JP2012029794A - 電子血圧計用基板、電子血圧計用モジュール、および電子血圧計 - Google Patents

電子血圧計用基板、電子血圧計用モジュール、および電子血圧計 Download PDF

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栄介 山嵜
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孝哲 西岡
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Abstract

【課題】隣接する電極同士の間でのフラックスの接触を防止することができる構造を有する電子血圧計用基板、電子血圧計用モジュール、および電子血圧計を提供する。
【解決手段】フラックス接触防止手段として、電極D1と電極D2との間、電極D2と電極D3との間、電極D4と電極D5との間、および電極D5と電極D6との間に、立壁901が設けられている。また、他のフラックス接触防止手段として、電極D1と電極D2との間、電極D2と電極D3との間、電極D4と電極D5との間、および電極D5と電極D6との間に、貫通孔902が設けられている。
【選択図】図18

Description

この発明は、電子血圧計用基板、電子血圧計用モジュール、および電子血圧計に関する。
血圧は循環器疾患を解析する指標の一つである。血圧に基づいて循環器疾患のリスク解析を行なうことは、たとえば脳卒中や心不全や心筋梗塞などの心血管系の疾患の予防に有効である。特に、早朝に血圧が上昇する早朝高血圧は心臓病や脳卒中などに関係している。さらに、早朝高血圧の中でも、モーニングサージと呼ばれる起床後1時間から1時間半ぐらいの間に急激に血圧が上昇する症状は、脳卒中との因果関係があることが判明している。
そこで、時間(生活習慣)と血圧変化の相互関係を把握することが、心血管系の疾患のリスク解析に有用である。したがって、長期間にわたり、連続的に血圧測定することが重要となってきている。
また、近年の研究成果により、病院や健康診断時に測定する血圧(随時血圧)よりも、家庭で測定した家庭血圧が、より心血管系疾患の予防・診断・治療に有効であることが判明してきている。これにともない、家庭向け電子血圧計が広く普及し、家庭血圧値を診断に使用する動きも始まっている。
一般に電子血圧計の構造としては、測定部位に装着するカフ内の圧力を制御するポンプ、弁、配管(チューブ)、電子血圧計を制御する基板、血圧値を表示する表示部、電子血圧計の電源ON/OFF操作および測定開始などの操作を入力する操作部、およびこれらの機器等をその内部に納めるハウジングから構成されている(たとえば、下記特許文献1、2)。
特開2010−69196号公報 特開2010−99384号公報
電子血圧計では、カフ内の圧力を検出するためにピエゾ抵抗式圧力センサを用いている。このピエゾ抵抗式圧力センサを電子血圧計用基板の実装する場合には、電子血圧計用基板に設けられる対応する電極とピエゾ抵抗式圧力センサに設けられる対応するピンとがクリーム半田を用いて接合される。
しかし、接合時にクリーム半田からフラックスが流れ出て、隣接する電極同士の間でフラックスが接触する場合が生ずる。この場合に、フラックスは絶縁性の性質を有するものの、フラックスの絶縁抵抗分だけ並列に抵抗が接続されることになる結果、ピエゾ抵抗型圧力センサに大きな特性変化を生じさせる。
また、フラックスは吸湿性を有し、フラックスの吸湿によって、フラックスの絶縁抵抗値が変化する。そのため、工場での検査時と、使用後の再検査時において、ピエゾ抵抗型圧力センサの特性が変化する。
この発明の目的は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、隣接する電極同士の間でのフラックスの接触を防止することができる構造を有する電子血圧計用基板、電子血圧計用モジュール、および電子血圧計を提供することにある。
この発明に基づいた電子血圧計用基板においては、面実装型本体部、上記面実装型本体部から突出する圧力導入管、および上記面実装型本体部から延びる複数の端子を有するピエゾ抵抗型圧力センサが実装され、上記圧力導入管が挿入される開口部を有する電子血圧計用基板であって、上記開口部の周囲において、複数の上記端子に対応する位置にそれぞれ設けられる電極と、上記端子の上記電極への接続の際に、複数の上記電極の表面に塗布されるクリーム半田に含まれるフラックスが流れ出ることによる、隣接する上記電極間での上記フラックスの接触を防止するため、隣接する上記電極の間に配置されるフラックス接触防止手段とを備える。
他の形態では、上記フラックス接触防止手段は、隣接する上記電極の間において、当該電子血圧計用基板の上に配置される立壁と、隣接する上記電極の間において、当該電子血圧計用基板に設けられる貫通孔とを含む。
他の形態では、上記貫通孔は、上記立壁よりも上記開口部側に設けられる。
他の形態では、上記貫通孔は、開口面積の異なる2種類の孔を有する。
他の形態では、上記フラックス接触防止手段は、隣接する上記電極の間において、当該電子血圧計用基板の上に配置される立壁を含む。
他の形態では、上記フラックス接触防止手段は、隣接する上記電極の間において、当該電子血圧計用基板に設けられる貫通孔を含む。
