JP2012026475A - フライホイール装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブラケットの角度調整が自動化可能なチェッカの角度調整装置及び方法を提供する。
【解決手段】フライホイール装置1は、入力部材10と出力部材20との間に配設されるダンパ機構30を備える。ダンパ機構30は、出力部材20に連結された第1振子板31と、入力部材20に連結されると共に、隣接する2つの第1振子板31に連結される第2振子板32と、入力部材10に円周方向等間隔に形成された溝12b,13bと、第2振子板32に形成された溝32bとが重なる空間に配置されるコイルスプリング33とを備える。溝12b、13bは入力部材10の半径方向に対して直交して延び、溝32bは溝12b,13bが延びる方向に平行に延びる。
【選択図】図1
【解決手段】フライホイール装置1は、入力部材10と出力部材20との間に配設されるダンパ機構30を備える。ダンパ機構30は、出力部材20に連結された第1振子板31と、入力部材20に連結されると共に、隣接する2つの第1振子板31に連結される第2振子板32と、入力部材10に円周方向等間隔に形成された溝12b,13bと、第2振子板32に形成された溝32bとが重なる空間に配置されるコイルスプリング33とを備える。溝12b、13bは入力部材10の半径方向に対して直交して延び、溝32bは溝12b,13bが延びる方向に平行に延びる。
【選択図】図1
Description
本発明は、フライホイール装置に関する。
従来、エンジンの出力変動が駆動系に伝達されるのを抑制するために、フライホイール装置が用いられる。フライホイール装置は、エンジンのクランクシャフト(駆動軸)に固定される入力部材と、入力部材と同軸に相対回転可能な出力部材と、入力部材と出力部材との間に配設されるダンパ機構とを備えている。
例えば、特許文献1には、エンジンシャフトに固定される第1フライホイール部品と、変速装置の入力部材に固定される第2フライホイール部品と、第1フライホイール部品の外周部に底部が軸支されたハウジング、底部にベース部を有し、先端部が第2フライホイール部品の内周部に軸支されたピストンロッド、及びハウジング内に収容され、ピストンロッドのベース部により圧縮保持されるスプリングから構成される12個の結合手段(ダンパ機構)とを備えたフライホイール装置が開示されている。
捩り振動が発生して、第1フライホイール部品と第2フライホイール部品との間の相対角度が変化すると、ピストンロッドの軸支点とハウジングの軸支点との間の距離に応じてスプリングの伸縮量が変化することにより、減衰力が変化する。尚、スプリングの伸縮方向は直線である。
また、特許文献2には、内燃機関の出力軸に固定される第1の慣性質量体と、伝達装置の入力軸に固定される第2の慣性質量体と、第1の慣性質量体の外周部に形成されたリング状の室、及びこの室に収容され、第2の慣性質量体に設けられた支承体に一端部が支承された円弧状のコイルバネから構成される複数のエネルギー蓄積器(ダンパ機構)とを備えた弾み車(フライホイール装置)が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されたフライホイール装置においては、遠心力がスプリングの伸縮方向と直交する方向にも作用し、スムーズな伸縮運動を阻害するという問題がある。
また、特許文献2に開示された弾み車においては、捩り角度に応じてコイルバネと室との接触状態が変化し、回転速度の上昇に伴う遠心力によってコイルバネが室に貼り付くおそれがある。そのため、不意にアンバランスが発生し、減衰特性が安定しないことがある。
本発明は、以上の点に鑑み、回転速度が減衰特性に与える影響が小さなフライホイール装置を提供することを目的とする。
本発明のフライホイール装置は、駆動軸に固定される環状の入力部材と、該入力部材に同軸に相対回転可能な環状の出力部材と、前記入力部材と前記出力部材との間に配設されるダンパ機構とを備えたフライホイール装置であって、前記ダンパ機構は、前記出力部材に同一円周上に等間隔に連結され、溝が形成された同一形状の複数の第1リンク部材と、前記入力部材に同一円周上に等間隔に連結されると共に、円周方向に隣接する2つの前記第1リンク部材に連結される複数の同一形状の第2リンク部材と、前記入力部材に円周方向等間隔に形成された溝と、前記第2リンク部材に形成された溝とが重なる空間にそれぞれ配置される複数の弾性部材とを備え、前記入力部材に形成された前記溝は前記入力部材の半径方向に対して直交して延び、前記第1リンク部材に形成された前記溝は前記入力部材に形成された溝が延びる方向に平行に延び、前記入力部材の軸心から前記出力部材と前記第1リンク部材の連結点までの距離と、前記入力部材と前記第2リンク部材との連結点から前記第1リンク部材と前記第2リンク部材との連結点までの距離とが等しいことを特徴とする。
