JP2012021480A - 排気浄化装置 - Google Patents

排気浄化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012021480A
JP2012021480A JP2010160741A JP2010160741A JP2012021480A JP 2012021480 A JP2012021480 A JP 2012021480A JP 2010160741 A JP2010160741 A JP 2010160741A JP 2010160741 A JP2010160741 A JP 2010160741A JP 2012021480 A JP2012021480 A JP 2012021480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
fuel
air
predetermined value
exhaust gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010160741A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Kawase
健一郎 河瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2010160741A priority Critical patent/JP2012021480A/ja
Publication of JP2012021480A publication Critical patent/JP2012021480A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】燃料添加弁の故障判定の精度を高めることができる排気浄化装置を提供する。
【解決手段】ECUは、エンジン回転数が所定値以上で、かつ、排気ガスの空燃比が所定値以下である場合にインクリメントされる空燃比カウンタが所定値以上となり(ステップS31でYES)、エンジン回転数が所定値以上で、かつ、排気温が所定値以下である場合にインクリメントされる排気温カウンタが所定値以上となった場合には(ステップS32でYES)、添加インジェクタに故障が発生していると判定する(ステップS33)。
【選択図】図6

Description

本発明は、排気浄化装置に関し、特に、排気ガスに燃料を添加することにより触媒機能の再生を実行する排気浄化装置に関する。
従来、内燃機関を搭載した車両においては、内燃機関から排出される排気ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)を吸蔵するためのNOx吸蔵還元型触媒や、PM(Particulate Matter)を捕捉するためのパティキュレートフィルタ(以下、PMフィルタという)を排気管に設けている。
NOx吸蔵還元触媒は、使用に伴ってNOxが吸蔵されていくと、触媒としての機能が低下していく。そのため、吸蔵されたNOxを分解し触媒の機能を再生させる再生処理を実行する必要がある。再生処理としては、例えば、排気管に設けられた燃料添加弁としてのインジェクタによって燃料などの還元剤を排気通路内に噴射し、燃料が混合された排気ガスをNOx吸蔵還元型触媒に供給するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、NOx吸蔵還元触媒は、NOxとともに硫黄酸化物(SOx)も吸蔵するため、NOx吸蔵還元触媒に燃料を供給し、NOx吸蔵還元触媒を高温にすることで、SOxを分解することも行われている。
一方、PMフィルタは、使用に伴って内部にPMが堆積し通過抵抗が増大するため、適宜再生処理を行う必要がある。再生処理としては、例えば、PMフィルタに燃料などの炭化水素系液体を流入させて発熱反応を生じさせ、発生した熱によりPMを焼失させる方法が提案されている。
このように、NOx吸蔵還元触媒やPMフィルタを再生処理するためのインジェクタを備えた排気浄化装置においては、インジェクタの摺動不良などに起因して閉弁が妨げられる開側故障が発生すると、インジェクタから排気通路へ燃料が噴出し続ける可能性が生じる。
そこで、インジェクタの摺動不良を引き起こすインジェクタへの異物混入に起因した開側故障が発生しているか否かを空燃比に基づいて診断する排気浄化装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
この特許文献2に記載された従来の排気浄化装置は、排気管におけるインジェクタの下流側に空燃比センサが設けられ、この空燃比センサにより検出される空燃比に基づいてインジェクタに開側故障が発生しているか否かを診断するようになっている。また、この排気浄化装置は、排気温が低くインジェクタの先端部に燃料が固着する可能性が高い場合には、異物混入に起因した開側故障であるか燃料の固着によりインジェクタが開側となっているのかを判別できないため、空燃比に基づくインジェクタの故障判定を禁止するようになっている。
これにより、燃料の固着に起因してインジェクタが開状態となっているにもかかわらず、インジェクタに故障が発生したと誤診断することを防止するようになっている。
