JP2012019385A - ファイル送信装置およびファイル送信プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ファイル受信装置に送信しようとする送信予定ファイルの送信時間を算出する送信時間算出手段10と、ファイル受信装置に既に送信した送信完了ファイルの残再生時間を推定する残再生時間推定手段20と、閾値、送信完了ファイルおよび送信予定ファイルを記憶する記憶手段30と、ファイル受信装置に送信するファイルを選択する送信ファイル選択手段40と、送信ファイル選択手段によって選択されたファイルをファイル受信装置に送信するファイル送信手段50と、を備える
【選択図】図1
Description
以下、第1実施形態に係るファイル送信装置1について、詳細に説明する。ファイル送信装置1は、音声ファイルまたは動画ファイルからなるデータ放送コンテンツを構成する複数のファイルを、地上デジタル放送におけるデータ放送によって、予め定められた順序に従って所定の伝送帯域でファイル受信装置に送信するためのものである。
以下、ファイル送信装置1における処理の流れについて、図2および図3を参照しながら簡単に説明する。
以下、ファイル送信装置1の動作の一例について、図4を参照しながら時系列に沿って簡単に説明する。ここで、以下で説明するファイル送信装置1の動作は、地震が発生した際にテレビを視聴する視聴者に対して地震の内容を伝達する状況において、テレビ画面上部に表示される緊急字幕スーパーとともに、当該字幕の内容を音声で読み上げるために、ファイル受信装置であるテレビに対して、データ放送によって複数の音声ファイルf1〜f5をこの順序で送信する状況を想定している。また、以下で説明するファイル送信装置1の動作は、前記した記憶手段30が記憶する閾値を2秒に設定した場合を想定している。
f1:「地震情報です」(再生時間2秒、送信時間1秒)
f2:「各地の震度は次の通りです」(再生時間3秒、送信時間1秒)
f3:「震度3 北海道中部、北海道北部、北海道南部」(再生時間5秒、送信時間2秒)
f4:「青森県北部、岩手県太平洋側」(再生時間3秒、送信時間1秒)
f5:「地震情報を終わります」(再生時間3秒、送信時間1秒)
図4に示すように、まずタイミングT1では、ファイル送信手段50が、音声ファイルf1をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf1の再生時間(2秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT2では、音声ファイルf1の1回目の送信が完了する。また、図4に示すように、音声ファイルf1「地震情報です」の再生が開始する。そして、送信時間算出手段10が、音声ファイルf2の送信時間(1秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1の再生時間(2秒)から経過時間(0秒)を減算して残再生時間(2秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(2秒)から音声ファイルf2の送信時間(1秒)を減算した値(1秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値未満であるため、記憶手段30から次の音声ファイルf2を選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf2をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf2の再生時間(3秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT3では、音声ファイルf2の1回目の送信が完了する。そして、送信時間算出手段10が、音声ファイルf3の送信時間(2秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1,f2の合計再生時間(5秒)から経過時間(1秒)を減算して残再生時間(4秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(4秒)から音声ファイルf3の送信時間(2秒)を減算した値(2秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf2を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf2をファイル受信装置に送信する。
タイミングT4では、音声ファイルf2の2回目の送信が完了する。また、図4に示すように、前記した音声ファイルf1の再生が終了するとともに、音声ファイルf2「各地の震度は次の通りです」の再生が開始する。そして、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1,f2の合計再生時間(5秒)から経過時間(2秒)を減算して残再生時間(3秒)を推定する。なお、合計再生時間は、各ファイルの再生時間を一度だけ加算して算出する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(3秒)から音声ファイルf3の送信時間(2秒)を減算した値(1秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値未満であるため、記憶手段30から次の音声ファイルf3を選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf3をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf3の再生時間(5秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT5では、音声ファイルf3の1回目の送信が完了する。そして、送信時間算出手段10が、音声ファイルf4の送信時間(1秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f3の合計再生時間(10秒)から経過時間(4秒)を減算して残再生時間(6秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(6秒)から音声ファイルf4の送信時間(1秒)を減算した値(5秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf3を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf3をファイル受信装置に送信する。なお、図4に示すように、タイミングT5の1秒後に、前記した音声ファイルf2の再生が終了するとともに、音声ファイルf3「震度3 北海道中部、北海道北部、北海道南部」の再生が開始する。