他の形態では、上記貫通孔は、開口面積の異なる2種類の貫通孔を有する。
この発明に基づいた電子血圧計用モジュールにおいては、被測定者の測定部位にカフを装着して血圧を測定する電子血圧計のハウジング内に収容される電子血圧計用モジュールであって、上記カフに空気を導入し、ポンプエアポートを有するポンプと、上記カフ内の空気圧を制御する、弁エアポートを有する弁と、上記ポンプエアポートと上記弁エアポートとを連結するエアチューブと、ピエゾ抵抗型圧力センサ等の電子機器が実装された、上述の電子血圧計用基板と、側面を有し、上記ポンプを収容するポンプ収容領域、上記弁を収容する弁収容領域、および上記電子血圧計用基板を支持する基板支持領域を有するベースとを備えている。
また、上記ポンプ収容領域に上記ポンプが収容され、上記弁収容領域に上記弁が収容され、上記ポンプエアポートと上記弁エアポートとが上記エアチューブにより連結され、上記基板支持領域に上記電子血圧計用基板が支持されている。
この発明に基づいた電子血圧計においては、上述の電子血圧計用モジュールと、表面に表示部を有し、内部に上記電子血圧計用モジュールを収容するハウジングと、被測定者の測定部位に装着され、内部に導入される空気圧が上記電子血圧計用モジュールによって制御されるカフとを備える。
他の形態では、上記ハウジングを載置面に載置した場合に、上記表示部は上記載置面に対して傾斜している。
この発明に基づいた電子血圧計用基板、電子血圧計用モジュール、および電子血圧計によれば、隣接する電極同士の間でのフラックスの接触を防止することができる構造を有する電子血圧計用基板、電子血圧計用モジュール、および電子血圧計を提供することが可能となる。
実施の形態における電子血圧計の外観を示す斜視図である。 実施の形態における電子血圧計のハードウェア構成図である。 実施の形態における電子血圧計の機能構成図である。 実施の形態における血圧測定の処理フローチャートである。 図1中V−V線矢視断面図である。 実施の形態における電子血圧計のハウジングに電子血圧計用モジュールを取り付けた状態における内部構造を示す斜視図である。 実施の形態における電子血圧計用モジュール、液晶表示装置、および液晶表示載置プレートを示す斜視図である。 実施の形態における電子血圧計用モジュールおよび液晶表示装置を示す側面図である。 実施の形態における電子血圧計用モジュールの分解斜視図である。 図9中のX−X線矢視断面図である。 実施の形態におけるベースにポンプおよび弁を載置した状態を示す平面図である。 図9中の矢印XII方向から見た図である。 実施の形態におけるベースの底面図である。 実施の形態に用いるピエゾ抵抗型圧力センサの構造を示す斜視図である。 実施の形態に用いるピエゾ抵抗型圧力センサの構造を示す平面図である。 実施の形態に用いるピエゾ抵抗型圧力センサの等価回路図である。 背景技術における基板に設けられるピエゾ抵抗型圧力センサの取り付け領域を示す部分拡大平面図である。 実施の形態における基板に設けられるピエゾ抵抗型圧力センサの取り付け領域を示す第1の部分拡大平面図である。 図18中XIX−XIX線矢視断面図である。 実施の形態における基板に設けられるピエゾ抵抗型圧力センサの取り付け領域を示す第2の部分拡大平面図である。
以下、この発明に基づいた実施の形態における電子血圧計について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。
また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の構成を適宜組み合わせることは、当初から予定されている。各図中、同一符号は同一または相当部分を指し、重複する説明は繰返さない場合がある。
本実施の形態では、測定部位を上腕とし、オシロメトリック法で血圧を算出し、一例として圧力センサが2個搭載されている電子血圧計について説明する。なお、血圧算出のために適用される方法は、オシロメトリック法に限定されない。
(電子血圧計1の外観)
図1は、この発明の実施の形態に係る電子血圧計1の外観を示す図である。図2は、本発明の実施の形態に係る電子血圧計のハードウェア構成を表わすブロック図である。図1および図2を参照して、電子血圧計1は、ハウジング10と、表カバー11と、被測定者の上腕に巻付け可能なカフ20とを備える。カフ20は、空気袋21を含む。表カバー11には、たとえば液晶などにより構成される表示部40と、ユーザ(被測定者)からの指示を受付けるための複数のスイッチからなる操作部41とが配置されている。
ハウジング10には、上述の表示部40および操作部41に加え、各部を集中的に制御し各種の演算処理を行なうためのCPU(Central Processing Unit)100と、CPU100に所定の動作をさせるためのプログラムやデータを記憶するための処理用のメモリ42と、測定した血圧データなどを格納するためのデータ格納用のメモリ43と、ハウジング10の各部に電力を供給するための電源44と、現在時間を計時して計時データをCPU100に出力するタイマ45とを収容している。