特開2007−64182号公報 特開2008−169770号公報
しかしながら、上述のような特許文献2に記載の従来の排気浄化装置にあっては、インジェクタに開側故障が発生していないにもかかわらず、車両の走行状態に起因して空燃比が一時的に低くなると、インジェクタの開側故障が発生したと誤診断する可能性があった。例えば、前回の内燃機関の駆動時間が短時間であったり、寒冷地走行であったことなどに起因して、内燃機関の停止時に排気管に燃料が不燃状態で溜まることがある。この状態で内燃機関が始動すると、空燃比センサが空燃比を検出可能となる活性温度に達した時点で排気管に燃料が蒸発しきらずに残留していることがある。そうすると、排気温度が上昇しこの燃料が蒸発することにより気化した燃料が排気ガスに含まれるようになり、空燃比が急激に低下する。このため、排気浄化装置は、インジェクタが正常であるにもかかわらず、故障と判定する場合があった。したがって、インジェクタに対する故障判定精度をさらに向上する必要が生じていた。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、燃料添加弁の故障判定の精度を高めることができる排気浄化装置を提供することを目的とする。
本発明に係る排気浄化装置は、上記目的達成のため、(1)内燃機関の排気通路に設置され前記内燃機関から排出される排気ガスを浄化する触媒と、前記排気通路の前記触媒上流側に設置される燃料添加弁と、を備えた車両に設置され、前記燃料添加弁を制御して前記排気ガスに前記燃料を添加することにより前記触媒を再生する排気浄化装置において、前記排気通路を流れる排気ガスに基づいて空燃比が所定値以下であるか否かを判断する空燃比判断手段と、前記触媒を通過した排気ガスの排気温が所定値以下であるか否かを判断する排気温判断手段と、前記空燃比判断手段により空燃比が所定値以下であると判断された時間が所定時間継続し、かつ、前記排気温判断手段により排気ガスの排気温が所定値以下であると判断された時間が所定時間継続した場合に、前記燃料添加弁が故障していると判定する故障判定手段と、を備えることを特徴とする。
この構成により、燃料添加弁の故障を空燃比および排気温に基づいて判定することができる。したがって、従来のように、空燃比に基づいて燃料添加弁の故障を判定する排気浄化装置においては、内燃機関の始動後に排気通路に溜まっていた燃料が蒸発することに起因して空燃比が低下した場合においても、燃料添加弁に開側故障が発生したと誤診断する可能性が生じるが、このような状況では排気温の低下が発生しないため、空燃比のみならず排気温に基づいて燃料添加弁の故障を判定することにより、故障判定の精度を高めることができる。
本発明によれば、燃料添加弁の故障判定の精度を高めることができる排気浄化装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る排気浄化装置を搭載した車両を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る排気浄化装置およびその周辺の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る添加インジェクタの構成を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る空燃比異常判定処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る排気温異常判定処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る故障判定処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
なお、本実施の形態においては、本発明に係る排気浄化装置を4気筒のディーゼルエンジンを搭載した車両1に適用した場合について説明する。
図1に示すように、エンジン10は、シリンダヘッド12と、不図示のシリンダブロックを備えており、シリンダヘッド12およびシリンダブロックは、4つの気筒11を形成している。また、各気筒11には、ピストンにより燃焼室11aが画成されている。
シリンダヘッド12には、4つの燃焼室11aにそれぞれ燃料を噴射するための4つの燃料噴射弁13が設置されている。
燃料噴射弁13は、高圧燃料を貯留するコモンレール14と接続されており、コモンレール14は、燃料タンク15から供給された燃料を高圧燃料にして吐出する高圧燃料ポンプ16と接続されている。
高圧燃料ポンプ16は、吐出側に逆止弁を備えており、コモンレール14から高圧燃料ポンプ16への燃料の逆流を防止するようになっている。高圧燃料ポンプ16からコモンレール14へ供給される高圧燃料は、図示しないクランクシャフトの回転角に基づく燃料噴射弁13の開弁により燃料噴射弁13から対応する燃焼室11aへ噴射される。
車両1は、さらに、燃料フィルタ28を介して燃料タンク15内に貯留する燃料を吸入し、燃料圧レギュレータ26に圧送する低圧燃料ポンプ27を備えている。燃料タンク15は、軽油など炭化水素系の燃料を貯留する公知の燃料タンクにより構成されている。
燃料圧レギュレータ26は、低圧燃料ポンプ27から吐出された燃料の圧力、すなわち燃圧が予め定められた設定値よりも高くなると、低圧燃料ポンプ27から吐出された燃料の一部を燃料タンク15に戻すようになっている。
