JP2012022074A - 光学系レンズユニットとそのプラスチックレンズ成形金型及びプラスチックレンズの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】鏡筒と光学系レンズとを高精度で位置決めすることができるとともに、高精度の光学系レンズの成形金型で容易に成形できるようにする。
【解決手段】固定金型21と可動金型22、この固定金型21と可動金型22に着脱自在に組み付ける入れ子23,24によって囲まれたキャビティに樹脂を充填し、プラスチックレンズ1を成形する。プラスチックレンズ1のレンズ部2と円錐面4,5を入れ子23,24で成形し、プラスチックレンズ1のコバ部3を固定金型21と可動金型22で成形する。これにより、円錐面4,5とレンズ部2とが径方向にズレることなく、同芯状となるように成形精度を高めることができ、鏡筒にプラスチックレンズ1を組み込む際、プラスチックレンズ1の円錐面4と鏡筒の当接面とを嵌合させて、鏡筒とプラスチックレンズ1とが同芯状となるように正確に位置決めすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話や携帯端末用あるいは一般的なズームレンズ、デジタルカメラなどに組み込まれる光学系レンズとして使用され、特に、光学系レンズと鏡筒とを高精度に位置決めできる光学系レンズユニットとそのプラスチックレンズ成形金型及びプラスチックレンズの製造方法に関する。
近年、撮像装置を備えた携帯端末の市場の拡大に伴い、この撮像装置には高画素数で小型の固体撮像素子が搭載されるようになった。このような撮像素子の小型化・高画素化に対応し、例えば、特許文献1,2で示すように、複数枚のレンズで構成した撮像レンズが一般化している。
特許文献1で示す撮像レンズは、1枚のプラスチックレンズと1枚のガラスレンズと、これらのレンズを組み込む鏡筒とを備え、プラスチックレンズとガラスレンズとが接触するレンズの周辺領域を同一曲率又は同一テーパ面とし、各レンズを鏡枠に組み込む際、最初に鏡枠に組み込むプラスチックレンズの接触部と鏡筒の受け面とを当接させて鏡筒とプラスチックレンズとを位置決めした状態で、ガラスレンズを鏡筒の内周面に嵌合させながらプラスチックレンズに押し当てて光軸方向に加圧することによって、鏡筒の受け面とガラスレンズとでプラスチックレンズを挟み付け、各レンズの周辺領域に形成する同一曲率又は同傾斜のテーパ面の嵌合によって各レンズの光軸を一致させるように構成している。
また、特許文献2には、鏡筒に組み込まれるレンズを全てプラスチックレンズで構成した撮像レンズが提案されているが、一般的に携帯電話などに用いられる撮像レンズは、鏡筒に組み込まれるレンズの全てを成形加工が容易なプラスチックレンズで構成し、一方、デシタルカメラなどにおいては、ズームレンズが主流であり、鏡筒に組み込まれるレンズはガラスレンズのみで構成され、または特許文献1のようにガラスレンズとプラスチックレンズとの組み合わせが一般的である。これら特許文献1及び特許文献2に示す撮影レンズは、図1,図2で示すように、プラスチックレンズの外径を鏡筒の内径より僅かに小さく形成して、鏡筒との間の径方向のクリアランスを保って鏡筒に挿入し、鏡筒に挿入したレンズを光軸方向に押圧した状態で最後段レンズを接着剤で固定する、あるいは、鏡筒に圧入したレンズ押えによって固定していた。
特開平9−113783号公報 特開特開2005−338869号公報
