JP2012027656A - ディザスタリカバリシステムのための管理装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本システム1の管理装置4は、複数のデータセンターの各々の現在のリソース量を記憶している。この管理装置4は、ユーザシステムが必要とするリソース量が入力されると、ユーザシステムを配置した平常時のデータセンターが属する地域で障害が発生したと仮定して、該障害の影響が及ばない地域に属するデータセンターにユーザシステムを配置できるだけのリソース量を、バックアップリソースとして確保しておけるか否かを判断する。バックアップリソース確保可能と判断されると、ユーザシステムの平常時の配置先となるデータセンター及び該データセンターにおいて該ユーザシステムに割り当てられるべきプライマリリソース量を特定する情報を出力する。
【選択図】 図1
Description
以下、本発明の一つの実施の形態の管理装置について、図面を用いて説明する。ここでは、管理装置を備えるシステム(以下、本システムという)を例示して説明する。図1は、本システムの構成を示す説明図である。図1に示すように、本システム1は、複数の地域(大阪、東京、富山など)に分散して配置された複数のデータセンター2を備えている。この例では、大阪に2つのデータセンター2(図では、DC−1、2)が設置され、東京に2つのデータセンター2(DC−3、4)が設置され、富山に2つのデータセンター2(DC−5、6)が設置されている。
本システム1は、次の3つの機能を備えている。第1の機能は「地域規模の障害発生に確実に対応する機能」である。この機能により、「いつ」「どの地域」で障害が発生しても、障害発生地域のすべてのユーザシステム3が別地域で復旧稼働できるだけのバックアップリソースが常に確保されていることを保証することができ、障害時に迅速に復旧を行うことができるようになる。
本システム1は、上記の3つの機能をすべて実現することができるように、以下の2つの特徴を備えているともいえる。第1の特徴は「全データセンターでのバックアップリソースの統合管理」である。各地域で必要なバックアップリソースの確保を個別に行ったのでは、地域間のバックアップリソースの共有を効果的に行うことはできない。そのため、本システム1では、まず「各地域のデータセンター間全体」でユーザシステム3を平常時に稼働させるために使用できるリソース量の上限値(トータルプライマリリソース容量)を算出し、その残りのリソースを共有バックアップリソースとして確保している。この上限値は、どの地域で障害が発生しても、その他の地域で障害復旧が可能なだけのバックアップリソースが確保されるように算出される。したがって、本システム1では、上記のデータセンター間全体の上限値を超えない範囲で、ユーザシステム3を、希望する地域のデータセンター2へ自由に配置することができる。
本システム1は、データセンター間(DC間)のデータ同期による機能の利用を前提としている。まず、DC間のデータ同期について、図2を参照しながら説明する。図2は、DC間のデータ同期の説明図である。図2に示すように、データセンター2は、ゲートウェイサーバ9とDNSサーバ10と仮想化サーバ11とデータベースサーバ12とストレージサーバ13を備えている。仮想化サーバ11としては、例えば「VMware Server」や「VMware ESX」等を利用することができる。各データセンター2のデータベースサーバ12とストレージサーバ13は、データ同期回線(専用線、VPN回線等)で接続されており、データが同期されている。ここでは、各DC間のデータ同期の方法や方式の詳細については特に言及しないが、例えば、既知のストレージ間のレプリケーション機能を利用することができる。各DC間でデータ同期されると、あるDC及びそのDCのストレージに障害が発生しても、同じユーザシステム3を再起動するのに必要なデータを別のDCのストレージから得ることができる。
続いて、本システム1で用いられる管理情報について、図6と図7を参照して説明する。本システム1の管理情報には、データセンター関連の管理情報とユーザシステム関連の管理情報が含まれる。図6は、データセンター関連の管理情報の一例を示す図である。図6に示すように、データセンター関連の管理情報は、個々のデータセンター2(DCn)に関する個別DC関連の管理情報と、DC全体の管理情報とに大別される。