また、燃料圧レギュレータ26と高圧燃料ポンプ16との間には、燃料分岐部29が設置されており、低圧燃料ポンプ27から吐出された燃料の一部は、後述する添加インジェクタ41に供給されるようになっている。
シリンダヘッド12には、各燃焼室11aに吸入空気を導入するためのインテークマニホールド17が設けられており、インテークマニホールド17は、各燃焼室11aに吸入空気を導入するための図示しない吸気弁を有している。また、インテークマニホールド17には吸気管20が接続されており、吸気管20には、吸気の上流側から順にエアクリーナ21と、ターボユニット22のコンプレッサホイール22aと、吸気を冷却するためのインタークーラ23と、吸入空気量を調整するための電動式の吸気絞り弁24が配設されている。吸気管20を通してインテークマニホールド17へ吸入された空気は、図示しないクランクシャフトの回転角に応じて吸気弁が開弁した際に燃焼室11aへ導入される。
また、シリンダヘッド12には、各燃焼室11aにおいて生成された排気ガスを排出するためのエキゾーストマニホールド18が設けられており、エキゾーストマニホールド18は、各燃焼室11aから排気ガスを排出するための図示しない排気弁が設けられている。各燃焼室11aにおいて生成された排気ガスは、図示しないクランクシャフトの回転角に応じて排気弁が開弁した際にエキゾーストマニホールド18へ排気される。
エキゾーストマニホールド18には、排気ガスを再循環させるためのEGR(Exhaust Gas recirculation)装置30が接続されている。EGR装置30は、インテークマニホールド17とエキゾーストマニホールド18とを連通する連通管31と、連通管31の途中に配設されるEGRクーラ32および電動式のEGR弁33とを備えている。EGR装置30は、エキゾーストマニホールド18に排出された排気ガスの一部をEGRクーラ32により冷却し、インテークマニホールド17へ再循環させるようになっている。また、後述するECU(Electronic Control Unit)100は、EGR弁33の開度を制御することにより再循環される排気量を調節するようになっている。
エキゾーストマニホールド18には、排気管45が接続されており、排気管45にはエキゾーストマニホールド18の側から順にターボユニット22のタービンホイール22bと、触媒コンバータ43と、触媒担持型のPMフィルタ44とが配設されている。
ターボユニット22は、排気通路46を流れる排気によって回転するタービンホイール22bと、吸気通路19に配置されたコンプレッサホイール22aと、タービンホイール22bおよびコンプレッサホイール22aを連結するロータシャフト22cと、を備えている。タービンホイール22bが燃焼室11aから排出された排気ガスにより回転すると、この回転がロータシャフト22cを介してコンプレッサホイール22aに伝達される。これにより、エンジン10は、ピストンの移動に応じて発生する負圧のみならず、コンプレッサホイール22aの回転によって吸入空気を燃焼室11aに送り込むようになっている。
また、ターボユニット22は、タービンホイール22bの外周を囲い、タービンホイール22bの回転方向に沿った排気経路を有しており、排気ガスはこの排気経路を通過してタービンホイール22bに吹付けられる。排気経路には、リング状のノズルバックプレート22eに対して複数のノズルベーン22dが回動可能に設けられている。
また、車両1には、複数のノズルベーン22dを同時に開閉動作させるためのアクチュエータ58を備えている。ECU100は、排気経路の流通面積が変更されるようアクチュエータ58を駆動してノズルベーン22dの開度、すなわちVN開度を制御することにより、タービンホイール22bに吹付けられる排気ガスの流速を可変とする。これにより、タービンホイール22bの回転速度が調整され、燃焼室11aへの吸入空気が所定の過給圧にて供給されることとなる。
排気管45において、触媒コンバータ43の上流側には、低圧燃料ポンプ27に接続される添加インジェクタ41が配設されている。添加インジェクタ41は、還元剤としての燃料を噴射し、排気ガスに添加するようになっている。ここで、本実施の形態に係る添加インジェクタ41は、本発明に係る燃料添加弁を構成する。
触媒コンバータ43は、NOx吸蔵型のNOx触媒により構成されており、空燃比がリーン状態の場合における排気が内部を流通すると、この排気に含まれるNOxを吸蔵するようになっている。一方、空燃比がリッチ状態の場合における排気が内部を流通すると、吸蔵したNOxと排気に含まれる炭化水素や一酸化炭素とを反応させ、窒素、二酸化炭素、水に分解することにより排気を浄化するようになっている。
PMフィルタ44は、モノリス型やペレット型のフィルタにより構成されており、排気に含まれる微粒子(以下、PMという)を捕集する。このPMフィルタ44にも上述した吸蔵型のNOx触媒が備えられており、PMフィルタ44に捕捉されたPMは、当該触媒の酸化作用によって酸化されて除去されるようになっている。
