JP5195723B2 - 電子血圧計 - Google Patents

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Description

この発明は、電子血圧計に関し、特に血圧測定値の信頼性を向上させる電子血圧計に関する。
血圧は循環器疾患を解析する指標の一つである。血圧に基づいて循環器疾患のリスク解析を行なうことは、たとえば脳卒中や心不全や心筋梗塞などの心血管系の疾患の予防に有効である。特に、早朝に血圧が上昇する早朝高血圧は心臓病や脳卒中などに関係している。さらに、早朝高血圧の中でも、モーニングサージと呼ばれる起床後1時間から1時間半ぐらいの間に急激に血圧が上昇する症状は、脳卒中との因果関係があることが判明している。そこで、時間(生活習慣)と血圧変化の相互関係を把握することが、心血管系の疾患のリスク解析に有用である。したがって、長期間にわたり、連続的に血圧測定することが必要となってきている。
また、近年の研究成果により、病院や健康診断時に測定する血圧(随時血圧)よりも、家庭で測定した家庭血圧が、より心血管系疾患の予防・診断・治療に有効であることが判明してきている。これにともない、家庭向け血圧計が広く普及し、家庭血圧値を診断に使用する動きも始まっている。
血圧計による測定精度を向上させるために、特許文献1に開示の発明によれば、血圧測定のための圧力センサの特性に依存した測定値の誤差を補正するための処理が、電子血圧計の生産時点で行なわれている。
特許文献2および3に開示の発明によれば、2つの圧力センサを用いて血圧測定値の信頼性を向上させる技術が開示されている。
特許文献1に開示される電子血圧計では、電子血圧計の生産時点で個別の電子血圧計における特性の相違に依拠して、圧力センサに関する補正をするが、病院等医療施設で用いる血圧計とは異なり、家庭向け血圧計は購入したあとは、故障したときなど特定の状況を除き、定期的な校正は行われないのが一般的である。
たとえば、血圧測定に最も重要な圧力センサの出力が、規定されている許容差以上にずれていたとしても、その現象を知る方法はなく、血圧測定値が正しいかどうかは不明であった。そのため、血圧測定値が通常の血圧値や随時血圧と大きく異なっていても、真に血圧値が異なっているのか、血圧計の圧力センサの誤差により異なっているのかが不明であり、使用者に不安を与える一因となっていた。
また、一部の医療施設向けの血圧計では、2個の圧力センサを搭載し、これら圧力センサの出力に基づき圧力の監視を行なうものがある。しかしながらこの血圧計においては、2個の圧力センサの機能は別の目的に用いられていた。つまり、一方の圧力センサで得られるカフ圧情報で血圧を算出し、他方の圧力センサの出力に基づき異常検出を行っていた。
具体的には、圧力センサの検出圧力値が、たとえば300mmHgを大きく超えたときに異常を検出する。この場合にはポンプを停止し、弁を開放して、安全が確保される。したがって、他方の圧力センサは、医療規格IEC60601−2−30に規定される安全対策のために適用されるものであり、血圧測定に使用する一方の圧力センサの精度を保証するものではなかった。
したがって、血圧算出のための一方の圧力センサの精度は、当該圧力センサそのものによって保証する必要がある。そのため、温度変化などの外乱に影響されず、経年変化の少ない高精度の圧力センサが要求されるので、圧力センサが高価となるという欠点があった。また、別目的の機能の圧力センサが2個搭載されているということより、圧力センサが1個の血圧計に比較し、圧力センサの故障による血圧計の故障率が単純に2倍になる。
一方、電子血圧計に用いられる圧力センサは、気体や液体の圧力をダイヤフラム(ステンレスダイヤフラム、シリコンダイヤフラム、など)を介して、感圧素子で計測し、電気信号に変換し出力する。
たとえば、半導体ピエゾ抵抗拡散圧力センサの場合には、ダイヤフラムの表面には、半導体ひずみゲージが設けられ、外部からの力(圧力)によってダイヤフラムが変形して発生するピエゾ抵抗効果による電気抵抗の変化を電気信号に変換する。
また、静電容量形圧力センサの場合には、ガラスの固定極とシリコンの可動極を対向させてコンデンサを形成し、外部からの力(圧力)によって可動極が変形して発生する静電容量の変化を電気信号に変換する。
このように、圧力センサには測定すべき外部からの力(圧力)のみが加わることで、血圧測定値の信頼性を維持することができる。しかし、ダイヤフラムの変形量や、可動極の変形量はミクロンオーダであるため、外部からの不要な応力による影響を受けやすく、圧力センサ周りに関する構造は、十分に検討する必要がある。しかし下記の特許文献1から3には、圧力センサ周りに関する具体的な構造については、何ら開示も検討もされていない。
特開平7−51233号公報 特開平2−19133号公報 米国特許第7,594,892号明細書
この発明が解決しようとする課題は、圧力センサ周りに関する具体的な構造が十分に検討されていない点にある。したがって、本発明の目的は、電子血圧計に用いられる圧力センサの配置構造において、血圧測定値の信頼性を向上させることを可能とする圧力センサ周りの構造を備える電子血圧計を提供することにある。
この発明に基づいた電子血圧計においては、測定部位に装着するカフと、上記カフに加える圧力を調整する加圧・減圧手段と、第1圧力センサおよび第2圧力センサを含み、上記第1圧力センサおよび上記第2圧力センサから出力される圧力情報に基づき上記カフ内のカフ圧を検出するための圧力検出手段と、上記圧力検出手段が検出するカフ圧の変化に基づき血圧を算出する血圧算出手段とを備えている。