特許文献2(特許文献1も同様)で示すような撮像レンズは、例えば、図2で示すように、最初に鏡筒Kに挿入する第1のプラスチックレンズR1の受面Uを鏡筒Kに形成する当接面K1に当接させ、この受面Uと当接面K1を光軸に対して垂直することによって、鏡筒Kに対して第1のプラスチックレンズR1を光軸方向に位置決めした状態で順次、次段の第2のプラスチックレンズR2(特許文献1においてはガラスレンズ)・・を挿入し、各レンズR1,R2のコバ部R1a、R2aの重ね合わせ面に形成する円錐面Tを相互に嵌合(又は係合)させることによって、各レンズR1,R2双方の光軸を一致させた状態でユニット化させ、最後に挿入した最後段レンズを鏡筒Kの内周面に接着等で固定している。
しかし、鏡筒K内に配置される前記ユニット化した前記レンズ群R1,R2・・は、各レンズR1,R2・・の外径が鏡筒Kより径小に形成され、鏡筒Kとの間に僅かなクリアランスが形成されているため、最初に挿入したプラスチックレンズR1の受面Uと鏡筒Kの当接面K1とを当接させることによって、鏡筒Kに対してユニット化された全てのプラスチックレンズR1,R2・・が位置決めされ、かつ、前記プラスチックレンズR1の受面Uと鏡筒Kの当接面K1が光軸に対して垂直となるように構成されていることから、各プラスチックレンズR1,R2・・と鏡筒Kとの径方向のクリアランス分、各プラスチックレンズR1,R2・・が径方向に移動可能であって鏡筒Kに対するプラスチックレンズR1,R2・・の位置決め精度が劣るという課題を有している。
このような各プラスチックレンズR1,R2・・と鏡筒Kとの径方向のクリアランスによる位置決め精度の低下を防止する手段として最初に鏡筒Kに挿入するプラスチックレンズR1と鏡筒Kとを径方向に位置決めすることが考えられる。例えば、各プラスチックレンズR1,R2の芯合わせ構造と同様な構造を最初に挿入するプラスチックレンズR1と鏡筒Kとに採用することが考えられる。すなわち、図3に示すように、プラスチックレンズR1の受面Uと、鏡筒Kの当接面K1にそれぞれテーパ状の円錐面T1と円錐受面T2をそれぞれ形成し、これら円錐面T1と円錐受面T2をそれぞれ嵌合(又は係合)させれば、各プラスチックレンズR1,R2の芯合わせ構造と同様、鏡筒KとプラスチックレンズR1とを径方向に位置決めでき、鏡筒KとプラスチックレンズR1とが同芯状となる。このように、鏡筒Kに対して同芯状に位置決めしたプラスチックレンズR1を基準として順次、次段の第2のプラスチックレンズR2・・を重ね合わせ、各レンズR1,R2・・に形成する円錐面Tを相互に嵌合すれば、鏡筒Kに複数のプラスチックレンズR1,R2・・を高精度に位置決めすることができる。
ところで、この種の光学系レンズに採用されるプラスチックレンズRは、成形金型による射出成形によって成形されており、この種のプラスチックレンズ成形金型の一般的な構造について図4を参照して説明すると、プラスチックレンズ成形金型は固定金型100と、可動金型101からなり、光学系レンズにおいて最も重要なレンズ部R´は各金型100,101内に着脱自在に組み込まれる入れ子100A,101Aによって成形し、レンズ部R´の外周に位置する円錐面Taを含むプラスチックレンズRのコバ部Raは、固定金型100と、可動金型101によって成形していた。すなわち、固定金型100と、可動金型101は型締め時において両金型100,101を突き当てることから、高剛性の材料で形成し、一方、入れ子100A,101Aはレンズ部R´のレンズ面を成形する入れ子100A,101Aの表面をNiメッキ層で被覆処理した上で切削加工しており、構造的に固定金型100、可動金型101と入れ子100A,101Aとを別バーツとして形成し、固定金型100、可動金型101に対して入れ子100A,101Aを組み付けようにしている。このため、固定金型100、可動金型101に入れ子100A,101Aを組み込むためのクリアランスが必要となり、このクリアランスによって、固定金型100、可動金型101で成形される円錐面Taと入れ子100A,101Aで成形されるレンズ部R´との間において、入れ子100A,101Aを組み込む際のクリアランスに起因して径方向のズレが生じることが懸念される。