次に、本システム1の処理フローについて説明する。本システム1の処理フローは、各DCのバックアップ容量の指定方式によって異なる。したがって、ここでは、まず、バックアップ容量の指定方式について説明する。バックアップ容量の指定方式は、各DCのバックアップリソース容量を固定的に指定しない「非固定方式」と、各DCのバックアップリソース容量を固定的に指定する「固定方式」に分けられる。
ここで、トータルプライマリ容量TPとトータルバックアップ容量TBの算出方法について説明する。まず、前処理として、地域災害発生の各DCへの影響という視点からエリアを定義する。より具体的には、DCごとに地域災害発生時に影響を受ける可能性のある地理的範囲を「リージョン」と定め、そのリージョンの境界線で区切られる各区域を「エリア」と定める。
つぎに、ユーザシステム3の配置先DCの選定方法について説明する。図17は、プライマリDCの選定条件の一例を示す図である。ユーザシステム3のプライマリDC選定では、図17の4つの条件(条件ア〜エ)をすべて満たさなければならない。プライマリDCの候補とするDCの中に条件を満たすものがない場合は、ユーザシステム3の追加はNGとなる。なお、条件アは、非固定方式の場合のみ判定が必要であり、条件エは、最小分割リソース容量を保証する場合のみ判定が必要である。
まず、ユーザシステム3の構成について説明する。図20は、ユーザシステム3の構成の説明図である。図20に示すように、ユーザシステム3は、複数のアプリケーションサーバ14によって構成され、各アプリケーションサーバ14は、相互に通信可能な状態になっている(矢印(i)参照)。ユーザシステム3は、ユーザシステム3ごとにデータアクセスゲートウェイ15を備えており、データアクセスゲートウェイ15は、各アプリケーションサーバ14から共用のデータベースサーバ12、ストレージサーバ13内の所有データへのアクセスを転送する(矢印(ii)参照)。このユーザシステム3は、ユーザシステム3ごとにサービスゲートウェイ16を備えており、サービスゲートウェイ16は、提供サービスの利用者からのアクセスを、サービスフロントサーバとして指定されたアプリケーションサーバ14へ転送する(矢印(iii)参照)。また、ユーザシステム3では、セキュリティ確保の観点から、各サービスゲートウェイ16とデータアクセスゲートウェイ15は、ユーザシステム3をまたがる通信を遮断する(矢印(iv)参照)。さらに、このユーザシステム3では、DNSサーバ10にユーザシステム3のサービス公開用のホスト名とサービスゲートウェイ16のIPアドレスのマッチング情報を登録する(矢印(v)参照)。
各アプリケーションサーバの割当リソース量
=ユーザシステムの割当リソース量×各アプリケーションサーバの割当リソース割合
2 データセンター
3 ユーザシステム
4 管理装置
5 記憶部
6 入力部
7 処理部
8 表示部
9 ゲートウェイサーバ
10 DNSサーバ
11 仮想化サーバ
12 データベースサーバ
13 ストレージサーバ
14 アプリケーションサーバ
15 データアクセスゲートウェイ
16 サービスゲートウェイ
Claims (25)
- 複数のデータセンターのうちの一つにユーザシステムを配置するための管理装置であって、
各データセンターは、少なくとも一つの仮想化サーバを含み、
前記仮想化サーバは、該仮想化サーバで動作する少なくとも一つの仮想マシンにより、配置されたユーザシステムを動作させることが可能なものであり、
各データセンターが有すリソースは、ユーザシステムが平常時に使用するプライマリリソースとして割り当てられるという用途と、障害時のためのバックアップリソースとして確保されるという用途の、いずれに供することも可能なものであり、
前記管理装置は、
前記複数のデータセンターの各々の現在のリソース量に関する第1の情報を記憶する記憶手段と、
ユーザシステムの配置要求として、該ユーザシステムが必要とするリソース量を示す第2の情報を入力する入力手段と、
前記ユーザシステムを配置した平常時のデータセンターが属する地域で障害が発生したと仮定して、該障害の影響が及ばない地域に属するデータセンターに前記ユーザシステムを配置できるだけのリソース量を、バックアップリソースとして確保しておけるか否かを、前記第1の情報及び前記第2の情報に基づいて、判断する判断手段と、
前記判断手段によるバックアップリソース確保可能の判断に応じて、前記ユーザシステムの平常時の配置先となるデータセンター及び該データセンターにおいて該ユーザシステムに割り当てられるべきプライマリリソース量を特定する情報を出力し、前記判断手段によるバックアップリソース確保不能の判断に応じて、前記ユーザシステムの配置要求を拒否する出力手段と