本発明のフライホイール装置によれば、第1リンク部材に形成された溝は入力部材に形成された溝が延びる方向に平行に延び、入力部材と出力部材との相対回転により、第1リンク部材が入力部材の半径方向に対して直交する方向に入力部材に対して移動する。よって、第1リンク部材に形成された溝は常に半径方向と直交する方向に延びた状態となる。
従って、特許文献1に開示されたものとは異なり、遠心力が弾性部材の伸縮方向と直交する方向に作用するため、回転速度が減衰特性に与える影響は小さい。
更に、入力部材と出力部材との相対回転に応じて、弾性部材が直線的に伸縮するので、回転速度に拘わらず弾性部材の貼り付けが発生しない。よって、上記特許文献2に記載のものとは異なり、弾性部材が遠心力により復帰しなくなるおそれがない。
また、本発明のフライホイール装置において、前記第2リンク部材と前記入力部材との連結点から当該第2リンク部材と前記第1リンク部材との2つの連結点との長さが等しいことが好ましい。この場合、回転バランスがより良好になる。
本発明の実施形態に係るフライホイール装置1について図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、フライホイール装置1は、環状の入力部材10と、入力部材10と同軸に相対回転可能な環状の出力部材20と、入力部材10と出力部材20との間に配設されたダンパ機構30とから構成されている。
入力部材10は、図示しない内燃機関(エンジン)等の駆動源から駆動力を伝達する駆動軸であるクランク軸40(図4参照)の端部に固定された駆動プレート11を備えている。駆動プレート11に形成された穴11aに図示しないねじが挿通されて、駆動プレート11にクランク軸40が固定される。駆動プレート11は、クランク軸40側に突出する内側環状部11b及び外縁環状部11cと、これらの間に位置する中間凹部11dとを有している。以下、クランク軸40側を右側、その反対側を左側であるとして説明する。
入力部材10は、更に、駆動プレート11に固定される第1保持プレート12及び第2保持プレート13を備えている。第1及び第2保持プレート12,13は、所定の厚さの金属板から形成される略円板形状のものである。第1及び第2保持プレート12,13は、その中央部に、円状の穴12a,13aが形成されている。
第1及び第2保持プレート12,13には、4個の溝12b,13bが円周方向等間隔に切り抜きにより形成されている。各溝12b,13bの形状は、同一の矩形状であり、その短軸(両短辺に平行且つ等距離の軸)が半径方向に延びており、その長軸が短軸と直角に延びている。溝12bの端部は右側に、溝13bの端部は左側にそれぞれ折り返され、折り返し部12c、13cとなっている。また、第1及び第2保持プレート12,13には、それぞれ4個の穴12d、13dが、溝12b、13bの半径方向内側端部間、且つ同一円周上に等間隔に形成されている。
第1保持プレート12は、その外周部の右側で駆動プレート11の外縁環状部11cと当接して、図示しないボルトにより駆動プレート11に固定されている。そして、図示しないボルトなどの固定手段により、第1保持プレート12と第2保持プレート13とは固定されている。これにより、入力部材10を構成する駆動プレート11、第1保持プレート12及び第2保持プレート13は、一体的にクランク軸40の回転に伴い軸Oを中心に回転する。
出力部材20は、入力部材10と同軸に相対回転可能に設けられる出力フランジ21と、出力フランジ21に固定され、図示しない変速装置への入力部材が固定される出力プレート22とから構成されている。
出力フランジ21は、その右側部分が円板状であり、その円板状の左側に側面視正方形状の直方体状が一体的に設けられており、その4辺の半径方向外側に4本のピン21aが左側に突出して形成されている。出力フランジ21は、その円板状の部分が第1保持プレート12の穴12a内に収容される。そして、図示しない固定手段により、出力フランジ21と出力プレート22とは固定されている。これにより、出力部材20を構成する出力フランジ21及び出力プレート22とは、一体的に軸Oを中心に回転する。