操作部41は、電源をONまたはOFFするための指示の入力と測定開始および終了の指示を受付ける測定/停止スイッチ41Aと、タイマ45をセットするために操作されるタイマセットスイッチ41Bと、メモリ43に格納された血圧データなどの情報をメモリ43から読出し、表示部40に表示する指示を受付けるためのメモリスイッチ41Cと、タイマセットの際の数字とメモリ呼び出しの際のメモリ番号の上げ下げの指示を受付けるための矢印スイッチ41D,41Eとを有する。
ハウジング10は、さらに、ポンプ511および排気弁(以下、弁という)52を含むカフ圧の調整機構を収容している。ポンプ511、弁512および空気袋21内の圧力(カフ圧)を検出するための第1圧力センサ321および第2圧力センサ322からなるエア系は、カフ用エアチューブ31を介して、カフ20に内包される空気袋21と接続される。
ハウジング10は、さらに、上述したエア系と、カフ圧の調整機構と、第1発振回路331および第2発振回路332と、収容している。カフ圧の調整機構は、ポンプ511および弁512のほか、ポンプ駆動回路53と弁駆動回路54とを有する。
ポンプ511は、カフ圧を加圧するために、空気袋21に空気を供給する。弁512は、空気袋21の空気を排出しまたは封入するために開閉される。ポンプ駆動回路53は、ポンプ511の駆動をCPU100から与えられる制御信号に基づいて制御する。弁駆動回路54は弁512の開閉制御をCPU100から与えられる制御信号に基づいて行なう。
第1圧力センサ321および第2圧力センサ322には、ピエゾ抵抗式圧力センサを用いることができる。第1発振回路331および第2発振回路332はそれぞれ、対応する圧力センサに接続されて、対応の圧力センサのからのピエゾ抵抗効果による電気抵抗の変化に基づく電気信号値に基づき発振する。
これにより、対応する圧力センサの電気信号値に応じた周波数を有する信号(以下、周波数信号という)を出力する。出力した周波数信号はCPU100に与えられる。CPU100は、第1発振回路331または第2発振回路332から入力する周波数信号を圧力に変換することによって、圧力を検知する。
(電子血圧計1の機能構成)
図3には、本実施の形態に係る電子血圧計1の機能構成が示される。図3を参照して、CPU100には、圧力調整部111、血圧算出部112、センサ異常検出部113、記録部114、および表示処理部115を備える。
圧力調整部111はポンプ駆動回路53および弁駆動回路54を介してポンプ511および弁512を制御し、カフ用エアチューブ31を介して空気袋21内に空気を流入・排出することにより、カフ圧を調整する。
血圧算出部112は第1発振回路331または第2発振回路332から入力する周波数信号(この周波数信号は圧力情報信号を指示する)に基づき脈波振幅情報を検出し、検出した脈波振幅情報に基づきオシロメトリック法に従い収縮期血圧および拡張期血圧を算出し、ならびに検出した脈波振幅情報に基づき所定時間当たりの脈拍数を算出する。
具体的には、圧力調整部111によりカフ圧を所定値まで徐々に加圧(または減圧)させる過程において、第1発振回路331または第2発振回路332から入力するカフ圧に基づいて脈波振幅情報を検出し、検出した脈波振幅情報に基づき被測定者の収縮期血圧および拡張期血圧を算出する。血圧算出部112によるオシロメトリック法に従う血圧の算出および脈拍の算出は、従来から知られている方法を適用することができる。
センサ異常検出部113は、第1発振回路331および第2発振回路332から出力される周波数信号を入力し、入力した信号を解析することにより、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322の異常を検出する。
記録部114はメモリ43のデータを読出し、またはメモリ43に書き込む機能を有する。具体的には、血圧算出部112からの出力データを入力し、入力したデータ(血圧測定データ)をメモリ43の所定記憶領域に格納する。さらに、センサ異常検出部113からの出力データを入力し、入力したデータ(圧力センサの異常の検出結果)をメモリ43の所定記憶領域に格納する。また記録部114は、操作部41のメモリスイッチ41Cの操作に基づきメモリ43の所定記憶領域から測定データを表示処理部115に出力する。
表示処理部115は、与えられるデータを入力し、表示可能な形式に変換して表示部40に表示する。
図3ではCPU100の周辺回路について、CPU100と直接に入出力する部分のみを示している。
(血圧測定の処理手順)
図4を参照して、本実施の形態に係る血圧測定の処理手順について説明する。図4の処理手順を示すフローチャートは、予めプログラムとして、メモリ42に格納されており、CPU100がメモリ42から当該プログラムの読出し命令を実行することにより、図4の血圧測定処理が実現される。
まず、被測定者が測定/停止スイッチ41Aを操作(押す)すると(ステップST1)、CPU100は、図示のない作業用メモリを初期化する(ST2)。
続いて、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322の0mmHgの調整を行なう(ST3)。
ここで、被測定者は、カフ20を被測定者の測定部位(上腕)に巻付けて装着する。カフ20を巻きつけた後、被測定者は測定/停止スイッチ41Aを操作(押す)すると(ステップST4)、圧力調整部111はポンプ駆動回路53および弁駆動回路54に制御信号を出力する。ポンプ駆動回路53および弁駆動回路54は制御信号に基づき弁512を閉鎖した後に、ポンプ511を駆動する。これにより、カフ圧は所定の圧力まで徐々に加圧される(ステップST5、ST6)。
