JP2012027055A - プロジェクター及びプロジェクターの制御方法 - Google Patents

プロジェクター及びプロジェクターの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プロジェクターの使用終了時に、ユーザーがレンズカバーを閉じるのを忘れることをなくし、投写レンズを傷や汚れから保護することが可能なプロジェクターを提供することを目的とする。
【解決手段】投写レンズ19と、投写レンズ19の投写側に開閉可能に備えられるシャッター20と、前記シャッター20の開閉状態を検出するカバー開閉検出部21と、動作電力を供給する電源部27と、前記動作電力の供給停止を指示するオフ操作を含む操作を入力させる入力操作部22と、前記電源部27に前記動作電力の供給と停止を指示する制御部11と、を備えたプロジェクターであって、前記入力操作部22においてオフ操作が入力され、かつ、前記カバー開閉検出部21が前記シャッター20の閉状態を検出した場合に、前記制御部11が、前記電源部27に前記動作電力の供給停止を指示する、ことを特徴とするプロジェクター。
【選択図】図3

Description

本発明は、プロジェクター及びプロジェクターの制御方法に関する。
従来、光源から射出された光を画像信号に応じて変調し、変調した光を投写することで画像を形成するプロジェクターが知られている。このようなプロジェクターは、投写レンズを備えており、投写レンズを用いて画像をスクリーン等に拡大投写可能に構成されている。
このプロジェクターに備える投写レンズは傷付きやすく汚れやすいため、プロジェクターを使用しない場合には、投写レンズを保護する必要がある。そのため、装置本体を内部に収納する筐体に、投写レンズを保護するレンズカバーをスライド自在に設けたプロジェクターが知られている。このプロジェクターでは、レンズカバーを閉じた際に、レンズカバーの発熱を抑えるため、液晶パネルの駆動状態を制御して黒画像を形成させている(特許文献1参照)。
また、別のプロジェクターとして、映像の投写を中断するためにレンズカバーを閉めることによって、レンズカバーが高温となり、変形してしまうことを防止するため、投写レンズの光路がレンズカバーで遮られたことを検出し、所定時間経過した後に、警告音を発し、プロジェクターの電源を自動でオフするものがある(特許文献2参照)。
特開2007−240551号公報 特開2009−42677号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプロジェクターでは、電源をオフする際にレンズカバーを閉じることは必ずしも必要でない。従って、電源オフの後、レンズカバーを閉じるのを忘れてしまうことがあり、その場合には、レンズカバーは開いたままの状態となる。そのため、投写レンズに傷や汚れがついてしまう虞がある。
また、特許文献2に記載のプロジェクターでは、ユーザーが映像の投写中にレンズカバーを閉じた後、カバーを開け忘れた場合に、レンズカバーの高温化を防止するために、電源を自動でオフするためものである。つまり、プロジェクターの使用が正常に終了した場合には、レンズカバーが開いたままの状態となる。そのため、投写レンズに傷や汚れがついてしまう虞がある。
そこで、本発明では、プロジェクターの使用終了時に、ユーザーがレンズカバーを閉じるのを忘れることなく、プロジェクターを使用しない状態において投写レンズを傷や汚れから保護することが可能なプロジェクターを提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかるプロジェクターは、投写レンズと、前記投写レンズの投写側に開閉可能に備えられるレンズカバーと、前記レンズカバーの開閉状態を検出する検出部と、動作電力を供給する電源部と、前記動作電力の供給停止を指示するオフ操作を含む操作を入力させる入力操作部と、前記電源部に前記動作電力の供給と停止を指示する制御部と、を備えたプロジェクターであって、前記入力操作部において前記オフ操作が入力され、かつ、前記検出部が前記レンズカバーの閉状態を検出した場合に、前記制御部が、前記電源部に前記動作電力の供給停止を指示することを特徴とする。
上述の適用例によれば、電源部が動作電力の供給を停止するためには、入力操作部においてオフ操作が入力され、かつ、検出部においてレンズカバーの閉状態が検出される必要がある。すなわち、電源部が動作電力の供給を停止させる場合には、レンズカバーが閉じていなければならず、プロジェクターを使用しない状態においても確実に投写レンズを傷や汚れから保護することが可能となる。
[適用例2]上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記入力操作部において前記オフ操作が入力された時点から、予め設定されたレンズカバー操作待ち時間内に、前記検出部が前記レンズカバーの閉状態を検出しなかった場合に、入力された前記オフ操作が無効とされることを特徴とする。
