JP2012018845A - Led照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電解コンデンサを用いることなく整流された整流波形電圧を所要に降圧および昇圧しLED照明装置の長寿命化を実現する。
【解決手段】 LED10を用いた照明負荷2と、交流電圧を整流して整流波形電圧V1に変換する整流回路3と、整流波形電圧V1を平滑して直流電圧V2に変換し照明負荷2に出力する平滑回路4と、を有するLED照明装置1において、平滑回路4は、整流回路2の出力側に接続された第1のスイッチ15と、第1のスイッチ15のオンオフ動作を制御し、整流波形電圧V1を降圧する降圧制御手段38と、第1のスイッチ15の出力側に接続されたインダクタ16と、インダクタ16の出力側に接続された第2のスイッチ24と、第2のスイッチ24のオンオフ動作を制御し整流波形電圧V1を昇圧する昇圧制御手段39と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、LED照明装置に関し、特に、電解コンデンサを用いることなく整流波形電圧を所要に降圧および昇圧して直流電圧とし照明負荷に供給するLED照明装置に関する。
近年、LED(発光ダイオード)を光源とするLED照明装置が多く使用されてきている。このLED照明装置は、例えば、商用交流電源からの出力を整流しつつ所要に降圧するとともに、コンデンサを用いて平滑化することにより直流電圧の脈動を少なくする等、整流された直流電圧を所要に降圧および昇圧してLEDを用いた照明負荷に供給している。このようなLED照明装置は例えば特許文献1に開示される技術が参照される。
特許第4249178号公報
ところで、上述したLED照明装置のコンデンサには例えば電解コンデンサが採用される。この電解コンデンサは平滑効果が大きい反面、電解液の劣化の問題があり、LED照明装置に採用した場合、光源のLEDよりも寿命が短く、その交換時期を早めてコスト高になる等、LED照明装置の普及拡大に大きな障害となっていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、電解コンデンサを用いることなく整流波形電圧を所要に降圧および昇圧して直流電圧とし照明負荷に供給することにより、長寿命化を実現することができるLED照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、LED照明機器に係る請求項1の発明は、LEDを用いた照明負荷と、交流電源から入力した交流電圧を整流して整流波形電圧に変換する整流回路と、該整流回路により整流された整流波形電圧を平滑して所要の直流電圧に変換し前記照明負荷に出力する平滑回路と、を有するLED照明装置において、前記平滑回路は、前記整流回路の出力側に接続された第1のスイッチと、前記第1のスイッチの出力側に接続されたインダクタと、該インダクタの出力側に接続された第2のスイッチと、を含み、所定の制御信号を出力して前記第1のスイッチのオンオフ動作を制御し、前記整流波形電圧を降圧する降圧制御手段と、所定の制御信号を出力して前記第2のスイッチのオンオフ動作を制御し、前記整流波形電圧を昇圧する昇圧制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、平滑回路は、整流回路の出力側に接続された第1のスイッチと、第1のスイッチの出力側に接続されたインダクタと、インダクタの出力側に接続された第2のスイッチと、を含み、所定の制御信号を出力して第1のスイッチのオンオフ動作を制御し、整流波形電圧を降圧する降圧制御手段と、所定の制御信号を出力して第2のスイッチのオンオフ動作を制御し、整流波形電圧を昇圧する昇圧制御手段と、を有することとしたので、第1のスイッチのオンオフ動作を制御して整流波形電圧を所要に降圧するとともに、第2のスイッチのオンオフ動作を制御して整流波形電圧を所要に昇圧し照明負荷に印加される直流電圧の脈動を少なくすることができる。これにより、電解コンデンサを用いることなく整流された整流波形電圧を所要に降圧および昇圧して照明負荷に供給することができ、LED照明装置の長寿命化を実現することができる。
ここで、前記整流波形電圧が所定の電圧設定値よりも大きいときに降圧サイクルと判断し、前記整流波形電圧が前記電圧設定値よりも小さいときに昇圧サイクルと判断する判断手段を有することとすれば、上記した整流波形電圧の降圧制御および昇圧制御を確実に行うことができる(請求項2)。
すなわち、前記降圧制御手段は、前記降圧サイクル中において、前記電圧設定値に基づいて前記第1のスイッチをオンとする信号およびオフとする信号を所定の周期で繰り返し発生する第1の信号発生回路とし、前記整流波形電圧を前記電圧設定値に制御するとともに、前記昇圧制御手段は、前記昇圧サイクル中において、前記電圧設定値に基づいて前記第2のスイッチをオンとする信号およびオフとする信号を所定の周期で繰り返し発生する第2の信号発生回路とし、前記整流波形電圧を前記電圧設定値に制御することとすれば、整流波形電圧が電圧設定値よりも大きいときに第1のスイッチをオンオフ動作させて整流波形電圧を確実に降圧して所定の電圧設定値に制御し、かつ、整流波形電圧が電圧設定値よりも小さいときに第2のスイッチをオンオフ動作させて整流波形電圧を確実に昇圧して所定の電圧設定値に制御することができる(請求項3)。
前記照明負荷における電流を検出する電流検出手段と、該電流検出手段により検出された電流と所望の電流設定値との差を演算するとともに、該差に基づいて前記電圧設定値を演算する電圧設定値演算手段と、を有し、前記第1の信号発生回路および前記第2の信号発生回路は、前記電圧設定値演算手段により演算された電圧設定値に基づいて前記信号におけるオンパルス幅およびオフパルス幅を設定することとすれば、照明負荷における電流を所望の電流設定値に確実に設定することができる(請求項4)。
前記電流検出手段により検出された電流と前記電流設定値との大小関係を比較する第1の比較手段と、前記照明負荷に出力された直流電圧を検出する電圧検出手段と、を有し、前記電圧設定値演算手段は、前記検出された電流と前記電流設定値が等しいときは前記電圧検出手段により検出された前記直流電圧を前記電圧設定値とし、前記検出された電流と前記電流設定値が異なるときは前記電流検出手段により検出された電流と所望の電流設定値との差に基づいて電圧補正量を演算し、前記検出された電流が前記電流設定値よりも大きいときは前記検出された直流電圧から前記電圧補正量を減じて前記電圧設定値とし、前記検出された電流が前記電流設定値よりも小さいときは前記検出された直流電圧に前記電圧補正量を加えて前記電圧設定値とすることとすれば、照明負荷における電流と所望の電流設定値との差を確実に解消することができ、更に確実に照明負荷における電流を所望の電流設定値に設定することができる(請求項5)。
