JP2012024243A - 電位治療器およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】直流電圧を出力する場合であっても、マットと人体との間に形成されるコンデンサの影響による電流の検出不可を解消し、表示部に作動状態を表示できる電位治療器を提供する。
【解決手段】交流電圧を発生する交流電圧発生部11、直流電圧を発生する直流電圧発生部12、これらの出力を切り替える切替部13、直流電圧の発生を検出した場合にのみ重畳信号(交流信号)を発生する重畳信号発生部14および交流電圧発生部11から出力された交流電圧、または直流電圧発生部12から出力された直流電圧に重畳された重畳信号を計測して電位治療器1の稼働状態となっている情報を表示する表示部15を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、人体の患部を治療する電位治療器およびその制御方法に関する。
電位治療器は、電極間又は電極からアースの間に高電圧をかけて電界を発生させ、その中に人体を置くことで治療する医療機器である。
当該電位治療器は、治療の目的や症状により異なる電圧や波形の信号を出力する製品が販売されている。また、電位治療器の技術が特許文献1〜3に開示されている。
なお、特許文献1には、マット型の治療電極と人体に接触するアース電極間に治療電圧を印加する電位治療器が開示されている。同技術は、絶縁された治療電極とアース電極に接触した人体との間にコンデンサが形成され、誘導的に電荷を付加するものである。
また、特許文献2には、交流800V、交流400V、交流200V、交流100Vを切替えて出力できるようにした電位治療器が開示されている。
また、特許文献3の技術には、パルス式電位治療器を用いた電位治療において、電位の作用量を表示するレベル表示装置が開示されている。同技術は、治療電極と人体とで構成されるコンデンサ(寄生容量)を介して流れる電流量を電位の作用量とみなして表示するものである。
特開昭64−58266号公報 特開2007−111196号公報 特開2010−75438号公報
ところで、特許文献2のように交流を出力する電位治療器に、特許文献3のレベル表示装置を用いた場合、マット状の治療電極と生体とで構成されるコンデンサ(寄生容量)を介して電流が流れるのでレベル表示装置のレベル表示を見れば正常状態が確認できる。また、治療中に、絶縁体に覆われた治療電極が断線するなどの異常が有れば、電流が止まり、レベル表示は0を示すので異常を知ることができる。
しかしながら電位出力が直流の場合には、マット状の治療電極と生体間は直流的に絶縁されているので、電流が流れず正常状態にあるにもかかわらずレベル表示は0になってしまう。即ち、正常時も異常時同じ表示状態になってしまう問題がある。
そこでこの発明は、特許文献3に記載のレベル表示装置や、電位治療器に備わる表示部を用いる上で、上述の課題を解決することのできる電位治療器およびその制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、直流電圧を発生する直流電圧発生部と、前記直流電圧の発生を検出する直流電圧検出部と、前記直流電圧の発生を検出した場合にのみ、当該直流電圧に重畳する重畳信号を発生する重畳信号発生部と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、上述の電位治療器において、交流電圧を発生する交流電圧発生部と、前記直流電圧発生部と前記交流電圧発生部との出力とを切り替える切替部と、を備え、前記直流電圧検出部は、前記切替部が前記直流電圧発生部からの出力へと切り替わることにより、前記直流電圧が発生されていることを検出することを特徴とする。
また本発明は、上述の電位治療器において、前記交流電圧発生部から出力された交流電圧、または前記直流電圧発生部から出力された直流電圧に重畳された重畳信号を計測して、当該自装置の稼動有無を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、上述の電位治療器において、前記重畳信号発生部は、前記直流電圧発生部が出力した直流電圧に応じた重畳信号を発生することを特徴とする。
また本発明は、電位治療器の制御方法であって、直流電圧発生部が直流電圧を発生し、直流電圧検出部が前記直流電圧の発生を検出し、重畳信号発生部が前記直流電圧の発生を検出した場合にのみ、当該直流電圧に重畳する重畳信号を発生することを特徴とする。
また本発明は、上述の制御方法において、交流電圧発生部が交流電圧を発生し、切替部が前記直流電圧発生部と前記交流電圧発生部との出力とを切り替え、前記直流電圧検出部は、前記切替部が前記直流電圧発生部からの出力へと切り替わることにより、前記直流電圧が発生されていることを検出することを特徴とする。