上記第1圧力センサおよび上記第2圧力センサは、内部基板の第1主面上に配設され、上記第1圧力センサは、上記内部基板の上記第1主面とは反対側の第2主面側に突出する第1エアポートを有し、上記第2圧力センサは、上記内部基板の上記第2主面側に突出する第2エアポートを有し、上記第1エアポートおよび上記第2エアポートには、上記第1エアポートおよび上記第2エアポートを連通させる圧力センサ用エアチューブが連結され、上記圧力センサ用エアチューブには、上記カフに連結するカフ用エアチューブから分岐する分岐エアチューブが連結される。
上記圧力センサ用エアチューブは、上記第1エアポートに連結される第1エアポート連結ヘッドと、上記第2エアポートに連結される第2エアポート連結ヘッドと、上記第1エアポート連結ヘッドに設けられ、上記分岐エアチューブが連結される第1連結チューブと、上記第1エアポート連結ヘッドと上記第2エアポート連結ヘッドとを連通する第2連結チューブとを有している。
上記第2連結チューブは、上記第1エアポート連結ヘッドおよび上記第2エアポート連結ヘッドをそれぞれ上記第1エアポートおよび上記第2エアポートに装着した際に、上記第2連結チューブ自身に生じる応力を緩和させる応力緩和機能を有する。
上記電子血圧計の他の形態においては、上記応力緩和機能として、上記第1連結チューブの肉厚さよりも、上記第2連結チューブの肉厚さの方が薄く設けられる。
上記電子血圧計の他の形態においては、上記応力緩和機能として、上記第2連結チューブに凸形状構造のチューブが用いられる。
上記電子血圧計の他の形態においては、上記応力緩和機能として、上記第2連結チューブに蛇腹構造のチューブが用いられる。
上記電子血圧計の他の形態においては、上記応力緩和機能として、上記第2連結チューブには、上記第1連結チューブよりも柔軟な異なる部材が用いられる。
この発明に基づいた電子血圧計によれば、血圧測定値の信頼性を向上させることを可能とする圧力センサの配置構造を備える電子血圧計を提供することができる。
実施の形態における電子血圧計の外観を示す斜視図である。 実施の形態における電子血圧計のハードウェア構成図である。 実施の形態における電子血圧計の機能構成図である。 実施の形態における血圧測定の処理フローチャートである。 実施の形態における電子血圧計の表カバーを取り外した状態における内部構造を示す斜視図である。 実施の形態における電子血圧計に用いられる内部基板および2つの圧力センサの配置構造を、内部基板の裏面側から見た第1の図である。 実施の形態における電子血圧計に用いられる内部基板および2つの圧力センサの配置構造を、内部基板の裏面側から見た第2の図である。 実施の形態における電子血圧計に用いられるエアチューブの構造を示す断面図である。 実施の形態における電子血圧計に用いられるエアチューブの外観を示す斜視図である。 図9中のX−X線矢視断面図である。 実施の形態における電子血圧計に用いられるエアチューブのさらに他の構造を示す、図9中のX−X線矢視に相当する断面図である。 実施の形態における電子血圧計に用いられるエアチューブのさらに他の構造を示す、図9中のX−X線矢視に相当する断面図である。 実施の形態における電子血圧計に用いられるエアチューブのさらに他の構造を示す斜視図である。 実施の形態における電子血圧計に用いられるエアチューブのさらに他の構造を示す斜視図である。 実施の形態における電子血圧計に用いられるエアチューブの固定構造を示す断面図である。 実施の形態における電子血圧計に用いられるエアチューブの固定ステップを示す第1断面図である。 実施の形態における電子血圧計に用いられるエアチューブの固定ステップを示す第2断面図である。
以下、この発明に基づいた実施の形態における電子血圧計について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の構成を適宜組み合わせることは、当初から予定されている。各図中、同一符号は同一または相当部分を指し、重複する説明は繰返さない場合がある。
本実施の形態では、測定部位を上腕とし、オシロメトリック法で血圧を算出し、一例として圧力センサが2個搭載されている電子血圧計について説明する。なお、血圧算出のために適用される方法は、オシロメトリック法に限定されない。
(電子血圧計1の外観)
図1は、この発明の実施の形態に係る電子血圧計1の外観を示す図である。図2は、本発明の実施の形態に係る電子血圧計のハードウェア構成を表わすブロック図である。図1および図2を参照して、電子血圧計1は、本体部10と、表カバー11と、被測定者の上腕に巻付け可能なカフ20とを備える。カフ20は、空気袋21を含む。表カバー11には、たとえば液晶などにより構成される表示部40と、ユーザ(被測定者)からの指示を受付けるための複数のスイッチからなる操作部41とが配置されている。
本体部10は、上述の表示部40および操作部41に加え、各部を集中的に制御し各種の演算処理を行なうためのCPU(Central Processing Unit)100と、CPU100に所定の動作をさせるためのプログラムやデータを記憶するための処理用のメモリ42と、測定した血圧データなどを格納するためのデータ格納用のメモリ43と、本体部10の各部に電力を供給するための電源44と、現在時間を計時して計時データをCPU100に出力するタイマ45とを含む。