前記整流波形電圧を検出する電圧検出手段を有し、前記第1の信号発生回路は、前記電圧検出手段により検出された整流波形電圧に対する前記電圧設定値の比に基づいてオンパルス幅およびオフパルス幅を設定することとすれば、電圧設定値に基づきつつも整流波形電圧の変動をも考慮してオンパルス幅およびオフパルス幅を設定することができるので、降圧サイクル中における電圧制御の制御性を向上させることができる(請求項6)。
前記第2の信号発生回路は、前記電圧検出手段により検出された整流波形電圧に対する前記電圧設定値と前記検出された整流波形電圧との差の比に基づいてオンパルス幅およびオフパルス幅を設定することとすれば、電圧設定値に基づきつつも整流波形電圧の変動をも考慮してオンパルス幅およびオフパルス幅を設定することができるので、昇圧サイクル中における電圧制御の制御性を向上させることができる(請求項7)。
前記第1の信号発生回路および前記第2の信号発生回路は、前記信号の1周期ごとに前記比を演算して前記オンパルス幅および前記オフパルス幅を設定することとすれば、電圧制御の制御性を更に向上させることができる(請求項8)。
前記第1のスイッチの出力側と前記インダクタ間の接続と、前記照明負荷の出力側と、を該照明負荷の出力側から前記接続に至る電流を流すダイオードを介して接続することとすれば、例えば降圧サイクル中において、第1のスイッチがオフされて整流回路と照明負荷との接続が遮断された場合にあっても、前記ダイオードが作用してインダクタに蓄積された電磁エネルギーに基づく電圧が照明負荷に印加される。これにより、降圧サイクル中における第1のスイッチのオフ動作による電圧の落ち込みを改善することができる(請求項9)。
前記ダイオードに代えて第3のスイッチを備えるとともに、前記降圧制御手段が、前記降圧サイクル中に前記第1のスイッチをオフとする信号を発生しているときに、前記第3のスイッチをオンとする信号を発生する第3の信号発生回路を有することとすれば、ダイオードによりも電圧降下が小さくなるので、降圧サイクル中における第1のスイッチのオフによる電圧の落ち込みをより一層改善することができる(請求項10)。
前記第3の信号発生回路は、前記第3のスイッチをオンからオフに切り換えるタイミングを前記第1のスイッチをオフからオンにするタイミングよりも所定時間遅く設定するとともに、前記第3のスイッチをオフからオンに切り換えるタイミングを前記第1のスイッチをオンからオンにするタイミングよりも所定時間速く設定することとすれば、第1のスイッチがオフされている期間において変動の少ない滑らかな電圧波形を得ることができる(請求項11)。
前記第1のスイッチ乃至前記第3のスイッチは、MOSFETとすれば、各スイッチング動作の制御性を向上させることができる(請求項12)。
前記整流回路、前記交流電圧を整流する整流器を有し、該整流器と前記第1のスイッチとの間に電解コンデンサを除くコンデンサからなる第1のコンデンサを接続することとすれば、装置の寿命を短くすることなく整流波形電圧を更に所要に昇圧して直流電圧の脈動を更に少なくすることができる(請求項13)。
前記インダクタと前記照明負荷との間に電解コンデンサを除くコンデンサからなる第2のコンデンサを接続することとすれば、更に一層脈動を少なくすることができる(請求項14)。
なお、前記第1のコンデンサおよび前記第2のコンデンサは、フィルムコンデンサまたはセラミックコンデンサとすることができる(請求項15)。
本発明によれば、電解コンデンサを用いることなく整流波形電圧を所要に降圧および昇圧して直流電圧とし照明負荷に供給することにより、長寿命化を実現することができる。
本発明の実施形態に係るLED照明装置の全体構成を示す回路図である。 LED照明装置における電圧波形を示す図である。 制御器の構成を示すブロック図である。 降圧制御手段の詳細を示すブロック図である。 降圧サイクルおよび昇圧サイクルにおけるゲート信号を示す図である。 昇圧制御手段の詳細を示すブロック図である。 LED照明装置における制御動作を説明するための第1のフローチャートである。 LED照明装置における制御動作を説明するための図8に続く第2のフローチャートである。 第2のダイオードによる昇圧効果を説明するための図である。 LED照明装置における制御動作を説明するための図8に続く第3のフローチャートである。 本発明の応用例に係るLED照明装置の全体構成を示す回路図である。 本発明の応用例に係る制御器のブロック図である。 本発明の応用例に係るゲート信号を示す図である。 本発明の応用例に係る電圧波形を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施形態を示すLED照明装置の全体構成を示す回路図である。同図を参照してLED照明装置1の概要を説明すると、LED照明装置1は、複数のLED10,…,10を用いた照明負荷2(以下、単に照明負荷2とする)と、照明負荷2と交流電源11との間に接続された整流回路3および平滑回路4と、を有しており、整流回路3により交流電源11から入力した交流電圧を所要に整流して整流波形電圧に変換し、平滑回路4により整流波形電圧を所要に平滑して直流電圧に変換し照明負荷2に出力する。
ここで、整流回路3は、整流器12および第1のコンデンサ22を含むとともに、平滑回路4は、MOSFETスイッチングトランジスタからなる第1のスイッチ15(以下、第1のスイッチ15は第1のMOSFETスイッチングトランジスタ15または単に第1のMOSFET15とする)、インダクタ16、MOSFETスイッチングトランジスタからなる第2のスイッチ24(以下、第2のスイッチ24は第2のMOSFETスイッチングトランジスタ24または単に第2のMOSFET24とする)、第2のコンデンサ25、第1のダイオード17、および第2のダイオード23を含み、整流器12の出力側Aと照明負荷2の入力側Bとは第1の接続13により接続され、照明負荷2の出力側Cと整流器12の入力側Dとは第2の接続14により接続されている。
すなわち、第1の接続13には、第1のMOSFET15と、インダクタ16と、第1のダイオード17と、が備えられており、第1のMOSFET15は整流器12の出力側Aに接続され、インダクタ16は第1のMOSFET15の出力側に接続され、第1のダイオード17はインダクタ16の出力側に接続され、第1のMOSFET15、インダクタ16、および第1のダイオード17は、整流器12の出力側Aと照明負荷2の入力側Bとの間に順に備えられている。第1のダイオード17は、インダクタ16から照明負荷2の入力側Bに至る方向の電流を流すように接続されている。