上述の適用例によれば、入力操作部においてオフ操作が入力された時点から予め設定されたレンズカバー操作待ち時間内に、検出部がレンズカバーの閉状態を検出しなかった場合に、入力操作部において入力されたオフ操作が無効とされる。入力操作部において入力されたオフ操作が無効とされることにより、検出部がレンズカバーの閉状態を検出しても、制御部が、電源部に動作電力の供給停止を指示しない。従って、プロジェクターの電源をオフするため、入力操作部においてオフ操作を入力したが、プロジェクターを継続して使用する事態が発生した場合や、間違えてオフ操作した場合に、改めて取り消しの操作を必要としないため、継続してプロジェクターを使用することが容易に可能となる。
さらに、オフ操作をしても、それだけでは電源が切れないことをユーザーが認識することができ、電源を切るには、レンズカバーを閉じることが必要であることをユーザーが認識することができる。なお、制御部が、電源部に動作電力の供給停止を指示するには、再度、入力操作部においてオフ操作が入力され、検出部がレンズカバーの閉状態を検出する必要がある。
[適用例3]上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記レンズカバー操作待ち時間内に、前記入力操作部において前記オフ操作以外の操作が入力された場合に、入力された前記オフ操作が無効とされることが望ましい。
上述の適用例によれば、入力操作部においてオフ操作が入力された時点から予め設定されたレンズカバー操作待ち時間内に、入力操作部においてオフ操作以外の操作が入力された場合に入力操作部において入力されたオフ操作が無効とされる。入力操作部において入力されたオフ操作が無効とされることにより、検出部がレンズカバーの閉状態を検出しても、制御部が、電源部に動作電力の供給停止を指示しない。従って、間違えて操作した場合に、オフ操作以外の入力操作を行うことにより、容易にオフ動作をキャンセルすることが可能となる。なお、制御部が、電源部に動作電力の供給停止を指示するには、再度、入力操作部においてオフ操作が入力され、検出部がレンズカバーの閉状態を検出する必要がある。
[適用例4]上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記入力操作部で前記オフ操作が入力されたことを通知する通知部を備えることが望ましい。
上述の適用例によれば、入力操作部でオフ操作が入力されたことを通知する通知部を備えることにより、ユーザーにレンズカバーを閉じる操作を通知することができる。これにより、ユーザーがレンズカバーを閉じることを認識させることができ、容易にユーザーにレンズカバーを閉じさせることができる。従って、プロジェクターを使用しない状態において投写レンズを傷や汚れから保護することが可能となる。
[適用例5]上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記投写レンズを内部に収容する筐体と、前記筐体の内部を冷却する冷却部と、を備え、前記入力操作部において前記オフ操作が入力され、かつ、前記検出部が前記レンズカバーの閉状態を検出した場合に、前記制御部は、予め設定された冷却時間を経過すると前記冷却部に冷却終了と、前記電源部に前記動作電力の供給停止と、を指示することを特徴とする。
上述の適用例によれば、制御部は、予め設定された冷却時間を経過すると冷却部に冷却終了を指示し、電源部に動作電力の供給停止を指示することができる。筐体の内部の冷却を行うのは、冷却を行わず高温のまま放置した場合には、投写レンズ等の筐体に収納された部品を劣化させる虞があるためである。電源部が動作電力の供給を停止したときには、冷却部による予め設定された冷却時間の冷却が終了し、かつ、レンズカバーが閉じていることになる。従って、部品の劣化を防止し、かつ、プロジェクターを使用しない状態において投写レンズを傷や汚れから保護することが可能となる。
[適用例6]上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記投写レンズを内部に収容する筐体と、前記筐体の内部を冷却する冷却部と、前記筐体の内部の温度を検知する温度検知部と、を備え、前記入力操作部において前記オフ操作が入力され、かつ、前記検出部が前記レンズカバーの閉状態を検出した場合であって、前記制御部は、予め設定された温度以下になったことを前記温度検知部が検知した場合に、前記冷却部に冷却終了と、前記電源部に前記動作電力の供給停止と、を指示することを特徴とする。
上述の適用例によれば、制御部は、予め設定された温度以下になったことを温度検知部が検知すると冷却部に冷却終了を指示し、電源部に動作電力の供給停止を指示することができる。筐体の内部の冷却を行うのは、冷却を行わず高温のまま放置した場合には、投写レンズ等の筐体に収納された部品を劣化させる虞があるためである。さらに、筐体の内部の温度で冷却終了の判断を行うことができるので、確実な冷却終了の判断を行うことができる。電源部が動作電力の供給を停止したときには、冷却部による予め設定された温度での冷却が終了し、かつ、レンズカバーが閉じていることになる。従って、部品の劣化を防止し、かつ、プロジェクターを使用しない状態において投写レンズを傷や汚れから保護することが可能となる。
[適用例7]上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記冷却の終了以前に前記検出部が前記レンズカバーの開状態を検出した場合に、入力された前記オフ操作が無効とされることを特徴とする。
