JP2012019600A - 充電装置、及び充電制御方法 - Google Patents

充電装置、及び充電制御方法 Download PDF

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Hiroshi Kawashima
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Yomoyuki Ono
智行 小野
Katsuya Kimura
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Kayoko Tanaka
佳世子 田中
Hideki Noma
英樹 野間
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瑾 潘
Yukiyoshi Hirose
幸由 廣瀬
Yoshinori Honjo
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Tatsu Kawakami
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    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries

Abstract

【課題】ユーザの利便性を損なわずにデバイスのバッテリ寿命を延ばすこと。
【解決手段】デバイスを接続する接続部と、前記接続部に接続されたデバイスを充電する充電部と、前記デバイスに格納されたコンテンツの利用履歴を取得する履歴取得部と、前記履歴取得部により取得されたコンテンツの利用履歴に基づき、前記デバイスを利用するタイミングを予測するタイミング予測部と、前記接続部に接続されたデバイスが、前記タイミング予測部により予測されたタイミングに合わせて満充電になるように前記充電部を制御する充電制御部と、を備える、充電装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、充電装置、及び充電制御方法に関する。
近年、携帯電話をはじめとする多くの携帯機器が広く普及するに至った。これらの携帯機器には、二次電池などの蓄電装置が搭載されている。特に最近では、環境問題に対する意識の高まりや二次電池の性能向上に伴い、蓄電装置として一次電池よりも二次電池が多く利用されるようになってきている。二次電池は、充電することにより何度でも繰り返し利用することが可能な蓄電装置である。
但し、二次電池の利用回数にも限度(以下、寿命)がある。また、二次電池の寿命は、充電の仕方に依存することが知られている。例えば、満充電の状態で二次電池を放置すると、二次電池の寿命が短くなることが知られている。そのため、二次電池の寿命を延ばすために、様々な充電制御方法が提案されている。例えば、下記の特許文献1には、ある決められた時間に二次電池が満充電されるように制御する方法が開示されている。
特開2010−55226号公報
二次電池の寿命を延ばす1つの方法は、携帯機器を利用しない状況において約80%以下の充電量(以下、実用充電量)に二次電池の状態を保つことである。つまり、充電装置に携帯機器が接続されていても、満充電になるまで充電されないようにすることにより、二次電池の寿命を延ばすことが可能になる。一方で、ユーザの側からすれば、携帯機器を利用する際には二次電池が満充電された状態であって欲しいという要求がある。
しかしながら、携帯電話、携帯ゲーム機、撮像デバイス、携帯音楽プレーヤなど、家庭で利用される携帯機器の多くは不定期に利用される。そのため、ユーザが利用しない状況では二次電池の蓄電量を実用充電量に保ちつつ、ユーザが利用するタイミングで二次電池が満充電の状態となるように充電制御することは難しい。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザの利用タイミングに合わせて携帯機器の蓄電装置を満充電の状態にすることが可能な、新規かつ改良された充電装置、及び充電制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、デバイスを接続する接続部と、前記接続部に接続されたデバイスを充電する充電部と、前記デバイスに格納されたコンテンツの利用履歴を取得する履歴取得部と、前記履歴取得部により取得されたコンテンツの利用履歴に基づき、前記デバイスを利用するタイミングを予測するタイミング予測部と、前記接続部に接続されたデバイスが、前記タイミング予測部により予測されたタイミングに合わせて満充電になるように前記充電部を制御する充電制御部と、を備える、充電装置が提供される。
また、上記の充電装置は、前記接続部に接続されたデバイスが取り外される時間帯を保持する取り外し時間帯保持部をさらに備えていてもよい。この場合、前記タイミング予測部は、前記取り外し時間帯保持部により保持された時間帯の履歴に基づいて前記デバイスが前記接続部から取り外されるタイミングを予測する。
また、前記充電制御部は、前記タイミング予測部により前記コンテンツの利用履歴に基づいて予測されたタイミングと前記デバイスの取り外し時間帯に基づいて予測されたタイミングのうち、早く訪れるタイミングに合わせて満充電になるように前記充電部を制御するように構成されていてもよい。
また、前記充電制御部は、前記デバイスが前記接続部に接続された場合、前記タイミング予測部により予測されたタイミングに関わらず、満充電時よりも少ない所定の充電量まで前記デバイスを充電するように前記充電部を制御するように構成されていてもよい。
また、上記の充電装置は、ネットワーク上の情報源から情報を取得する情報取得部をさらに備えていてもよい。この場合、前記情報取得部により前記デバイスを利用するタイミングに関する情報が取得された場合、前記タイミング予測部は、当該タイミングに関する情報に基づいて前記デバイスを利用するタイミングを予測する。
また、上記の充電装置は、前記接続部に接続されたデバイスが撮像デバイスであるか否かを判定する撮像デバイス判定部をさらに備えていてもよい。この場合、前記情報取得部は、天気予報の情報を取得する。さらに、上記の充電装置は、前記撮像デバイス判定部により前記デバイスが撮像デバイスであると判定され、前記情報取得部により取得された天気予報の情報に基づいて前記タイミング予測部により予測されたタイミングに対応する日の天気が雨天と予測される場合、前記充電制御部は、当該タイミング予測部により予測されたタイミングに合わせて満充電になるように前記充電部を制御する処理を中止する。
また、前記情報取得部は、前記デバイスを所有するユーザのイベント予定の情報を取得するように構成されていてもよい。この場合、前記タイミング予測部は、前記情報取得部により取得されたイベント予定の情報に基づき、当該イベント予定の開始時刻から所定時間前のタイミングを、前記デバイスを利用するタイミングとして予測する。
また、上記の充電装置は、電力の需要予測を取得する需要予測取得部をさらに備えていてもよい。この場合、前記タイミング予測部は、前記需要予測取得部により取得された電力の需要予測に基づき、電力の需要が低いタイミングを、前記デバイスを満充電にするタイミングに設定し、前記充電制御部は、前記接続部に接続されたデバイスが、前記タイミング予測部により設定されたタイミングに合わせて満充電になるように前記充電部を制御する。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、デバイスを接続する接続ステップと、前記デバイスに格納されたコンテンツの利用履歴を取得する履歴取得ステップと、前記履歴取得ステップで取得されたコンテンツの利用履歴に基づき、前記デバイスを利用するタイミングを予測するタイミング予測ステップと、前記接続ステップに接続されたデバイスが、前記タイミング予測部により予測されたタイミングに合わせて満充電になるように充電を制御する充電制御ステップと、を含む、充電制御方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、上記の充電装置が備える各構成要素の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、当該プログラムが記録された、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体が提供される。