タイミングT6では、音声ファイルf3の2回目の送信が完了する。そして、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f3の合計再生時間(10秒)から経過時間(6秒)を減算して残再生時間(4秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(4秒)から音声ファイルf4の送信時間(1秒)を減算した値(3秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf3を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf3をファイル受信装置に送信する。
タイミングT7では、音声ファイルf3の3回目の送信が完了する。そして、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f3の合計再生時間(10秒)から経過時間(8秒)を減算して残再生時間(2秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(2秒)から音声ファイルf4の送信時間(1秒)を減算した値(1秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値未満であるため、記憶手段30から次の音声ファイルf4を選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf4をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf4の再生時間(3秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT8では、音声ファイルf4の1回目の送信が完了する。そして、送信時間算出手段10が、音声ファイルf5の送信時間(1秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f4の合計再生時間(13秒)から経過時間(9秒)を減算して残再生時間(4秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(4秒)から音声ファイルf5の送信時間(1秒)を減算した値(3秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf4を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf4をファイル受信装置に送信する。
タイミングT9では、音声ファイルf4の2回目の送信が完了する。また、図4に示すように、前記した音声ファイルf3の再生が終了するとともに、音声ファイルf4「青森県北部、岩手県太平洋側」の再生が開始する。そして、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f4の合計再生時間(13秒)から経過時間(10秒)を減算して残再生時間(3秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(3秒)から音声ファイルf5の送信時間(1秒)を減算した値(2秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf4を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf4をファイル受信装置に送信する。
タイミングT10では、音声ファイルf4の3回目の送信が完了する。そして、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f4の合計再生時間(13秒)から経過時間(11秒)を減算して残再生時間(2秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(2秒)から音声ファイルf5の送信時間(1秒)を減算した値(1秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値未満であるため、記憶手段30から次の音声ファイルf5を選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf5をファイル受信装置に送信する。
タイミングT11では、音声ファイルf5の1回目の送信が完了する。なお、図4に示すように、タイミングT11の1秒後に、前記した音声ファイルf4の再生が終了するとともに、音声ファイルf5「地震情報を終わります」。
以下、ファイル送信装置1の動作の他の一例について、図5を参照しながら時系列に沿って簡単に説明する。ここで、以下で説明するファイル送信装置1の動作は、前記した記憶手段30が記憶する閾値を1秒に設定した場合を想定している。なお、その他の条件は全て前記したファイル送信装置1の動作(図4参照)と同じである。
タイミングT12では、ファイル送信手段50が、音声ファイルf1をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf1の再生時間(2秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT13では、音声ファイルf1の1回目の送信が完了する。また、図5に示すように、音声ファイルf1「地震情報です」の再生が開始する。そして、送信時間算出手段10が、音声ファイルf2の送信時間(1秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1の再生時間(2秒)から経過時間(0秒)を減算して残再生時間(2秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(2秒)から音声ファイルf2の送信時間(1秒)を減算した値(1秒)を閾値(1秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf1を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf1をファイル受信装置に送信する。