所定の圧力まで加圧した後(ステップST6で≧所定加圧値)、圧力調整部111はポンプ駆動回路53および弁駆動回路54に制御信号を出力する。ポンプ駆動回路53および弁駆動回路54は制御信号に基づきポンプ511を停止し、その後、弁512を徐々に開くように制御する。これにより、カフ圧は徐々に減圧していく(ステップST7)。
この減圧過程において、血圧算出部112は第1発振回路331または第2発振回路332から出力される周波数信号に基づき、すなわち第1圧力センサ321または第2圧力センサ322によって検出されたカフ圧信号に基づき脈波振幅情報を検出し、検出した脈波振幅情報に所定の演算を行なう。この演算により収縮期血圧および拡張期血圧が算出される(ステップST8、ST9)。脈波振幅情報は、測定部位の動脈の容積変化成分を表し、検出するカフ圧信号に含まれる。血圧算出部112による血圧の算出においては、圧力センサの特性変化に従う演算が行なわれる。なお、血圧測定は減圧過程に限らず、加圧過程(ステップST5)において行なわれてもよい。
収縮期血圧・拡張期血圧が算出されて決定すると(ステップST9でYES)、圧力調整部111は弁駆動回路54を介して弁512を全開にし、カフ20内の空気を急速排気する(ステップST10)。
血圧算出部112により算出された血圧のデータは、表示処理部115と記録部114に出力される。表示処理部115は血圧データを入力して、表示部40に表示する(ステップST11)。また、記録部114は血圧データを入力し、タイマ45から入力する時間データを関連付けて、メモリ43の所定記憶領域に格納する(ステップST12)。
なお、血圧算出部112は検出される脈波振幅情報に基づき脈拍数を算出することもできる。算出された脈拍数は表示処理部115により表示部40に表示されるとともに、記録部114により血圧データと関連付けてメモリ43に格納される。
なお、ここまでの動作は従来の電子血圧計と同様である。従来の電子血圧計では、血圧を算出するための最も重要な要素である圧力センサが正常か異常かを使用者が判断することが不可能であったため、血圧測定値が通常の値(例えば、前日の測定値、病院での測定値など)と大きく異なった場合(例えば10mmHg以上相違していた場合)、それが生体の生理情報に起因するものなのか、圧力センサが故障したためなのかが不明であり、不安感を抱くことがあった。
そこで、本実施の形態の電子血圧計1は第1圧力センサ321と第2圧力センサ322を搭載し、これら圧力センサが検出したカフ圧の平均値を血圧として算出する。これにより経年変化により一方の圧力センサの検出精度にバラツキが発生しても、平均値を算出することで、血圧測定値の信頼性を向上させることができる。
(電子血圧計1の装置構成)
次に、図5から図13を参照して、本実施の形態における電子血圧計1の装置構成について説明する。なお、図5は、図1中V−V線矢視断面図、図6は、電子血圧計1のハウジング10に電子血圧計用モジュール500を取り付けた状態における内部構造を示す斜視図、図7は、電子血圧計用モジュール500、液晶表示装置600、および液晶表示載置プレート700を示す斜視図、図8は、電子血圧計用モジュール500および液晶表示装置600を示す側面図、図9は、電子血圧計用モジュール500の分解斜視図、図10は、図9中のX−X線矢視断面図、図11は、ベース501にポンプ511および弁512を載置した状態を示す平面図、図12は、図9中の矢印XII方向から見た図、図13は、ベース501の底面図である。
図1、図5および図6に示すように、本実施の形態における電子血圧計1は、ハウジング10を載置面に載置した場合に、表示部40は載置面に対して傾斜する形態を有している。ハウジング10の内部には、本実施の形態における電子血圧計用モジュール500が収容されている。
ハウジング10の内部においては、電子血圧計用モジュール500も表示部40に沿って傾斜するように配置され、電子血圧計用モジュール500と表カバー11との間には、液晶表示装置600および液晶表示載置プレート700がそれぞれ位置決めされている。
次に、図7から図9参照して、電子血圧計用モジュール500、液晶表示装置600、および液晶表示載置プレート700について説明する。
(電子血圧計用モジュール500)
図7を参照して、電子血圧計用モジュール500は、カフ20(図1参照)に空気を導入し、ポンプエアポート511cを有するポンプ511(図9参照)と、カフ20内の空気圧を制御する、弁エアポート512bを有する弁512(図9参照)と、ポンプエアポート511cと弁エアポート512bとを連結するエアチューブ520と、電子血圧計1の制御を行なう電子機器が搭載された基板530と、ポンプ511を収容するポンプ収容領域502、弁512を収容する弁収容領域503、および基板530を支持する基板支持領域510を有する箱状のベース501(図9参照)とを備える。
図9を参照して、ポンプ511は、ポンプエアポート511cを有するポンプ本体511aと、ポンプ本体511aに対してポンプエアポート511cとは反対側に設けられるポンプモータ511bとを有している。弁512は、弁本体512aと弁エアポート512bとを有する。