図2に示すように、車両1は、電子制御装置としてのECU100を備えている。ECU100は、双方向性バスを介して互いに接続されているCPU(Central Processing Unit)100a、RAM(Random Access Memory)100b、ROM(Read Only Memory)100c、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory、登録商標)100d、入力ポート100e、および出力ポート100fなどを備えたマイクロコンピュータによって構成されている。
CPU100aは、RAM100bの一時記憶機能を利用しつつ予めROM100cに記憶されたプログラムやEEPROM100dに記憶されたデータに従って信号処理を行うことにより、エンジン10の出力制御や、後述する故障判定制御などの各種制御を実行するようになっている。したがって、本実施の形態に係るECU100は、本発明に係る排気浄化装置を構成する。
また、車両1は、エンジン10の回転数を測定するエンジン回転数センサ52と、エンジン10の吸入空気量を測定する吸入空気量センサ53と、エンジン10に吸入される空気の温度を測定する吸入空気温度センサ54と、大気圧センサ55と、吸気絞り弁24の開度を測定するための絞り弁センサ39と、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ37と、を備えており、これらのセンサは、ECU100の入力ポート100eに接続されている。
エンジン回転数センサ52は、クランクシャフトの回転数を計測し、エンジン回転数としてECU100に出力するようになっている。吸入空気量センサ53は、吸気管20におけるエアクリーナ21とコンプレッサホイール22aとの間に設けられており、吸気管20内における吸入空気量に応じた信号をECU100に出力する。また、吸入空気温度センサ54は、吸気管20におけるエアクリーナ21とコンプレッサホイール22aとの間に設けられており、吸気管20内における吸気の温度である吸入空気温度に応じた信号をECU100に出力する。
大気圧センサ55は、吸気管20におけるエアクリーナ21とコンプレッサホイール22aとの間に設けられており、吸気管20内における大気圧に応じた信号をECU100に出力するようになっている。絞り弁センサ39は、吸気絞り弁24の開度に応じた出力電圧が得られるホール素子により構成されており、吸気絞り弁24の開度を表す信号をECU100に出力するようになっている。
アクセル開度センサ37は、ホール素子を用いた電子式のポジションセンサにより構成されており、車両1に搭載されたアクセルペダルが運転者により操作されると、アクセルペダルの位置を示すアクセル開度を表す信号を、ECU100に出力するようになっている。
車両1は、さらに、触媒コンバータ43の上流における排気温T6を検出する第1温度センサ61と、触媒コンバータ43の下流側における排気温Thciを検出する第2温度センサ62と、PMフィルタ44の下流側における排気温Thcoを検出する第3温度センサ63と、PMフィルタ44の下流側に設置される空燃比センサ64と、を備えており、これらのセンサは、ECU100の入力ポート100eに接続されている。
ECU100の出力ポート100fには、燃料噴射弁13、高圧燃料ポンプ16、吸気絞り弁24、低圧燃料ポンプ27、EGR弁33、添加インジェクタ41などの開度を調節するためのソレノイドやアクチュエータが接続されている。ECU100は、上述した各センサから入力される信号に基づいて、各ソレノイドやアクチュエータへの指令値、例えば燃料噴射弁13に対する燃料噴射量や添加インジェクタ41に対する燃料添加量を算出し、該指令値に応じた指令信号を出力ポート100fから各ソレノイドやアクチュエータへ出力するようになっている。
そして、ECU100は、燃料噴射弁13を用いた燃料の噴射時期制御および噴射量制御を実行したり、吸気絞り弁24およびEGR弁33を用いた吸入空気量制御およびEGR量制御を実行するようになっている。
PMフィルタ44は、PMの堆積量が高くなるにしたがってPMフィルタ44での圧力損失が増大する。そこで、ECU100は、触媒機能回復制御の一環として、PMの堆積量が高くなると、堆積したPMを燃焼により浄化するPM除去制御を実行するようになっている。
具体的には、ECU100は、PMフィルタ44に堆積したPM量が所定値に達したと判断した場合には、添加インジェクタ41による燃料添加を実行し、PMフィルタ44の触媒上で燃料の酸化反応を進行させる。これにより、PMフィルタ44の触媒床温が酸化反応の反応熱によって600℃〜700℃まで上昇し、PMフィルタ44に堆積したPMが燃焼されるようになっている。
また、ECU100は、触媒コンバータ43におけるSOxの吸蔵量が所定値に達したと判断すると、触媒機能回復制御の一環として、触媒コンバータ43に吸蔵されているSOxを還元するためのS被毒回復制御を実行する。
また、触媒コンバータ43は、NOxの吸蔵量が限界値に達する前に触媒コンバータ43に吸蔵されているNOxを還元して放出させる必要がある。したがって、ECU100は、触媒コンバータ43に吸蔵されているNOxの量が所定値に達したと判断した場合には、排気浄化処理の一環としてNOx還元制御を実行する。このNOx還元制御において、ECU100は、添加インジェクタ41を制御して燃料添加を実行し、排気中や触媒上での燃料の酸化反応を進行させることにより、例えば250℃〜550℃の高温でリッチ状態となった雰囲気をNOx触媒の周囲に形成する。これにより、NOx触媒に吸蔵されているNOxは還元されてNOx触媒から放出され、触媒コンバータ43が再生される。