タイミングT14では、音声ファイルf1の2回目の送信が完了する。そして、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1の再生時間(2秒)から経過時間(1秒)を減算して残再生時間(1秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(1秒)から音声ファイルf2の送信時間(1秒)を減算した値(0秒)を閾値(1秒)と比較し、閾値未満であるため、記憶手段30から次の音声ファイルf2を選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf2をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf2の再生時間(3秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT15では、音声ファイルf2の1回目の送信が完了する。また、図5に示すように、前記した音声ファイルf1の再生が終了するとともに、音声ファイルf2「各地の震度は次の通りです」の再生が開始する。そして、送信時間算出手段10が、音声ファイルf3の送信時間(2秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1,f2の合計再生時間(5秒)から経過時間(2秒)を減算して残再生時間(3秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(3秒)から音声ファイルf3の送信時間(2秒)を減算した値(1秒)を閾値(1秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf2を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf2をファイル受信装置に送信する。
タイミングT16では、音声ファイルf2の2回目の送信が完了する。そして、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1,f2の合計再生時間(5秒)から経過時間(3秒)を減算して残再生時間(2秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(2秒)から音声ファイルf3の送信時間(2秒)を減算した値(0秒)を閾値(1秒)と比較し、閾値未満であるため、記憶手段30から次の音声ファイルf3を選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf3をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf3の再生時間(5秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT17では、音声ファイルf3の1回目の送信が完了する。また、図5に示すように、音声ファイルf2の再生が終了するとともに、音声ファイルf3「震度3 北海道中部、北海道北部、北海道南部」の再生が開始する。そして、送信時間算出手段10が、音声ファイルf4の送信時間(1秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f3の合計再生時間(10秒)から経過時間(5秒)を減算して残再生時間(5秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(5秒)から音声ファイルf4の送信時間(1秒)を減算した値(4秒)を閾値(1秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf3を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf3をファイル受信装置に送信する。
タイミングT18では、音声ファイルf3の2回目の送信が完了する。そして、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f3の合計再生時間(10秒)から経過時間(7秒)を減算して残再生時間(3秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(3秒)から音声ファイルf4の送信時間(1秒)を減算した値(2秒)を閾値(1秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf3を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf3をファイル受信装置に送信する。
タイミングT19では、音声ファイルf3の3回目の送信が完了する。そして、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f3の合計再生時間(10秒)から経過時間(9秒)を減算して残再生時間(1秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(1秒)から音声ファイルf4の送信時間(1秒)を減算した値(0秒)を閾値(1秒)と比較し、閾値未満であるため、記憶手段30から次の音声ファイルf4を選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf4をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf4の再生時間(3秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT20では、音声ファイルf4の1回目の送信が完了する。また、図5に示すように、前記した音声ファイルf3の再生が終了するとともに、音声ファイルf4「青森県北部、岩手県太平洋側」の再生が開始する。そして、送信時間算出手段10が、音声ファイルf5の送信時間(1秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f4の合計再生時間(13秒)から経過時間(10秒)を減算して残再生時間(3秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(3秒)から音声ファイルf5の送信時間(1秒)を減算した値(2秒)を閾値(1秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf4を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf4をファイル受信装置に送信する。
タイミングT21では、音声ファイルf4の2回目の送信が完了する。そして、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f4の合計再生時間(13秒)から経過時間(11秒)を減算して残再生時間(2秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(2秒)から音声ファイルf5の送信時間(1秒)を減算した値(1秒)を閾値(1秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf4を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf4をファイル受信装置に送信する。