すなわち、円錐面Taとレンズ部R´とに径方向のバラツキが生じるといった成形誤差が生じ、結果として鏡筒Kの円錐受面T1との嵌合によるレンズ部R´の位置決め精度が低下することが懸念される。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、鏡筒と光学系レンズ光軸を高精度で位置決めすることができるとともに、光学系レンズを高精度に成形することが可能な光学系レンズユニットとそのプラスチックレンズ成形金型及びプラスチックレンズの製造方法を提供することを目的とする。
請求項1の光学系レンズユニットは、両端側の開口部を有する筒状の鏡筒と、この鏡筒内に収納配置するプラスチックレンズとを備え、前記プラスチックレンズは、外周に位置するコバ部と、レンズ部を有し、前記コバ部に前記鏡筒に形成するテーパ状の円錐受面と係合可能な円錐面を形成したことを特徴とする光学系レンズ。
請求項1の光学系レンズユニットによれば、鏡筒内にプラスチックレンズを組み込む際、プラスチックレンズのコバ部に形成する円錐面を鏡筒に形成する円錐受面に係合させることによって鏡筒とプラスチックレンズとが同芯状となるように正確に位置決めされる。
請求項2の光学系レンズユニットは、前記鏡筒内に複数のプラスチックレンズを収納配置し、この各プラスチックレンズの重ね合わせ面にそれぞれ相互に係合可能な円錐面を形成したことを特徴とする。
請求項2の光学系レンズユニットによれば、鏡筒に最初に挿入したプラスチックレンズのコバ部に形成する円錐面を鏡筒に形成する円錐受面に嵌合させて、鏡筒とプラスチックレンズとを同芯状に位置決めした状態で順次、次段のプラスチックレンズを挿入して、各プラスチックレンズの重ね合わせ面に形成する各円錐面を係合させることによって、鏡筒に対して位置決めされたプラスチックレンズを基準として鏡筒に収納する全てのプラスチックレンズの光軸合わせが可能となる。
請求項3のプラスチックレンズ成形金型は、請求項1又は2記載の光学系レンズユニットを成形する成形金型であって、固定金型と、この固定金型に対して開閉自在に設けた可動金型と、前記固定金型と可動金型に着脱自在に組み付けられる入れ子を備え、前記レンズ部と該レンズ部から連続する前記円錐面を前記入れ子で成形するとともに、前記円錐面を除くプラスチックレンズのコバ部を前記固定金型と可動金型で成形したことを特徴とする。
請求項3のプラスチックレンズ成形金型によれば、プラスチックレンズのレンズ部と円錐面とが入れ子で一体成形されるため、入れ子と可動金型及び固定金型とのクリアラスによってレンズ部と円錐面との間においてズレが生じことはなく、レンズ部と円錐面との寸法精度を常に高精度に保つことができ、この結果、鏡筒の光軸とプラスチックレンズの光軸を高精度に一致させることが可能となる。
請求項4のプラスチックレンズの製造方法は、請求項3記載のプラスチックレンズ成形金型を用い、前記固定金型と可動金型と入れ子で囲まれたキャビティに樹脂を充填し、前記プラスチックレンズを射出成形することを特徴とする。
請求項4のプラスチックレンズの製造方法によれば、レンズ部と円錐面との寸法精度を常に高精度に保ったプラスチックレンズを安価且つ大量に製造することができ、プラスチックレンズの製造コストが低減される。
本発明によれば、プラスチックレンズのレンズ部と円錐面を成形金型の入れ子で成形することによって、レンズ部と円錐面との寸法精度を常に高精度に保つことができ、鏡筒にプラスチックレンズを組み込む際、プラスチックレンズの円錐面と鏡筒の円錐受面とを嵌合させることによって、鏡筒とプラスチックレンズとが同芯状となるように正確に位置決することができる。