ここで、LED照明装置1は、更に照明負荷2に対して並列の接続である第3の接続18乃至第6の接続21を有しており、第3の接続18乃至第6の接続21は、整流器12と照明負荷2との間に順に備えられている。
すなわち、第3の接続18は、第1の接続13のうち整流器12の出力側Aから第1のMOSFET15の入力側に至る接続と、第2の接続14と、を結ぶ接続であり、第3の接続18に第1のコンデンサ22が備えられている。この第1のコンデンサ22には、フィルムコンデンサやセラミックコンデンサ等の電解コンデンサを除く各種のコンデンサが採用される。
第4の接続19は、第1の接続13のうち第1のMOSFET15の出力側からインダクタ16の入力側に至る接続と、第2の接続14と、を結ぶ接続であり、第4の接続19に第2のダイオード23が備えられている。この第2のダイオード23は第2の接続14から第1の接続13に至る方向の電流を流すように接続されている。第2のダイオード23は、フリーホイールダイオードとして機能する。
第5の接続20は、第1の接続13のうちインダクタ16の出力側から第1のダイオード17の入力側に至る接続と、第2の接続14と、を結ぶ接続であり、第5の接続20に第2のMOSFET24が備えられている。
第6の接続21は、第1の接続13のうち第1のダイオード17の出力側から照明負荷2の入力側Bに至る接続と、第2の接続14と、を結ぶ接続であり、第6の接続21に第2のコンデンサ25が備えられている。この第2のコンデンサ25には、フィルムコンデンサやセラミックコンデンサ等の電解コンデンサを除く各種のコンデンサが採用される。
このようにLED照明装置1を構成することで、図2に示すように、交流電源11から出力された交流電圧(図2(a))は、整流器12により全波整流されて整流波形電圧に変換され(図2(b))、次いで、第1のコンデンサ22により所要に平滑化されて整流波形電圧の脈動が小さくなり(図2(c))、続いて、所定の降圧サイクル中において、第1のMOSFET15のオンオフ動作を行うことにより整流波形電圧が所要に降圧され(図2(d))、次いで、所定の昇圧サイクル中において、第2のMOSFET24のオン動作を行うことによりインダクタ16にエネルギーが蓄積され、オフ動作を行うことによりその蓄積されたエネルギーが第2のコンデンサ25へ移ることにより所要に昇圧されて整流波形電圧の脈動が更に小さくなる(図2(e))等、整流波形電圧を所要に降圧および昇圧することにより平滑化して直流電圧に変換し照明負荷2に印加することができる。
LED照明装置1には、上記した第1のMOSFET15および第2のMOSFET24のオンオフ動作を所要に制御するための制御器30が備えられている。図3に示すように、制御器30は、第1の電圧検出手段31、第2の電圧検出手段32、電流検出手段33、判断手段34、第1の比較手段35、電圧設定値演算手段36、第2の比較手段37、降圧制御手段38、および昇圧制御手段39を有する。
第1の電圧検出手段31は、整流波形電圧V1つまり第1のMOSFET15の入力側に印加される整流波形電圧V1を検出する手段である。第2の電圧検出手段32は、第2のコンデンサ25による平滑後の直流電圧V2つまり照明負荷2に印加される直流電圧V2を検出する手段である。電流検出手段33は、照明負荷2の出力側における直流電流Iを検出する手段である。
判断手段34は、所定の電圧設定値Vrefを記憶するとともに、第1の電圧検出手段31により検出された整流波形電圧V1を入力して整流波形電圧V1と電圧設定値Vrefとを比較し、検出された整流波形電圧V1が電圧設定値Vref以上のとき、つまり整流波形電圧V1が電圧設定値Vrefよりも大きいときに降圧サイクルと判断し、検出された整流波形電圧V1が電圧設定値Vrefよりも小さいときに昇圧サイクルと判断する手段である。なお、判断手段34においては、後述の如く電圧設定値演算手段36により電圧設定値Vrefが演算され判断手段34に送信されるごとに記憶する電圧設定値Vrefを最新の電圧設定値Vrefに書き換える。
第1の比較手段35は、所望の電流設定値Irefを記憶するとともに、電流検出手段33により検出された直流電流Iを入力して、該直流電流Iと所望の電流設定値Irefとの大小関係を比較する手段である。なお、電流設定値Irefは、照明負荷2における照度が適切に維持されるように設定される。
電圧設定値演算手段36は、第1の比較手段35による比較結果および第2の電圧検出手段32により検出された直流電圧V2を入力し、該比較結果および直流電圧V2に基づいて電圧設定値Vrefを演算する手段であり、演算した電圧設定値Vrefを第2の比較手段37に一旦送信する。
すなわち、電圧設定値演算手段36は、検出された直流電流Iと所望の電流設定値Irefとが等しいときは、数1に示すように、検出された直流電圧V2を電圧設定値Vrefとし、該電圧設定値Vrefを第2の比較手段37に送信する。
一方、電圧設定値演算手段36は、検出された直流電流Iと所望の電流設定値Irefとが異なるときは、直流電流Iと電流設定値Irefとの差ΔIを演算するとともに、該差ΔIに基づいて電圧補正量ΔVを演算する。そして、電圧設定値演算手段36は、検出された直流電流Iが所望の電流設定値Irefよりも大きいときは、数2の如く検出された直流電圧V2から電圧補正量ΔVを減じて電圧設定値Vrefとし、検出された直流電流Iが所望の電流設定値Irefよりも小さいときは、数3の如く検出された直流電圧V2に電圧補正量ΔVを加えて電圧設定値Vrefとし、これら電圧設定値Vrefを第2の比較手段37に送信する。
[数1]
Vref=V2
[数2]
Vref=V2−ΔV
[数3]
Vref=V2+ΔV
第2の比較手段37は、照明負荷2において許容される最大の電圧Vmaxつまり耐電圧Vmaxを記憶するとともに、電圧設定値演算手段36により演算された電圧設定値Vrefを入力して、該電圧設定値Vrefと耐電圧Vmaxとの大小関係を比較する手段である。
すなわち、電圧設定値演算手段36は、数1乃至数3の如く演算された電圧設定値Vrefが耐電圧Vmax以上のとき、つまり電圧設定値Vrefが耐電圧Vmaxよりも大きいときは、第2の比較手段37より耐電圧Vmaxを入力するとともに、数4の如く耐電圧Vmaxを電圧設定値Vrefとし該電圧設定値Vrefを判断手段34、降圧制御手段38、および昇圧制御手段39に送信する。
一方、電圧設定値演算手段36は、数1乃至数3の如く設定された電圧設定値Vrefが耐電圧Vmaxよりも小さいときは数1乃至数3で得られた電圧設定値Vrefをそのまま電圧設定値Vrefとして採用し該電圧設定値Vrefを判断手段34、降圧制御手段38、および昇圧制御手段39に送信する。