操作部41は、電源をONまたはOFFするための指示の入力と測定開始および終了の指示を受付ける測定/停止スイッチ41Aと、タイマ45をセットするために操作されるタイマセットスイッチ41Bと、メモリ43に格納された血圧データなどの情報をメモリ43から読出し、表示部40に表示する指示を受付けるためのメモリスイッチ41Cと、タイマセットの際の数字とメモリ呼び出しの際のメモリ番号の上げ下げの指示を受付けるための矢印スイッチ41D,41Eとを有する。
本体部10は、さらに、ポンプ51および排気弁(以下、弁という)52を含むカフ圧の調整機構を有する。ポンプ51、弁52および空気袋21内の圧力(カフ圧)を検出するための第1圧力センサ321および第2圧力センサ322からなるエア系は、カフ用エアチューブ31を介して、カフ20に内包される空気袋21と接続される。
本体部10は、さらに、上述したエア系と、カフ圧の調整機構と、第1発振回路331および第2発振回路332と、を含む。カフ圧の調整機構は、ポンプ51および弁52のほか、ポンプ駆動回路53と弁駆動回路54とを有する。
ポンプ51は、カフ圧を加圧するために、空気袋21に空気を供給する。弁52は、空気袋21の空気を排出しまたは封入するために開閉される。ポンプ駆動回路53は、ポンプ51の駆動をCPU100から与えられる制御信号に基づいて制御する。弁駆動回路54は弁52の開閉制御をCPU100から与えられる制御信号に基づいて行なう。
第1圧力センサ321および第2圧力センサ322には、一例として静電容量型の圧力センサを用いる。静電容量型の圧力センサは、検出するカフ圧に応じて容量値が変化する。第1発振回路331および第2発振回路332はそれぞれ、対応する圧力センサに接続されて、対応の圧力センサの容量値に基づき発振する。
これにより、対応する圧力センサの容量値に応じた周波数を有する信号(以下、周波数信号という)を出力する。出力した周波数信号はCPU100に与えられる。CPU100は、第1発振回路331または第2発振回路332から入力する周波数信号を圧力に変換することによって、圧力を検知する。
図3には、本実施の形態に係る電子血圧計1の機能構成が示される。図3を参照して、CPU100には、圧力調整部111、血圧算出部112、センサ異常検出部113、記録部114、および表示処理部115を備える。
圧力調整部111はポンプ駆動回路53および弁駆動回路54を介してポンプ51および弁52を制御し、カフ用エアチューブ31を介して空気袋21内に空気を流入・排出することにより、カフ圧を調整する。
血圧算出部112は第1発振回路331または第2発振回路332から入力する周波数信号(この周波数信号は圧力情報信号を指示する)に基づき脈波振幅情報を検出し、検出した脈波振幅情報に基づきオシロメトリック法に従い収縮期血圧および拡張期血圧を算出し、ならびに検出した脈波振幅情報に基づき所定時間当たりの脈拍数を算出する。
具体的には、圧力調整部111によりカフ圧を所定値まで徐々に加圧(または減圧)させる過程において、第1発振回路331または第2発振回路332から入力するカフ圧に基づいて脈波振幅情報を検出し、検出した脈波振幅情報に基づき被測定者の収縮期血圧および拡張期血圧を算出する。血圧算出部112によるオシロメトリック法に従う血圧の算出および脈拍の算出は、従来から知られている方法を適用することができる。
センサ異常検出部113は、第1発振回路331および第2発振回路332から出力される周波数信号を入力し、入力した信号を解析することにより、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322の異常を検出する。
記録部114はメモリ43のデータを読出し、またはメモリ43に書込む機能を有する。具体的には、血圧算出部112からの出力データを入力し、入力したデータ(血圧測定データ)をメモリ43の所定記憶領域に格納する。さらに、センサ異常検出部113からの出力データを入力し、入力したデータ(圧力センサの異常の検出結果)をメモリ43の所定記憶領域に格納する。また記録部114は、操作部41のメモリスイッチ41Cの操作に基づきメモリ43の所定記憶領域から測定データを読出し表示処理部115に出力する。
表示処理部115は、与えられるデータを入力し、表示可能な形式に変換して表示部40に表示する。
図3ではCPU100の周辺回路について、CPU100と直接に入出力する部分のみを示している。
図4を参照して、本実施の形態に係る血圧測定の処理手順について説明する。図4の処理手順を示すフローチャートは、予めプログラムとして、メモリ42に格納されており、CPU100がメモリ42から当該プログラムを読出し命令を実行することにより、図4の血圧測定処理が実現される。
まず、被測定者が測定/停止スイッチ41Aを操作(押す)すると(ステップST1)、CPU100は、図示のない作業用メモリを初期化する(ST2)。
続いて、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322の0mmHgの調整を行なう(ST3)。
ここで、被測定者は、カフ20を被測定者の測定部位(上腕)に巻付けて装着する。カフ20を巻きつけた後、被測定者は測定/停止スイッチ41Aを操作(押す)すると(ステップST4)、圧力調整部111はポンプ駆動回路53および弁駆動回路54に制御信号を出力する。ポンプ駆動回路53および弁駆動回路54は制御信号に基づき弁52を閉鎖した後に、ポンプ51を駆動する。これにより、カフ圧は所定の圧力まで徐々に加圧される(ステップST5、ST6)。