添加インジェクタ41は、先端部が排気通路46に突出するよう排気管45に取り付けられている。添加インジェクタ41は、図3に示すように、略円筒状に形成された金属製のハウジング66と、ハウジング66内に摺動可能に設けられたニードルバルブ67とを備えている。
ハウジング66は、ニードルバルブ67を収容する円筒状のスリーブ69と、中空半球状をなすサック部70によって構成されている。また、ハウジング66の先端側内周部分には、ニードルバルブ67の先端部が離着座する弁座68が形成されている。
低圧燃料ポンプ27から吐出された燃料の一部は、サック部70の内部空間に導入される。サック部70の先端部分には、サック部70の内部空間と排気通路46とを連通する噴射孔71が形成されている。
ニードルバルブ67は、ソレノイドと接続されており、ECU100がこのソレノイドに通電している間は、ニードルバルブ67が弁座68から離れ、排気通路46に燃料が添加されるようになっている。
ECU100は、添加インジェクタ41による燃料添加を実施することにより、触媒コンバータ43に吸蔵されたNOxを還元し放出するとともに、PMフィルタ44に捕集されたPMを焼失する。これにより、触媒コンバータ43およびPMフィルタ44の触媒機能が回復される。
ところで、添加インジェクタ41のニードルバルブ67に摺動不良が発生すると、ECU100のソレノイドに対する通電が終了したにもかかわらず、ニードルバルブ67の先端部が弁座68に着座しなくなる開側故障となる場合がある。この開側故障が進行すると、ソレノイドに対する通電の有無にかかわらず添加インジェクタ41が全開状態となる全開故障に至る可能性がある。この全開故障が発生すると、添加インジェクタ41から排気通路46に燃料が供給され続け、燃焼可能な量を超える燃料が触媒コンバータ43に供給されることとなる。
この場合、触媒コンバータ43は燃料により濡れた状態となるため、触媒コンバータ43の下流側における排気温が通常よりも低下することとなる。そこで、ECU100は、以下に詳述するように、触媒コンバータ43あるいはPMフィルタ44の下流側における排気温や空燃比を検出し、添加インジェクタ41に全開故障が発生しているか否かを判断する故障判定制御を実行するようになっている。
故障判定制御において、ECU100は、エンジン回転数センサ52および空燃比センサ64から入力される信号に基づいて、エンジン回転数が所定値以上であり、かつ、空燃比が所定値以下であるか否かを判断するようになっている。つまり、本実施の形態に係るECU100は、本発明に係る空燃比判断手段を構成する。
ここで、エンジン回転数の所定値とは、エンジン10の暖機後に安定して回転していることを表す値であり、この状態で排気温Thcoは通常400℃付近まで上昇する。また、空燃比の所定値とは、添加インジェクタ41に全開故障が発生した際に通常検出されるリッチ側の値を意味する。
ECU100は、エンジン回転数が所定値以上であり、かつ、空燃比が所定値以下であると判断した場合には、空燃比継続カウンタをインクリメントするようになっている。一方、ECU100は、エンジン回転数が所定値未満であるか、空燃比が所定値を超えている場合には、空燃比カウンタをクリアするようになっている。
また、ECU100は、エンジン回転数センサ52および第3温度センサ63から信号を入力し、エンジン回転数が所定値以上であり、かつ、排気温Thcoが所定値以下であるか否かを判断するようになっている。つまり、本実施の形態に係るECU100は、本発明に係る空燃比判断手段を構成する。
上述したように、エンジン10が安定して回転している場合には、排気温Thcoは約400℃に上昇する。ここで、添加インジェクタ41に全開故障が発生すると、触媒コンバータ43が添加インジェクタ41から噴出された燃料により濡れた状態となり、触媒コンバータ43を通過した排気ガスの温度が低下をする。その結果、第3温度センサ63により検出される排気温Thcoは、添加インジェクタ41に全開故障が発生した直後に約100℃に急低下し、その後、200℃程度まで徐々に上昇する。
したがって、ECU100は、この排気温Thcoの低下を検出することにより、添加インジェクタ41の全開故障の発生を診断することができる。ここで、空燃比センサ64は、200℃以上の場合に活性化され空燃比を検出可能となる。そこで、本実施の形態における排気温Thcoの所定値としては、200℃以上であり、かつ、通常の排気温より低い値が設定されている。
ECU100は、エンジン回転数が所定値以上であり、かつ、排気温Thcoが所定値以下であると判断した場合には、排気温カウンタをインクリメントするようになっている。
一方、ECU100は、エンジン回転数が所定値未満であるか、排気温Thcoが所定値を超えていると判断した場合には、排気温カウンタをクリアするようになっている。
また、ECU100は、空燃比カウンタおよび排気温カウンタが所定値以上となったか否かを判断し、これらのカウンタがいずれも所定値以上となっている場合には、添加インジェクタ41に全開故障が発生していると判定するようになっている。つまり、本実施の形態に係るECU100は、本発明に係る故障判定手段を構成する。
