JP2012026392A - デリバリパイプ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な内部構造で、パルセーションダンパーが無くても脈動を低減できるデリバリパイプを提供する。
【解決手段】デリバリパイプ11は、1つの燃料流入口1と複数のインジェクターの接続口2とを備え、さらに、内部に仕切り板3を備える。デリバリパイプ11の内部は、仕切り板3によって、燃料流入口1を含む第1の領域A1とインジェクターの接続口2を含む第2の領域A2とに空間的に分離される一方、第1の領域とA1前記第2の領域A2とを一部で連通する連通部Cが設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】デリバリパイプ11は、1つの燃料流入口1と複数のインジェクターの接続口2とを備え、さらに、内部に仕切り板3を備える。デリバリパイプ11の内部は、仕切り板3によって、燃料流入口1を含む第1の領域A1とインジェクターの接続口2を含む第2の領域A2とに空間的に分離される一方、第1の領域とA1前記第2の領域A2とを一部で連通する連通部Cが設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、パルセーションダンパーを用いることなく脈動を低減することができるデリバリパイプに関するものである。
フューエルデリバリパイプ(燃料分配用配管、以下、単に「デリバリパイプ」という。)は、エンジン内の複数に分岐した吸気系配管や各シリンダーに、燃料を供給するために用いられるための部材である。燃料は燃料タンクからフューエルポンプにより圧送され、デリバリパイプを通してインジェクターからエンジン内に噴射されるが、デリバリパイプの内部では燃料ポンプの吐出圧変動やインジェクタによる燃料の噴射等により、脈動とよばれる燃料圧力変動が生じている。脈動は、燃料の噴射圧や噴射量を不安定にする要因となるだけでなく、異音を発生させる要因ともなる。そのため、デリバリパイプの脈動を低減するための種々の機構が提案されている。
パルセーションダンパー(脈動減衰器)は、エンジンにおいてインジェクターの燃料噴射に伴う燃料圧力変動(脈動)を低減するための部材として実用化されている。
図10(a)は、パルセーションダンパーを備えた従来のデリバリパイプの構成を示している。この図に示すように、従来のデリバリパイプ20は燃料流入口21と複数のインジェクターの接続口22を備えており、燃料流入口21の近傍にパルセーションダンパー26が設けられている。燃料は燃料タンク24から燃料流入口21を通じてデリバリパイプ20内部に供給される。デリバリパイプ20の内部では燃料流路となる配管23によって燃料タンクから圧送された燃料が分配され、それぞれのインジェクターの接続口22に供給される。各インジェクターの接続口22には燃料を噴射するためのインジェクター25がそれぞれ接続されており、噴射弁25aを介して燃料がエンジン内部に送られる。
パルセーションダンパー26には燃圧の変動に応じて振動するダイヤフラム(振動板)27が設けられており、脈動に応じてダイヤフラムが振動することで脈動を低減する。
パルセーションダンパー26には燃圧の変動に応じて振動するダイヤフラム(振動板)27が設けられており、脈動に応じてダイヤフラムが振動することで脈動を低減する。
脈動を低減する他の機構として、次のようなものもある。
図10(b)は、他の脈動低減機構を備えた従来のデリバリパイプの構成を示している。このデリバリパイプ30は燃料流路となる配管33の容積Vが従来よりも十分に大きく構成されている点と、パルセーションダンパー26を備えていない点を除き、図10(a)と同様の構成である。
容積を大きくした配管33はサージタンクの役割を果たし、脈動を低減する。
容積を大きくした配管33はサージタンクの役割を果たし、脈動を低減する。
その他の技術として、特許文献1は、デリバリパイプの内部に可撓性を有する中空部材を設けることにより脈動を低減する機構を開示している。