所定の圧力まで加圧した後(ステップST6で≧所定加圧値)、圧力調整部111はポンプ駆動回路53および弁駆動回路54に制御信号を出力する。ポンプ駆動回路53および弁駆動回路54は制御信号に基づきポンプ51を停止し、その後、弁52を徐々に開くように制御する。これにより、カフ圧は徐々に減圧していく(ステップST7)。
この減圧過程において、血圧算出部112は第1発振回路331または第2発振回路332から出力される周波数信号に基づき、すなわち第1圧力センサ321または第2圧力センサ322によって検出されたカフ圧信号に基づき脈波振幅情報を検出し、検出した脈波振幅情報に所定の演算を行なう。この演算により収縮期血圧および拡張期血圧が算出される(ステップST8、ST9)。脈波振幅情報は、測定部位の動脈の容積変化成分を表し、検出するカフ圧信号に含まれる。血圧算出部112による血圧の算出においては、圧力センサの特性変化に従う演算が行なわれる。なお、血圧測定は減圧過程に限らず、加圧過程(ステップST5)において行なわれてもよい。
収縮期血圧・拡張期血圧が算出されて決定すると(ステップST9でYES)、圧力調整部111は弁駆動回路54を介して弁52を全開にし、カフ20内の空気を急速排気する(ステップST10)。
血圧算出部112により算出された血圧のデータは、表示処理部115と記録部114に出力される。表示処理部115は血圧データを入力して、表示部40に表示する(ステップST11)。また、記録部114は血圧データを入力し、タイマ45から入力する時間データを関連付けて、メモリ43の所定記憶領域に格納する(ステップST12)。
なお、血圧算出部112は検出される脈波振幅情報に基づき脈拍数を算出することもできる。算出された脈拍数は表示処理部115により表示部40に表示されるとともに、記録部114により血圧データと関連付けてメモリ43に格納される。
なお、ここまでの動作は従来の血圧計と同様である。従来の電子血圧計では、血圧を算出するための最も重要な要素である圧力センサが正常か異常かを使用者が判断することが不可能であったため、血圧測定値が通常の値(例えば、前日の測定値、病院での測定値など)と大きく異なった場合(例えば10mmHg以上相違していた場合)、それが生体の生理情報に起因するものなのか、圧力センサが故障したためなのかが不明であり、不安感を抱くことがあった。
そこで、本実施の形態の電子血圧計1は第1圧力センサ321と第2圧力センサ322を搭載し、これら圧力センサが検出したカフ圧の平均値を血圧として算出する。これにより経年変化により一方の圧力センサの検出精度にバラツキが発生しても、平均値を算出することで、血圧測定値の信頼性を向上させることができる。
(圧力センサの配置構造)
次に、図5から図7を参照して、第1圧力センサ321と第2圧力センサ322との配置構造について説明する。図5は、本実施の形態における電子血圧計1の本体部10から表カバー11を取り外した状態における内部構造を示す斜視図である。本実施の形態における電子血圧計1は、載置面Bに載置した状態において、表面カバー11が傾斜する構造を有している。
ユーザ(被測定者)による表示部40の視認容易性、および、表面カバー11に設けられた操作部40の操作容易性の観点から、ユーザ(被測定者)側(手前側:図5中H1側)が低く、奥側(図5中H2側)が高くなるように、表面カバー11は傾斜(図5中Y方向)している。そのため、内部に収容される内部基板12も、表面カバー11と並行に配置され、手前側(図5中H1側)が低く、奥側(図5中H2側)が高くなるように傾斜している。
図5に示すように、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322は、内部基板12の第1主面である表面側12aにおいて、電子血圧計1の表面カバー11の傾斜方向とは交差する横方向(図5中X方向)に沿って配置されている。本実施の形態では、一例として、電子血圧計1の表面カバー11の傾斜方向に対して直交する方向に第1圧力センサ321および第2圧力センサ322を配置している。図6および図7は、内部基板12を第1主面とは反対側である第2主面である裏面側から見た図である。また、図6は、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322に圧力センサ用エアチューブ500が装着されていない状態を示し、図7は、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322に圧力センサ用エアチューブ500が装着された状態を示している。
図6に示すように、内部基板12の裏面側においては、第1圧力センサ321の第1エアポート327、および第2圧力センサ322の第2エアポート328が突出するように所定の距離(L1)を隔てて配置されている。また、第1エアポート327の周囲に位置する内部基板12の裏面12b上には、第1発振回路が形成されおり、この第1発振回路を保護するための第1シールドプレート323が、内部基板12の裏面12b上に取り付けられている。第1シールドプレート323には、第1エアポート327を露出させるための第1開口部325が設けられている。第1シールドプレート323と、内部基板12の裏面との間には、所定の間隙が形成されている。
同様に、第2エアポート328の周囲に位置する内部基板12の裏面12b上にも、第2発振回路が形成されおり、この第2発振回路を保護するための第2シールドプレート324が、内部基板12の裏面12b上に取り付けられている。第2シールドプレート324には、第2エアポート328を露出させるための第2開口部326が設けられている。第2シールドプレート324と、内部基板12の裏面との間には、所定の間隙が形成されている。