空燃比カウンタおよび排気温カウンタの所定値は、例えば、欧州のOBD(On Board Diagnosis)に対する法規要件を考慮した場合には90秒に設定される。なお、欧州のOBDにおいては、添加インジェクタ41の故障診断において、排気ガスに含まれるCO、HC、NOxあるいはPMのレベルにかかわらず、添加インジェクタ41の全開故障あるいは全閉故障が検出されることを要件としている。
これにより、空燃比がリッチ側の所定値を所定時間以上示した場合に添加インジェクタ41に故障が発生していると判断する従来の排気浄化装置においては、前回のトリップ終了によりエンジン10が停止した際に排気管45に燃料が残っていると、今回のトリップ開始によりエンジン10が始動した際に排気管45に溜まっていた燃料が蒸発し空燃比がリッチ側に急激に低下した場合においては、添加インジェクタ41に故障が発生したと誤検出してしまう。ここで、トリップとは、エンジン10の始動から車両1の走行を経てエンジン10が停止するまでの1サイクルを意味する。なお、前回のトリップ終了によりエンジン10が停止した際に排気管45に燃料が残留する原因としては、寒冷地走行など吸入空気が低温であり燃料が蒸発しにくい場合、ショートトリップのためエンジン10の暖機が終了する前にエンジン10が停止したことにより排気温が十分上昇しなかった場合、触媒コンバータ43の触媒床温が低く添加インジェクタ41から噴射された燃料が十分蒸発、燃焼しなかった場合、排気管45にカーボンが堆積し、このカーボンに燃料が付着することによって燃料が蒸発しにくくなった場合、排気管45の形状に起因して排気ガスの流れが悪く燃料が溜まりやすい場所がある場合などが挙げられる。
これに対し、本実施の形態に係る排気浄化装置は、空燃比カウンタおよび排気温カウンタの値に基づいて添加インジェクタ41に故障が発生しているか否かを判断するようになっているので、今回のトリップ開始によりエンジン10が始動した際に排気管45に溜まっていた燃料が蒸発し空燃比がリッチの状態となったとしても、排気温の低下が発生していないため、添加インジェクタ41の故障と誤検出することを防止できる。
図4は、本発明の実施の形態に係る故障判定制御を構成する空燃比異常判定処理を説明するためのフローチャートである。なお、以下の処理は、ECU100を構成するCPU100aによって所定の時間間隔で実行されるとともに、CPU100aによって処理可能なプログラムを実現する。
まず、ECU100は、エンジン回転数センサ52から取得した信号に基づいてエンジン回転数が所定値以上であるか否かを判断する(ステップS11)。
ECU100は、エンジン回転数が所定値以上であると判断した場合には(ステップS11でYES)、ステップS12に移行する。一方、ECU100は、エンジン回転数が所定値未満であると判断した場合には(ステップS11でNO)、ステップS14に移行して、空燃比カウンタをクリアする。
ステップS12において、ECU100は、空燃比センサ64から入力される信号に基づいて、排気ガスから求められる空燃比が所定値以下であるか否かを判断する。ここで、所定値は、添加インジェクタ41の全開故障が発生した場合に検出されるリッチ側の値に設定されており、予め実験的な測定により求められている。
ECU100は、空燃比が所定値以下であると判断した場合には(ステップS12でYES)、空燃比カウンタをインクリメントする(ステップS13)。一方、空燃比が所定値を超えていると判断した場合には(ステップS12でNO)、ステップS14に移行して、空燃比カウンタをクリアする。
ECU100は、この空燃比異常判定処理において算出される空燃比カウンタの値を、後述する故障判定処理において使用する。
図5は、本発明の実施の形態に係る故障判定制御を構成する排気温異常判定処理を説明するためのフローチャートである。なお、以下の処理は、ECU100を構成するCPU100aによって所定の時間間隔で実行されるとともに、CPU100aによって処理可能なプログラムを実現する。
まず、ECU100は、エンジン回転数センサ52から取得した信号に基づいてエンジン回転数が所定値以上であるか否かを判断する(ステップS21)。
ECU100は、エンジン回転数が所定値以上であると判断した場合には(ステップS21でYES)、ステップS22に移行する。一方、ECU100は、エンジン回転数が所定値未満であると判断した場合には(ステップS21でNO)、ステップS24に移行して、排気温カウンタをクリアする。
ステップS22において、ECU100は、第3温度センサ63から入力される信号に基づいて、空燃比センサ64の近傍における排気温Thcoが所定値以下であるか否かを判断する。ここで、所定値は、添加インジェクタ41の全開故障が発生した場合に排気温Thcoが低下する値に設定されており、予め実験的な測定により求められている。本実施の形態においては、上述したように、所定値として200℃以上であり、かつ、通常の排気温より低い値が設定されている。
ECU100は、排気温Thcoが所定値以下であると判断した場合には(ステップS22でYES)、排気温カウンタをインクリメントする(ステップS23)。一方、排気温Thcoが所定値を超えていると判断した場合には(ステップS22でNO)、ステップS24に移行して、排気温カウンタをクリアする。