しかしながら、パルセーションダンパーを用いる構成は、設置スペースを必要とし、重量及びコストの増加が問題ともなる。デリバリパイプの内部の配管(燃料流路)の容積を大きくする場合も同様の問題が生じる。デリバリパイプの内部に中空部材を設ける場合も、その中空部材の設置の分、内部構造が複雑になり、デリバリパイプ自体も大きくなる。
また、燃料ポンプから圧送された燃料の流れ(燃料流)に着目すると、燃料流入口付近では乱流状態となっている。燃料流が乱流状態のままインジェクターまで供給されると燃圧の変動要因となる。燃料流を乱流から整流にすることができなければ燃料が安定してインジェクターに供給されないため、燃料の噴射圧や量を不安定にする原因ともなる。
しかし、従来の脈動低減機構は脈動の低減に主眼がおかれ、乱流を整流にするといった観点は見られなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、重量やコストを増大させることなく簡単な構造で乱流を整流にして燃料をインジェクターに供給すると共に脈動を低減することができるデリバリパイプを提供することを主たる技術的課題とする。
本発明に係るデリバリパイプ11は、1つの燃料流入口1と複数のインジェクターの接続口2とを備え、さらに、内部に仕切り板3を備える。デリバリパイプの内部は、仕切り板3によって、燃料流入口1を含む第1の領域A1とインジェクターの接続口2を含む第2の領域A2とに空間的に分離される一方、第1の領域A1と前記第2の領域A2とを一部で連通する連通部Cが設けられていることを特徴とする。
このような構成によると、燃料流入口1付近の乱流が仕切り板3によって作り出された長い燃料流路を通る間に整流になり、かつ、仕切り板3があることにより燃料流入口付近の振動を仕切り板が吸収することで脈動が低減される。したがって、燃料を安定してインジェクターに供給することができる。
本発明に係るデリバリパイプ11の燃料流入口1は、デリバリパイプの一端側又はその近傍に設けられ、連通部Cは、デリバリパイプの他端側に設けられることが好ましい。このようにすると、燃料の流れを整える仕切り板3の長さをデリバリパイプ11の内部で大きく確保することができるため、燃料の乱流を整流にする効果が一層増大することが期待される。
本発明に係るデリバリパイプ11の仕切り板3は、可撓性を有する部材で構成されていることが好ましい。仕切り板3は燃圧により撓むため、第1の領域A1と第2の領域A2との体積が変化してより一層脈動を低減することを期待される。特に、脈動の圧力が大きいと仕切り板3が撓んで体積が大きくなるため、効果的に脈動を低減することが期待されるからである。
本発明に係るデリバリパイプ11は、樹脂で構成されていてもよい。樹脂は一般に撓みやすく、軽量であり、成形や加工も容易だからである。
本発明に係るデリバリパイプ11の仕切り板3は、デリバリパイプと一体化されていてもよい。デリバリパイプの内部と仕切り板3とを別体として接合するよりも強度を確保することができるからである。
本発明に係るデリバリパイプ11の仕切り板3は、断面の形状が、波形、平坦、円弧状、台形状及びV形状等、様々な形状に成形されていてもよいが、特に、波形に成形されていることが好ましい。波形は表面積が大きくかつ表面が滑らかであるため、脈動低減効果が大きいからである。
本発明に係るデリバリパイプは、内部に設けた仕切り板の働きにより、燃料の流れを乱流から整流にすることができるとともに、脈動を低減することができる。その結果、安定してインジェクターに燃料を供給することができる。
(実施形態)
−デリバリパイプ−
図1は、デリバリパイプの構成例を示す概略図である。図1(a)は、デリバリパイプの内部構造を示す側方から見た断面図であり、図1(b)は、図1(a)のS1−S1の断面を矢印の方向から見た断面図である。デリバリパイプ11は、図1(a)に示すように、燃料流入口1と、インジェクターの接続口2と、仕切り板3とを備える。デリバリパイプ11は、燃料流入口1を介して燃料タンク4と接続されている。また、インジェクターの接続口2は、噴射弁5aを有するインジェクター5に接続されている。燃料流入口1は、デリバリパイプ11の一端側の上方に1つ設けられている。燃料流入口1は、一端側の近傍に設けられていてもよい。インジェクターの接続口2は、燃料流入口1の上方に対して下方に3つ設けられている。燃料流入口1及びインジェクターの接続口2の数は、適宜変更してもよい。また、燃料流入口1とインジェクターの接続口2との相対的な位置関係は適宜任意に変更してもよい。