図7に示すように、実際の使用時においては、第1圧力センサ321の第1エアポート327と、第2圧力センサ322の第2エアポート328とには、圧力センサ用エアチューブ500が装着され。圧力センサ用エアチューブ500には、カフ用エアチューブ31から分岐する分岐エアチューブ401が連結されている。
圧力センサ用エアチューブ500は、第1エアポート327に連結される第1エアポート連結ヘッド501と、第2エアポート328に連結される第2エアポート連結ヘッド502と、第1エアポート連結ヘッド501に設けられ、分岐エアチューブ401が連結される第1連結チューブ503と、第1エアポート連結ヘッド501と第2エアポート連結ヘッド502とを連通する第2連結チューブ504とを有している。圧力センサ用エアチューブ500の材質としては、エラストマー(ゴム、熱可塑性エラストマー)等が用いられる。
本実施の形態おける圧力センサの配置構造によれば、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322は、圧力センサ用エアチューブ500の荷重が加わることによる応力を略等しくすることを可能としている。たとえば、2つの圧力センサを上下方向(図5中のX方向に対して直交する方向)に並べて配置した場合には、内部基板12が傾斜しているために、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322には、不均一に圧力センサ用エアチューブ500の荷重が加わる。
しかし、本実施の形態においては、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322を、内部基板12の第1主面である表面側12aにおいて、内部基板12の傾斜方向とは交差する横方向(図5中X方向)に沿って配置することにより、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322は、載置面Bから同じ高さ位置となるように配置されている。
これにより、図7に示すように、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322に、圧力センサ用エアチューブ500を装着した場合には、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322に、略均等に圧力センサ用エアチューブ500の荷重が加わり、両圧力センサに加わる応力を略等しくすることが可能となる。
その結果、2つの第1圧力センサ321および第2圧力センサ322を用いた電子血圧計による血圧測定値の信頼性を向上させることが可能となる。なお、より均等に圧力センサ用エアチューブ500の荷重が第1圧力センサ321および第2圧力センサ322に加わるようにするには、図8に示すように、第1エアポート連結ヘッド501と第2エアポート連結ヘッド502との中間位置に、分岐エアチューブ401が連結される第1連結チューブ503を配設することが好ましい。
(圧力センサ用エアチューブ500の詳細構造)
次に、図9から図14を参照して、圧力センサ用エアチューブの詳細構造について説明する。まず、図9および図10を参照して、図7に示す圧力センサ用エアチューブ500の詳細構造について説明する。
圧力センサ用エアチューブ500は、上記したように、第1エアポート327に連結される第1エアポート連結ヘッド501と、第2エアポート328に連結される第2エアポート連結ヘッド502と、第1エアポート連結ヘッド501に設けられ、分岐エアチューブ401が連結される第1連結チューブ503と、第1エアポート連結ヘッド501と第2エアポート連結ヘッド502とを連通する第2連結チューブ504とを有している。圧力センサ用エアチューブ500の材質としては、エラストマー(ゴム、熱可塑性エラストマー)等が用いられる。
第1連結チューブ503の外径はDbであり、内径はDcである。具体的な寸法の一例としては、外径(Db)は約4.5mm、内径は(Dc)は約2mmである。また、第2連結チューブ504の外径はDaであり、内径は第1連結チューブ503と同じDcである。具体的な寸法の一例としては、外径(Da)は約4mmである。
このように、第1連結チューブ503の肉厚さよりも、第2連結チューブ504の肉厚さの方が薄くなるように設けることで、第1連結チューブ503よりも第2連結チューブ504の方が柔軟性に富むことになる。その結果、第1エアポート327と第2エアポート328との間隔(L1:図6参照)に対して、圧力センサ用エアチューブ500の製造寸法に誤差が生じた場合であっても、第2連結チューブ504が伸縮することにより、圧力センサ用エアチューブ500の製造寸法誤差を吸収することが可能となる。
その結果、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322に、圧力センサ用エアチューブ500を装着した場合には、第2連結チューブ504が応力緩和機能(Sf)を発揮して、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322に不必要な応力(圧縮応力/引張り応力)が加わることを緩和させることが可能となる。その結果、2つの第1圧力センサ321および第2圧力センサ322を用いた電子血圧計による血圧測定値の信頼性を向上させることが可能となる。
(圧力センサ用エアチューブ500A/500Bの詳細構造)