を備えることを特徴とする管理装置。 - 前記判断手段は、前記第1の情報に基づき、前記複数のデータセンター全体においてプライマリリソースとしての使用を許可するリソース量であるトータルプライマリリソース容量を定め、前記第2の情報が示す前記ユーザシステムが必要とするリソース量が、前記トータルプライマリリソース容量の範囲内で割り当て可能であるか否かを判断する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の管理装置。
- ある地域で障害が発生したと仮定して、該障害の影響が及ばない地域に属するデータセンターが有するリソースの容量を合計する処理を、複数の地域について行うことにより、複数の合計リソース容量を得、これら合計リソース容量のうち最も小さいものを、前記トータルプライマリリソース容量として定めることを特徴とする請求項2記載の管理装置。
- 前記判断手段は、前記第1の情報に基づき、前記ユーザシステムの平常時の配置先となるデータセンターにおいてプライマリリソースとしての使用を許可するリソース量である個別プライマリリソース容量を定め、前記第2の情報が示す前記ユーザシステムが必要とするリソース量が、前記個別プライマリリソース容量の範囲内で割り当て可能であるか否かを判断する手段を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の管理装置。
- 所定の基準により選択されたデータセンターを、前記ユーザシステムの平常時の配置先となるデータセンターの候補として、前記判断手段における判断を行うことを特徴とする請求項4記載の管理装置。
- 前記ユーザシステムを配置した平常時のデータセンターが属する地域で障害が発生した場合に前記ユーザシステムが配置される障害時のデータセンターを、前記障害の影響が及ばない地域に属するデータセンターの中から選定する選定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の管理装置。
- 所定の基準により選択されたデータセンターを、前記ユーザシステムの障害時の配置先となるデータセンターの候補として、前記選定手段における選定を行うことを特徴とする請求項6記載の管理装置。
- 前記選定手段は、前記第1の情報に基づき、前記ユーザシステムの障害時の配置先となるデータセンターにおいてバックアップリソースとして使用可能なリソース量である個別バックアップリソース容量を定め、前記第2の情報が示す前記ユーザシステムが必要とするリソース量が、前記個別バックアップリソース容量の範囲内で割り当て可能であるか否かを判断する手段を含むことを特徴とする請求項6又は7記載の管理装置。
- 前記判断手段による判断を行う際に、前記選定手段による選定を行い、
前記出力手段は、前記ユーザシステムの平常時の配置先となるデータセンターを特定する情報の出力に加えて、前記ユーザシステムの障害時の配置先となるデータセンターを特定する情報の出力を行うものであり、前記選定手段において前記ユーザシステムの障害時の配置先となるデータセンターが選定できなかった場合には、前記ユーザシステムの配置要求を拒否するものであることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項記載の管理装置。 - 前記障害が発生した際に、前記選定手段により選定を行い、
前記ユーザシステムの障害時の配置先となるデータセンター及び該データセンターにおいて該ユーザシステムに割り当てられるべきバックアップリソース量を特定する情報を出力する追加出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項記載の管理装置。 - 前記判断手段は、前記ユーザシステムの平常時の配置先となるデータセンターが有するリソースの容量までのリソース量が、プライマリリソースとしての使用が許可されているものとして、該データセンターにおいて前記ユーザシステムが必要とするリソース量が割り当て可能であるか否かを判断する手段を含み、