エアチューブ520は、主配管521、この主配管521から枝分かれする第1枝管522、第2枝管523、および第3枝管524を有する。詳細は後述するが、第1枝管522は、ポンプエアポート511cに連結され、第2枝管523は弁エアポート512bに連結され、第3枝管524は、ベース501に設けられるジョイント配管504に連結される。
図9および図10を参照して、箱状のベース501は、樹脂成形品からなり、ポンプ収容領域502および弁収容領域503を有している。また、ベース501は、第1側面501sと、この第1側面501sに対向する側に第2側面501tを有している。ポンプ収容領域502のポンプ511の支持深さh1は、弁収容領域503の弁512の支持深さh2よりも深く設けられている。ここで、支持深さとは、箱状のベース501の表面501hから、各収容領域の底面までの最も深い位置までの距離を意味している。
このように、ポンプ収容領域502の支持深さと弁収容領域503の支持深さとを異ならせることで、図5の断面図に示したように、支持深さが深いポンプ収容領域502側を、ハウジング10の上方側に位置させることで、ハウジング10内の狭いスペースを有効活用することが可能となる。
図11を参照して、ベース501に形成される、ポンプ収容領域502および弁収容領域503は、ポンプエアポート511cと弁エアポート512bとが、ベース501の同一の第1側面501s側に位置し、各ポートが同一方向を向くように形成されている。さらに、ポンプエアポート511cの先端および弁エアポート512bの先端は、ベース501の第1側面501sから外方に突出している。
また、ベース501にはジョイント配管504が設けられている。このジョイント配管504は、ポンプエアポート511cおよび弁エアポート512bと同一方向に開口する第1配管口504aと、この第1配管口504aに連通し、第1配管口504aとは反対方向に開口する第2配管口504bとを有する。
これにより、図7に示したように、ポンプエアポート511c、弁エアポート512b、および第1配管口504aとは、ベース501の第1側面501sの外側からエアチューブ520により連結される。その結果、ポンプエアポート511c、弁エアポート512b、および第1配管口504aへのエアチューブ520の差込作業を、ベース501の側方から容易に実現することができる。たとえば、自動組立を容易に実現させることが可能となる。
また、検査時等においても外部の配管の挿入位置が安定し、検査の自動化に対応しやすくなる。さらに、エアチューブ520はポンプエアポート511c、弁エアポート512b、および第1配管口504aに固定された状態であることから、電子血圧計用モジュール500の搬送による組立状態の変化を抑制することも可能となる。
なお、第2配管口504bには、空気袋21、第1圧力センサ321、および第2圧力センサ322に連通するエアチューブ(図示省略)が連結される。
図11および図12を参照して、ポンプモータ511bのポンプ本体511aとは反対側にはモータ端子511tが設けられている。ポンプ511は全体として略円筒形状を有していることから、ポンプ収容領域502内において、軸周り(図中R方向)に回転する場合がある。この場合に、モータ端子511tとベース501の側面との干渉を防ぐため、ベース501の側面には、切り欠き領域501xが設けられている。
また、箱状のベース501の上面部分には、基板530を支持する基板支持領域510が設けられている。さらに、図13を参照して、ベース501の底面には、位置決め用のベース位置決め穴506が2箇所設けられている。このベース位置決め穴506を設けることで、電子血圧計用モジュール500の自動組立時に、自動検査(基板530との通信)におけるベース501の位置決めを行なうことが可能となる。
再び、図7から図9を参照して、上述したベース501のポンプ収容領域502にポンプ511が収容され、弁収容領域503に弁512が収容された状態において、基板530は、ポンプ収容領域502および弁収容領域503の開口側(図示においては上部側)の位置で基板支持領域510に支持されている。
具体的には、基板530は、ポンプ511の一部(本実施の形態ではポンプ本体511aの一部)を露出させるように、基板支持領域510に支持されている。好ましくは、ポンプエアポート511cおよび弁エアポート512bを覆わないように、基板530は基板支持領域510に支持されている。
基板530の一部の縁部領域530fは、ベース501の第2側面501tから突出するように基板支持領域510に支持され、この縁部領域530fは、外部の電子機器との接続領域が構成されている。本実施の形態では、この縁部領域530fには、液晶表示装置600が接続されている。
また、基板530には、外部機器との通信領域531が設けられる。なお、外部機器に設けられるピン冶具(図示省略)と通信領域531との接続を考慮すると、通信領域531は、基板の縁部に設けられていることが好ましい。この通信領域531から、CPU(Central Processing Unit)530に対して、機種毎の制御ソフトの書き込みや、検査が行なわれる。このように、通信領域531を基板の縁部に設けておくことで、外部機器との接触が容易となる。また、基板530には、基板位置決め用穴532が2箇所設けられている。この基板位置決め用穴532は、基板530上の通信領域531にピン冶具を当接して通信を行なう際に、基板530の位置決めに用いられる。