また本発明は、上述の制御方法において、表示部が、前記交流電圧発生部から出力された交流電圧、または前記直流電圧発生部から出力された直流電圧に重畳された重畳信号を計測して、当該自装置の稼動有無を表示することを特徴とする。
また本発明は、上述の制御方法において、前記重畳信号発生部は、前記直流電圧発生部が出力した直流電圧に応じた重畳信号を発生することを特徴とする。
本発明によれば、電位治療器が直流電圧を出力する場合であっても、マットと人体との間に形成されるコンデンサの影響による電流の検出不可が解消し、直流電圧を発生させる場合であっても、表示部に電位治療器が作動している状態を示す表示を出力することができるようになる。
電位治療器の構成を示す図である。 電位治療器の機能ブロック図である。 電位治療器の出力波形を示す図である。
以下、本発明の一実施形態による電位治療器を図面を参照して説明する。
図1は同実施形態による電位治療器の構成を示す図である。
この図において、符号1は電位治療器である。当該電位治療器は、図1で示すようにマットと人体との間に電位差を与えて、生体にクーロン力を作用させ治療を行うものである。本実施形態における電位治療器1は、直流または交流の電圧を発生することのできる治療器であり、治療の目的により直流または交流を選択することができるものとする。しかしながら、当該電位治療器1は、直流のみ選択することができ、直流電圧により発生された電位によって、治療を行うものであってもよい。
ここで、図1のような電位治療器においては、人体とマットとの間にコンデンサが形成されるため、直流電圧の場合、直流電圧出力後に当該コンデンサに電荷が蓄積すると電流が流れずに電流が検出できない状態が継続することとなる。
図2は電位治療器の機能ブロック図である。
図3は電位治療器の出力波形を示す図である。
図2が示すように、本実施形態による電位治療器1は、交流電圧を発生する交流電圧発生部11、直流電圧を発生する直流電圧発生部12、交流電圧発生部11と直流電圧発生部12との出力とを切り替える切替部13、直流電圧の発生を検出した場合にのみ当該直流電圧による出力に重畳するための重畳信号(交流信号)を発生する重畳信号発生部14、交流電圧発生部11から出力された交流電圧、または直流電圧発生部12から出力された直流電圧に重畳された重畳信号を計測して電位治療器1の稼働状態となっていることを示す情報を表示する表示部15、を備えている。なお、図1で示すように、例えば表示部15はユーザの手首の電極に備えられているものとする。
なお、スイッチ16は、切替部13と連動しており、切替部13が直流電圧発生部12の出力側に切り替わったことにより、当該スイッチ16がONする。つまり、切替部13およびスイッチ16により、直流電圧が発生されていることを検出する直流電圧検出部が構成されることとなる。なお、重畳信号発生部14が直流電圧検出部の機能を備えていてもよいし、直流電圧検出部として一つの処理部を備えるようにしてもよい。
そして、本実施形態による電位治療器1は、ユーザによる電位治療器1に備えられた操作部における操作に基づいて、交流電圧発生部11より高圧交流電圧(図3(a))が、または直流電圧発生部12より高圧直流電圧(図3(b))が出力される。当該交流電圧や直流電圧は、高圧であっても低圧であっても良く、当該高圧電圧または低圧電圧の調整をユーザが操作部から入力するように構成されていてもよい。また、交流電圧発生部11の出力する交流電圧は、時間とともに周期的に大きさが変化する信号であれば、波形も正弦波に限られず、広い意味での交流の信号であればよい。ここで、直流電圧発生部12から直流電圧が出力されている場合、切替部13が直流電圧発生部12の出力側に切り替わる。するとスイッチ16がONし、重畳信号発生部14の発生する重畳信号が出力される。そして、これにより、電位治療器1の直流電圧発生部12から出力される直流電圧に重畳信号が重畳されて出力される(図3(c))。当該重畳信号発生部14から発生される重畳信号は、マットと人体との間で形成されるコンデンサ(寄生容量)を介して伝搬される信号であればよく、交流電圧発生部11の出力する交流電圧と同様に、時間とともに周期的に大きさが変化する信号であれば、波形も正弦波に限られず、広い意味での交流の信号であればよい。