ECU100は、この排気温異常判定処理において算出される排気温カウンタの値を、後述する故障判定処理において使用する。
図6は、本発明の実施の形態に係る故障判定制御を構成する故障判定処理を説明するためのフローチャートである。なお、以下の処理は、ECU100を構成するCPU100aによって所定の時間間隔で実行されるとともに、CPU100aによって処理可能なプログラムを実現する。
まず、ECU100は、上述した空燃比異常判定処理によりインクリメントされる空燃比カウンタが所定値以上であるか否かを判断する(ステップS31)。
ECU100は、空燃比カウンタが所定値以上であると判断した場合には(ステップS31でYES)、ステップS32に移行する。一方、ECU100は、空燃比カウンタが所定値未満であると判断した場合には(ステップS31でNO)、ENDに移行する。
次に、ECU100は、上述した排気温異常判定処理によりインクリメントされる排気温カウンタが所定値以上であるか否かを判断する(ステップS32)。
ECU100は、排気温カウンタが所定値以上であると判断した場合には(ステップS32でYES)、ステップS33に移行する。一方、ECU100は、排気温カウンタが所定値未満であると判断した場合には(ステップS32でNO)、ENDに移行する。
ステップS33に移行した場合に、ECU100は、添加インジェクタ41に故障が発生していると判定する。そして、ECU100は、運転席近傍のインストルメントパネルに設置されている警告灯を点灯したり、OBDの診断結果を記録するためのメモリに添加インジェクタ41の全開故障発生を記録する。
以上のように、本発明の実施の形態に係る排気浄化装置は、添加インジェクタ41の故障を空燃比および排気温に基づいて判定することができる。したがって、従来のように、空燃比に基づいて添加インジェクタ41の故障を判定する排気浄化装置においては、エンジン10の始動後に排気管45に溜まっていた燃料が蒸発することに起因して空燃比が低下した場合においても、添加インジェクタ41に開側故障が発生したと誤診断する可能性が生じるが、このような状況では排気温の低下が発生しないため、空燃比のみならず排気温に基づいて添加インジェクタ41の故障を判定することにより、故障判定の精度を高めることができる。
なお、以上の説明においては、ECU100は、第3温度センサ63から入力された排気温Thcoを表す信号に基づいて、上述した排気温異常判定処理や故障判定処理を実行する場合について説明したが、これに限定されず、ECU100は、第2温度センサ62から入力された排気温Thciを表す信号に基づいて、上述した排気温異常判定処理や故障判定処理を実行するようにしてもよい。
また、以上の説明においては、ECU100は、第3温度センサ63から入力された信号に基づいて排気温Thcoを絶対値として測定し、これらの排気温が所定値以上であるか否かを判断する場合について説明したが、これに限定されず、ECU100は、第1温度センサ61および第3温度センサ63によりそれぞれ検出された排気温T6およびThcoとの差をPMフィルタ44の下流側の排気温の相対値として測定するようにしてもよい。この場合、ECU100は、エンジン回転数が所定値以上であり、かつ、この相対値が排気温の低下を示す値である場合に排気温カウンタをインクリメントする。
以上のように、本発明に係る排気浄化装置は、インジェクタの故障判定の精度を高めることができるという効果を奏するものであり、排気ガスに燃料を添加することにより触媒機能の再生を実行する排気浄化装置に有用である。
1 車両
10 エンジン
11 気筒
19 吸気通路
20 吸気管
27 低圧燃料ポンプ
37 アクセル開度センサ
41 添加インジェクタ
43 触媒コンバータ
44 PMフィルタ
45 排気管
46 排気通路
52 エンジン回転数センサ
53 吸入空気量センサ
54 吸入空気温度センサ
61 第1温度センサ
62 第2温度センサ
63 第3温度センサ
64 空燃比センサ
67 ニードルバルブ
100 ECU

Claims (1)

  1. 内燃機関の排気通路に設置され前記内燃機関から排出される排気ガスを浄化する触媒と、前記排気通路の前記触媒上流側に設置される燃料添加弁と、を備えた車両に設置され、前記燃料添加弁を制御して前記排気ガスに前記燃料を添加することにより前記触媒を再生する排気浄化装置において、
    前記排気通路を流れる排気ガスに基づいて空燃比が所定値以下であるか否かを判断する空燃比判断手段と、
    前記触媒を通過した排気ガスの排気温が所定値以下であるか否かを判断する排気温判断手段と、
    前記空燃比判断手段により空燃比が所定値以下であると判断された時間が所定時間継続し、かつ、前記排気温判断手段により排気ガスの排気温が所定値以下であると判断された時間が所定時間継続した場合に、前記燃料添加弁が故障していると判定する故障判定手段と、を備えることを特徴とする排気浄化装置。