タイミングT22では、音声ファイルf4の3回目の送信が完了する。そして、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f4の合計再生時間(13秒)から経過時間(12秒)を減算して残再生時間(1秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(1秒)から音声ファイルf5の送信時間(1秒)を減算した値(0秒)を閾値(1秒)と比較し、閾値未満であるため、記憶手段30から次の音声ファイルf5を選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf5をファイル受信装置に送信する。
タイミングT23では、音声ファイルf5の1回目の送信が完了する。また、図5に示すように、前記した音声ファイルf4の再生が終了するとともに、音声ファイルf5「地震情報を終わります」の再生が開始する。
以下、第2実施形態に係るファイル送信装置2について、図6を参照しながら詳細に説明する。第2実施形態に係るファイル送信装置2は、図6に示す再送回数設定手段60を備えること以外は、前記した第1実施形態に係るファイル送信装置1と同様の構成を備えている。従って、前記したファイル送信装置1と重複する構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
以下、ファイル送信装置2の動作の一例について、図7を参照しながら簡単に説明する。ここで、以下で説明するファイル送信装置2の動作は、前記した記憶手段30が記憶する閾値を2秒に設定し、かつ、最低送信回数を2回に設定した場合を想定している。なお、その他の条件は全て前記したファイル送信装置1の動作(図4参照)と同じである。
タイミングT24では、再送回数設定手段60が、音声ファイルf1の最低送信回数を2回(再送回数:1回)に設定する。次に、ファイル送信手段50が、音声ファイルf1をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf1の再生時間(2秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT25では、音声ファイルf1の1回目の送信が完了する。また、図7に示すように、音声ファイルf1「地震情報です」の再生が開始する。そして、再送回数が残り1回であるため、送信ファイル選択手段40が、記憶手段30から音声ファイルf1を再度選択する。次に、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf1をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf1の再生時間(2秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT26では、音声ファイルf1の最低送信回数を満たす2回目の送信が完了する。そして、再送回数設定手段60が、音声ファイルf2の最低送信回数を2回に設定する。次に、送信時間算出手段10が、音声ファイルf2の送信時間(1秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1の再生時間(2秒)から経過時間(1秒)を減算して残再生時間(1秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(1秒)から音声ファイルf2の送信時間(1秒)を減算した値(0秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値未満であるため、記憶手段30から次の音声ファイルf2を選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf2をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf2の再生時間(3秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT27では、音声ファイルf2の1回目の送信が完了する。また、図7に示すように、音声ファイルf1の送信が完了するとともに、音声ファイルf2「各地の震度は次の通りです」の再生が開始する。そして、再送回数が残り1回であるため、送信ファイル選択手段40が、記憶手段30から音声ファイルf2を再度選択する。次に、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf2をファイル受信装置に送信する。
タイミングT28では、音声ファイルf2の最低送信回数を満たす2回目の送信が完了する。そして、再送回数設定手段60が、音声ファイルf3の最低送信回数を2回に設定する。次に、送信時間算出手段10が、音声ファイルf3の送信時間(2秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1,f2の合計再生時間(5秒)から経過時間(3秒)を減算して残再生時間(2秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(2秒)から音声ファイルf3の送信時間(2秒)を減算した値(0秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値未満であるため、記憶手段30から次の音声ファイルf3を選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf3をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf3の再生時間(5秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT29では、音声ファイルf3の1回目の送信が完了する。また、図7に示すように、音声ファイルf2の送信が完了するとともに、音声ファイルf3「震度3 北海道中部、北海道北部、北海道南部」の再生が開始する。そして、再送回数が残り1回であるため、送信ファイル選択手段40が、記憶手段30から音声ファイルf3を再度選択する。次に、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf3をファイル受信装置に送信する。