つまり、電圧設定値演算手段36は、照明負荷2に印加される直流電圧V2が耐電圧Vmaxを超えない範囲内で、照明負荷2における直流電流Iと電流設定値Irefとの間に生じる差ΔIが解消されるように電圧設定値Vrefを演算し設定する。
[数4]
Vref=Vmax
降圧制御手段38は、第1の電圧検出手段31により検出された整流波形電圧V1、第2の電圧検出手段32により検出された直流電圧V2、および電圧設定値演算手段36により演算された電圧設定値Vrefを入力して、該入力に基づいて所定の制御信号つまりゲート信号を出力し、第1のMOSFET15のオンオフを制御して整流波形電圧V1を所要に降圧する手段である。
すなわち、降圧制御手段38は、図4に示すように、所定の偏差を演算する第1の偏差演算部38aと、第1の偏差演算部38aにより演算された偏差に基づいて所定のDuty1を演算する第1のDuty演算部38bと、第1のDuty演算部38bにより演算されたDuty1に基づいて所定のゲート信号を発生する第1のゲート信号発生部38cと、を含み、図5に示すように、降圧サイクル中において、第1のMOSFET15をオンとするゲート信号およびオフとするゲート信号つまり第1のゲート信号G1を所定の周期で繰り返し発生する手段であり、第1のゲート信号発生回路38として機能する(以下、降圧制御手段38は第1のゲート信号発生回路38とする)。
つまり、第1のゲート信号発生回路38は、第1の電圧検出手段31により検出された整流波形電圧V1、第2の電圧検出手段32により検出された直流電圧V2、および電圧設定値演算手段36により演算された電圧設定値Vrefに基づいて、より詳しくは、第1の偏差演算部38aにより演算された電圧設定値Vrefと検出された直流電圧V2との間の偏差(Vref−V2)と、第1の電圧検出手段31により検出された整流波形電圧V1に対する電圧設定値演算手段36により演算された電圧設定値Vrefの比(Vref/V1)と、所定のゲインK1と、に基づいて第1のDuty演算部38bにより数5の如く演算されたDuty1に応じて、第1のゲート信号G1におけるオンパルス幅およびオフパルス幅を適宜変調しつつ設定するパルス幅変調回路つまりPWM回路である。この第1のゲート信号発生回路38は、第1のゲート信号G1を、オンからオフにするタイミングおよびオフからオンにするタイミングを適宜演算しながら発生させている。なお、ゲインK1の値は検出回路の分圧比等によって適宜設定される。
[数5]
Duty1=(Vref−V2)×(Vref/V1)×K1
このように第1のゲート信号発生回路38を構成することにより、例えば、V1が相対的に大きいとき、つまり降圧量が相対的に大きくなるときは、Vref/V1は相対的に小さくなり、このVref/V1に応じてオンパルス幅は小さく、かつ、オフパルス幅は大きく設定される。また、V1が相対的に小さいとき、つまり降圧量が相対的に小さいときは、Vref/V1は相対的に大きくなり、このVref/V1に応じてオンパルス幅は大きく、かつ、オフパルス幅は小さく設定される。更に、直流電圧V2と電圧設定値Vrefとの間に偏差(Vref−V2)を生ずる場合にあっても直流電圧V2をフィーバックしつつ偏差(Vref−V2)が解消されるようにオンパルス幅およびオフパルス幅が設定される。
ここで、第1のゲート信号G1は1回のオンオフを1周期ΔS1とし、第1のゲート信号発生回路38は、第1のゲート信号G1の1周期ΔS1ごとに数5の演算を行いつつオンパルス幅およびオフパルス幅を設定する。この第1のゲート信号G1の周波数は、インダクタ16のインダクタンスをL、第2のコンデンサ25の静電容量をCとしたとき、数6に示すインダクタ16および第2のコンデンサ25がもたらす共振周波数Fの例えば100倍以上に設定されるのが望ましい。
Figure 2012018845
なお、制御器30は所定のクロックを含み、図5に示すように、第1のゲート信号発生回路38による降圧制御は、前の制御時間において演算された電圧設定値Vrefに基づいて次の制御時間における第1のMOSFET15のスイッチング制御を行う構成としている。つまり、数1乃至数4に基づく電圧設定値Vrefの演算を前の制御時間(例えばtn−1)において検出された直流電流Iおよび直流電圧V2に基づいて行い、数5に基づくDuty1の演算を次の制御時間(例えばtn)において検出された整流波形電圧V1および直流電圧V2で行いつつ第1のゲート信号G1を発生させてスイッチング制御を行う構成としている。
昇圧制御手段39は、第1の電圧検出手段31により検出された整流波形電圧V1、第2の電圧検出手段32により検出された直流電圧V2、および電圧設定値演算手段36により演算された電圧設定値Vrefを入力して、所定の制御信号つまりゲート信号を出力し、第2のMOSFET24のオンオフを制御して整流波形電圧V1を所要に昇圧する手段である。
すなわち、昇圧制御手段39は、図6に示すように、所定の偏差を演算する第2の偏差演算部39aと、第2の偏差演算部39aにより演算された偏差に基づいて所定のDuty2を演算する第2のDuty演算部39bと、第2のDuty演算部39bにより演算されたDuty2に基づいて所定のゲート信号を発生する第2のゲート信号発生部39cと、を含み、図5に示すように、昇圧サイクル中において、第2のMOSFET24をオンとするゲート信号およびオフとするゲート信号つまり第2のゲート信号G2を所定の周期で繰り返し発生する手段であり、第2のゲート信号発生回路39として機能する(以下、昇圧制御手段39は第2のゲート信号発生回路39とする)。
つまり、第2のゲート信号発生回路39は、第1の電圧検出手段31により検出された整流波形電圧V1、第2の電圧検出手段32により検出された直流電圧V2、および電圧設定値演算手段36により演算された電圧設定値Vrefに基づいて、より詳しくは、第2の偏差演算部39aにより演算された電圧設定値Vrefと検出された直流電圧V2との間の偏差(Vref−V2)と、第1の電圧検出手段31により検出された整流波形電圧V1に対する電圧設定値演算手段36により演算された電圧設定値Vrefと検出された整流波形電圧V1との差の比{(Vref−V1)/V1}と、所定のゲインK2と、に基づいて第2のDuty演算部39bにより数7の如く演算されたDuty2に応じて、第2のゲート信号G2におけるオンパルス幅およびオフパルス幅を適宜変調しつつ設定するパルス幅変調回路つまりPWM回路である。この第2のゲート信号発生回路39は、第2のゲート信号G2を、オンからオフにするタイミングおよびオフからオンにするタイミングを適宜演算しながら発生させている。なお、ゲインK2の値は検出回路の分圧比等によって適宜設定される。
[数7]
Duty2=(Vref−V2)×{(Vref−V1)/V1}×K2