なお、図6、図7、および図9に示す基板530において、電子部品としてCPU100および第1圧力センサ321のみを図示し、その他の電子部品の図示は省略している。また、第2圧力センサ322が設けられる領域においては、第2圧力センサに設けられる圧力導入管を挿通させるための開口部H1を基板530に図示している。
(液晶表示装置600)
図7および図8を参照して、液晶表示装置600は、液晶表示プレート601とヒートシール602とを有し、縁部領域530fにはヒートシール602が連結されている。
(液晶表示載置プレート700)
図7を参照して、液晶表示載置プレート700は、電子血圧計用モジュール500の基板530側に載置される。液晶表示載置プレート700は、矩形のプレート本体701と、このプレート本体701の縁部に設けられ、液晶表示プレート601をプレート本体701に載置した場合に、液晶表示プレート601の移動を規制する立壁702と、プレート本体701の電子血圧計用モジュール500側(図示おいて裏面側)に、支持リブ711,712が設けられている。
この支持リブ711,712は、液晶表示載置プレート700を電子血圧計用モジュール500の基板530側に載置した場合に、ポンプ511および弁512に当接して、ポンプ511および弁512を保持する。2つの支持リブ711が、ポンプ511のポンプ本体511aを支持し、1つの支持リブ712が弁512の弁本体512aを支持する。
ここで、基板530を、ポンプ511を露出させるように、基板支持領域510に支持したのは、液晶表示載置プレート700の支持リブ711によりポンプ511および弁512を支持するためである。特に、ポンプ511は、弁512に比べて外形が大きいことから、2つの支持リブ711でポンプ511を支持することが好ましい。また、支持リブ711によるポンプ511の支持位置も、ポンプ511の重心位置周りを支持することが好ましい。
(圧力センサの基板530への実装)
次に、図14から図20を参照して、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322の基板への実装について説明する。なお、図14は、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322に用いるピエゾ抵抗型圧力センサの構造を示す斜視図、図15は、ピエゾ抵抗型圧力センサの構造を示す平面図、図16は、ピエゾ抵抗型圧力センサの等価回路図、図17は、背景技術における基板に設けられるピエゾ抵抗型圧力センサの取り付け領域を示す部分拡大平面図、図18は、ピエゾ抵抗型圧力センサの取り付け領域を示す第1の部分拡大平面図、図19は、図18中XIX−XIX線矢視断面図、図20は、ピエゾ抵抗型圧力センサの取り付け領域を示す第2の部分拡大平面図である。
図14および図15を参照して、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322に用いるピエゾ抵抗型圧力センサ(以下、単にピエゾ抵抗型圧力センサ321と称する。)は、面実装型本体部321a、この面実装型本体部321aの一方の主面から突出する圧力導入管321b、および面実装型本体部321aの側面から延びる複数の端子P1〜P6を有している。図16に、このピエゾ抵抗型圧力センサ321の等価回路図を示す。
図17に示すように、従来の基板530には、圧力導入管321bを挿通させるための開口部H1が設けられ、この開口部H1の周囲に、複数の複数の端子P1〜P6に対応する位置にそれぞれ電極D1〜D6が設けられている。電極D1〜D6が設けられた以外の基板530の表面には、ソルダレジスト膜(図19のソルダレジスト膜SR参照)が成膜されている。また、圧力センサ321の位置決めを容易にするために、開口部H1の周囲には、面実装型本体部321aの大きさに対応した位置決めマーク900がインク等を用いて印刷されている。
圧力センサ321の端子P1〜P6を電極D1〜D6に接続する際(ピエゾ抵抗型圧力センサ321を基板530に実装する際)には、電極D1〜D6の表面にクリーム半田が塗布され、電極D1〜D6上に圧力センサ321の端子P1〜P6が載置された状態で、リフロー炉内で基板530の加熱工程が施される。その後、基板530を冷却することで、電極D1〜D6に端子P1〜P6が半田接合される。
ここで、クリーム半田を用いた半田接合の場合には、クリーム半田に含まれるフラックスが流れ出ることが知られている。そのため、各電極D1〜D6に塗布されたクリーム半田からフラックスが流れ出て、図17のF1で囲まれる領域において、隣接する電極D1〜D6間でのフラックスが接触する。
フラックスは絶縁性の性質を有するが、ピエゾ抵抗型圧力センサ321の場合には、図16に示したように、抵抗がブリッジ接続されている。抵抗値は20KΩ程度であるが、圧力が印加された際の抵抗値の変化量は、0.8Ω/mmHg程度となる。仮にVoutピン(P4)とNsubピン(P5)との間がフラックスにより接続された状態となると、P4とP5との間に、フラックスの絶縁抵抗分だけ並列に抵抗が接続されることになる。