上述の適用例によれば、オフ操作が無効とされ、制御部が電源部に動作電力の供給停止を指示しないことにより、オフ操作による停止動作が完了していないことをユーザーに知らせることができる。従って、ユーザーにシャッターを閉じる操作を促すこととなり、シャッターを閉じるのを忘れることを防ぐことができ、プロジェクターを使用しない状態において投写レンズを傷や汚れから保護することが可能となる。
[適用例8]上記適用例にかかるプロジェクターにおいて、前記冷却の終了以前に前記検出部が前記レンズカバーの開状態を検出した場合に、前記検出部が前記レンズカバーの閉状態を検出するまで前記冷却を継続することを特徴とする。
上述の適用例によれば、検出部がレンズカバーの閉状態を検出するまで冷却を継続することにより、オフ操作による停止動作が完了していないことをユーザーに知らせることができる。従って、ユーザーにシャッターを閉じる操作を促すこととなり、プロジェクターを使用しない状態において投写レンズを傷や汚れから保護することが可能となる。
[適用例9]本適用例にかかるプロジェクターの制御方法は、投写レンズと、前記投写レンズの投写側に開閉可能に備えられるレンズカバーと、前記レンズカバーの開閉状態を検出する検出部と、動作電力を供給する電源部と、前記動作電力の供給停止を指示するオフ操作を含む操作を入力させる入力操作部と、前記電源部に前記動作電力の供給と停止を指示する制御部と、を備えたプロジェクターの制御方法であって、前記入力操作部において前記オフ操作が入力されたことを確認するオフ操作入力確認工程と、前記検出部が前記レンズカバーの閉状態を検出するレンズカバー閉状態検出工程と、前記オフ操作が入力されたことが確認され、かつ、レンズカバーの閉状態が検出された場合に、前記制御部が、前記電源部に前記動作電力の供給停止を指示する電力停止工程と、を備えたことを特徴とする。
上述の適用例によれば、オフ操作入力確認工程で、入力操作部においてオフ操作が入力されたことを確認し、レンズカバー閉状態検出工程で、検出部がレンズカバーの閉状態を検出する。オフ操作が入力されたことが確認され、かつ、レンズカバーの閉状態が検出された場合に、供給停止指示工程で、制御部が、電源部に動作電力の供給停止を指示する。すなわち、電源部が動作電力の供給を停止した場合には、レンズカバーが閉じていることになる。従って、プロジェクターを使用しない状態において投写レンズを傷や汚れから保護することが可能となる。
本発明の第一実施形態に係るプロジェクターの外観の概略図。 本発明の第一実施形態に係るプロジェクターの機能ブロック図。 本発明の第一実施形態に係るオフ操作時の処理フローを示すフローチャート。 本発明の第二実施形態に係るオフ操作時の処理フローを示すフローチャート。 本発明の第三実施形態に係るオフ操作時の処理フローを示すフローチャート。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態に係るプロジェクターの外観を示す図である。図1(a)に示すように、プロジェクター10には、図示しない制御部、投写部、電源部等を収納した筐体34が備えられている。筐体34の上面には、ユーザーにプロジェクター10の操作を入力させるためのキー操作部24が備えられている。キー操作部24には、電源ボタンや各種機能ボタン等が備えられている。また、筐体34の前面34aには、開口部34bが設けられており、投写レンズ19が備えられている。さらに、開口部34bを開閉可能なシャッター20が備えられている。シャッター20は、スライドすることで開口部34bを開閉させる。筐体34の前面34aには、リモコン受信部25が備えられている。
シャッター20は、レンズカバーとして機能する。図1(a)は、シャッター20が開いた状態を示し、投写レンズ19の投写側は開放されており、光をスクリーン(図示せず)に投写することで、画像が形成される。図1(b)は、シャッター20が閉じた状態を示し、投写レンズ19の投写側はシャッター20によって覆われており、投写レンズ19が傷や汚れから保護されている。
図2は、本発明の第一実施形態に係るプロジェクター10の構成を示すブロック図である。以下、詳細について説明する。
プロジェクター10は、制御部11、信号入力部12、信号処理部13、投写部14、シャッター20、カバー開閉検出部21、入力操作部22、リモコン受信部25、電源部27、記憶部28、タイマー29、冷却部30、LED表示部33、通信部35等を備えている。
制御部11は、記憶部28に記憶されている制御プログラムにより動作し、プロジェクター10の機能全体を制御する。制御部11は、入力操作部22におけるユーザーの操作に基づく制御信号を受信し、カバー開閉検出部21におけるシャッター20の開閉状態の検出信号を受信し、電源部27にプロジェクター10の各部への電源の供給と停止の指示信号を出力する。さらに、制御部11は、タイマー29へ計時を指示する。
カバー開閉検出部21は、シャッター20の開閉状態を検出し、開状態の検出信号または閉状態の検出信号を制御部11へ出力する。
信号入力部12は、画像信号入力端子を備え、外部機器より入力された画像信号を、画像信号入力端子を介して、信号処理部13へ出力する。
信号処理部13は、制御部11の指示信号に基づき、入力された画像信号に信号処理を行い、ライトバルブ駆動部15へ出力する。さらに、信号処理部13は、制御部11からの指示信号に従って、メニュー画像やメッセージ等の制御用画像信号を画像信号に重畳する。