以上説明したように本発明によれば、ユーザの利用タイミングに合わせて携帯機器の蓄電装置を満充電の状態にすることが可能になる。
本発明の一実施形態に係る充電装置の機能構成について説明するための説明図である。 同実施形態に係るデバイスの機能構成について説明するための説明図である。 同実施形態に係るデバイス(撮像デバイス)の機能構成について説明するための説明図である。 同実施形態に係る充電制御方法(コンテンツ情報を利用する方法)について説明するための説明図である。 同実施形態に係る充電制御方法(取り外し時間帯の履歴を利用する方法)について説明するための説明図である。 同実施形態に係る充電制御方法(コンテンツ情報及び取り外し時間帯の履歴を共に利用する方法)について説明するための説明図である。 同実施形態に係る充電制御方法(天気予報を利用する方法)について説明するための説明図である。 同実施形態に係る充電制御方法(CGM情報を利用する方法)について説明するための説明図である。 同実施形態に係る充電制御方法(需要予測を利用する方法)について説明するための説明図である。 同実施形態に係る充電装置、及びデバイスの機能を実現することが可能なハードウェア構成について説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[説明の流れについて]
ここで、以下に記載する本発明の実施形態に関する説明の流れについて簡単に述べる。まず、図1を参照しながら、本実施形態に係る充電装置10の機能構成について説明する。次いで、図2、図3を参照しながら、本実施形態に係るデバイス20の機能構成について説明する。
次いで、図4〜図9を参照しながら、本実施形態に係る充電制御方法について説明する。次いで、図10を参照しながら、充電装置10、デバイス20の機能を実現することが可能なハードウェア構成について説明する。最後に、同実施形態の技術的思想について纏め、当該技術的思想から得られる作用効果について簡単に説明する。
(説明項目)
1:実施形態
1−1:充電装置10の機能構成
1−2:デバイス20の機能構成
1−2−1:コンテンツ再生デバイス
1−2−2:撮像デバイス
1−3:充電制御方法
1−3−1:コンテンツ情報に基づく充電制御
1−3−2:取り外しタイミングに基づく充電制御
1−3−3:コンテンツ情報+取り外しタイミングに基づく充電制御
1−3−4:天気予報の結果に応じた充電制御
1−3−5:イベント情報に応じた充電制御
1−3−6:需要予測を考慮した充電制御
1−4:ハードウェア構成
2:まとめ
<1:実施形態>
本発明の一実施形態について説明する。本実施形態は、ユーザが携帯機器を利用するタイミングに合わせて満充電の状態となるように充電制御する方法に関する。
[1−1:充電装置10の機能構成]
まず、図1を参照しながら、本実施形態に係る充電装置10の機能構成について説明する。図1は、本実施形態に係る充電装置10の機能構成について説明するための説明図である。なお、図1の例において、充電装置10は、デバイス20、給電装置30、ネットワーク40に接続されているものとする。なお、デバイス20は、例えば、ユーザが利用する携帯機器又はホームバッテリなどである。また、給電装置30は、電力を供給する手段である。
図1に示すように、充電装置10は、接続部11と、充電部12と、充電制御部13と、スケジュール管理部14と、表示部15と、入力部16と、情報取得部17とにより構成される。また、スケジュール管理部14は、タイミング予測部141と、利用履歴取得部142と、離脱時間帯記憶部143とを有する。
接続部11は、デバイス20に接続する手段である。接続部11に対して物理的及び電気的にデバイス20が接続されると、接続部11から充電部12へと、デバイス20の接続を示す接続通知が入力される。この接続通知が入力されると、充電部12は、接続部11を介してデバイス20に対する充電を開始する。このとき、充電部12は、外部の給電装置30から電力の供給を受け、接続部11を介してデバイス20に電力を供給する。
また、充電が開始されると、接続部11を介してデバイス20から充電部12へとデバイス20の蓄電量が通知される。充電部12は、接続部11を介してデバイス20から蓄電量の通知を受けると、その蓄電量を充電制御部13に入力する。充電制御部13は、入力された蓄電量が所定の蓄電量(例えば、満充電量の80%)より多い場合、充電部12を制御してデバイス20への充電を停止させる。一方、入力された蓄電量が所定の蓄電量より少ない場合、充電制御部13は、充電部12を制御し、所定の蓄電量になるまでデバイス20への充電を継続させる。なお、所定の蓄電量になるまで行われる充電のことを「実用充電」と呼ぶことにする。
また、デバイス20が接続部11に接続されると、スケジュール管理部14は、デバイス20を個々に識別するための識別情報(以下、デバイスID)を取得する。さらに、スケジュール管理部14は、利用履歴取得部142の機能により、接続部11を介して接続されたデバイス20からコンテンツ情報を取得する。ここで言うコンテンツ情報には、例えば、個々の音楽や映像などのコンテンツを再生した日時又は時間帯、映像や音声などのコンテンツを記録した日時や時間帯などの情報が含まれる。
このコンテンツ情報は、利用履歴取得部142によりデバイスID毎に保持される。さらに、利用履歴取得部142により保持されるコンテンツ情報は、タイミング予測部141に入力される。コンテンツ情報が入力されると、タイミング予測部141は、入力されたコンテンツ情報を解析し、ユーザがデバイス20を利用するタイミングを予測する。例えば、ユーザが平日の午前8時〜9時頃にコンテンツを再生している場合、タイミング予測部141は、平日の午前8時までにデバイス20の利用が開始されると判断する。
また、ユーザが毎週日曜日の午前10時頃にコンテンツを記録している場合、タイミング予測部141は、日曜日の午前10までにデバイス20の利用が開始されると判断する。その他にも、ユーザが毎年4月の第3日曜日にコンテンツを記録している場合、タイミング予測部141は、4月の第3日曜日にデバイス20が利用されると判断する。このように、タイミング予測部141は、過去のコンテンツ情報を解析し、デバイス20が利用される日時や時間帯などの周期性を検出する。そして、タイミング予測部141は、過去のコンテンツ情報から検出された周期性に基づき、次にデバイス20が利用されるタイミングを予測する。
タイミング予測部141により予測されたタイミングは、充電制御部13に入力される。なお、タイミング予測部141により予測されたタイミングを示す日時や時間帯などの情報は、表示部15に表示されるようにしてもよい。タイミング予測部141により予測されたタイミングが入力されると、充電制御部13は、入力されたタイミングに合わせてデバイス20が満充電の状態になるように充電部12を制御する。
但し、タイミング予測部141により予測されたタイミングは、ユーザがデバイス20を利用しているタイミングであり、デバイス20が充電装置10から取り外されたタイミングではない。そのため、充電制御部13は、タイミング予測部141により予測されたタイミングから、所定時間だけ前のタイミングにデバイス20が満充電になるように充電部12を制御する。なお、デバイス20を満充電にするタイミングを決めるための所定時間は、例えば、充電装置10の製造時に予め設定されていてもよい。また、この所定時間は、入力部16を介してユーザの手で設定できるようにしてもよい。