仮にフラックスの絶縁抵抗値が7MΩ程度であるとしても、20kΩと7MΩとの並列抵抗値は19.94kΩとなるため、抵抗値変化量として60Ω程度となり、圧力換算すると非常に大きなものとなる。このようにフラックスが電極を結合するように付着すると、ピエゾ抵抗型圧力センサ321に大きな特性変化が発生する。
さらに、フラックスは吸湿性を有することが知られている。高湿環境下においてはフラックスの吸湿によって、フラックスの絶縁抵抗値が変化する。そのため、工場での検査時と、使用後の再検査時において、ピエゾ抵抗型圧力センサ321の特性が変化する。
従来、フラックスの少ない半田を使用する方法や、電極間に防湿剤を塗布するなどの対策がなされているが、前者に関しては、完全に対策が出来るわけではなく、また後者の対しては工数が増えるため、コストアップするという欠点があった。
そこで、本実施の形態では、端子P1〜P6の電極D1〜D6への接続の際に、複数の電極D1〜D6の表面に塗布されるクリーム半田に含まれるフラックスが流れ出ることによる、隣接する電極D1〜D6間でのフラックスの接触を防止するため、隣接する電極D1〜D6の間に、フラックス接触防止手段を設けている。
図18および図19に示すように、フラックス接触防止手段として、電極D1と電極D2との間、電極D2と電極D3との間、電極D4と電極D5との間、および電極D5と電極D6との間に、立壁901が設けられている。この立壁901は、位置決めマーク900の印刷工程においてインク等を用いて同時に印刷された部材を用いている。なお、樹脂等の部材を別途塗布して、立壁901を形成することも可能である。
また、他のフラックス接触防止手段として、電極D1と電極D2との間、電極D2と電極D3との間、電極D4と電極D5との間、および電極D5と電極D6との間に、貫通孔902が設けられている。ここで、電極と電極との間とは、電極と電極とのより完全に挟まれる領域だけでなく、電極D1と電極D2との間、電極D2と電極D3との間に示されるように、たとえば、電極D1と電極D2とをその長手方向に延長させた場合にも挟まれる領域を含むものとする。
また、フラックスは、半田と同様に端子P1〜P6に沿って流れることから、端子P1〜P6が突出する面実装型本体部321a側に流れ易い。そこで、貫通孔902は、立壁901よりも開口部H1側に設けることが好ましい。これにより、図20のF1で示すように、フラックスを貫通孔902に集めることができる。
また、Voutピン(P4)とNsubピン(P5)との間がフラックスにより接続された状態となると、上記したようにピエゾ抵抗型圧力センサ321に大きな特性変化を発生させる。そこで、図18に示したように、Voutピン(P4)が接続される電極D4とNsubピン(P5)が接続される電極D5との間に設けられる貫通孔902の開口面積を、他の貫通孔902の開口面積よりも大きくし、重要度に応じて開口面積の異なる2種類の孔を使い分けるが好ましい。
なお、電極D4と電極D5との間に設けられる貫通孔902は、電極D4および電極D5の面積が他の電極よりも小さくなるように設けら。そのため、電極D4とP4との接触面積、および電極D5とP5との接触面積が小さくなる。その結果、圧力センサの基板への実装強度を低下させるおそれがある。そこで、貫通孔902の開口面積を大きくすることは、最小限の領域に留めておくことが好ましい。
なお、本実施の形態では、フラックス接触防止手段として、電極と電極との間に立壁901および貫通孔902を設ける構成を採用しているが、電極と電極との間に立壁901のみを設ける構成、または、電極と電極との間に貫通孔902のみを設ける構成の採用も可能である。
(作用・効果)
以上、本実施の形態における電子血圧計用モジュール500によれば、ベース501のポンプ収容領域502にポンプ511が収容され、弁収容領域503に弁512が収容され、ポンプエアポート511cと弁エアポート512bとがエアチューブ520により連結され、基板支持領域510に基板530が支持されている。
これにより、異なる機種の電子血圧計であっても、共通化が可能な部品を集合体とすることで、この電子血圧計用モジュール500を、電子血圧計の機種に関係なく汎用部品として用いることが可能となる。
また、この電子血圧計用モジュール500を異なる機種の電子血圧計に採用することで、電子血圧計における機種ごとの、個別の部品の配置検討が不要となり、製造コストの削減を図ることが可能になる。
また、ベース501にポンプ511および弁512を収容し、ポンプ511および弁512の上方側から基板支持領域510に基板530を支持し、その後第1側面501s側からエアチューブ520の差込ができることから、電子血圧計用モジュール500の自動組立に対応することができる。
また、圧力センサの端子P1〜P6の電極D1〜D6への接続の際に、複数の電極D1〜D6の表面に塗布されるクリーム半田に含まれるフラックスが流れ出ることによる、隣接する電極D1〜D6間でのフラックスの接触を防止するため、隣接する電極D1〜D6の間に、フラックス接触防止手段を設けている。
