JP2012028083A - コネクタ - Google Patents

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Hiroshi Furuta
拓 古田
Shinya Oda
真也 織田
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Abstract

【課題】接続端子や電線に不具合を生じさせることなく、接続端子を円滑に挿入して互いに接続させることが可能なコネクタを得る。
【解決手段】電線20が接続された複数の接続端子21と、接続端子21が挿入可能な複数の端子挿入孔13が一列に配列されて形成されたハウジング12とを備え、接続端子21が前記端子挿入孔13に挿入されることにより、隣接する接続端子21同士を互いに接触させて導通させるコネクタ11であって、接続端子21は、前記端子挿入孔13の配列方向へ変形可能な弾性タブ26を有し、前記ハウジング12は、前記端子挿入孔13に挿入されて接触する前記接続端子21の弾性タブ26を前記端子挿入孔13の配列方向へ変形させるテーパ面15を有し、前記端子挿入孔13に挿入される接続端子21の前記弾性タブ16は、前記テーパ面15によって変形され、隣接する前記端子挿入孔13に挿入済みの接続端子21に接触される。
【選択図】図5

Description

本発明は、電線同士を互いに導通させるコネクタに関する。
例えば、自動車等の車両に配線されたワイヤハーネスを極力短くして配線形態の簡素化を図るために、同極の電線同士を接続するコネクタが用いられている(例えば、特許文献1,2参照)。
図6に示すように、このコネクタ1は、一方側にくの字形状の弾性部2が形成され、他方側に電線3と接続する平坦部4が形成されたV字形状の接続端子5を、ハウジング6に形成された位置決め用の角溝7に合わせて挿入するもので、複数の接続端子5を隣接して挿入すると、隣り合う接続端子5が相互に押圧して接触した状態となり、これらが互いに電気的に接続する構造となっている。
実開平5−61984号公報 特開2010−73514号公報
ところで、接続端子5は、隣り合う接続端子5に対して常に押圧して接触する必要があるため、弾性部2が拡張された状態となっている。したがって、接続端子5は、角溝7の壁面や既に挿入されている隣の接続端子5に接触しながら角溝7へ挿入される。このため、接続端子5の角溝7への挿入力が増大し、その結果、角溝7へ挿入する際に接続端子5が変形したり、挿入時に電線3が座屈するなどの不具合を生じる虞があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、接続端子や電線に不具合を生じさせることなく、接続端子を円滑に挿入して互いに隣接する接続端子同士を接続することが可能なコネクタを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 複数の接続端子と、前記接続端子が挿入可能な複数の端子挿入孔を一列に配列して形成されたハウジングとを備え、前記ハウジングの端子挿入孔に前記接続端子が挿入されることにより、隣接する前記接続端子同士を互いに導通接触させるコネクタであって、前記接続端子は、前記端子挿入孔の配列方向に変形可能な弾性タブを有し、前記ハウジングは、前記端子挿入孔に挿入される前記接続端子に接触して前記弾性タブを変形させるテーパ部を有し、前記端子挿入孔に挿入された前記接続端子の弾性タブは前記テーパ部によって変形され、隣接する前記端子挿入孔に挿入済みの前記接続端子に接触することを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、端子挿入孔に接続端子を挿入することにより、弾性タブがテーパ部によって変形して隣接する端子挿入孔に挿入済みの接続端子へ導通接触するので、弾性タブを予め拡張しておく必要がない。したがって、挿入時における端子挿入孔の壁面や挿入済みの接続端子への接触を極力少なくすることができる。これにより、接続端子の端子挿入孔への挿入抵抗を大幅に低減することができ、端子挿入孔への挿入時における接続端子の変形や電線の座屈などをなくし、接続端子を円滑に挿入して互いに接続させることができる。
(2) 上記(1)のコネクタであって、前記弾性タブは、前記端子挿入孔への挿入方向側が開いたU字状またはV字状に形成され、前記ハウジングには、前記端子挿入孔における前記接続端子の挿入方向前方側に、前記テーパ面を有する係合突起が設けられ、前記端子挿入孔に挿入される前記接続端子の前記弾性タブに前記係合突起が入り込むことにより、前記弾性タブが変形することを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、端子挿入孔に接続端子を挿入すると、係合突起が接続端子の弾性タブに入り込む。これにより、弾性タブが変形して隣接する端子挿入孔に挿入済みの接続端子に導通接触される。また、弾性タブに係合突起が入り込むことにより、その係合力によって接続端子がハウジングに係合され、抜けが防止される。
(3) 上記(1)または(2)のコネクタであって、前記ハウジングは、前記端子挿入孔に挿入した前記接続端子に係合して該接続端子の挿入方向後方側への移動を規制する係合片を有することを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、接続端子を端子挿入孔に挿入すると、ハウジングの係合片が接続端子に係合する。これにより、接続端子は、挿入方向後方側への移動が規制されて抜け止めされた状態となり、接続端子がハウジングに装着された状態に維持される。
本発明によれば、接続端子や電線に不具合を生じさせることなく、接続端子を円滑に挿入して隣接する接続端子同士を接続させることが可能なコネクタを提供できる。
本発明の実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図1の実施形態に係るコネクタの断面図である。 コネクタを構成するハウジングの断面図である。 ハウジングの端子挿入孔に挿入される接続端子の斜視図である。 端子挿入孔への接続端子の挿入状態を示すコネクタの断面図である。 コネクタの従来例を示すコネクタの断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は実施形態に係るコネクタの斜視図、図2は図1のコネクタの断面図、図3はコネクタを構成するハウジングの断面図、図4はハウジングの端子挿入孔に挿入される接続端子の斜視図、図5は端子挿入孔への接続端子の挿入状態を示すコネクタの断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のコネクタ11は、合成樹脂から成形されたハウジング12を有している。このハウジング12には、前面側において開口する複数の端子挿入孔(本例では4孔)13が形成されている。これらの端子挿入孔13は、一列に配列されており、それぞれ電線20の端部に接続した接続端子21が開口部13aから挿入される。