投写部14は、光源駆動部17と、光源18と、ライトバルブ駆動部15と、液晶ライトバルブ16と、投写レンズ19と、を備えている。光源駆動部17は、光源18の点灯や消灯等の制御を行うための光源駆動回路を備え、制御部11からの指示信号に従って光源18を駆動する。光源18は、高圧水銀ランプを備え、光を射出する。射出された光は液晶ライトバルブ16の表示領域(図示せず)に入射する。
ライトバルブ駆動部15は、ライトバルブ駆動回路を備え、信号処理部13から出力された画像信号に基づいて、制御部11の指示信号により液晶ライトバルブ16を駆動し、画像信号に基づいた画像を液晶ライトバルブ16の表示領域(図示せず)に形成する。
投写レンズ19は、複数のレンズを備え、液晶ライトバルブ16を透過した光をスクリーン(図示せず)に投写することで、画像を形成する。
なお、投写部14は、入力操作部22においてオフ操作を入力されたことをユーザーに通知する通知部としても機能する。
入力操作部22は、キー操作部24とキー入力処理部23とを備えている。キー操作部24は、電源ボタンや各種機能ボタン等の操作キーを備え、ユーザーからの指示を入力させるための入力手段である。ユーザーは、キー操作部24を操作して制御部11に指示する。キー入力処理部23は、キー操作部24における操作信号、またはリモコン26から送信された信号を受信するリモコン受信部25における受信信号に基づき、制御部11へ制御信号を伝達する。
なお、リモコン26は、電源ボタンや各種機能ボタン等の操作キーを備え、ユーザーの操作に基づく信号を、リモコン受信部25へ無線送信し、プロジェクター10を遠隔操作することができる。
冷却部30は、冷却ファン制御部31と冷却ファン32とを備えている。冷却ファン制御部31は、制御部11の指示信号により、冷却ファン32の回転の開始や停止、および回転数を制御する。冷却ファン32は、冷却ファン制御部31の制御により回転する。冷却ファン32の回転により、筐体34の外部から空気を吸気し、筐体34の内部を冷却し、冷却後の空気を筐体34の外部へ排気する。
電源部27は、外部から供給された電源を変換し、プロジェクター10の各部へ電力を供給する。また、電源部27は、制御部11の指示信号により、光を投写し画像を形成するのに必要な動作電力の各部への供給と停止を制御することができる。
記憶部28は、ROM28a、RAM28b等を備えている。記憶部28は、プロジェクター10を動作させるための制御プログラムを保持している。さらに、記憶部28は、信号処理部13で画像信号に重畳するためのメニュー画像やメッセージ等のデータ等を保持している。
タイマー29は、制御部11の指示により、オフ操作が入力されてからの経過時間を計時する。計時した時間を制御部11へ出力する。
LED表示部33は、1つあるいは複数のLEDを備え、制御部11からの指示信号に基づいて、LEDの点灯や消灯や点滅等の点灯状態を切り換えることができ、ユーザーに対してプロジェクター10の動作状態を表示することができる。
通信部35は、インターフェイス回路であり、外部の制御機器とネットワークを構成し、プロジェクター10に対する制御信号等の送受信を可能にする。
本実施形態のプロジェクター10においては、電源部27に外部から電源が供給されると、電源部27は、制御部11と記憶部28と入力操作部22とリモコン受信部25とLED表示部33と通信部35とにユーザーの操作を入力させるのに必要な電力(待機電力)を供給する。
制御部11は、記憶部28で保持されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムによる初期動作を行い、キー操作部24やリモコン26のオン操作の入力待ちとなり、オン操作を示す制御信号を受け取ると、電源部27にプロジェクター10の各部に、光を投写し画像を形成するのに必要な電力(動作電力)の供給の指示信号を出力する。電源部27は、プロジェクター10の各部に動作電力を供給する。
制御部11は、光源駆動部17に指示信号を出力し、光源18を点灯させ、ライトバルブ駆動部15に指示信号を出力し、液晶ライトバルブ16を駆動させ、光を投写し画像の形成を開始する。さらに、冷却ファン制御部31に指示信号を出力し、冷却ファン32を駆動させ、冷却を開始する。
次に、図3を用いて、本発明の第一実施形態に係るプロジェクター10の停止動作について説明する。図3は、本発明の第一実施形態に係るプロジェクター10のオフ操作時の処理フローを示すフローチャートである。
オフ操作の入力確認(S101)において、制御部11は、キー操作部24の操作信号またはリモコン受信部25の受信信号に基づいてキー入力処理部23において処理され、出力された制御信号の内容確認を行う。制御信号の内容がオフ操作を示す場合には、Yesと判断し、経過時間タイマー計時開始(S102)に移行する。
経過時間タイマー計時開始(S102)において、制御部11は、タイマー29に計時を開始させ、オフ操作が入力されてからの経過時間を計時する。
さらに、メッセージ表示(S103)において、制御部11は、記憶部28に保持されているメッセージデータを読み出し、信号処理部13で画像信号に重畳させ、投写部14で投写させる。メッセージデータは、例えば、「電源をオフするには、レンズシャッターを閉じてください。」のように表示させるものである。このメッセージデータに基づきメッセージを投写表示することにより、ユーザーに確実にシャッター20を閉じることを認識させることができる。