ところで、デバイス20を満充電にするタイミングは、ユーザにより手で設定できるようにしてもよい。この場合、ユーザは、入力部16を利用して、デバイス20を満充電にするタイミングを示す情報を入力する。このとき、入力部16を利用して入力された情報は、表示部15に表示されると共に、スケジュール管理部14に入力される。そして、スケジュール管理部14に入力されたタイミングの情報は、充電制御部13に入力される。この場合、充電制御部13は、入力されたタイミングの情報に基づき、そのタイミングにデバイス20が満充電されるように充電部12を制御する。
デバイス20が満充電され、ユーザにより充電装置10から取り外されると、接続部11からスケジュール管理部14の離脱時間帯記憶部143に対し、デバイス20が取り外されたことが通知される。この通知を受けると、離脱時間帯記憶部143は、デバイスIDに対応付けてデバイス20が取り外された日時や時間帯などを示す取り外し時間情報を記憶する。このようにして離脱時間帯記憶部143は、デバイス20が充電装置10から取り外される度にデバイスID毎の取り外し時間情報を蓄積する。そして、取り外し時間情報が所定数以上蓄積されると、離脱時間帯記憶部143は、タイミング予測部141に取り外し時間情報を入力する。
取り外し時間情報が入力されると、タイミング予測部141は、入力された取り外し時間情報を解析し、ユーザがデバイス20を取り外す時間帯の周期性を検出する。例えば、ユーザが平日の午前8時〜9時にデバイス20を取り外す頻度が高い場合、タイミング予測部141は、次回も、平日の午前8時〜9時の時間帯にユーザがデバイス20を取り外すものと予測する。同様に、ユーザが日曜日の午前9時頃にデバイス20を取り外す頻度が高い場合、タイミング予測部141は、次回も、日曜日の午前9時頃にユーザがデバイス20を取り外すものと予測する。
このように、タイミング予測部141は、取り外し時間情報を解析し、過去の取り外しタイミングの周期性から次の取り外しタイミングを予測する。そして、タイミング予測部141は、予測した次の取り外しタイミングを保持する。なお、接続部11にデバイス20が接続された場合、タイミング予測部141は、保持していた取り外しタイミングを充電制御部13に入力する。取り外しタイミングが入力されると、充電制御部13は、入力された取り外しタイミングにデバイス20が満充電されるように充電部12を制御する。
但し、コンテンツ情報に基づくデバイス20の利用タイミングが入力されている場合、充電制御部13は、その利用タイミングから設定される満充電のタイミングと、取り外しタイミングとを比較する。そして、充電制御部13は、いずれか早いタイミングを選択し、選択したタイミングにデバイス20が満充電されるように充電部12を制御する。また、ユーザにより入力部16を介して満充電にするタイミングが入力されている場合、充電制御部13は、ユーザにより入力されたタイミングに合わせてデバイス20が満充電させるように充電部12を制御する。
これまではデバイス20のコンテンツ情報及び取り外しタイミングに基づく充電制御について説明してきたが、充電装置10は、ネットワーク40上の情報源から取得した情報に基づいてデバイス20を満充電にするタイミングを制御することも可能である。このような制御を実現するため、充電装置10には、情報取得部17が設けられている。情報取得部17は、CGM情報取得機能と、天気予報取得機能と、旅行情報取得機能と、需要予測取得機能とを有する。但し、上記のCGMは、Consumer Generated Mediaの略である。
まず、ネットワーク40上の情報源からCGM情報を取得して活用する例について述べる。CGM情報とは、ユーザがネットワーク40を活用して情報を生成していくメディアである。例えば、ソーシャルネットワーキングサービスやブログなどに掲載された情報は、CGM情報の一例である。こうしたCGM情報の中には、ユーザのスケジュールやデバイス20の利用予定などに関する情報が含まれていることがある。例えば、CGM情報には、デバイス20のユーザが参加するイベントの情報などが含まれていることがある。情報取得部17は、CGM情報取得機能により、このようなCGM情報を取得してスケジュール管理部14に入力する。
スケジュール管理部14に入力されたCGM情報は、タイミング予測部141に入力される。タイミング予測部141は、入力されたCGM情報を解析し、ユーザがデバイス20を利用するタイミングに関する情報を検出する。そして、タイミング予測部141は、検出した情報に基づいて次にデバイス20が利用されるタイミングを予測する。また、タイミング予測部141は、予測したタイミングを保持しておき、接続部11にデバイス20が接続された際に、そのタイミングを充電制御部13に入力する。
このようにしてデバイス20の利用タイミングが入力されると、充電制御部13は、そのタイミングから所定時間だけ前にデバイス20が満充電されるように充電部12を制御する。なお、コンテンツ情報に基づくデバイス20の利用タイミング、取り外しタイミング、CGM情報に基づくデバイス20の利用タイミングのいずれを利用するかは、ユーザにより予め設定されるようにしてもよいし、最も早く訪れるタイミングが選択されるようにしてもよい。
次に、ネットワーク40上の情報源から旅行情報を取得して活用する例について述べる。ここで言う旅行情報とは、ユーザが旅行に行く予定を内容とする情報のことである。旅行に行く場合、ユーザは、撮像デバイスのような特定のデバイス20を高い確率で所持する。そこで、情報取得部17は、旅行情報取得機能により、ネットワーク40上の情報源からユーザの旅行情報を取得して旅行の開始日時を検出する。また、情報取得部17は、検出した旅行の開始日時をスケジュール管理部14に入力する。そして、スケジュール管理部14に入力された旅行の開始日時は、タイミング予測部141に入力される。
旅行の開始日時が入力されると、タイミング予測部141は、入力された旅行の開始日時がデバイス20の利用タイミングであると予測する。また、タイミング予測部141は、旅行の開始日時に基づく利用タイミングを保持する。そして、接続部11にデバイス20が接続された際、タイミング予測部141は、旅行の開始日時に基づく利用タイミングを充電制御部13に入力する。但し、タイミング予測部141は、接続部11に接続されたデバイス20が撮像デバイスであるか否かを判断し、撮像デバイスである場合に、旅行の開始日時に基づく利用タイミングを充電制御部13に入力するようにしてもよい。
このようにしてデバイス20の利用タイミングが入力されると、充電制御部13は、そのタイミングから所定時間だけ前にデバイス20が満充電されるように充電部12を制御する。なお、コンテンツ情報に基づくデバイス20の利用タイミング、取り外しタイミング、旅行の開始日時に基づくデバイス20の利用タイミングのいずれを利用するかは、ユーザにより予め設定されるようにしてもよいし、最も早く訪れるタイミングが選択されるようにしてもよい。
次に、ネットワーク40上の情報源から天気予報を取得して活用する例について述べる。なお、この天気予報は、CGM情報や旅行情報などと組み合わせて利用される。例えば、CGM情報に基づいてユーザが参加する屋外イベントの日時が検出された場合、CGM情報だけを利用すると、その日時の天候に関わらず、その日時に合わせてデバイス20が満充電されてしまう。しかし、屋外イベントの場合、雨天中止になる可能性が高い。そこで、充電装置10は、情報取得部17の天気予報取得機能により取得された天気予報を参照し、屋外イベントの開催日時が雨天の場合には、その開催日時に合わせてデバイス20を満充電にする制御を中止する。旅行情報との組み合わせについても同様である。
次に、ネットワーク40上の情報源から需要予測を取得して活用する例について述べる。ここで言う需要予測とは、所定の地域単位における電力需要の予測を意味する。一般に、電力供給者の側からすると電力需要を平均化したいという要望がある。また、夏場など、電力需要のピーク時に電力の供給が追いつかなくなることがある。さらに、電力取引において電力需要のピーク時に電力価格が最高値となる。こうした理由から、需要予測に基づいて充電制御を実施することは社会的にも経済的にも意味がある。例えば、電力需要のピーク時を避けてデバイス20を満充電にするような充電制御を実施することが好ましい。なお、需要予測に基づいてデバイス20を満充電にするタイミングを設定するのは、タイミング予測部141の機能により実現される。