これにより、圧力センサとして用いるピエゾ抵抗型圧力センサの特性の変化を防止することができる。その結果、工数およびコストアップを招くことなく電子血圧計用基板を製造することが可能となり、さらに、この電子血圧計用基板を用いた電子血圧計用モジュールおよび血圧計信頼性の向上を図ることが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 電子血圧計、10 ハウジング、11 表カバー、12 内部基板、20 カフ、21 空気袋、31 カフ用エアチューブ、40 表示部、41 操作部、41A 測定/停止スイッチ、41B タイマセットスイッチ、41C メモリスイッチ、41D,41E 矢印スイッチ、42,43 メモリ、44 電源、45 タイマ、53 ポンプ駆動回路、54 弁駆動回路、100 CPU(Central Processing Unit)、111 圧力調整部、112 血圧算出部、113 センサ異常検出部、114 記録部、115 表示処理部、321 第1圧力センサ(ピエゾ抵抗型圧力センサ)、321a 面実装型本体部、321b 圧力導入管、322 第2圧力センサ、331 第1発振回路、332 第2発振回路、500 電子血圧計用モジュール、501 ベース、501h 表面、501s 第1側面、501t 第2側面、501x 切り欠き領域、502 ポンプ収容領域、503 弁収容領域、504 ジョイント配管、504a 第1配管口、504b 第2配管口、506 ベース位置決め用穴、510 基板支持領域、511 ポンプ、511a ポンプ本体、511b ポンプモータ、511c ポンプエアポート、511t モータ端子、512 弁、512a 弁本体、512b 弁エアポート、520 エアチューブ、521 主配管、522 第1枝管、523 第2枝管、524 第3枝管、530 基板、530f 縁部領域、531 通信領域、532 基板位置決め用穴、600 液晶表示装置、601 液晶表示プレート、602 ヒートシール、700 液晶表示載置プレート、701 プレート本体、702 立壁、711,712 支持リブ、801 支持ベース、802 加熱治具、900 位置決めマーク、901 立壁、902 貫通孔、D1〜D6 電極、H1 開口部、P1〜P6 端子、SR ソルダレジスト膜。

Claims (10)

  1. 面実装型本体部、前記面実装型本体部から突出する圧力導入管、および前記面実装型本体部から延びる複数の端子を有するピエゾ抵抗型圧力センサが実装され、前記圧力導入管が挿入される開口部を有する電子血圧計用基板であって、
    前記開口部の周囲において、複数の前記端子に対応する位置にそれぞれ設けられる電極と、
    前記端子の前記電極への接続の際に、複数の前記電極の表面に塗布されるクリーム半田に含まれるフラックスが流れ出ることによる、隣接する前記電極間での前記フラックスの接触を防止するため、隣接する前記電極の間に配置されるフラックス接触防止手段と、を備える、電子血圧計用基板。
  2. 前記フラックス接触防止手段は、隣接する前記電極の間において、当該電子血圧計用基板の上に配置される立壁と、隣接する前記電極の間において、当該電子血圧計用基板に設けられる貫通孔と、を含む、請求項1に記載の電子血圧計用基板。
  3. 前記貫通孔は、前記立壁よりも前記開口部側に設けられる、請求項2に記載の電子血圧計用基板。
  4. 前記貫通孔は、開口面積の異なる2種類の孔を有する、請求項2または3に記載の電子血圧計用基板。
  5. 前記フラックス接触防止手段は、隣接する前記電極の間において、当該電子血圧計用基板の上に配置される立壁を含む、請求項1に記載の電子血圧計用基板。
  6. 前記フラックス接触防止手段は、
    隣接する前記電極の間において、当該電子血圧計用基板に設けられる貫通孔を含む、請求項1に記載の電子血圧計用基板。
  7. 前記貫通孔は、開口面積の異なる2種類の貫通孔を有する、請求項6に記載の電子血圧計用基板。
  8. 被測定者の測定部位にカフを装着して血圧を測定する電子血圧計のハウジング内に収容される電子血圧計用モジュールであって、
    前記カフに空気を導入し、ポンプエアポートを有するポンプと、
    前記カフ内の空気圧を制御する、弁エアポートを有する弁と、
    前記ポンプエアポートと前記弁エアポートとを連結するエアチューブと、
    ピエゾ抵抗型圧力センサ等の電子機器が実装された、請求項1から7のいずれかに記載の電子血圧計用基板と、
    側面を有し、前記ポンプを収容するポンプ収容領域、前記弁を収容する弁収容領域、および前記電子血圧計用基板を支持する基板支持領域を有するベースと、を備え、
    前記ポンプ収容領域に前記ポンプが収容され、前記弁収容領域に前記弁が収容され、前記ポンプエアポートと前記弁エアポートとが前記エアチューブにより連結され、前記基板支持領域に前記電子血圧計用基板が支持された、電子血圧計用モジュール。
  9. 請求項8に記載の電子血圧計用モジュールと、
    表面に表示部を有し、内部に前記電子血圧計用モジュールを収容するハウジングと、
    被測定者の測定部位に装着され、内部に導入される空気圧が前記電子血圧計用モジュールによって制御されるカフと、を備える電子血圧計。
  10. 前記ハウジングを載置面に載置した場合に、前記表示部は前記載置面に対して傾斜している、請求項9に記載の電子血圧計。
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