レンズカバーの閉状態確認(S104)において、制御部11は、カバー開閉検出部21の検出信号に基づきシャッター20の開閉状態を判断する。カバー開閉検出部21からの検出信号が、シャッター20の閉状態を示す場合には、閉(Yes)と判断し、光源消灯(S105)に移行する。
光源消灯(S105)において、制御部11は、光源駆動部17に指示信号を出力し光源18の消灯を行う。次に、冷却終了(S106)において、制御部11は、冷却ファン制御部31に指示信号を出力し、駆動させていた冷却ファン32を停止させる。次に、動作電力供給停止(S107)において、制御部11は、電源部27に指示信号を出力しプロジェクター10各部の動作電力の供給を停止させる。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター10によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態のプロジェクター10によれば、電源部27が動作電力の供給を停止するためには、入力操作部22においてオフ操作が入力され、かつ、カバー開閉検出部21においてシャッター20の閉状態が検出される必要がある。すなわち、電源部27が動作電力の供給を停止した場合には、シャッター20が閉じていることになる。従って、プロジェクター10を使用しない状態において投写レンズ19を傷や汚れから保護することが可能となる。
本実施形態のプロジェクター10によれば、入力操作部22でオフ操作が入力されたことを通知する投写部14を備えることにより、ユーザーにシャッター20を閉じる操作を通知することができる。これにより、ユーザーがシャッター20を閉じることを認識させ、容易にユーザーにシャッター20を閉じさせることができる。従って、プロジェクター10を使用しない状態において投写レンズ19を傷や汚れから保護することが可能となる。
次に、レンズカバーの閉状態確認(S104)において、制御部11は、カバー開閉検出部21からの検出信号がシャッター20の開状態を示す場合には、開(No)と判断し、キー入力確認(S108)に移行する。
キー入力確認(S108)において、制御部11は、キー入力処理部23からの制御信号の有無を確認する。制御信号が有る場合には、Yesと判断し、メッセージ消去(S110)へ移行する。
メッセージ消去(S110)において、制御部11は、信号処理部13でのメッセージデータの重畳を終了させ、メッセージを消去する。次に、経過時間タイマー計時停止(S111)において、制御部11は、タイマー29による経過時間の計時を停止させる。その後、オフ操作の入力確認(S101)に移行する。
これにより、オフ操作の入力確認(S101)における制御信号の内容がオフ操作である場合の処理フローから抜けることになり、オフ操作が無効とされる。オフ操作が無効とされることにより、検出部がレンズカバーの閉状態を検出しても、制御部が、電源部に動作電力の供給停止を指示しない。
キー入力確認(S108)において、制御部11は、キー入力処理部23からの制御信号が無い場合には、Noと判断し、待ち時間経過確認(S109)に移行する。
待ち時間経過確認(S109)において、制御部11は、タイマー29による計時時間に基づき、入力操作部においてオフ操作が入力されてから予め設定されたレンズカバー操作待ち時間(一例として10秒)が経過したか否かを判断する。待ち時間が経過した場合には、Yesと判断し、メッセージ消去(S110)に移行する。
メッセージ消去(S110)において、前述と同様に、制御部11は、信号処理部13でのメッセージデータの重畳を終了させ、メッセージを消去する。次に、経過時間タイマー計時停止(S111)において、制御部11は、タイマー29による経過時間の計時を停止させる。その後、オフ操作の入力確認(S101)に移行する。
これにより、オフ操作の入力確認(S101)における制御信号の内容がオフ操作である場合の処理フローから抜けることになり、オフ操作が無効とされる。オフ操作が無効とされることにより、検出部がレンズカバーの閉状態を検出しても、制御部が、電源部に動作電力の供給停止を指示しない。
待ち時間経過確認(S109)において、待ち時間が経過していない場合には、Noと判断し、レンズカバーの閉状態確認(S104)に移行する。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター10によれば、前述の効果に加え以下の効果を得ることができる。
本実施形態のプロジェクター10によれば、入力操作部22においてオフ操作が入力された時点から予め設定されたレンズカバー操作待ち時間内に、カバー開閉検出部21がシャッター20の閉状態を検出しなかった場合に、入力操作部22において入力されたオフ操作が無効とされる。入力操作部22において入力されたオフ操作が無効とされることにより、カバー開閉検出部21がレンズカバーの閉状態を検出しても、制御部11が、電源部27に動作電力の供給停止を指示しない。従って、プロジェクター10の電源をオフするため、入力操作部22においてオフ操作を入力したが、プロジェクターを継続して使用する事態が発生した場合や、間違えてオフ操作した場合に、取り消しの操作を必要としないため、容易に継続してプロジェクターを使用することが可能となる。さらに、オフ操作をしても、それだけでは電源が切れないことをユーザーに認識させることができ、電源が切るにはシャッター20を閉じることが必要であることをユーザーに認識させることができる。