このように第2のゲート信号発生回路39を構成することにより、例えば、V1が相対的に大きいとき、つまり昇圧量が相対的に小さいときは、(Vref−V1)/V1は相対的に小さくなり、この(Vref−V1)/V1に応じてオンパルス幅は小さく、かつ、オフパルス幅は大きく設定される。また、V1が相対的に小さいとき、つまり昇圧量が相対的に大きいときは、(Vref−V1)/V1は相対的に大きくなり、この(Vref−V1)/V1に応じてオンパルス幅は大きく、かつ、オフパルス幅は小さく設定される。更に、直流電圧V2と電圧設定値Vrefとの間に偏差(Vref−V2)を生ずる場合にあっても直流電圧V2をフィーバックしつつ偏差(Vref−V2)が解消されるようにオンパルス幅およびオフパルス幅が設定される。
ここで、第2のゲート信号G2は1回のオンオフを1周期ΔS2とし、第2のゲート信号発生回路39は、第2のゲート信号G2の1周期ΔS2ごとに数7の演算を行いつつオンパルス幅およびオフパルス幅を設定する。
なお、図5に示すように、第2のゲート信号発生回路39による昇圧制御は、前の制御時間において演算された電圧設定値Vrefに基づいて次の制御時間における第2のMOSFET24のスイッチング制御を行う構成としている。つまり、数1乃至数4に基づく電圧設定値Vrefの演算を前の制御時間(例えばtm−1)において検出された直流電流Iおよび直流電圧V2に基づいて行い、数7に基づくDuty2の演算を次の制御時間(例えばtm)において検出された整流波形電圧V1および直流電圧V2で行いつつ第2のゲート信号G2を発生させスイッチング制御を行う構成としている。
次に図7乃至図10のフローチャートに基づいてLED照明装置1の制御器30による制御動作を詳細に説明する。
図7に示すように、まずステップS100において、第1の電圧検出手段31が整流波形電圧V1を検出すると、ステップS200において、判断手段34が検出された整流波形電圧V1を入力するとともに、該入力した整流波形電圧V1と電圧設定値Vrefとを比較し、整流波形電圧V1が電圧設定値Vref以上のときは降圧サイクルと判断してステップS300の制御動作を行い、整流波形電圧V1が電圧設定値Vrefよりも小さいときは昇圧サイクルと判断してステップS500の制御動作を行い、ステップS700において、LED照明装置1が電源OFFとなるまで、このような降圧サイクルおよび昇圧サイクルを繰り返し行う。
ここで、ステップ300の降圧サイクルにおける制御動作の詳細は図8に基づいて次のように説明される。
すなわち、ステップS310において、第2の電圧検出手段32が照明負荷2に印加される直流電圧V2を検出し、かつ、電流検出手段33が照明負荷2の出力側における直流電流Iを検出すると、ステップS320において、第1の比較手段36が検出された直流電流Iを入力するとともに、該直流電流Iと電流設定値Irefとの大小関係を比較し、該比較結果を電圧設定値演算手段36に送信する。つまり、ステップS320において、第1の比較手段35が検出された直流電流Iと電流設定値Irefとが等しいことを確認したときは、ステップS330において、電圧設定値演算手段36が数1に基づいて検出された直流電圧V2を電圧設定値Vrefとし、該電圧設定値Vrefを第2の比較手段37に送信する。
一方、ステップS320において、第1の比較手段35が検出された直流電流Iと電流設定値Irefとが異なることを確認し、更に、ステップS340において、第1の比較手段35が検出された直流電流Iが電流設定値Irefより大きいことを確認したときは、ステップS350において、電圧設定値演算手段36が検出された直流電流Iと電流設定値Irefとの差ΔIを演算するとともに、該ΔIに基づいて電圧補正値ΔVを演算し、更に、数2の如く検出された直流電圧V2から電圧補正値ΔVを減じて電圧設定値Vrefとし、該電圧設定値Vrefを第2の比較手段37に送信する。
ステップS340において、第1の比較手段35が検出された直流電流Iが電流設定値Irefより小さいことを確認したときは、ステップS360において、電圧設定値演算手段36が検出された直流電流Iと電流設定値Irefとの差ΔIを演算するとともに、該ΔIに基づいて電圧補正量ΔVを演算し、更に、数3の如く検出された直流電圧V2に電圧補正量ΔVを加えて電圧設定値Vrefとし、該電圧設定値Vrefを第2の比較手段37に送信する。
次いで、第2の比較手段37が、ステップ330、ステップS350、またはステップS360において演算された電圧設定値Vrefと照明負荷2の耐電圧Vmaxとを比較し、第2の比較手段37が、電圧設定値Vrefが耐電圧Vmax以上であることを確認したときは、ステップS380において、電圧設定値演算手段36が耐電圧Vmaxを電圧設定値Vrefとして、該電圧設定値Vrefを判断手段34および第1のゲート信号発生回路38に送信する。判断手段34は記憶された電圧設定値Vrefを電圧設定値演算手段36により送信された電圧設定値Vrefに書き換える。
一方、ステップS370において、第2の比較手段37が電圧設定値Vrefが耐電圧Vmaxよりも小さいことを確認したときは、ステップS390において、電圧設定値演算手段36が、ステップS330、ステップS350、またはステップS360において演算された電圧設定値Vrefをそのまま電圧設定値Vrefとして採用し、該電圧設定値Vrefを判断手段34および第1のゲート信号発生回路38に送信する。判断手段34は記憶された電圧設定値Vrefを電圧設定値演算手段36により送信された電圧設定値Vrefに書き換える。
次いで、ステップS400において、第1のゲート信号発生回路38が、ステップS380またはステップS390において演算された電圧設定値Vrefと検出された直流電圧V2との間の偏差(Vref−V2)と、検出された整流波形電圧V1に対するステップS380またはステップS390において演算された電圧設定値Vrefの比(Vref/V1)と、ゲインK1と、により数5の如くDuty1を演算するとともに、該Duty1に基づいて第1のゲート信号G1を生成して第1のMOSFET15に出力し第1のMOSFET15のオンオフを所要に制御する。なお、降圧サイクル中においては第2のMOSFET24は常時オフ状態となっている。
ここで、図9に示すように、降圧サイクル中において、第1のMOSFET15がオフされて整流器12と照明負荷2との間の接続が遮断される場合においても、第2のダイオード23が作用してインダクタンス16に蓄積された電磁エネルギーに基づく電圧が照明負荷2に印加される。これにより、降圧サイクル中における第1のMOSFET15のオフ動作による電圧の落ち込みを改善することができる。