そして、表示部15は、当該重畳された重畳信号を検出し、当該重畳信号の検出によって、電位治療器1が動作していることを検知し、表示部へ表示する。なお、表示部15は、直流電圧に重畳された重畳信号の振幅や周波数を検出する。ここで、ユーザの操作部の選択操作に基づいて、直流電圧発生部12が、予め設定された複数の異なる直流電圧を出力することができ、重畳信号発生部14が、選択された直流電圧に応じた振幅または周波数の重畳信号を出力するようにしてもよい。これにより、表示部15は、検出した重畳信号の振幅や周波数に基づいて、メモリから検出した振幅や周波数に対応する直流電圧や強度情報(大,中,小)を読み出し、直流電圧発生部12から発生されている直流電圧の情報や、当該電圧に応じた強度の情報を表示するようにしてもよい。
これにより、電位治療器1が直流電圧を出力する場合であっても、図1で示したようなマットと人体との間に形成されるコンデンサの影響による電流の検出不可が解消し、直流電圧を発生させる場合であっても、表示部15に電位治療器が作動している状態を示す表示を出力することができるようになる。
なお、上述の電位治療器は内部に、コンピュータシステムを有していてもよい。そして、上述した各処理の過程が、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われるようにしてもよい。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
1・・・電位治療器
11・・・交流電圧発生部
12・・・直流電圧発生部
13・・・切替部
14・・・重畳信号発生部
15・・・表示部
16・・・スイッチ

Claims (8)

  1. 直流電圧を発生する直流電圧発生部と、
    前記直流電圧の発生を検出する直流電圧検出部と、
    前記直流電圧の発生を検出した場合にのみ、当該直流電圧に重畳する重畳信号を発生する重畳信号発生部と、
    を備えることを特徴とする電位治療器。
  2. 交流電圧を発生する交流電圧発生部と、
    前記直流電圧発生部と前記交流電圧発生部との出力とを切り替える切替部と、を備え、
    前記直流電圧検出部は、前記切替部が前記直流電圧発生部からの出力へと切り替わることにより、前記直流電圧が発生されていることを検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電位治療器。
  3. 前記交流電圧発生部から出力された交流電圧、または前記直流電圧発生部から出力された直流電圧に重畳された重畳信号を計測して、当該自装置の稼動有無を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の電位治療器。
  4. 前記重畳信号発生部は、前記直流電圧発生部が出力した直流電圧に応じた重畳信号を発生する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電位治療器。
  5. 電位治療器の制御方法であって、
    直流電圧発生部が直流電圧を発生し、
    直流電圧検出部が前記直流電圧の発生を検出し、
    重畳信号発生部が前記直流電圧の発生を検出した場合にのみ、当該直流電圧に重畳する重畳信号を発生する
    ことを特徴とする制御方法。
  6. 交流電圧発生部が交流電圧を発生し、
    切替部が前記直流電圧発生部と前記交流電圧発生部との出力とを切り替え、
    前記直流電圧検出部は、前記切替部が前記直流電圧発生部からの出力へと切り替わることにより、前記直流電圧が発生されていることを検出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の制御方法。
  7. 表示部が、前記交流電圧発生部から出力された交流電圧、または前記直流電圧発生部から出力された直流電圧に重畳された重畳信号を計測して、当該自装置の稼動有無を表示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の制御方法。
  8. 前記重畳信号発生部は、前記直流電圧発生部が出力した直流電圧に応じた重畳信号を発生する
    ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の制御方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0928813A (ja) * 1995-07-19 1997-02-04 Hakujiyu Seikagaku Kenkyusho:Kk 電界作動型の睡眠補助器
JP2000197708A (ja) * 1999-01-05 2000-07-18 Nippon Riko Igaku Kenkyusho:Kk 直流出力電位治療器

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