本実施形態のプロジェクター10によれば、入力操作部22においてオフ操作が入力された時点から予め設定されたレンズカバー操作待ち時間内に、入力操作部22においてオフ操作以外の操作が入力された場合に、入力操作部22において入力されたオフ操作が無効とされる。入力操作部22において入力されたオフ操作が無効とされることにより、カバー開閉検出部21がレンズカバーの閉状態を検出しても、制御部11が、電源部27に動作電力の供給停止を指示しない。従って、間違えて操作した場合に、オフ操作以外の入力操作によって、容易にオフ動作をキャンセルすることが可能となる。
(第二実施形態)
図4を用いて、本発明の第二本実施形態に係るプロジェクター10の停止動作について説明する。図4は、本発明の第二本実施形態に係るプロジェクター10のオフ操作時の処理フローを示すフローチャートである。光源消灯までの流れは、第一実施形態の停止動作を説明した図3における光源消灯(S105)までの流れと同様であるため、説明は省略する。
なお、本実施形態におけるタイマー29は、オフ操作が入力されてからの経過時間を計時する以外に、光源消灯(S105)からの冷却時間を計時する。
光源消灯(S105)において、制御部11は、光源駆動部17に指示信号を出力し、光源18の消灯を行う。次に、冷却時間タイマー計時開始(S201)において、制御部11は、タイマー29による計時を開始させ、光源18を消灯してからの冷却時間を計時する。
レンズカバーの閉状態確認(S202)において、制御部11は、カバー開閉検出部21の検出信号に基づきシャッター20の開閉状態を判断する。カバー開閉検出部21からの検出信号が、シャッター20の閉状態を示す場合には、閉(Yes)と判断し、冷却時間経過確認(S203)に移行する。
冷却時間経過確認(S203)において、制御部11は、タイマー29による計時時間に基づき、光源消灯(S105)から予め設定された冷却時間(一例として1分)が経過したか否かを判断する。冷却時間が経過した場合には、Yesと判断し、冷却終了(S106)に移行する。
冷却終了(S106)において、制御部11は、冷却ファン制御部31に指示信号を出力し冷却ファン32を停止する。次に、動作電力供給停止(S107)において、制御部11は、電源部27に指示信号を出力しプロジェクター10各部の動作電力の供給を停止する。
冷却時間経過確認(S203)において、制御部11は、冷却時間が経過していない場合には、Noと判断し、レンズカバーの閉状態確認(S202)に移行する。
レンズカバーの閉状態確認(S202)において、制御部11は、カバー開閉検出部21からの検出信号が、シャッター20の開状態を示す場合には、開(No)と判断し、LED点灯(S204)に移行する。
LED点灯(S204)において、制御部11は、LED表示部33のLEDを点灯させ、ユーザーに対して、冷却の終了以前にシャッター20を開いたためオフ操作を無効にした旨の警告を行う。次に、光源点灯(S205)において、制御部11は、光源駆動部17に指示信号を出力し、光源18を点灯させる。冷却時間タイマー計時停止(S206)において、制御部11は、タイマー29による冷却時間の計時を停止させる。さらに、メッセージ消去(S110)に移行する。
これにより、オフ操作の入力確認(S101)において、制御信号の内容がオフ操作である場合の処理フローから抜けることになり、オフ操作が無効とされる。オフ操作が無効とされることにより、制御部11が、電源部27に動作電力の供給停止を指示しない。
なお、点灯しているLED表示部33は、ユーザーが何らかの操作を行うと、消灯する。
使用終了時に、暫くの時間、冷却が必要なプロジェクター10がある。このようなプロジェクター10において、入力操作部22においてオフ操作が入力され、かつ、カバー開閉検出部21においてシャッター20の閉状態が検出された場合に、直ちに、電源部27が動作電力の供給を停止すると使用上問題が発生することが考えられる。筐体34の内部の冷却を行わず高温のまま放置することになるため、筐体34に収納された投写レンズ19等の部品を劣化させる虞がある。
このようなプロジェクター10では、タイマー29による計時時間が予め設定された冷却時間を経過すると、制御部11の指示により電源部27は動作電力の供給を停止する構成とする。これにより、電源部27が動作電力の供給を停止した場合でも、予め設定された冷却時間の冷却を継続した後に終了し、かつ、シャッター20が閉じていることになる。従って、プロジェクター10を使用しない状態において投写レンズ19を傷や汚れから保護することが可能となる。
使用終了時に、冷却が必要なプロジェクターの場合には、冷却の終了以前にユーザーがシャッター20を開いてしまうことが考えられるが、本実施形態のプロジェクター10では、LED表示部33のLEDを点灯することにより、ユーザーに対して、冷却の終了以前にシャッター20を開いたためオフ操作を無効にした旨の警告することができる。さらに、光源18の再点灯を行い、動作電力の供給停止を行わないことにより、オフ操作による停止動作が完了していないことをユーザーに知らせることができる。これにより、ユーザーにシャッター20を閉じる操作を促すこととなり、シャッター20を閉じるのを忘れることを防ぐことが可能である。従って、プロジェクター10を使用しない状態において投写レンズ19を傷や汚れから保護することが可能となる。