続いて、ステップ500の昇圧サイクルにおける制御動作の詳細は図10に基づいて次のように説明される。
すなわち、ステップS510において、第2の電圧検出手段32が照明負荷2に印加される直流電圧V2を検出し、かつ、電流検出手段33が照明負荷2の出力側における直流電流Iを検出すると、ステップS520において、第1の比較手段35が検出された直流電流Iを入力するとともに、該直流電流Iと電流設定値Irefとの大小関係を比較し、該比較結果を電圧設定値演算手段36に送信する。つまり、ステップS520において、第1の比較手段35が検出された直流電流Iと電流設定値Irefとが等しいことを確認したときは、ステップS530において、電圧設定値演算手段36が数1に基づいて第3の電圧検出手段31により検出された直流電圧V2を電圧設定値Vrefとし、該電圧設定値Vrefを第2の比較手段37に送信する。
一方、ステップS520において、第1の比較手段35が検出された直流電流Iと電流設定値Irefとが異なることを確認し、更に、ステップS540において、第1の比較手段35が検出された直流電流Iが電流設定値Irefより大きいことを確認したときは、ステップS550において、電圧設定値演算手段36が検出された直流電流Iと電流設定値Irefとの差ΔIを演算するとともに、該ΔIに基づいて電圧補正値ΔVを演算し、更に、数2の如く検出された直流電圧V2から電圧補正値ΔVを減じて電圧設定値Vrefとし、該電圧設定値Vrefを第2の比較手段37に送信する。
ステップS540において、第1の比較手段35が検出された直流電流Iが電流設定値Irefより小さいことを確認したときは、ステップS560において、電圧設定値演算手段36が検出された直流電流Iと電流設定値Irefとの差ΔIを演算するとともに、該ΔIに基づいて電圧補正量ΔVを演算し、更に、数3の如く検出された直流電圧V2に電圧補正量ΔVを加えて電圧設定値Vrefとし、該電圧設定値Vrefを第2の比較手段37に送信する。
次いで、第2の比較手段37が、ステップ530、ステップS550、またはステップS560において演算された電圧設定値Vrefと照明負荷2の耐電圧Vmaxとを比較し、第2の比較手段37が、電圧設定値Vrefが耐電圧Vmax以上であることを確認したときは、ステップS580において、電圧設定値演算手段36が耐電圧Vmaxを電圧設定値Vrefとして、該電圧設定値Vrefを判断手段34および第2のゲート信号発生回路39に送信する。判断手段34は記憶された電圧設定値Vrefを電圧設定値演算手段36により送信された電圧設定値Vrefに書き換える。
一方、ステップS570において、第2の比較手段37が電圧設定値Vrefが耐電圧Vmaxよりも小さいことを確認したときは、ステップS590において、電圧設定値演算手段36が、ステップS530、ステップS550、またはステップS560において演算された電圧設定値Vrefをそのまま電圧設定値Vrefとして採用し、該電圧設定値Vrefを判断手段34および第2のゲート信号発生回路39に送信する。判断手段34は記憶された電圧設定値Vrefを電圧設定値演算手段36により送信された電圧設定値Vrefに書き換える。
次いで、ステップS600において、第2のゲート信号発生回路39が、ステップ580またはステップS590において演算された電圧設定値Vrefと検出された直流電圧V2との間の偏差(Vref−V2)と、検出された整流波形電圧V1に対するステップS580またはステップS590において演算された電圧設定値Vrefと検出された整流波形電圧V1との差の比({Vref−V1}/V1)と、ゲインK2と、により数7の如くDuty2を演算するとともに、該Duty2に基づいて第2のゲート信号G2を生成して第2のMOSFET24に出力し第2のMOSFET24のオンオフを所要に制御する。なお、昇圧サイクル中においては第1のMOSFET15は常時オン状態となっている。
以上説明したように本発明によれば、第1のゲート信号発生回路38により第1のMOSFETスイッチングトランジスタ15のオンオフ動作を制御して整流波形電圧V1を所要に降圧するとともに、第2のゲート信号発生回路39により第2のMOSFETスイッチングトランジスタ24のオン動作を行うことによりインダクタ16にエネルギーが蓄積され、オフ動作を行うことによりそのエネルギーが第2のコンデンサ25へ移り、整流波形電圧V1が所要に昇圧されて脈動を少なくすることができる。これにより、電解コンデンサを用いることなく整流波形電圧V1を所要に降圧および昇圧して直流電圧V2に変換しつつ照明負荷2に印加することができ、LED照明装置1の長寿命化を実現することができる。
また、判断手段34により整流波形電圧V1が電圧設定値Vrefよりも大きいときに降圧サイクルと判断し、整流波形電圧V1が電圧設定値Vrefよりも小さいときに昇圧サイクルと判断することとしたので、第1のゲート信号発生回路38における降圧制御および第2のゲート信号発生回路39における昇圧制御を確実に行うことができる。
更に、第1のゲート信号発生回路38は、降圧サイクル中において、電圧設定値Vrefに基づいて第1のMOSFET15をオンとするゲート信号およびオフとするゲート信号を繰り返し発生し、照明負荷2に印加される直流電圧V2を電圧設定値Vrefに制御するとともに、第2のゲート信号発生回路39は、昇圧サイクル中において、電圧設定値Vrefに基づいて第2のMOSFET24をオンとするゲート信号およびオフとするゲート信号を繰り返し発生して照明負荷2に印加される直流電圧V2を電圧設定値Vrefに制御することとしたので、降圧サイクル中および昇圧サイクル中ともに直流電圧V2を電圧設定値Vrefに確実に制御することができる。
また、照明負荷2における直流電流Iと所望の電流設定値Irefとの差ΔIに基づいて電圧設定値Vrefを演算する電圧設定値演算手段36を有し、第1のゲート信号発生回路38および第2のゲート信号発生回路39は、電圧設定値演算手段36により演算された電圧設定値Vrefに基づいて第1のゲート信号G1および第2のゲート信号G2におけるオンパルス幅およびオフパルス幅を設定することとしたので、照明負荷2における直流電流Iを所望の電流設定値Irefに確実に設定することができる。
より詳しくは、電圧設定値演算手段36は、照明負荷2における直流電流Iと電流設定値Irefが等しいときは照明負荷2に印加された直流電圧V2を電圧設定値Vrefとするとともに、直流電流Iと所望の電流設定値Irefとの差ΔIに基づいて電圧補正量ΔVを演算しつつ直流電流Iが電流設定値Irefよりも大きいときは直流電圧V2から電圧補正量ΔVを減じて電圧設定値Vrefとし、直流電流Iが電流設定値Irefよりも小さいときは直流電圧V2に電圧補正量ΔVを加えて電圧設定値Vrefとすることとしたので、照明負荷2における直流電流Iと所望の電流設定値Irefとの差を確実に解消することができる。