次に、図11を参照して、他の形態の圧力センサ用エアチューブ500Aの詳細構造について説明する。図11は、図9中のX−X線矢視に相当する断面図である。この圧力センサ用エアチューブ500Aは、第1連結チューブ503の外径と第2連結チューブ510の外径とは同じ外径寸法(Db)であり、第2連結チューブ510の内径寸法(Dd)が、第1連結チューブ503の内径寸法(Dc)よりも大きくなるように設けられている。具体的な寸法の一例としては、第2連結チューブ510の内径寸法(Dd)は約2.5mmである。
この構成を採用することによっても、第1連結チューブ503の肉厚さよりも、第2連結チューブ510の肉厚さの方が薄くなり、圧力センサ用エアチューブ500と同様の応力緩和機能(Sf)を期待することが可能となる。なお、図12に示す圧力センサ用エアチューブ500Bは、図11に示す第2連結チューブ510とは異なり、第2連結チューブ520を、第1連結チューブ503、第1エアポート連結ヘッド501、および第2エアポート連結ヘッド502より柔軟な異なる部材で構成するようにしたものであり、寸法関係は第2連結チューブ510と同じである。
(圧力センサ用エアチューブ500Cの詳細構造)
次に、図13を参照して、他の形態の圧力センサ用エアチューブ500Cの詳細構造について説明する。この圧力センサ用エアチューブ500Cは、第2連結チューブ530に凸形状構造のチューブを採用している。この構造を採用することで、第2連結チューブ530は伸縮可能となり、圧力センサ用エアチューブ500と同様の応力緩和機能(Sf)を期待することが可能となる。
(圧力センサ用エアチューブ500Dの詳細構造)
次に、図14を参照して、他の形態の圧力センサ用エアチューブ500Dの詳細構造について説明する。この圧力センサ用エアチューブ500Dは、第2連結チューブ540に蛇腹構造のチューブを採用している。この構造を採用することで、第2連結チューブ540は伸縮可能となり、圧力センサ用エアチューブ500と同様の応力緩和機能(Sf)を期待することが可能となる。
(圧力センサ用エアチューブ500の固定構造)
次に、図9、および図15から図17を参照して、圧力センサ用エアチューブ500の固定構造について説明する。なお、図11から図14に示した圧力センサ用エアチューブ500A〜500Dについての固定構造も、圧力センサ用エアチューブ500の固定構造と同じである。また、図15については、内部基板12の表面側が下方、裏面側が上方となるように図示している。
図9を参照して、圧力センサ用エアチューブ500の第1エアポート連結ヘッド501の外側面には、第1エアポート327に連結される際に、第1シールドプレート323に設けられた第1開口部325において、第1シールドプレート323の内面側に係合する突起部材505が形成されている。本実施の形態においては、突起部材505は、180°対向する位置に合計2箇所設けられている。
同様に、圧力センサ用エアチューブ500の第2エアポート連結ヘッド502の外側面には、第2エアポート328に連結される際に、第2シールドプレート324に設けられた第2開口部326において、第2シールドプレート324の内面側に係合する突起部材505が形成されている。本実施の形態においては、突起部材505は、180°対向する位置に合計2箇所設けられている。
図15を参照して、圧力センサ用エアチューブ500の固定構造については、第1エアポート連結ヘッド501および第2エアポート連結ヘッド502は同じ構造の採用が可能であるため、以下の説明では、第1エアポート連結ヘッド501の固定構造についてのみ説明する。
第1エアポート連結ヘッド501を第1シールドプレート323に設けられた第1開口部325から、第1エアポート327に差し込むことで、第1エアポート連結ヘッド501の外周面に設けられた突起部材505は、弾性変形しながら第1シールドプレート323を乗り越えて、第1シールドプレート323の内側に位置することになる。これにより、第1エアポート連結ヘッド501を第1シールドプレート323に固定することが可能となる。その結果、第1エアポート連結ヘッド501の第1エアポート327からの抜けを防止することができる。
ここで、図16および図17を参照して、電子血圧計1の組み立て工程における、第1エアポート連結ヘッド501の第1シールドプレート323への固定について説明する。図16に示すように、第1エアポート連結ヘッド501(圧力センサ用エアチューブ)は、予め本体部10の所定位置に載置されている。
次に、第1エアポート連結ヘッド501の上方から、内部基板12を本体部10の所定位置に載置する。このとき、作業者からは第1エアポート連結ヘッド501を視認することができない。第1エアポート連結ヘッド501は弾性力があるため、第1エアポート連結ヘッド501に第1エアポート327を押し込むことで、第1エアポート連結ヘッド501の固定は可能であるとも言える。しかし、第1エアポート327の位置がずれた場合には、第1エアポート連結ヘッド501が折れ曲がった状態で、内部基板12が本体部10に押さえつけられることも考えられる。
一方、本実施の形態においては、突起部材505を設けておくことで、第1エアポート連結ヘッド501に第1エアポート327が押し込まれた場合には、突起部材505が弾性変形しながら第1シールドプレート323を乗り越えて、第1シールドプレート323の内側に位置する際に、突起部材505の形状の復元にともなう装着感を作業者が得ることができる。これにより、作業者からは視認することができない第1エアポート連結ヘッド501への第1エアポート327の連結を確認することが可能となる。