−デリバリパイプ−
図1は、デリバリパイプの構成例を示す概略図である。図1(a)は、デリバリパイプの内部構造を示す側方から見た断面図であり、図1(b)は、図1(a)のS1−S1の断面を矢印の方向から見た断面図である。デリバリパイプ11は、図1(a)に示すように、燃料流入口1と、インジェクターの接続口2と、仕切り板3とを備える。デリバリパイプ11は、燃料流入口1を介して燃料タンク4と接続されている。また、インジェクターの接続口2は、噴射弁5aを有するインジェクター5に接続されている。燃料流入口1は、デリバリパイプ11の一端側の上方に1つ設けられている。燃料流入口1は、一端側の近傍に設けられていてもよい。インジェクターの接続口2は、燃料流入口1の上方に対して下方に3つ設けられている。燃料流入口1及びインジェクターの接続口2の数は、適宜変更してもよい。また、燃料流入口1とインジェクターの接続口2との相対的な位置関係は適宜任意に変更してもよい。
仕切り板3は断面の形状が波形に成形され、デリバリパイプ11の内部、いわゆる燃料流路に設けられている。具体的には、仕切り板3は、図1に示すように、燃料流路の断面を上下2つに分けるように中央付近を通って、燃料流入口1の設けられているデリバリパイプ11の一端から他端に向かって設けられている。図1(b)に示すように、仕切り板3は、上方側の第1の領域A1と下方側の第2の領域A2とを空間的に分離しているが、デリバリパイプ内を完全に仕切っているわけではなく、他端に設けられた連通部Cで第1の領域A1と第2の領域A2とが連通するように構成されている。
燃料タンク4から供給される燃料は、燃料流入口1から第1の領域A1に入り、仕切り板3に沿ってデリバリパイプ11の他端まで流れ、連通部Cを通って第2の領域A2に送られ、各インジェクター5に供給される。燃料流入口1付近A1aでは乱流状態にある燃料の流れは仕切り板3に沿って他端付近A1bまで流れる間に整流になるため、燃料が各インジェクター5に安定して供給される。
脈動は、インジェクター5から燃料を噴射した後の急激な燃料の圧力(以下、単に「燃圧」という。)の変動や燃料供給時のポンプ吐出圧の変動によっても生じるが、仕切り板3は脈動を吸収する部材としても作用し、燃料流入口1から各インジェクター5への脈動の直接伝播を大幅に低減することができる。
この脈動低減のメカニズムは、燃料を収納する第1の領域A1及び第2の領域A2の体積を変動させることで減衰させるものと考えられる。この意味において、仕切り板3は、可撓性を有する材料で構成することが好ましい。ここで、本明細書において、可撓性を有する材料とは、初期の形態に所定の力を加えると撓み、その力を除去すると初期の形態に戻る性質を有するものをいう。すなわち、燃圧による脈動を仕切り板3が撓むことで効果的に吸収する。
図2は、デリバリパイプの構成例を示す斜視図である。図2は、インジェクターの接続口が設けられた面を斜め上方向から見たデリバリパイプを示す図である。また、図3乃至図5は、いずれも図2のデリバリパイプを示す図である。図3(a)は、インジェクターの接続口を下に向けて見た図であり、図3(b)は、インジェクターの接続口を正面に向けて見た図である。また、図4(a)は、インジェクターの接続口を後ろに向けて見た図であり、図4(b)は、インジェクターの接続口を上に向けて見た図である。また、図5(a)は、図4(a)の燃料流入口を正面に向けて見た図であり、図5(b)は、図4(a)の燃料流入口を後ろに向けて見た図である。
