面において四辺が実質的にずれ無く重なるように隣接配置してなるものである。
図7は、本発明の参考形態に係る繊維集合体製品の外観を示しており、図8はその平面概略図である。この形態は、実質的に同寸法の直方体状をなす容器部20,30を左右二つ有し、これら容器部20,30を同寸法の側面において四辺が実質的にずれ無く重なるように対向配置してなるものである。
上記実施形態の容器部1〜4、20,30は容器部相互が一体化されており、素材を破く以外に切り離しは不可能であるが、容器部相互を繋ぐ部分、例えば第一の実施形態における連結フラップ17の基端の折線12bに沿ってミシン目を形成しておき、衛生用繊維集合体が収容された容器部を他の容器部から切り離すことができるように構成することもできる。
Claims (9)
- 衛生用繊維集合体が収容された第一の容器部と、第一の容器部と異なる衛生用繊維集合体または衛生用繊維集合体以外の物品が収容された第二の容器部とを含む複数の容器部を一体に形成してなることを特徴とする衛生用繊維集合体製品。
- 前記第一の容器部に薬液を含有するティシュペーパーが収容されており、前記第二の容器部に薬液を含有しないティシュペーパーが収容されている、請求項1記載の衛生用繊維集合体製品。
- 前記第一の容器部に香り付きティシュペーパーが収容されており、前記第二の容器部に第一の容器部と異なる香りが付いた又は香り無しのティシュペーパーが収容されている、請求項1記載の衛生用繊維集合体製品。
- 前記第一の容器部にティシュペーパー、キッチンペーパー、ペーパータオルまたはコットンが収容されており、前記第二の容器部に、ティシュペーパー、キッチンペーパー、ペーパータオルおよびコットンのうち第一の容器部と異なるものが収容されている、請求項1記載の衛生用繊維集合体製品。
- 前記第一の容器部にドライタイプの衛生用繊維集合体製品が収容されており、前記第二の容器部にウェットタイプの繊維集合体製品が収容されている、請求項1記載の衛生用繊維集合体製品。
- 実質的に同寸法の六面体状をなす四つの容器部を縦方向及び横方向に各二個ずつ配列し、かつ各容器部が縦方向及び横方向に隣接する他の容器部に対して同寸法の面において四辺が実質的にずれ無く重なるように隣接配置し、
縦方向および横方向の双方に直交する方向を厚さ方向としたとき、厚さ方向のいずれか一方側において隣接する二辺をそれぞれ連結し、これら連結部分に沿って折線を設け、この折線を境に一方側の容器部が他方側の容器部に対して回動するように構成した、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の衛生用繊維集合体製品。 - 実質的に同寸法の六面体状をなす容器部を二つ有し、これら容器部を同寸法の面において四辺が実質的にずれ無く重なるように対向配置するとともに、
一方の容器部の対向面をなす四辺のうちいずれか一辺を第一の連結辺とし、一方の容器部の対向面における第一の連結辺の対辺と重なる他方の容器部の一辺を第二の連結辺とし、一方の容器部の第一の連結辺から、第一の連結辺と重なる他方の容器部の一辺を含む面であって対向面以外の面、他方の容器部における対向面の対面、他方の容器部における第二の連結辺を含む面であって対向面以外の面をこの順に通り、他方の容器部の第二の連結辺に至る第一の連結部により、一方の容器部の第一の連結辺と他方の容器部の第二の連結辺とを連結し、
第一の連結辺と重なる他方の容器部の一辺を第三の連結辺とし、一方の容器部の対向面における第一の連結辺の対辺を第四の連結辺とし、他方の容器部の第三の連結辺から、一方の容器部における第一の連結辺を含む面であって対向面以外の面、一方の容器部における対向面の対面、一方の容器部における第四の連結辺を含む面であって対向面以外の面をこの順に通り、一方の容器部の第四の連結辺に至る第二の連結部により、他方の容器部の第三の連結辺と一方の容器部の第一の連結辺とを連結してなる、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の衛生用繊維集合体製品。 - 衛生用繊維集合体が収容された容器部における他の容器部と重なる面に衛生用繊維集合体の取出口が形成されるように構成されている、請求項6または7記載の衛生用繊維集合体製品。
- 衛生用繊維集合体が収容された容器部を他の容器部から切り離すことができるようにミシン目が形成されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の衛生用繊維集合体製品。
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