ダンパ機構30は、出力部材20に同一円周上に等間隔に連結された4個の第1振子板31と、入力部材10に同一円周上に等間隔に連結されると共に、円周方向に隣接する2つの第1リンク部材31に連結された同一形状の4組の第2振子板32と、4個のコイルスプリング33とから構成されている。尚、第1振子板31が本発明の第1リンク部材に、第2振子板32が本発明の第2リンク部材に、コイルスプリング33が本発明の弾性部材にそれぞれ相当する。
第1振子板31は、所定の厚さの金属板から形成された略直角二等辺三角形状である。第1振子板31は、その直角頂部である半径方向内端部に穴31aが形成され、その底辺両端部に穴31bが形成されている。
各第1振子板31には、同一形状の溝31cが切り抜きにより形成されている。溝31cは、略矩形状であり、その長軸が底辺と平行であり、その短軸が頂点から底辺への垂下線に平行である。溝31cの形状は、弾性部材33の外形に適合するように形成されている。溝31cの両短辺には、内方に突出する突起部が形成されている。
各第1振子板31の頂部の穴31aに出力フランジ21のピン21aが挿通されている。これにより、各第1振子板31は、出力フランジ21に揺動可能に連結されている。ここで、図3に示すように、軸Oから第1振子板31と出力部材20との連結点Aまでの距離Rは、各第1振子板31について全て同一となっている。尚、出力フランジ21のピン21aには、出力プレート22の外周部に形成された穴22aも挿通される。
第2振子板32は、所定の厚さの金属板から形成された略直角二等辺三角形状である。第2振子板32は、その直角頂部である半径方向内端部に穴32aが形成され、その底辺両端部に穴32bが形成されている。そして、左右2枚の第2振子板32は、対向する中央部で互いに固定されている。
左右1対となった右側の第2振子板32の穴32aと第1保持プレート12の穴12dとに連結ピン34が挿通されると共に、左側の第2振子板32の穴32aと第2保持プレート13の穴13dとに連結ピン35が挿通されている。これにより、第2振子板32と入力部材10とが相対的に揺動可能に連結されている。ここで、軸Oから第2振子板32と入力部材10との連結点Bまでの距離rは、各第2振子板32について全て同一となっている。
更に、左右1対の第2振子板32の穴32bと第1振子板31の穴31bとに連結ピン36が挿通されている。これにより、第2振子板32は、円周方向に隣接する2つの第1振子板31に連結され、第1振子板31と第2振子板32とは相対的に揺動可能になっている。ここで、第2振子板32と入力部材10との連結点Bから第1振子板31と第2振子板32との連結点C1,C2までの距離R1,R2は、各第1及び第2振子板31,32について全て同一であり、軸Oから第1振子板31と出力部材20との連結点Aまでの距離Rと同一となっている。即ち、R=R1=R2となっている。
また、第1振子板31と出力部材20との連結点Aから第1振子板31と第2振子板32との連結点C1,C2までの距離L1,L2は、ここでは、各第1及び第2振子板31,32について全て同一となっている。
コイルスプリング33は、第1及び第2保持プレート12,13に形成された溝12b,13bと、第1振子板31に形成された溝31cとが側面視で重なる空間に、両端にスプリングシート(座面保持板)37を介して圧縮された状態で配置されている。コイルスプリング33は、ここでは、直線状でコイル外径が同一のものである。
第1振子板31に形成された溝31cは、その短辺がコイルスプリング33のコイル外径と略同一となっている。そして、第1振子板31に形成された突起部がコイルスプリング33のコイル内に突出すると共に、第1及び第2保持プレート12,13に形成された折り返し部12c、13cがスプリングシート37を介してコイルスプリング33のコイル端部に当接する。これにより、コイルスプリング33が確実に保持される。
スプリングシート37は、コイルスプリング33の両端の座面にそれぞれ設置され、コイルスプリング33を第1振子板31の溝31cに保持する。スプリングシート37を設置することにより、コイルスプリング33と第1及び第2保持プレート12,13との局所的な接触面圧を低下させ、コイルスプリング33自体の耐久性を高めることが可能となる。
以下、フライホイール装置1の動作について説明する。