なお、本実施の形態においては、エアポート連結ヘッドに突起部材を設け、シールドプレートに係合する構造を採用しているが、この構造に限定されない。たとえば、突起部材を係合させるための専用のプレートを内部基板12上に設けることが可能である。また、他の形態としては、内部基板12に直接係合領域を設け、この係合領域にエアポート連結ヘッドを係合させる構造を採用することも可能である。
なお、本実施の形態においては、エアポート連結ヘッドの外周面の2箇所に突起部材を設ける場合について説明しているが、上記したように、作業者が突起部材の形状の復元にともなう装着感を得ることを重視する場合には、突起部材をエアポート連結ヘッドの外周面に1箇所設ける構成でもかまわない。
また、本実施の形態においては、圧力センサ用エアチューブ500には、2つの圧力センサを連結するために、第1エアポート連結ヘッド501および第2エアポート連結ヘッド502を設ける場合について説明しているが、圧力センサ用エアチューブの固定構造については、一つの圧力センサに対して本実施の形態の構成を採用することが可能である。
なお、上記実施の形態においては、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322を内部基板12の表面側12aに配置し、圧力センサ用エアチューブ500を内部基板12の裏面側12bに配置した場合について説明しているが、第1圧力センサ321および第2圧力センサ322を内部基板12の裏面側12bに配置し、圧力センサ用エアチューブ500を内部基板12の表面側12aに配置した場合であっても同様の作用効果を得ることが可能である。
また、上記実施の形態においては、2つの圧力センサを用いた場合について説明しているが、3つ以上の圧力センサを用いた場合であっても、本実施の形態の構成を採用することが可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 電子血圧計、10 本体部、11 表カバー、12 内部基板、12a 表面側、20 カフ、21 空気袋、31 カフ用エアチューブ、40 表示部、41 操作部、41A 測定/停止スイッチ、41B タイマセットスイッチ、41C メモリスイッチ、41D,41E 矢印スイッチ、42,43 メモリ、44 電源、45 タイマ、51 ポンプ、52 弁、53 ポンプ駆動回路、54 弁駆動回路、100 CPU(Central Processing Unit)、111 圧力調整部、112 血圧算出部、113 センサ異常検出部、114 記録部、115 表示処理部、321 第1圧力センサ、322 第2圧力センサ、323 第1シールドプレート、324 第2シールドプレート、325 第1開口部、326 第2開口部、327 第1エアポート、331 第1発振回路、332 第2発振回路、401 分岐エアチューブ、500,500A,500B,500C,500D 圧力センサ用エアチューブ、501 第1エアポート連結ヘッド、502 第2エアポート連結ヘッド、503 第1連結チューブ、504,510,520,530 第2連結チューブ、505 突起部材。

Claims (4)

  1. 測定部位に装着するカフと、
    前記カフに加える圧力を調整する加圧・減圧手段と、
    第1圧力センサおよび第2圧力センサを含み、前記第1圧力センサおよび前記第2圧力センサから出力される圧力情報に基づき前記カフ内のカフ圧を検出するための圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段が検出するカフ圧の変化に基づき血圧を算出する血圧算出手段と、を備え、
    前記第1圧力センサおよび前記第2圧力センサは、内部基板の第1主面上に配設され、
    前記第1圧力センサは、前記内部基板の前記第1主面とは反対側の第2主面側に突出する第1エアポートを有し、
    前記第2圧力センサは、前記内部基板の前記第2主面側に突出する第2エアポートを有し、
    前記第1エアポートおよび前記第2エアポートには、前記第1エアポートおよび前記第2エアポートを連通させる圧力センサ用エアチューブが連結され、
    前記圧力センサ用エアチューブには、前記カフに連結するカフ用エアチューブから分岐する分岐エアチューブが連結され、
    前記圧力センサ用エアチューブは、
    前記第1エアポートに連結される第1エアポート連結ヘッドと、
    前記第2エアポートに連結される第2エアポート連結ヘッドと、
    前記第1エアポート連結ヘッドに設けられ、前記分岐エアチューブが連結される第1連結チューブと、
    前記第1エアポート連結ヘッドと前記第2エアポート連結ヘッドとを連通する第2連結チューブとを、有し
    前記第2連結チューブは、前記第1エアポート連結ヘッドおよび前記第2エアポート連結ヘッドをそれぞれ前記第1エアポートおよび前記第2エアポートに装着した際に、前記第2連結チューブ自身に生じる応力を緩和させる応力緩和機能を有し、
    前記応力緩和機能として、前記第1連結チューブの肉厚さよりも、前記第2連結チューブの肉厚さの方が薄く設けられる、電子血圧計。
  2. 測定部位に装着するカフと、
    前記カフに加える圧力を調整する加圧・減圧手段と、
    第1圧力センサおよび第2圧力センサを含み、前記第1圧力センサおよび前記第2圧力センサから出力される圧力情報に基づき前記カフ内のカフ圧を検出するための圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段が検出するカフ圧の変化に基づき血圧を算出する血圧算出手段と、を備え、