デリバリパイプ11は、図2乃至5でも示すように、1つの燃料流入口1と、4つのインジェクターの接続口2と2つの固定具6を備えている。燃料流入口1は、燃料供給用配管との接続及び燃料漏れ防止のための段部1aを2つ有する。インジェクターの接続口2は、インジェクターとの接続時に用いる接続部2aを有しているが、インジェクターの種類によって形状や接続部を適宜変更できる。固定具6は、ネジ等を用いてデリバリパイプ11をエンジン等に固定するためのものである。デリバリパイプ11は、外観上従来のデリバリパイプとほとんど変わることなく成形できる。
図6及び図7は、いずれも図2のデリバリパイプの内部構造を示す図である。図6(a)は、図4(a)のS2−S2の断面を矢印の方向から見た断面図であり、図6(b)は、図4(b)のS3−S3の断面を矢印の方向から見た断面図である。また、図7(a)は、図4(b)のS4−S4の断面を矢印の方向から見た断面図であり、図7(b)は、図4(b)のS5−S5の断面を矢印の方向から見た断面図である。
デリバリパイプ11は、図6で示すように、内部に仕切り板3を有している。仕切り板3の一端は、燃料流入口1が設けられている側のデリバリパイプ11内部の一端3aであり、仕切り板3の他端は、デリバリパイプ11の内部の他端付近3bである。このようにして、デリバリパイプ11の内部は、その内部と仕切り板3とにより、上方の第1の領域A1と、下方に第2の領域A2と、第1の領域A1と第2の領域A2とを連通する連結部Cとを形成している。なお、図6では、デリバリパイプ11の内部で連結部C以外に第1の領域A1と第2の領域A2とを連通する部分は存在していない。
デリバリパイプ11は、図7で示すように、仕切り板3が波形に成形されている。仕切り板3は、固定具6のような部分を成形してその幅を一部変更していてもよい。
図8は、仕切り板の形状の変形例を示す図である。図8(a)は、平坦を示す断面図であり、図8(b)は、円弧状を示す断面図であり、図8(c)は、台形状を示す断面図であり、図8(d)は、V形状を示す断面図である。このように、仕切り板3の形状や大きさは、適宜変更してもよい。また、仕切り板3は、部分毎に形状を変更してもよい。
−デリバリパイプの製造方法−
実施形態のデリバリパイプは、樹脂を原料として、溶融した樹脂を金型に流し込み一体成形で製造される。通常の射出成形を用いる場合、まず各部を射出成形で製造した後、それらを樹脂で接合することでデリバリパイプを得ることができる。このとき、仕切り板等の強度を必要とする部分は一体成形することが好ましい。また、固定具等の一定の強度を必要とする部分には、鋼製カラー等の補強材を圧入してもよい。樹脂は、具体的には、ガラス繊維を含有する66ナイロンなどを用いることができる。
実施形態のデリバリパイプは、樹脂を原料として、溶融した樹脂を金型に流し込み一体成形で製造される。通常の射出成形を用いる場合、まず各部を射出成形で製造した後、それらを樹脂で接合することでデリバリパイプを得ることができる。このとき、仕切り板等の強度を必要とする部分は一体成形することが好ましい。また、固定具等の一定の強度を必要とする部分には、鋼製カラー等の補強材を圧入してもよい。樹脂は、具体的には、ガラス繊維を含有する66ナイロンなどを用いることができる。
また、通常の射出成形の代わりにダイスライドインジェクション成形を用いることができる。ダイスライドインジェクション成形では、成形機に搭載した金型を横方向にスライドさせることにより、1サイクルで中空や積層構造の成形品を得ることができる。また、接合部の強度が高く、形状の自由度が高いため、複雑な形状の成形品を低コスト、高品質で得ることができる。そのため、実施形態のデリバリパイプの製造に適している。
実施例として、(1)図2に示す実施形態のデリバリパイプの脈動の圧力を計測し、比較例として、(2)図10(a)に示す従来のパルセーションダンパーを備えたデリバリパイプ、(3)従来のパルセーションダンパーを備えないデリバリパイプをそれぞれ計測し、それらを比較した。
図9は、上記実施例の結果をグラフで示す図である。図9(a)は、図2に示す実施形態のデリバリパイプのグラフを示す図であり、図9(b)は、従来のパルセーションダンパーを備えたデリバリパイプのグラフを示す図であり、図9(c)は、従来のパルセーションダンパーを備えないデリバリパイプのグラフを示す図である。なお、各グラフの横軸は時間[ms]を、縦軸は脈動圧力[kPa]をそれぞれ示す。