入力部材10と出力部材20との間の捩り角度(揺動角度)が0度であり、捩りが発生していない場合、スプリング33の伸長力、及びフライホイール装置1が回転するときには遠心力によって、図3及び図4に示すような中立状態となる。
このとき、第1振子板31は半径方向外側に位置しており、スプリング33は第1振子板31の溝31cに規制されて、半径方向外側に位置している。そして、側面視で、第1振子板31の溝31cは第1及び第2保持プレート12,13の溝12b,13bに含まれている。これにより、スプリング33は比較的伸長した状態であり、小さな捩りが発生したとき、ダンパ機構30は比較的小さな減衰力しか発生させない。
一方、入力部材10と出力部材20との間に大きな捩りが発生し、捩り角度が45度である場合、図5及び図6に示すような状態となる。
このとき、第1振子板31は、隣接する第2振子板32に連結されて規制されることより、その底辺が半径方向に直交して移動し、溝31cが溝12b、13bに対して平行に移動する。これにより、スプリング33は溝31cに規制されて、半径方向内側に位置する。そして、これにより、スプリング33は比較的圧縮された状態となり、ダンパ機構30は比較的大きな減衰力を発生させる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係るフライホイール装置1によれば、線分OAと線分BC1(BC2)は長さが等しく且つ平行であるので、四辺形OABC1(OABC2)は常に平行四辺形となる。但し、入力部材10と出力部材20との間の捩り角度が45度の場合、点O,点A,点B,点C1(点C2)は一直線上に並ぶ。これにより、線分AC1(線分AC2)は線分OBと常に平行となるので、第1振子板31の溝31cは常に半径方向と直交する方向に延びた状態となる。
従って、上記特許文献1に開示されたものとは異なり、遠心力がスプリングの伸縮方向と直交する方向に作用するため、回転速度が減衰特性に与える影響は小さい。
また、入力部材10と出力部材20との捩り角度に応じて、コイルスプリング33がその長手軸方向に純粋に直線的に伸縮するので、回転速度に拘わらずコイルバネ33の貼り付けが発生しない。よって、上記特許文献2に記載のものとは異なり、コイルスプリング33が遠心力により復帰しなくなるおそれがない。また、回転速度に応じて変化するコイルスプリング33と他の部材との摩擦などの不確定要素を考慮することなく、捩り応答性を設計可能となる。
また、フライホイール装置1が回転すると、第1及び第2振子板31,32がコイルスプリング33の弾性力を上回る遠心力を受けると変位する。この変位した状態をコイルスプリング33の弾性力に対して保持する。よって、回転速度が低速であるとき、第1振子板31を半径方向外側に保持しようとする遠心力が小さいので、ダンパ機構30は比較的大きな減衰力を発生し、振動を効果的に抑制することができる。一方、回転速度が高速であるとき、第1振子板31を半径方向外側に保持しようとする遠心力が大きくなるので、ダンパ機構30は比較的小さな減衰力しか発生させない。
また、コイルスプリング33は、第1及び第2保持プレート12,13に形成された溝12b,13bと、第1振子板31に形成された溝31cとが側面視で重なる空間に圧縮された状態で配置されており、コイルスプリング33を容易に設置することができる。更に、上記特許文献1に記載のものと比べて、構成も簡易である。
また、第1及び第2振子板12,13は均等に配置されており、これらが入力部材10及び出力部材20に対して揺動しても、相互作用して同一の揺動角で差動するので、フライホイール装置1全体では不均衡が発生しない。
また、上記特許文献1に記載のものとは異なり、90度と広い範囲の捩り角度に対して対応できる。
尚、以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、実施形態では、第1振子板12やコイルスプリング33などが4個である場合について説明した。しかし、これに限定されず、第1振子板12やコイルスプリング33などが3個、又は5個以上であってもよい。
また、実施形態では、第1振子板31と出力部材20との連結点Aから第1振子板31と第2振子板32との連結点C1,C2までの距離L1,L2が同一である場合について説明した。しかし、距離L1,L2は同一でなくともよい。但し、距離L1,L2は同一であるほうが、回転バランスの観点からは好ましい。