    前記第1圧力センサおよび前記第2圧力センサは、内部基板の第1主面上に配設され、
    前記第1圧力センサは、前記内部基板の前記第1主面とは反対側の第2主面側に突出する第1エアポートを有し、
    前記第2圧力センサは、前記内部基板の前記第2主面側に突出する第2エアポートを有し、
    前記第1エアポートおよび前記第2エアポートには、前記第1エアポートおよび前記第2エアポートを連通させる圧力センサ用エアチューブが連結され、
    前記圧力センサ用エアチューブには、前記カフに連結するカフ用エアチューブから分岐する分岐エアチューブが連結され、
    前記圧力センサ用エアチューブは、
    前記第1エアポートに連結される第1エアポート連結ヘッドと、
    前記第2エアポートに連結される第2エアポート連結ヘッドと、
    前記第1エアポート連結ヘッドに設けられ、前記分岐エアチューブが連結される第1連結チューブと、
    前記第1エアポート連結ヘッドと前記第2エアポート連結ヘッドとを連通する第2連結チューブとを、有し、
    前記第2連結チューブは、前記第1エアポート連結ヘッドおよび前記第2エアポート連結ヘッドをそれぞれ前記第1エアポートおよび前記第2エアポートに装着した際に、前記第2連結チューブ自身に生じる応力を緩和させる応力緩和機能を有し、
    前記応力緩和機能として、前記第2連結チューブに凸形状構造のチューブが用いられる、電子血圧計。
  3. 測定部位に装着するカフと、
    前記カフに加える圧力を調整する加圧・減圧手段と、
    第1圧力センサおよび第2圧力センサを含み、前記第1圧力センサおよび前記第2圧力センサから出力される圧力情報に基づき前記カフ内のカフ圧を検出するための圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段が検出するカフ圧の変化に基づき血圧を算出する血圧算出手段と、を備え、
    前記第1圧力センサおよび前記第2圧力センサは、内部基板の第1主面上に配設され、
    前記第1圧力センサは、前記内部基板の前記第1主面とは反対側の第2主面側に突出する第1エアポートを有し、
    前記第2圧力センサは、前記内部基板の前記第2主面側に突出する第2エアポートを有し、
    前記第1エアポートおよび前記第2エアポートには、前記第1エアポートおよび前記第2エアポートを連通させる圧力センサ用エアチューブが連結され、
    前記圧力センサ用エアチューブには、前記カフに連結するカフ用エアチューブから分岐する分岐エアチューブが連結され、
    前記圧力センサ用エアチューブは、
    前記第1エアポートに連結される第1エアポート連結ヘッドと、
    前記第2エアポートに連結される第2エアポート連結ヘッドと、
    前記第1エアポート連結ヘッドに設けられ、前記分岐エアチューブが連結される第1連結チューブと、
    前記第1エアポート連結ヘッドと前記第2エアポート連結ヘッドとを連通する第2連結チューブとを、有し、
    前記第2連結チューブは、前記第1エアポート連結ヘッドおよび前記第2エアポート連結ヘッドをそれぞれ前記第1エアポートおよび前記第2エアポートに装着した際に、前記第2連結チューブ自身に生じる応力を緩和させる応力緩和機能を有し、
    前記応力緩和機能として、前記第2連結チューブに蛇腹構造のチューブが用いられる、電子血圧計。
  4. 測定部位に装着するカフと、
    前記カフに加える圧力を調整する加圧・減圧手段と、
    第1圧力センサおよび第2圧力センサを含み、前記第1圧力センサおよび前記第2圧力センサから出力される圧力情報に基づき前記カフ内のカフ圧を検出するための圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段が検出するカフ圧の変化に基づき血圧を算出する血圧算出手段と、を備え、
    前記第1圧力センサおよび前記第2圧力センサは、内部基板の第1主面上に配設され、
    前記第1圧力センサは、前記内部基板の前記第1主面とは反対側の第2主面側に突出する第1エアポートを有し、
    前記第2圧力センサは、前記内部基板の前記第2主面側に突出する第2エアポートを有し、
    前記第1エアポートおよび前記第2エアポートには、前記第1エアポートおよび前記第2エアポートを連通させる圧力センサ用エアチューブが連結され、
    前記圧力センサ用エアチューブには、前記カフに連結するカフ用エアチューブから分岐する分岐エアチューブが連結され、
    前記圧力センサ用エアチューブは、
    前記第1エアポートに連結される第1エアポート連結ヘッドと、
    前記第2エアポートに連結される第2エアポート連結ヘッドと、
    前記第1エアポート連結ヘッドに設けられ、前記分岐エアチューブが連結される第1連結チューブと、
    前記第1エアポート連結ヘッドと前記第2エアポート連結ヘッドとを連通する第2連結チューブとを、有し、
    前記第2連結チューブは、前記第1エアポート連結ヘッドおよび前記第2エアポート連結ヘッドをそれぞれ前記第1エアポートおよび前記第2エアポートに装着した際に、前記第2連結チューブ自身に生じる応力を緩和させる応力緩和機能を有し、
    前記応力緩和機能として、前記第2連結チューブには、前記第1連結チューブよりも柔軟な異なる部材が用いられる、電子血圧計。
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