タイミングT30では、音声ファイルf3の最低送信回数を満たす2回目の送信が完了する。そして、再送回数設定手段60が、音声ファイルf4の最低送信回数を2回に設定する。次に、送信時間算出手段10が、音声ファイルf4の送信時間(1秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f3の合計再生時間(10秒)から経過時間(7秒)を減算して残再生時間(3秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(3秒)から音声ファイルf4の送信時間(1秒)を減算した値(2秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf3を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf3をファイル受信装置に送信する。
タイミングT31では、音声ファイルf3の3回目の送信が完了する。そして、再送回数設定手段60が、音声ファイルf4の最低送信回数を2回に設定する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f3の合計再生時間(10秒)から経過時間(9秒)を減算して残再生時間(1秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(1秒)から音声ファイルf4の送信時間(1秒)を減算した値(0秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値未満であるため、記憶手段30から次の音声ファイルf4を選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf4をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf4の再生時間(3秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT32では、音声ファイルf4の1回目の送信が完了する。また、図7に示すように、前記した音声ファイルf3の再生が終了するとともに、音声ファイルf4「青森県北部、岩手県太平洋側」の再生が開始する。そして、再送回数が残り1回であるため、送信ファイル選択手段40が、記憶手段30から音声ファイルf4を再度選択する。次に、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf4をファイル受信装置に送信する。
タイミングT33では、音声ファイルf4の最低送信回数を満たす2回目の送信が完了する。そして、再送回数設定手段60が、音声ファイルf5の最低送信回数を2回に設定する。次に、送信時間算出手段10が、音声ファイルf5の送信時間(1秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f4の合計再生時間(13秒)から経過時間(11秒)を減算して残再生時間(2秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(2秒)から音声ファイルf4の送信時間(1秒)を減算した値(1秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値未満であるため、記憶手段30から次の音声ファイルf5を選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf5をファイル受信装置に送信する。
タイミングT34では、音声ファイルf5の1回目の送信が完了する。そして、再送回数が残り1回であるため、送信ファイル選択手段40が、記憶手段30から音声ファイルf5を再度選択する。次に、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf5をファイル受信装置に送信する。
タイミングT35では、音声ファイルf5の最低送信回数を満たす2回目の送信が完了する。また、図7に示すように、前記した音声ファイルf4の再生が終了するとともに、音声ファイルf5「地震情報を終わります」の再生が開始する。
以下、ファイル送信装置2の動作の他の一例について、図8を参照しながら簡単に説明する。ここで、以下で説明するファイル送信装置2の動作は、前記した記憶手段30が記憶する閾値を2秒に設定し、かつ、最高送信回数を2回に設定した場合を想定している。なお、その他の条件は全て前記したファイル送信装置1の動作(図4参照)と同じである。
タイミングT36では、再送回数設定手段60が、音声ファイルf1の最高送信回数を2回に設定する。次に、ファイル送信手段50が、音声ファイルf1をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf1の再生時間(2秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT37では、音声ファイルf1の1回目の送信が完了する。また、図8に示すように、音声ファイルf1「地震情報です」の再生が開始する。そして、送信時間算出手段10が、音声ファイルf2の送信時間(1秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1の再生時間(2秒)から経過時間(0秒)を減算して残再生時間(2秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(2秒)から音声ファイルf2の送信時間(1秒)を減算した値(1秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値未満であるため、記憶手段30から次の音声ファイルf2を選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf2をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf2の再生時間(3秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT38では、音声ファイルf2の1回目の送信が完了する。そして、送信時間算出手段10が、音声ファイルf3の送信時間(2秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1,f2の合計再生時間(5秒)から経過時間(1秒)を減算して残再生時間(4秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(4秒)から音声ファイルf3の送信時間(2秒)を減算した値(2秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf2を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf2をファイル受信装置に送信する。