前記選定手段は、前記ユーザシステムの障害時の配置先となるデータセンターが有するリソースの容量から、現在使用されているリソース量を除いた容量の範囲内で、該データセンターにおいて前記ユーザシステムが必要とするリソース量が割り当て可能であるか否かを判断する手段を含むことを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項記載の管理装置。 - 前記ユーザシステムの平常時の配置先となるデータセンターを障害時の配置先とする他のユーザシステムが、該データセンターにおいて必要とするリソース量が、割り当て可能であるか否かを判断し、割り当て可能でない場合には、該他のユーザシステムの障害時の配置先となるデータセンターの選定をし直す再選定手段をさらに備えることを特徴とする請求項11記載の管理装置。
- 前記判断手段は、前記ユーザシステムの平常時の配置先となるデータセンターが有するリソースの容量から、該データセンターにおいてバックアップリソースとして予め確保されているバックアップリソース容量を除いた容量までのリソース量が、プライマリリソースとしての使用が許可されているものとして、該データセンターにおいて前記ユーザシステムが必要とするリソース量が割り当て可能であるか否かを判断する手段を含み、
前記選定手段は、前記ユーザシステムの障害時の配置先となるデータセンターにおいてバックアップリソースとして予め確保されているバックアップリソース容量の範囲内で、該データセンターにおいて前記ユーザシステムが必要とするリソース量が割り当て可能であるか否かを判断する手段を含むことを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項記載の管理装置。 - 前記複数のデータセンター全体においてバックアップリソースとして確保されるリソース量であるトータルバックアップリソース容量を、複数のデータセンターに割り振ることにより、各データセンターにおいてバックアップリソースとして予め確保される前記バックアップリソース容量が定められていることを特徴とする請求項13記載の管理装置。
- 前記ユーザシステムが平常時に配置されるデータセンターとして、二つ以上のデータセンターを選定し、前記ユーザシステムが必要とするリソース量を該二つ以上のデータセンターに割り振ることにより、プライマリリソース量の割り当てを可能とする分割手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記載の管理装置。
- 前記ユーザシステムが障害時に配置されるデータセンターとして、二つ以上のデータセンターを選定し、前記ユーザシステムが必要とするリソース量を該二つ以上のデータセンターに割り振ることにより、前記障害が発生した際のバックアップリソース量の割り当てを可能とする分割手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記載の管理装置。
- 前記第2の情報は、前記ユーザシステムが必要とするリソース量を二つ以上のデータセンターに割り振る場合に、各データセンターで最低限割り当てられるべき、最小分割リソース量を示す情報を含み、
前記分割手段は、前記第2の情報を参照してリソース量の割り振りを行う手段を含むことを特徴とする請求項15又は16記載の管理装置。 - 前記出力手段は、前記ユーザシステムの平常時の配置先となるデータセンターを特定する情報の出力に加えて、前記ユーザシステムの障害時の配置先となるデータセンターを特定する情報の出力を行うものであり、
前記分割手段において前記最小分割リソース量に従った割り振りができなかった場合には、他のユーザシステムの障害時の配置先となるデータセンターの選定をし直す再選定手段をさらに備えることを特徴とする請求項17記載の管理装置。 - 前記ユーザシステムが必要とするリソース量を二つ以上の障害時の配置先となるデータセンターに割り振る場合の最小分割リソース量の条件が、平常時の配置先となるデータセンターに割り振る場合の条件よりも、緩和して設定されていることを特徴とする請求項17記載の管理装置。
- 前記ユーザシステムは、少なくとも一つのアプリケーションサーバと、該アプリケーションサーバをネットワーク経由でクライアントからアクセス可能とするための手段とを含むものであり、
前記アプリケーションサーバは、前記仮想マシンにより実現されるものであることを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項記載の管理装置。 - 前記ネットワークにおける名前解決サーバに、前記ユーザシステムのサービス公開用の名前と、前記ユーザシステムが配置されたデータセンターを前記ネットワークにおいて特定可能なアドレスとの対応を、登録することにより、前記クライアントからのアクセスを可能とする手段をさらに備えることを特徴とする請求項20記載の管理装置。