また、鏡筒に最初に挿入するプラスチックレンズの円錐面を鏡筒の円錐受面に嵌合させて鏡筒に対して最初に挿入したプラスチックレンズを位置決めした状態で、そのプラスチックレンズを基準として順次、次段のプラスチックレンズを挿入し、その各プラスチックレンズの重ね合わせ面に形成する円錐面をそれぞれ係合させることによって、鏡筒に収納する全てのプラスチックレンズの光軸合わせが行うことができる。
実施例1を示し、光学系レンズ用成形金型の概略を示す断面図である。 従来の光学系レンズを示す断面図である。 従来の鏡筒とプラスチックレンズとの位置決め構造の改良構造を示す断面図である。 従来の光学系レンズ用成形金型の概略を示す断面図である。
図1は本発明の実施例1を示す光学系レンズ成形金型の断面図を示しており、図1に示す実施例1において、図3、図4に示した従来例と重複する部分の説明を省略し、異なる部分についてのみ符号を付して説明する。同図において、1はプラスチックレンズであり、レンズ部2と、このレンズ部2の周縁部から外周方向に延びるコバ部3とから成る。コバ部3には、図1において下面及び上面にそれぞれテーパ状の円錐面4,5が形成されている。このコバ部3に形成する円錐面4,5は図3に示す従来例と同様、下面側の円錐面4と鏡筒Kに形成する円錐受面T2に嵌合させることによって鏡筒Kとプラスチックレンズ1とが芯合わせされ、上面側の円錐面5を第2のプラスチックレンズR2の円錐面Tに嵌合させることによって、鏡筒の光軸と各レンズ1,R2・・の光軸を高精度に一致させることが可能となる。
前記プラスチックレンズ1の成形金型20は、固定金型21と、可動金型22と、この固定金型21と可動金型22に組み付けた上下一対の入れ子23、24とから成る。固定金型21と可動金型22は、プラスチックレンズ1の光軸方向に上下動して開閉動作し、その固定型21と可動金型22を型締してこれら固定金型21と可動金型22及び各金型21,22に組み込んだ入れ子23、24で囲まれたキャビティに溶融樹脂を充填してプラスチックレンズ1を射出成形する。また、プラスチックレンズ1のレンズ部2と円錐面4,5は前記入れ子23、24によって成形され、それ以外、すなわち、プラスチックレンズ1のコバ部3を固定金型21と可動金型22によって成形している。
すなわち、本発明におけるプラスチックレンズ1の成形金型20は、プラスチックレンズ1の光学性能を決定するレンズ部2とプラスチックレンズ1の円錐面4,5とを固定金型21と可動金型22に組み付けた入れ子23,24によって形成しており、従来のように、固定金型21、可動金型22と入れ子23,24とのクリアランスによって円錐面4,5とレンズ部2とが径方向にズレるといった成形誤差が生じることがないので、円錐面4,5とレンズ部2との位置精度を高めることが可能となる。なお、固定金型21、可動金型22と入れ子23,24とのクリアランスによってコバ部3の外径と円錐面4,5及びレンズ部2とにおいて径方向にバラツキが生じることも懸念されるが、図2に示すように、鏡筒Kに複数のプラスチックレンズを挿入し、各プラスチックレンズに形成する円錐面を嵌合させて各プラスチックレンズの光軸合わせを行う場合、各プラスチックレンズと鏡筒Kとの間に径方向のクリアランスが設定されることから、コバ部3の外径と円錐面4,5及びレンズ部2とにおいて径方向にバラツキが生じてもプラスチックレンズ1の光軸方向の精度には全く影響を与えない。また、入れ子23,24は固定金型21と可動金型22に着脱自在に組み込まれており、成形後において、入れ子23,24によって成形したレンズ部2の収縮率が設計値通りとならなかった場合などにおいて、入れ子23,24の形状の変更が容易であるから、成形後のレンズ部2の面形状を設計値に近づけるための補正加工やテーパー面の径の補正加工も容易である。