以上、充電装置10の機能構成について説明した。なお、図1に示した充電装置10の機能構成は一例であり、一部の構成要素を省略することも可能である。例えば、充電装置10は、情報取得部17を省略し、コンテンツ情報に基づく利用タイミング、取り外しタイミングを用いて充電制御するように構成されていてもよい。また、充電装置10は、情報取得部17、離脱時間帯記憶部143を省略し、コンテンツ情報に基づく利用タイミングを用いて充電制御するように構成されていてもよい。さらに、充電装置10は、情報取得部17、利用履歴取得部142を省略し、取り外しタイミングを用いて充電制御するように構成されていてもよい。
[1−2:デバイス20の機能構成]
次に、図2、図3を参照しながら、デバイス20の機能構成について説明する。なお、図2に例示したデバイス20は、コンテンツを再生するためのコンテンツ再生デバイスである。また、図3に例示したデバイス20は、撮像デバイスである。もちろん、図2、図3に示したデバイス20の機能構成は一例であり、ホームバッテリサーバ、ノート型コンピュータ、携帯電話、携帯情報端末などもデバイス20として適用可能である。
(1−2−1:コンテンツ再生デバイス)
まず、図2を参照する。図2に示すように、デバイス20は、接続部21と、蓄電部22と、記憶部23と、コンテンツ再生部24と、出力部25とを有する。
接続部21は、充電装置10に接続する手段である。接続部21を介して充電装置10に接続されると、充電装置10から電力が供給される。そして、充電装置10から供給された電力は蓄電部22に供給される。また、充電装置10が接続されると、接続部21は、蓄電部22の蓄電量を充電装置10に通知する。さらに、接続部21は、記憶部23に格納されたコンテンツ情報を充電装置10に送信する。
記憶部23には、コンテンツとコンテンツ情報が格納されている。このコンテンツは、例えば、音楽データ、映像データ、テキストデータなどである。また、このコンテンツ情報は、コンテンツの再生日時などの情報である。記憶部23に格納されたコンテンツは、コンテンツ再生部24により読み出されて再生される。そして、コンテンツ再生部24により再生されたコンテンツは、出力部25により出力される。出力部25は、表示装置やスピーカなどである。
(1−2−2:撮像デバイス)
次に、図3を参照する。図3に示すように、デバイス20は、接続部21と、蓄電部22と、記憶部23と、撮像部26と、表示部27と、映像再生部28とを有する。
接続部21は、充電装置10に接続する手段である。接続部21を介して充電装置10に接続されると、充電装置10から電力が供給される。そして、充電装置10から供給された電力は蓄電部22に供給される。また、充電装置10が接続されると、接続部21は、蓄電部22の蓄電量を充電装置10に通知する。さらに、接続部21は、記憶部23に格納されたコンテンツ情報を充電装置10に送信する。
図3に例示したデバイス20は、撮像デバイスである。そのため、このデバイス20には、撮像部26が搭載されている。撮像部26は、被写体を撮像する手段である。但し、撮像部26において音声も収録できるものとする。撮像部26により生成された映像データや音声データは記憶部23に格納される。記憶部23には、コンテンツとコンテンツ情報が格納される。このコンテンツ情報は、コンテンツの撮影日時などの情報である。なお、撮像部26により撮影された映像は、スルー映像として表示部27に表示される。また、記憶部23に格納されたコンテンツは、映像再生部28により再生することができる。
以上、デバイス20の機能構成について説明した。コンテンツ再生デバイスは、ユーザが日常的に持ち歩くデバイスである。一方、撮像デバイスは、イベントなどの際にユーザが持ち出す確率の高いデバイスである。こうしたユーザの行動パターンを踏まえて充電制御を実施することにより、よりユーザにとって利便性の高い充電制御が実現される。例えば、コンテンツ再生デバイスであるか、撮像デバイスであるかを判別し、撮像デバイスの場合には天気予報を参照して天候に応じた充電制御を実施するなどの実施例が考えられる。なお、デバイス20を判別する機能はスケジュール管理部14により実現される。
[1−3:充電制御方法]
次に、本実施形態に係る充電制御方法について説明する。本実施形態に係る充電制御方法は、ユーザがデバイス20を利用するタイミングに合わせてデバイス20が満充電の状態になるように充電制御する方法に関する。
(1−3−1:コンテンツ情報に基づく充電制御)
まず、図4を参照しながら、デバイス20から取得されたコンテンツ情報に基づく充電制御方法について説明する。図4は、デバイス20から取得されたコンテンツ情報に基づく充電制御方法について説明するための説明図である。なお、図4に示した充電制御方法は、充電装置10を構成する要素のうち、主に、タイミング予測部141、利用履歴取得部142、充電制御部13を用いて実現される。
図4に示すように、まず、充電装置10には、接続部11を介してデバイス20が接続される(S101)。次いで、充電部12は、接続部11を介して接続されたデバイス20に対する実用充電を開始する(S102)。なお、実用充電の制御は、充電制御部13により行われる。次いで、利用履歴取得部142は、接続部11を介して接続されたデバイス20からコンテンツ情報を取得する(S103)。そして、利用履歴取得部142により取得されたコンテンツ情報は、タイミング予測部141に入力される。
次いで、タイミング予測部141は、利用履歴取得部142により入力されたコンテンツ情報を解析し、次の利用タイミングを予測する(S104)。利用タイミングの予測方法には様々な方法がある。例えば、コンテンツ情報に含まれるコンテンツの再生日時から、1日のうちで再生操作が行われる頻度の高い時間帯を検出する方法がある。また、平日と休日を分け、平日で再生操作の行われる頻度が高い時間帯と、休日で再生操作の行われる頻度が高い時間帯を検出する方法がある。その他にも、再生操作が行われる時間帯に日毎、曜日毎、季節毎の周期性がある場合には、次に周期が訪れるタイミングを次の利用タイミングの予測結果としてもよい。
タイミング予測部141により予測された次の利用タイミングは、充電制御部13に入力される。次の利用タイミングが入力されると、充電制御部13は、現時点が次の利用タイミングの所定時間前か否かを判定する(S105)。コンテンツ情報から予測される利用タイミングは、デバイス20が取り外された後でユーザがデバイス20を操作するタイミングである。そのため、充電制御部13は、コンテンツ情報に基づいて予測された利用タイミングから所定時間だけ前の時刻にデバイス20が満充電になるように充電制御する必要がある。そこで、充電制御部13は、タイミング予測部141により予測された次の利用タイミングよりも所定時間だけ前の時刻に達したか否かを判定する。
現時点が次の利用タイミングの所定時間だけ前の時刻に達している場合、充電制御部13は、処理をステップS106に進める。一方、現時点が次の利用タイミングの所定時間だけ前の時刻に達していない場合、充電制御部13は、処理を再びステップS105に進める。処理をステップS106に進めた場合、充電制御部13は、次の利用タイミングに合わせて満充電となるように充電部12を制御する(S106)。なお、次の利用タイミングにおいて、ユーザが満充電のデバイス20を利用できるようにするのであるから、充電制御部13は、次の利用タイミングから所定時間前にデバイス20が満充電になるように充電部12を制御する。
以上、デバイス20から取得されたコンテンツ情報に基づく充電制御方法について説明した。上記の充電制御方法を適用することにより、デバイス20に搭載された蓄電部22(二次電池)の寿命を延ばしつつ、満充電の状態にあるデバイス20をユーザが利用できるようになる。また、満充電にするタイミングをユーザが手で設定する必要がないため、ユーザの操作負担を低減し、利便性を大きく向上させることができる。
(1−3−2:取り外しタイミングに基づく充電制御)