本実施形態においては、タイマー29が予め設定された冷却時間を経過すると制御部11が筐体34の内部の冷却を終了する形態とした。しかし、筐体34の内部にサーミスター等の温度検知部を設け、予め設定された温度以下になったことを温度検知部が検知するまで制御部11が冷却を行う形態でもよい。この形態の場合には、制御部11は、タイマー29の時間による冷却終了の判断を行うのではなく、筐体34の内部の温度で冷却終了の判断を行うことができるので、確実な冷却終了の判断を行うことができる。
なお、本実施形態においては、LED表示部33を使用して警告を行ったが、スピーカーを設け、音により警告を行ってもよい。
(第三実施形態)
図5を用いて、本発明の第三実施形態に係るプロジェクター10の停止動作について説明する。図5は、本発明の第三実施形態に係るプロジェクター10のオフ操作時の処理フローを示すフローチャートである。レンズカバーの閉状態確認までの流れは、第二実施形態の停止動作を説明した図4におけるレンズカバーの閉状態確認(S202)までの流れと同様であるため、説明は省略する。
レンズカバーの閉状態確認(S202)において、制御部11は、カバー開閉検出部21からの検出信号が、シャッター20の開状態を示す場合には、開(No)と判断し、再びレンズカバーの閉状態確認(S202)を実行する。
レンズカバーの閉状態確認(S202)において、制御部11は、カバー開閉検出部21からの検出信号が、シャッター20の閉状態を示す場合には、閉(Yes)と判断し、冷却時間経過確認(S203)に移行する。
冷却時間経過確認以後の流れは、前記第二実施形態の停止動作を説明した図4における冷却時間経過確認(S203)以降の流れと同様であるため、説明は省略する。
使用終了時に、冷却が必要なプロジェクターの場合には、冷却の終了以前にユーザーがシャッター20を開いてしまうことが考えられるが、本実施形態のプロジェクター10では、冷却中にシャッター20を開いたとしても、シャッター20を閉じるまで、冷却を継続し、動作電力の供給を継続する。冷却を終了させ、動作電力の供給を停止するには、シャッター20を閉じることが必要である。ユーザーにシャッター20を閉じさせることにより、プロジェクター10を使用しない状態において投写レンズ19を傷や汚れから保護することが可能となる。
(変形例)
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の様態において実施することが可能である。
上述の各実施形態においては、レンズカバーとして、スライドすることで開口部34bを開閉させるシャッター20を用いたが、投写レンズ19に装着する方式ものであってもよい。投写レンズの光路を遮り、投写レンズを保護するものであれば、どのような形態のものでもよい。
上述の各実施形態においては、カバー開閉検出部21として、シャッター20の開閉状態を検出し、開状態の検出信号または閉状態の検出信号を出力するとした。これに対しスイッチ等の接触型の検出手段または光学センサーや磁気センサー等の被接触型の検出手段を用いて、開閉状態を検出させ、検出信号を出力する形態であってもよい。また、開閉状態を検出するのではなく、センサー等によりシャッター20の位置情報を得て、位置情報により開閉状態を判断し、検出信号を出力する形態であってもよい。
なお、投写レンズ19に装着する方式のレンズカバーを用いる場合には、スイッチ等の接触型の検出手段または光学センサーや磁気センサー等の被接触型の検出手段を、レンズカバーを装着する投写レンズ19の近傍に設け、レンズカバーの開閉を検出手段に検出させる形態となる。検出手段を設ける場所は、投写レンズ19に設けてもよく、筐体34に設けてもよく、投写レンズ19の近傍で、レンズカバーの開閉を検出可能な場所に設けられていればよい。
上述の各実施形態においては、通知部として投写部14を使用し、投写による表示により通知を行ったが、通知部としてスピーカーを設け、音声により通知を行ってもよい。また、LED表示部33を通知部として使用し、LEDの点灯により通知してもよい。また、これらを組み合わせてもよい。
上述の各実施形態においては、光源18を高圧水銀ランプとしたが、メタルハライドランプ等の他の放電型ランプやLED光源やレーザー光源であってもよい。また、前記各実施形態においては、透過式液晶ライトバルブ16を用いた方式を記載したが、透過式液晶ライトバルブではなく、反射式液晶ライトバルブやデジタル・マイクロ・ミラーやLCODやGLVやCRTを用いてもよい。投写レンズ19を使用するプロジェクターならどのような形態のものでもよい。
上述の各実施形態においては、冷却部30として、冷却ファン制御部31と冷却ファン32を使用したが、筐体内部に流体の流路を設け、ポンプ等により流体を循環させることにより冷却させてもよい。
第二実施形態及び第三実施形態においては、レンズカバーの開状態確認(S202)において閉(Yes)と判断した場合に、冷却時間経過確認(S203)に移行する形態としたが、冷却時間経過確認(S203)の判断を先に行い、冷却時間が経過した場合に、レンズカバーの開状態確認(S202)の判断を行う形態であってもよい。