また、第1のゲート信号発生回路38において、第1のMOSFET15の入力側における整流波形電圧V1に対する電圧設定値Vrefの比に基づいて、第2のゲート信号発生回路39は、第1のMOSFET15の入力側における整流波形電圧V1に対する電圧設定値Vrefと第1のMOSFET15の入力側における整流波形電圧V1との差の比に基づいて、それぞれ第1のゲート信号G1および第2のゲート信号G2のオンパルス幅およびオフパルス幅を設定することとしたので、整流波形電圧V1の変動を考慮しつつオンパルス幅およびオフパルス幅が設定され、降圧サイクル中および昇圧サイクル中における電圧制御の制御性を向上させることができる。
更に、第1のゲート信号発生回路38および第2のゲート信号発生回路39は、第1のゲート信号G1および第2のゲート信号G2の各1周期ΔS1,ΔS2ごとに数5および数7に基づくDuty1,Duty2を演算して各1周期ΔS1,ΔS2ごとにオンパルス幅およびオフパルス幅を設定することとしたので、電圧制御の制御性を更に向上させることができる。
更に、電圧設定値演算手段36は、電圧設定値Vrefが耐電圧Vmaxよりも大きいときは耐電圧Vmaxを電圧設定値Vrefとすることとしたので、確実に照明負荷2に印加される直流電圧V2を照明負荷2の耐電圧Vmaxよりも小さく設定することができ、LED照明装置1の更なる長寿命化を実現することができる。
また、降圧制御および昇圧制御をMOSFETを用いて行うこととしたので、各スイッチング動作の制御性を向上させることができる。
更に、第1のコンデンサおよび第2のコンデンサはフィルムコンデンサやセラミックコンデンサ等の電解コンデンサを除く各種のコンデンサとすることとしたので、LED照明装置1の寿命を短くすることなく整流波形電圧V1が更に昇圧されて該電圧の脈動を少なくすることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変形実施または応用実施が可能であることは勿論である。
すなわち、図11乃至図14に示す本発明の応用例においては、第2のダイオード23に代えてMOSFETスイッチングトランジスタからなる第3のスイッチ26(以下、第3のスイッチ26は第3のMOSFET26とする)を備えることとするとともに(図11)、制御器30において、第1のゲート信号発生回路38が、降圧サイクル中に第1のMOSFET15をオフとするゲート信号を発生しているときに、第1のゲート信号発生回路38からの出力を受けて第3のMOSFET26をオンとするゲート信号を発生する第3のゲート信号発生回路40を有することとしている(図12、図13)。
つまり、MOSFETはダイオードと比較して低抵抗であり、図14に示すように、降圧サイクル中における第1のMOSFET15のオフによる電圧の落ち込みをより一層改善することができる。また、MOSFETを採用することでスイッチング動作の制御性も向上させることができる。
なお、図13に示すように、第3のゲート信号発生回路40は、第3のゲート信号G3をオンからオフに切り換えるタイミングを、第1のゲート信号G1をオフからオンにするタイミングよりも所定時間Δt1だけ僅かに遅く設定し、第3のゲート信号G3をオフからオンに切り換えるタイミングを、第1のゲート信号G1をオンからオフにするタイミングよりも所定時間Δt2だけ僅かに速く設定する。これにより、第1のゲート信号G1がオフされている期間において変動の少ない滑らかな電圧波形を得ることができる。上述の如く第1のゲート信号発生回路38はオンオフの切り換えタイミングを演算しつつ第1のゲート信号G1を発生させており、第3のゲート信号発生回路40は、第1のゲート信号発生回路38による切り換えタイミングの演算結果に基づき上記の如く所定時間Δt1またはΔt2ずらして第3のゲート信号G3のオンオフの切り換えタイミングを演算している。
また、上述した実施形態にあっては、第1のゲート信号発生回路38および第2のゲート信号発生回路39によるMOSFET15,24のスイッチング制御は、電圧設定値Vrefと検出された直流電圧V2との偏差(Vref−V2)をゲインK1,K2を用いつつフィードバック制御するP制御(比例制御)とすることとしているが、第1のゲート信号発生回路38および第2のゲート信号発生回路39を所要の構成としてスイッチング制御をPI制御やPID制御により行うこととしてもよい。
更に、上述した制御器30におけるクロックを更に細かく設定(例えば上述した実施形態の10倍またはそれ以上)して、一つ前のPWMの周期中において、電圧データ、電流データを加重平均やローパスフィルターなどでデジタル処理した後に所定の演算を行うこととするとデータの信頼性が上がりより好ましい。すなわち、上記の如く検出された電圧データおよび電流データをデジタル処理しつつ上記の如く所定のDuty1、Duty2を演算してゲート信号G1,G2を発生させてMOSFET15,24のスイッチング制御を行うこととすれば、更に一層スイッチングの制御性を向上させることができるので好ましい。
なお、上述した実施形態にあっては、電圧設定値演算手段36における数1乃至数4に基づく電圧設定値Vrefの演算を前の制御時間(n−1またはm−1)において検出された直流電流Iおよび直流電圧V2により行い、ゲート信号発生回路38,39におけるMOSFET15,24のスイッチング制御つまり数5および数7に基づくDuty1およびDuty2の演算を次の制御時間(nまたはm)において検出された整流波形電圧V1および直流電圧V2により行うこととしているが、例えば制御時間を適宜設定する等して電圧設定値Vrefの演算とDuty1およびDuty2の演算とを同じ制御時間で行うこととした場合は、電圧設定値Vrefと直流電圧V2との間の偏差は、上述した所望の電流設定値Irefと検出された直流電流Iとの差ΔIに基づいて得られる電圧補正量ΔVと等しくなり、以下の数8および数9によりゲート信号発生回路38,39においてDuty1およびDuty2が演算されMOSFET15,24のスイッチング制御が行われることは言うまでもない。
[数8]
Duty1=(±ΔV)×(Vref/V1)×K1
[数9]
Duty2=(±ΔV)×{(Vref−V1)/V1}×K2
本発明は、LED照明装置において、電解コンデンサを用いることなく整流波形電圧を所要に降圧および昇圧する場合に役立つ。
1:LED照明装置
2:照明負荷
3:整流回路
4:平滑回路
10:LED
11:交流電源
12:整流器
13:第1の接続
14:第2の接続
15:第1のスイッチ(第1のMOSFETスイッチングトランジスタ)