次に、図5を参照しながら、デバイス20を取り外したタイミングの履歴に基づく充電制御方法について説明する。図5は、デバイス20を取り外したタイミングの履歴に基づく充電制御方法について説明するための説明図である。なお、図5に示した充電制御方法は、充電装置10を構成する要素のうち、主に、タイミング予測部141、離脱時間帯記憶部143、充電制御部13を用いて実現される。
図5に示すように、まず、充電装置10は、離脱時間帯記憶部143及びタイミング予測部141により、デバイス20が充電装置10から取り外された時間帯(以下、取り外し時間帯)の履歴を蓄積し、取り外し時間帯の規則性について解析する(S111)。次いで、充電装置10は、タイミング予測部141により、取り外し時間帯に規則性があるか否かを判断する(S112)。取り外し時間帯に規則性がある場合、充電装置10は、処理をステップS113に進める。一方、取り外し時間帯に規則性がない場合、充電装置10は、処理を再びステップS111に進める。
例えば、平日又は休日の同じ時間帯にデバイス20が充電装置10から取り外される場合、充電装置10は、取り外し時間帯に規則性があると判断する。また、同じ曜日の同じ時間帯にデバイス20が充電装置10から取り外される場合、充電装置10は、取り外し時間帯に規則性があると判断する。一方、デバイス20が充電装置10から取り外される時間帯が毎日異なる場合、充電装置10は、取り外し時間帯に規則性がないと判断する。処理をステップS113に進めた場合、充電装置10は、検出された取り外し時間帯の規則性をデバイス20毎に保持する(S113)。
なお、ステップS111〜ステップS113の処理は、取り外し時間帯の履歴に基づく充電制御を実現するための前処理である。取り外し時間帯の規則性は、ある程度、取り外しの履歴が情報として蓄積されないと精度良く検出するのが難しい。そのため、取り外し時間帯の規則性が検出されるまでは、取り外し時間帯の履歴を取り外しタイミングの予測に利用せず、ステップS111の処理が繰り返し実行されるようにする。
ステップS113に次いで、新たに充電装置10に対してデバイス20が接続された場合(S114)、充電部12は、接続部11を介して接続されたデバイス20に対する実用充電を開始する(S115)。なお、実用充電の制御は、充電制御部13により行われる。次いで、充電装置10は、タイミング予測部141により、先に検出した取り外し時間帯の規則性に基づき、次の取り外しタイミングを予測する(S116)。例えば、先に検出された規則的な取り外し時間帯が午前8時頃である場合、タイミング予測部141は、午前8時頃を次の取り外しタイミングの予測結果とする。
タイミング予測部141により予測された次の取り外しタイミングは、充電制御部13に入力される。次の取り外しタイミングが入力されると、充電制御部13は、現時点が次の取り外しタイミングの所定時間前か否かを判定する(S117)。なお、次の取り外しタイミングにおいて、ユーザが満充電のデバイス20を取り外せるようにするのであるから、充電制御部13は、次の取り外しタイミングから所定時間前にデバイス20が満充電になるように充電部12を制御することが必要になる。そのため、ステップS117の判定が行われる。
現時点が次の取り外しタイミングの所定時間だけ前の時刻に達している場合、充電制御部13は、処理をステップS118に進める。一方、現時点が次の取り外しタイミングの所定時間だけ前の時刻に達していない場合、充電制御部13は、処理を再びステップS117に進める。処理をステップS118に進めた場合、充電制御部13は、次の取り外しタイミングに合わせて満充電となるように充電部12を制御する(S118)。
以上、デバイス20の取り外し時間帯の履歴に基づく充電制御方法について説明した。上記の充電制御方法を適用することにより、デバイス20に搭載された蓄電部22(二次電池)の寿命を延ばしつつ、満充電の状態にあるデバイス20をユーザが利用できるようになる。また、満充電にするタイミングをユーザが手で設定する必要がないため、ユーザの操作負担を低減し、利便性を大きく向上させることができる。
(1−3−3:コンテンツ情報+取り外しタイミングに基づく充電制御)
次に、図6を参照しながら、コンテンツ情報及び取り外し時間帯の履歴を併せて利用した充電制御方法について説明する。図6は、コンテンツ情報及び取り外し時間帯の履歴を併せて利用した充電制御方法について説明するための説明図である。なお、図6に示した充電制御方法は、充電装置10を構成する要素のうち、主に、タイミング予測部141、利用履歴取得部142、離脱時間帯記憶部143、充電制御部13を用いて実現される。また、以下の説明において、図5におけるステップS111〜ステップS113の処理は既に完了しているものとする。
図6に示すように、まず、充電装置10には、接続部11を介してデバイス20が接続される(S121)。次いで、充電部12は、接続部11を介して接続されたデバイス20に対する実用充電を開始する(S122)。なお、実用充電の制御は、充電制御部13により行われる。次いで、利用履歴取得部142は、接続部11を介して接続されたデバイス20からコンテンツ情報を取得する(S123)。そして、利用履歴取得部142により取得されたコンテンツ情報は、タイミング予測部141に入力される。
次いで、タイミング予測部141は、利用履歴取得部142により入力されたコンテンツ情報を解析し、次の利用タイミングT1を予測する(S124)。タイミング予測部141により予測された次の利用タイミングT1は、充電制御部13に入力される。また、タイミング予測部141は、取り外し時間帯の規則性から、次の取り外しタイミングT2を予測する(S125)。タイミング予測部141により予測された次の取り外しタイミングT2は、充電制御部13に入力される。
次いで、充電制御部13は、次の利用タイミングT1に基づく満充電のタイミングT1’と、次の取り外しタイミングT2に基づく満充電のタイミングT2’とを比較し、T1’<T2’であるか否かを判定する(S126)。T1’<T2’である場合、充電制御部13は、処理をステップS127に進める。一方、T1’<T2’でない場合、充電制御部13は、処理をステップS129に進める。
処理をステップS127に進めた場合、充電制御部13は、現時点が次の利用タイミングT1の所定時間前(T1’)か否かを判定する(S127)。コンテンツ情報から予測される利用タイミングT1は、デバイス20が取り外された後でユーザがデバイス20を操作するタイミングである。そのため、充電制御部13は、コンテンツ情報に基づいて予測された利用タイミングT1から所定時間だけ前の時刻にデバイス20が満充電になるように充電制御する必要がある。そこで、充電制御部13は、タイミング予測部141により予測された次の利用タイミングT1よりも所定時間だけ前の時刻T1’に達したか否かを判定する。
現時点が次の利用タイミングの所定時間だけ前の時刻T1’に達している場合、充電制御部13は、処理をステップS128に進める。一方、現時点が次の利用タイミングの所定時間だけ前の時刻T1’に達していない場合、充電制御部13は、処理を再びステップS127に進める。処理をステップS127に進めた場合、充電制御部13は、次の利用タイミングT1に合わせて満充電となるように充電部12を制御する(S128)。なお、次の利用タイミングT1において、ユーザが満充電のデバイス20を利用できるようにするのであるから、充電制御部13は、次の利用タイミングから所定時間前T1’にデバイス20が満充電になるように充電部12を制御する。
一方、ステップS126において処理をステップS129に進めた場合、充電制御部13は、現時点が次の取り外しタイミングT2の所定時間前の時刻(T2’)か否かを判定する(S129)。なお、次の取り外しタイミングT2において、ユーザが満充電のデバイス20を取り外せるようにするのであるから、充電制御部13は、次の取り外しタイミングT2から所定時間前の時刻T2’にデバイス20が満充電になるように充電部12を制御することが必要になる。そのため、ステップS129の判定が行われる。