10…プロジェクター、11…制御部、17…光源駆動部、18…光源、19…投写レンズ、20…シャッター、21…カバー開閉検出部、22…入力操作部、24…キー操作部、25…リモコン受信部、27…電源部、30…冷却部、34…筐体。

Claims (9)

  1. 投写レンズと、
    前記投写レンズの投写側に開閉可能に備えられるレンズカバーと、
    前記レンズカバーの開閉状態を検出する検出部と、
    動作電力を供給する電源部と、
    前記動作電力の供給停止を指示するオフ操作を含む操作を入力させる入力操作部と、
    前記電源部に前記動作電力の供給と停止を指示する制御部と、
    を備えたプロジェクターであって、
    前記入力操作部において前記オフ操作が入力され、かつ、前記検出部が前記レンズカバーの閉状態を検出した場合に、前記制御部が、前記電源部に前記動作電力の供給停止を指示する、
    ことを特徴とするプロジェクター。
  2. 前記入力操作部において前記オフ操作が入力された時点から、予め設定されたレンズカバー操作待ち時間内に、前記検出部が前記レンズカバーの閉状態を検出しなかった場合に、入力された前記オフ操作が無効とされる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記レンズカバー操作待ち時間内に、前記入力操作部において前記オフ操作以外の操作が入力された場合に、入力された前記オフ操作が無効とされる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のプロジェクター。
  4. 前記入力操作部で前記オフ操作が入力されたことを通知する通知部を備える、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のプロジェクター。
  5. 前記投写レンズを内部に収容する筐体と、前記筐体の内部を冷却する冷却部と、を備え、
    前記入力操作部において前記オフ操作が入力され、かつ、前記検出部が前記レンズカバーの閉状態を検出した場合に、前記制御部は、予め設定された冷却時間を経過すると前記冷却部に冷却終了と、前記電源部に前記動作電力の供給停止と、を指示する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のプロジェクター。
  6. 前記投写レンズを内部に収容する筐体と、前記筐体の内部を冷却する冷却部と、前記筐体の内部の温度を検知する温度検知部と、を備え、
    前記入力操作部において前記オフ操作が入力され、かつ、前記検出部が前記レンズカバーの閉状態を検出した場合であって、前記制御部は、予め設定された温度以下になったことを前記温度検知部が検知した場合に、前記冷却部に冷却終了と、前記電源部に前記動作電力の供給停止と、を指示する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のプロジェクター。
  7. 前記冷却の終了以前に前記検出部が前記レンズカバーの開状態を検出した場合に、入力された前記オフ操作が無効とされる、
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のプロジェクター。
  8. 前記冷却の終了以前に前記検出部が前記レンズカバーの開状態を検出した場合に、前記検出部が前記レンズカバーの閉状態を検出するまで前記冷却を継続する、
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のプロジェクター。
  9. 投写レンズと、
    前記投写レンズの投写側に開閉可能に備えられるレンズカバーと、
    前記レンズカバーの開閉状態を検出する検出部と、
    動作電力を供給する電源部と、
    前記動作電力の供給停止を指示するオフ操作を含む操作を入力させる入力操作部と、
    前記電源部に前記動作電力の供給と停止を指示する制御部と、を備えたプロジェクターの制御方法であって、
    前記入力操作部において前記オフ操作が入力されたことを確認するオフ操作入力確認工程と、
    前記検出部が前記レンズカバーの閉状態を検出するレンズカバー閉状態検出工程と、
    前記オフ操作が入力されたことが確認され、かつ、レンズカバーの閉状態が検出された場合に、前記制御部が、前記電源部に前記動作電力の供給停止を指示する電力停止工程と、を備えた、
    ことを特徴とするプロジェクターの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014035461A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Seiko Epson Corp プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法
JP2018097219A (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機、及び遊技用装置

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