タイミングT39では、音声ファイルf2の2回目の送信が完了する。また、図8に示すように、前記した音声ファイルf1の再生が終了するとともに、音声ファイルf2「各地の震度は次の通りです」の再生が開始する。そして、再送回数が残り0回であり最高送信回数に達しているため、送信ファイル選択手段40が、記憶手段30から次の音声ファイルf3を選択する。次に、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf3をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf3の再生時間(5秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT40では、音声ファイルf3の1回目の送信が完了する。次に、送信時間算出手段10が、音声ファイルf4の送信時間(1秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f3の合計再生時間(10秒)から経過時間(4秒)を減算して残再生時間(6秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(6秒)から音声ファイルf4の送信時間(1秒)を減算した値(5秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf3を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf3をファイル受信装置に送信する。なお、図8に示すように、タイミングT40の1秒後に、前記した音声ファイルf2の再生が終了するとともに、音声ファイルf3「震度3 北海道中部、北海道北部、北海道南部」の再生が開始する。
タイミングT41では、音声ファイルf3の2回目の送信が完了する。そして、再送回数が残り0回であり最高送信回数に達しているため、送信ファイル選択手段40が、記憶手段30から次の音声ファイルf4を選択する。次に、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf4をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf4の再生時間(3秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT42では、音声ファイルf4の1回目の送信が完了する。次に、送信時間算出手段10が、音声ファイルf5の送信時間(1秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f4の合計再生時間(13秒)から経過時間(7秒)を減算して残再生時間(6秒)を推定する。次に、送信ファイル選択手段40が、残再生時間(6秒)から音声ファイルf5の送信時間(1秒)を減算した値(5秒)を閾値(2秒)と比較し、閾値以上であるため、記憶手段30から音声ファイルf4を再度選択する。そして、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf4をファイル受信装置に送信する。
タイミングT43では、音声ファイルf4の2回目の送信が完了する。そして、再送回数が残り0回であり最高送信回数に達しているため、送信ファイル選択手段40が、記憶手段30から次の音声ファイルf5を選択する。次に、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf5をファイル受信装置に送信する。
タイミングT44では、音声ファイルf5の1回目の送信が完了する。そして、送信ファイル選択手段40が、記憶手段30から音声ファイルf5を再度選択する。次に、ファイル送信手段50が、選択された音声ファイルf5をファイル受信装置に送信する。なお、ファイル送信装置2において最高送信回数を設定した場合、ファイル送信装置2からファイル受信装置に送信される最後のファイルは、最高送信回数を満たすまで再送される。
タイミングT45では、音声ファイルf5の2回目の送信が完了する。また、図8に示すように、前記した音声ファイルf3の再生が終了するとともに、音声ファイルf4「青森県北部、岩手県太平洋側」の再生が開始する。なお、図8に示すように、タイミングT45の3秒後に、前記した音声ファイルf4の再生が終了するとともに、音声ファイルf5「地震情報を終わります」の再生が開始する。
以下、第3実施形態に係るファイル送信装置3について、図9を参照しながら詳細に説明する。ファイル送信装置3は、図9に示すように、送信時間算出手段10と、残再生時間推定手段20と、ファイル送信手段50と、再送回数設定手段60と、送信ファイル圧縮手段70と、を備えている。ここで、送信時間算出手段10、残再生時間推定手段20、ファイル送信手段50および再送回数設定手段60については、既に説明したものと同様のものであるため、同じ符号を付して説明を省略する。
以下、ファイル送信装置3の動作の一例について、図10を参照しながら簡単に説明する。ここで、以下で説明するファイル送信装置3の動作は、送信するファイルとして音声ファイルf1,f2,f6の3つのみを用い、再送回数設定手段60で設定する各ファイルの最低送信回数を3回(再送回数を2回)として送信する場合を想定している。なお、その他の条件は全て前記したファイル送信装置1の動作(図4参照)と同じである。
f6:「震度2 栃木県北部、日光市、塩谷町、那須町」(再生時間6秒、送信時間3秒)
タイミングT46では、再送回数設定手段60が、音声ファイルf1の最低送信回数を3回に設定する。次に、ファイル送信手段50が、音声ファイルf1をファイル受信装置に非圧縮で送信するとともに、音声ファイルf1の再生時間(2秒)を残再生時間推定手段20に出力する。なお、このような第1回目の送信時であっても、送信ファイル圧縮手段70によって音声ファイルf1を圧縮し、圧縮後の音声ファイルf1を送信してもよい。そして、この場合の圧縮率は、予め設定した値(非劣化圧縮率)を用いることにする。
タイミングT47では、図10に示すように、音声ファイルf1の1回目の送信が完了する。また、図10に示すように、音声ファイルf1「地震情報です」の再生が開始する。そして、送信時間算出手段10が、音声ファイルf2の送信時間(1秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1の再生時間(2秒)から経過時間(0秒)を減算して残再生時間(2秒)を推定する。次に、送信ファイル圧縮手段70が、残再生時間(2秒)から音声ファイルf2の送信時間(1秒)を減算した値(1秒)を、最低送信回数(3回)から1を引いた値(2回)で除算し、音声ファイルf1の一回分の送信時間(0.5秒)を算出する。その結果、2送信目以降の音声ファイルf1は、2分の1に圧縮すればよいことがわかる。従って、送信ファイル圧縮手段70が、音声ファイルf1を2分の1に圧縮する。次に、ファイル送信手段50が、圧縮された音声ファイルf1をファイル受信装置に送信する。