現時点が次の取り外しタイミングの所定時間だけ前の時刻T2’に達している場合、充電制御部13は、処理をステップS130に進める。一方、現時点が次の取り外しタイミングの所定時間だけ前の時刻T2’に達していない場合、充電制御部13は、処理を再びステップS129に進める。処理をステップS130に進めた場合、充電制御部13は、次の取り外しタイミングT2に合わせて満充電となるように充電部12を制御する(S130)。つまり、充電制御部13は、次の取り外しタイミングT2から所定時間前の時刻T2’にデバイス20が満充電となるように充電部12を制御する。
以上、デバイス20から取得されたコンテンツ情報に基づく充電制御方法について説明した。上記の充電制御方法を適用することにより、デバイス20に搭載された蓄電部22(二次電池)の寿命を延ばしつつ、満充電の状態にあるデバイス20をユーザが利用できるようになる。また、満充電にするタイミングをユーザが手で設定する必要がないため、ユーザの操作負担を低減し、利便性を大きく向上させることができる。
(1−3−4:天気予報の結果に応じた充電制御)
次に、図7を参照しながら、天気予報の結果に応じた充電制御方法について説明する。図7は、天気予報の結果に応じた充電制御方法について説明するための説明図である。なお、図7に示した充電制御方法は、充電装置10を構成する要素のうち、主に、タイミング予測部141、充電制御部13、情報取得部17を用いて実現される。
図7に示すように、まず、充電装置10には、接続部11を介してデバイス20が接続される(S141)。次いで、充電部12は、接続部11を介して接続されたデバイス20に対する実用充電を開始する(S142)。なお、実用充電の制御は、充電制御部13により行われる。次いで、タイミング予測部141は、次のタイミングを予測する(S143)。但し、ステップS143で予測されるタイミングは、デバイス20が次に利用されるタイミングである。このタイミングは、CGM情報(イベント予定)に基づく予測結果や旅行情報に基づく予測結果である。なお、このようにして予測された次のタイミングは、充電制御部13に入力される。
次いで、充電装置10は、スケジュール管理部14により、接続部11を介して接続されたデバイス20が撮像デバイスであるか否かを判定する(S144)。デバイス20が撮像デバイスである場合、充電装置10は、処理をステップS145に進める。一方、デバイス20が撮像デバイスでない場合、充電装置10は、処理をステップS148に進める。処理をステップS145に進めた場合、充電装置10は、情報取得部17の天気予報取得機能により、次のタイミングの日時における天気予報を取得する(S145)。ステップS145において取得された天気予報は、スケジュール管理部14に入力される。
次いで、充電装置10は、スケジュール管理部14により、天気予報の結果が雨であるか否かを判定する(S146)。天気予報の結果が雨である場合、充電装置10は、処理をステップS147に進める。一方、天気予報の結果が雨でない場合、充電装置10は、処理をステップS148に進める。処理をステップS147に進めた場合、充電装置10は、入力部16により次のスケジュールを入力する操作をユーザに要求する(S147)。そして、ユーザにより次のスケジュールが入力されると、充電装置10は、処理をステップS148に進める。なお、ユーザにより入力された次のスケジュールは、充電制御部13に入力される。
処理をS148に進めた場合、充電装置10は、充電制御部13により、現時点が次のタイミングの所定時間前か否かを判定する(S148)。現時点が次のタイミングの所定時間だけ前の時刻に達している場合、充電制御部13は、処理をステップS149に進める。一方、現時点が次のタイミングの所定時間だけ前の時刻に達していない場合、充電制御部13は、処理を再びステップS148に進める。
処理をステップS149に進めた場合、充電制御部13は、次のタイミングに合わせて満充電となるように充電部12を制御する(S149)。なお、次のタイミングにおいて、ユーザが満充電のデバイス20を利用できるようにするのであるから、充電制御部13は、次のタイミングから所定時間前にデバイス20が満充電になるように充電部12を制御する。
以上、デバイス20から取得されたコンテンツ情報に基づく充電制御方法について説明した。上記の充電制御方法を適用することにより、デバイス20に搭載された蓄電部22(二次電池)の寿命を延ばしつつ、満充電の状態にあるデバイス20をユーザが利用できるようになる。また、満充電にするタイミングをユーザが手で設定する必要がないため、ユーザの操作負担を低減し、利便性を大きく向上させることができる。さらに、雨天によるスケジュールの変更に対して容易に対応することができる。
なお、図7の例では、天気予報の結果として雨天を例に挙げたが、イベントや旅行が中止又は順延となるような任意の天候に置き換えることができる。
(1−3−5:イベント情報に応じた充電制御)
次に、図8を参照しながら、イベント情報に応じた充電制御方法について説明する。図8は、イベント情報に応じた充電制御方法について説明するための説明図である。なお、図8に示した充電制御方法は、充電装置10を構成する要素のうち、主に、タイミング予測部141、充電制御部13、情報取得部17を用いて実現される。
図8に示すように、まず、充電装置10には、接続部11を介してデバイス20が接続される(S151)。次いで、充電部12は、接続部11を介して接続されたデバイス20に対する実用充電を開始する(S152)。なお、実用充電の制御は、充電制御部13により行われる。次いで、充電装置10は、スケジュール管理部14により、接続部11を介して接続されたデバイス20が撮像デバイスであるか否かを判定する(S153)。デバイス20が撮像デバイスである場合、充電装置10は、処理をステップS154に進める。一方、デバイス20が撮像デバイスでない場合、充電装置10は、処理をステップS155に進める。
処理をステップS154に進めた場合、充電装置10は、情報取得部17のCGM情報取得機能により、次のタイミングの日時におけるイベント情報を取得する(S154)。ステップS154において取得されたイベント情報は、スケジュール管理部14に入力される。処理がステップS155に進んだ場合、タイミング予測部141は、次のタイミングを予測する(S155)。但し、ステップS155で予測されるタイミングは、デバイス20が次に利用されるタイミングである。このタイミングは、CGM情報(イベント情報)に基づく予測結果である。なお、次のタイミングは、充電制御部13に入力される。
次いで、充電装置10は、情報取得部17の天気予報取得機能により、次のタイミングの日時における天気予報を取得する(S156)。ステップS156において取得された天気予報は、スケジュール管理部14に入力される。次いで、充電装置10は、スケジュール管理部14により、天気予報の結果が雨であるか否かを判定する(S157)。天気予報の結果が雨である場合、充電装置10は、処理をステップS158に進める。一方、天気予報の結果が雨でない場合、充電装置10は、処理をステップS159に進める。
処理をステップS158に進めた場合、充電装置10は、入力部16により次のスケジュールを入力する操作をユーザに要求する(S158)。そして、ユーザにより次のスケジュールが入力されると、充電装置10は、処理をステップS159に進める。なお、ユーザにより入力された次のスケジュールは、充電制御部13に入力される。
処理をS159に進めた場合、充電装置10は、充電制御部13により、現時点が次のタイミングの所定時間前か否かを判定する(S159)。現時点が次のタイミングの所定時間だけ前の時刻に達している場合、充電制御部13は、処理をステップS160に進める。一方、現時点が次のタイミングの所定時間だけ前の時刻に達していない場合、充電制御部13は、処理を再びステップS159に進める。