図3に示すように、各端子挿入孔13には、接続端子21の挿入方向前方側に位置して、開口部13a側に向かって突出した係合突起14が形成されている。この係合突起14には、テーパ面(テーパ部)15が形成されている。このテーパ面15は、接続端子21の挿入方向前方へ向かって隣接する端子挿入孔13側へ傾斜されている。
なお、ハウジング12の一端A側における係合突起14は、その幅寸法が小さく形成されている。
また、端子挿入孔13には、開口部13aの近傍寄りに、係合部16が形成されている。この係合部16には、接続端子21の挿入方向後方側に向かって傾斜した係合片17が形成されている。
接続端子21は、銅または銅合金から形成された金属板をプレス加工して形成され、その表面には、電気接続性能の向上のためのスズメッキを施すのが好ましい。
図4に示すように、接続端子21は、板状の端子本体22を有しており、この端子本体22には、その先端に電気接続部23が設けられ、中間に係合部24が設けられ、後端に圧着部25が設けられている。
電気接続部23は、先端側が開いた側面視U字状の弾性タブ26を有している。この弾性タブ26は、端子本体22に対して後端側へ折り返された折り返し部27と、後端側へ向かって湾曲された湾曲部28と、湾曲部28から先端側へ向かって延在した接触片29とを有している。この弾性タブ26には、接触片29に、外面側へ突出する接触突起30が形成されている。なお、弾性タブ26は、側面視V字状に形成しても良い。
係合部24は、端子本体22から側方へ押し出されて3つの側壁部31を有する箱状に形成されている。この係合部24の側壁部31には、切欠部32がそれぞれ形成されている。
圧着部25は、導体圧着部35と被覆加締部36とを有している。導体圧着部35には、電線20の端部において被覆20aから露出させた導体20bが圧着されており、被覆加締部36には、電線20の被覆20aが圧着されている。
上記のコネクタ11において、ハウジング12に接続端子21を接続するには、図5に示すように、ハウジング12の一端A側の端子挿入孔13から順に接続端子21を挿入する。
具体的には、まず、ハウジング12の一端A側の端子挿入孔13に接続端子21を挿入する。接続端子21は、その弾性タブ26の接触片29の先端が、係合突起14のテーパ面15に接触する。さらに、この接続端子21を更に深く挿入すると、接触片29が折り返し部27から離間するように変形され、弾性タブ26の折り返し部27と接触片29との間が広げられ、この折り返し部27と接触片29との間に係合突起14が入り込んだ状態となる。ここで、端子挿入孔13に設けられた係合突起14は、その幅寸法が小さくされているので、折り返し部27と接触片29とはさほど広げられることはない。
また、係合突起14が接続端子21の弾性タブ26に入り込むと、その係合力によって接続端子21がハウジング12に係合し、接続端子21のハウジング12からの抜けが防止される。
さらに、接続端子21を挿し込むと、接続端子21の側壁部31に形成された切欠部32に、ハウジング12の係合片17が係合する。これにより、接続端子21は、挿入方向後方側への移動が規制されて抜け止めされた状態となり、これらの切欠部32と係合片17との係合によっても、接続端子21がハウジング12に装着された状態に維持される。
次に、接続端子21が挿入済みとなった端子挿入孔13に隣接して別の接続端子21を挿入すると、この接続端子21は、その弾性タブ26の接触片29の先端が、係合突起14のテーパ面15に接触する。さらに、この接続端子21を深く挿入すると、接触片29が折り返し部27から離間するように変形され、弾性タブ26の折り返し部27と接触片29との間が広げられ、この折り返し部27と接触片29との間に係合突起14が入り込んだ状態となる。このように、接触片29が折り返し部27から離間するように変形されると、この接触片29の接触突起30が隣接する挿入済みの接続端子21の端子本体22に押し付けられる。これにより、この接続端子21が、隣接の接続端子21と導通接触する。
また、係合突起14が接続端子21の弾性タブ26に入り込むと、その係合力によって接続端子21がハウジング12に係合されて、ハウジング12からの抜けが防止される。
さらに、端子挿入孔13に接続端子21を深く挿し込むと、接続端子21の側壁部31に形成された切欠部32に、ハウジング12の係合片17が係合する。これにより、接続端子21は、端子挿入孔13への挿入方向後方側への移動が規制されて抜け止めされた状態となり、これらの切欠部32と係合片17との係合によっても、接続端子21がハウジング12に装着された状態に維持される。
そして、上記のように、それぞれの端子挿入孔13へ接続端子21を挿入すると、各接続端子21が弾性タブ26の接触片29を介して互いに導通接触される。
以上、説明したように、上記実施形態に係るコネクタによれば、端子挿入孔13へ接続端子21を挿入することにより、弾性タブ26の接触片29がテーパ面15によって変形して隣接する挿入済みの接続端子21に導通接触されるので、弾性タブ26を従来技術のように予め拡張しておく必要がない。したがって、挿入時における端子挿入孔13の壁面や挿入済みの接続端子21への接触を極力少なくすることができる。これにより、接続端子21の挿入抵抗を大幅に低減することができ、挿入時における接続端子21の変形や電線20の座屈などの不具合な解消し、接続端子21を円滑に挿入して互いに接続させることができる。
また、端子挿入孔13へ接続端子21を挿入すると、係合突起14が接続端子21の弾性タブ26に入り込むことにより、その係合力によって接続端子21がハウジング12に係合され、係合片17と切欠部32との係合とともに、接続端子21のハウジング12からの抜けを確実に防止することができる。
しかも、端子挿入孔13へ挿入された接続端子21は、係合部24によって挿入方向後方側への移動が規制されて抜け止めされた状態となり、よって、これらの切欠部32と係合片17との係合によっても、接続端子21がハウジング12に装着されて隣接する接続端子21同士が導通接触した状態に維持される。
11 コネクタ
12 ハウジング
13 端子挿入孔
14 係合突起
15 テーパ面(テーパ部)
17 係合片
20 電線
21 接続端子
26 弾性タブ