JP2010160741A 2010-07-15 2010-07-15 排気浄化装置 Pending JP2012021480A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010160741A JP2012021480A (ja) 2010-07-15 2010-07-15 排気浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010160741A JP2012021480A (ja) 2010-07-15 2010-07-15 排気浄化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012021480A true JP2012021480A (ja) 2012-02-02

Family

ID=45775932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010160741A Pending JP2012021480A (ja) 2010-07-15 2010-07-15 排気浄化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012021480A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051893A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Denso Corp インジェクタ駆動装置
JP2017020464A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 株式会社デンソー 燃料用フィルタ装置
JP2019113049A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 トヨタ自動車株式会社 添加弁の異常診断装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051893A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Denso Corp インジェクタ駆動装置
JP2017020464A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 株式会社デンソー 燃料用フィルタ装置
DE102016110270B4 (de) 2015-07-14 2023-05-04 Denso Corporation Kraftstofffiltervorrichtung
JP2019113049A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 トヨタ自動車株式会社 添加弁の異常診断装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4709220B2 (ja) パティキュレートフィルタの再生方法
EP2143918B1 (en) After-treatment de-contamination system
EP1555401B1 (en) Exhaust purifying apparatus for internal combustion engine
US7918084B2 (en) Exhaust gas purification apparatus and method for internal combustion engines
US20080264037A1 (en) Apparatus for deterioration diagnosis of an oxidizing catalyst
JP4513785B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2006316746A (ja) 内燃機関の排ガス浄化装置
JP2010096050A (ja) 過給システムの異常検出装置
JP2011236874A (ja) 排気浄化装置
CN108223072B (zh) 用于选择性催化还原喷射系统的喷射器沉淀检测
EP2143903B1 (en) Exhaust gas after-treatment contamination detection system
JP2012021480A (ja) 排気浄化装置
US11536209B2 (en) Control device, engine, and control method of engine
JP2007040186A (ja) 内燃機関のNOx生成量推定装置及び内燃機関の制御装置
JP2009287456A (ja) 排気絞り弁の故障診断装置
JP2010116817A (ja) エンジンの排気浄化装置
JP2009002268A (ja) 排気ガス再循環装置の診断装置
JP4380354B2 (ja) 内燃機関の添加弁異常診断装置
JP6534941B2 (ja) 排気浄化機構の異常診断装置
JP2010053742A (ja) 内燃機関の排気系診断装置
JP2005163652A (ja) 排気浄化装置
JP6769281B2 (ja) 内燃機関システム
JP2008231951A (ja) エンジンの排気温度推定装置及びエンジンの排気浄化装置
JP2004353502A (ja) エンジンの制御装置
JP2006266220A (ja) 後処理装置の昇温制御装置