タイミングT48は、図10に示すように、圧縮された音声ファイルf1の2回目の送信が完了する。そして、ファイル送信手段50が、圧縮された音声ファイルf1を再度ファイル受信装置に送信する。
タイミングT49は、図10に示すように、圧縮された音声ファイルf1の3回目の送信が完了する。そして、再送回数設定手段60が、音声ファイルf2の最低送信回数を3回に設定する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1の再生時間(2秒)から経過時間(1秒)を減算して残再生時間(1秒)を推定する。その結果、音声ファイルf2の第1回目を非圧縮で送信したとしても、音声ファイルf1の再生終了までに当該音声ファイルf2の送信を完了できることがわかる。従って、送信ファイル圧縮手段70が、音声ファイルf2をファイル受信装置に非圧縮で送信するとともに、音声ファイルf2の再生時間(3秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT50では、図10に示すように、音声ファイルf2の1回目の送信が完了する。また、図10に示すように、音声ファイルf2「各地の震度は次の通りです」の再生が開始する。そして、送信時間算出手段10が、音声ファイルf6の送信時間(3秒)を算出する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1,f2の合計再生時間(5秒)から経過時間(2秒)を減算して残再生時間(3秒)を推定する。次に、送信ファイル圧縮手段70が、残再生時間(3秒)から音声ファイルf6の送信時間(3秒)を減算した値(0秒)を、最低送信回数(3回)から1を引いた値(2回)で除算する。その結果、2送信目以降の音声ファイルf2の圧縮後の大きさが0秒となるため、圧縮できないことがわかる。この場合には、送信ファイル圧縮手段70は、予め設定された非劣化圧縮率3分の2によって音声ファイルf6の送信時間を圧縮し、圧縮後の音声ファイルf6の送信時間(2秒)を算出する。そして、送信ファイル圧縮手段70は、残再生時間(3秒)から圧縮後の音声ファイルf6の送信時間(2秒)を減算した値(1秒)を、最低送信回数(3回)から1を引いた値(2回)で除算し、音声ファイルf2の一回分の送信時間(0.5秒)を算出する。その結果、2送信目以降の音声ファイルf2は、2分の1に圧縮すればよいことがわかる。従って、送信ファイル圧縮手段70が、音声ファイルf2を2分の1に圧縮する。次に、ファイル送信手段50が、圧縮された音声ファイルf2をファイル受信装置に送信する。
タイミングT51は、図10に示すように、圧縮された音声ファイルf2の2回目の送信が完了する。そして、ファイル送信手段50が、圧縮された音声ファイルf2を再度ファイル受信装置に送信する。
タイミングT52は、図10に示すように、圧縮された音声ファイルf2の3回目の送信が完了する。そして、再送回数設定手段60が、音声ファイルf6の最低送信回数を3回に設定する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1,2の再生時間の合計(5秒)から経過時間(3秒)を減算して残再生時間(2秒)を推定する。その結果、音声ファイルf6の第1回目を非圧縮で送信すると、音声ファイルf2の再生終了までに当該音声ファイルf6の送信を完了できないことがわかる。従って、送信ファイル圧縮手段70が、予め設定された非劣化圧縮率3分の2によって、音声ファイルf6の送信時間を2秒に圧縮する。次に、ファイル送信手段50が、圧縮された音声ファイルf6をファイル受信装置に送信するとともに、音声ファイルf6の再生時間(6秒)を残再生時間推定手段20に出力する。
タイミングT53では、図10に示すように、音声ファイルf3の1回目の送信が完了する。また、図10に示すように、音声ファイルf6「震度2 栃木県北部、日光市、塩谷町、那須町」の再生が開始する。次に、残再生時間推定手段20が、音声ファイルf1〜f3の合計再生時間(11秒)から経過時間(5秒)を減算して残再生時間(6秒)を推定する。次に、送信ファイル圧縮手段70が、残再生時間(6秒)を、最低送信回数(3回)から1を引いた値(2回)で除算し、音声ファイルf6の一回分の送信時間(3秒)を算出する。その結果、2送信目以降の音声ファイルf6は、圧縮しなくてもよいことがわかる。従って、ファイル送信手段50が、音声ファイルf6をファイル受信装置に非圧縮で送信する。
タイミングT54は、図10に示すように、非圧縮の音声ファイルf6の2回目の送信が完了する。そして、ファイル送信手段50が、非圧縮の音声ファイルf6を再度ファイル受信装置に送信する。
タイミングT55では、図10に示すように、非圧縮の音声ファイルf6の3回目の送信が完了する。また、図10に示すように、前記した音声ファイルf6の再生が終了する。
以下、第4実施形態に係るファイル送信装置4について、図11を参照しながら詳細に説明する。ファイル送信装置4は、図11に示すように、送信時間算出手段10と、ファイル送信手段50と、再生終了時間算出手段80と、仮説生成手段90と、仮説統合手段100と、仮説選択手段110と、を備えている。ここで、送信時間算出手段10およびファイル送信手段50については、既に説明したものと同様のものであるため、同じ符号を付して説明を省略する。
以下、ファイル送信装置4の動作の一例について、図12を参照しながら簡単に説明する。ここで、図12における上側の矩形領域は、音声ファイルf1〜f5(適宜f1〜f5と略す)の再生時間を、下側の矩形領域は、仮説1〜5における各音声ファイルの送信時間を示している。なお、その他の条件は全て前記したファイル送信装置1の動作(図4参照)と同じである。
10 送信時間算出手段
20 残再生時間推定手段
30 記憶手段
40 送信ファイル選択手段
50 ファイル送信手段
60 再送回数設定手段
70 送信ファイル圧縮手段
80 再生終了時間算出手段
90 仮説生成手段
100 仮説統合手段
110 仮説選択手段
f1,f2,f3,f4,f5 音声ファイル
f1END,f2END,f3END,f4END,f5END 音声ファイルの再生終了時間
Claims (5)
- データ放送コンテンツを構成する複数のファイルを、データ放送によって、予め定められた順序に従って所定の伝送帯域でファイル受信装置に送信するファイル送信装置であって、