処理をステップS149に進めた場合、充電制御部13は、次のタイミングに合わせて満充電となるように充電部12を制御する(S160)。なお、次のタイミングにおいて、ユーザが満充電のデバイス20を利用できるようにするのであるから、充電制御部13は、次のタイミングから所定時間前にデバイス20が満充電になるように充電部12を制御する。
以上、デバイス20から取得されたコンテンツ情報に基づく充電制御方法について説明した。上記の充電制御方法を適用することにより、デバイス20に搭載された蓄電部22(二次電池)の寿命を延ばしつつ、満充電の状態にあるデバイス20をユーザが利用できるようになる。また、満充電にするタイミングをユーザが手で設定する必要がないため、ユーザの操作負担を低減し、利便性を大きく向上させることができる。さらに、雨天によるスケジュールの変更に対して容易に対応することができる。
なお、図8の例では、天気予報の結果として雨天を例に挙げたが、イベントや旅行が中止又は順延となるような任意の天候に置き換えることができる。
(1−3−6:需要予測を考慮した充電制御)
次に、図9を参照しながら、需要予測を考慮した充電制御方法について説明する。図9は、需要予測を考慮した充電制御方法について説明するための説明図である。なお、図9に示した充電制御方法は、充電装置10を構成する要素のうち、主に、タイミング予測部141、充電制御部13、情報取得部17を用いて実現される。
図9に示すように、まず、充電装置10には、接続部11を介してデバイス20が接続される(S171)。次いで、充電部12は、接続部11を介して接続されたデバイス20に対する実用充電を開始する(S172)。なお、実用充電の制御は、充電制御部13により行われる。次いで、充電装置10は、情報取得部17の需要予測取得機能により電力需要の予測情報を取得する(S173)。ステップS173において取得されたイベント情報は、タイミング予測部141に入力される。
次いで、タイミング予測部141は、入力された電力需要の予測情報から、電力需要がピークを迎えるタイミングを時間帯を検出する(S174)。次いで、タイミング予測部141は、電力需要がピークを迎えるタイミングの前に、次のタイミングを設定する(S175)。但し、ステップS175で設定されるタイミングは、デバイス20を次に満充電するタイミングである。また、このタイミングは、充電制御部13に入力される。
次いで、充電制御部13は、現時点が次のタイミングの所定時間前か否かを判定する(S176)。現時点が次のタイミングの所定時間だけ前の時刻に達している場合、充電制御部13は、処理をステップS177に進める。一方、現時点が次のタイミングの所定時間だけ前の時刻に達していない場合、充電制御部13は、処理を再びステップS176に進める。処理をステップS177に進めた場合、充電制御部13は、次のタイミングに合わせて満充電となるように充電部12を制御する(S177)。
以上、需要予測を考慮した充電制御方法について説明した。上記の充電制御方法を適用することにより、デバイス20に搭載された蓄電部22(二次電池)の寿命を延ばしつつ、需要予測を考慮したデバイス20の充電制御が実現される。また、ユーザが需要予測に基づいて満充電にするタイミングを手で設定する必要がないため、ユーザの操作負担を低減し、利便性を大きく向上させることができる。
以上、本実施形態に係る充電制御方法について説明した。
[1−4:ハードウェア構成]
上記の充電装置10、デバイス20が有する各構成要素の機能は、例えば、図10に示すハードウェア構成を用いて実現することが可能である。つまり、当該各構成要素の機能は、コンピュータプログラムを用いて図10に示すハードウェアを制御することにより実現される。なお、このハードウェアの形態は任意であり、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PHS、PDA等の携帯情報端末、ゲーム機、又は種々の情報家電がこれに含まれる。また、これらを充電する充電器であってもよい。但し、上記のPHSは、Personal Handy−phone Systemの略である。また、上記のPDAは、Personal Digital Assistantの略である。
図10に示すように、このハードウェアは、主に、CPU902と、ROM904と、RAM906と、ホストバス908と、ブリッジ910と、を有する。さらに、このハードウェアは、外部バス912と、インターフェース914と、入力部916と、出力部918と、記憶部920と、ドライブ922と、接続ポート924と、通信部926と、を有する。但し、上記のCPUは、Central Processing Unitの略である。また、上記のROMは、Read Only Memoryの略である。そして、上記のRAMは、Random Access Memoryの略である。
CPU902は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM904、RAM906、記憶部920、又はリムーバブル記録媒体928に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。ROM904は、CPU902に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する手段である。RAM906には、例えば、CPU902に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等が一時的又は永続的に格納される。
これらの構成要素は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス908を介して相互に接続される。一方、ホストバス908は、例えば、ブリッジ910を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス912に接続される。また、入力部916としては、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、及びレバー等が用いられる。さらに、入力部916としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラ(以下、リモコン)が用いられることもある。
出力部918としては、例えば、CRT、LCD、PDP、又はELD等のディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホン等のオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。但し、上記のCRTは、Cathode Ray Tubeの略である。また、上記のLCDは、Liquid Crystal Displayの略である。そして、上記のPDPは、Plasma DisplayPanelの略である。さらに、上記のELDは、Electro−Luminescence Displayの略である。
記憶部920は、各種のデータを格納するための装置である。記憶部920としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等が用いられる。但し、上記のHDDは、Hard Disk Driveの略である。
ドライブ922は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体928に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体928に情報を書き込む装置である。リムーバブル記録媒体928は、例えば、DVDメディア、Blu−rayメディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディア等である。もちろん、リムーバブル記録媒体928は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、又は電子機器等であってもよい。但し、上記のICは、Integrated Circuitの略である。