また、実施形態では、本発明の弾性部材に相当するものとしてコイル外径が等しいコイルスプリング33を用いる場合について説明した。しかし、これに限定されず、バレル型等のコイル外径が異なるコイルスプリングを用いてもよい。また、異なる弾性係数(ばね定数)を有するコイルを直列に接続したコイルスプリングを用いてもよい。これにより、加速側と減速側の減衰特性を個別に設定可能となる。更に、コイルスプリング以外の皿ばねなどのスプリング、弾性材料からなる部材やシリンダ等を用いてもよい。
また、実施形態では、第1及び第2保持プレート12,13が略直角二等辺三角形状である場合について説明した。しかし、第1及び第2保持プレート12,13の形状はこれに限定されない。但し、第1及び第2保持プレート12,13の形状は対称であるほうが、回転バランスの観点からは好ましい。
1…フライホイール装置、 10…入力部材、 11…駆動プレート、 12…第1保持プレート、 12b…溝、 13…第2保持プレート、 13b…溝、 20…出力部材、 30…ダンパ機構、 31…第1振子板(第1リンク部材)、 31b…溝、 32…第2振子板(第2リンク部材)、 33…コイルスプリング(弾性部材)、 40…クランク軸(駆動軸)。
Claims (2)
- 駆動軸に固定される環状の入力部材と、
該入力部材に同軸に相対回転可能な環状の出力部材と、
前記入力部材と前記出力部材との間に配設されるダンパ機構とを備えたフライホイール装置であって、
前記ダンパ機構は、
前記出力部材に同一円周上に等間隔に連結され、溝が形成された同一形状の複数の第1リンク部材と、
前記入力部材に同一円周上に等間隔に連結されると共に、円周方向に隣接する2つの前記第1リンク部材に連結される複数の同一形状の第2リンク部材と、
前記入力部材に円周方向等間隔に形成された溝と、前記第2リンク部材に形成された溝とが重なる空間にそれぞれ配置される複数の弾性部材とを備え、
前記入力部材に形成された前記溝は前記入力部材の半径方向に対して直交して延び、前記第1リンク部材に形成された前記溝は前記入力部材に形成された溝が延びる方向に平行に延び、
前記入力部材の軸心から前記出力部材と前記第1リンク部材の連結点までの距離と、前記入力部材と前記第2リンク部材との連結点から前記第1リンク部材と前記第2リンク部材との連結点までの距離とが等しいことを特徴とするフライホイール装置。 - 前記第2リンク部材と前記入力部材との連結点から当該第2リンク部材と前記第1リンク部材との2つの連結点との長さが等しいことを特徴とする請求項1に記載のフライホイール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010163051A JP2012026475A (ja) | 2010-07-20 | 2010-07-20 | フライホイール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010163051A Pending JP2012026475A (ja) | 2010-07-20 | 2010-07-20 | フライホイール装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20160125177A (ko) * | 2015-04-21 | 2016-10-31 | 한국파워트레인 주식회사 | 평 베어링 진자를 이용한 차량용 토크 컨버터의 진동 저감 장치 |
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2010
- 2010-07-20 JP JP2010163051A patent/JP2012026475A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20160125177A (ko) * | 2015-04-21 | 2016-10-31 | 한국파워트레인 주식회사 | 평 베어링 진자를 이용한 차량용 토크 컨버터의 진동 저감 장치 |
KR101708035B1 (ko) * | 2015-04-21 | 2017-02-17 | 한국파워트레인 주식회사 | 평 베어링 진자를 이용한 차량용 토크 컨버터의 진동 저감 장치 |
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