前記ファイル受信装置に送信しようとする送信予定ファイルのそれぞれの容量を前記伝送帯域で除算することで、前記ファイル受信装置に対して前記送信予定ファイルの送信を開始してから当該送信予定ファイルの送信が完了するまでの時間である送信時間を予め算出する送信時間算出手段と、
前記ファイル受信装置に既に送信した送信完了ファイルのそれぞれの再生時間を積算した時間から、前記ファイル受信装置に最初に送信した前記送信完了ファイルの送信完了からの経過時間を減算することで、前記送信完了ファイルの残りの再生時間を合計した残再生時間を推定する残再生時間推定手段と、
前記ファイル受信装置のバッファ容量に基づいて予め定められた閾値を記憶するとともに、前記送信予定ファイルおよび前記送信完了ファイルを記憶する記憶手段と、
前記残再生時間から前記送信時間を減算した時間を前記閾値と比較し、当該閾値以上であれば前回送信した前記送信完了ファイルを前記記憶手段から選択し、当該閾値未満であれば次回送信すべき前記送信予定ファイルを前記記憶手段から選択する送信ファイル選択手段と、
前記送信ファイル選択手段によって選択された前記送信完了ファイルまたは前記送信予定ファイルを前記ファイル受信装置に送信するファイル送信手段と、
を備えることを特徴とするファイル送信装置。 - 前記ファイル受信装置に前回送信した前記送信完了ファイルを再送する回数である再送回数を設定する再送回数設定手段をさらに備え、
前記送信ファイル選択手段は、前記再送回数を満たすまで前回送信した前記送信完了ファイルを選択することを特徴とする請求項1に記載のファイル送信装置。 - データ放送コンテンツを構成する複数のファイルを、データ放送によって、予め定められた順序に従って所定の伝送帯域でファイル受信装置に送信するファイル送信装置であって、
前記ファイル受信装置に前回送信した送信完了ファイルを再送する回数である再送回数を設定する再送回数設定手段と、
前記ファイル受信装置に送信しようとする送信予定ファイルのそれぞれの容量を前記伝送帯域で除算することで、前記ファイル受信装置に対して前記送信予定ファイルの送信を開始してから当該送信予定ファイルの送信が完了するまでの時間である送信時間を予め算出する送信時間算出手段と、
前記ファイル受信装置に既に送信した前記送信完了ファイルのそれぞれの再生時間を積算した時間から、前記ファイル受信装置に初めて送信した前記送信完了ファイルの送信完了からの経過時間を減算することで、前記送信完了ファイルの残りの再生時間を合計した残再生時間を推定する残再生時間推定手段と、
前記残再生時間から次回送信すべき前記送信予定ファイルの送信時間を減算した値を、前記再送回数で除算することで、前記残再生時間内で前記送信完了ファイルを再送する際の送信時間を算出し、当該送信時間未満となるように、前記送信完了ファイルを圧縮する送信ファイル圧縮手段と、
前記ファイル圧縮手段によって圧縮された前記送信完了ファイルを前記ファイル受信装置に送信するファイル送信手段と、
を備えることを特徴とするファイル送信装置。 - データ放送コンテンツを構成する複数のファイルを、データ放送によって、予め定められた順序に従って所定の伝送帯域でファイル受信装置に送信するファイル送信装置であって、
前記ファイル受信装置に送信しようとする送信予定ファイルのそれぞれの容量を前記伝送帯域で除算することで、前記ファイル受信装置に対して前記送信予定ファイルの送信を開始してから当該送信予定ファイルの送信が完了するまでの時間である送信時間を予め算出する送信時間算出手段と、
前記ファイル受信装置に最初に送信しようとする前記送信予定ファイルの送信時間に、当該送信予定ファイルのそれぞれの再生時間を加算することで、前記送信予定ファイルのそれぞれの再生終了時間を算出する再生終了時間算出手段と、
前記送信予定ファイルのそれぞれの前記送信時間が、当該送信予定ファイルのそれぞれの再生終了時間を超えない範囲内において、前記送信予定ファイルのそれぞれを繰り返し送信する組み合わせを仮説として複数生成する仮説生成手段と、
前記仮説生成手段で生成した複数の前記仮説のうち、同じ時間に同じ前記送信予定ファイルの送信が完了する仮説が複数存在する場合、前記送信予定ファイルのそれぞれの送信回数を乗算した値が最も大きい仮説を残す仮説統合手段と、
前記仮説統合手段によって残された前記仮説のうち、前記送信予定ファイルのそれぞれの送信回数を乗算した値が最も大きい仮説を選択する仮説選択手段と、
前記仮説選択手段によって選択された前記仮説から前記送信予定ファイルのそれぞれの送信回数を抽出し、前記送信予定ファイルのそれぞれを当該送信回数だけファイル受信装置に送信するファイル送信手段と、
を備えることを特徴とするファイル送信装置。 - データ放送コンテンツを構成する複数のファイルを、データ放送によって、予め定められた順序に従って所定の伝送帯域でファイル受信装置に送信するために、コンピュータを、
前記ファイル受信装置に送信しようとする送信予定ファイルのそれぞれの容量を前記伝送帯域で除算することで、前記ファイル受信装置に対して前記送信予定ファイルの送信を開始してから当該送信予定ファイルの送信が完了するまでの時間である送信時間を予め算出する送信時間算出手段、
前記ファイル受信装置に既に送信した送信完了ファイルのそれぞれの再生時間を積算した時間から、前記ファイル受信装置に最初に送信した前記送信完了ファイルの送信完了からの経過時間を減算することで、前記送信完了ファイルの残りの再生時間を合計した残再生時間を推定する残再生時間推定手段、
前記残再生時間から前記送信時間を減算した時間を、ファイル受信装置のバッファ容量に基づいて予め定められた閾値と比較し、当該閾値以上であれば、前記送信完了ファイルおよび前記送信予定ファイルを記憶する記憶手段から前回送信した前記送信完了ファイルを選択し、当該閾値未満であれば、前記記憶手段から次回送信すべき前記送信予定ファイルを選択する送信ファイル選択手段、
前記送信ファイル選択手段によって選択された前記送信完了ファイルまたは前記送信予定ファイルを前記ファイル受信装置に送信するファイル送信手段、
として機能させることを特徴とするファイル送信プログラム。
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Citations (2)
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JP2010141624A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | データ放送送信装置 |
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