表1は、図9のグラフから、脈動圧力の平均値を算出した結果を示す。なお、表1の試料の欄において、実施形態とは上記(1)の図2に示す実施形態のデリバリパイプを、従来(パルダン有り)とは上記(2)の図10(a)に示す従来のパルセーションダンパーを備えたデリバリパイプを、従来(パルダン無し)とは上記(3)の従来のパルセーションダンパーを備えないデリバリパイプをそれぞれ示す。
図2の実施形態のデリバリパイプは、表1から、従来のパルセーションダンパーを備えないデリバリパイプよりも脈動が小さく、従来のパルセーションダンパーを備えたデリバリパイプとほぼ同程度の脈動の低減効果を有することがわかる。
本発明によれば、デリバリパイプの内部に仕切り板を設けるだけで、脈動を低減することができるため、省スペース、軽量及びコストのかからない部品として容易に実施できることはもちろんのこと、このデリバリパイプを用いると燃費の向上も期待される。したがって、産業上の利用可能性は大きい。
1 燃料流入口
2 インジェクターの接続口
3 仕切り板
4 燃料タンク
5 インジェクター
5a 噴射弁
6 固定具
11 デリバリパイプ
20、30 デリバリパイプ
21 燃料流入口
22 インジェクターの接続口
23、33 配管
24 燃料タンク
25 インジェクター
25a 噴射弁
26 パルセーションダンパー
A1 第1の領域
A2 第2の領域
C 第1の領域A1と第2の領域A2との連結部
2 インジェクターの接続口
3 仕切り板
4 燃料タンク
5 インジェクター
5a 噴射弁
6 固定具
11 デリバリパイプ
20、30 デリバリパイプ
21 燃料流入口
22 インジェクターの接続口
23、33 配管
24 燃料タンク
25 インジェクター
25a 噴射弁
26 パルセーションダンパー
A1 第1の領域
A2 第2の領域
C 第1の領域A1と第2の領域A2との連結部
Claims (6)
- 1つの燃料流入口(1)と複数のインジェクターの接続口(2)とを備えるデリバリパイプ(11)であって、
前記デリバリパイプは、内部に仕切り板(3)を備え、
前記仕切り板によって前記デリバリパイプの内部が、
前記燃料流入口を含む第1の領域(A1)と
前記インジェクターの接続口を含む第2の領域(A2)とに
空間的に分離される一方、
前記第1の領域と前記第2の領域とを一部で連通する連通部(C)が
設けられている
ことを特徴とするデリバリパイプ。 - 前記燃料流入口は、前記デリバリパイプの一端側又はその近傍に設けられ、
前記連通部は、前記デリバリパイプの他端側に設けられる
ことを特徴とする請求項1記載のデリバリパイプ。 - 前記仕切り板は、可撓性を有する部材で構成されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデリバリパイプ。 - 前記デリバリパイプは、樹脂で構成されている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデリバリパイプ。 - 前記仕切り板は、前記デリバリパイプと一体化されている
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデリバリパイプ。 - 前記仕切り板は、断面の形状が、波形、平坦、円弧状、台形状及びV形状から選択されるいずれか一つの形状に成形されている
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデリバリパイプ。
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- 2010-07-26 JP JP2010167589A patent/JP2012026392A/ja active Pending
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