以上のように構成される本実施例において、レンズ部2と、このレンズ部2に連続する円錐面4,5を入れ子23,24で成形することによって、レンズ部2と円錐面4,5とが同芯となるように高精度に一致させることが可能となる。このように、円錐面4,5の成形精度を保つことによって、鏡筒Kにプラスチックレンズ1を組み込む際、プラスチックレンズ1の下面側に形成する円錐面4を鏡筒Kの円錐受面T2(図2参照)に嵌合させることによって、鏡筒Kとプラスチックレンズ1とが同芯となるように正確に位置決めすることができる。また、鏡筒Kに位置決めしたプラスチックレンズ1を基準として順次、このプラスチックレンズ1の円錐面5に次段のプラスチックレンズの円錐面を嵌合させることによって、鏡筒Kに複数のプラスチックレンズ1・・を組み込む場合、各レンズ同士の光軸を一致させた状態でユニット化させて鏡筒Kに収納配置することが可能である。
また、プラスチックレンズ1のレンズ部2と円錐面4,5を成形する入れ子23,24は、固定金型21と可動金型22に着脱自在に組み付けられ、入れ子23,24の非球面形状を変更する場合などにおいて、レンズ部2の面形状を設計値に近づけるための補正加工も容易である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズの形状や各レンズを光軸合わせする円錐面の形状、あるいは鏡筒に組み込むレンズの枚数は1枚であってもよく、光学系レンズを組み込む機器に応じて鏡筒に組み込むレンズの枚数を適宜選定すればよい。また、光学系レンズを成形する成形金型の金型構造も前記実施例に限定されるものではなく、適宜選定すればよい。また、前記実施例においては、プラスチックレンズ1の円錐面4と、鏡筒Kの円錐受面T2とが同傾斜のテーパ面となるように成形し、鏡筒Kにプラスチックレンズ1を組み込む際、円錐面4と円錐受面T2とを面接触状態で嵌合させて鏡筒Kにプラスチックレンズ1を位置決めした例を示したが、円錐面4と円錐受面T2とをそれぞれ傾斜角が異なるテーパ面とし、一方、例えば円錐受面T2に他方の円錐面4を線接触状態で係合させて鏡筒Kにプラスチックレンズ1を位置決めする構造であってもよい。
1 プラスチックレンズ
2 レンズ部
3 コバ部
4,5 円錐面
20 成形金型
21 固定金型
22 可動金型
23,24 入れ子
K 鏡筒
T2 円錐受面

Claims (4)

  1. 両端側の開口部を有する筒状の鏡筒と、この鏡筒内に収納配置するプラスチックレンズとを備え、前記プラスチックレンズは、外周に位置するコバ部と、レンズ部を有し、前記コバ部に前記鏡筒に形成するテーパ状の円錐受面と係合可能な円錐面を形成したことを特徴とする光学系レンズユニット。
  2. 前記鏡筒内に複数のプラスチックレンズを収納配置し、この各プラスチックレンズの重ね合わせ面にそれぞれ相互に係合可能な円錐面を形成したことを特徴とする請求項1記載の光学系レンズユニット。
  3. 請求項1又は2記載の光学系レンズを成形する成形金型であって、固定金型と、この固定金型に対して開閉自在に設けた可動金型と、前記固定金型と可動金型に着脱自在に組み付けられる入れ子を備え、前記レンズ部と該レンズ部から連続する前記円錐面を前記入れ子で成形するとともに、前記円錐面を除くプラスチックレンズのコバ部を前記固定金型と可動金型で成形したことを特徴とするプラスチックレンズ成形金型。
  4. 請求項3記載のプラスチックレンズ成形金型を用い、前記固定金型と可動金型と入れ子で囲まれたキャビティに樹脂を充填し、前記プラスチックレンズを射出成形することを特徴とするプラスチックレンズの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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