接続ポート924は、例えば、USBポート、IEEE1394ポート、SCSI、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器930を接続するためのポートである。外部接続機器930は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。但し、上記のUSBは、Universal Serial Busの略である。また、上記のSCSIは、Small Computer System Interfaceの略である。
通信部926は、ネットワーク932に接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL用のルータ、又は各種通信用のモデム等である。また、通信部926に接続されるネットワーク932は、有線又は無線により接続されたネットワークにより構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、可視光通信、放送、又は衛星通信等である。但し、上記のLANは、Local Area Networkの略である。また、上記のWUSBは、Wireless USBの略である。そして、上記のADSLは、Asymmetric Digital Subscriber Lineの略である。
<2:まとめ>
最後に、本発明の実施形態に係る技術内容について簡単に纏める。ここで述べる技術内容は、例えば、PC、携帯電話、携帯ゲーム機、携帯情報端末、情報家電、カーナビゲーションシステムなどを充電する充電装置に対して適用することができる。
上記の充電装置の機能構成は次のように表現することができる。当該充電装置は、次のような接続部と、充電部と、履歴取得部と、タイミング予測部と、充電制御部とを有する。上記の接続部は、デバイスを接続する手段である。また、上記の充電部は、前記接続部に接続されたデバイスを充電する手段である。さらに、上記の履歴取得部は、前記デバイスに格納されたコンテンツの利用履歴を取得する手段である。例えば、上記のデバイスが音楽プレーヤや映像プレーヤの場合、上記の履歴取得部は、音楽や映像の再生履歴などを取得する。
また、上記のタイミング予測部は、前記履歴取得部により取得されたコンテンツの利用履歴に基づき、前記デバイスを利用するタイミングを予測する手段である。コンテンツの利用履歴が分かると、上記のデバイスを利用していた日時や時間帯を知ることができる。そして、コンテンツの利用時間帯に規則性がある場合、その規則性に基づいてデバイスの利用タイミングを予測することができる。例えば、午前8時〜午前9時の時間帯にコンテンツが再生されている場合、デバイスが午前8時頃に利用されることが予測できる。
そこで、上記の充電制御部は、前記接続部に接続されたデバイスが、前記タイミング予測部により予測されたタイミングに合わせて満充電になるように前記充電部を制御する。このように、コンテンツ情報から予測されるデバイスの利用タイミングに合わせて満充電されるようにすることで、ユーザは、満充電の状態にあるデバイスを利用できるようになる。一方で、ユーザが利用開始するタイミングまでは満充電されないため、デバイスに搭載された二次電池の寿命を大きく延ばすことが可能になる。
(備考)
上記の利用履歴取得部142は、履歴取得部の一例である。上記の離脱時間帯記憶部143は、取り外し時間帯保持部の一例である。上記のスケジュール管理部14は、撮像デバイス判定部の一例である。上記の情報取得部17は、需要予測取得部の一例である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 充電装置
11 接続部
12 充電部
13 充電制御部
14 スケジュール管理部
141 タイミング予測部
142 利用履歴取得部
143 離脱時間帯記憶部
15 表示部
16 入力部
17 情報取得部
20 デバイス
21 接続部
22 蓄電部
23 記憶部
24 コンテンツ再生部
25 出力部
26 撮像部
27 表示部
28 映像再生部
30 給電装置
40 ネットワーク

Claims (9)

  1. デバイスを接続する接続部と、
    前記接続部に接続されたデバイスを充電する充電部と、
    前記デバイスに格納されたコンテンツの利用履歴を取得する履歴取得部と、
    前記履歴取得部により取得されたコンテンツの利用履歴に基づき、前記デバイスを利用するタイミングを予測するタイミング予測部と、
    前記接続部に接続されたデバイスが、前記タイミング予測部により予測されたタイミングに合わせて満充電になるように前記充電部を制御する充電制御部と、
    を備える、
    充電装置。
  2. 前記接続部に接続されたデバイスが取り外される時間帯を保持する取り外し時間帯保持部をさらに備え、
    前記タイミング予測部は、前記取り外し時間帯保持部により保持された時間帯の履歴に基づいて前記デバイスが前記接続部から取り外されるタイミングを予測する、
    請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記充電制御部は、前記タイミング予測部により前記コンテンツの利用履歴に基づいて予測されたタイミングと前記デバイスの取り外し時間帯に基づいて予測されたタイミングのうち、早く訪れるタイミングに合わせて満充電になるように前記充電部を制御する、
    請求項2に記載の充電装置。
  4. 前記充電制御部は、前記デバイスが前記接続部に接続された場合、前記タイミング予測部により予測されたタイミングに関わらず、満充電時よりも少ない所定の充電量まで前記デバイスを充電するように前記充電部を制御する、
    請求項3に記載の充電装置。
  5. ネットワーク上の情報源から情報を取得する情報取得部をさらに備え、
    前記情報取得部により前記デバイスを利用するタイミングに関する情報が取得された場合、前記タイミング予測部は、当該タイミングに関する情報に基づいて前記デバイスを利用するタイミングを予測する、
    請求項1又は4に記載の充電装置。
  6. 前記接続部に接続されたデバイスが撮像デバイスであるか否かを判定する撮像デバイス判定部をさらに備え、
    前記情報取得部は、天気予報の情報を取得し、
    前記撮像デバイス判定部により前記デバイスが撮像デバイスであると判定され、前記情報取得部により取得された天気予報の情報に基づいて前記タイミング予測部により予測されたタイミングに対応する日の天気が雨天と予測される場合、前記充電制御部は、当該タイミング予測部により予測されたタイミングに合わせて満充電になるように前記充電部を制御する処理を中止する、
    請求項5に記載の充電装置。
  7. 前記情報取得部は、前記デバイスを所有するユーザのイベント予定の情報を取得し、
    前記タイミング予測部は、前記情報取得部により取得されたイベント予定の情報に基づき、当該イベント予定の開始時刻から所定時間前のタイミングを、前記デバイスを利用するタイミングとして予測する、
    請求項5に記載の充電装置。
  8. 電力の需要予測を取得する需要予測取得部をさらに備え、
    前記タイミング予測部は、前記需要予測取得部により取得された電力の需要予測に基づき、電力の需要が低いタイミングを、前記デバイスを満充電にするタイミングに設定し、
    前記充電制御部は、前記接続部に接続されたデバイスが、前記タイミング予測部により設定されたタイミングに合わせて満充電になるように前記充電部を制御する、
    請求項1に記載の充電装置。
  9. デバイスを接続する接続ステップと、
    前記デバイスに格納されたコンテンツの利用履歴を取得する履歴取得ステップと、
    前記履歴取得ステップで取得されたコンテンツの利用履歴に基づき、前記デバイスを利用するタイミングを予測するタイミング予測ステップと、
    前記接続ステップに接続されたデバイスが、前記タイミング予測部により予測されたタイミングに合わせて満充電になるように充電を制御する充電制御ステップと、
    を含む、
    充電制御方法。
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