- 一つの地域で発生した障害が一つ以上の異なる地域に属するデータセンターに影響を与える可能性がある場合の、障害発生地域とその影響が及ぶデータセンターとの関係を示す第3の情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
前記判断手段は、前記第3の情報を参照して判断を行う手段を含むことを特徴とする請求項1〜21のいずれか1項記載の管理装置。 - 前記複数のデータセンターは、あるグループで発生した障害が他のグループのデータセンターには影響を与えないように、地域毎にグループ分けされており、
各グループ内のデータセンターが有するリソースの合計容量のうち最も大きいものを、前記複数のデータセンター全体が有するリソースの容量から減算した容量を、前記複数のデータセンター全体においてプライマリリソースとしての使用を許可するリソース量とすることを特徴とする請求項1〜21のいずれか1項記載の管理装置。 - 複数のデータセンターのうちの一つにユーザシステムを配置するための管理方法であって、
各データセンターは、少なくとも一つの仮想化サーバを含み、
前記仮想化サーバは、該仮想化サーバで動作する少なくとも一つの仮想マシンにより、配置されたユーザシステムを動作させることが可能なものであり、
各データセンターが有すリソースは、ユーザシステムが平常時に使用するプライマリリソースとして割り当てられるという用途と、障害時のためのバックアップリソースとして確保されるという用途の、いずれに供することも可能なものであり、
前記管理方法は、
前記複数のデータセンターの各々の現在のリソース量に関する第1の情報を記憶し、
ユーザシステムの配置要求として、該ユーザシステムが必要とするリソース量を示す第2の情報を入力し、
前記ユーザシステムを配置した平常時のデータセンターが属する地域で障害が発生したと仮定して、該障害の影響が及ばない地域に属するデータセンターに前記ユーザシステムを配置できるだけのリソース量を、バックアップリソースとして確保しておけるか否かを、前記第1の情報及び前記第2の情報に基づいて、判断し、
バックアップリソース確保可能の判断に応じて、前記ユーザシステムの平常時の配置先となるデータセンター及び該データセンターにおいて該ユーザシステムに割り当てられるべきプライマリリソース量を特定する情報を出力し、バックアップリソース確保不能の判断に応じて、前記ユーザシステムの配置要求を拒否する
ことを特徴とする管理方法。 - コンピュータを、複数のデータセンターのうちの一つにユーザシステムを配置するための管理装置として動作させるための、管理プログラムであって、
各データセンターは、少なくとも一つの仮想化サーバを含み、
前記仮想化サーバは、該仮想化サーバで動作する少なくとも一つの仮想マシンにより、配置されたユーザシステムを動作させることが可能なものであり、
各データセンターが有すリソースは、ユーザシステムが平常時に使用するプライマリリソースとして割り当てられるという用途と、障害時のためのバックアップリソースとして確保されるという用途の、いずれに供することも可能なものであり、
前記管理装置は、
前記複数のデータセンターの各々の現在のリソース量に関する第1の情報を記憶する記憶手段と、
ユーザシステムの配置要求として、該ユーザシステムが必要とするリソース量を示す第2の情報を入力する入力手段と、
前記ユーザシステムを配置した平常時のデータセンターが属する地域で障害が発生したと仮定して、該障害の影響が及ばない地域に属するデータセンターに前記ユーザシステムを配置できるだけのリソース量を、バックアップリソースとして確保しておけるか否かを、前記第1の情報及び前記第2の情報に基づいて、判断する判断手段と、
前記判断手段によるバックアップリソース確保可能の判断に応じて、前記ユーザシステムの平常時の配置先となるデータセンター及び該データセンターにおいて該ユーザシステムに割り当てられるべきプライマリリソース量を特定する情報を出力し、前記判断手段によるバックアップリソース確保不能の判断に応じて、前記ユーザシステムの配置要求を拒否する出力手段と
を備えるものであることを特徴とする管理プログラム。
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JP5512442B2 (ja) | 2014-06-04 |
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