16:インダクタ
17:第1のダイオード
18:第3の接続
19:第4の接続
20:第5の接続
21:第6の接続
22:第1のコンデンサ
23:第2のダイオード
24:第2のスイッチ(第2のMOSFETスイッチングトランジスタ)
25:第2のコンデンサ
26:第3のスイッチ(第3のMOSFETスイッチングトランジスタ)
30:制御器
31:第1の電圧検出手段
32:第2の電圧検出手段
33:電流検出手段
34:判断手段
35:第1の比較手段
36:電圧設定値演算手段
37:第2の比較手段
38:第1のゲート信号発生回路(降圧制御手段)
38a:第1の偏差演算部
38b:第1のDuty演算部
38c:第1のゲート信号発生部
39:第2のゲート信号発生回路(昇圧制御手段)
39a:第2の偏差演算部
39b:第2のDuty演算部
39c:第2のゲート信号発生部
40:第3のゲート信号発生回路

Claims (15)

  1. LEDを用いた照明負荷と、交流電源から入力した交流電圧を整流して整流波形電圧に変換する整流回路と、該整流回路により整流された整流波形電圧を平滑して所要の直流電圧に変換し前記照明負荷に出力する平滑回路と、を有するLED照明装置において、
    前記平滑回路は、前記整流回路の出力側に接続された第1のスイッチと、前記第1のスイッチの出力側に接続されたインダクタと、該インダクタの出力側に接続された第2のスイッチと、を含み、
    所定の制御信号を出力して前記第1のスイッチのオンオフ動作を制御し、前記整流波形電圧を降圧する降圧制御手段と、所定の制御信号を出力して前記第2のスイッチのオンオフ動作を制御し、前記整流波形電圧を昇圧する昇圧制御手段と、を有することを特徴とするLED照明装置。
  2. 前記整流波形電圧が所定の電圧設定値よりも大きいときに降圧サイクルと判断し、前記整流波形電圧が前記電圧設定値よりも小さいときに昇圧サイクルと判断する判断手段を有することを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 前記降圧制御手段は、前記降圧サイクルにおいて、前記電圧設定値に基づいて前記第1のスイッチをオンとする信号およびオフとする信号を所定の周期で繰り返し発生する第1の信号発生回路とし、前記整流波形電圧を前記電圧設定値に制御するとともに、
    前記昇圧制御手段は、前記昇圧サイクルにおいて、前記電圧設定値に基づいて前記第2のスイッチをオンとする信号およびオフとする信号を所定の周期で繰り返し発生する第2の信号発生回路とし、前記整流波形電圧を前記電圧設定値に制御することを特徴とする請求項2に記載のLED照明装置。
  4. 前記照明負荷における電流を検出する電流検出手段と、
    該電流検出手段により検出された電流と所望の電流設定値との差を演算するとともに、該差に基づいて前記電圧設定値を演算する電圧設定値演算手段と、を有し、
    前記第1の信号発生回路および前記第2の信号発生回路は、前記電圧設定値演算手段により演算された電圧設定値に基づいて前記信号におけるオンパルス幅およびオフパルス幅を設定することを特徴とする請求項3に記載のLED照明装置。
  5. 前記電流検出手段により検出された電流と前記電流設定値との大小関係を比較する第1の比較手段と、
    前記照明負荷に出力された直流電圧を検出する電圧検出手段と、を有し、
    前記電圧設定値演算手段は、前記検出された電流と前記電流設定値が等しいときは前記電圧検出手段により検出された前記直流電圧を前記電圧設定値とし、
    前記検出された電流と前記電流設定値が異なるときは前記電流検出手段により検出された電流と所望の電流設定値との差に基づいて電圧補正量を演算し、
    前記検出された電流が前記電流設定値よりも大きいときは前記検出された直流電圧から前記電圧補正量を減じて前記電圧設定値とし、
    前記検出された電流が前記電流設定値よりも小さいときは前記検出された直流電圧に前記電圧補正量を加えて前記電圧設定値とすることを特徴とする請求項4に記載のLED照明装置。
  6. 前記整流波形電圧を検出する電圧検出手段を有し、
    前記第1の信号発生回路は、前記電圧検出手段により検出された整流波形電圧に対する前記電圧設定値の比に基づいてオンパルス幅およびオフパルス幅を設定することを特徴とする請求項5に記載のLED照明装置。
  7. 前記第2の信号発生回路は、前記電圧検出手段により検出された整流波形電圧に対する前記電圧設定値と前記検出された整流波形電圧との差の比に基づいてオンパルス幅およびオフパルス幅を設定することを特徴とする請求項6に記載のLED照明装置。
  8. 前記第1の信号発生回路および前記第2の信号発生回路は、前記信号の1周期ごとに前記比を演算して前記オンパルス幅および前記オフパルス幅を設定することを特徴とする請求項7に記載のLED照明装置。
  9. 前記第1のスイッチの出力側と前記インダクタ間の接続と、前記照明負荷の出力側と、を該照明負荷の出力側から前記接続に至る電流を流すダイオードを介して接続することを特徴とする請求項8に記載のLED照明装置。
  10. 前記第2のダイオードに代えて第3のスイッチを備えるとともに、
    前記降圧制御手段が、前記降圧サイクル中に前記第1のスイッチをオフとする信号を発生しているときに、前記第3のスイッチをオンとする信号を発生する第3の信号発生回路を有することを特徴とする請求項9に記載のLED照明装置。
  11. 前記第3の信号発生回路は、前記第3のスイッチをオンからオフに切り換えるタイミングを前記第1のスイッチをオフからオンにするタイミングよりも所定時間遅く設定するとともに、前記第3のスイッチをオフからオンに切り換えるタイミングを前記第1のスイッチをオンからオンにするタイミングよりも所定時間速く設定することを特徴とする請求項10に記載のLED照明装置。
  12. 前記第1のスイッチ乃至前記第3のスイッチは、MOSFETとすることを特徴とする請求項11に記載のLED照明装置。
  13. 前記整流回路は、前記交流電圧を整流する整流器を有し、該整流器と前記第1のスイッチとの間に電解コンデンサを除くコンデンサからなる第1のコンデンサを接続することを特徴する請求項12に記載のLED照明装置。
  14. 前記インダクタと前記照明負荷との間に電解コンデンサを除くコンデンサからなる第2のコンデンサを接続することを特徴とする請求項13に記載のLED照明装置。
  15. 前記第1のコンデンサおよび前記第2のコンデンサは、フィルムコンデンサまたはセラミックコンデンサとすることを特徴とする請求項14に記載のLED照明装置。
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