Claims (3)

  1. 複数の接続端子と、前記接続端子が挿入可能な複数の端子挿入孔を一列に配列して形成されたハウジングとを備え、前記ハウジングの端子挿入孔に前記接続端子が挿入されることにより、隣接する前記接続端子同士を互いに導通接触させるコネクタであって、
    前記接続端子は、前記端子挿入孔の配列方向に変形可能な弾性タブを有し、
    前記ハウジングは、前記端子挿入孔に挿入される前記接続端子に接触して前記弾性タブを変形させるテーパ部を有し、前記端子挿入孔に挿入された前記接続端子の弾性タブは前記テーパ部によって変形され、隣接する前記端子挿入孔に挿入済みの前記接続端子に接触することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記弾性タブは、前記端子挿入孔への挿入方向側が開放されたU字状またはV字状に形成され、
    前記ハウジングには、前記端子挿入孔における前記接続端子の挿入方向前方側に、前記テーパ面を有する係合突起が設けられ、
    前記端子挿入孔に挿入される前記接続端子の前記弾性タブに前記係合突起が入り込むことにより、前記弾性タブが変形することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ハウジングは、前記端子挿入孔に挿入した前記接続端子に係合して該接続端子の挿入方向後方側への移動を規制する係合片を有することを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ。
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